JPH11103941A - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JPH11103941A
JPH11103941A JP26848297A JP26848297A JPH11103941A JP H11103941 A JPH11103941 A JP H11103941A JP 26848297 A JP26848297 A JP 26848297A JP 26848297 A JP26848297 A JP 26848297A JP H11103941 A JPH11103941 A JP H11103941A
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storage shelf
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Makoto Oyama
真 大山
Shigeru Shirai
白井  滋
Bunichi Shiba
文一 芝
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動式の収納棚において、使い勝手がよく、
狭い空間にも設置できる収納装置を実現することを課題
とする。 【解決手段】 支持基板8と、収納棚6と、支持基板8
に対して収納棚6を移動自在に支持する昇降支持機構7
と、収納棚6を支持基板8中に格納した状態と引き出し
た状態とで収納棚6の角度を変化させる棚角度傾斜手段
15とで構成され、平行リンク構成である昇降支持機構
7の旋回によって収納棚6は昇降するようにする。そし
て、棚角度傾斜手段15は収納棚6を支持基板8中に格
納した状態と引き出した状態とで収納棚6の角度を変化
させ、これによって収納棚6の引き出し時には収納物品
が目視しやすく、また出し入れしやすくなる。また、収
納棚を傾斜することにより収納装置の奥行きを小さくで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収納装置は特開平7−8
333号公報に記載されているものが知られている。こ
の収納装置は図6に示したように、収納凹部であるキャ
ビネット1と、収納棚本体2と、収納棚本体2を昇降さ
せるリンク機構3,4と、収納棚本体2に設けた棚板5
で構成されている。リンク機構3,4によって収納棚本
体2を下方に移動することができ、高所に設置した収納
棚本体2を手の届く低位置に移動して使用することがで
きる。これにより、棚板5上に収納した収納物品を容易
に出し入れすることができるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記する収納装置では、棚板5の角度はキャビネット1
中に格納されている状態でもキャビネット1中より引き
出された状態でも一定であった。このため、収納効率を
増加させるために棚板5の角度を水平とし、棚板5の間
隔を狭めた場合には、収納効率はよいものの、キャビネ
ット1中より引き出した状態で収納物品を目視しにく
く、取り出しにくいという課題があった。また、収納装
置全体の奥行き寸法Aが大きくなるとともに、棚板5を
引き出した状態も含めた設置に必要な前後の奥行き寸法
Bも大きくなってしまう。
【0004】一方、収納装置全体の奥行き寸法を小さく
するために棚板5の角度を傾斜させた場合にも、棚板5
の角度によっては収納物品が見難く、取り出しにくくな
るという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、支持基板と、収納棚と、支持基板に対して
収納棚を出入自在に支持する支持機構とを備え、収納棚
を支持基板中に格納した状態と支持基板中より引き出し
た状態とで収納棚の角度を変化させる棚角度傾斜手段を
設けたものである。
【0006】上記発明によれば、収納棚を支持基板中に
格納した状態と支持基板中より引き出した状態とで収納
棚の棚角度を変化させることができ、収納棚の間隔を狭
くした場合でも、収納物品を目視しやすくし、取り出し
やすくすることができる。また、支持基板中より収納棚
を取り出した場合、または支持基板中に収納棚を格納し
た場合のいずれかにおける収納棚を傾斜させることによ
り、または傾斜度を変化させることにより収納装置およ
び引き出した収納棚を含めた設置に必要な奥行き寸法を
小さくすることができ、幅の狭い空間にも収納装置の設
置が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、各請求項に記載した形
態とすることによって実施できるものである。すなわち
請求項1に記載のように、キャビネット等の支持基板
と、収納棚と、前記支持基板に対して前記収納棚を出入
自在に支持する支持機構と、前記収納棚を前記支持基板
中に格納した状態と引き出した状態とで収納棚の角度を
変化させる棚角度傾斜手段とを備える構成とすることに
より収納棚を支持基板中に格納した状態と支持基板中よ
り引き出した状態とで収納棚の棚角度を変化させること
ができるため、収納棚の間隔を狭め収納効率を向上させ
た場合においても、収納物品を見やすく、かつ取り出し
やすくすることができる。また、収納装置および支持基
板より引き出した収納棚を含めた装置の設置に必要な奥
行き寸法を小さくすることができ、幅の狭い空間にも設
置が可能となる。
【0008】また、請求項2に記載のように、支持基板
と、収納棚を収納するラック体と、前記支持基板に対し
て前記ラック体を出入自在に支持する支持機構とを備
え、前記ラック体を前記支持基板中に格納した状態と前
記支持基板中より引き出した状態とで前記ラック体内の
前記収納棚の角度を変化させる棚角度傾斜手段とを備え
る構成とすることにより、ラック体によって、移動部分
の剛性が増し、収納棚の支持基板への出入動作が円滑と
なる。また、収納物品の落下を防止することができる。
【0009】また、請求項3に記載のように、支持機構
は、支持基板に対して収納棚を昇降によって出入自在に
支持する昇降支持機構とすることにより、収納棚を下方
に移動させることができ、高所に設置した収納棚を手の
届く低位置に移動して使用することができ、収納した収
納物品を踏み台等を用いずに容易に出し入れすることが
できると同時に、請求項1の場合と同様の効果が得られ
る。
【0010】また、請求項4に記載のように、棚角度傾
斜手段は、収納棚を支持基板中に格納した状態で、収納
棚を傾斜させて保持する構成とすることにより、収納装
置自体の奥行きを小さくすることができ、幅の狭いとこ
ろにも設置が可能である。また、収納棚を支持基板中よ
り引き出した際には収納棚の角度は変化し、収納物品を
見やすく、また取り出し易い角度に回転することができ
る。このため、収納棚の格納状態では収納物品の取り出
しやすさ等を考慮する必要はない。
【0011】また、請求項5に記載のように、棚角度傾
斜手段は、収納棚を支持基板中に格納した状態で、収納
棚を略水平に保持する構成とすることにより、収納棚の
間隔次第では収納効率を高くできると同時に、引き出し
時には収納棚を傾斜することにより収納物品を目視しや
すく、かつ取り出し易くすることができる。
【0012】また、請求項6に記載のように、棚角度傾
斜手段は、収納棚の傾斜角度を調節する棚角度調節手段
を備えた構成とすることにより、収納部品の種類、形状
や使用形態にあわせて収納棚角度を調整することがで
き、収納物品の滑り落ち等の問題を解決することができ
る。また、これを調整することにより、奥行き寸法に違
いがある支持基板などのキャビネット内に同一の機構部
を用いることも可能である。
【0013】また、請求項7に記載のように、棚角度傾
斜手段は、収納棚の角度変化を調節する棚角度変化調節
手段を備えた構成とすることにより、収納棚を支持基板
中より引き出し状態での収納棚の角度を調整することが
でき、使用形態に応じた状態に設定することができる。
【0014】また、請求項8に記載のように、収納棚は
複数個とし、全ての収納棚の角度変化を連動させる棚連
動手段を備える構成とすることにより、一つの支持機構
あるいは昇降支持機構で複数の収納棚を同時に支持基板
に対して出入させることができ、収納空間を効率的に利
用することができる。
【0015】また、請求項9に記載のように、収納棚を
支持基板中に格納した状態における各収納棚の間隔より
も、収納棚を引出した状態の間隔を、少なくとも鉛直方
向に広げる鉛直間隔拡大手段を備えた構成とすることに
より、収納棚を支持基板中より引き出した際には各棚の
間隔を拡大して収納物品を取り出しやすくすることがで
きる。
【0016】また、請求項10に記載のように、収納棚
を支持基板中に格納した状態と支持基板中より引出した
状態における各収納棚の相対位置を、少なくとも水平方
向に変化させる水平位置変化手段を備える構成とするこ
とにより、収納物品が見やすくなり、取り出しやすくな
る。
【0017】また、請求項11に記載のように、支持機
構あるいは昇降支持機構の動作に対して作用するダンパ
等の緩衝装置を設置する構成とすることにより、収納棚
の移動時に収納棚が急激に移動することを防止し、収納
棚の角度変化と相まって衝撃等がより強く収納物品に加
わることなどを防止することができる。
【0018】また、請求項12に記載のように、支持機
構あるいは昇降支持機構の動作に対して作用するばね等
の弾性体を設ける構成とすることにより、収納棚を下方
に引き降ろした状態から押しもどす際に、楽に戻すこと
ができると同時に、収納棚の移動時に衝撃等が収納物品
に加わることを緩和することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける収納装置の概略図である。
【0021】図1において、収納棚6は昇降支持機構7
によってキャビネット等の支持基板8に支持されてい
る。ここで、昇降支持機構7は平行リンクの作用をする
2本の回転アーム9,10で構成されており、枢軸1
1,12で支持基板8に枢支され、枢軸13,14で収
納棚6に枢支されている。また、収納棚6が支持基板8
中に収納された時と引き出し時とで収納棚6の角度を変
化させる棚角度傾斜手段15を設けており、収納棚6を
支持基板8中に格納した状態では収納棚6を傾斜させ、
支持基板8中より引き出した状態では略水平に変化させ
る。また、収納棚6を複数個設置しており、棚連動手段
16によって各収納棚6は連動している。また、収納棚
6の傾斜角を調整する棚角度調整手段17と収納棚6の
傾斜角の変化量を調整する棚角度変化調節手段18を収
納棚6に対して設けている。さらに、昇降支持機構7で
ある回転アーム10の旋回に対して力を作用する緩衝装
置としての油圧ダンパ19と弾性体としての引っ張りば
ね20とを設置している。
【0022】次に動作、作用について説明すると、平行
リンク構成である昇降支持機構7の旋回によって収納棚
6は昇降するため、上部空間に設けた収納棚6を下方へ
引き降ろして利用することができ、踏み台等を使用せず
に物品の出し入れを容易に行うことができる。また、棚
角度傾斜手段15は収納棚6を支持基板8中に格納した
状態と支持基板8中より引き出した状態とで収納棚6の
角度は変化させるように作用し、図1で点線で示すよう
に支持基板8中に格納した時には収納棚6を傾斜させ、
図1で実線で示すように支持基板8中から引き出した際
には略水平としている。なお、この動きは棚連動手段1
6によりすべての収納棚6に連動している。収納棚6が
支持基板8中に格納された時には収納棚6は傾斜してい
ることから、収納装置自体の奥行き寸法Cを小さくする
ことができ、収納装置の省スペース化が図れ、狭い空間
への設置も可能となる。また、収納棚6を支持基板8中
より引き出した際には、収納棚6は略水平になることか
ら、収納棚6に載置された収納物品が見やすく、取り出
しやすくなる。
【0023】また、棚角度調整手段17を備えた場合に
は、収納物品の種類や形状等によって棚の角度を調整す
ることができ、収納物品の滑り落ち等を防止することが
できる。また、この角度を調整することにより、昇降支
持機構7の機構部を奥行きの異なる支持基板としてのキ
ャビネットに用いることも可能となる。
【0024】また、棚角度変化調整手段18を備えた場
合には、支持基板8中より収納棚6を引き出した状態に
おける収納棚6の角度を調整でき、収納物品の見やすい
角度、あるいは取り出しやすい角度に設定できる。
【0025】また、昇降支持機構7の旋回に対して作用
する油圧ダンパ19を用いた場合には、収納棚6の移動
時に収納棚6が急激に移動することを防止し、収納棚6
の角度変化と相まって、衝撃等が収納物品に一層強く加
わることを防止することができる。
【0026】また、昇降支持機構7の動作に対して引っ
張りばね20等の弾性体を作用させた場合には、収納棚
6を下方に引き降ろした状態から押しもどす際に、楽に
戻すことができると同時に、降下速度を減少するなど衝
撃等が収納物品に加わることを緩和することができる。
【0027】(実施例2)図2は本発明の実施例2にお
ける収納装置の概略図であり、図1に示した実施例1と
同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0028】基本的には実施例1と同様であるが、棚角
度傾斜手段15として、ここでは昇降支持機構7を平行
リンク動作をしないという手段を用いている。枢軸11
と12の間隔よりも枢軸13と14の間隔の方を広くし
ている。これにより、収納棚6と一体構成である枢軸1
3と14の角度は昇降支持機構7の旋回に伴って変化
し、実施例1と同様の効果が得られる。この例では、靴
を収納する下駄箱の例を示しているが、天井付近に支持
基板8としてこのキャビネットを設置すれば、上部の空
間を有効に利用できるとともに、使用時には下方に収納
棚6が降下することから、踏み台等を使用せずに容易に
出し入れすることができる。
【0029】なお、収納棚6を上から下に降下する場合
の例を示したが、下から上に引き上げる構成とすること
もでき、腰をかがめることなく床近くの収納物品を出し
入れすることもできる。
【0030】また、枢軸14の枢支位置をD,E,F,
Gに変えれば、棚角度調整手段17の機能を果し、収納
棚6の傾斜角度を設定できる。また、枢軸13の枢支位
置をH,I,J,Kに変えれば、収納棚6の角度変化を
調整でき、棚角度変化調整手段18の機能を果すことに
なる。
【0031】(実施例3)図3は本発明の実施例3にお
ける収納装置の概略図であり、図1に示した実施例1と
同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0032】実施例3における収納装置の構成は実施例
1とほぼ同様であるが、昇降支持機構7によって昇降す
るラック体21を設け、ラック体21の内部に収納棚6
を設置している。作用,効果も実施例1と同様である
が、ラック体21によって装置の剛性が増加し、昇降動
作が安定すると同時に、収納物品の落下を防止すること
ができる。
【0033】なお、昇降支持機構7をラック体21の左
右両側に設置した場合には、左右の昇降支持機構7の動
きを同期させる左右運動部材22を設ける。これによ
り、左右の昇降支持機構7によじれがなくなり、昇降操
作を円滑に行うことができる。
【0034】また、図4に示したように、収納棚6はラ
ック体21に固定した構成とし、ラック体21の移動に
伴い棚角度傾斜手段15はラック体21の角度を変化さ
せ、これにより収納棚6の角度を変化させることもでき
る。
【0035】(実施例4)図5は本発明の実施例4にお
ける収納装置の概略図であり、図1に示した実施例1と
同じ構成要素には同一の符号を付与している。
【0036】実施例4における収納装置の基本的な構成
は実施例1と同様であるが、棚角度傾斜手段15として
歯車機構を用いている。また、収納棚6の支持基板8中
の格納状態では収納棚6は略水平に保持し、支持基板8
より引き出した際には傾斜させる構成である。また、支
持基板8中より収納棚6を引き出した際に各収納棚6間
の間隔を広げる鉛直間隔拡大手段23を用いている。こ
こで、鉛直間隔拡大手段23は棚連動手段16を伸縮自
在な構成としたものである。
【0037】作用,効果は実施例1とほぼ同様である
が、棚角度傾斜手段15としての歯車機構における歯車
の歯数等の設定により収納棚6を傾斜させることがで
き、角度変化も設定することができる。また、収納棚6
を支持基板8中に格納した時には略水平に保ち、支持基
板8より引き出し時には図5中の実線で示すように傾斜
させることから、格納状態における収納効率を向上させ
ると同時に物品の出し入れ等の使い勝手を損なうことは
ない。
【0038】また、鉛直間隔拡大手段23を用いた場合
には、収納棚6の間隔が広がり、さらに収納物品の取り
出しが容易となる。
【0039】なお、図示していないが、水平方向に各収
納棚の相対位置を変化させる水平位置変化手段、たとえ
ば水平方向にスライド装置を設けた場合でも、同様に収
納物品が見やすく、取り出しが容易となる。また、図5
はこの一例である。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、収納棚を支持基板中に格納した状態と引き出した状
態とで収納棚の角度を変化させる棚角度傾斜手段を備え
ていることにより、収納棚列の間隔を狭めるなど収納効
率を向上させた場合でも、収納物品を見やすく、取り出
しやすくすることができたり、あるいは収納装置の奥行
き寸法を小さくしたりすることができる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、支持
機構により支持されたラック体を有し、ラック体に設け
た収納棚の角度を変化させる場合には、ラック体を用い
ることにより、装置の剛性が増し、収納棚の移動動作が
円滑となるとともに、収納物品の落下を防止することが
できる。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、収納
棚を昇降自在に支持する昇降支持機構を備えているた
め、収納棚を下方に移動させることができ、高所に設置
した収納棚を手の届く低位置に移動して使用することが
でき、収納した収納物品を踏み台等を用いずに容易に出
し入れすることができる。
【0043】また、請求項4記載の発明によれば、収納
棚を支持基板中に格納した状態で、収納棚を傾斜させて
保持しているため、収納棚の角度が傾斜し、収納装置自
体の奥行きを小さくすることができ、幅の狭い空間にも
収納装置の設置が可能となる。また、収納棚を支持基板
中より引き出した際には収納棚の角度は変化し、収納物
品を目視しやすく、また取り出し易い角度に回転するこ
とができ、使い勝手がよくなる。
【0044】また、請求項5記載の発明によれば、収納
棚を支持基板中に格納した状態で、収納棚を略水平に保
持しているため、収納棚列の棚間隔次第では収納効率を
高くできると同時に、支持基板中より収納棚を引き出し
時には収納棚を傾斜することにより使い勝手を損なうこ
とはない。
【0045】また、請求項6記載の発明によれば、収納
棚の傾斜角度を調節する棚角度調節手段を備えているた
め、収納物品の種類,形状や使用形態にあわせて収納棚
の角度を調整することができ、収納物品の滑り落ち等の
問題を解決することができる。また、これを調整するこ
とにより、奥行きの寸法が異なる支持基板内に同一の機
構部を用いることも可能である。
【0046】また、請求項7記載の発明によれば、収納
棚の角度変化を調節する棚角度変化調節手段を備えてい
るため、収納棚の支持基板中より引き出し状態での棚角
度を調整することができ、使用形態に応じた状態に設定
することにより、使い勝手のよい装置を得ることができ
る。
【0047】また、請求項8記載の発明によれば、収納
棚を複数個設け、複数の収納棚の角度変化を連動させる
棚連動手段を備えているため、一つの支持機構あるいは
昇降支持機構で複数の収納棚を同時に移動させることが
でき、収納空間を効率的に利用することができる。
【0048】また、請求項9記載の発明によれば、収納
棚を支持基板中に格納した状態における各収納棚の間隔
よりも、収納棚を支持基板中より引出した状態の間隔
を、少なくとも鉛直方向に広げる鉛直間隔拡大手段を備
えているため、各収納棚の間隔が拡大することから収納
物品の出し入れが容易となる。
【0049】また、請求項10記載の発明によれば、収
納棚を支持基板中に格納した状態と支持基板中より引出
した状態における各収納棚の相対位置を、少なくとも水
平方向に変化させる水平位置変化手段を備えているた
め、収納物品が目視しやすく、取り出しやすくなる。
【0050】また、請求項11記載の発明によれば、支
持機構または昇降支持機構の動作に対して作用するダン
パ等の緩衝装置を設置しているため、収納棚の移動時に
収納棚が急激に移動することを防止し、収納棚の角度変
化とあいまって衝撃がより強く収納物品に加わることを
防止することができる。
【0051】また、請求項12記載の発明によれば、支
持機構または昇降支持機構の動作に対して作用するばね
等の弾性体を設けているため、収納棚を下方に引き降ろ
した状態から押しもどす際に、楽に戻すことができると
同時に、収納棚の移動時に衝撃等が収納物品に加わるこ
とを緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における収納装置の側断面図
【図2】本発明の実施例2における収納装置の側断面図
【図3】本発明の実施例3における収納装置の斜視図
【図4】同収納装置の側断面図
【図5】本発明の実施例4における収納装置の側断面図
【図6】従来の収納装置の側断面図
【符号の説明】
6 収納棚 7 昇降支持機構(支持機構) 8 支持基板 15 棚角度傾斜手段 16 棚連動手段 17 棚角度調整手段 18 棚角度変化調整手段 19 油圧ダンパ(緩衝装置) 20 引っ張りばね(弾性体) 21 ラック体 22 左右連動部材 23 鉛直間隔拡大手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板と、収納棚と、前記支持基板に
    対して前記収納棚を出入自在に支持する支持機構と、前
    記収納棚を前記支持基板中に格納した状態と前記収納棚
    を前記支持基板より引き出した状態とで収納棚の角度を
    変化させる棚角度傾斜手段を備えた収納装置。
  2. 【請求項2】 支持基板と、収納棚を収納するラック体
    と、前記支持基板に対して前記ラック体を出入自在に支
    持する支持機構とを備え、前記ラック体を前記支持基板
    中に格納した状態と前記ラック体を前記支持基板中より
    引き出した状態とで前記ラック体中の前記収納棚の角度
    を変化させる棚角度傾斜手段とを備えた収納装置。
  3. 【請求項3】 支持機構は、支持基板に対して収納棚を
    昇降によって出入自在に支持する昇降支持機構とした請
    求項1または2記載の収納装置。
  4. 【請求項4】 棚角度傾斜手段は、収納棚を支持基板中
    に格納した状態で、前記収納棚を傾斜させて保持する請
    求項1から3のいずれか1項記載の収納装置。
  5. 【請求項5】 棚角度傾斜手段は、収納棚を支持基板中
    に格納した状態で、収納棚を略水平に保持する請求項1
    から3のいずれか1項記載の収納装置。
  6. 【請求項6】 棚角度傾斜手段は、収納棚の傾斜角度を
    調節する棚角度調節手段を備えた請求項1から5のいず
    れか1項記載の収納装置。
  7. 【請求項7】 棚角度傾斜手段は、収納棚の角度変化を
    調節する棚角度変化調節手段を備えた請求項1から6の
    いずれか1項記載の収納装置。
  8. 【請求項8】 収納棚は複数個とし、全ての収納棚の角
    度変化を連動させる棚連動手段を備えた請求項1から7
    のいずれか1項記載の収納装置。
  9. 【請求項9】 収納棚を支持基板中に格納した状態にお
    ける各収納棚の間隔よりも、収納棚を前記支持基板中よ
    り引出した状態の間隔を、少なくとも鉛直方向に広げる
    鉛直間隔拡大手段を備えた請求項8記載の収納装置。
  10. 【請求項10】 収納棚を支持基板中に格納した状態と
    前記支持基板中より引出した状態における各収納棚の相
    対位置を、少なくとも水平方向に変化させる水平位置変
    化手段を備えた請求項8または9記載の収納装置。
  11. 【請求項11】 支持機構または昇降支持機構の動作に
    対して作用する緩衝装置を設けた請求項1から10のい
    ずれか1項記載の収納装置。
  12. 【請求項12】 支持機構または昇降支持機構の動作に
    対して作用する弾性体を備えた請求項1から11のいず
    れか1項記載の収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108577219A (zh) * 2018-05-22 2018-09-28 张艳 一种环保智能衣柜
JP2021098575A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 オークス株式会社 昇降収納装置
WO2021261749A1 (ko) * 2020-06-24 2021-12-30 엘지전자 주식회사 슈즈 케어 장치 및 방법
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