JPH11102741A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH11102741A
JPH11102741A JP26183197A JP26183197A JPH11102741A JP H11102741 A JPH11102741 A JP H11102741A JP 26183197 A JP26183197 A JP 26183197A JP 26183197 A JP26183197 A JP 26183197A JP H11102741 A JPH11102741 A JP H11102741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper cover
lower cover
cover
cable
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP26183197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ogawara
孝 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
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Publication of JPH11102741A publication Critical patent/JPH11102741A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】全体をコンパクトにして着脱作業を簡単かつ容
易に行うことにある。 【解決手段】箱体をその上面のある一辺とこの辺に対し
て底面の斜め下方に対向する辺との間に形成される面で
分離した形状の下カバー1a及び上カバー1bと、これ
ら下カバー及び上カバーにそれぞれ絶縁ブロック2a,
2bを介して取付け固定され、且つ突合部に互いに組合
わせ可能な段部が形成されると共に、軸方向に有するケ
ーブル挿入孔にケーブル6a,6bがそれぞれ挿入され
た中心導体3a,3bとを備え、下カバー側の中心導体
3a及び上カバー側の中心導体3bのそれぞれの段部は
下カバーと上カバーの分離面を重ね合わせたときそれぞ
れの段部の水平面と鉛直面とが互い違いに面接触し、且
つケーブル芯線が同一中心線上になるように組合わされ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用モー
タの電力供給ケーブルや制御ケーブルを接続するための
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータに電力を供給する動力用ケ
ーブルのコネクタとしては、例えば特開昭60−146
481号公報に示されているように、プレート上に電源
側挿入ガイド及び電動機側挿入ガイドを水平方向に相対
的に着脱可能に設け、電源側挿入ガイドに電源側コネク
タを取付けた状態で鉛直方向に着脱可能な複数の着脱プ
レートを装着すると共に、電動機側挿入ガイドに電動機
側コネクタを取付けた状態で鉛直方向に着脱可能な複数
の着脱プレートを装着し、上記電源側挿入ガイド及び電
動機側挿入ガイドのうち何ずれか一方に連結された操作
機構によりその挿入ガイドを水平方向に移動させて電源
側コネクタに電動機側コネクタを接離してモータの動力
用ケーブルの結線及び取外しを可能にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のコネクタを車両用モータの電力供給ケーブルの接続
に使用する場合、車体下部の狭いスペースにコネクタを
設置して前述したように操作機構により挿入ガイドを水
平方向に移動し、ケーブルの結線及び取外しを行なわな
ければならないため、挿入ガイドの移動ストロークが必
要になると共に、その操作に多大な労力と時間がかかる
という問題がある。
【0004】また、車両用モータは電流、電圧共に大き
いため、コネクタ自体もその容量に応じて大形になり、
その分長いストロークが必要となる。本発明は上記のよ
うな問題点を解消するためなされたもので、全体をコン
パクトにして着脱作業を簡単かつ容易に行うことがで
き、かつ一定した接触圧力を得ることができるコネクタ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段によりコネクタを構成する
ものである。請求項1に対応する発明は、箱体をその上
面のある一辺とこの辺に対して底面の斜め下方に対向す
る辺との間に形成される面で分離した形状の下カバー及
び上カバーと、これら下カバー及び上カバーにそれぞれ
絶縁ブロックを介して取付け固定され、且つ突合部に互
いに組合わせ可能な段部が形成されると共に、軸方向に
有するケーブル挿入孔にケーブルがそれぞれ挿入される
中心導体とを備え、前記下カバー側の中心導体及び前記
上カバー側の中心導体のそれぞれの段部は前記下カバー
と前記上カバーの分離面を重ね合わせたときそれぞれの
段部の水平面を接触させて組合わせるようにしたもので
ある。
【0006】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のコネクタにおいて、下カバーの分離面近傍
の両側面にピンを設け、このピンに近接する上カバーの
両側面にトグルレバーを支持軸を中心に回動可能に取付
け、このトグルレバーを上カバーの両側面に支持軸を中
心に回動するアームの一端部に連結し、これらアームの
他端部間に操作レバーを連結し、この操作レバーの操作
により下カバーと上カバーとを着脱するようにしたもの
である。
【0007】上記請求項1及び請求項2に対応する発明
のコネクタにあっては、全体がコンパクトになとる共
に、接続が簡単且つ容易に行うことができる。特に車両
用モータの動力用コネクタとして使用する場合には、狭
いスペースでの着脱を労力を要せずして短時間で行うこ
とができる。
【0008】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のコネクタにおいて、前記下カバー側又は前
記上カバー側の中心導体の突合部に形成された段部の水
平面に電極をコンタクトとして埋設したものである。
【0009】上記請求項3に対応する発明のコネクタに
あっては、一定した接触圧を得ることができ、電流、電
圧の大きな電力用のコネクタとして適用することが可能
である。
【0010】請求項4に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のコネクタにおいて、下カバー及び上カバー
の分離面を重ね合わせるとき、その一方の重ね合わせ面
の周囲にパッキンを介在させたものである。
【0011】請求項5に対応する発明は、請求項1に対
応する発明のコネクタにおいて、下カバー及び上カバー
側の中心導体に有するケーブル挿入孔より引出されるケ
ーブルの引出口部を覆うように前記ケーブルと中心導体
の外周面との間に絶縁被覆物を設けて固定具により固定
するものである。
【0012】上記請求項4及び請求項5に対応する発明
のコネクタにあっては、通電部が完全防水構造になって
おり、車両用モータのコネクタとして使用する場合には
雨水等の侵入がなく、絶縁性能に優れたものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による実施の形態を示
すコネクタの断面図、図2は図1のB−B線に沿って下
カバーと上カバーとを分離した状態を示す断面図、図3
は図1のA−A矢視図、図4は図3のC矢視図、図5は
図4のD矢視図である。
【0014】図1乃至図3において、下カバー1a及び
上カバー1bは箱体をその上面のある一辺とこの辺に対
して底面の斜め下方に対向する辺との間に形成される面
で分離した形状のもので、その両側部には取付けフラン
ジを有している。
【0015】上記下カバー1aには絶縁ブロック2aが
ボルトにより取付け固定され、さらにこの絶縁ブロック
2aに中心導体3aがボルトにより取付け固定されてい
る。また、上カバー1bにも同様に絶縁ブロック2bが
ボルトにより取付け固定され、さらにこの絶縁ブロック
2bに中心導体3bがボルトにより取付け固定されてい
る。
【0016】これら中心導体3a,3bの長手方向端部
側の下カバー1a及び上カバー1bに絶縁体からなる保
持具4a,4bが中心導体を保持するようにそれぞれ取
付けられている。
【0017】また、中心導体3a,3bはそれぞれ同一
中心線上にケーブル挿入孔を有し、且つ下カバー1aと
上カバー1bとがその分離面で重合されたとき、中心導
体3aと3bとの突合部にそれぞれ段部が形成され、下
カバー1a側の段部はその水平面及び鉛直面が分離面よ
り上カバー1b内に入込み、また上カバー1b側の段部
はその水平面及び鉛直面が分離面より内方でそれぞれの
水平面が面接触した状態で組合されるようになってい
る。
【0018】さらに、上カバー1b側の段部の水平面に
は一線当たり一対の電極5a,5bがマルチコンタクト
として横並びに埋設されている。また、中心導体3a,
3bに有するケーブル挿入孔には一方が電源側、他方が
モータ側に接続される動力ケーブル6a,6bの芯線が
それぞれ挿入され、その周囲を中心導体3a,3bの孔
部に対応する外周面をかしめるか、またはろう付けによ
り取着し、さらにその外周面と動力ケーブル6a,6b
の口出部近傍の外周面を覆うように絶縁被覆物としてゴ
ムブーツ7a,7bを設けて保持具4a,4bに取付け
られる絶縁体からなる固定具8a,8bにより固定され
ている。
【0019】一方、下カバー1aと上カバー1bとを分
離面で重ね合わせるとき、その上カバー1bの重合面の
周囲にパッキン9が設けられる。また、図4及び図5に
示すように下カバー1aの分離面近傍の両側面にピン1
0を設け、このピン10に近接する上カバー1bの両側
面にトグルレバー11が支持軸を中心に回動可能に取付
けられている。このトグルレバー11は上カバー1bの
両側面に支持軸を中心に回動するアーム12の一端部に
連結され、これらアームの他端部間には操作レバー13
が連結されている。この操作レバー13の中央部には下
カバー1aと上カバー1bとを接合した状態で固定する
操作レバーロック用止金具14が取付けられている。
【0020】次に上記のように構成されたコネクタにお
いて、下カバー1aに有する取付けフランジを車体側に
取付けた状態で、上カバー1bを分離面が一致するよう
に重合わせる。このとき下カバー1a側の中心導体3a
と上カバー1b側の中心導体3bはその突合部にそれぞ
れ形成された段部の水平面及び鉛直面が面接触した状態
で組合され、また中心導体3a,3bのケーブル挿入孔
に挿入されたケーブル6a,6bの芯線は同一中心線上
になる。
【0021】このように下カバー1aと上カバー1bと
を分離面で重ね合わせた後、操作レバー13を回動さ
せ、アーム12によりトグルレバー11をピン10側に
回動させて係合させることにより、下カバー1aと上カ
バー1bとは分離面が重ね合わせた状態で一体的に固定
される。
【0022】従って、上記構成のコネクタによれば、箱
体をその上面のある一辺とこの辺に対して底面の斜め下
方に対向する辺との間に形成される面で分離した形状の
下カバー1a及び上カバー1bと、これら下カバー1a
及び上カバー1bにそれぞれ絶縁ブロック2a,2bを
介して取付け固定され、且つ突合部に互いに組合わせ可
能な段部が形成されると共に、軸方向に有するケーブル
挿入孔にテーブル6a,6bが挿入された中心導体3
a,3bとを備え、下カバー1aと上カバー1bとをそ
の分離面で重ね合わせた状態で操作レバー14によりト
グル機構を動作させて下カバー1aと上カバー1bとを
固定することで、中心導体3a,3bがその水平面と鉛
直面とが互い違いに面接触すると共に、ケーブル6a,
6bの芯線が同一中心線上になるので、全体がコンパク
トになとる共に、接続が簡単且つ容易に行うことができ
る。特に車両用モータの動力用コネクタとして使用する
場合には、狭いスペースでの着脱を労力を要せずして短
時間で行うことができる。
【0023】また、上カバー1b側の中心導体3bの突
合部に形成された段部の水平面に一対の電極5a,5b
を横並びにして埋設してあるので、一定した接触圧を得
ることができ、電流、電圧の大きな電力用のコネクタと
して適用することが可能である。
【0024】さらに、下カバー1aと上カバー1bをそ
の分離面で重ね合わせるとき、上カバー1bの重合面の
周囲にパッキン8が設けられ、且つ中心導体3a,3b
に有するケーブル挿入孔に挿入されたケーブル6a,6
bの引出口部を覆うようにケーブル6a,6bと中心導
体3a,3bの外周面との間をゴムブーツ7a,7bで
設けて固定具8a,8bにより固定してあるので、通電
部が完全防水構造になっており、車両用モータのコネク
タとして使用する場合には雨水等の侵入がなく、絶縁性
能に優れたものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、全体
をコンパクトにして着脱作業を簡単かつ容易に行うこと
ができ、かつ一定した接触圧力を得ることができるコネ
クタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタの実施の形態を示す断面
図。
【図2】図1のB−B線に沿って分離した状態を示す断
面図。
【図3】図1のA−A矢視図。
【図4】図3のC矢視図。
【図5】図4のD矢視図。
【符号の説明】
1a……下カバー 1b……上スバー 2a,2b……絶縁ブロック 3a,3b……中心導体 4a,4b……保持具 5a,5b……電極 6a,6b……動力ケーブル 7a,7b……ゴムブーツ 8a,8b……固定具 9……パッキン 10……ピン 11……トグルレバー 12……アーム 13……操作レバー 14……操作レバーロック用止金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体をその上面のある一辺とこの辺に対
    して底面の斜め下方に対向する辺との間に形成される面
    で分離した形状の下カバー及び上カバーと、これら下カ
    バー及び上カバーにそれぞれ絶縁ブロックを介して取付
    け固定され、且つ突合部に互いに組合わせ可能な段部が
    形成されると共に、軸方向に有するケーブル挿入孔にケ
    ーブルがそれぞれ挿入される中心導体とを備え、 前記下カバー側の中心導体及び前記上カバー側の中心導
    体のそれぞれの段部は前記下カバーと前記上カバーの分
    離面を重ね合わせたときそれぞれの段部の水平面を接触
    させて組合わせるようにしたことを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、下カ
    バーの分離面近傍の両側面にピンを設け、このピンに近
    接する上カバーの両側面にトグルレバーを支持軸を中心
    に回動可能に取付け、このトグルレバーを上カバーの両
    側面に支持軸を中心に回動するアームの一端部に連結
    し、これらアームの他端部間に操作レバーを連結し、こ
    の操作レバーの操作により下カバーと上カバーとを着脱
    するようにしたことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコネクタにおいて、前記
    下カバー側又は前記上カバー側の中心導体の突合部に形
    成された段部の水平面に電極をコンタクトとして埋設し
    たことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコネクタにおいて、下カ
    バー及び上カバーの分離面を重ね合わせるとき、その一
    方の重合面の周囲にパッキンを介在させることを特徴と
    するコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコネクタにおいて、下カ
    バー及び上カバー側の中心導体に有するケーブル挿入孔
    より引出されるケーブルの引出口部を覆うように前記ケ
    ーブルと中心導体の外周面との間に絶縁被覆物を設けて
    固定具により固定するようにしたことを特徴とするコネ
    クタ。
JP26183197A 1997-09-26 1997-09-26 コネクタ Pending JPH11102741A (ja)

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JP26183197A JPH11102741A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 コネクタ

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JP26183197A JPH11102741A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 コネクタ

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ID=17367350

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019093979A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 日本車輌製造株式会社 ジャンパ連結器のロック装置

Cited By (1)

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