JPH11102406A - 光学式文字読取装置用帳票の設計方法 - Google Patents

光学式文字読取装置用帳票の設計方法

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JPH11102406A
JPH11102406A JP9328498A JP32849897A JPH11102406A JP H11102406 A JPH11102406 A JP H11102406A JP 9328498 A JP9328498 A JP 9328498A JP 32849897 A JP32849897 A JP 32849897A JP H11102406 A JPH11102406 A JP H11102406A
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JP9328498A
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Naoto Aoki
直人 青木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い文字認識率と速い読取処理速度の得られ
るOCR用帳票を、簡単に、かつ熟練を必要としないで
設計するための設計方法を提供する。 【解決手段】 入力処理部22から表示装置21aに表
示されるガイドメッセージに従って、使用OCRの種別
や、帳票の記入項目の必要事項を入力装置21bを用い
て入力する。文字数算定部23において、入力された項
目毎の文字数から適切な文字枠の数が算定され、文字枠
サイズ決定部24でOCR特性データ25が参照され
て、文字種別毎に最高の文字認識率が得られる文字枠サ
イズが決定される。更に記入位置決定部26によってO
CR特性データ25に基づいて読取処理速度が一番速い
記入位置が決定され、レイアウト部27でその決定され
た記入位置に文字枠が配置される。配置されたレイアウ
ト情報は、表示部28に表示されるとともに、帳票デー
タ29として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式文字読取装
置(以下、「OCR」という)で読取る帳票のレイアウ
トの設計方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】OCRは、予め印刷された文字枠内に手
書き文字の記入やプリンタによる印字が行われた帳票
を、光学的に読取って認識する装置である。このOCR
は、記入済みの帳票を1枚ずつ走行させるための搬送機
構部、走行された帳票の紙厚を測定して帳票が重なって
いないかどうかを検査する紙厚測定部、走行中の帳票に
光を照射しその反射光によりこの帳票のイメージを読取
ってディジタル信号に変換する光電変換部、及びディジ
タル化された帳票のイメージを文字として認識する認識
処理部等で構成されている。図2は、OCR用帳票のフ
ォーマットの一例を示す図である。この帳票10は、例
えば、A5サイズの用紙を横に使用するようになってい
る。そして、帳票10の周辺部11は、OCRの搬送機
構部による帳票の位置ずれを吸収するために白紙部分と
なっており、周辺部11の内側が記入領域12となって
いる。また、搬送用ゴムローラが接触する帳票10の搬
送方向に沿った搬送部13は、スタンプ等の押印が禁止
される制限領域となっている。更に、搬送用ゴムローラ
の内側に紙厚測定部のセンサが設けられたOCRの場合
には、このセンサによって紙厚が測定されるセンス部1
4が設けられ、このセンス部14には紙厚の誤検出防止
のためにラベル等の貼付が禁止されている。
【0003】記入領域12内には、例えば、「受注月
日」、「顧客名」、「商品コード」、「数量」等の記入
項目名が左から右に順次印刷されている。そして、「受
注月日」の下側には、月日を記入するための実線及び破
線で囲まれた4文字分の文字枠15が印刷されている。
この文字枠15内に、アラビア数字で月日を記入するよ
うになってる。また、「顧客名」の下側には、顧客名を
記入するための8文字分の文字枠16が印刷されてお
り、この文字枠16に8桁以内の漢字及びかな文字によ
る顧客名を記入するようになっている。「商品コード」
の下側には、商品コードを記入するための6文字分の文
字枠17が印刷されており、この文字枠17に最大6文
字までの英数字による商品コードを記入するようになっ
ている。更に、「数量」の下側には、数量を記入するた
めの3文字分の文字枠18が印刷されており、この文字
枠18に最大3桁の数字を記入するようになっている。
文字枠16の縦横の寸法は、漢字を記入するために、文
字枠15の2倍程度の寸法になっている。また、文字枠
17の縦横の寸法は、数字のほかローマ字も記入される
ので、文字枠15の寸法よりも若干大きくなっている。
【0004】記入項目名及び文字枠15,16,…の下
側には、搬送部13を避けて押印枠19が印刷されてお
り、この押印枠19内に押印をするように指定されてい
る。従来、このような帳票10のフォーマットの設計
は、次のような手順で行っていた。先ず、この帳票10
の使用目的に基づいて、記入する項目とその記入内容
(文字種別、文字数、手書き/プリンタ印字の記入方法
等)を洗い出すとともに、押印、シール貼付等の特殊な
使用方法と、ミシン目、ファイル穴の存在等の特殊仕様
の有無について検討する。これらの帳票10の仕様項目
が揃った後、各文字枠15,16,…の所要寸法の計算
を行う。例えば、文字の記入がプリンタ印字で行われる
場合には、使用されるプリンタの印字サイズやピッチに
基づいて計算する。また文字が手書きで入力される場合
には、読取りを行うOCRの文字種別(数字、英数字+
かな文字、または漢字)毎の文字認識率特性から、文字
認識率が一番高くなるような縦横の寸法を選択し、この
寸法に基づいて各文字枠15,16,…の寸法を計算す
る。各記入項目とそれに対応する各文字枠15,16,
…の所要寸法が算出された後、押印枠19等のその他の
必要な領域の寸法を加算して、所要記入領域の寸法を算
出する。
【0005】次に、帳票10の用紙のサイズから、使用
するOCRに対応して確保する周辺部11の寸法を差し
引いて、読取可能領域の寸法を算出する。そして、所要
記入領域が読取可能領域内に収まると判定したときに、
各記入項目とそれに対応する各文字枠15,16,…を
順次この読取可能領域内に配置することによって、図2
に示すような帳票10が設計される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
OCR用帳票の設計方法では、次のような課題があっ
た。各文字枠15等の所要寸法の計算や、この文字枠1
5等の配置を人手作業で行っているので、設計に長時間
を必要とする。また、文字枠15等の寸法計算や、OC
Rの読取可能領域の算出では、使用するOCR毎の文字
認識率特性等のデータを使用する必要があり、これらの
データを使いこなすには、経験と熟練が必要になり、誰
でも簡単に設計することができるわけではない。本発明
は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、初心者で
も簡単に実行することができるOCR用帳票の設計方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の内の第1の発明は、帳票に記入された読取
対象の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率と
の間に第1の対応関係を有し、かつ該帳票上の該文字の
記入位置と読取処理速度との間に第2の対応関係を有す
るOCRによって読取られる該帳票のレイアウトを設計
するOCR用帳票の設計方法において、次のような処理
を順次行っている。先ず、設計対象となる帳票の記入項
目毎に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入
力処理を行い、前記入力処理で入力された文字数を用
い、一定の計算式または予め定められた対応表に基づい
て前記帳票上に配置する文字記入用の文字枠の数を算定
する文字枠数算定処理を行う。
【0008】次に、前記第1の対応関係が予め登録され
た第1の登録手段を参照して、前記入力処理で入力され
た文字種別の文字認識率が最大となる文字の寸法を特定
し、該特定した文字の寸法と前記文字枠数算定処理で算
定された文字枠の数から前記記入項目毎に文字枠寸法を
算出する文字枠寸法算出処理と、前記第2の対応関係が
予め登録された第2の登録手段を参照して、前記読取処
理速度が最大となる記入領域を決定する記入領域決定処
理を行う。そして、前記記入領域決定処理で決定された
前記記入領域内に、前記文字枠寸法算出処理で算出され
た前記記入項目毎の文字枠寸法の文字枠を順次配置する
レイアウト処理と、前記レイアウト処理で配置された前
記記入項目毎の文字枠の配置状況を表示手段に表示する
表示処理を行う。
【0009】第2の発明は、第1の発明と同様のOCR
用帳票の設計方法において、次のような処理を順次行っ
ている。先ず、設計対象となる帳票の記入項目毎に記入
内容及び文字数を入力する入力処理と、前記入力処理で
入力された記入項目毎の前記記入内容が与えられ、予め
定められた基準に基づいて該記入内容から記入される文
字種別を判定する文字種別判定処理を行う。次に、第1
の発明と同様の文字枠数算定処理を行った後、前記第1
の対応関係が予め登録された第1の登録手段を参照し
て、前記文字種別判定処理で判定された文字種別の文字
認識率が最大となる文字の寸法を特定し、該特定した文
字の寸法と前記文字枠数算定処理で算定された文字枠の
数から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸
法算出処理を行う。そして、第1の発明と同様の記入領
域決定処理と、レイアウト処理と、表示処理とを行う。
【0010】第3の発明は、帳票に記入された読取対象
の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間
に第1の対応関係を有し、該帳票上の該文字の記入位置
と読取処理速度との間に第2の対応関係を有し、かつ該
帳票の特定の用途に対応して固有の読取可能領域を有す
るOCRによって読取られる該帳票のレイアウトを設計
するOCR用帳票の設計方法において、次のような処理
を順次行っている。先ず、設計対象となる帳票の前記特
定の用途の指定、並びに該帳票の記入項目毎に記入する
文字の文字種別及び文字数を入力する入力処理を行い、
第1の発明と同様の文字枠数算定処理と、文字枠寸法算
出処理と、記入領域決定処理とを行う。次に、前記記入
領域決定処理で決定された前記記入領域内で、かつ前記
読取可能領域の範囲内に、前記文字枠寸法算出処理で算
出された前記記入項目毎の文字枠寸法の文字枠を順次配
置するレイアウト処理を行い、そして、第1の発明と同
様の表示処理を行う。
【0011】第4の発明は、第3の発明と同様のOCR
用帳票の設計方法において、次のような処理を順次行っ
ている。先ず、設計対象となる帳票の前記特定の用途の
指定、並びに該帳票の記入項目毎にその記入内容及び文
字数を入力する入力処理と、前記入力処理で入力された
記入項目毎の前記記入内容が与えられ、予め定められた
基準に基づいて該記入内容から記入される文字種別を判
定する文字種別判定処理とを行う。次に、第3の発明と
同様の文字枠数算定処理を行い、前記第1の対応関係が
予め登録された第1の登録手段を参照して、前記文字種
別判定処理で判定された文字種別の文字認識率が最大と
なる文字の寸法を特定し、該特定した文字の寸法と前記
文字枠数算定処理で算定された文字枠の数から前記記入
項目毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸法算出処理を行
う。そして、第3の発明と同様の記入領域決定処理と、
レイアウト処理と、表示処理とを行う。
【0012】第5の発明は、帳票に記入された読取対象
の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間
にそれぞれ異なる第1の対応関係を有し、該帳票上の該
文字の記入位置と読取処理速度との間にそれぞれ異なる
第2の対応関係を有し、かつそれぞれ固有の読取可能領
域を有する複数のOCRによって共通に読取られる該帳
票のレイアウトを設計するOCR用帳票の設計方法にお
いて、次のような処理を順次行っている。先ず、第1の
発明と同様の入力処理と、文字枠数算定処理を行い、前
記複数のOCR内の特定のOCRにおける前記第1の対
応関係が予め登録された第1の登録手段を参照して、前
記入力処理で入力された文字種別の文字認識率が最大と
なる文字の寸法を特定し、該特定した文字の寸法と前記
文字枠数算定処理で算定された文字枠の数から前記記入
項目毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸法算出処理を行
う。次に、前記複数のOCRにおけるそれぞれの読取可
能領域から、それらのどのOCRでも読取りが可能な共
通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理と、前記特
定のOCRにおける前記第2の対応関係が予め登録され
た第2の登録手段を参照して、前記共通記入領域内にお
いて前記読取処理速度が最大となる記入領域を決定する
記入領域決定処理を行う。そして、第1の発明と同様の
レイアウト処理と、表示処理とを行う。
【0013】第6の発明は、第5の発明と同様のOCR
用帳票の設計方法において、次のような処理を順次行っ
ている。先ず、設計対象となる帳票の記入項目毎に記入
内容及び文字数を入力する入力処理と、前記入力処理で
入力された記入項目毎の前記記入内容が与えられ、予め
定められた基準に基づいて該記入内容から記入される文
字種別を判定する文字種別判定処理とを行う。次に、第
5の発明と同様の文字枠数算定処理と、前記複数のOC
R内の特定のOCRにおける前記第1の対応関係が予め
登録された第1の登録手段を参照して、前記文字種別判
定処理で判定された文字種別の文字認識率が最大となる
文字の寸法を特定し、該特定した文字の寸法と前記文字
枠数算定処理で算定された文字枠の数から前記記入項目
毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸法算出処理とを行
う。そして、第5の発明と同様の共通記入領域抽出処理
と、記入領域決定処理と、レイアウト処理と、表示処理
とを行う。
【0014】第7の発明では、第3または第4の発明の
入力処理における前記特定の用途の指定には、前記帳票
に対する押印、ラベルの貼付、折目指定、またはミシン
目切断の指定を含むようにしている。第8の発明では、
第2、4、または6の発明の入力処理における前記帳票
の記入項目の記入内容には、金額、または個人あるいは
法人の名称を含むようにしている。第9の発明では、第
8の発明の入力処理における前記帳票の記入項目の記入
内容が金額である場合、該金額の文字枠を2個配置する
ようにしている。第10の発明では、第8の発明の入力
処理における前記帳票の記入項目の記入内容が個人ある
いは法人の名称である場合、該名称に対するふりがな用
の文字枠を配置するようにしている。
【0015】第11の発明では、前記第1から第10ま
での発明の文字種別の分類には、数字、英数字及び記
号、かな文字、または漢字の区分を含むようにしてい
る。第12の発明では、前記第1から第11までの発明
の文字種別の分類には、手書き文字またはプリンタによ
る印字文字の区分を含むようにしている。第13の発明
では、帳票に記入された読取対象の文字の文字種別毎に
該文字の寸法と文字認識率との間に所定の対応関係を有
し、かつ固有の読取可能領域を有するOCRによって読
取られる該帳票のレイアウトを設計するOCR用帳票の
設計方法において、次のような処理を順次行っている。
【0016】先ず、設計対象となる帳票の寸法、並びに
該帳票の記入項目毎に記入する文字の文字種別及び文字
数を入力する入力処理と、前記入力処理で入力された帳
票の寸法及び前記OCRの読取可能領域に基づいて、該
帳票における記入項目を配置することができる記入領域
を算出する記入領域算出処理を行う。次に、前記文字種
別毎に前記所定の対応関係が文字寸法別に登録された登
録手段を参照し、前記各記入項目毎に文字認識率の高い
文字寸法を選択する文字寸法選択処理と、前記各記入項
目の文字数及び前記文字寸法選択処理で選択された文字
寸法に基づいて該各記入項目毎に必要な文字枠の寸法を
算出する文字枠寸法算出処理と、前記文字枠寸法算出処
理で算出された前記各記入項目の文字枠を、前記記入領
域算出処理で算出された前記記入領域内に順次配置する
レイアウト処理を行う。更に、前記レイアウト処理で配
置された前記各記入項目の文字枠がすべて前記記入領域
内に収まっているか否かを判定し、該記入領域内に収ま
っていない場合には、前記選択された文字寸法よりも1
レベル小さい文字寸法を選択する前記文字寸法選択処理
と前記レイアウト処理とを、該各記入項目の文字枠がす
べて該記入領域内に収まるまで繰り返えす判定処理を行
った後、前記判定処理の結果、前記レイアウト処理によ
って最終的に得られたレイアウトを表示する表示処理を
行う。
【0017】第14の発明では、帳票に記入された読取
対象の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率と
の間に第1の対応関係を有し、該帳票上の該文字の記入
位置と読取処理速度との間に第2の対応関係を有し、か
つ固有の読取可能領域を有するOCRによって読取られ
る該帳票のレイアウトを設計するOCR用帳票の設計方
法において、次のような処理を順次行っている。先ず、
設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
理と、前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記O
CRの読取可能領域に基づいて、該帳票を縦長に使用す
る場合に前記記入項目を配置することができる第1の記
入領域、及び該帳票を横長に使用する場合に該記入項目
を配置することができる第2の記入領域を算出する記入
領域算出処理を行う。
【0018】次に、前記文字種別毎に前記第1の対応関
係が文字寸法別に登録された登録手段を参照し、前記各
記入項目毎に文字認識率の高い文字寸法を選択する文字
寸法選択処理と、前記各記入項目の文字数及び前記文字
寸法選択処理で選択された文字寸法に基づいて該各記入
項目毎に必要な文字枠の寸法を算出する文字枠寸法算出
処理と、前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記
入項目の文字枠を、前記記入領域算出処理で算出された
前記第1及び第2の記入領域内に順次配置するレイアウ
ト処理を行う。更に、前記レイアウト処理で配置された
前記各記入項目の文字枠がすべて前記第1及び第2の記
入領域内に収まっているか否かを判定し、該第1及び第
2の記入領域内に収まっていない場合には、前記選択さ
れた文字寸法よりも1レベル小さい文字寸法を選択する
前記文字寸法選択処理と前記レイアウト処理とを、該各
記入項目の文字枠がすべて該第1及び第2の記入領域内
に収まるまで繰り返えす判定処理を行う。そして、前記
第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を参照
して、前記レイアウト処理によって最終的に第1及び第
2の記入領域に配置されたレイアウトの内から、読取処
理速度の速い方のレイアウトを決定する決定処理と、前
記決定処理によって決定された前記レイアウトを表示す
る表示処理を行う。
【0019】第15の発明では、帳票に記入された読取
対象の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率と
の間にそれぞれ異なる所定の対応関係を有し、かつそれ
ぞれ固有の読取可能領域を有する複数のOCRによって
共通に読取られる該帳票のレイアウトを設計するOCR
用帳票の設計方法において、次のような処理を順次行っ
ている。先ず、設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳
票の記入項目毎に記入する文字の文字種別及び文字数を
入力する入力処理と、前記入力処理で入力された帳票の
寸法及び前記複数のOCRにおけるそれぞれの読取可能
領域に基づいて、それらのどのOCRでも読取りが可能
な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理を行
う。
【0020】次に、前記複数のOCR内の特定のOCR
における前記文字種別毎に前記所定の対応関係が文字寸
法別に登録された登録手段を参照し、前記各記入項目毎
に文字認識率の高い文字寸法を選択する文字寸法選択処
理と、前記各記入項目の文字数及び前記文字寸法選択処
理で選択された文字寸法に基づいて該各記入項目毎に必
要な文字枠の寸法を算出する文字枠寸法算出処理と、前
記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入項目の文
字枠を、前記記入領域算出処理で算出された前記記入領
域内に順次配置するレイアウト処理を行う。更に、前記
レイアウト処理で配置された前記各記入項目の文字枠が
すべて前記共通記入領域内に収まっているか否かを判定
し、該共通記入領域内に収まっていない場合には、前記
選択された文字寸法よりも1レベル小さい文字寸法を選
択する前記文字寸法選択処理と前記レイアウト処理と
を、該各記入項目の文字枠がすべて該共通記入領域内に
収まるまで繰り返えす判定処理を行う。そして、前記判
定処理の結果、前記レイアウト処理で最終的に得られた
レイアウトを表示する表示処理を行う。
【0021】第16の発明では、帳票に記入された読取
対象の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率と
の間にそれぞれ異なる所定の対応関係を有し、かつそれ
ぞれ固有の読取可能領域を有する複数のOCRによって
共通に読取られる該帳票のレイアウトを設計するOCR
用帳票の設計方法において、次のような処理を順次行っ
ている。先ず、設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳
票の記入項目毎に記入する文字の文字種別及び文字数を
入力する入力処理と、前記入力処理で入力された帳票の
寸法及び前記複数のOCRにおけるそれぞれの読取可能
領域に基づいて、それらのどのOCRでも読取りが可能
な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理を行
う。
【0022】次に、前記複数のOCR毎に、該OCRの
前記文字種別毎に前記所定の対応関係が文字寸法別に登
録された登録手段を参照し、前記各記入項目毎に文字認
識率の高い文字寸法を選択する複数の文字寸法選択処理
と、前記複数のOCR毎に、前記各記入項目の文字数及
び前記文字寸法選択処理で選択された文字寸法に基づい
て該各記入項目毎に必要な文字枠の寸法を算出する複数
の文字枠寸法算出処理を行う。更に、前記複数のOCR
毎に、前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入
項目の文字枠を、前記記入領域算出処理で算出された前
記記入領域内に順次配置する複数のレイアウト処理と、
前記複数のレイアウト処理で得られたレイアウトの中
で、前記各記入項目の文字枠がすべて前記共通記入領域
内に収まっているものを抽出し、前記登録手段を参照し
て該抽出されたレイアウトの中で文字認識率の一番高い
ものを選択する選択処理を行った後、前記選択処理によ
って選択されたレイアウトを表示する表示処理を行う。
【0023】第17の発明では、帳票に記入された読取
対象の文字の文字種別毎に該文字の寸法と文字認識率と
の間にそれぞれ異なる第1の対応関係を有し、該帳票上
の該文字の記入位置と読取処理速度との間にそれぞれ異
なる第2の対応関係を有し、かつそれぞれ固有の読取可
能領域を有する複数のOCRによって共通に読取られる
該帳票のレイアウトを設計するOCR用帳票の設計方法
において、次のような処理を順次行っている。先ず、設
計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎に
記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処理
と、前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記複数
のOCRにおけるそれぞれの読取可能領域に基づいて、
それらのどのOCRでも読取りが可能な共通記入領域を
抽出する共通記入領域抽出処理を行う。
【0024】次に、前記複数のOCR毎に、該OCRの
前記第1の対応関係が文字寸法別に登録された登録手段
を参照し、前記各記入項目毎に文字認識率の高い文字寸
法を選択する複数の文字寸法選択処理と、前記複数のO
CR毎に、前記各記入項目の文字数及び前記文字寸法選
択処理で選択された文字寸法に基づいて該各記入項目毎
に必要な文字枠の寸法を算出する複数の文字枠寸法算出
処理を行う。更に、前記複数のOCR毎に、前記文字枠
寸法算出処理で算出された前記各記入項目の文字枠を、
前記記入領域算出処理で算出された前記記入領域内に順
次配置する複数のレイアウト処理と、前記第2の対応関
係が予め登録された第2の登録手段を参照して、前記複
数のレイアウト処理によって得られた複数のレイアウト
の中で、読取処理速度の一番速いものを決定する決定処
理を行った後、前記決定処理によって決定されたレイア
ウトを表示する表示処理を行う。
【0025】第18の発明では、前記第15から第17
までの発明の共通記入領域算出処理で、前記帳票を縦長
に使用する場合の第1の記入領域、及び該帳票を横長に
使用する場合の第2の記入領域の2つの記入領域を算出
する。また、レイアウト処理では、前記第1及び第2の
共通記入領域内に前記文字枠寸法算出処理で算出された
前記各記入項目の文字枠を順次配置するようにしてい
る。第19の発明では、前記第15から第18までの発
明のレイアウト処理で、前記入力処理で入力された前記
各記入項目に対応する文字枠をその入力された順番に、
上から下へ順次配置するようにしている。
【0026】第20の発明では、前記第15から第18
までの発明のレイアウト処理で、前記入力処理で入力さ
れた前記各記入項目に対応する文字枠をその入力された
順番に左から右へ、更に上の行から下の行へ順次配置す
るようにしている。第21の発明では、前記第15から
第20までの発明の文字種別の分類には、手書き文字ま
たはプリンタによる印字文字の区分を含むようにしてい
る。第1、第11及び第12の発明によれば、以上のよ
うにOCR用帳票の設計方法を構成したので、次のよう
な作用が行われる。入力処理で入力された文字数に対し
て文字記入用の文字枠の数が文字枠数算定処理で算定さ
れ、第1の登録手段から文字種別に対して文字認識率が
最大となる文字の寸法が特定される。文字枠寸法算出処
理によって、文字枠の数と文字の寸法から記入項目ごと
の文字枠寸法が算出される。記入領域決定処理によって
第2の登録手段に基づいて読取処理速度が最大となる記
入領域が決定され、レイアウト処理によってこの記入領
域内に文字枠が順次配置される。配置された文字枠の配
置状況は表示手段に表示される。
【0027】第2、及び第8〜第12の発明によれば、
次のような作用が行われる。入力処理で入力された記入
項目毎の記入内容に基づいて、文字種別判定処理によっ
てこれに対応する文字種別が判定される。以下、判定さ
れた文字種別と入力された文字数に基づいて、第1の発
明と同様の作用が行われて、文字枠の配置状況が表示手
段に表示される。第3、第7、第11及び第12の発明
によれば、次のような作用が行われる。入力処理で入力
された文字数と文字種別に基づいて、第1の発明と同様
に文字認識率が最大となる文字枠寸法が算出される。記
入領域決定処理によって第2の登録手段に基づいて読取
処理速度が最大となる記入領域が決定され、レイアウト
処理によって設計対象の帳票の特定の用とに対応した固
有の読取可能領域内に文字枠が順次配置される。そし
て、配置された文字枠の配置状況は表示手段に表示され
る。
【0028】第4、及び第7〜第12の発明によれば、
次のような作用が行われる。入力処理で入力された文字
数と記入内容に基づいて、第2の発明と同様に文字認識
率が最大となる文字枠寸法が算出される。記入領域決定
処理によって第2の登録手段に基づいて読取処理速度が
最大となる記入領域が決定され、レイアウト処理によっ
て設計対象の帳票の特定の用とに対応した固有の読取可
能領域内に文字枠が順次配置される。そして、配置され
た文字枠の配置状況は表示手段に表示される。第5、第
11及び第12の発明によれば、次のような作用が行わ
れる。複数のOCRの内の特定のOCRの特性が参照さ
れ、入力処理で入力された文字数と文字種別に基づい
て、文字認識率が最大となる文字枠寸法が算出される。
共通記入領域抽出処理によって、複数のOCRで共通に
読取が可能な共通記入領域が抽出され、この共通記入領
域内でかつ特定のOCRによって最大の読取処理速度が
得られる記入領域が決定され、レイアウト処理によって
設計対象の帳票の特定の用とに対応した固有の読取可能
領域内に文字枠が順次配置される。そして、配置された
文字枠の配置状況は表示手段に表示される。
【0029】第6、及び第8〜第12の発明によれば、
次のような作用が行われる。複数のOCRの内の特定の
OCRの特性が参照され、入力処理で入力された文字数
と記入内容に基づいて、文字認識率が最大となる文字枠
寸法が算出される。以下、第5の発明と同様の作用が行
われて、文字枠の配置状況が表示手段に表示される。第
13、及び第19〜第21の発明によれば、次のような
作用が行われる。入力処理で入力された帳票の寸法と、
OCRの読取可能領域とに基づいて記入領域が算出され
る。また、入力された文字種別に対して文字認識率が高
い文字寸法が選択され、入力された文字数に従って記入
枠の寸法が算出される。すべての文字枠が記入領域に収
まるまで、順次小さい文字サイズを選択してレイアウト
処理を繰り返す判定処理が行われる。そして、判定処理
の結果、記入領域に収まった記入枠のレイアウトが表示
される。
【0030】第14、及び第19〜第21の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力処理で入力された
帳票の寸法と、OCRの読取可能領域とに基づいて、帳
票を縦長で使用する場合と横長で使用する場合の2つの
記入領域が算出される。また、入力された文字種別に対
して文字認識率が高い文字寸法が選択され、入力された
文字数に従って記入枠の寸法が算出される。すべての記
入枠が、それぞれ縦長の記入領域と横長の記入領域とに
収まるまで、順次小さい文字サイズを選択してレイアウ
ト処理を繰り返す判定処理が行われる。縦長領域に配置
されたレイアウトと横長領域に配置されたレイアウトの
内で、読取り速度の速い方のレイアウトが決定され、決
定されたレイアウトが表示される。
【0031】第15、及び第18〜第21の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力処理で入力された
帳票の寸法と、複数のOCRの読取可能領域とに基づい
て、これらの複数のOCRで共通に読取りができる共通
記入領域が抽出される。また、特定のOCRにおける文
字サイズと文字認識率との対応関係が参照されて、入力
された文字種別に対して文字認識率が高い文字寸法が選
択され、入力された文字数に従って記入枠の寸法が算出
される。すべての記入枠が共通記入領域に収まるまで、
順次小さい文字サイズを選択してレイアウト処理を繰り
返す判定処理が行われる。そして、判定処理の結果、記
入領域に収まった記入枠のレイアウトが表示される。
【0032】第16、及び第18〜第21の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力処理で入力された
帳票の寸法と、複数のOCRの読取可能領域とに基づい
て、これらの複数のOCRで共通に読取りができる共通
記入領域が抽出される。また、各OCRにおける文字サ
イズと文字認識率との対応関係が参照されて、入力され
た文字種別に対して文字認識率が高い文字寸法が選択さ
れ、入力された文字数に従ってそれぞれのOCR毎に記
入枠の寸法が算出される。各OCR毎に、すべての記入
枠が共通記入領域に収まるように配置するレイアウト処
理が行われる。そして、各OCR毎に得られたレイアウ
トの中で、文字認識率の一番高いものが選択されて、選
択された記入枠のレイアウトが表示される。
【0033】第17、及び第18〜第21の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力処理で入力された
帳票の寸法と、複数のOCRの読取可能領域とに基づい
て、これらの複数のOCRで共通に読取りができる共通
記入領域が抽出される。また、各OCRにおける文字サ
イズと文字認識率との対応関係が参照されて、入力され
た文字種別に対して文字認識率が高い文字寸法が選択さ
れ、入力された文字数に従ってそれぞれのOCR毎に記
入枠の寸法が算出される。各OCR毎に、すべての記入
枠が共通記入領域に収まるように配置するレイアウト処
理が行われる。そして、各OCR毎に得られたレイアウ
トの中で、読取処理速度が一番速いものが選択されて、
選択された記入枠のレイアウトが表示される。
【0034】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態で用いられるOCR用
帳票設計装置の概略の構成図である。この設計装置は、
帳票10の設計条件を入力するための入力部21を有し
ている。入力部21は、予め定められた項目の中から設
計条件を選択したり、数値設定をするためのガイドメッ
セージを表示する表示装置21aと、ガイドメッセージ
に従って、条件選択あるいは数値設定の入力をするため
のキーボードやマウス等の入力装置21bとで構成され
ている。
【0035】入力部21には、この入力部21に対する
ガイドメッセージ表示や入力されたデータを読取るため
の入力処理部22が接続されている。入力処理部22に
は、文字数算定部23が接続されている。文字数算定部
23は、帳票10の記入項目毎に入力された項目の文字
数からこの帳票10に実際にレイアウトする文字枠の文
字数を算定するものであり、この出力側に文字枠サイズ
決定部24が接続されている。文字枠サイズ決定部24
は、OCR特性データ記憶部25に記憶されたOCRの
特性データに基づいて、文字認識率が最大となる文字種
別毎の文字枠の寸法を決定するものである。文字枠サイ
ズ決定部24の出力側には、記入領域決定部26が接続
されている。記入領域決定部26は、OCR特性データ
記憶部25に記憶されたOCRの特性データに基づい
て、読取処理速度が最大となる記入領域を決定するもの
であり、この出力側にレイアウト部27が接続されてい
る。レイアウト部27は、記入領域決定部26で決定さ
れた記入領域の内部に、文字枠サイズ決定部24で決定
された文字枠を配置するものであり、このレイアウト部
27の出力側に表示部28及び帳票データ記憶部29が
接続されている。表示部28は、レイアウト部27で配
置された文字枠の状態を確認のために表示するものであ
る。また、帳票データ記憶部29は、設計された帳票1
0の情報を記憶するものである。
【0036】図3は、本発明の第1の実施形態を示すO
CR用帳票の設計方法のフローチャートである。図4
は、図1中の表示装置21aに表示されたOCR用帳票
設計項目のガイドメッセージの一例を示す図であり、図
5(a),(b)は、設計対象の帳票10の読取りに使
用されるOCRの特性データの一例を示す図である。
【0037】次に、これらの図3〜図5を参照して、図
1のOCR用帳票設計装置によるOCR用帳票の設計方
法を説明する。ここでは、一例として、図2の帳票10
を設計する場合を説明する。先ず、図1のOCR用帳票
設計装置における表示装置21aに、入力処理部22か
ら図4に示すようなガイドメッセージが表示されて、O
CR用帳票の設計が開始される。
【0038】図3のステップS1において、図4のガイ
ドメッセージに従って、使用OCRの選択が行われる。
ここでは、設計対象となる帳票10の読取りに使用する
OCRを、「OCR1」、「OCR2」、「OCR
3」、「その他」の中から1つだけ選択する。次に、ス
テップS2の帳票種別指定処理において、設計対象の帳
票10が「通常」の帳票であるか、「検印」、「ラベル
の貼付」、「ミシン目」、「折り目」、「ファイル穴」
等が有る「特殊」な帳票であるかの指定を行い、ステッ
プS3へ進む。ステップS3において、帳票10の各記
入項目情報の入力が行われる。ここでは、例えば、記入
項目の項目名称をキーボード等の入力装置21bから入
力し、その項目内容が、「金額」、「コード」、「住
所」、「氏名または企業名」等のいずれに該当するかの
選択を行う。また、記入する文字種類が、「数字」、
「英数字カナ文字」、「漢字」の内のいずれであるかの
指定と、その概略の文字数を入力装置21bから入力す
る。更に、記入方法が「手書」であるか、プリンタによ
る「印字」であるかを選択する。プリンタによる印字の
場合には、そのプリンタの種類(例えば、「プリンタ
1」、「プリンタ2」、「その他」等)を指定すること
も可能である。
【0039】図2の帳票10の場合、次のように項目番
号1に対する入力が行われる。 項目名称:「受注月日」 項目内容:「日付」 文字種別:「数字」 文字数:「4」 記入方法:「手書」 更に、項目番号2に対して、項目名称:「顧客名」、項
目内容:「氏名」、文字種別:「漢字」、文字数:
「6」、及び記入方法:「手書」がそれぞれ入力され
る。また、項目番号3に対して、項目名称:「商品コー
ド」、項目内容:「コード」、文字種別:「数字」、文
字数:「4」、及び記入方法:「手書」がそれぞれ入力
され、更に、項目番号4に対して、項目名称:「受注月
日」、項目内容:「日付」、文字種別:「数字」、文字
数:「4」、及び記入方法:「手書」がそれぞれ入力さ
れる。これによって、ステップS3における各項目番号
1〜4の入力が終了し、ステップS4へ進む。
【0040】ステップS4において、ステップS3で入
力された記入項目毎の文字数と項目内容に基づいて、予
め決められた算出手順に従って、実際に帳票10にレイ
アウトすべき文字枠の文字数の決定が行われる。例え
ば、入力された項目内容が「日付」であれば、入力され
た文字数「4」がそのまま文字枠の文字数として決定さ
れる。また、入力された項目内容が「氏名」であれば、
入力された文字数「6」に所定の余裕数2を加算して、
文字枠の文字数として合計の文字数「8」が決定され
る。これは、例えば、項目内容毎に予め決められた算出
表あるいは算出式を用いて行われる。ステップS4の
後、ステップS5へ進む。
【0041】ステップS5において、OCR特性データ
25が参照されて文字枠サイズの決定が行われる。即
ち、ステップS1で入力された使用OCR、即ち、「O
CR1」の文字サイズと文字認識率との対応関係を示す
特性データが読出される。OCR1は、図5(a)に一
例を示すように、文字のサイズによって文字認識率が異
なっている。文字のサイズが小さければ、文字を構成す
る線分の間の距離が短くなってその文字の特徴を識別し
にくくなる。逆に文字が大きすぎると、文字の線が相対
的に細くなり、文字認識の際の正規化処理によって線分
の一部が無視されて文字認識率が低下する。このため、
文字認識率が最大となる文字サイズが存在する。この文
字サイズと文字認識率の関係は、数字、漢字等の文字の
種類やその文字が手書か印字かによって異なるととも
に、読取りを行うOCRの個別の特性によっても異なっ
ている。ステップS5では、使用OCRの特性データを
参照し、記入項目の文字種別に応じて、文字認識率が最
大となる文字サイズが求められ、この求められた文字サ
イズが文字枠のサイズとして決定される。ステップS5
の後、ステップS6へ進む。
【0042】ステップS6において、OCR特性データ
25が参照されて文字枠を配置すべき記入領域の決定が
行われる。即ち、ステップS1で選択された使用OC
R、即ち、「OCR1」の文字記入位置と読取処理速度
との対応関係を示す特性データが読出される。OCR1
は、図5(b)に示すように、文字の記入位置によって
読取処理速度が異なっている。一般的にOCRは、帳票
10の搬送方向に順次イメージの読取りを行うので、こ
の搬送方向に対する先端部分が最初に処理されるように
なっている。従って、先端部分の読取処理速度が速く、
後端部分の読取処理速度は遅くなる。ステップS6で
は、使用OCRの特性データを参照し、読取処理速度の
一番速い部分が記入領域として決定される。ステップS
6の後、ステップS7へ進む。ステップS7において、
ステップS6で決定された記入領域に対して、ステップ
S5で算出された各記入項目の文字枠サイズを順次配置
する。即ち、ステップS6で決定された記入領域内にお
いて、例えば左端から右側へ順に、項目番号1から4ま
での文字枠を、重ならないように並べる。このようにし
て並べられた4個の文字枠によって占有される領域の縦
及び横の寸法が求められる。ステップS7の後、ステッ
プS8へ進む。
【0043】ステップS8において、ステップS7で求
められた領域の寸法に基づいて、この領域を確保するこ
とができる最小の用紙サイズが決定される。即ち、例え
ば、A5判縦方向、A5判横方向、A4判縦方向、A4
判横方向等の各サイズの用紙における記入可能領域13
の寸法に、ステップS7で求められた領域が収まる用紙
のサイズが、帳票サイズとして決定される。ステップS
8の後、ステップS9へ進む。ステップS9において、
ステップS8で決定された帳票サイズに、文字枠が配置
された帳票のレイアウトの表示が行われる。そして、表
示されたレイアウトに基づいて、実際に使用する場合に
問題ないかを検討する。ここで、問題がないと判断され
れば、ステップS10において、設計された帳票10の
帳票データが帳票データ記憶部29に格納されて帳票1
0の設計は終了する。もし、問題があると判断された場
合には、適切なレイアウトが得られるまで、入力項目等
の条件を変更して再度ステップS1〜S9の処理を繰り
返えす。
【0044】以上のように、この第1の実施形態では、
ステップS5でOCRの特性データ25に基づいて文字
認識率が最大となる文字枠寸法を決定し、ステップS6
で読取処理速度が最高となる記入領域を決定して、この
記入領域に決定した文字枠を配置している。これによ
り、熟練者の人手作業によらず、読取処理速度及び文字
認識率が最高の帳票10を設計することができるという
利点を有する。
【0045】第2の実施形態 図6は、本発明の第2の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートであり、図3中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この第2の実施
形態の設計方法では、図3のステップS3に代えて、こ
れと処理内容が異なるステップS3A,S3Bを設けて
いる。即ち、ステップS3Aは、設計対象の帳票10に
おける記入項目として、項目番号及び記入項目の項目名
称を入力し、記入項目の内容が「金額」、「コード」、
「住所」、「氏名または企業名」等のいずれに該当する
かの選択を行う処理である。ここでは、入力する文字の
種類が「数字」、「英数字カナ文字」、「漢字」のいず
れであるかの指定は行われない。そして、ステップS3
Bにおいて、ステップS3Aで選択された記入項目の内
容に基づいて、項目毎の文字種別の判定が行われる。例
えば、記入項目が「金額」であれば文字種別は「数字」
と判定され、「コード」であれば「英数字」、「住所」
及び「氏名または企業名」であれば「漢字」と判定され
る。その他の各ステップS1,S4〜S10の処理は図
3における処理と同様である。
【0046】以上のように、この第2の実施形態では、
ステップS3Bの文字種別判定処理において、記入項目
の内容から文字種別の判定を行うようにしているので、
第1の実施形態の利点に加えて、記入項目の入力時に文
字種別の選択をする必要がなく、入力手数の簡素化がで
きる。
【0047】第3の実施形態 図7は、本発明の第3の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートであり、図3中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この第3の実施
形態の設計方法では、図3のステップS1に代えて、こ
れと処理内容が異なるステップS1A,S1Bを設ける
とともに、ステップS6に代えて、これと処理内容が異
なるステップS6Aを設けている。ステップS1Aにお
いて、使用OCRの選択が行われる。ここでは、設計対
象となる帳票10の読取りに使用する複数のOCRを、
「OCR1」、「OCR2」、「OCR3」、「その
他」の中から選択する。例えば、使用するOCRとし
て、「OCR1」と「OCR3」を予定している場合、
これらの2つのOCRを選択する。
【0048】また、ステップS1Bにおいて、帳票10
の読取りに主として使用される主要OCRの指定を行
う。例えば、「OCR1」を主として使用し、予備的に
「OCR3」を使用する場合は、主要OCRとして「O
CR1」を指定する。一方、ステップS6Aにおいて
は、ステップS1Aで選択された複数のOCR(即ち、
「OCR1」と「OCR3」)の共通の読取可能領域で
ある共通記入領域が抽出される。そして、ステップS7
において、ステップS6Aで抽出された共通記入領域内
に、文字枠の配置が行われる。その他のステップS2〜
S5,S8〜S10の処理は、図3における処理と同様
である。
【0049】以上のように、この第3の実施形態では、
複数の使用OCRを選択するためのステップS1Aと、
このステップS1Aで選択された複数のOCRの共通の
読取可能領域を抽出するステップS6Aを設けているの
で、第1の実施形態の利点に加えて、複数のOCRに対
応可能な帳票10が設計できるという利点を有する。
【0050】第4の実施形態 図8は、本発明の第4の実施形態で用いられる図1のO
CR用帳票設計装置中のOCR特性データ記憶部25に
記憶された文字寸法選択表の一例を示す図である。この
文字寸法選択表は、複数の異なる種類のOCR毎に、
「数字」、「英数字カナ文字」、「漢字」等の文字種別
に対応して、予め段階的に設定された文字寸法とその文
字寸法に対する文字認識率との関係を示すものであり、
各文字寸法には、文字認識率の高いものから順番に選択
順位が設定されている。図9は、本発明の第4の実施形
態を示すOCR用帳票の設計方法のフローチャートであ
る。
【0051】次に、図4、図8及び図9を参照して、図
1のOCR用帳票設計装置による第4の実施形態の設計
方法を説明する。先ず、図1のOCR用帳票設計装置に
おける表示装置21aに、入力処理部22から図4に示
すようなガイドメッセージが表示されて、OCR用帳票
の設計が開始される。図9のステップS11において、
図4のガイドメッセージに従って、使用OCRの選択が
行われる。ここでは、設計対象となる帳票10の読取り
に使用するOCRを、「OCR1」、「OCR2」、
「OCR3」、「その他」の中から1つだけ選択する。
次に、ステップS12の帳票サイズの指定処理におい
て、設計対象の帳票10のサイズを、「A4」,「A
5」,「A6」,「B4」,「B5」,「B6」の中か
ら指定してステップS13へ進む。
【0052】ステップS13において、帳票10の各記
入項目情報の入力処理が行われる。ここでは、各記入項
目毎に、記入する文字種類が、「数字」、「英数字カナ
文字」、「漢字」の内のいずれであるかの指定と、その
文字数を入力装置21bから入力する。更に、記入方法
が「手書」であるか、プリンタによる「印字」であるか
を選択する。プリンタによる印字の場合には、そのプリ
ンタの種類(例えば、「プリンタ1」、「プリンタ
2」、「その他」等)を指定することも可能である。ス
テップS13において、帳票10に配置したいすべての
記入項目の情報の入力が終了した後、ステップS14へ
進む。ステップS14において、ステップS11で指定
された使用OCRと、ステップS12で指定された帳票
サイズとに基づいて、OCR特性データ記憶部25に記
憶されたOCR特性データが参照されて、帳票10に配
置することができる記入領域を算出する記入領域算出処
理が行われる。ステップS14の後、ステップS15〜
S20の繰り返しによる判定処理へ進む。
【0053】ステップS15において、文字寸法の選択
順位iが1に設定され、ステップS16へ進む。ステッ
プS16において、OCR特性データ記憶部25に記憶
されたOCR特性データが参照されて、ステップS13
で入力された各項目の文字種別に対する選択順位i(=
1)の文字寸法を選択する文字寸法選択処理が行われ
る。ステップS17では、ステップS16で選択された
文字寸法と、ステップS13で入力された文字数とによ
って、各記入項目毎に必要な文字枠の寸法を算出するの
文字枠寸法算出処理が行われる。ステップS17の後、
ステップS18へ進む。
【0054】ステップS18において、ステップS17
で算出された寸法の各記入項目の記入枠をステップS1
4で算出された記入領域へ順次配置するレイアウト処理
が行われる。このレイアウト処理においては、ステップ
S13の入力処理で入力された各記入項目に対応する文
字枠を、その入力された順番に上から下へ順次配置する
ようになっている。ステップS18の後、ステップS1
9へ進む。ステップS19において、ステップS18の
レイアウト処理で配置された各記入項目の文字枠がすべ
て記入領域内に収まっているか否かが判定される。もし
収まっていない場合にはステップS20へ進み、収まっ
ている場合にはステップS21へ進む。ステップS20
では、選択順位iが1だけ繰り下げられ、選択順位i=
2が設定されて、ステップS16へ戻る。従って、この
時のステップS16では、1番目の順位よりも1レベル
小さい2番目の順位の文字寸法が選択される。そして、
ステップS17で2番目の順位の文字寸法に従って文字
枠寸法が算出され、ステップS18で、その算出された
2番目の文字枠寸法による文字枠のレイアウト処理が行
われる。
【0055】このように、ステップS20,S16〜S
19の繰り返しにより、ステップS14で算出された記
入領域に収まる最大の寸法の文字枠のレイアウトが行わ
れて、ステップS21へ進む。ステップS21におい
て、ステップS19で最終的に得られた帳票のレイアウ
トを表示部28に表示する表示処理が行われる。そし
て、表示されたレイアウトに基づいて、実際に使用する
場合に問題ないかを検討する。ここで、問題がないと判
断されれば、ステップS22において、設計された帳票
10の帳票データが帳票データ記憶部29に格納されて
帳票10の設計は終了する。もし、問題があると判断さ
れた場合には、適切なレイアウトが得られるまで、入力
項目等の条件を変更して再度ステップS11〜S21の
処理を繰り返えす。
【0056】以上のように、この第4の実施形態では、
ステップS12で設計対象の帳票のサイズを指定し、ス
テップS15〜S20の繰り返しループによってそのサ
イズに収まる最大寸法の文字による文字枠を配置してい
る。これにより、熟練者の人手作業によらず、指定した
サイズに収まり、かつ文字認識率の高い帳票10を設計
することができるという利点を有する。
【0057】第5の実施形態 図10は、本発明の第5の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートであり、図9中の要素と共
通の要素には共通の符号が付されている。この第5の実
施形態の設計方法では、図9のステップS11,S1
2,S13と同様に対象OCRの指定処理、帳票サイズ
の指定処理、及び記入項目情報の入力処理が行われた
後、ステップS14Aへ進む。ステップS14Aにおい
て、ステップS11で指定された使用OCRの選択デー
タと、ステップS12で入力された帳票サイズの指定と
に基づいて、OCR特性データ記憶部25に記憶された
OCR特性データが参照されて、帳票を縦長で使用する
場合に設計対象となる帳票10に記入項目を配置するこ
とができる縦長の記入領域が算出される。ステップS1
4Aの後、ステップS14Bへ進む。
【0058】ステップS14Bにおいて、今度は、帳票
を横長で使用する場合に帳票10に記入項目を配置する
ことができる横長の記入領域が算出される。ステップS
14A,S14Bによる記入領域算出処理の後、ステッ
プS15A〜S20Aの繰り返しによる判定処理へ進
む。ステップS15A〜S20Aにおいて、図9のステ
ップS15〜S20と同様の繰り返しループによって、
縦長の記入領域に収まる最大の寸法の文字枠を配置する
レイアウト処理が行われる。
【0059】更に、ステップS15B〜S20Bにおい
て、ステップS15A〜S20Aと同様の繰り返しルー
プによって、横長の記入領域に収まる最大の寸法の文字
枠を配置するレイアウト処理が行われる。そして、ステ
ップS15A〜S20A,S15B〜S20Bによっ
て、縦長及び横長のレイアウトがそれぞれ決定された
後、ステップS23へ進む。ステップS23において、
OCR特性データ25が参照され、決定された縦長及び
横長のレイアウトに対する読取処理速度がそれぞれ算出
される。ステップS23の後、ステップS24へ進む。
ステップS24では、算出された読取処理速度の速い方
のレイアウトを最終的なレイアウトとして決定する決定
処理が行われ、ステップS21へ進む。ステップS21
及びそれに続くステップS22では、図9と同様の処理
が行われる。
【0060】以上のように、この第5の実施形態では、
ステップS14A,S14Bでそれぞれ設計対象の帳票
を縦長及び横長に使用する場合の記入領域の算出を行
い、ステップS15A〜S20Aで縦長の記入領域への
レイアウトを、ステップS15B〜S20Bで横長の記
入領域へのレイアウトを行っている。そして、ステップ
S23,S24で、得られた2つのレイアウトの内で読
取処理速度の速い方のレイアウトを決定している。これ
により、熟練者の人手作業によらずに、指定したサイズ
に収まり、文字認識率が高く、かつ読取処理速度の速い
帳票10を設計することができるという利点を有する。
【0061】第6の実施形態 図11は、本発明の第6の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートであり、図9中の要素と共
通の要素には共通の符号が付されている。この第6の実
施形態の設計方法では、図9のステップS11に代え
て、これと処理内容が異なるステップS11A,S11
Bを設けるとともに、ステップS14に代えて、これと
処理内容が異なるステップS14Cを設けている。ステ
ップS11Aにおいて、使用OCRの選択が行われる。
ここでは、設計対象となる帳票10の読取りに使用する
複数のOCRを、「OCR1」、「OCR2」、「OC
R3」、「その他」の中から選択する。例えば、使用す
るOCRとして、「OCR1」と「OCR3」を予定し
ている場合、これらの2つのOCRを選択する。
【0062】ステップS11Bにおいて、帳票10の読
取りに主として使用される主要OCRの指定を行う。例
えば、「OCR1」を主として使用し、予備的に「OC
R3」を使用する場合は、主要OCRとして「OCR
1」を指定する。一方、ステップS14Cにおいては、
ステップS11Aで選択された複数のOCR(即ち、
「OCR1」と「OCR3」)の共通の読取可能領域で
ある共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理が行
われる。そして、ステップS11Bで主要OCRとして
指定されたOCRの特性データに基づいて、図9と同様
のステップS15〜S20の繰り返しループによって、
共通記入領域に対する文字枠のレイアウト処理が行われ
る。また、ステップS21及びそれに続くステップS2
2では、図9と同様の処理が行われる。
【0063】以上のように、この第6の実施形態では、
複数の使用OCRを選択するためのステップS11A
と、このステップS11Aで選択された複数のOCRの
共通の読取可能領域を抽出するステップS14Cを設け
ているので、第4の実施形態の利点に加えて、複数のO
CRに対応可能な帳票10が設計できるという利点を有
する。
【0064】第7の実施形態 図12は、本発明の第7の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートであり、図11中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この第7の
実施形態の設計方法では、図11のステップS11Bを
削除するとともに、ステップS15〜S20の繰り返し
ループに代えて、ステップS15C〜S20Cの繰り返
しループを設け、更にこの繰り返しループの後にステッ
プS25,S26を追加している。即ち、ステップS1
1Aにおいて設計対象となる帳票10の読取りに使用す
る複数のOCRが選択されるが、これらの選択されたO
CRに対する主要OCRの指定は行われない。そして、
図11のステップS15〜S20と同様のステップS1
5C〜S20Cの繰り返しループによって、選択された
複数のOCR毎に最適な文字枠を配置するレイアウト処
理が行われる。そして、すべてのOCR毎に帳票のレイ
アウトが決定された後、ステップS25へ進む。
【0065】ステップS25において、OCR特性デー
タ25が参照されて、各OCRで決定されたレイアウト
に対してそれぞれの文字認識率が算出され、ステップS
26へ進む。ステップS26では、算出された各OCR
の文字認識率の内で一番認識率の高いレイアウトを最終
的なレイアウトとして選択する選択処理が行われ、ステ
ップS21へ進む。そして、ステップS21及びそれに
続くステップS22では、図11と同様の処理が行われ
る。
【0066】以上のように、この第7の実施形態では、
複数の使用OCRを選択するためのステップS11A
と、このステップS11Aで選択された複数のOCRの
共通の読取可能領域を抽出するステップS14Cを設
け、更に複数のOCRで対応可能レイアウトの内で文字
認識率が一番高いレイアウトを選択するステップS2
5,S26を設けているので、第4の実施形態の利点に
加えて、複数のOCRに対応可能で認識率の高い帳票1
0が設計できるという利点を有する。
【0067】第8の実施形態 図13は、本発明の第8の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートであり、図12中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この第8の
実施形態の設計方法では、図12のステップS25,S
26に代えて、これらと処理内容が異なるステップS2
3A,S24Aを設けている。その他の処理の構成は、
図12と同様である。即ち、ステップS23Aでは、O
CR特性データ25が参照されて、ステップS11A〜
S20Cによって決定された各OCRに対応するレイア
ウト毎にそれぞれの読取処理速度が算出され、ステップ
S24Aへ進む。ステップS24Aでは、算出された各
OCR毎の読取処理速度の内で一番速度の速いレイアウ
トを最終的なレイアウトとして決定する決定処理が行わ
れ、ステップS21へ進む。そして、ステップS21及
びそれに続くステップS22では、図12と同様の処理
が行われる。
【0068】以上のように、この第8の実施形態では、
複数の使用OCRを選択するためのステップS11A
と、このステップS11Aで選択された複数のOCRの
共通の読取可能領域を抽出するステップS14Cを設
け、更に複数のOCRで対応可能レイアウトの内で読取
処理速度が一番速いレイアウトを決定するステップS2
3A,S24Aを設けているので、第4の実施形態の利
点に加えて、複数のOCRに対応可能で読取処理速度の
速い帳票10が設計できるという利点を有する。
【0069】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(i)のようなものがある。 (a) 図1のOCR用帳票設計装置は、入力部21、
入力処理部22等の複数の処理部から構成されている
が、ワークステーション等のコンピュータシステムを用
いて、ソフトウエアによって各部の処理を行うような構
成にしても良い。 (b) OCR用帳票の設計時に入力する記入項目及び
その入力用のガイドメッセージは、図4の形式や内容に
限定されず、必要な項目を確実に入力することができる
ものであれば、どのような形式であっても良い。 (c) 図3、図6、及び図7の設計方法では、ステッ
プS3において、記入項目の記入内容として金額を指定
したときに、金額記入用の1個の文字枠を配置するよう
になっているが、読取り誤り防止のため、金額記入枠を
2個配置するようにしても良い。
【0070】(d) 図3、図6、及び図7の設計方法
では、ステップS3において、記入項目の記入内容とし
て氏名等を指定したときに、氏名等を漢字で記入するた
めの記入枠を配置するようになっているが、ふりがなを
記入するために、かな文字用の文字枠を別に配置するよ
うにしても良い。 (e) 図7の設計方法では、ステップS1Aにおいて
使用する複数のOCRを、ステップS1Bにおいて主要
OCRをそれぞれ指定するようになっているが、ステッ
プS1Bを省略して主要OCRの指定をせずに、ステッ
プS1Aで指定された複数のOCRの中から文字認識率
の一番高いOCRを主要OCRと見なして、処理をする
ようにしても良い。 (f) 図7の設計方法では、ステップS1Aにおいて
使用する複数のOCRを、ステップS1Bにおいて主要
OCRをそれぞれ指定するようになっているが、ステッ
プS1Bを省略して主要OCRの指定をせずに、ステッ
プS1Aで指定された複数のOCRの中から読取処理速
度の一番速いOCRを主要OCRと見なして、処理をす
るようにしても良い。
【0071】(g) 図9〜図12におけるステップS
12の帳票サイズの指定では、予め決められたA4,A
5等の用紙サイズから選択するようになっているが、任
意の寸法を入力するようにしても良い。これにより、任
意の寸法の帳票を設計することができる。 (h) 図9〜図12におけるステップS18,S18
A,S18B,S18Cのレイアウト処理では、各記入
項目に対応する文字枠を1つづつ上から下へ順次配置す
るようにしているが、上の行の右から左へ順次配置し、
右側に配置する領域が無い場合にはその下側の行に移っ
て、再び左から右へ順次配置するようにしても良い。 (i) 図11〜図13においても、図10と同様に、
帳票を縦長に使用する場合と、横長に使用する場合につ
いて2通りのレイアウト処理を行い、文字認識率の高い
レイアウト、または読取処理速度の速いレイアウトを選
択するようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、使用するOCRの文字サイズと文字認識率の
対応関係から最適な文字枠サイズを算出する文字枠寸法
算出処理と、そのOCRの読取処理速度が最大となる記
入領域に文字枠を配置するレイアウト処理を行うように
している。これによって、特別の熟練を必要とせず、簡
単に、文字認識率が高くかつ読取処理速度が速い帳票を
設計することができる。第2の発明によれば、記入項目
毎の記入内容から文字種別を判定する文字種別判定処理
が行われるので、設計対象となる帳票の入力項目を減ら
すことができる。これにより、第1の発明よりも更に簡
単に、文字認識率が高くかつ読取処理速度が速い帳票を
設計することができる。
【0073】第3の発明によれば、入力処理において、
設計対象となる帳票の特定の用途を指定をすることがで
きる。これにより、特殊な帳票についても第1の発明と
同様に、特別の熟練を必要とせず簡単に設計することが
できる。第4の発明によれば、入力処理において、設計
対象となる帳票の特定の用途を指定をすることができ
る。また、記入項目毎の記入内容から文字種別を判定す
る文字種別判定処理が行われるので、設計対象となる帳
票の入力項目を減らすことができる。これにより、第1
の発明よりも更に簡単に、特殊な帳票についても文字認
識率が高くかつ読取処理速度が速い帳票を設計すること
ができる。
【0074】第5の発明によれば、特性の異なる複数の
OCRで共通に読取られる帳票の設計で、特定のOCR
の特性に基づいて文字枠の最適な寸法を算出する文字枠
算出処理を行い、かつ複数のすべてのOCRで読取り可
能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理を行
っている。これにより、複数のOCRで読取りが可能
で、かつ特定のOCRで高い文字認識率によって読取り
ができる帳票を、簡単に設計することができる。第6の
発明によれば、特性の異なる複数のOCRで共通に読取
られる帳票の設計で、特定のOCRの特性に基づいて文
字枠の最適な寸法を算出する文字枠算出処理を行い、か
つ複数のすべてのOCRで読取り可能な共通記入領域を
抽出する共通記入領域抽出処理を行っている。更に、記
入項目毎の記入内容から文字種別を判定する文字種別判
定処理が行われるので、設計対象となる帳票の入力項目
を減らすことができる。これにより、複数のOCRで読
取りが可能で、かつ特定のOCRで高い文字認識率によ
って読取りができる帳票を、簡単な入力操作で設計する
ことができる。
【0075】第7の発明によれば、設計対象の帳票の特
定の用途指定として、押印、ラベルの貼付、折目指定、
及びミシン目切断等の指定を行うことができるので、各
種の特殊な帳票の設計に対応可能となる。第8の発明に
よれば、設計対象の帳票の記入内容として、金額、また
は個人あるいは法人の名称を含んでおり、その記入内容
から文字種別を判定することができる。このため、文字
種別を別途指定する必要が無く、入力作業の簡素化がで
きる。
【0076】第9及び第10の発明によれば、設計対象
の帳票の記入内容に応じて、金額の場合は記入枠を2個
レイアウトし、個人あるい法人の名称の場合はふりがな
用の文字枠を配置するようになっているので、これらの
追加の記入項目の指定をする必要がないという効果があ
る。第11の発明によれば、設計対象の帳票の文字種別
の分類に、数字、英数字及び記号、かな文字、または漢
字の区分を含んでいるので、各種の文字に対して最適な
文字寸法を特定することができ、文字認識率を向上させ
ることができる。
【0077】第12の発明によれば、設計対象の帳票の
文字種別の分類に、手書き文字またはプリンタによる印
字文字の区分を含んでいるので、手書き文字のみならず
各種のプリンタによる印字文字に対しても最適な文字寸
法を特定することができ、文字認識率を更に向上させる
ことができる。第13の発明によれば、文字認識率の高
い文字寸法から順次選択して、設計対象となる帳票の寸
法に基づいて算出された記入領域に文字枠を配置するレ
イアウト処理を繰り返す判定処理を行っている。これに
より、帳票の寸法に収まるレイアウトの中で、文字認識
率が一番高い帳票を設計することができる。
【0078】第14の発明によれば、文字認識率の高い
文字寸法から順次選択して、設計対象となる帳票の寸法
に基づいて算出された縦長の記入領域と横長の記入領域
に文字枠を配置するレイアウト処理を繰り返す判定処理
を行っている。これにより、帳票を縦長または横長に限
定しない場合に、この帳票の寸法に収まるレイアウトの
中で、読取処理速度が一番速い帳票を設計することがで
きる。第15の発明によれば、特性の異なる複数のOC
Rで共通に読取られる帳票の設計で、設計対象となる帳
票の寸法に基づいて、複数のすべてのOCRで読取り可
能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理を行
い、特定のOCRの特性に従って、この共通記入領域文
字枠を配置するレイアウト処理を繰り返す判定処理を行
っている。これにより、各OCRで読取可能で、かつ特
定のOCRにおける文字認識率が一番高い帳票を設計す
ることができる。
【0079】第16の発明によれば、特性の異なる複数
のOCRで共通に読取られる帳票の設計で、設計対象と
なる帳票の寸法に基づいて、複数のすべてのOCRで読
取り可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処
理を行い、この共通記入領域文字枠を配置するレイアウ
ト処理を繰り返す判定処理を行っている。更に、各OC
R毎に得られたレイアウトの内で、文字認識率の一番高
いレイアウトを選択している。これにより、各OCRで
読取可能で、かつ文字認識率の一番高い帳票を設計する
ことができる。第17の発明によれば、特性の異なる複
数のOCRで共通に読取られる帳票の設計で、設計対象
となる帳票の寸法に基づいて、複数のすべてのOCRで
読取り可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出
処理を行い、この共通記入領域文字枠を配置するレイア
ウト処理を繰り返す判定処理を行っている。更に、各O
CR毎に得られたレイアウトの内で、読取処理速度の一
番速いレイアウトを決定している。これにより、各OC
Rで読取可能で、かつ読取処理速度の一番速い帳票を設
計することができる。
【0080】第18の発明によれば、第15〜第17の
発明において、帳票を縦長に使用する場合と横長に使用
する場合について、それぞれ文字枠の配置を行ってい
る。これにより、帳票の方向が限定されない場合には、
文字認識率が一番高い帳票、または読取処理速度が一番
速い帳票を設計することができる。第19の発明によれ
ば、第13〜第18の発明のレイアウト処理において、
文字枠を上から下へ順次配置するようにしている。ま
た、第20の発明によれば、第13〜第18の発明のレ
イアウト処理において、文字枠を左から右へ、更に上か
ら下へ順次配置するようにしている。これにより、目的
にあった所定の形式の帳票を設計することができる。第
21の発明によれば、第13〜第20発明の設計対象の
帳票の文字種別の分類に、手書き文字またはプリンタに
よる印字文字の区分を含んでいるので、手書き文字のみ
ならず各種のプリンタによる印字文字に対しても最適な
文字寸法を特定することができ、文字認識率を更に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態で用いられるOCR用
帳票設計装置の概略の構成図である。
【図2】OCR用帳票のフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートである。
【図4】OCR用帳票設計項目のガイドメッセージの一
例を示す図である。
【図5】OCRの特性データの一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートである。
【図8】図1中のOCR特性データ記憶部25に記憶さ
れた文字寸法選択表の一例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示すOCR用帳票の
設計方法のフローチャートである。
【図10】本発明の第5の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートである。
【図11】本発明の第6の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートである。
【図12】本発明の第7の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートである。
【図13】本発明の第8の実施形態を示すOCR用帳票
の設計方法のフローチャートである。
【符号の説明】
10 帳票 21 入力部 22 入力処理部 23 文字数算出部 24 文字枠サイズ決定
部 25 OCR特性データ
記憶部 26 記入領域決定部 27 レイアウト部 28 表示部 S1〜S4,S11〜S13 入力処理のステッ
プ S3B 文字種別判定処理
のステップ S4 文字枠数算定処理
のステップ S5,S17 文字枠寸法算出処
理のステップ S6 記入領域決定処理
のステップ S6A,S14C 共通記入領域抽出
処理のステップ S7,S18 レイアウト処理の
ステップ S9,S21 表示処理のステッ
プ S14 記入領域算出処理
のステップ S16 文字寸法選択処理
のステップ S19 判定処理のステッ
プ S23,S24 決定処理のステッ
プ S25,S26 選択処理のステッ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に第1の対応
    関係を有し、かつ該帳票上の該文字の記入位置と読取処
    理速度との間に第2の対応関係を有する光学式文字読取
    装置によって読取られる該帳票のレイアウトを設計する
    光学式文字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の記入項目毎に記入する文字の文字
    種別及び文字数を入力する入力処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記第1の対応関係が予め登録された第1の登録手段を
    参照して、前記入力処理で入力された文字種別の文字認
    識率が最大となる文字の寸法を特定し、該特定した文字
    の寸法と前記文字枠数算定処理で算定された文字枠の数
    から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸法
    算出処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記読取処理速度が最大となる記入領域を決
    定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内に、
    前記文字枠寸法算出処理で算出された前記記入項目毎の
    文字枠寸法の文字枠を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  2. 【請求項2】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に第1の対応
    関係を有し、かつ該帳票上の該文字の記入位置と読取処
    理速度との間に第2の対応関係を有する光学式文字読取
    装置によって読取られる該帳票のレイアウトを設計する
    光学式文字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の記入項目毎に記入内容及び文字数
    を入力する入力処理と、 前記入力処理で入力された記入項目毎の前記記入内容が
    与えられ、予め定められた基準に基づいて該記入内容か
    ら記入される文字種別を判定する文字種別判定処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記第1の対応関係が予め登録された第1の登録手段を
    参照して、前記文字種別判定処理で判定された文字種別
    の文字認識率が最大となる文字の寸法を特定し、該特定
    した文字の寸法と前記文字枠数算定処理で算定された文
    字枠の数から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出する文
    字枠寸法算出処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記読取処理速度が最大となる記入領域を決
    定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内に、
    前記文字枠寸法算出処理で算出された前記記入項目毎の
    文字枠寸法の文字枠を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  3. 【請求項3】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に第1の対応
    関係を有し、該帳票上の該文字の記入位置と読取処理速
    度との間に第2の対応関係を有し、かつ該帳票の特定の
    用途に対応して固有の読取可能領域を有する光学式文字
    読取装置によって読取られる該帳票のレイアウトを設計
    する光学式文字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の前記特定の用途の指定、並びに該
    帳票の記入項目毎に記入する文字の文字種別及び文字数
    を入力する入力処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記第1の対応関係が予め登録された第1の登録手段を
    参照して、前記入力処理で入力された文字種別の文字認
    識率が最大となる文字の寸法を特定し、該特定した文字
    の寸法と前記文字枠数算定処理で算定された文字枠の数
    から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出する文字枠寸法
    算出処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記読取処理速度が最大となる記入領域を決
    定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内で、
    かつ前記読取可能領域の範囲内に、前記文字枠寸法算出
    処理で算出された前記記入項目毎の文字枠寸法の文字枠
    を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  4. 【請求項4】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に第1の対応
    関係を有し、該帳票上の該文字の記入位置と読取処理速
    度との間に第2の対応関係を有し、かつ該帳票の特定の
    用途に対応して固有の読取可能領域を有する光学式文字
    読取装置によって読取られる該帳票のレイアウトを設計
    する光学式文字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の前記特定の用途の指定、並びに該
    帳票の記入項目毎にその記入内容及び文字数を入力する
    入力処理と、 前記入力処理で入力された記入項目毎の前記記入内容が
    与えられ、予め定められた基準に基づいて該記入内容か
    ら記入される文字種別を判定する文字種別判定処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記第1の対応関係が予め登録された第1の登録手段を
    参照して、前記文字種別判定処理で判定された文字種別
    の文字認識率が最大となる文字の寸法を特定し、該特定
    した文字の寸法と前記文字枠数算定処理で算定された文
    字枠の数から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出する文
    字枠寸法算出処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記読取処理速度が最大となる記入領域を決
    定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内で、
    かつ前記読取可能領域の範囲内に、前記文字枠寸法算出
    処理で算出された前記記入項目毎の文字枠寸法の文字枠
    を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  5. 【請求項5】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間にそれぞれ異
    なる第1の対応関係を有し、該帳票上の該文字の記入位
    置と読取処理速度との間にそれぞれ異なる第2の対応関
    係を有し、かつそれぞれ固有の読取可能領域を有する複
    数の光学式文字読取装置によって共通に読取られる該帳
    票のレイアウトを設計する光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法において、 設計対象となる帳票の記入項目毎に記入する文字の文字
    種別及び文字数を入力する入力処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記複数の光学式文字読取装置内の特定の光学式文字読
    取装置における前記第1の対応関係が予め登録された第
    1の登録手段を参照して、前記入力処理で入力された文
    字種別の文字認識率が最大となる文字の寸法を特定し、
    該特定した文字の寸法と前記文字枠数算定処理で算定さ
    れた文字枠の数から前記記入項目毎に文字枠寸法を算出
    する文字枠寸法算出処理と、 前記複数の光学式文字読取装置におけるそれぞれの読取
    可能領域から、それらのどの光学式文字読取装置でも読
    取りが可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出
    処理と、 前記特定の光学式文字読取装置における前記第2の対応
    関係が予め登録された第2の登録手段を参照して、前記
    共通記入領域内において前記読取処理速度が最大となる
    記入領域を決定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内に、
    前記文字枠寸法算出処理で算出された前記記入項目毎の
    文字枠寸法の文字枠を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  6. 【請求項6】 帳票に記入された読取対象の文字の文字
    種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間にそれぞれ異
    なる第1の対応関係を有し、該帳票上の該文字の記入位
    置と読取処理速度との間にそれぞれ異なる第2の対応関
    係を有し、かつそれぞれ固有の読取可能領域を有する複
    数の光学式文字読取装置によって共通に読取られる該帳
    票のレイアウトを設計する光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法において、 設計対象となる帳票の記入項目毎に記入内容及び文字数
    を入力する入力処理と、 前記入力処理で入力された記入項目毎の前記記入内容が
    与えられ、予め定められた基準に基づいて該記入内容か
    ら記入される文字種別を判定する文字種別判定処理と、 前記入力処理で入力された文字数を用い、一定の計算式
    または予め定められた対応表に基づいて前記帳票上に配
    置する文字記入用の文字枠の数を算定する文字枠数算定
    処理と、 前記複数の光学式文字読取装置内の特定の光学式文字読
    取装置における前記第1の対応関係が予め登録された第
    1の登録手段を参照して、前記文字種別判定処理で判定
    された文字種別の文字認識率が最大となる文字の寸法を
    特定し、該特定した文字の寸法と前記文字枠数算定処理
    で算定された文字枠の数から前記記入項目毎に文字枠寸
    法を算出する文字枠寸法算出処理と、 前記複数の光学式文字読取装置におけるそれぞれの読取
    可能領域から、それらのどの光学式文字読取装置でも読
    取りが可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出
    処理と、 前記特定の光学式文字読取装置における前記第2の対応
    関係が予め登録された第2の登録手段を参照して、前記
    共通記入領域内において前記読取処理速度が最大となる
    記入領域を決定する記入領域決定処理と、 前記記入領域決定処理で決定された前記記入領域内に、
    前記文字枠寸法算出処理で算出された前記記入項目毎の
    文字枠寸法の文字枠を順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記記入項目毎の文字
    枠の配置状況を表示手段に表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  7. 【請求項7】 前記入力処理における前記特定の用途の
    指定には、前記帳票に対する押印、ラベルの貼付、折目
    指定、またはミシン目切断の指定を含むことを特徴とす
    る請求項3または4記載の光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  8. 【請求項8】 前記入力処理における前記帳票の記入項
    目の記入内容には、金額、または個人あるいは法人の名
    称を含むことを特徴とする請求項2、4、または6記載
    の光学式文字読取装置用帳票の設計方法。
  9. 【請求項9】 前記入力処理における前記帳票の記入項
    目の記入内容が金額である場合、該金額の文字枠を2個
    配置することを特徴とする請求項8記載の光学式文字読
    取装置用帳票の設計方法。
  10. 【請求項10】 前記入力処理における前記帳票の記入
    項目の記入内容が個人あるいは法人の名称である場合、
    該名称に対するふりがな用の文字枠を配置することを特
    徴とする請求項8記載の光学式文字読取装置用帳票の設
    計方法。
  11. 【請求項11】 前記文字種別の分類には、数字、英数
    字及び記号、かな文字、または漢字の区分を含むことを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9
    または10記載の光学式文字読取装置用帳票の設計方
    法。
  12. 【請求項12】 前記文字種別の分類には、手書き文字
    またはプリンタによる印字文字の区分を含むことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0または11記載の光学式文字読取装置用帳票の設計方
    法。
  13. 【請求項13】 帳票に記入された読取対象の文字の文
    字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に所定の対
    応関係を有し、かつ固有の読取可能領域を有する光学式
    文字読取装置によって読取られる該帳票のレイアウトを
    設計する光学式文字読取装置用帳票の設計方法におい
    て、 設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
    に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
    理と、 前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記光学式文
    字読取装置の読取可能領域に基づいて、該帳票における
    記入項目を配置することができる記入領域を算出する記
    入領域算出処理と、 前記文字種別毎に前記所定の対応関係が文字寸法別に登
    録された登録手段を参照し、前記各記入項目毎に文字認
    識率の高い文字寸法を選択する文字寸法選択処理と、 前記各記入項目の文字数及び前記文字寸法選択処理で選
    択された文字寸法に基づいて該各記入項目毎に必要な文
    字枠の寸法を算出する文字枠寸法算出処理と、 前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入項目の
    文字枠を、前記記入領域算出処理で算出された前記記入
    領域内に順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記各記入項目の文字
    枠がすべて前記記入領域内に収まっているか否かを判定
    し、該記入領域内に収まっていない場合には、前記選択
    された文字寸法よりも1レベル小さい文字寸法を選択す
    る前記文字寸法選択処理と前記レイアウト処理とを、該
    各記入項目の文字枠がすべて該記入領域内に収まるまで
    繰り返えす判定処理と、 前記判定処理の結果、前記レイアウト処理によって最終
    的に得られたレイアウトを表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  14. 【請求項14】 帳票に記入された読取対象の文字の文
    字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間に第1の対
    応関係を有し、該帳票上の該文字の記入位置と読取処理
    速度との間に第2の対応関係を有し、かつ固有の読取可
    能領域を有する光学式文字読取装置によって読取られる
    該帳票のレイアウトを設計する光学式文字読取装置用帳
    票の設計方法において、 設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
    に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
    理と、 前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記光学式文
    字読取装置の読取可能領域に基づいて、該帳票を縦長に
    使用する場合に前記記入項目を配置することができる第
    1の記入領域、及び該帳票を横長に使用する場合に該記
    入項目を配置することができる第2の記入領域を算出す
    る記入領域算出処理と、 前記文字種別毎に前記第1の対応関係が文字寸法別に登
    録された登録手段を参照し、前記各記入項目毎に文字認
    識率の高い文字寸法を選択する文字寸法選択処理と、 前記各記入項目の文字数及び前記文字寸法選択処理で選
    択された文字寸法に基づいて該各記入項目毎に必要な文
    字枠の寸法を算出する文字枠寸法算出処理と、 前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入項目の
    文字枠を、前記記入領域算出処理で算出された前記第1
    及び第2の記入領域内に順次配置するレイアウト処理
    と、 前記レイアウト処理で配置された前記各記入項目の文字
    枠がすべて前記第1及び第2の記入領域内に収まってい
    るか否かを判定し、該第1及び第2の記入領域内に収ま
    っていない場合には、前記選択された文字寸法よりも1
    レベル小さい文字寸法を選択する前記文字寸法選択処理
    と前記レイアウト処理とを、該各記入項目の文字枠がす
    べて該第1及び第2の記入領域内に収まるまで繰り返え
    す判定処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記レイアウト処理によって最終的に第1及
    び第2の記入領域に配置されたレイアウトの内から、読
    取処理速度の速い方のレイアウトを決定する決定処理
    と、 前記決定処理によって決定された前記レイアウトを表示
    する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  15. 【請求項15】 帳票に記入された読取対象の文字の文
    字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間にそれぞれ
    異なる所定の対応関係を有し、かつそれぞれ固有の読取
    可能領域を有する複数の光学式文字読取装置によって共
    通に読取られる該帳票のレイアウトを設計する光学式文
    字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
    に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
    理と、 前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記複数の光
    学式文字読取装置におけるそれぞれの読取可能領域に基
    づいて、それらのどの光学式文字読取装置でも読取りが
    可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理
    と、 前記複数の光学式文字読取装置内の特定の光学式文字読
    取装置における前記文字種別毎に前記所定の対応関係が
    文字寸法別に登録された登録手段を参照し、前記各記入
    項目毎に文字認識率の高い文字寸法を選択する文字寸法
    選択処理と、 前記各記入項目の文字数及び前記文字寸法選択処理で選
    択された文字寸法に基づいて該各記入項目毎に必要な文
    字枠の寸法を算出する文字枠寸法算出処理と、 前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入項目の
    文字枠を、前記記入領域算出処理で算出された前記記入
    領域内に順次配置するレイアウト処理と、 前記レイアウト処理で配置された前記各記入項目の文字
    枠がすべて前記共通記入領域内に収まっているか否かを
    判定し、該共通記入領域内に収まっていない場合には、
    前記選択された文字寸法よりも1レベル小さい文字寸法
    を選択する前記文字寸法選択処理と前記レイアウト処理
    とを、該各記入項目の文字枠がすべて該共通記入領域内
    に収まるまで繰り返えす判定処理と、 前記判定処理の結果、前記レイアウト処理で最終的に得
    られたレイアウトを表示する表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  16. 【請求項16】 帳票に記入された読取対象の文字の文
    字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間にそれぞれ
    異なる所定の対応関係を有し、かつそれぞれ固有の読取
    可能領域を有する複数の光学式文字読取装置によって共
    通に読取られる該帳票のレイアウトを設計する光学式文
    字読取装置用帳票の設計方法において、 設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
    に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
    理と、 前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記複数の光
    学式文字読取装置におけるそれぞれの読取可能領域に基
    づいて、それらのどの光学式文字読取装置でも読取りが
    可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理
    と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、該光学式文字読取
    装置の前記文字種別毎に前記所定の対応関係が文字寸法
    別に登録された登録手段を参照し、前記各記入項目毎に
    文字認識率の高い文字寸法を選択する複数の文字寸法選
    択処理と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、前記各記入項目の
    文字数及び前記文字寸法選択処理で選択された文字寸法
    に基づいて該各記入項目毎に必要な文字枠の寸法を算出
    する複数の文字枠寸法算出処理と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、前記文字枠寸法算
    出処理で算出された前記各記入項目の文字枠を、前記記
    入領域算出処理で算出された前記記入領域内に順次配置
    する複数のレイアウト処理と、 前記複数のレイアウト処理で得られたレイアウトの中
    で、前記各記入項目の文字枠がすべて前記共通記入領域
    内に収まっているものを抽出し、前記登録手段を参照し
    て該抽出されたレイアウトの中で文字認識率の一番高い
    ものを選択する選択処理と、 前記選択処理によって選択されたレイアウトを表示する
    表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  17. 【請求項17】 帳票に記入された読取対象の文字の文
    字種別毎に該文字の寸法と文字認識率との間にそれぞれ
    異なる第1の対応関係を有し、該帳票上の該文字の記入
    位置と読取処理速度との間にそれぞれ異なる第2の対応
    関係を有し、かつそれぞれ固有の読取可能領域を有する
    複数の光学式文字読取装置によって共通に読取られる該
    帳票のレイアウトを設計する光学式文字読取装置用帳票
    の設計方法において、 設計対象となる帳票の寸法、並びに該帳票の記入項目毎
    に記入する文字の文字種別及び文字数を入力する入力処
    理と、 前記入力処理で入力された帳票の寸法及び前記複数の光
    学式文字読取装置におけるそれぞれの読取可能領域に基
    づいて、それらのどの光学式文字読取装置でも読取りが
    可能な共通記入領域を抽出する共通記入領域抽出処理
    と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、該光学式文字読取
    装置の前記第1の対応関係が文字寸法別に登録された登
    録手段を参照し、前記各記入項目毎に文字認識率の高い
    文字寸法を選択する複数の文字寸法選択処理と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、前記各記入項目の
    文字数及び前記文字寸法選択処理で選択された文字寸法
    に基づいて該各記入項目毎に必要な文字枠の寸法を算出
    する複数の文字枠寸法算出処理と、 前記複数の光学式文字読取装置毎に、前記文字枠寸法算
    出処理で算出された前記各記入項目の文字枠を、前記記
    入領域算出処理で算出された前記記入領域内に順次配置
    する複数のレイアウト処理と、 前記第2の対応関係が予め登録された第2の登録手段を
    参照して、前記複数のレイアウト処理によって得られた
    複数のレイアウトの中で、読取処理速度の一番速いもの
    を決定する決定処理と、 前記決定処理によって決定されたレイアウトを表示する
    表示処理とを、 順次行うことを特徴とする光学式文字読取装置用帳票の
    設計方法。
  18. 【請求項18】 前記共通記入領域算出処理は、前記帳
    票を縦長に使用する場合の第1の記入領域、及び該帳票
    を横長に使用する場合の第2の記入領域の2つの記入領
    域を算出し、 前記レイアウト処理は、前記第1及び第2の共通記入領
    域内に前記文字枠寸法算出処理で算出された前記各記入
    項目の文字枠を順次配置することを特徴とする請求項1
    5、16、または17記載の光学式文字読取装置用帳票
    の設計方法。
  19. 【請求項19】 前記レイアウト処理は、前記入力処理
    で入力された前記各記入項目に対応する文字枠をその入
    力された順番に、上から下へ順次配置することを特徴と
    する請求項13、14、15、16、17または18記
    載の光学式文字読取装置用帳票の設計方法。
  20. 【請求項20】 前記レイアウト処理は、前記入力処理
    で入力された前記各記入項目に対応する文字枠をその入
    力された順番に、左から右へ、更に上の行から下の行へ
    順次配置することを特徴とする請求項13、14、1
    5、16、17または18記載の光学式文字読取装置用
    帳票の設計方法。
  21. 【請求項21】 前記文字種別の分類には、手書き文字
    またはプリンタによる印字文字の区分を含むことを特徴
    とする請求項13、14、15、16、17、18、1
    9、または20記載の光学式文字読取装置用帳票の設計
    方法。
JP9328498A 1997-08-01 1997-11-28 光学式文字読取装置用帳票の設計方法 Withdrawn JPH11102406A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265903A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Hitachi Ltd 情報管理システム、帳票定義管理サーバ及び情報管理方法
JP2020067804A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 東芝テック株式会社 印刷データ作成装置、印刷システム及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265903A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Hitachi Ltd 情報管理システム、帳票定義管理サーバ及び情報管理方法
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