JPH11103427A - ケーブルモデム用チューナ - Google Patents

ケーブルモデム用チューナ

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JPH11103427A
JPH11103427A JP9263328A JP26332897A JPH11103427A JP H11103427 A JPH11103427 A JP H11103427A JP 9263328 A JP9263328 A JP 9263328A JP 26332897 A JP26332897 A JP 26332897A JP H11103427 A JPH11103427 A JP H11103427A
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band
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルモデム用チューナにおいては、CA
TVの高周波信号を分岐しQPSK復調回路又はケーブ
ルテレビ受信用セットトップボックス回路へ供給するた
めの分岐回路が必要である。 【解決手段】 CATV局への上り回線用のデータ信号
を送出するためのアップストリーム回路と、CATVの
高周波信号を分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレ
ビ受信用セットトップボックス回路へ供給するため
岐回路と、上り信号除去用の減衰域と54MHz以上の
通過域とから成るIFフィルター回路と、入力受信信号
を複数の周波数帯域に切換え出力する切換え回路、高周
波増幅入力同調回路、高周波増幅回路、高周波増幅出力
同調回路、周波数変換回路、中間周波増幅回路よりなる
構成を備えたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルテレビに
関し、特にケーブルモデム用チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルテレビの家庭への引き込み線は
同軸ケーブルのままにしておき、幹線ネットワークを光
フアィバ化したHFC(Hybrid Fiber C
oax)導入計画が進められている。これは各家庭に数
Mビット/秒の広帯域データ通信サービスを提供しよう
としているためで、最新技術の64QAMでは、帯域幅
6MHz、伝送速度30Mビット/秒の高速データライ
ンを作ることができ、これにケーブルモデムが使用され
る。そして、ケーブルテレビの空きチャンネルを利用し
て、4Mビット/秒〜27Mビット/秒の高速データ通
信を実現することが考えられている。
【0003】従来例のケーブルモデム用チューナを図4
に示す。ケーブルモデム用チューナは、受信バンドを、
470〜860MHzを受信するUHFバンド(以下、
第3の帯域と呼ぶ)、170MHz〜470MHzを受
信するVHF Highバンド(以下、第2の帯域と呼
ぶ)、及び54〜170MHzを受信するVHF Lo
wバンド(以下、第1の帯域と呼ぶ)に分割し、各バン
ドごとの受信回路から構成されている。ただ、この受信
バンドの分割方法についての統一的な規定は現在無い。
【0004】CATV信号は、上り信号5〜42MH
z、下り信号54〜860MHz、として運用される。
図4において、下り信号54〜860MHzは入力端子
51よりケーブル回線に接続される。一方、上り信号5
〜42MHzはデータ端子91にQPSK送信機からの
直交位相偏位変調(QPSK)されたデータ信号が導入
される。データ信号はアップストリーム回路90を通じ
て、CATV信号の入力端子51に接続される。
【0005】他方下り信号は、IFフィルター52を通
過の後、入力切換え回路68、69、70に入り、UH
F BAND、VHF HIGH BAND、及びVH
FLOW BANDの各回路に切換えられる。IFフィ
ルター52は5〜46MHzの減衰域と、54MHz以
上の通過域とから成るバンドパスフィルターである。各
バンドは、各々受信チャンネルに応じて動作状態とな
り、他のバンドは動作しない機能となっている。例え
ば、UHFバンドのチャンネル受信時は、入力信号切換
え回路68、高周波増幅入力同調回路53、高周波増幅
器56、高周波増幅出力同調回路71、混合回路59、
局部発振回路60、IF増幅回路92、SAWフィルタ
ー93、IF増幅回路94、PLL選局回路65の各機
能が動作状態となる。一方、その他のバンド用回路であ
る、入力信号切換え回路69、70、高周波増幅入力同
調回路54、55、高周波増幅器57、58、高周波増
幅出力同調回路72、73、混合回路61、63、局部
発振回路62、64、は動作が停止している。
【0006】次に各バンドの動作状態を説明する。CA
TV信号は、68、69、70の入力切換え回路を通っ
た後、高周波増幅入力同調回路53、54、55に入
り、高周波増幅器56、57、58にて増幅後、出力同
調回路71、72、73にて受信信号を導出する。ミキ
サー回路59、61、63、局部発振回路60、62、
64にて高周波増幅回路より導出された信号は周波数変
換され、IF(中間)周波増幅回路92に入り、SAW
フィルター93を通過した後、再度、IF(中間)周波
増幅回路94にて増幅され、IF出力端子65より導出
される。この動作は各バンドにおいて共通である。ま
た、各局部発振回路60、62、64はPLL選局回路
65により制御されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のケーブルモデム用チューナにおいては以下に示すよう
な問題点がある。
【0008】1)ケーブルモデム用チューナはケーブル
テレビ受信用セットトップボックス(STB)にも適用
されことが多々あり、このためチューナにはQPSK回
路へダウンストリーム信号を分岐する回路が必要であ
る。ここに、セットトップボックス(STB)とは、ケ
ーブルテレビの信号を受信するための装置であり、一
方、ケーブルモデムとは、ケーブルインターネットを行
う場合にケーブルからの信号をモデムを介して受信する
ためのモデムのことである。
【0009】2)ケーブルモデムはパソコンに接続され
る機器であるが、これまでCATV回線はSTB(セッ
トトップボックス)に接続されていた。このためケーブ
ルモデムはSTBへ信号を供給する端子が必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ケーブルモデム用チューナは、CATV局への上り回線
用のデータ信号を送出するためのアップストリーム回路
と、CATVの高周波信号を分岐しQPSK復調回路又
はケーブルテレビ受信用セットトップボックス回路へ供
給するための分岐回路と、上り信号(5〜42MHz)
除去用の減衰域(5〜46MHz)と54MHz以上の
通過域とから成るIFフィルター回路と、CATV局か
らの下り信号受信のための次の構成を備えたことを特徴
とするものである、多波の入力受信信号を周波数帯域に
より少なくとも2系統に切換え出力する切換え回路、上
記切換え回路で切換え出力した各受信信号を各系統にお
いてそれぞれ所望の周波数に同調させる高周波増幅入力
同調回路、上記各高周波増幅入力同調回路の出力信号を
各系統においてそれぞれ増幅する高周波増幅回路、上記
各高周波増幅回路の出力信号を各系統においてそれぞれ
所望の周波数に同調させる高周波増幅出力同調回路、上
記各高周波増幅出力同調回路の出力を各系統において所
望の中間周波数の信号に変換する周波数変換回路、上記
各周波数変換回路で周波数変換した受信信号を増幅する
中間周波増幅回路。
【0011】また、本発明の請求項2記載のケーブルモ
デム用チューナは、上記分岐回路が、上記IFフィルタ
ー回路の前段または後段、または入力端子とアップスト
リーム回路との間、に配設されることを特徴とするもの
である。
【0012】また、本発明の請求項3記載のケーブルモ
デム用チューナは、上記分岐回路が、方向性結合器また
は分岐抵抗、から構成されることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明の請求項4記載のケーブルモ
デム用チューナは、上記切換え回路では前記受信信号を
50MHz〜170MHzの第1の帯域と、170MH
z〜470MHzの第2の帯域と、470MHz〜86
0MHzの第3の帯域との3系統に切換え出力すること
を特徴とするものである。
【0014】さらに、本発明の請求項5記載のケーブル
モデム用チューナは、上記切換え回路では前記受信信号
の第1の帯域(50MHz〜170MHz)と第2の帯
域(170MHz〜470MHz)と第3の帯域(47
0MHz〜860MHz)とを先ず2つの帯域に切換え
出力し、該切換え出力の導出において、高周波増幅入力
同調回路、またはおよび高周波増幅出力同調回路を切換
えて動作させる、ことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明はケーブルモデム用チュー
ナなどに適用される高周波入力回路における信号分岐に
関するものであり、特にシングルコンバージヨン方式の
チューナの高周波増幅入力同調回路の信号分岐に関する
発明である。
【0016】本発明の一実施の形態よりなるケーブルモ
デム用チューナを図1に示す。CATVの高周波信号を
分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレビ受信用セッ
トトップボックス回路へ供給するための分岐回路とし
て、方向性結合器を適用し、IFフィルタの後段に配設
した場合の発明である。この分岐回路47は約−3dB
程度の損失を有するし、チューナ部でのNF(雑音指
数)が劣化すると言うことはあるが、入力信号切換え回
路18、20からの影響を完全に断絶できるメリット、
及び高周波増幅入力同調同調回路4または5、高周波増
幅出力同調回路22または23の確実な一方のみの使用
によるメリット、及び高周波増幅器7を共用化できるメ
リットなど、メリットの方が大きい。
【0017】本発明のケーブルモデム用チューナは、受
信バンドを、470〜860MHzを受信するUHFバ
ンド(以下、第3の帯域と呼ぶ)、170MHz〜47
0MHzを受信するVHF Highバンド(以下、第
2の帯域と呼ぶ)、及び54〜170MHzを受信する
VHF Lowバンド(以下、第1の帯域と呼ぶ)に分
割し、各バンドごとの受信回路から構成されている。C
ATV信号は、上り信号5〜42MHz、下り信号54
〜860MHzとして運用される。
【0018】図1において、CATV入力端子1からの
信号(下り信号54〜860MHz)は、IFフィルタ
ー2を通過した後、方向性結合器47に入り信号の分岐
が行われる。この分岐出力はダウンストリーム出力端子
46より導出され、QPSK回路へ接続される。ここ
に、IFフィルター回路2は、上り信号除去用の減衰域
(5〜46MHz)と54MHz以上の通過域とから成
る性能を有している。一方、上り信号(データ信号)5
〜42MHzはデータ端子1にQPSK送信機からの直
交位相偏位変調(QPSK)されたデータ信号が導入さ
れる。データ信号はアップストリーム回路40を通じ
て、CATV入力端子1に接続される。
【0019】次に、分岐回路である方向性結合器47か
らの主出力は、入力信号切換え回路に導入し、高周波増
幅回路にて選局、増幅が行われる。他方、下り信号はI
Fフィルター2を通過後、分岐回路である方向性結合器
47を通り、入力切換え回路18、20に入り、UHF
BANDと、VHF HIGH BAND及びVHF
LOW BANDの2つの回路に切換えられる。IF
フィルター2は5〜46MHzの減衰域と、54MHz
以上の通過域とを有するするフィルターである。分岐回
路である方向性結合器47は、具体的にはバルントラン
スなどが用いられ、他の分岐回路としては抵抗分岐(カ
ップラ)などが用いらる。また、本発明の入力切換え回
路18、20はスイッチングダイオード(SWダイオー
ド)による切換え方法、又は帯域分割によるフィルター
による方法を用いている。
【0020】次に各バンドの動作状態を説明する。CA
TV信号は、IFフィルター2を通過の後、方向性結合
器47を通り、18、20の入力切換え回路に入り、B
AND(帯域)切換えを行い、高周波増幅入力同調回路
3、4、5にてチャンネル選局を行う。次に高周波増幅
器6、7にて増幅の後、出力同調回路21、22、23
にて受信信号を導出する。ミキサー回路9、13、局部
発振回路10、12、14にて高周波増幅回路より導出
された信号は周波数変換され、IF(中間)周波増幅回
路42、に入りSAWフィルター43を通過した後、再
度、IF(中間)周波増幅回路44にて増幅され、IF
出力端子15に導出される。この動作は各バンドにおい
て共通である。また、各局部発振回路10、12、14
はPLL選局回路45により制御されている。本発明に
おいては、混合回路9、13と局部発振回路10、1
2、14とPLL選局回路45とから成る回路を周波数
変換回路と呼ぶ。
【0021】各バンドは、各々受信チャンネルに応じて
動作状態となり、他のバンドは動作しない機能となって
いる。例えば、UHFバンド(第3の帯域)のチャンネ
ル受信時は、入力信号切換え回路18、高周波増幅入力
同調回路3、高周波増幅器6、高周波増幅出力同調回路
21、混合回路9、局部発振回路10、IF増幅回路4
2、SAWフィルター43、IF増幅回路44、PLL
選局回路45の各機能が動作状態となる。その他の回路
は、その他のバンド用回路である。従って、入力信号切
換え回路20、高周波増幅入力同調回路4、5、高周波
増幅器7、高周波増幅出力同調回路22、23、混合回
路13、局部発振回路12、14、はその動作が停止す
る。
【0022】同様に、VHF HIGH BAND(第
2の帯域)の受信時は、2、5、7、12、13、2
0、23、40、42、43、44、45、40、の機
能が動作状態となり18、3、6、21、9、10、1
4、4、22は動作が停止する。VHF LOW BA
ND(第3の帯域)の受信時は、2、20、4、5、
7、22、23、13、14、42、43、44、4
5、40、の機能が動作状態となり、18、3、6、2
1、9、10は動作が停止する。この一連の動作はCP
UよりPLL選局回路45に選局データとして送出され
チャンネル選局と同時にバンド情報に応じてバンド切換
え回路18、20が動作し、この回路にて各バンドの電
源供給の切換えが行なわれて、機能の動作制御を行う。
【0023】スイッチ24、25、26の動作は、第2
の帯域(170MHz〜470MHz)受信時に接続し
て使用される。高周波増幅出力同調回路22への接続
は、スイッチ25、26の2つのスイッチを使用してい
るが、これはVHF HIGHBANDやVHF LO
W BANDの同調コイルの影響を断絶するために必要
なものである。
【0024】図1に示す回路構成をとるこにより、入力
信号切換え回路20、高周波増幅器7、混合回路13、
とを第2の帯域及び第3の帯域の信号処理において、共
用することができ、回路構成を簡略化することができ
る。
【0025】即ち、請求項1記載のケーブルモデム用チ
ューナにおいて、上記切換え回路では前記受信信号の第
1の帯域(50MHz〜170MHz)と第2の帯域
(170MHz〜470MHz)と第3の帯域(470
MHz〜860MHz)とを先ず2つの帯域に切換え出
力し、該切換え出力の導出において、高周波増幅入力同
調回路、またはおよび高周波増幅出力同調回路を切換え
て動作させる、ことを特徴とするケーブルモデム用チュ
ーナ、である。
【0026】本発明の他の一実施の形態よりなるケーブ
ルモデム用チューナを図2に示す。CATVの高周波信
号を分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレビ受信用
セットトップボックス(STB)回路へ供給するための
分岐回路をIFフィルタの前段である入力端子とアップ
ストリーム回路との間に配設した場合の発明であり、主
にSTBへの信号供給に適している。分岐回路には方向
性結合器(バルーントランス等)を適用している。
【0027】図2において、1はCATV入力端子、4
9はCATVの高周波信号を分岐しQPSK復調回路又
はケーブルテレビ受信用セットトップボックス回路へ供
給するための分岐回路、2はIFフィルター、18、2
0は入力信号切換え回路、3、4、5は高周波増幅入力
同調回路、6、7は高周波増幅器、21、22、23は
高周波増幅出力同調回路、9、13は混合回路、10、
12、14は局部発振回路、42はIF増幅回路、43
はSAWフィルター、44はIF増幅回路、45はPL
L選局回路、である。
【0028】本発明の他の一実施の形態よりなるケーブ
ルモデム用チューナを図3に示す。CATVの高周波信
号を分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレビ受信用
セットトップボックス(STB)回路へ供給するための
分岐回路をIFフィルタの後段に配設した場合の発明で
あり、主に安価なケーブルモデム用チューナに適してい
る。分岐回路には分岐抵抗回路48を適用している。
【0029】図3において、1はCATV入力端子、4
8はCATVの高周波信号を分岐しQPSK復調回路又
はケーブルテレビ受信用セットトップボックス回路へ供
給するための分岐回路、2はIFフィルター、18、2
0は入力信号切換え回路、3、4、5は高周波増幅入力
同調回路、6、7は高周波増幅器、21、22、23は
高周波増幅出力同調回路、9、13は混合回路、10、
12、14は局部発振回路、42はIF増幅回路、43
はSAWフィルター、44はIF増幅回路、45はPL
L選局回路、である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
ケーブルモデム用チューナによれば、CATV局への上
り回線用のデータ信号を送出するためのアップストリー
ム回路と、CATVの高周波信号を分岐しQPSK復調
回路又はケーブルテレビ受信用セットトップボックス回
路へ供給するための分岐回路と、上り信号除去用の減衰
域(5〜46MHz)と54MHz以上の通過域とから
成るIFフィルター回路と、CATV局からの下り信号
受信のための次の構成を備えたことを特徴とするもので
ある、多波の入力受信信号を周波数帯域により少なくと
も2系統に切換え出力する切換え回路、上記切換え回路
で切換え出力した各受信信号を各系統においてそれぞれ
所望の周波数に同調させる高周波増幅入力同調回路、上
記各高周波増幅入力同調回路の出力信号を各系統におい
てそれぞれ増幅する高周波増幅回路、上記各高周波増幅
回路の出力信号を各系統においてそれぞれ所望の周波数
に同調させる高周波増幅出力同調回路、上記各高周波増
幅出力同調回路の出力を各系統において所望の中間周波
数の信号に変換する周波数変換回路、上記各周波数変換
回路で周波数変換した受信信号を増幅する中間周波増幅
回路。従って、請求項1記載の発明によれば、分岐回路
を有すると共に、デュプレクサー回路(アップストリー
ム回路40とIFフィルタ2)の後に分岐回路を挿入す
ることにより、上り信号(5〜42MHz)の除去が十
分できる。
【0031】また、本発明の請求項2記載のケーブルモ
デム用チューナによれば、上記分岐回路が、上記IFフ
ィルター回路の前段または後段、または入力端子とアッ
プストリーム回路との間、に配設されることを特徴とす
るものである。従って、請求項2記載の発明によれば、
入力信号を分配することができ、入力信号のCATVの
高周波信号を分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレ
ビ受信用セットトップボックス回路への供給が可能とな
る。
【0032】また、本発明の請求項3記載のケーブルモ
デム用チューナによれば、上記分岐回路が、方向性結合
器または分岐抵抗、から構成されることを特徴とするも
のであり、経済的な分岐回路を得ることができる。
【0033】また、本発明の請求項4記載のケーブルモ
デム用チューナによれば、上記切換え回路では前記受信
信号を50MHz〜170MHzの第1の帯域と、17
0MHz〜470MHzの第2の帯域と、470MHz
〜860MHzの第3の帯域との3系統に切換え出力す
ることを特徴とするものである。従って、受信帯域(5
0MHz〜860MHz)を3つの帯域に分割すること
により、最適な受信状態を得ることができる。
【0034】さらに、本発明の請求項5記載のケーブル
モデム用チューナによれば、上記切換え回路では前記受
信信号の第1の帯域(50MHz〜170MHz)と第
2の帯域(170MHz〜470MHz)と第3の帯域
(470MHz〜860MHz)とを先ず2つの帯域に
切換え出力し、該切換え出力の導出において、高周波増
幅入力同調回路、またはおよび高周波増幅出力同調回路
を切換えて動作させる、ことを特徴とするものである。
従って、受信帯域(50MHz〜860MHz)を3つ
の帯域に分割することにより、最適な受信状態を得るこ
とができる。
【0035】また、本発明では以下の効果がある。 1)分岐回路ではカップラーの結合損失にて、一定のダ
ウンストリーム出力が得られる。 2)高周波増幅入力同調回路の影響が少ない。 3)高帯域(50〜860MHz)にわたり低損失の出
力が得られる。 4)分岐回路では分岐損失にて、一定のダウンストリー
ム出力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態よりなるケーブルモデム
用チューナであり、CATVの高周波信号を分岐しQP
SK復調回路又はケーブルテレビ受信用セットトップボ
ックス回路へ供給するための分岐回路として、方向性結
合器を適用し、IFフィルタの後段に配設した場合の図
である。
【図2】本発明の他の一実施の形態よりなるケーブルモ
デム用チューナであり、分岐回路をIFフィルタの前段
である入力端子とアップストリーム回路との間に配設し
た場合の図である。
【図3】本発明の他の一実施の形態よりなるケーブルモ
デム用チューナであり、分岐回路をIFフィルタの後段
に配設し、分岐回路に分岐抵抗回路を適用した場合の図
である。
【図4】従来例のケーブルモデム用チューナである。
【符号の説明】
1 CATV入力端子 2 IFフィルター 3 高周波増幅入力同調回路 4 高周波増幅入力同調回路 5 高周波増幅入力同調回路 6 高周波増幅器 7 高周波増幅器 9 混合回路 13 混合回路 10 局部発振回路 12 局部発振回路 14 局部発振回路 18 入力切換え回路 20 入力切換え回路 21 高周波増幅出力同調回路 22 高周波増幅出力同調回路 23 高周波増幅出力同調回路 24 スイッチ 25 スイッチ 26 スイッチ 40 アップストリーム回路 42 IF増幅回路 43 SAWフィルター 44 IF増幅回路 45 PLL選局回路 46 ダウンストリーム出力端子 47 分岐回路(方向性結合器) 48 分岐回路(分岐抵抗回路) 49 分岐回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATV局への上り回線用のデータ信号
    を送出するためのアップストリーム回路と、CATVの
    高周波信号を分岐しQPSK復調回路又はケーブルテレ
    ビ受信用セットトップボックス回路へ供給するための分
    岐回路と、上り信号除去用の減衰域(5〜46MHz)
    と54MHz以上の通過域とから成るIFフィルター回
    路と、CATV局からの下り信号受信のための次の構成
    を備えたことを特徴とするケーブルモデム用チューナ、 多波の入力受信信号を周波数帯域により少なくとも2系
    統に切換え出力する切換え回路、 上記切換え回路で切換え出力した各受信信号を各系統に
    おいてそれぞれ所望の周波数に同調させる高周波増幅入
    力同調回路、 上記各高周波増幅入力同調回路の出力信号を各系統にお
    いてそれぞれ増幅する高周波増幅回路、 上記各高周波増幅回路の出力信号を各系統においてそれ
    ぞれ所望の周波数に同調させる高周波増幅出力同調回
    路、 上記各高周波増幅出力同調回路の出力を各系統において
    所望の中間周波数の信号に変換する周波数変換回路、 上記各周波数変換回路で周波数変換した受信信号を増幅
    する中間周波増幅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブルモデム用チュー
    ナにおいて、上記分岐回路が、上記IFフィルター回路
    の前段または後段、または入力端子とアップストリーム
    回路との間、に配設されることを特徴とするケーブルモ
    デム用チューナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のケーブルモデム用チュー
    ナにおいて、上記分岐回路が、方向性結合器または分岐
    抵抗、から構成されることを特徴とするケーブルモデム
    用チューナ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のケーブルモデム用チュー
    ナにおいて、上記切換え回路では前記受信信号を50M
    Hz〜170MHzの第1の帯域と、170MHz〜4
    70MHzの第2の帯域と、470MHz〜860MH
    zの第3の帯域との3系統に切換え出力することを特徴
    とするケーブルモデム用チューナ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のケーブルモデム用チュー
    ナにおいて、上記切換え回路では前記受信信号の第1の
    帯域(50MHz〜170MHz)と第2の帯域(17
    0MHz〜470MHz)と第3の帯域(470MHz
    〜860MHz)とを先ず2つの帯域に切換え出力し、
    該切換え出力の導出において、高周波増幅入力同調回
    路、またはおよび高周波増幅出力同調回路を切換えて動
    作させる、ことを特徴とするケーブルモデム用チュー
    ナ。
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