JPH11100045A - 開封取出線を有する紙おむつ包装袋 - Google Patents
開封取出線を有する紙おむつ包装袋Info
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- JPH11100045A JPH11100045A JP25916397A JP25916397A JPH11100045A JP H11100045 A JPH11100045 A JP H11100045A JP 25916397 A JP25916397 A JP 25916397A JP 25916397 A JP25916397 A JP 25916397A JP H11100045 A JPH11100045 A JP H11100045A
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Abstract
ごと取り出し易い包装形態とする。 【解決手段】側面2から前面3に繋がり、その前面3の
裾に向かって、圧縮状態の紙おむつの取り出し用のほぼ
アーチ状のミシン目7を形成した。
Description
紙おむつを収容する開封取出線を有する紙おむつ包装袋
に関する。
ゼット袋が一般に使用されている。さらに、近年におい
ては、一袋単位の紙おむつの収納枚数を多くするため
に、紙おむつを圧縮状態で包装するいわゆる圧縮(コン
パクション)包装が汎用されている。また、持ち運びに
便利なように、把手部を形成したり、手提げバンドを別
に付けたものも市販されている。
図7に示す。図6に示す先行例1のものは、多数の紙お
むつを圧縮状態でかつ縦向きに重ね合わせた状態で収容
した紙おむつの包装袋の前面3に破断用ミシン目51を
縦向きを形成したものである。
前後面3,4に連続して破断用ミシン目52を形成した
ものである。この図7に示す先行例2の変形例として
は、特開平7−187197号および特開平7−187
198号に示すように、把手を形成したり、手提げバン
ドを設けたものがある。
1では、破断用ミシン目51を破断して開口させたとき
の開口部面積が小さく、取り出しを行い難い。
性は先行例1のものより容易であるが、アコーディオン
の上側を開いたように、紙おむつ群の上部において紙お
むつ相互の接触面が緩み、紙おむつを摘み易いものの、
下部においては、圧縮状態のままであり、相変わらず密
に接触しているために、一つの紙おむつを取り出す際に
隣接する紙おむつも引き出されがちとなり、全体の型崩
れが生じ易い。また、誤って破断用ミシン目52を大き
く開いてしまった場合には、圧縮状態が解放されて端部
からばらけ出ることがある。しかも、整列させた紙おむ
つの途中のものから取り出すこととなり、複数枚を取り
出した状態では、全体の一方のはじの紙おむつ群と他方
のはじ側の紙おむつ群が破断用ミシン目52部分に向か
って倒れ込み、型崩れが生じる。
袋の開封性に優れ、かつ、紙おむつを一枚ごと取り出し
易い包装形態を提供することにある。
明の請求項1記載の発明は、プラスチックフィルムによ
る、天地面、前後面および両側面を有するほぼ直方体の
袋体を形成し、その内部に前記一方の側面から他方の側
面にわたって、多数の紙おむつを圧縮状態でかつ縦向き
に重ね合わせた状態で収容した紙おむつの包装袋におい
て、前記一方の側面から前後面の一方の面に繋がり、そ
の前後面の一方の面の裾に向かって、前記紙おむつの取
り出し用のほぼアーチ状のミシン目または切れ目が形成
されていることを特徴とする開封取出線を有する紙おむ
つ包装袋である。
は切れ目が、前記一方の側面と前後面の一方の面との境
界稜部分において、前記アーチの基本線から膨出する指
入れ切離し用部分が形成されている請求項1記載の開封
取出線を有する紙おむつ包装袋である。
づいて本発明をさらに詳説する。
実施の形態を示す。第1の実施の形態に係るガゼット袋
1は、たとえばポリエチレンなどの筒状プラスチックチ
ューブの両側を各々谷折りしてまちを形成し、かつ所定
長に切断した上下端部をヒートシールしてほぼ直方体形
状としたものである。これにより左右側面2,2、前面
3、後面4、天面5および下面6が形成される。
の一方の面、図示例では前面3に繋がり、その前面3の
裾に向かって、紙おむつPの取り出し用のほぼアーチ状
のミシン目7が形成されている。
ように、たとえばパンツ型紙おむつであり、腰回り部分
を下にして、一方の側面2から他方の側面2にわたっ
て、多数の紙おむつ2,2…を圧縮状態でかつ縦向きに
重ね合わせた状態で収納されている。
態のにおいてミシン目に代えて使用者の操作により破断
可能な切れ目であってもよい。アーチ状のミシン目7の
具体例としては、図示されているように、アーチの天部
に膨出する指入れ切離し用部分7aと、これに繋がるゆ
るやかな裾拡がり天部7b,7bと、これに繋がって水
平稜8A,8Aに平行に前面3に形成された開き部7
c,7cとを有する。
は、紙おむつPの軸線方向長さHに対して、70%〜9
5%であるのが望ましい。70%未満では、取り出し性
が劣り、95%を超えると残余部分が少なくなるので、
一枚の紙おむつPを取り出す際に、隣接する紙おむつも
同伴して取り出されがちとなる。
離し用部分7aで囲まれる部分に強く押し込み、指入れ
切離し用部分7aを破断した後、そこを摘みながら、側
面2から前面3に沿って引き剥がす。この過程で、天部
7b,7bおよび開き部7c,7cが順次破断する。
面3の水平長さの1/2程度まで破断した後、はじの紙
おむつPから順次取り出す。この場合、紙おむつPの軸
線方向長さ方向のほぼ全体が隣接する紙おむつPに対し
て緩むので、取り出しがきわめて容易であることが知見
されている。また、先行例2のように、整列した紙おむ
つ群の途中のものから取り出すのではなく、ミシン目7
が側面2から繋がっているので、はじの紙おむつから順
次取り出すことができる。
の水平長さの1/5〜3/5が好適であることを知見し
ている。開き部7c,7cの長さが短いと、紙おむつの
取り出し性が悪化し、過度に長いと、残余の紙おむつ群
の型崩れがし易い。
形態を示したもので、天面5および下面6をまち部分と
し、かつ、天面5に、側面2近傍からその側面の裾に向
かって、紙おむつPの取り出し用のほぼアーチ状のミシ
ン目70または切れ目を形成し、この補助用ミシン目7
0を開封しても、紙おむつPを取り出すことができるよ
うにしたものである。
形態のを示したもので、上部シール部に適宜の形状の把
手部11を切欠したものである。また、図示されている
ように、上部シール部の上下に補強用部材10,10を
介在させて一体化することもできる。
形態のを示したもので、天面5側に縦面(両側面2,2
および前後面3,4)から延びるリブ部22を形成し、
この前後リブ部22,22に、手提げループ20,20
の各両端部を適宜の結合手段21,21により取付けた
ものである。
側面2と前面3との境界稜、すなわち縦稜8B部分にお
いて、アーチの基本線から膨出する指入れ切離し用部分
7aを形成してある。
指入れ切離し用部分7aを形成してあるが、紙おむつ
P,P…は圧縮状態で収納されているので、その抵抗に
より、指入れ切離し用部分7aを破断することに若干の
困難性を伴うのに対して、この第4の実施の形態のよう
にミシン目7Aを形成すると、指入れ切離し用部分7a
が存在する箇所においては、紙おむつP,P…の圧縮状
態が弱いために、指入れ切離し用部分7aの破断が容易
である。
してもよい。紙おむつとして、パンツ型のものに限ら
ず、テープ式紙おむつであっもよく、本発明の効果に相
違はない。本発明のアーチ形状とは、例示のものに限定
されることなく、たとえば逆U字状のものであってもよ
い。
の開封性に優れ、かつ、紙おむつを一枚ごと取り出し易
い、さらにはじの紙おむつから順次取り出すことが可能
であり、収納状態の型崩れがし難いなどの利点がもたら
される。
る。
る。
る。
る。
面、6…下面、7,7A…ミシン目、7a…指入れ切離
し用部分、7b…裾拡がり天部、7c…開き部、8A…
水平稜、8B…縦稜。
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチックフィルムによる、天地面、前
後面および両側面を有するほぼ直方体の袋体を形成し、
その内部に前記一方の側面から他方の側面にわたって、
多数の紙おむつを圧縮状態でかつ縦向きに重ね合わせた
状態で収容した紙おむつの包装袋において、 前記一方の側面から前後面の一方の面に繋がり、その前
後面の一方の面の裾に向かって、前記紙おむつの取り出
し用のほぼアーチ状のミシン目または切れ目が形成され
ていることを特徴とする開封取出線を有する紙おむつ包
装袋。 - 【請求項2】前記ミシン目または切れ目が、前記一方の
側面と前後面の一方の面との境界稜部分において、前記
アーチの基本線から膨出する指入れ切離し用部分が形成
されている請求項1記載の開封取出線を有する紙おむつ
包装袋。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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- 1997-09-25 JP JP25916397A patent/JP3886226B2/ja not_active Expired - Lifetime
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