JPH0954631A - 格納式キーボード搭載操作卓 - Google Patents

格納式キーボード搭載操作卓

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JPH0954631A
JPH0954631A JP7209519A JP20951995A JPH0954631A JP H0954631 A JPH0954631 A JP H0954631A JP 7209519 A JP7209519 A JP 7209519A JP 20951995 A JP20951995 A JP 20951995A JP H0954631 A JPH0954631 A JP H0954631A
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JP
Japan
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drawer
keyboard
console
desk
bottom plate
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Withdrawn
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JP7209519A
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English (en)
Inventor
Hikari Udo
光 有働
Shinichi Norikawa
真一 則川
Hiroshi Okita
浩 沖田
Akira Hashimoto
晃 橋本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机面を有し装置の保守運用に供するキーボー
ドを格納又は物入れを有する格納式キーボード搭載操作
卓に関し、キーボードに対し良好な操作性が得られ、且
つ外観的にも見劣りしない搭載構造とした格納式キーボ
ード搭載操作卓の提供。 【解決手段】 机面の下側に、手前に引出され、少なく
ともキーボード9を搭載できる底板11と前面板12を有す
る引出し1を備え、前面板12は所定に底板11面の下側に
出張った出張部13を備え、前倒し自在に底板11前縁に連
結され、出張部13が引出し操作の掛かり把手機能と前倒
し時にストッパ機能を成し、前倒し前面板12が底板11と
略同一面を成すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机面を有し装置の
保守運用に供するキーボードを格納又は物入れを有する
格納式キーボード搭載操作卓に関する。
【0002】近年の大システムの電子装置にあっては、
全装置を監視したり設定変更を行って一か所にて集中的
に運用保守に供する操作卓装置が用いられることが多
い。かような操作卓にあっては、当然に筆記や資料読み
用の机面を備えており、又、近頃は処理するためにパソ
コンを使用する装置も増え、格納式にキーボードを搭載
する操作卓が多く使用されるようになってきた。
【0003】この場合、キーボードの使い勝手が良く、
且つ格納が容易な簡単構造が要望されると共に、複数の
操作卓を連結して使用する場合にはキーボードは1台だ
けでよく、格納する卓以外の操作卓では物入れとして共
通な格納機構とすることも望まれる。
【0004】
【従来の技術】図8に従来の一例の格納式キーボード搭
載操作卓の側断面図を示す。図8に示すように従来の一
例のキーボード格納構造は、机面99下側に手前に引出せ
る引出し91を設けた構造であり、引出し91は底板92と前
面板93と両側板と後面板94にて構成する上面解放の箱体
で、底板92にキーボード9を搭載している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 引出し91を引出してキーボード9を使用するが、前
面板93が壁となり、キーボード9の手前列のキーに対し
ては勿論のこと、全体に対しても前面板93と両側板とで
囲まれて、操作性が良くなかった。 又、操作性が良くないことから、キーボード9を机
面99に載せ替えて使用することも考えられるが、実際の
運用作業中には設置し直す時間はなく、できない。等の
問題点がある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みて、キーボ
ードに対し良好な操作性が得られ、且つ外観的にも見劣
りしない搭載構造とした格納式キーボード搭載操作卓を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、 〔1〕図1のように、机面を有し装置の保守運用に供す
るキーボードを格納又は物入れを有する操作卓であっ
て、机面の下側に、手前に引出され、少なくともキーボ
ード9を搭載できる底板11と前面板12を有する引出し1
を備え、この前面板12は所定に底板11面の下側に出張っ
た出張部13を備え、前倒し自在に底板11前縁に連結さ
れ、出張部13が引出し操作の掛かり把手機能と前倒し時
にストッパ機能を成し、前倒し前面板12が底板11と略同
一面を構成して成る、本発明の格納式キーボード搭載操
作卓により達成される。 〔2〕又、図2のように、机面の下側に、中央に回転軸
を配し水平に 180°回動して机前縁より出没し、回動端
部にロック手段を備え、キーボード9を搭載できる回動
基板2を備えて成る、本発明の格納式キーボード搭載操
作卓によっても適えられる。 〔3〕又、図3のように、机面の下側に、手前に引出し
自在の引出し3と、引出し3内に取付けられ、キーボー
ド9を搭載し、手前縁を支点とし載置面を手動俯仰自在
とし、側面に溝状の係合摺動手段を備える俯仰基板33
と、引出し3に一端が回動自在に取付けられ、他端が前
記俯仰基板33の係合摺動手段に係合して、俯仰基板33を
水平又は後縁を引出し3の底板31に接するように俯か
せ、ロックさせる可動ステー35とから成る、本発明の格
納式キーボード搭載操作卓によっても達成される。 〔4〕或いは、係合摺動手段により、俯仰基板33が段階
的に俯仰角度を変えてロックして成る、本発明の上記
〔3〕項の格納式キーボード搭載操作卓によっても適え
られる。 〔5〕又、図4のように、机面の下側に、手前に引出さ
れキーボード9を搭載する引出し4を備え、この引出し
4の両側面をガイドする机側のコ字形断面直線状のガイ
ドレール48と、引出し4の両側面に設けられガイドレー
ル48と係合摺動し、上縁の後端部が先下がりに所定角度
傾斜して成形したスライドレール44とを備え、引出し4
を定位置まで引出すストッパ手段を前記レール44,48 間
に備え、前記引出し4を定位置まで引き出すと、キーボ
ード搭載部41が露出し自重にて垂れ下がり、前記スライ
ドレール44の傾斜部45がガイドレール48に当接して引出
し4を傾斜角度と同じ角度に垂れ下げて成る、本発明の
格納式キーボード搭載操作卓によっても達成される。 〔6〕或いは、スライドレール44は、後端部の下縁に下
側に出張った段違い面46を設けて、同部上縁に成形した
傾斜部45の長さを長くして成る、本発明の上記〔5〕項
の格納式キーボード搭載操作卓によっても適えられる。 〔7〕又、図5のように、机面の下側に、手前に引出さ
れる引出し5を備え、引出し5の底板51に手動にて起伏
自在に取付けられる少なくとも2個の衝立55と、キーボ
ード9を搭載し衝立55の端縁に接して載置され上下移動
自在の可動基板54と、前記可動基板54の移動をガイド
し、移動端位置にロックするガイド手段とを備えて成
る、本発明の格納式キーボード搭載操作卓によっても達
成される。 〔8〕ここで、ガイド手段は、逆山形のガイド溝57を備
え可動基板54の裏面に立設される複数個のガイド部材56
と、ガイド溝57に係合し摺動する衝立55の移動端部とか
ら成り、ガイド溝57の両端位置にて衝立55が起伏ロック
されて成る、本発明の上記〔7〕項の格納式キーボード
搭載操作卓によっても適えられる。
〔9〕尚、引出し5の前面板52は、その上縁53が広幅に
折り返し縁曲げされて把手機能と、広幅上面がキーボー
ド使用時のハンドレスト機能とを成す、本発明の上記
〔7〕項の格納式キーボード搭載操作卓によっても達成
される。 〔10〕又、図6のように、机面の下側に、手前に引出さ
れる引出し6と、キーボード9を搭載し、引出し6の底
板61に平行移動自在に複数個の連結ステー65にて連結さ
れ、キーボード9搭載部の後部に凸状のストッパ64と後
縁に掛かり部63とを有する移動基板62と、机面の下側
に、先端に爪状の掛け部67を有し移動基板62上面に接し
て回動自在に垂れ下がるストップステー66とから成り、
引出し6の引出しにつれて、移動基板62の掛かり部63が
ストップステー66の掛け部67に引っ掛けられ移動基板62
は引っ張られ停止し、引出し6の底板61は引き出され、
連結ステー65が回動し移動基板62を上方に移動させ、移
動基板62のストッパ64が机前縁の前に現れ、連結ステー
65が直立位置を越えると、底板61の後縁端部68が移動基
板62の掛かり部63に後方から当接して引出し6は引出し
停止されると共に、移動基板62が後退して前記ストッパ
64が机前縁に押し当たり移動基板62も安定停止され、引
出された前記引出し6を後方に押し入れると、移動基板
62はストッパ64が机前縁に当接したままで動かず底板61
のみが押し入り、これにつれて連結ステー65が戻り回動
し、垂直位置を越えると移動基板62は下がり出し、スト
ッパ64も下がり机前縁との当接が解け、底板61に連結ス
テー65が伏せて移動基板62が格納位置に下がり、更にス
トップステー66との引っ掛かりも解けて定位置に引出し
6が収納されて成る、本発明の格納式キーボード搭載操
作卓によっても適えられる。 〔11〕又、図7のように、机面の下側に、手前に引出さ
れる前面板がなくキーボード9を搭載する底板71と両側
板73を有する引出し7と、机面の下前側に、引出し7の
前面を覆い、回動自在に垂下される可動前板72とから成
り、引出し7を引出すと、引出し7の両側板73の前縁74
及び連続する上縁75に押されて、可動前板72が手前側に
回動して上縁75に当接して開かれ、引出し7は定位置ま
で引出され、引出された前記引出し7を後方に押し入
れ、定位置に格納させると、開かれた可動前板72は両側
板73の縁74,75 との当接が解かれて自由に垂下して成
る、本発明の格納式キーボード搭載操作卓によっても達
成される。
【0008】即ち、図1に示す操作卓では、引出し1の
前面板12の出張部13は底板11より出張っているので、引
出す際の掛かり把手となり得る。更に、前面板12は底板
11と略同面となるように前倒しでき、且つ出張部13が底
板11に当たりストッパ機能を果たすので安定し、底板11
に搭載されたキーボード9の操作性に支障を来さない。
又、前面板12を立てて戻し、引出し1を押し入れれば、
机面の下側の定位置に格納することができ、格納状態に
ては前面も覆われ特に外観を損なうことはない。尚、こ
の引出し1はキーボード9を搭載しなければ、そのまま
物入れとなる。
【0009】図2に示す操作卓は、机面下側の回動基板
2が水平に 180°回動するので机前縁から出没でき、し
かも回動端部にてロックされるので、キーボード9の操
作性は何ら損なわれず、更に中央に回転軸を配するので
回動基板2の回動に伴うスペースは最小に抑えることが
出来ると共に、格納時の外観も回動基板2に前面を覆う
板を設けることにより損なわずに済み、必要強度も最小
で済む簡単構造となれる。又、キーボード9を搭載しな
い場合は必要により側壁を追加して物入れとすることも
容易である。
【0010】図3に示す操作卓は、引出し3に取付けた
俯仰基板33は、引出してから水平にロックさせることで
操作性の良い位置にキーボード9を持ち上げ、格納は奥
部を下げて俯かせるので、後方が高くなっているキーボ
ード9が当たらなくなり格納できると共に、引出し3に
前面板を設けて覆うことにより外観を損なうこともな
い。側面の溝状の係合摺動手段に可動ステー35の一端を
係合させるので、俯仰角度を決めることが出来ると共
に、摺動端部に例えば落ち込み溝36等の移動停止手段を
設けることにより容易にロックさせることができる。
【0011】更に、係合摺動手段の摺動端部にのみロッ
ク手段を設けるのみならず、俯仰角度範囲も拡げ、複数
段階に角度を変えられるようにして、好みの角度を選択
して更に操作性を向上させることもできる。
【0012】図4に示す操作卓は、キーボード9を搭載
した引出し4を定位置まで引出すと、キーボード搭載部
41が露出し自重にて垂れ下がり、スライドレール44の傾
斜部45の傾斜角度と同じ角度を成すので、キー配列が傾
斜面でないキーボード9の搭載に適する。又、この引出
し4に収納時に前面を覆う適切な覆い、例えば前述図1
の前面板12等を設けることにより外観的にも見劣りなく
することはできる。
【0013】勿論、キーボード9の代わりにそのまま物
入れとすることもできる。尚、大きなキーボード9や重
量のあるキーボード9の場合には、傾斜部45の強度を増
大させる必要があり、スライドレール44の下縁に段違い
面46を設けて幅を増やして傾斜部45を延長させて強度を
増している。
【0014】図5に示す操作卓は、引出した後に引出し
5に取付けた衝立55を起伏させて、その上の可動基板54
を上下方向に移動させて、搭載したキーボード9を操作
性の良い位置に据えるもので、上移動は略引出し5の深
さとすればキーボード9は引出し9の側壁の上に位置
し、何にも邪魔されなく操作できる。
【0015】この引出し5は収納時は前面が覆われ、何
ら外観を損なうものではない。この可動基板54の移動を
規制するガイド手段は、逆山形のガイド溝57とこれに係
合摺動する衝立55の一端部で構成され、上移動は伏した
衝立55を下側から手で押上て起こすと、係合する端部は
強制的にガイド溝57を移動する。移動向きは図示の左右
対称配置のガイド溝57では夫々外向きに移動し、衝立55
が起きるに従って載置する可動基板54が上昇し、その重
量が摺動端部に加わり、ガイド溝57の最下の谷を越えれ
ば自動的に傾斜部を登り外側端まで摺動して突き当たり
載置重量以上の持ち上げ力が作用しない限り戻らず、安
定したロック状態となり、キーボード9が使用可に設置
される。
【0016】これの格納動作は、可動基板54を手で上方
に持ち上げることにより、衝立55の係合摺動端は傾斜部
を下り最下の谷部に止まるので、その後、可動基板54を
下ろして放せば、もう一方の傾斜溝を上昇して溝端に突
き当たるまでに至ると共に、可動基板54は支えられず自
重で下がり、底板51に当って止まり、引出し5の内部に
キーボード9は格納されるので、最後に引出し5を押入
れ、定位置に収納させる。
【0017】尚、引出し5の前面板52は、その上縁53が
広幅に折り返し縁曲げされているので、引出しの把手に
用いることが出来ると共に、上縁53は幅広のためキーボ
ード9の操作時のハンドレストになれる。
【0018】図6に示す操作卓は、内部で移動基板62は
前屈み状態にて格納されて引出し6は机面下側に収納さ
れており、引出し6を引出せば、先ず移動基板62の掛か
り部63がストップステー66の掛け部67に引っ掛けられて
引っ張られ移動基板62は停止する。しかし、引出し6の
底板61はそのまま引き出されるので、連結ステー65が回
動して移動基板62を上方に移動させる。移動基板62の上
方移動が進むとストッパ64が机前縁の前に現れて来る。
更に、連結ステー65が垂直位置を越えると、底板61の後
縁端部68が移動基板62の掛かり部63に後方から当接して
引出し6は定位置に引出し停止されると共に、自重が連
結ステー65に作用して移動基板62は後退し、前記ストッ
パ64が机前縁に押し当たり移動基板62も安定停止され
る。この状態は、引出し6の内部からキーボード9が操
作性の良い所定高さ位置に上昇している。
【0019】これの格納は、記引出し6を後方に押し入
れると、先ず移動基板62はストッパ64が机前縁に当接し
たままで動かず底板61のみが押し入り、これにつれて連
結ステー65が戻り回動し、垂直位置を越えると移動基板
62は下がり出し、ストッパ64も下がり机前縁との当接が
解け、底板61に連結ステー65が伏せると共に、移動基板
62は格納位置まで下がり停止する。更に押入れられる
と、ストップステー66の掛け部67と移動基板62の掛かり
部63との引っ掛かりも解けて、引出し6は定位置に収納
され、収納時は前面が覆われ、何ら外観を損なうもので
はない。
【0020】図7に示す操作卓は、引出し7を引出す
と、両側板73の前縁74及び連続する上縁75に押されて、
可動前板72が手前側に回動して上縁75に当接して開か
れ、そのまま引出し7は定位置まで引出される。この状
態にて、引出し7はキーボード9を搭載した底板71の手
前縁には前面板が無く、キーボード9の操作性は何ら損
なわれない。
【0021】引出された前記引出し7を後方に押し入
れ、定位置に格納させると、開かれた可動前板72は両側
板73の縁74,75 との当接が解かれて自由に垂下して引出
し7の前面を覆い、何ら外観を損なうこともない。
【0022】かくして、本発明により、キーボードに対
し良好な操作性が得られ、且つ外観的にも見劣りしない
搭載構造とした格納式キーボード搭載操作卓を提供する
ことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施例によって本
発明を具体的に説明する。全図を通し同一符号は同一対
象物を示す。
【0024】図1は本発明の第一実施例を示し (a)は構
成斜視図、 (b)は格納状態側断面図、 (c)は使用状態側
断面図、図2は本発明の第二実施例で (a)は構成斜視
図、 (b)は格納状態平面図、 (c)は使用状態平面図、図
3は本発明の第三実施例で (a)は構成斜視図、 (b)は格
納状態側断面図、 (c)は使用状態側断面図、 (d)は他の
実施例のスリット、図4は本発明の第四実施例を示し
(a)は構成斜視図、 (b)は格納状態側断面図、 (c)は使
用状態側断面図、 (d)は他の実施例の引出し、図5は本
発明の第五実施例で (a)は構成斜視図、 (b)は格納状態
正面断面図、(c)は使用状態正面断面図、 (d)は移動途
中例正面断面図、図6は本発明の第六実施例で (a)は構
成斜視図、 (b)は格納状態側断面図、 (c)は移動途中側
断面図、 (d)は使用状態側断面図、図7は本発明の第七
実施例を示し (a)は構成斜視図、 (b)は格納状態側断面
図、 (c)は使用状態側断面図を示す。
【0025】第一実施例は、図1に示す如く、机面99を
有し装置の保守運用に供するキーボード9を格納又は物
入れを有する操作卓にあって、机面99の下側に、両側面
のスライドレール98にて手前に定位置まで引出され、少
なくともキーボード9を搭載できる底板11と前面板12を
有する引出し1が設けてある。
【0026】この引出し1は、前面板12は所定に底板11
面の下側に出張った出張部13を備え、前倒し自在に底板
11前縁に蝶番にて開閉自在に連結され、底板11の両側を
折曲成形した両側板14の前縁上部に備えた磁石吸着具15
に吸着させて閉じている。
【0027】引出し操作は、出張部13を掛かり把手とし
て引出し、スライドレール98の図示省略のストッパ機能
により定位置まで引出される。引出し後は前面板12の上
縁を持ち磁石吸着具15の吸着力に抗して手前側に倒す
と、出張部13が底板11の前縁裏面に押し当たりストップ
され、底板11上面と倒れた前面板12上面とは略同一面と
なり、キーボード9の手前部はオープンとなり何ら操作
性を妨げることはなくなる。又、操作時のハンドレスト
機能を持たせることも寸法上可能、或いは逆に、キーボ
ード9を倒した前面板12の前際まで移動させて完全なフ
リーとして使用することも可能であり、操作者の好みに
合わせることができる。
【0028】格納は、前面板12を持ち上げて起こし両側
を磁石吸着具15に吸着固定させてから、引出し1を押入
れ、スライドレール98の図示省略のストッパ機能により
定位置に収納される。
【0029】第二実施例は、図2(a) に示す如く、回動
する基板としたもので、机面99の下側に、中央に回動軸
22を配し水平に 180°回動して机前縁より出没するよう
にしキーボード9を搭載できる回動基板2と、これを下
側で支える支持金具21とから成る。
【0030】回動基板2は、台形鋼薄板で下底辺がキー
ボード9の搭載高さより大きく直角に縁曲げされ、その
中央部に、回動軸22を貫通させこの回動基板2を水平回
転可能に支持する軸受ブロック23が、縁面にねじ止め、
搭載面にかしめ止めして頑丈に固定してあり、更に縁曲
げ部の両端には、回動基板2を回動端でロックするロッ
ク手段で球を突設した凸係合金具24が内側向きに対称位
置に取付けてある。
【0031】支持金具21は、キーボード9を搭載した回
動基板2の重量を支え且つ回動軸22の一端固定を成すも
ので、鋼帯板から成り、両端はZ字形に折り曲げ机面99
下側にねじ止めさせる固定部を成形し、中央は、回動軸
22の先部のねじを締着させると共に回動基板2の受け座
を構成する軸受座26を備え、更に回動基板2を両側にて
も支えるように受けローラ27が2個対称位置に取付けて
あり、夫々の受け面は略同一面となるようにする。
【0032】更に、机面99には、表面に出張らずに回動
軸22を通しその頭部を固定させる上孔28があけてあり、
下面には前記凸係合金具24の球体を前後何れの向きから
来てもこれを弾性的に挟持して係止させる両受凹係合金
具25が1個、図示右位置に取付けてある。
【0033】かような机面99に支持金具21をねじ止め固
定してから、回動基板2をキーボード9の搭載面を必ず
図面右側(逆側にすると組立できなくなる)にして略90
°回動させた向きにて支持金具21上に載せ、軸受ブロッ
ク23の軸孔と机面99の上孔28とを合わせて、上から回動
軸22を通し、先端を支持金具21の軸受座26のねじ孔に螺
着させて固定することにより、正規に組立られる。
【0034】図2(c) に示すように、回動基板2を机面
99上から見て右回転させると、搭載面が一番露出した状
態位置にて凸係合金具24が両受凹係合金具25に係止され
てロックされる。この状態にてキーボード9が搭載面上
に有るのみで、操作性を損なう物は何もない。
【0035】又、回動基板2を左回転させると、図2
(b) のように、前記と反対端の凸係合金具24が両受凹係
合金具25に係止されてロックされ、回動基板2は机面99
に完全に格納された状態となり、回動基板2の縁曲げ部
が前面を覆って、外観を損ねないようになる。
【0036】この回動に伴いキーボード9の接続ケーブ
ルが移動させられるが、図2(a) の如く、回動軸22の近
くを上向き又は下向きに導出させて、最低移動量として
接続ケーブルを傷つけないようにしている。
【0037】又、キーボード9を搭載しない場合には、
囲み壁を搭載面に付加して物入れとすることができる。
又、係合金具24,25 を磁石吸着具を用いるのも簡単とな
り良い。
【0038】第三実施例は、図3(a) に示す如く、机面
の下側に、手前に引出し自在の引出し3と、引出し3内
に取付けられキーボード9を搭載し手前縁を支点とし載
置面を手動俯仰自在とし側面に溝状の係合摺動手段を備
える俯仰基板33と、引出し3に一端が回動自在に取付け
られ他端が前記俯仰基板33の係合摺動手段に係合して俯
仰基板33を水平又は後縁を引出し3の底板31に接するよ
うに俯かせロックさせる可動ステー35とから構成され
る。
【0039】俯仰基板33は、鋼薄板を成形し四角平面の
載置面の四辺を縁曲げし、前縁には蝶番34の一端が固定
してあり、後縁には縁曲げ部が伸長されて把手39が形成
してあり、両側面後部には係合摺動手段を成す搭載面と
平行な所定長で端部に上向きに落ち込み溝36を備えたス
リット38が設けられ、その近傍の搭載面には抜け孔があ
けてある。
【0040】可動ステー35は、鋼厚板を縦長コ字形に成
形し両端に2個のアームを一体成形したもので、アーム
の共通端部は夫々蝶番34の一端が固定され、アームの先
端には2個のアームを同心に貫通させるねじ孔があけら
れ、これに頭付きの摺動ピン37が螺着される。
【0041】組立は、引出し3の底板31の後部所定位置
に可動ステー35の蝶番34の他端を固定させてから、引出
し3の前を覆う前面板32の裏面に、搭載面に搭載したキ
ーボード9の前部が引出し3の格納上縁に当たらない最
高の位置となる位置に、俯仰基板33前縁の蝶番34の他端
を固定させる。次に、俯仰基板33の把手39を持ち上げ、
更に可動ステー35を起こし、摺動ピン37を取外したアー
ムのねじ孔を前記俯仰基板33側面のスリット38に合わ
せ、外側からスリット38を通してねじ孔に摺動ピン37を
螺合させ締着固定させる。これにて引出し3の組立は完
了し、図示並びに説明を省略するが、これを机面99の下
側に引出し自在に取付ける。
【0042】図3(c) に示す如く、この引出し3を手前
の定位置まで引出してから、後縁の把手39を矢印A向き
に持ち上げて俯仰基板33を仰がせると、係合摺動手段の
スリット38も一体に上方に移動し、これに係合した摺動
ピン37も一緒に上方に移動すると共に可動ステー35を起
こし、そのアームにより規制されてスリット38内を矢印
B向きに摺動し、スリット38の図示左端に達すると全て
の動きは停止されるので、その時に把手39を離すと、俯
仰基板33は自重により前縁の蝶番34を支点に垂れ下が
り、同時に摺動ピン37はスリット38の落ち込み溝36に填
まり、その位置に可動ステー35がロックされて、俯仰基
板33も略引出し3の底板31と平行に固定される。この状
態で搭載したキーボード9は使用されるが、搭載面は底
板31面より操作性を損なわない位置まで上方に位置され
る。
【0043】ここで、摺動ピン37のスリット38の端部ま
で摺動させる手助けに、両外側に露出する摺動ピン37の
頭部に手を添えることも良い。引出し3の格納は、把手
39を上方に持ち上げて、摺動ピン37の落ち込み溝36との
係合ロックを解き、摺動ピン37の頭部を矢印Bと反対向
きに力添えさせて摺動移動させ、可動ステー35が垂直位
置から傾いた状態になれば、手を離しても自重及び俯仰
基板33の重さが加わり摺動移動し図示右端に到達すると
共に、支えを失った俯仰基板33は後縁が落下して底板31
面に当接して俯き収まるので、後は引出し3を押入れ格
納する。図3(b) に示す如く、この状態では把手39やキ
ーボード9の後部の最高部位が下降して、机面99下側の
引出し格納口上縁に当たらない。
【0044】尚、図3(d) に示す如く、係合摺動手段の
スリット38の摺動ピン37をロックさせる落ち込み溝36を
両端に設ける以外に途中位置にも追加して、俯仰基板33
が段階的に俯仰角度を変えてロックできるようにして、
パソコンのキーボード以外の装置固有のキーボード等で
も操作性を向上を図ったものである。
【0045】第四実施例は、図4(a) に示す如く、机面
99の下側に、キーボード9を搭載し手前に引出自在の引
出し4の引出しレール機構であり、机下両側に備えるコ
字形断面直線状のガイドレール48と、引出し4の両側面
に設けられ先のガイドレール48に内接し摺動するコ字形
断面直線状のスライドレール44とから成る。
【0046】ガイドレール48の前縁には部分的に延長し
内側に折曲してストッパ47が突設してある。スライドレ
ール44は、コ字形断面の下縁は直線状であるが、上縁は
後端部が先下がりに所定角度傾斜して傾斜部45を成形し
ており、この傾斜開始部近傍に引出し4を定位置まで引
出すストップピン43を内側に立設している。
【0047】図4(c) に示すように、引出し4を引出す
と、スライドレール44が引出され、ストップピン43がガ
イドレール48のストッパ47に当り定位置まで引出され
る。すると、露出したキーボード搭載部41がストップピ
ン43を軸に自重にて垂れ下がり、スライドレール44の傾
斜部45がガイドレール48の上縁に当接して引出し4を傾
斜部45の角度と同じに垂れ下げた状態に固定される。こ
の状態でキーボード9は完全に露出され、所定角度に前
垂れ傾斜されており、何ら支障なく操作が行える。ここ
で、前面板42が上記第1実施例のように前倒自在であれ
ば尚好ましい。
【0048】格納は、図4(b) に示す如く、引出し4の
前部を持ち上げ略水平に位置させてから、押入れると前
面板42の裏面がガイドレール48の前縁に当接して定位置
に格納される。格納状態では前面板42にて前面が覆われ
るので美観を損なうことはない。
【0049】尚、図4(d) に示す如く、スライドレール
44は、後端部の下縁に下側に出張った段違い面46を設け
て幅広とし、同部上縁に成形した傾斜部45の長さを長く
して、キーボード9を搭載した重い引出し4用や、傾斜
角度を大きくさせた引出し4用に適用する他の例であ
る。
【0050】第五実施例は、図5(a) に示す如く、机面
99の下側に、手前の定位置に引出される引出し5を備
え、この引出し5の底板51に手動にて起伏自在に取付け
られる少なくとも2個の衝立55と、キーボード9を搭載
し衝立55の端縁に接して載置され上下移動自在の可動基
板54と、前記可動基板54の移動をガイドし移動端位置に
ロックするガイド手段とを備えた構成である。
【0051】衝立55は、プラスチック厚板を成形し、短
冊状で短辺長さが略引出し5の深さと同じとし、長辺の
一縁には長手方向に回動軸58を通す軸孔があけられ、底
板51に設けた回動軸58の軸受部59と交互に填め合わせる
切欠部が2個設けられ、同他縁の両端には対向して摺動
ピン89がねじにて植設される。
【0052】底板51には、前記衝立55を平らに収め軸受
部59を設けた左右2個の開口部88を有し、周縁は縁曲げ
され、前縁は前面板52を成し、その上縁53は更に幅広に
折り返してある。
【0053】これにて衝立55は、前後方向に回動軸58を
介して底板51に回動自在に一長縁が取付けられる。可動
基板54は、基板面にキーボード9を搭載し両側縁は夫々
延長させて把手87が形成され、基板裏面には衝立55と連
動させるガイド手段が設けてある。このガイド手段とし
ては、逆山形のガイド溝57を備える板状のガイド部材56
が、裏面の左右前後位置に衝立55を挟み端部の摺動ピン
89がガイド溝57の全長にわたり係合摺動する位置に立設
してあり、更に、裏面左右端部にはゴム板材のダンパ86
が貼設してある。
【0054】故に、可動基板54を底板51に載せ、ガイド
部材56のガイド溝57に伏した衝立55の端部の摺動ピン89
を係合させることにより組立される。これにより、前面
板52の折り返し縁曲げ部を引いて引出し5を手前の定位
置に引出し、両手を底板51の下側から開口部88の衝立55
に当て、これを押上ると衝立55は夫々回動軸58を軸に回
動し、図5(d) のように、摺動ピン89は前面視円弧状に
動きガイド部材56のガイド溝57を図示内側端部から夫々
外側向きに摺動して行きながらガイド部材56を押上て可
動基板54を上昇させ、衝立55が垂直位置を越えると摺動
ピン89はガイド溝57の谷部を過ぎ、手を離しても可動基
板54の自重が摺動ピン89に加わり登り傾斜のガイド溝57
を端部まで移動して動きは安定停止され、図5(c) のよ
うになる。その状態にて可動基板54は略引出し5の深さ
分を上昇して停止するので、搭載したキーボード9は最
良の操作性が得られ、更に、前面板52の幅広の上縁53が
ハンドレストとなり使い勝手を高めている。
【0055】使用後の格納は、両側部の把手87を上方に
持ち上げると図5(d) のように、摺動ピン89はガイド溝
57の端部から谷部に移動し衝立55は垂直を少し過ぎた位
置となり、手を離すと可動基板54の重さが加わり摺動ピ
ン89はガイド溝57の他の登り傾斜を端部まで登りつめ
る。この摺動移動時には可動基板54は支えが効かず下降
し底板51に当接して図5(b) に示す状態に停止する。こ
の際にダンパ86により衝撃を吸収させている。このよう
に可動基板54が下降してキーボード9は引出し5の内部
に収容されてから、引出し5を机面99下側に押入れ定位
置に格納させる。この状態では前面板52にて前面が覆わ
れるので外観は損なわれない。
【0056】第六実施例は、図6(a) に示す如く、引出
し6は底板61及び前面板69を有し図示省略の引出し機構
により定位置に引出し又は格納される。移動基板62は、
この引出し6の底板61に4箇の両端を蝶番構造とする連
結ステー65にて連結され平行移動自在に取付けられてお
り、鋼薄板を成形しキーボード9の搭載部の後部中央に
切り起こしのストッパ64が、後縁の両側端部は延長させ
て折り返して掛かり部63が形成してある。
【0057】更に、机面99の下両側には、ストップステ
ー66が先端の爪状の掛け部67を移動基板62の側縁上に接
して回動自在に垂れ下がっている。従って、引出し6の
引出しにつれて、図6(c) のように、移動基板62の後縁
の掛かり部63がストップステー66の掛け部67に引っ掛け
られ移動基板62は引っ張られて停止し、引出し6の底板
61は依然引き出されるので、連結ステー65が回動し移動
基板62を上方に移動させ、移動基板62のストッパ64が机
前縁の前に現れ、連結ステー65が垂直位置を越えると、
底板61の後縁端部68が移動基板62の掛かり部63に後方か
ら当接して引出し6は引出し停止されると共に、移動基
板62が後退して図6(d) に示す如く、前記ストッパ64が
机前縁に押し当たり移動基板62も安定停止する。この状
態でキーボード9は略引出し6の深さを上昇した位置に
搭載され、周囲には遮る物は何も無く、且つ前面板69か
らキーボード9の前部までの距離が略引出し6の深さ分
空くのでその上縁がハンドレストにも成り、良好な操作
性が得られる。
【0058】又、引出し6の格納は、引出された引出し
6をそのまま押入れると、移動基板62はストッパ64が机
前縁に当接したままで後退せず、底板61のみが後退し、
それにつれて連結ステー65が回動して行き、垂直位置を
越えると移動基板62は下降しはじめ、更に底板61が後退
すると益々移動基板62は下降し、遂に図6(c) のよう
に、連結ステー65が底板61上に伏した状態に至ってスト
ッパ64は机前縁から下降して外れ移動基板62は底板61の
上に載った状態に収容され、更に押入れると移動基板62
の掛かり部63とストップステー66の掛け部67との掛かり
が解け、掛け部67は移動基板62の側縁上に接したまま定
位置まで後退して図6(b) に示すように格納され、前面
板69にて前部は覆われ何ら美観を損ねることはない。
【0059】第七実施例は、図7(a) に示す如く、机面
99の下側に、手前に定位置まで引出され或いは定位置に
格納され、鋼薄板を成形し前面板がなくキーボード9を
搭載する底板71と両側板73とを有する引出し7と、机面
の下前側に、引出し7の前面を覆い、回動自在に垂下さ
れる可動前板72とから構成される。
【0060】引出し7を引出すと、図7(c) のように、
引出し7の両側板73の前縁74及び連続する上縁75に押さ
れて、可動前板72が手前側に回動して上縁75に当接して
開かれ、引出し7は定位置まで引出され、キーボード9
搭載部には前面板が無く操作性は良好である。
【0061】引出された引出し7を後方に押し入れ、定
位置に格納させると、図7(b) に示す如く、開かれた可
動前板72は両側板73の縁74,75 との当接が解かれて自由
に垂下して、引出し7の前面を美観的に覆う。
【0062】上記実施例は一例を示し、各部の規定事項
以外の構造、形状、材料は上記のものに限定するもので
はない。尚、上記第三実施例以後について、キーボード
9を搭載しない場合の物入れについて説明を省いたが、
搭載部をそのまま物入れに使用できることは明らかであ
る。
【0063】
【発明の効果】以上の如く、本発明の格納式キーボード
搭載操作台により、キーボードに対し良好な操作性が得
られ、且つ外観的にも見劣りしない搭載構造とした格納
式キーボード搭載操作卓が得られ、構造も簡単であり実
用上大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態側断面図 (c) 使用
状態側断面図
【図2】 本発明の第二実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態平面図 (c) 使用
状態平面図
【図3】 本発明の第三実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態側断面図 (c) 使用
状態側断面図 (d) 他の実施例のスリット
【図4】 本発明の第四実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態側断面図 (c) 使用
状態側断面図 (d) 他の実施例の引出し
【図5】 本発明の第五実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態正面断面図 (c) 使用
状態正面断面図 (d) 移動途中例正面断面図
【図6】 本発明の第六実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態側断面図 (c) 移動
途中側断面図 (d) 使用状態側断面図
【図7】 本発明の第七実施例 (a) 構成斜視図 (b) 格納状態側断面図 (c) 使用
状態側断面図
【図8】 従来の一例の格納式キーボード搭載操作卓の
側断面図
【符号の説明】
1,3,4,5,6,7,91 引出し 2 回動基板
9 キーボード 11,31,51,61,71,92 底板 12,32,42,52,69,93 前面板
13 出張部 14,73 側板 15 磁石吸着具
21 支持金具 22,58 回動軸 23 軸受ブロック
24 凸係合金具 25 両受凹係合金具 26 軸受座
27 受けローラ 28 上孔 33 俯仰基板
34 蝶番 35 可動ステー 36 落ち込み溝
37,89 摺動ピン 38 スリット 39,87 把手
41 キーボード搭載部 43 ストップピン 44,98 スライドレール
45 傾斜部 46 段違い面 47,64 ストッパ
48 ガイドレール 53,75 上縁 54 可動基板
55 衝立 56 ガイド部材 57 ガイド溝
59 軸受部 62 移動基板 63 掛かり部
65 連結ステー 66 ストップステー 67 掛け部
68 後縁端部 72 可動前板 74 前縁
86 ダンパ 88 開口部 94 後面板
99 机面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖田 浩 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 橋本 晃 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机面を有し装置の保守運用に供するキー
    ボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出され、少なくともキーボード
    を搭載できる底板と前面板を有する引出しを備え、 該前面板は所定に該底板面の下側に出張った出張部を備
    え、前倒し自在に底板前縁に連結され、該出張部が引出
    し操作の掛かり把手機能と前倒し時にストッパ機能を成
    し、前倒し前面板が底板と略同一面を構成して成ること
    を特徴とする格納式キーボード搭載操作卓。
  2. 【請求項2】 机面を有し装置の保守運用に供するキー
    ボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、中央に回転軸を配し水平に 180°回動し
    て机前縁より出没し、回動端部にロック手段を備え、キ
    ーボードを搭載できる回動基板を備えて成ることを特徴
    とする格納式キーボード搭載操作卓。
  3. 【請求項3】 机面を有し装置の保守運用に供するキー
    ボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出し自在の引出しと、 該引出し内に取付けられ、キーボードを搭載し、手前縁
    を支点とし載置面を手動俯仰自在とし、側面に溝状の係
    合摺動手段を備える俯仰基板と、 該引出しに一端が回動自在に取付けられ、他端が前記俯
    仰基板の係合摺動手段に係合して、俯仰基板を水平又は
    後縁を引出しの底板に接するように俯かせ、ロックさせ
    る可動ステーとから成ることを特徴とする格納式キーボ
    ード搭載操作卓。
  4. 【請求項4】 係合摺動手段により、俯仰基板が段階的
    に俯仰角度を変えてロックして成ることを特徴とする、
    請求項3記載の格納式キーボード搭載操作卓。
  5. 【請求項5】 机面を有し装置の保守運用に供するキー
    ボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出されキーボードを搭載する引
    出しを備え、 該引出しの両側面をガイドする机側のコ字形断面直線状
    のガイドレールと、引出し両側面に設けられ該ガイドレ
    ールと係合摺動し、上縁の後端部が先下がりに所定角度
    傾斜して成形したスライドレールとを備え、 該引出しを定位置まで引出すストッパ手段を前記レール
    間に備え、 前記引出しを定位置まで引き出すと、キーボード搭載部
    が露出し自重にて垂れ下がり、前記スライドレールの傾
    斜部がガイドレールに当接して引出しを傾斜角度と同じ
    角度に垂れ下げて成ることを特徴とする格納式キーボー
    ド搭載操作卓。
  6. 【請求項6】 スライドレールは、後端部の下縁に下側
    に出張った段違い面を設けて、同部上縁に成形した傾斜
    部の長さを長くして成ることを特徴とする、請求項5記
    載の格納式キーボード搭載操作卓。
  7. 【請求項7】 机面を有し装置の保守運用に供するキー
    ボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出される引出しを備え、 該引出しの底板に手動にて起伏自在に取付けられる少な
    くとも2個の衝立と、 キーボードを搭載し該衝立の端縁に接して載置され上下
    移動自在の可動基板と、 前記可動基板の移動をガイドし、移動端位置にロックす
    るガイド手段とを備えて成ることを特徴とする格納式キ
    ーボード搭載操作卓。
  8. 【請求項8】 ガイド手段は、逆山形のガイド溝を備え
    可動基板の裏面に立設される複数個のガイド部材と、該
    ガイド溝に係合し摺動する衝立の移動端部とから成り、 該ガイド溝の両端位置にて該衝立が起伏ロックされて成
    ることを特徴とする、請求項7記載の格納式キーボード
    搭載操作卓。
  9. 【請求項9】 引出しの前面板は、その上縁が広幅に折
    り返し縁曲げされて把手機能と、広幅上面がキーボード
    使用時のハンドレスト機能とを成すことを特徴とする、
    請求項7記載の格納式キーボード搭載操作卓。
  10. 【請求項10】 机面を有し装置の保守運用に供するキ
    ーボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出される引出しと、 キーボードを搭載し、該引出しの底板に平行移動自在に
    連結ステーにて連結され、キーボード9搭載部の後部に
    凸状のストッパと後縁に掛かり部とを有する移動基板
    と、 机面の下側に、先端に爪状の掛け部を有し該引出しの底
    面に接して回動自在に垂れ下がるストップステーと、か
    ら成り、 該引出しの引出しにつれて、該移動基板の掛かり部が該
    ストップステーの掛け部に引っ掛けられ移動基板は引っ
    張られ停止し、該引出しの底板は引き出され、連結ステ
    ーが回動し移動基板を上方に移動させ、移動基板のスト
    ッパが机前縁の前に現れ、該連結ステーが直立位置を越
    えると、底板の後縁端部が移動基板の掛かり部に後方か
    ら当接して引出しは引出し停止されると共に、移動基板
    が後退して前記ストッパが机前縁に押し当たり移動基板
    も安定停止され、 引出された前記引出しを後方に押し入れると、移動基板
    はストッパが机前縁に当接したままで動かず底板のみが
    押し入り、これにつれて連結ステーが戻り回動し、垂直
    位置を越えると移動基板は下がり出し、ストッパも下が
    り机前縁との当接が解け、底板に連結ステーが伏せて移
    動基板が格納位置に下がり、更にストップステーとの引
    っ掛かりも解けて定位置に引出しが収納されて成ること
    を特徴とする格納式キーボード搭載操作卓。
  11. 【請求項11】 机面を有し装置の保守運用に供するキ
    ーボードを格納又は物入れを有する操作卓であって、 机面の下側に、手前に引出される前面板がなくキーボー
    ドを搭載する底板と両側板を有する引出しと、 該机面の下前側に、該引出しの前面を覆い、回動自在に
    垂下される可動前板とから成り、 引出しを引出すと、該引出しの両側板の前縁及び連続す
    る上縁に押されて、該可動前板が手前側に回動して該上
    縁に当接して開かれ、引出しは定位置まで引出され、 引出された前記引出しを後方に押し入れ、定位置に格納
    させると、開かれた該可動前板は該両側板の縁との当接
    が解かれて自由に垂下して成ることを特徴とする格納式
    キーボード搭載操作卓。
JP7209519A 1995-08-17 1995-08-17 格納式キーボード搭載操作卓 Withdrawn JPH0954631A (ja)

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