JPH11103264A - 割込み機能を有する特定小電力無線機 - Google Patents

割込み機能を有する特定小電力無線機

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JPH11103264A
JPH11103264A JP9279524A JP27952497A JPH11103264A JP H11103264 A JPH11103264 A JP H11103264A JP 9279524 A JP9279524 A JP 9279524A JP 27952497 A JP27952497 A JP 27952497A JP H11103264 A JPH11103264 A JP H11103264A
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JP
Japan
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signal
unit
interrupt
wireless device
communication channel
Prior art date
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JP9279524A
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English (en)
Inventor
Takeo Onda
丈夫 恩田
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BALDWIN NIPPON KK
Baldwin Japan Ltd
Original Assignee
BALDWIN NIPPON KK
Baldwin Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者に割込ができる機能と通話中の使用者
に外部警報を通知する機能を備えた特定小電力無線機の
提供。 【解決手段】 専用中継機1を介して携帯無線機2の相
互間で通話を行う特定小電力無線機であって、専用中継
機は携帯無線機間の通信を中継する専用中継部3と、携
帯無線機から送られる割込信号を受信する割込中継部4
と、外部警報信号と割込信号を選択して専用中継部に伝
達する警報信号・割込入力部5とを備え、携帯無線機は
通話チャンネルと非通話チャンネルを有し、割込ボタン
7を押すと非通話チャンネルを通して割込信号を送信
(Fit-10)する。非通話チャンネルを通して受信した割
込信号に基づいて通話送信に割込動作、例えば、子機#
1を送信(Ft-1)から受信(Fir-10)に強制的に切り替
えたり、送信を中止させたりする。外部警報信号が警報
信号・割込入力部に入力されると子機の非通話チャンネ
ルを通して外部警報の通知動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯無線機のみで
構成される特定小電力無線機、又は携帯無線機と専用中
継機を有する特定小電力無線機を使用する作業現場にお
いて、緊急に割込みをかけたり、作業現場又は周辺で作
動する機器からの警報信号やその他の警報信号が入力さ
れたことを知らせる機能を付加することで、使用者が通
話中に生ずる問題や危険を回避することができるように
した特定小電力無線機に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】特定小電力無線機は免許不要
ということで使いやすさはあるが、通常のトランシーバ
ーと同様に、通話(送信)している人に受信者からメッ
セージや緊急連絡ができなかった。トランシーバーは、
送信部/受信部の両方を備えながら通常は受信状態にし
ておき、通話、つまり送信したいときに送信ボタンを押
し(内部で受信から送信に切り替わる)通話する。しか
し、この時は他の受信者から緊急事態を知らせようと送
信したとしても、最初の送信者の子機は「送信」を保ち
(通話を止めて送信を止めない限り)、他からの呼びか
けを認知することができなかった。それは、危険な時
や、緊急時には重大な事故が起きる可能性もあり、安全
管理上問題であった。本発明の目的は発信者(送信中)
に割込ができる機能を備えた特定小電力無線機を提供す
ることにある。本発明の他の目的は通話中の使用者に外
部機器の警報やその他の警報を通知する機能を備えた特
定小電力無線機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る特定小電力無線機は通話チャ
ンネルと非通話チャンネルを有する送信・受信部と、割
込信号を発生させる割込信号発生部と、使用者が操作す
る割込操作手段を有し、該割込操作手段の操作によって
非通話チャンネルを通して割込信号を送信するよう送信
・受信部に指令する割込指令部と、送信・受信部の非通
話チャンネルを通して受信した割込信号に基づいて通話
チャンネルによる送信中に割込動作を行う割込制御部
と、通話の入出力処理を行う入出力部とを備えた構成に
ある。
【0004】また請求項2の発明に係る特定小電力無線
機は通話チャンネルと非通話チャンネルを有する送信・
受信部と、外部から送られてくる外部警報信号を非通話
チャンネルを通して取得する警報信号入力部と、通知信
号を発生させる通知信号発生部と、警報信号入力部によ
り取得した外部警報信号に基づいて通知信号発生部を制
御し、外部警報の通知動作を行う通知制御部と、通話の
入出力処理及び通知信号の出力処理を行う入出力部とを
備えた構成にある。
【0005】また請求項3の発明に係る特定小電力無線
機は通話チャンネルと非通話チャンネルを有する送信・
受信部と、割込信号を発生させる割込信号発生部と、使
用者が操作する割込操作手段を有し、該割込操作手段の
操作によって非通話チャンネルを通して割込信号を送信
するよう送信・受信部に指令する割込指令部と、送信・
受信部の非通話チャンネルを通して受信した割込信号に
基づいて通話チャンネルによる送信中に割込動作を行う
割込制御部と、外部から送られてくる外部警報信号を非
通話チャンネルを通して取得する警報信号入力部と、通
知信号を生成する通知信号発生部と、警報信号入力部に
より取得した外部警報信号に基づいて通知信号発生部を
制御し、外部警報の通知動作を行う通知制御部と、通話
の入出力処理及び通知信号の出力処理を行う入出力部と
を備えた構成にある。
【0006】また請求項4の発明は使用者が携帯する携
帯無線機と専用中継機からなる特定小電力無線機におい
て、携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
有する送信・受信部と、割込信号を発生させる割込信号
発生部と、使用者が操作する割込操作手段を有し、該割
込操作手段の操作によって非通話チャンネルを通して割
込信号を送信するよう送信・受信部に指令する割込指令
部と、送信・受信部の非通話チャンネルを通して受信し
た割込信号に基づいて通話チャンネルによる送信中に割
込動作を行う割込制御部と、通話の入出力処理を行う入
出力部とを備え、専用中継機は携帯無線機間の通信を中
継する機能及び携帯無線機から送られる割込信号を受信
し、該割込信号を送信する機能を備えた構成にある。
【0007】また請求項5の発明は使用者が携帯する携
帯無線機と専用中継機からなる特定小電力無線機におい
て、携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
有する送信・受信部と、外部から送られてくる外部警報
信号を非通話チャンネルを通して取得する警報信号入力
部と、通知信号を発生させる通知信号発生部と、警報信
号入力部により取得した外部警報信号に基づいて通知信
号発生部を制御し、外部警報の通知動作を行う通知制御
部と、通話の入出力処理及び通知信号の出力処理を行う
入出力部とを備え、専用中継機は携帯無線機間の通信を
中継する機能及び外部から送られてくる外部警報信号を
送信する機能を備えた構成にある。
【0008】また請求項6の発明は使用者が携帯する携
帯無線機と専用中継機からなる特定小電力無線機におい
て、携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
有する送信・受信部と、割込信号を発生させる割込信号
発生部と、使用者が操作する割込操作手段を有し、該割
込操作手段の操作によって非通話チャンネルを通して割
込信号を送信するよう送信・受信部に指令する割込指令
部と、送信・受信部の非通話チャンネルを通して受信し
た割込信号に基づいて通話チャンネルによる送信中に割
込動作を行う割込制御部と、外部から送られてくる外部
警報信号を非通話チャンネルを通して取得する警報信号
入力部と、通知信号を発生する通知信号発生部と、警報
信号入力部により取得した外部警報信号に基づいて通知
信号発生部を制御し、外部警報の通知動作を行う通知制
御部と、通話の入出力処理及び通知信号の出力処理を行
う入出力部とを備え、専用中継機は携帯無線機間の通信
を中継する専用中継部と、携帯無線機から送られる割込
信号を受信する割込中継部と、外部警報信号と割込信号
を選択して専用中継部に伝達する警報信号・割込入力部
とを備えた構成にある。
【0009】また請求項1から6の発明に関連する他の
発明は、次の構成を特徴とする。 (1)割込制御部の割込動作は送信を中止させる機能で
ある。 (2)割込制御部の割込動作は強制的に送信から受信に
切り替える機能である。 (3)割込制御部の割込動作は割込があったことを知ら
せる機能である。 (4)外部警報信号は作業現場内又は周辺で作動する機
器からの外部警報信号を表し、これらの信号を単独によ
り又は複数を一括し、携帯無線機で受信中の使用者に伝
達する。 (5)警報信号入力部は外部警報信号を専用中継部に入
力するための信号に変換する機能を有する。 (6)警報信号・割込入力部は割込信号を子機から受信
し、専用中継部に入力するための信号に変換する機能
と、外部警報信号を専用中継部に入力するための信号に
変換する機能を有する。 (7)割込信号は10チャンネル〜18チャンネルの非
通話チャンネルを通常の会話に使う1チャンネル〜9チ
ャンネルの通話チャンネルに対応させて使用する。 (8)割込操作手段が携帯無線機本体又は携帯無線機の
外部接続端子に接続され、あるいは外部接続端子に接続
されるイヤホン側に備える。 (9)携帯無線機がヘッドセットとして構成されてい
る。
【0010】
【発明の作用・効果】特定小電力無線機の発信者(送信
中)に割込ができるとともに、全ての特定小電力無線機
の発信者と受信者に対して外部警報信号による警報通知
を可能にすることで、例えば発信者や受信者から見えな
い部分から降りかかる危険が発生した場合に、当該者に
緊急事態又は割込みを知らせることで、安心して通話を
続けることができるようになり、安全管理上の問題を解
決し、使用者の安全管理と業務効率向上に寄与する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
ながら説明する。本発明に係る特定小電力無線機は使用
者が携帯する携帯無線機のみによる相互間の通話、又は
携帯無線機と専用中継機を組み合わせ、専用中継機を介
して通話するよう構成される。
【0012】携帯無線機はヘッドセットと呼ばれる装置
によって構成される場合がある。ヘッドセットは耳の全
体を覆って使用するイヤーマフ、又は耳穴に挿入して使
用するイヤープラグと、人体または人体の周辺に装着、
携帯される通信部とからなる。通信部はマイクロフォ
ン、スピーカ等からなる音声入出力手段と通話に必要な
信号処理を行う送信・受信部によって構成される。
【0013】本発明の特定小電力無線機は電波法施行規
則第6条に規定される特定小電力無線局のうち、音声に
よる通話を行うシステムである。特に特定小電力無線機
の10ch〜18chを割込信号に使用し、その10c
h〜18chを通常の会話に使う1ch〜9chに対応
させて使用するものである。
【0014】図1は本発明の第一実施形態の構成を示す
もので、特定小電力無線機としての携帯無線機は送信・
受信部10、割込信号発生部11、割込指令部12、割
込制御部13、入出力部14及び電源部15からなって
いる。送信・受信部10は音声入力信号を通話チャンネ
ルを通して他の携帯無線機に無線送信する処理と通話チ
ャンネルを通して他の携帯無線機から受信した信号を音
声出力信号に変換して入出力部14に送ると共に、非通
話チャンネルを通して割込信号を送受信するための処理
を行う。
【0015】割込指令部12は通話中に割込みをかける
ための割込ボタンを有し、この割込ボタンを押下するこ
とにより発生する割込スイッチ信号に基づいて割込信号
の送信を送信・受信部10に指令する。割込信号発生部
11は割込指令部12の要求により割込信号を発生す
る。割込ボタンの押下により割込スイッチが動作する
と、割込指令部12の指令により送信・受信部10は非
通話チャンネルに割り当てられたチャンネル(10ch
〜18ch)の周波数で割込信号を変調し他の携帯無線
機へ発信する。ここで、割込ボタンは使用者が操作する
割込操作手段16を構成するものである。割込ボタン
は、例えば携帯無線機本体、又は携帯無線機に外部接続
端子を設け、この外部接続端子に直接接続される構造、
あるいは外部接続端子に接続されるイヤホン側に配備さ
れる。割込ボタンの他の配置としてはヘッドセットでも
可能である。
【0016】割込制御部13は送信・受信部10により
受信した他の携帯無線機からの割込信号に基づいて割込
動作を送信・受信部10又は入出力部14に対して実行
する。割込制御部の割込動作について説明する。第1の
割込動作は受信した割込信号に対応した警報音によりス
ピーカやイヤホン等から割込みがあったことを知らせ
る。この場合、通話は継続されている状態であるが、通
話を一時中断させ、その間に割込通知を行って通話を再
開させるか、又は通話に割込通知を乗せるよう構成する
ことができる。第2の割込動作は送信中の携帯無線機に
割込信号の入力があると当該携帯無線機を強制的に受信
モードに切替え、割込みがあったことを知らせる。第3
の割込動作は送信中の携帯無線機に割込信号の入力があ
ると当該携帯無線機に送信を中止させ、割込があったこ
とを知らせる。これらの割込動作を実現するため、割込
制御部には割込制御プログラムが内蔵され、設定により
第1〜3の割込動作のいずれかを実行させることができ
る。また第1から第3の割込動作の1つを標準仕様(デ
フォルト)として予め設定しておき、ユーザ側において
他の割込動作に設定を変更できるよう構成することもで
きる。
【0017】入出力部14はマイクロフォン、スピーカ
等の音声入出力手段17を有し、音声入力及び音声出力
を処理する。音声入出力手段17は携帯無線機本体に内
蔵されたマイクロフォンとスピーカおよび/または外部
接続端子に接続されるイヤホンとマイクロフォンによっ
て構成される。
【0018】図2は外部警報信号の入力により通話中の
携帯無線機に対して外部警報を通知する機能を付加した
特定小電力無線機の構成を示す。特定小電力無線機とし
ての携帯無線機は送信・受信部20、警報信号入力部2
1、通知信号発生部22、通知制御部23、入出力部2
4及び電源部25からなっている。尚、入出力部24は
図1の実施形態と基本的に同じ機能なので、その説明は
省略する。
【0019】送信・受信部20は音声入力信号を通話チ
ャンネルを通して他の携帯無線機に無線送信する処理と
通話チャンネルを通して他の携帯無線機から受信した信
号を音声信号に変換して入出力部24に送ると共に、非
通話チャンネルを通して受信した外部警報信号の処理を
行う。
【0020】警報信号入力部21は送信・受信部20で
受信した外部警報信号を認識し、登録ざれた外部警報信
号であるかを決定することにより外部警報信号を取得す
る。通知信号発生部22は外部警報が出されたことを知
らせる為の通知信号を発生する。通知制御部23は取得
した外部警報信号に基づいて通知動作を入出力部24に
対して実行する。上記の実施形態では割込機能と外部警
報機能をそれぞれ別個に構成した特定小電力無線機によ
り説明したが、割込及び外部警報を兼備した特定小電力
無線機として構成できることは勿論である。
【0021】図3は第二実施形態を示すもので、特定小
電力無線機として構成される携帯無線機2(以下子機と
呼ぶ)n台、専用中継機1を1台使用したシステムであ
って、子機#1から発信(Ft−1)して他の子機で受
信(Fr−1)する通常の通話状態を表している。図4
は図3の通話状態において、子機#nから割込信号が発
信(Fit−10)され、それが子機#1と他の子機に
受信(Fir−10)される様子を表している。システ
ムの構成としては割込機能、外部警報通知機能をそれぞ
れ別個に付加するか、割込機能と外部警報通知機能を組
み合わせて付加する。以下、割込機能及び外部警報通知
機能を持ったシステムについて説明するが、割込機能の
み、又は外部警報通知機能のみを付加するシステムの場
合についても付加機能部分の設計変更によって容易に実
施することができる。
【0022】専用中継機1は、図3に示すように専用中
継部3、割込中継部4、警報信号・割込入力部5及び電
源部6からなっている。専用中継部3は携帯無線機間の
通信を中継する機能を有する。即ち、専用中継部3は同
一チャンネル内の子機間の通信を中継する機能及び割込
信号・外部警報信号に基づく各子機2への通信を行う機
能を備えている。専用中継部3は、図5に示すように送
信・受信部30、周波数変換部31、音声回路部32、
専用中継制御部33及び電源部61からなつている。
【0023】送信・受信部は各子機から専用中継機、あ
るいは専用中継機から各子機への無線通信処理を行う機
能を有する。外部と作業現場にいるグループ内の使用者
の間で通話を可能にするため、周波数変換部31と音声
回路部32が設けられている。周波数変換部31は音声
信号を無線周波数に変換する機能を有する。音声回路部
32は割込・警報の各情報を識別できるよう異なる音や
音声を生成する機能を有する。専用中継制御部33は専
用中継部3の機能を実現するための専用中継制御プログ
ラムを内蔵しており、通常の子機2間の通信を制御する
と共に、警報信号・割込入力部5からの割込・外部警報
信号に基づいて各子機への割込又は警報を伝達するため
の制御を行う。
【0024】割込中継部4は、図6に示すように受信部
40、割込中継制御部41及び電源部61からなってい
る。受信部40は同一チャンネル内の子機からの割込信
号を受信し、割込中継制御部41に送る。割込中継制御
部41は各子機2から送られる割込信号を受信する機能
を有し、その機能を実現するための割込中継制御プログ
ラムを内蔵しており、各子機2から送られてくる割込信
号を認識し、同一グループ内から出された割込信号であ
るかを判断し、当該グループの割込信号を警報信号・割
込入力部5に送出する。符号60は交流を直流に変換す
るAC−DCコンバータである。
【0025】警報信号・割込入力部5は外部警報信号と
割込信号を選択して専用中継部3に伝達する機能を有
し、図7に示すように入力制御部50、警報音変換回路
部51、及び外部入力検知部52から構成されている。
入力制御部50は入力信号が割込/警報であるかを判断
し、その結果により警報信号・割込入力部からの割込信
号又は警報音変換回路部51で生成された外部警報信号
を専用中継部3に出力する。
【0026】外部入力検知部52は作業現場内又はその
周辺にある外部機器9から送られてくる接点信号(外部
入力信号)を検知し、警報音変換回路部51に入力す
る。警報音変換回路部51は外部入力検知部52で検知
された接点信号に基づいて該当する警報内容が識別でき
る外部警報信号に変換する。外部警報信号は接点信号毎
に異なる警報音、又は接点信号を一括し、同じ警報音、
あるいは複数の接点信号をグループ化し、それぞれのグ
ループ毎に異なる警報音となる性質を持たせることがで
きる。第二実施形態で使用する子機については、図1又
は図2に示す構成、あるいは図1と図2を組み合わせた
構成が採用される。本例の子機2は子機の外部接続端子
に音声入出力手段8としてイヤホン80,マイクロフォ
ン81が接続されており、その接続コードの途中に割込
操作手段7としての割込ボタンが配備されている。第二
実施形態の実施例としては割込機能、外部警報通知機能
のそれぞれの機能のみでも構成することができる。この
場合、警報信号・割込入力部の入力制御部に割込および
/または外部警報通知を使用するか否かを設定する機能
付加設定手段を設け、そこに予め設定しておくことによ
り実現できる。
【0027】本発明の特定小電力無線機の使用を図3に
示すシステムで説明する。公知のトランシーバーでは、
図3に示す状態において、子機#1以外の子機から発信
しようとした場合は、子機#1の通話が終了するのを待
たなければならない。しかし、本発明の特定小電力無線
機を使用すると、図4に示すように子機#1が発信中に
子機#nから割込ボタンを押下することで、割込信号が
発信され割込中継部で受信される。この割込中継部から
割込信号を受信した旨の信号が警報・割込入力部へ入力
される。警報信号・割込入力部では割込信号が発生して
いる旨の警報音が生成され、同時に専用中継部へ送られ
る。専用中継部は警報音を予め設定された周波数に変調
し、その警報電波を発信する。
【0028】この電波を受信した子機は、受信モードへ
の切り替え命令を受け取り、警報音は出力信号としてス
ピーカー又はイヤホンから出力する。受信した警報音は
送信側の子機で割込ボタンを押している間継続する。ま
た、外部警報信号は他の機器が発生する外部警報信号を
同じグループの一員として認識し、子機を所有する全員
に伝えるために、割込信号と同様な方法で扱うものであ
る。但し、入力部を割込入力部と外部警報信号入力部で
構成し、優先で接点信号として入力することで子機へ外
部警報信号を伝達する。
【0029】次に本発明の応用例としてのグループ使用
について図8を参照しながら説明する。なお、図8は携
帯無線機(子機)と専用中継機中継機からなるシステム
を示しているが、図1に示す携帯無線機のみ、即ち、専
用中継機を使用しないシステムにも適用できる。本発明
の特定小電力無線機は通常の会話に使う1ch〜9ch
の各チャンネルをグループ、つまり9つのグループに分
けて使用可能になっている。即ち、特定小電力無線機に
は1ch〜9chを選択するためのチャンネル選択スイ
ッチが設けられており、それぞれのグループに割り当て
られたチャンネルを当該グループに組み込まれた使用者
が携帯する特定小電力無線機に当該チャンネルをセット
する。
【0030】このようにチャンネルをセットすることに
より他のチャンネルとの混信がなく、同一グループ内の
複数の子機間での通話が可能となり、しかもグループ内
のある子機から発せられた割込信号は同一グループ内の
他の子機に伝達される。ここでは9つのグループでの使
用例を説明したが、この構成に限定されるものでなく、
グループ数は任意に選択され、それに応じた構成を採用
することができる。
【0031】本発明の他の実施形態について説明する。
外部入力として、例えば印刷工場の場合、紙面検査装置
(PQD)では印刷不良を検知したり、スプレーダンプ
ナー(SD)では断水したり湿し水が不足したり、水圧
が低下した場合は警報が出るシステムが採用されてい
る。これらの警報を光や無線で間接的に専用中継機が検
知したり、または各装置にリレー接点回路を設けて、こ
れと第二実施形態の専用中継機を直接結線することによ
り実施できる。上記の外部警報信号に他の警報信号を外
部入力として付加することもできる。専用中継機はキー
入力および/またはパスワード入力により、上述の外部
入力の接続を選択する機能を持たせる。この機能は入力
制御部にキー信号および/またはパスワード信号を予め
入力し、各種の外部警報信号の接続(接点信号の受付)
を設定することで実施できる。
【0032】外部入力検知部の他の実施形態としては入
力制御部から送られるキー入力および/またはパスワー
ド入力に対応した各外部入力を選択するための信号によ
り、本システムが受付ける外部入力を選別し、特定の外
部入力のみを接続する。即ち、規格外の外部入力による
本システムの動作停止や著しい性能低下を防止するた
め、予め定めた仕様の外部入力のみを受付けるロック機
能とそのロック機能を解除するロック解除機能を持たせ
る。これらの機能を実現するため、(1)機械的なキー
とスイッチの接点を連係し、専用中継機の入力端子(外
部入力検知部へ外部入力による信号を取り込むための端
子)に接続される回路を接続または非接続に設定する。
(2)機械的なキーとパスワードの入力を連動し、同様
に回路を接続または非接続に設定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る特定小電力無線機の第一実施形
態の構成を示し、割込み機能を備えた装置のブロック図
である。
【図2】 第一実施形態の他の実施例の構成を示し、外
部警報通知機能を備えた装置のブロック図である。
【図3】 本発明に係る特定小電力無線機の第二実施形
態のシステムを示し、通常通話時の構成図である。
【図4】 割込時の説明図である。
【図5】 専用中継部のブロック図である。
【図6】 割込中継部のブロック図である。
【図7】 警報信号・割込入力部のブロック図である。
【図8】 複数のグループで使用するときの説明図であ
る。
【符号の説明】
1…専用中継機、2…携帯無線機(子機)、3…専用中
継部、4…割込中継部、5…警報信号・割込入力部、7
…割込操作手段(割込ボタン)、8…音声入出力手段
(イヤホン80,マイクロフォン81)、9…外部機器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話チャンネルと非通話チャンネルを有
    する送信・受信部と、 割込信号を発生させる割込信号発生部と、 使用者が操作する割込操作手段を有し、該割込操作手段
    の操作によって前記非通話チャンネルを通して割込信号
    を送信するよう前記送信・受信部に指令する割込指令部
    と、 前記送信・受信部の非通話チャンネルを通して受信した
    割込信号に基づいて前記通話チャンネルによる送信中に
    割込動作を行う割込制御部と、 通話の入出力処理を行う入出力部とを備えていることを
    特徴とする特定小電力無線機。
  2. 【請求項2】 通話チャンネルと非通話チャンネルを有
    する送信・受信部と、 外部から送られてくる外部警報信号を前記非通話チャン
    ネルを通して取得する警報信号入力部と、 通知信号を発生させる通知信号発生部と、 前記警報信号入力部により取得した外部警報信号に基づ
    いて前記通知信号発生部を制御し、前記外部警報の通知
    動作を行う通知制御部と、 通話の入出力処理及び前記通知信号の出力処理を行う入
    出力部とを備えていること特徴とする特定小電力無線
    機。
  3. 【請求項3】 通話チャンネルと非通話チャンネルを有
    する送信・受信部と、 割込信号を発生させる割込信号発生部と、 使用者が操作する割込操作手段を有し、該割込操作手段
    の操作によって前記非通話チャンネルを通して割込信号
    を送信するよう前記送信・受信部に指令する割込指令部
    と、 前記送信・受信部の非通話チャンネルを通して受信した
    割込信号に基づいて前記通話チャンネルによる送信中に
    割込動作を行う割込制御部と、 外部から送られてくる外部警報信号を前記非通話チャン
    ネルを通して取得する警報信号入力部と、 通知信号を生成させる通知信号発生部と、 前記警報信号入力部により取得した外部警報信号に基づ
    いて前記通知信号発生部を制御し、前記外部警報の通知
    動作を行う通知制御部と、 通話の入出力処理及び前記通知信号の出力処理を行う入
    出力部とを備えていること特徴とする特定小電力無線
    機。
  4. 【請求項4】 使用者が携帯する携帯無線機と専用中継
    機からなる特定小電力無線機において、 前記携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
    有する送信・受信部と、割込信号を発生させる割込信号
    発生部と、使用者が操作する割込操作手段を有し、該割
    込操作手段の操作によって前記非通話チャンネルを通し
    て割込信号を送信するよう前記送信・受信部に指令する
    割込指令部と、前記送信・受信部の非通話チャンネルを
    通して受信した割込信号に基づいて前記通話チャンネル
    による送信中に割込動作を行う割込制御部と、通話の入
    出力処理を行う入出力部とを備え、 前記専用中継機は携帯無線機間の通信を中継する機能及
    び携帯無線機から送られる割込信号を受信し、該割込信
    号を帯無線機以外の携帯無線機に割込信号を送信する機
    能を備えていることを特徴とする特定小電力無線機。
  5. 【請求項5】 使用者が携帯する携帯無線機と専用中継
    機からなる特定小電力無線機において、 前記携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
    有する送信・受信部と、外部から送られてくる外部警報
    信号を前記非通話チャンネルを通して取得する警報信号
    入力部と、通知信号を発生させる通知信号発生部と、前
    記警報信号入力部により取得した外部警報信号に基づい
    て前記通知信号発生部を制御し、前記外部警報の通知動
    作を行う通知制御部と、通話の入出力処理及び前記通知
    信号の出力処理を行う入出力部とを備え、 専用中継機は携帯無線機間の通信を中継する機能及び外
    部から送られてくる外部警報信号を送信する機能を備え
    ていることを特徴とする特定小電力無線機。
  6. 【請求項6】 使用者が携帯する携帯無線機と専用中継
    機からなる特定小電力無線機において、 前記携帯無線機は通話チャンネルと非通話チャンネルを
    有する送信・受信部と、割込信号を発生させる割込信号
    発生部と、使用者が操作する割込操作手段を有し、該割
    込操作手段の操作によって前記非通話チャンネルを通し
    て割込信号を送信するよう前記送信・受信部に指令する
    割込指令部と、前記送信・受信部の非通話チャンネルを
    通して受信した割込信号に基づいて前記通話チャンネル
    による送信中に割込動作を行う割込制御部と、 更に、外部から送られてくる外部警報信号を前記非通話
    チャンネルを通して取得する警報信号入力部と、通知信
    号を発生させる通知信号発生部と、前記警報信号入力部
    により取得した外部警報信号に基づいて前記通知信号発
    生部を制御し、前記外部警報の通知動作を行う通知制御
    部と、通話の入出力処理及び前記通知信号の出力処理を
    行う入出力部とを備え、 専用中継機は携帯無線機間の通信を中継する専用中継部
    と、携帯無線機から送られる割込信号を受信する割込中
    継部と、前記外部警報信号と割込信号を選択して前記専
    用中継部に伝達する警報信号・割込入力部とを備えてい
    ることを特徴とする特定小電力無線機。
  7. 【請求項7】 割込制御部の割込動作は送信を中止させ
    る機能であることを特徴とする請求項1、3、4、6の
    いずれかに記載の特定小電力無線機。
  8. 【請求項8】 割込制御部の割込動作は強制的に送信か
    ら受信に切り替える機能であることを特徴とする請求項
    1、3、4、6のいずれかに記載の特定小電力無線機。
  9. 【請求項9】 割込制御部の割込動作は割込があったこ
    とを知らせる機能であることを特徴とする請求項1、
    3、4、6のいずれかに記載の特定小電力無線機。
  10. 【請求項10】 外部警報信号は作業現場内又は周辺で
    作動する機器からの外部警報信号を表し、これらの信号
    を単独により又は複数を一括し、携帯無線機で受信中の
    使用者に伝達することを特徴とする請求項2又は5記載
    の特定小電力無線機。
  11. 【請求項11】 警報信号入力部は外部警報信号を専用
    中継部に入力するための信号に変換する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の特定小電力無線機。
  12. 【請求項12】 警報信号・割込入力部は割込信号を子
    機から受信し、専用中継部に入力するための信号に変換
    する機能と、外部警報信号を専用中継部に入力するため
    の信号に変換する機能を有することを特徴とする請求項
    6記載の特定小電力無線機。
  13. 【請求項13】 割込信号は10チャンネル〜18チャ
    ンネルの非通話チャンネルを通常の会話に使う1チャン
    ネル〜9チャンネルの通話チャンネルに対応させて使用
    することを特徴とする請求項1、3、4、6のいずれか
    に記載の特定小電力無線機。
  14. 【請求項14】 割込操作手段が携帯無線機本体又は携
    帯無線機の外部接続端子に接続され、あるいは外部接続
    端子に接続されるイヤホン側に備えられていることを特
    徴とする請求項1、3、4、6のいずれかに記載の特定
    小電力無線機。
  15. 【請求項15】 携帯無線機がヘッドセットとして構成
    されていることを特徴とする請求項1、3、4、6、1
    3のいずれかに記載の特定小電力無線機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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