JPH1110033A - 噴出釦機構 - Google Patents

噴出釦機構

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JPH1110033A
JPH1110033A JP9184529A JP18452997A JPH1110033A JP H1110033 A JPH1110033 A JP H1110033A JP 9184529 A JP9184529 A JP 9184529A JP 18452997 A JP18452997 A JP 18452997A JP H1110033 A JPH1110033 A JP H1110033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が噴出釦を操作する方向と内容物の噴
出方向とを一致させることを目的とする。 【解決手段】 カバー本体30に案内されて左右方向に移
動する操作レバー本体10と、これに連動して上下方向に
移動する噴出用通路部材20とを設け、この連動を確保す
るための作用部として、噴出用通路部材20にテーパ面22
を、また操作レバー本体10には当接部19を形成してい
る。噴出用通路部材20を上下方向へ案内するとともに、
操作レバー本体10を左右方向に案内するガイド部33,34
をカバー本体30に形成した。また、操作レバー本体10の
右方向への移動にともなって変形する復帰用片部38をカ
バー本体30に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品などの各種
内容物を外部に噴射するためのポンプタイプの容器やエ
アゾールタイプの容器に取り付けられて使用される噴出
釦機構に関し、とくに第1の直線方向(例えば略水平方
向)に移動する操作レバー本体と、これに連動して第2
の直線方向(例えば略垂直方向)に移動する噴出用通路
部材とを設けて、利用者の操作方向と内容物の噴出方向
とを一致させるようにしたものである。以下の記載では
説明の便宜上エアゾール容器の噴出釦を前提にする。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のティルトタイプのエアゾ
ール容器における噴出釦機構を示す説明図であり、50は
噴出ヘッド、51は縦方向部分と横方向部分とからなる噴
出用通路、52は円状溝部、53は鞘状のノズル孔部材、54
はノズル孔、55は操作レバー、56は枢支板、57は枢支
軸、58はカバーキャップ、59は縦長の窓部、60はそれぞ
れ下端側にΩ状部を形成した一対の支え板、61はエアゾ
ール弁、62は缶容器体をそれぞれ示している。
【0003】ここで、噴出ヘッド50は噴出用通路51、円
状溝部52、操作レバー55、枢支板56および枢支軸57など
からなり、カバーキャップ58には窓部59や支え板60など
が形成され、またノズル孔部材53のノズル孔54に通じる
内面側には噴出用溝(図示省略)が形成されている。
【0004】噴出釦機構を組み立てるには、例えば、 ノズル孔部材53を噴出ヘッド50の円状溝部52に嵌め込
み、 この噴出ヘッド50をカバーキャップ58の窓部59から内
側に入れて、その枢支板56の枢支軸57を当該カバーキャ
ップの支え板60の下端側Ω状部に係合させ、 この噴出ヘッド50の噴出用通路51の縦方向部分とエア
ゾール弁56とを嵌合させるとともに、当該カバーキャッ
プ58の下端側突部を缶容器体62の開孔縁部に係合させ
る、ようにしている。
【0005】カバーキャップ58を片手で握って操作レバ
ー55を内側に引くと、噴出ヘッド50が枢支軸57を支点と
して復帰用バネ(図示省略)に抗するかたちで反時計方
向に回動するので、エアゾール弁61は前傾する。この前
傾動作によってエアゾール弁61は下方にも移動し、その
結果、当該エアゾール弁61はそれまでの閉状態から開状
態となるので、缶容器体62の内容物は噴出用通路51、お
よびノズル孔部材53の噴出用溝を通ってノズル孔54から
外部に噴出される。操作レバー55を離すと、復帰用バネ
の作用で噴出ヘッド50は元の位置に戻り、エアゾール弁
61は閉じて噴出を停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の操
作レバーを用いた噴出釦機構は、レバー操作によって噴
出ヘッドを前傾させて内容物を外部へ噴出している。し
たがって、使用時のノズル孔の向きは非使用時のそれに
比べて前傾することになるので、利用者の操作方向とは
異なる方向、例えば利用者はノズル孔を水平方向に向け
て操作しているのに内容物が水平方向よりも下向きに噴
出されてしまうという問題点があった。
【0007】そこで、本発明では操作レバーの操作時
に、当該操作レバー本体が第1の直線方向、例えば略水
平方向へ移動するとともに、これとは別体の噴出用通路
部材が第2の直線方向、例えば略垂直方向へと移動する
ようにして、利用者の操作方向と内容物の噴出方向とを
一致させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では次の構成からなる噴出釦機構を用いてい
る。 カバー本体に案内されて第1の直線方向に移動可能な
操作レバー本体と、当該操作レバー本体に連動して第2
の直線方向に移動可能な噴出用通路部材とを少なくとも
有する噴出釦機構であって、前記操作レバー本体および
前記噴出用通路部材それぞれの対応する部分に、前記第
1の直線方向から前記第2の直線方向への連動を確保す
るための作用部を形成した噴出釦機構 前記作用部として、前記操作レバー本体および前記噴
出用通路部材の一方に前記直線方向に対するテーパ面を
形成し、また他方には当該テーパ面との当接部を形成し
た噴出釦機構 前記噴出用通路部材として、略L字状の筒状部材を用
いた噴出釦機構 前記カバー本体に、前記噴出用通路部材の前記第2の
直線方向への移動を案内するガイド部を形成した噴出釦
機構 前記ガイド部に、前記操作レバー本体を前記第1の直
線方向へも案内する機能を持たせた噴出釦機構 前記カバー本体に、前記操作レバー本体の前記第1の
直線方向への移動にともなって変形する復帰用片部を形
成した噴出釦機構
【0009】操作レバーを操作すると、操作レバー本体
はカバー本体に案内されて第1の直線方向、例えば略水
平方向に移動する。この操作レバー本体の第1の直線方
向への移動を、操作レバー本体および噴出用通路部材の
テーパ面や当接部などの作用部を介して噴出用通路部材
を第2の直線方向への移動へと連動させるようにしてい
る。
【0010】また、噴出用通路部材として略L字状の筒
状部材を用い、この噴出用通路部材は操作レバー本体の
移動に連動して前傾することなしに例えば略垂直方向に
移動するようにしている。
【0011】また、カバー本体に噴出用通路部材を第2
の直線方向へと移動するためのガイド部を形成したの
で、操作レバー本体の第1の直線方向への移動を確実に
連動して噴出用通路部材を第2の直線方向へ移動させる
ようにしている。
【0012】さらに、カバー本体に操作レバー本体を復
帰させるための復帰用片部を形成して、操作レバーの操
作終了時には操作レバー本体を非使用時の位置に早く復
帰させるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を用いて、本発明の
実施の形態を説明する。図1は噴出釦機構の組み立て方
を示す斜視図である。図2及び図3は、組み立てた噴出
釦機構をマウンテンキャップを介して容器に取り付けた
状態を示す説明図であり、図2は操作操作レバーを引い
ていない状態(不使用モード)、図3は噴出釦機構の操
作レバーを押した状態(使用モード)を示している。
【0014】これらの図において、1は噴出釦機構、10
は操作レバー本体、20は噴出用通路部材、30はカバー本
体を示している。操作レバー本体10とカバー本体30はい
くらかの弾性を持った合成樹脂で作成され、また、操作
レバー本体10、噴出用通路部材20およびカバー本体30の
それぞれは内部がいわば空洞状態となっており、これら
を組み立てることによって噴出釦機構1が形成される。
また、41はマウンテンキャップ、42はステムを示してい
る。
【0015】操作レバー本体10において、11は操作レバ
ー、11aは操作レバー11の内側上部に形成した復帰動作
用の凸部、12は噴出用通路部材20の噴射口側部分25を挿
入するための孔部、13は側面部、14はカバー本体30の後
方ガイド板34や上側縁部36などに案内される第1の段
部、15はカバー本体30の前方ガイド板33や一対の垂下部
32などに案内される第2の段部、16はカバー本体30の前
方段部30aや垂下部32などに案内される第3の段部、17
はカバー本体30との係合状態が容易に解除されないよう
に形成されたツメ、17aはツメ17のテーパ部分、17bは
ツメ17の引っ掛かり部分、17cは第2段部15とツメ17と
の間の隙間部分、18は上側外周面部分、19は第2の段部
の角部分を丸く形成して操作レバー11の操作時に噴出用
通路部材20のテーパ面22と接するようにした当接部をそ
れぞれ示している。
【0016】噴出用通路部材20は略L字状で、21はカバ
ー本体30の空間部37に収まる底面部、22は当接部19と当
接するテーパ面、23は噴出用通路、24は噴出口、25は噴
出口側部分、26はステムが嵌合する下側開口部を示して
いる。
【0017】カバー本体30において、30aは第3の段部
16に対応の前方段部、31は第2の段部15や第3の段部16
などの移動通路となる隙間、32は操作レバー本体10が左
右方向にずれないように保持する垂下部、33は操作レバ
ー本体10の第2の段部15および隙間部分17cを略水平方
向に案内するとともに、噴出用通路部材20を略垂直方向
に案内する前方ガイド板、34は操作レバー本体10の第1
段部14を略水平方向に案内するとともに噴出用通路部材
20を略垂直方向に案内する後方ガイド板、36は操作レバ
ー本体10を後方ガイド板34とともに案内して保持する上
部縁部、37は前後を前方ガイド板33と後方ガイド板34
に、また左右を垂下部32に囲まれた噴出用通路部材20の
底面部21が収まる空間部、38は操作レバー本体10の凸部
11aが当接する復帰用弾性片部を示している。
【0018】噴出釦機構1を組み立てる手順は、例え
ば、次のようになる。 噴出用通路部材20の噴出口側部分25を操作レバー本体
10の孔部12に操作レバー11とは反対の側から挿入する。 噴出用通路部材20の底面部21をカバー本体の30の前方
ガイド板33と後方ガイド板34とに案内させてこの間の空
間部37に入れながら、操作レバー本体10の第2段部15を
カバー本体30の隙間31に入れる。 操作レバー本体10のツメ17に形成した一対のテーパ部
分17aが内側に少し変形することによりカバー本体30の
隙間31を乗り越えてカバー本体30に入るまで操作レバー
本体10をカバー本体30に挿入する。
【0019】このとき、操作レバー本体10の第1の段部
14はカバー本体30の後方ガイド板34に、第2の段部15は
前方ガイド板33に、第3の段部16は前方段部30aに、ま
た上側外周面部分18は上側縁部36にそれぞれ案内され
る。
【0020】また、操作レバー本体10をカバー本体30に
挿入する際に、ツメ17にはテーパ部分17aが形成されて
いるのでこれが隙間31を容易に乗り越えてカバー本体30
内に入り込むことができるが、一旦入り込むと引っ掛か
り部分17bが隙間31に係合してロックされた状態とな
り、操作レバー本体10を強制的に引っ張らない限りこれ
がカバー本体30からはずれることはない。
【0021】ツメ17がカバー本体30に入ると、第2段部
15とツメ17との間の隙間部分17cに第2段部15を略水平
方向に案内している前方ガイド板33が入り込んで操作レ
バー本体10、噴出用通路部材20およびカバー本体30は一
体物となる。
【0022】噴出釦機構1を組み立てる手順は、まず噴
出用通路部材20をカバー本体30の空間部37に入れてから
操作レバー本体10をカバー本体30に挿入しても良い。
【0023】組み立てた噴出釦機構1の操作レバー本体
10は、その側面13の左右方向をカバー本体30の垂下部32
に保持される。また、上下方向を上側外周面部分18と上
側縁部36との当接および第1の段部14と後方ガイド板34
との当接と、隙間部分17cと前方ガイド板33との係合
と、さらに第3の段部16と前方段部30aとの当接によっ
て保持され、操作レバー本体10は操作レバー11の操作時
にも略水平方向にしか移動しない。
【0024】噴出用通路部材20は、その底面部21がカバ
ー本体の空間部37に入り込んでいるので左右方向をカバ
ー本体30の垂下部32に保持され、また前後方向を前方ガ
イド板33と後方ガイド板34に保持されるので、空間部37
内を略垂直方向にしか移動しない。
【0025】さらに、操作レバー11を操作することによ
って操作レバー本体10が略水平方向に移動すると、第2
の段部も前方ガイド板33に案内されて略水平方向に移動
し、当接部19が噴出用通路部材20のテーパ面22に確実に
当接するので、略水平方向へ移動する操作レバー本体10
の力を当接部19からテーパ面22へと伝達して噴出用通路
部材20を変形させることなく略垂直方向へ押し下げる。
【0026】以下、噴出釦機構1をマウンテンキャップ
41を介して挿着したエアゾールタイプ容器の不使用モ−
ド及び使用モ−ドにおける動作を説明する。
【0027】操作レバーを操作していない非使用モ−ド
(図2参照)では、容器内部のバネなど(図示省略)に
よって上方に付勢されるステム42および噴出用通路部材
20が上方向に移動した状態になっている。
【0028】ここで操作レバー11を引くと操作レバー本
体10は右方向に移動し(図3参照)、当接部19が噴出用
通路部材20のテーパ面22に当接する。さらに操作を続け
ると、操作レバー本体10の当接部19が噴出用通路部材20
のテーパ面22を押す。噴出用通路部材20はその底面部21
が空間部37に入り込み前方ガイド板33と後方ガイド板34
とに案内されて略垂直方向にしか移動できないので、操
作レバー11の操作による力を当接部19(操作レバー本体
10)からテーパ面22(噴出用通路部材20)に伝達すると
ともに、操作レバー本体10の向きを略垂直方向に変換し
て噴出用通路部材20を下方に押すことになる。
【0029】ステム42は噴出用通路部材20の下側開口部
26に入り込んでいるので、下方に押された噴出用通路部
材20はステム42を略垂直方向に押し下げ容器内の弁(図
示省略)を開放する。この開放により内容物はステム42
から噴出用通路23、噴出口24を通って外部に噴出され
る。このとき、L字状の噴出用通路部材20は略垂直方向
に下がり前傾したりすることはないので内容物は非使用
時に噴出口24が向いていた向きに噴出される。
【0030】やがて操作レバー11はカバー本体の前面部
分に当接したり、操作レバー本体10のツメ17が前方ガイ
ド板33に当接したりするので、操作レバー11をそれ以上
移動することはない。
【0031】使用者が操作レバー11を離して操作レバー
操作を終了すると、ステム42は容器内部のバネ(図示省
略)によって再び上方に付勢され、噴出用通路部材20も
押し上げられて前方ガイド板33と後方ガイド板34とに案
内されて空間部37内を略垂直方向に上方に移動し、噴出
用通路部材20のテーパ面22が操作レバー本体10の当接部
19を押すとともにカバー本体30の復帰用片部39が操作レ
バー本体10の凸部11aを押して操作レバー本体10を非使
用状態の位置に復帰させる。
【0032】操作レバー操作によって第1の直線方向に
移動する操作レバー本体の動きを連動して噴出用通路部
材を第2の直線方向へと移動させるために操作レバー本
体と噴出用通路部材に設ける作用部はどのような形でも
よく、例えば操作レバー本体にテーパ部分を設け、噴出
用通路部材に当接部を設けてもよい。
【0033】なお、本発明の噴出釦機構がエアゾールタ
イプやポンプタイプなどの各種容器に適用できることは
勿論である。
【0034】
【発明の効果】本発明では、このように、操作レバー本
体と噴出用通路部材のそれぞれの対応する部分に第1の
直線方向(例えば水平方向)から第2の直線方向(例え
ば垂直方向)へと連動させるための作用部を形成し、さ
らにこの連動を確実にするためにカバー本体にガイド部
を形成したので、利用者の操作方向と同じ向きに内容物
を噴出することができる。
【0035】また、カバー本体には操作レバー本体の移
動にともなって変形する復帰用弾性片部を形成したの
で、操作レバーの操作終了時にはこれが操作レバー本体
を非使用位置に復帰させるバネの役割を果たすので、操
作レバー本体を素早く元の位置に復帰させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、噴射釦機構の各構成要素(操作レバ
ー本体、噴出用通路部材およびカバー本体)を示す斜視
図である。
【図2】本発明の、噴射釦機構の操作レバーを引いてい
ない状態(不使用モード)を示す説明図である。
【図3】本発明の、噴出釦機構の操作レバーを引いた状
態(使用モード)を示す説明図である。
【図4】従来の、噴出釦機構を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・噴出釦機構 10・・・・・操作レバー本体 11・・・・・操作レバー 11a・・・・凸部 12・・・・・孔部 13・・・・・操作レバー本体の側面部 14・・・・・第1の段部 15・・・・・第2の段部 16・・・・・第3の段部 17・・・・・ツメ 17a・・・・ツメのテーパ部分 17b・・・・ツメの引っ掛かり部分 17c・・・・隙間部分 18・・・・・操作レバー本体の上側部分 19・・・・・当接部 20・・・・・噴出用通路部材 21・・・・・噴出用通路部材の底面部 22・・・・・噴出用通路部材のテーパ面 23・・・・・噴出用通路 24・・・・・噴出口 25・・・・・噴出用通路部材の噴出口側部分 26・・・・・噴出用通路部材の下側開口部 30・・・・・カバー本体 30a・・・・前方段部 31・・・・・隙間 32・・・・・カバー本体の垂下部 33・・・・・前方ガイド板 34・・・・・後方ガイド板 36・・・・・カバー本体の上部縁部 37・・・・・空間部 38・・・・・復帰用弾性片部 41・・・・・マウンテンキャップ 42・・・・・ステム 50・・・・・噴出ヘッド 51・・・・・噴出用通路 52・・・・・円状溝部 53・・・・・鞘状のノズル孔部材 54・・・・・ノズル孔 55・・・・・操作レバー 56・・・・・枢支板 57・・・・・枢支軸 58・・・・・カバーキャップ 59・・・・・窓部 60・・・・・支え板 61・・・・・エアゾール弁 62・・・・・缶容器体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー本体に案内されて第1の直線方向
    に移動可能な操作レバー本体と、当該操作レバー本体に
    連動して第2の直線方向に移動可能な噴出用通路部材と
    を少なくとも有する噴出釦機構であって、 前記操作レバー本体および前記噴出用通路部材それぞれ
    の対応する部分に、前記第1の直線方向から前記第2の
    直線方向への連動を確保するための作用部を形成したこ
    とを特徴とする噴出釦機構。
  2. 【請求項2】 前記作用部として、前記操作レバー本体
    および前記噴出用通路部材の一方に前記直線方向に対す
    るテーパ面を形成し、また他方には当該テーパ面との当
    接部を形成したことを特徴とする請求項1記載の噴出釦
    機構。
  3. 【請求項3】 前記噴出用通路部材として、略L字状の
    筒状部材を用いたことを特徴とする請求項1または2記
    載の噴出釦機構。
  4. 【請求項4】 前記カバー本体に、前記噴出用通路部材
    の前記第2の直線方向への移動を案内するガイド部を形
    成したことを特徴とする請求項1乃至3記載の噴出釦機
    構。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部に、前記操作レバー本体を
    前記第1の直線方向へも案内する機能を持たせたことを
    特徴とする請求項4記載の噴出釦機構。
  6. 【請求項6】 前記カバー本体に、前記操作レバー本体
    の前記第1の直線方向への移動にともなって変形する復
    帰用片部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5記
    載の噴出釦機構。
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JP2006136803A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Kao Corp トリガー式液体噴出器
JP2007196189A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Yoshino Kogyosho Co Ltd トリガー式液体噴出器

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