JPH1098778A - ビル管理装置 - Google Patents
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- JPH1098778A JPH1098778A JP10419497A JP10419497A JPH1098778A JP H1098778 A JPH1098778 A JP H1098778A JP 10419497 A JP10419497 A JP 10419497A JP 10419497 A JP10419497 A JP 10419497A JP H1098778 A JPH1098778 A JP H1098778A
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Abstract
二重の開発を避けたビル管理装置を得る。 【解決手段】 ビル内に設置された空調機器の制御を行
う制御機能及び制御情報を搭載し、これらの制御機能及
び制御情報をクライアントに提供するサーバとして機能
する空調用設備コントローラ2Aと、照明機器の制御を
行う制御機能、制御情報を搭載し、これらの制御機能、
制御情報をクライアントに提供するサーバとして機能す
る照明用設備コントローラ6Aと、空調用設備コントロ
ーラ2Aと照明用設備コントローラ6Aの制御機能、制
御情報を利用して設備管理を行うクライアントとして機
能する中央監視装置9Aと、設備コントローラ2Aと中
央監視装置9Aとの間の通信を行うインターフェイス装
置15とを備える。
Description
器、照明機器などの設備機器の制御・監視を行うビル管
理装置に関する。
化要求に伴い、従来の集中型の制御装置から、設備機器
をきめ細かに制御できる分散型の装置構成をとるように
なってきている。図21は、社団法人日本機械工業連合
会のビル管理システム標準化分科会発行(平成5年8
月)の「ビル管理システムの標準化に関する調査研究
(その3)」に示された従来のビル管理装置の構成図で
ある。
々の空調機器、2は接続された空調機器1に対して発
停、温度設定、運転モード設定等の制御指令を発する空
調用設備コントローラ、3は空調機器1のメンテナンス
や初期設定を行う空調用メンテナンス装置であり、4は
空調機1、空調用設備コントローラ2、及び空調用メン
テナンス装置3で構成される空調システムである。
器、6は接続された照明機器5に対して点灯、消灯等の
制御指令を発する照明用設備コントローラ、7は照明機
器5のメンテナンスや初期設定を行う照明用メンテナン
ス装置であり、8は照明機照5、照明用設備コントロー
ラ6及び照明用メンテナンス装置7で構成される照明シ
ステムである。
行う空調用インタフェース装置10を介して空調システ
ム4を監視するとともに照明用設備コントローラ6との
通信を行う照明用インタフェース装置11を介して照明
システム8の監視を行う中央監視装置であり、12は中
央監視装置9、空調用インタフェース装置10および照
明用インタフェース装置11から構成され、ビル内の全
設備の統合制御を行うビル管理システムである。13は
RS−232Cなどのシリアル通信を使用し、ビル管理
システム12の空調用インタフェース装置10と空調シ
ステム4の空調用設備コントローラ2との間でデータ通
信を行うビル管理システムと空調システム間インタフェ
ースである。14は同様にRS−232Cなどのシリア
ル通信を使用し、ビル管理システム12の照明用インタ
フェース装置11と照明システム8の照明用設備コント
ローラ6との間でデー夕通信を行うビル管理システムと
照明システム間インタフェースである。
照明システム8とそれぞれのシステムを接続するビル管
理システム12と空調システム4間インタフェース13
およびビル管理システムと照明システム間インタフェー
ス14からビル管理装置が構成される。
犯システム、防災システムの場合も同様な構成である。
ステム8など、複数の設備システムとビル管理システム
12が異なるシステムメーカによって提供されるマルチ
ベンダシステムとして構成される。ビル管理装置の機能
には、空調機器1、照明機器5などの設備機器のスケジ
ュール、グループ等を設定する設定機能、設備機器の発
停等の運転状態を制御、モニタする操作・監視機能、設
備機器の故障発生、故障内容、故障履歴を監視するメン
テナンス機能等がある。
照明システム8等の各種設備システム間に流れるデータ
は、集中制御型システムの時に使用されていた接点レベ
ルの情報をベースに作成されているため、設備の基本的
なデータ、例えば発停情報、異常有無などのみである。
接点レベルの情報とは、1接点に1台の空調機器の発停
(on/off)を割り振る、他の2接点でその空調機
器の運転モード(自動/冷房/暖房/送風)の4状態を
割り振る, 他の1接点に他の空調機器の発停(on/o
ff)を割り振るなどの情報である。このため、大量な
ファイル形式のデータ転送や、設備の故障内容などの詳
細データの転送は行えない。
照明などの設備システム間インタフェースでは、前述の
理由と転送速度上の制約から、メンテナンスに用いる大
量な故障履歴などのデータ、あるいはメーカ毎、機種毎
に異なる設備の故障内容などのデータはインタフェース
定義されていないことにより受け渡しはしていない。
する。図22は空調機器1の故障を監視するメンテナン
ス機能を例にした機能構成図である。空調機器1で故障
が発生すると、空調用設備コントローラ2内の機器通信
部2aを介して受信データ解釈部2bへ故障の発生と故
障の内容が通報される。受信データ解釈部2bではその
内容を解釈し、通信部2cを介してビル管理システム1
2へ故障の発生を通報する。インタフェース上に流れる
データは接点レベルの情報のため、通報されるデータは
故障の発生のみでインタフェース定義されていない故障
内容は通報されない。また、受信データ解釈部2bは空
調用設備コントローラ2内の故障履歴データ2dへ故障
の発生と故障内容を格納する。
で受信したデータを故障履歴データ12bに格納する。
ビル管理システムでも、空調機器の異常発生のたびに受
信データを履歴データとして格納していく。故障履歴デ
ータ12bは、図21上の空調用インタフェース装置1
0に格納される。ビル管理システムメーカの実装方法に
よって異なるが、中央監視装置9に格納される場合もあ
る。
歴を見る必要ができた場合、中央監視装置内9に置かれ
たメンテナンスプログラム12cより前述故障履歴デー
タ12bの内容を読みとり中央監視装置内9の画面に表
示する。一方、空調システム側でメンテナンスが必要に
なったときは、空調メンテナンス装置3で空調用メンテ
ナンス装置3内のメンテナンスプログラム3bが空調用
設備コントローラ2内メンテナンス通信部2eと空調用
メンテナンス装置3内メンテナンス通信部3aを介して
故障履歴データ2dを読み込み、空調用メンテナンス装
置3の画面に表示する。
は前述のように故障発生のみである。また、空調用設備
コントローラ2内の故障履歴データは故障発生と故障内
容が含まれる。従って、ビル管理システムにて故障の発
生が確認されたら、その詳細を知るために空調用メンテ
ナンス装置3の所へいき、故障内容を調べる。
ビル管理装置では、インタフェースの転送速度が遅く転
送に時間がかかるため、さらに転送するためのコマンド
が存在しないため、大量の故障履歴データは転送してい
ない。このため、設備機器の故障履歴データは中央監視
装置と設備コントローラ内とに蓄積していることとな
り、ビル管理システムと設備システム間で二重の開発を
したり、あるいはシステム全体としてメモリなどの記憶
装置の使用量が多くなるといった問題点があった。
は、接続する設備メーカによって異なったり、接続する
機種によって異なるため、ビル管理システムメーカと設
備システムメーカがお互いにデータ定義をして通信しあ
うと、接続のための打ち合わせが多くなり、製品コスト
が高くなる。そのため、これら故障内容などのデータは
転送されていない。設備の故障に関しては、故障がある
のか、ないのかの発生情報のみを転送している。
ム間には、故障の発生など、接点レベルの情報、すなわ
ち、設備の基本的なデータしか転送できないために、設
備の故障内容を見る場合には、まずビル管理システム1
2で故障の発生を知り、次に故障内容の詳細を知るため
に、設備システム内の設備コントローラに予め接続され
たメンテナンス装置で行う。このような構成の場合、メ
ンテナンスのために設備種別毎にメンテナンス装置を接
続しておかなければならず、システムコストの増大とい
った問題があった。また、このような構成の場合、ビル
管理システムの中央監視装置のみならず、各設備用メン
テナンス装置をビル管理人室へ設置する必要があり、ス
ペース圧迫といった問題があった。また、設備用メンテ
ナンス装置は、管理人室の制御盤内に納められることも
あり、メンテナンスするのに手間がかかるといった問題
があった。
ステムが接続されるが、それぞれの設備システムで通信
手順が異なるので、それぞれの設備システムに対応した
通信プログラムを搭載しなければならず、ソフトウェア
開発工数がかかるという問題があった。
の転送データの転送手順、コード変換法則などが分かっ
てしまうと、第三者による転送データ(例えば空調課金
データ)の盗聴、改ざんが発生するという問題があっ
た。これらの問題を解決する方法として、転送データを
暗号化する方式がある。例えば、第一の方法は、使用す
る暗号化アルゴルズムと、暗号化のパラメータとなる暗
号化鍵と、暗号化した転送データを転送する転送手順と
を通信する端末間で取り決めておき、通信しあうそれぞ
れの装置にプログラムとして実装する方法、第二の方法
は、暗号化アルゴリズムおよび転送手順は両端末間で取
り決め、それぞれの装置にプログラムとして実装し、暗
号化鍵は書留、電話、ICカードなどで取り交わす方
法、第三の方法は、特開平7−141261のように回
線を通じて転送された暗号化アルゴリズム、暗号化鍵を
用いて転送データを暗号し、あらかじめ装置にプログラ
ムとして組み込まれた転送手順によってデータを転送す
る方法などがある。
数々の異なるメーカの設備システムが接続されるので、
前記第一、第二の方法では、それぞれの設備システムに
対応した暗号化アルゴルズム、暗号化鍵をプログラムと
して搭載しなければならず、ソフトウェア開発工数がか
かるという問題があった。また、第三の方法は、転送手
順が規格化され、どのメーカでも同一のプログラムとし
て搭載できる場合は有効であるが、ビル管理装置のよう
に転送手順が設備種別毎に異なったり、ビルの物件毎に
異なる場合には、暗号化された転送データを転送するた
めに、それぞれの設備システムに対応した転送手順をあ
らかじめプログラムとして搭載しなければならず、ソフ
トウェア開発工数がかかるという問題がある。
り、第三者による設備コントローラへの不正アクセスに
よる設備データ(例えば空調課金データ)の改ざんが発
生するという問題があった。このような問題を解決する
方法として、前記特開平7−141261では、回線を
通じて転送した暗号化アルゴリズム、暗号化鍵を使用し
て暗号化を行うが、装置のカバーがあけられたり、解体
されると、転送された暗号化アルゴリズムや暗号化鍵を
メモリ上にバックアップしていた電源を切り、前記プロ
グラムおよびデータを消去する方法などがある。しか
し、本件で対象とするパソコンなどのプラットホームで
は、上記のような対策を施すのは難しく、プログラムの
不正コピーが行われるといった問題がある。
障履歴データ2d)へのアクセスインターフェースは、
受信したコマンドの形式でアクセスするなど、前記中央
監視装置あるいは設備機器とのインターフェース(通信
コマンド)に依存して作られるのが一般的である。
ラを製造するメーカはそれぞれ異なり、ビルの物件によ
り接続相手メーカが異なるので、設備コントローラの中
央監視装置とのインターフェースは、中央監視装置メー
カの数分だけ用意しておく必要がある。さらに、同じ中
央監視装置メーカでも、物件固有に定義されたインター
フェースも存在し、多くの種類を用意する必要がある。
また、設備機器とのインターフェースは、空調、照明、
防災、防犯などの設備種別の数分だけ用意する必要があ
る。このため、設備コントローラは、中央監視装置メー
カ数と設備種別数の掛け算のインターフェース数だけ開
発しなければならず、通信部、データ解釈部、データ部
を一体型で開発するため、ソフトウェア開発に多大な工
数がかかっていると問題があった。
るためになされたもので、設備の故障履歴データなどの
大量のデータを転送でき、ビル管理システム側と設備シ
ステム側で二重の開発がなくなり、また、記憶装置(メ
モリ)の使用量を少なくすることを目的とする。
置をなくし、システムコストの低減、管理人室スペース
の有効利用、およびメンテナンスー元化による業務効率
化を可能にすることを目的とする。
発を少なくすることを目的とする。
を増やさずに、第三者による盗聴、改ざんのない安全な
データ転送を可能にすることを目的とする。
ーによる設備データへの不正アクセスのない設備管理を
可能とすることを目的とする。
および設備機器とのインターフェースに変更があって
も、ソフトウェア開発を少なくするソフトウェア構造を
得ることを目的とする。
装置は、ビル内に設置された設備機器の制御を行う設備
コントローラと、この設備コントローラとインターフエ
イスを介してデータ通信を行いビル内全設備機器の制御
を行う中央監視装置とを備えるビル管理装置において、
前記設備コントローラに、設備機器の運転状態を収集す
る手段と、収集した運転状態を履歴データとして保持す
る手段と、中央監視装置からの要求に応じて前記履歴デ
ータを、所定のインターフエイスを介して転送する手段
とを備え、前記中央監視装置に、設備コントローラに対
して前記所定のインターフエイスを介して前記履歴デー
タを要求し、転送された履歴データを表示する手段を備
える。
を履歴データとして保持する手段の間のアクセスインタ
ーフェイスを前記設備機器との通信インタフェースおよ
び前記中央監視装置との通信インタフェースに依存しな
い汎用インターフェイスとしたものである。
を行う設備コントローラと、この設備コントローラとイ
ンターフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備
機器の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置
において、前記設備コントローラに、設備機器の運転状
態を収集する手段と、前記収集した運転状態を保持する
手段と、前記運転状態データにそのモニタの画面情報を
付加する手段と、中央監視装置からの要求に応じて前記
画面情報を付加した運転状態データを、所定のインター
フエイスを介して転送する手段とを備え、前記中央監視
装置に、前記設備コントローラに対して前記所定のイン
ターフエイスを介して、前記画面情報を付加した履歴デ
ータを要求し、転送された画面情報に基づき履歴データ
を画面に表示する手段を備える。
を行う設備コントローラと、この設備コントローラとイ
ンターフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備
機器の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置
において、前記設備コントローラに、中央監視装置から
の要求に応じて、設備機器の制御情報にアクセスするた
めのデータ通信プログラムを、所定のインターフエイス
を介して転送する手段を備え、前記中央監視装置に、前
記設備コントローラに対して前記所定のインターフエイ
スを介して、前記設備機器の制御情報にアクセスするた
めのデータ通信プログラムを要求し、転送されたプログ
ラムを実行する手段とを備える。
する際の通信データを暗号化するものである。
際に使用する暗号化鍵を、設備コントローラから取得す
るものである。
暗号化鍵を、前記通信プログラムが終了したときに破棄
するものである。
いて説明する。なお、図において従来例と同一符合は従
来例と同一または相当のものを示し説明を省略する。
ル管理装置のシステム構成図であり、図において、2A
は設備機器である空調機器1に対して発停、温度設定、
運転モード設定等の制御指令を発するとともに空調機器
1を監視する空調用設備コントローラ、4Aは空調機器
1、空調用設備コントローラ2A、及び空調用メンテナ
ンス装置3で構成される空調システムである。
点灯、消灯等の制御指令を発するとともに照明機器1を
監視する照明用設備コントローラ、8Aは照明機器5、
照明用設備コントローラ6A及び照明用メンテナンス装
置7で構成される照明システムである。9Aは空調シス
テム4Aと照明システム8Aを監視する中央監視装置で
あり、12Aは中央監視装置9Aからなるビル内の全設
備の統合制御を行うビル管理システムである。15はビ
ル管理システム12A(中央監視装置9A)と空調シス
テム4Aの空調用設備コントローラ2A及び照明用設備
コントローラ6Aとの間の通信を行うイーサネットを使
用したビル管理システムと設備システム間インタフェー
スである。
S−232Cの9600bpsに対し10Mbpなので
(100Mbpsイーサネットの場合は転送速度が10
0Mbp)、従来のインタフェースでは時間がかかり転
送できなかった大量のデータをビル管理システム12と
空調システム4、照明システム8などの設備システム間
で高速に転送が可能となる。
タフェース13装置とビル管理システムと照明システム
間インタフェース装置14に使用されたRSー232C
が1対1通信であったのに対して、イーサネットはN対
N通信が可能なため、空調システム間インタフェースと
照明システム間インタフェースを共用するようにしてい
る。なお、イーサネットの他、トークンリング、FDD
I(Fiber Distributed Data
Interface)等も使用できる。
フェース装置10および照明用インタフェース装置11
は、本実施の形態ではビル管理システム12A(中央監
視装置A)内の故障履歴データを削除できるため、不要
となるので構成から外してあり、中央監視装置9Aと空
調用設備コントローラ2A、照明用設備コントローラ6
Aが直接接続されている。
するメンテナンス機能を例にした機能構成図により動作
について説明する。空調機器1で故障が発生すると、空
調用設備コントローラ2A内の機器通信部2aを介して
受信データ解釈部2bへ故障の発生と故障の内容が通報
される。この、機器通信部2aと受信データ解釈部2b
は運転状態を収集する手段である。受信データ解釈部2
bではその内容を解釈し、通信部2cを介してビル管理
システム12へ故障の発生を通報する。ビル管理システ
ムと設備システム間インタフェース装置15上に流れる
データは接点レベルの情報のため、通報されるデータは
故障の発生のみでインタフェース定義されていない故障
内容は通報されない。
コントローラ2内のメンテナンスデータである故障履歴
データ2dへ故障の発生と故障内容を格納する。図3が
故障履歴データのイメージ図である。
aで受信したデータにより、空調機器1に故障があった
ことを知る。ビル管理システム12Aで空調機器の故障
履歴を見る必要ができた場合、中央監視装置内9に置か
れたメンテナンスプログラム12cより前述空調用設備
コントローラ2A内の故障履歴データ2dの内容をファ
イル転送してきて画面に表示する。
12Aとビル管理システムと設備システム間インタフェ
ース15上に新規に履歴データ転送コマンドを定義す
る。例えば、空調機器1の故障履歴データを転送する場
合、ビル管理システムのメンテナンスプログラム12c
から空調設備コントローラ2Aに送信されたファイル転
送要求コマンドは、受信データ解釈部2bで解釈され、
ビル管理システム12Aが空調機器1の故障履歴データ
を要求していることを知り、故障履歴データ2dをビル
管理システム12Aに対して返信する。ビル管理システ
ム12Aのメンテナンスプログラム12cは受信した空
調機器1の故障履歴データを読み込み、画面へ表示す
る。図4がメンテナンスプログラム12Cの画面イメー
ジである。この画面では、転送されきた文字列データを
画面に出力している。
要になったときは、従来と同様に空調メンテナンス装置
3で空調用メンテナンス装置3内のメンテナンスプログ
ラム3bが空調用設備コントローラ2A内メンテナンス
通信部2eと空調用メンテナンス装置3内メンテナンス
通信部3aを介して故障履歴データ2dを読み込み、画
面に表示する。図5が空調用メンテナンス装置3の画面
イメージ図である。この画面では、転送されてきたファ
イルの構造をあらかじめ理解しておき表示データのフォ
ーマットを表形式に揃えている。
が、照明機器5の場合の動作も同様である。
置は、ビル管理システムと設備システム間インタフェー
スに高速に大量データが転送可能なネットワークを利用
し、さらに従来システムにはなかった履歴データを転送
するコマンドを定義することにより設備コントローラか
ら設備の故障履歴データを提供し、ビル管理システムで
は転送された故障履歴データを表示する構成をとる。
ル管理システムで収集、蓄積していた設備の故障履歴デ
ータなどの大量データを直接設備コントローラから読み
込むことができるため、従来、ビル管理システム側と設
備システム側で二重の開発がなくなり、かつ、設備の故
障データが通報されるたびにビル管理システム内で履歴
データとして蓄えていた故障履歴データの記憶装置を不
要とすることができる。
態2を図に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の
形態2におけるビル管理装置のシステム構成図であり、
実施の形態1の図1で示した空調メンテナンス装置3、
照明メンテナンス装置7を外し、また、ビル管理システ
ムと設備システム間インタフェース装置15の代わりに
従来例と同じビル管理システムと空調システム間インタ
フェース装置13、ビル管理システムと照明システム間
インタフェース装置14としたものである。
監視の制御をするとともに、計測した空調機器1の異常
内容などのメンテナンスデータにどのようにそのデータ
を表示したいかの画面情報を付加したファイルを作成
し、ビル管理システム12Cへ提供する空調用設備コン
トローラ、4Cは空調機器1、空調用設備コントローラ
2Cで構成される空調システムである。
るとともに、計測した照明機器5の異常内容などのメン
テナンスデータにどのようにそのデータを表示したいか
の画面情報を付加したファイルを作成し、ビル管理シス
テム12Cへ提供する照明用設備コントローラ、8Cは
照明機器5、照明用設備コントローラ6Cで構成される
照明システムである。9Cは空調システム4Cと照明シ
ステム8Cから提供されたファイルの画面情報に従って
メンテナンスデータを画面上に配置するプログラムを有
する中央監視装置であり、12Cは中央監視装置9Cか
らなるビル内の全設備の統合制御を行うビル管理システ
ムである。
監視するメンテナンス機能を例とした機能構成図であ
る。空調用設備コントローラ2Cには設備の操作監視用
の機能のほかにメンテナンスのための機能が含まれてい
る。本実施の形態では、メンテナンスデータと画面表示
情報である表示フォーマットをビル管理システム12c
へ転送し実行する仕組みとしてWWW(World WideWeb)
のブラウザとサーバを利用している。WWWもネットワ
ークはイーサネットを使用できるので、実施の形態1、
2で使用したイーサネットに共存することができる。
タグを記述したHTML(Hyper Text Markup Languege)
ファイルをデータとしてサーバに保持しておく。ブラウ
ザでは、サーバよりHTMLファイルをダウンロード
し、ファイル内のタグを解釈しながらデータを画面に表
示していく。このとき、ブラウザはデータの中身の解釈
は行わずに、データを画面に配置していくだけである。
HTMLのタグにより実現できる表示機能は、リスト表
示、文字飾り、文字大きさ指定、テキストの表形式表
示、静止画・動画の表示、表示文字をマウスでクリック
すると他のHTMLファイルへ飛ばしたり、図形をクリ
ックする位置によりHTMLファイルへの飛び先を指定
できるハイパーリンクなどがある。これらの機能は日々
拡張され、テキストから動画データまでを様々な表現で
表示できるようになっている。
データを解釈せずに画面に表示する方法をとっているの
で、従来はメーカ毎、機種毎に異なるためにインタフェ
ース定義ができなかった設備の故障内容をこの仕組を利
用して設備コントローラからビル管理システムへ転送す
ればインタフェースの打ち合わせをしなくとも設備メン
テナンスが容易に可能となる。
と、設備システム側で各フロア平面図上に設備機器を配
置した図面でHTMLファイルを作成したり、空調機器
の冷媒系統図面をHTMLファイルを作成したりし、前
記画面上でメンテナンスしたい機器をクリックするとそ
の設備機器の故障履歴情報をテキストで表示するという
ことが可能となる。また、設備システム側で計測した履
歴データのグラフイメージを作成しておき、それをビル
管理システムで表示することも可能である。このように
WWWを利用することで、ビル管理システム側では設備
機器のメンテナンスデータの転送内容を知らなくてもW
WWブラウザのみを搭載しておき、送られてくるHTM
Lファイルを表示するだけなので、接続の打ち合わせを
しなくとも容易にテキストから動画を扱った設備メンテ
ナンスが可能となる。
る。空調用設備コントローラ2Cの機器制御部2aから
計測された空調機器のメンテナンスデータは空調故障内
容データ2iに蓄えられる。運転状態を保持する手段で
ある空調故障内容データ2iをビル管理システム12で
どのように表示するかが記述されているメンテナンスデ
ータ表示フォーマット2jと前記空調故障内容データ2
iとによりビル管理システム12のWWWブラウザ12
eで表示可能なHTMLファイルを画面情報を付加する
手段であるHTMLファイル作成部2kで作成する。作
成されたHTMLファイルは転送する手段であるWWW
サーバ2q、ビル管理システムと空調システム間インタ
フェース13を介してビル管理システム12のWWWブ
ラウザ12eへ送られて実行される。
の画面で、WWWブラウザ12e上でのメンテナンスデ
ータの表示例である。図8は、設備異常内容の時系列デ
ータを表形式で表示した例である。空調用設備コントロ
ーラ2C内の空調故障内容データ2iに蓄えられた空調
機器1の異常発生時刻、発生機器、異常内容と、それら
は表形式で表示することを記述したメンテナンスデータ
表示フォーマット2jの情報により、HTMLファイル
作成部2kで図8に対応したHTMLファイルを作成す
る。
2C内の空調故障内容データ2iに計測しておいた空調
機器1aの室内温度(還気温度)の履歴データをグラフ
表示したイメージ図である。空調故障内容データ2i内
に計測された履歴データと、それらはグラフ表示するこ
とを記述したメンテナンスデータ表示フォーマット2j
の情報により、HTMLファイル作成部2kで履歴デー
タからグラフイメージを作成し、HTMLファイルを作
成している。
毎、異種毎に異なる故障内容などのメンテナンスデータ
をインタフェース定義することなしに容易にビル管理シ
ステムへ転送可能となり、ビル管理システムのマンマシ
ンインタフェースを間借りして設備メンテナンスをする
ことができる。
ス装置を削減することができる。
テムで一元的に行えるため、メンテナンス業務の効率化
を図ることができる。
態3を図に基づいて説明する。図10はこの発明の実施
の形態3におけるビル管理装置のシステム構成図であ
り、実施の形態1の図1で示した空調メンテナンス装置
3、照明メンテナンス装置7を外したものである。
るとともに、空調機器毎に異なる設備制御情報への通信
手順を簡単なアプリケーションプログラムインタフェー
ス(API)によりアクセスできるようにしたプログラ
ムを有し、ビル管理システムへプログラムを転送する空
調用設備コントローラ、4Dは空調機器1、空調用設備
コントローラ2Dで構成される空調システムである。
るとともに、照明機器毎に異なる設備制御情報への通信
手順を簡単なアプリケーションプログラムインタフェー
ス(API)によりアクセスできるようにしたプログラ
ムを有し、ビル管理システムへプログラムを転送する照
明用設備コントローラ、8Dは照明機器5、照明用設備
コントローラ6Dで構成される照明システムである。
用することで空調システム4Dと照明システム8D設備
システム間との通信を行う中央監視装置であり、12D
は中央監視装置9Dからなるビル内の全設備の統合制御
を行うビル管理システムである。本実施の形態でも転送
されるアプリケーションプログラムインタフェースであ
る通信プログラムをビル管理システムへ転送し実行する
仕組みとしてWWW(World Wide Web)のブラウザとサー
バを利用する。図11、図12は、この発明における実
施の形態3の空調機器1の故障を監視するメンテナンス
機能を例とした機能構成図である。図11は、空調用設
備コントローラ2Dからビル管理システム12Dへ設備
制御情報アクセス用通信プログラム転送前の機能構成図
である。また、図12は、通信プログラム転送後の機能
構成図である。この場合も、実施の形態2と同様に、プ
ログラム転送用のネットワークと空調機器の操作監視用
のネットワークは1つのイーサネット上に共存させてい
る。
部2mを、WWWサーバ2qを介してビル管理システム
12dへ転送する。ここで、ビル管理システム用通信部
2mはWWWブラウザ上のインタプリタで実行可能なプ
ログラムとして作成する。このプログラムは、WWWサ
ーバ(空調用設備コントローラ2D)上ではHTMLフ
ァイルと同様にデータファイルとして保持されている
が、要求がありWWWブラウザに転送されるとWWWブ
ラウザ上のインタプリタで実行される。
2Dよりビル管理システム12へ転送されたビルシステ
ム用通信部2mはビル管理システム12D上ではビル管
理システム用通信部12gとしてWWWブラウザのイン
タプリタ上で実行される。ビル管理システム用通信部1
2gは、運転情報2gヘアクセスするための通信手順か
らなる通信プログラムである。この通信プログラムと同
じくWWWブラウザのインタプリタ上で実行可能なプロ
グラムとして作成された操作監視アプレット12fが、
ビル管理システム用通信部12gの通信プログラムを呼
び出すことでビル管理システムより設備の操作監視を行
う。
で利用可能な関数の例を表している。1階ロビー、1階
会議室、1階受付などの空調空間に対する発停、設定温
度などの属性を操作するための書き込み関数とそれら属
性の監視を行う読み出し関数からなっている。図14が
ビル管理システム12内の空調空間を操作・監視するプ
ログラムである操作監視部12hからビル管理システム
用通信部12hを呼び出すプログラムである。
備コントローラの設備制御情報へアクセスするときに必
要で、各々の設備に対応した通信プログラムを設備コン
トローラから転送するので、設備毎に異なる通信プログ
ラムの開発が不要となり、ビル管理装置開発コストを低
減することができる。
態4を図に基づいて説明する。実施の形態4におけるビ
ル管理装置のシステム構成図は、実施の形態3に示した
図10と同じであり、機能構成図も実施の形態3に示し
た図11、図12とおなじであり、転送データを第三者
に盗聴されないように、図12のビル管理システム用通
信部12gと通信部2c間でデータを暗号化して転送し
合うものである。
央監視装置と用設備コントローラ間で事前に取り決めし
てプログラムとして、転送手順と暗号化アルゴリズム、
暗号化鍵を設備コントローラから転送し、中央監視装置
で実行するための設備種別毎に異なるこれらプログラム
および暗号化鍵を中央監視装置に実装しておかなければ
ならなかったが、これらを実装する必要がなく、また、
転送したビル管理システム用通信部12gが不正コピー
され、他のコンピュータから空調用設備コントローラ2
Dへアクセスされてしまのを防ぐため、暗号化する際に
パラメータとなる暗号化鍵はビル管理システム用通信部
12gには組み込まず、空調用設備コントローラ2Dか
ら取得して初めて暗号化が可能となり、プログラム終了
と同時に暗号化鍵を破棄する構成としている。
テム用通信部12gの動作について説明する。図15
は、ビル管理システム用通信部12gが、WWWブラウ
ザ12eに取り込まれ、実行される初期化プログラムの
フローチャートである。ビル管理システム用通信部12
gは初期化において、利用ユーザの認証を行い、正当ユ
ーザであることが判明すると空調用設備コントローラ2
Dから暗号化鍵を取得する。
プS1で利用者が正当なユーザであるかを判断するた
め、ユーザ認証を行う。ユーザ認証の方法は、ビル管理
システム通信部12gにあらかじめパスワードを入れて
おき、ユーザが入力したパスワードと一致した場合に正
当ユーザと認める方法、空調用設備コントローラ2Dに
ユーザネーム、パスワードの組をあらかじめ登録してお
き、ユーザが入力したユーザネーム、パスワードの組と
一致した場合に正当ユーザと認める方法、あるいは空調
用設備コントローラ2Dに正当ユーザの指紋、声紋など
個人を識別する情報を登録しておき、入力された指紋、
声紋などと一致した場合に正当ユーザと認める方法な
ど、多数存在し、どの方法を用いてもかまわない。ここ
では、単純化のため、ビル管理システム通信部12gに
あらかじめパスワードを入れておき、ユーザが入力した
パスワードと一致した場合に正当ユーザと認める方法を
採用する。
を促す画面を表示する。ユーザがパスワードを入力する
と、ステップS2へ進み、あらかじめ登録されているパ
スワードと比較検証を行い、一致していれば、正当ユー
ザと判断し、ステップS3へ進む。ステップS3では空
調用設備コントローラ2Dから暗号化鍵を取得し、初期
化処理を終了する。なお、プログラム終了時には、取得
した暗号化鍵を破棄する。
の取得要求に対して暗号化鍵を送信する。暗号化鍵の管
理方法には、どのユーザに対しても同じ鍵を送信する方
法、登録されているユーザ毎に対応する鍵を送信する方
法、要求時にランダムな鍵を作成し送信する方法など、
多数存在しどの方法を用いてもかまわない。ここでは、
単純化のため、どのユーザに対しても同じ鍵を送信する
方法を採用する。鍵送信後、空調用設備コントローラ2
Dは対応する鍵で、転送データを暗号化または復号化す
る。
用通信部12gから通信部2cへ設備機器の運転データ
をモニタする場合のビル管理システム用通信部12gの
動作を表すフローチャートを説明する。
ニタ要求が発生すると、図13および図14に示すよう
に、ビル管理システム用通信部12gは、操作監視アプ
レット12fからac_read()関数が呼び出され
る。
と、ビル管理システム用通信部12gは、ステップS1
を実行し、関数の引数より転送データを組み立てる。ス
テップS2に進み、空調用設備コントローラ2Dより取
得した暗号化鍵を使用して、組み立てた転送データを暗
号化する。暗号化のアルゴリズムは、DES、RC5、
IDE、RSAなど多数存在するが、どの方法を用いて
いもよい。
ると、ステップS3へ進み、暗号化済みデータを空調用
設備コントローラ2Dへ送信する。ステップS4で空調
用設備コントローラ2Dからの応答を待ち、応答があれ
ばステップS5へ進む。
復号化を行い、ステップS6で復号化したデータの解釈
を行い、呼び出し側プログラムへ戻る。
ラムおよび暗号化鍵を、中央監視装置で実装する必要が
なくなり、ソフトウェア開発の工数をかけずに、第三者
による転送データ(例えば空調課金データ)の盗聴、改
ざんを防いだ安全なデータ転送が実現できる。
り、ビル管理システム用通信部12gは単体では実行不
可能となり、不正コピーによる第三者アクセスを防止で
きる。
破棄するので、不正コピーによる第三者アクセスをさら
に防止できる。
態5を図に基づいて説明する。実施の形態5におけるビ
ル管理装置のシステム構成図は実施の形態1に示した図
1と同じである。機能構成図は実施の形態1に示した図
2の空調用設備コントローラ2Aを図17に示す空調用
設備コントローラ2Eに代えたものである。実施の形態
1の機能ブロックと同じであるが、受信データ解釈部2
bと故障履歴データ2d間のインターフェイスおよびメ
ンテナンス通信部2eと故障履歴データ2d間のインタ
フェースは、中央監視装置とのインターフェース、設備
機器とのインターフェース、および空調用設備コントロ
ーラ2Dのハードウェアプラットホームに依存しないイ
ンターフェイスとしている。
るSQL(StructuredQuery Lang
uage)言語を使用した。SQL言語は、データベー
スを定義したり、操作するための言語であり、ISO
(国際標準化機構)、ANSI(米国規格協会)、JI
S(日本工業規格)にて規格化されているため、多くの
市販データベースソフトウェアのアクセスインターフェ
イスとして採用されている。したがって、設備データへ
のアクセスインタフェースにSQL言語を使用すれば、
中央監視装置とのインターフェースおよび設備機器との
インターフェースがどのような種類のものであっても、
共通的に使用できるソフトウェア構造を得ることができ
る。これにより、インターフェースによらず、データの
排他制御など複雑な処理を含むデータ部を共通に使用す
ることが可能となる。
明する。ここでは設備データの実装に市販のデータベー
スソフトウェアを使用した場合について説明する。図1
8は表名が履歴で、空調機の故障履歴データをリレーシ
ョナルデータベースの形式で表した関係表である。第一
列が行数を表し、第二列が故障履歴のデータを表してい
る。故障が発生すると1行ずつデータを追加していく。
例えば一行目は、96年12月10日の12時14分に
空調機1でエラーコード105により異常停止したこと
を表す。SQL言語を使用して故障履歴が読み書きされ
る。
タを入れた場合の例が図19である。表名は空調機で、
複数の空調機の運転状態をリレーショナルデータベース
の形式で表した関係表である。第一列が行数を表し、第
二列が運転状態の設定値、第三列が運転状態の現在値、
第四列が空調機が正常あるいは故障を表す警報信号、第
五列が運転積算時間、第六列が運転回数積算値を表す。
例えば、一列目は、空調機1の運転状態は設定値、現在
値ともに停止、正常であり、運転積算時間は120時
間、運転回数積算値は25回であることを表している。
へのアクセス方法について説明する。図20は受信デー
タ解釈部2dでの、通信部2cや機器通信部2aで受信
したコマンドをSQL言語に変換する例である。例え
ば、通信部2cより「故障履歴をモニタしたい」という
コマンドを受信した場合、「select 故障履歴f
rom履歴」に変換して故障履歴データにアクセスす
る。select文は「select列名 from表
名」で表名で指定したテーブルから列名で指定した全デ
ータを検索するSQL文である。また、機器通信部2a
から「96/12/13 11:21空調機 1 正
常」のデータを受信した場合、「insert int
o履歴values(6,’96/12/13 11:
21空調機 1 正常’)」に変換して故障履歴データ
に6行目の履歴データを追加する。insert文は
「insert into表名values(デー
タ)」で表名で指定したテーブルにデータを追加する。
態の設定値を運転に切換えてほしい」という要求があっ
た場合には、「update空調機set運転状態(設
定値)=運転where識別番号=1」に変換し、運転
状態(設定値)を変更する。機器通信部2aから「空調
機1の運転状態(現在値)が運転になった」という通報
があがってきた場合、「update空調機set運転
状態(現在値)=運転where識別番号=1」に変換
し、運転状態(設定値)を変更する。update文は
「update表名set列名=データwhere条
件」で表名で指定されたテーブルの条件で示される列名
の内容をデータに書き換えるSQL文である。
データへのアクセスインターフェイスを、中央監視装置
とのインターフェース、設備機器とのインターフェース
に依存しない汎用インターフェイスとしたため、前記各
インターフェースがどのような種類でもデータの排他制
御など複雑な処理を含んだ設備データ部は共通的に使用
でき、設備コントローラのソフトウェア設計の効率化を
図ることができる。
に設置された設備機器の制御を行う設備コントローラ
と、この設備コントローラとインターフエイスを介して
データ通信を行いビル内全設備機器の制御を行う中央監
視装置とを備えるビル管理装置において、前記設備コン
トローラに、設備機器の運転状態を収集する手段と、収
集した運転状態を履歴データとして保持する手段と、中
央監視装置からの要求に応じて前記履歴データを、所定
のインターフエイスを介して転送する手段とを備え、前
記中央監視装置に、設備コントローラに対して前記所定
のインターフエイスを介して前記履歴データを要求し、
転送された履歴データを表示する手段を備えたので、従
来ビル管理システムで収集、蓄積していた設備の故障履
歴データなどの大量データを直接設備コントローラから
読み込むことができるため、ビル管理システムと設備シ
ステムでの二重の開発がなくなり、かつ従来ビル管理シ
ステムにあった故障履歴データの記憶装置を削減するこ
とができる。
態を履歴データとして保持する手段の間のアクセスイン
ターフェイスを設備機器との通信インタフェースおよび
中央監視装置との通信インタフェースに依存しない汎用
インターフェイスとしたので、各インターフェースがど
のような種類でもデータの排他制御など複雑な処理を含
んだ設備データ部は共通的に使用でき、設備コントロー
ラのソフトウェア設計の効率化を図ることができる。
を行う設備コントローラと、この設備コントローラとイ
ンターフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備
機器の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置
において、前記設備コントローラに、設備機器の運転状
態を収集する手段と、前記収集した運転状態を保持する
手段と、前記運転状態データにそのモニタの画面情報を
付加する手段と、中央監視装置からの要求に応じて前記
画面情報を付加した運転状態データを、所定のインター
フエイスを介して転送する手段とを備え、前記中央監視
装置に、前記設備コントローラに対して前記所定のイン
ターフエイスを介して、前記画面情報を付加した履歴デ
ータを要求し、転送された画面情報に基づき履歴データ
を画面に表示する手段を備えたので、接続のための打ち
合わせなしにビル管理システムの画面で設備メンテナン
スが可能となり、従来設備種別毎に設置されていたメン
テナンス装置を削減でき、システムコストを削減でき
る。
が図れる。
テムで一元的に行えるため、メンテナンス業務の効率化
を図ることができる。
を行う設備コントローラと、この設備コントローラとイ
ンターフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備
機器の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置
において、前記設備コントローラに、中央監視装置から
の要求に応じて、設備機器の制御情報にアクセスするた
めのデータ通信プログラムを、所定のインターフエイス
を介して転送する手段を備え、前記中央監視装置に、前
記設備コントローラに対して前記所定のインターフエイ
スを介して、前記設備機器の制御情報にアクセスするた
めのデータ通信プログラムを要求し、転送されたプログ
ラムを実行する手段とを備えたので、設備毎に異なる通
信プログラムの開発を不要とすることができる。
する際の通信データを暗号化したので、中央監視装置で
のプログラムの開発工数を増やさずに、第三者による転
送データの盗聴を防ぐ暗号化通信を行うことができる。
際に使用する暗号化鍵を、設備コントローラから取得す
るので、データ転送プログラムの不正コピーによる第三
者による不正アクセス、盗聴、改ざんを防ぐことができ
る。
化鍵を、通信プログラムが終了したときに破棄するの
で、データ転送プログラムの不正コピーによる第三者に
よる不正アクセス、盗聴、改ざんをさらに防ぐことがで
きる。
置のシステム構成図である。
置の機能構成図である。
コントローラ内の故障履歴データのイメージ図である。
ステムのメンテナンスプログラム画面のイメージ図であ
る。
テナンス装置のメンテナンスプログラム画面のイメージ
図である。
置のシステム構成図である。
置のメンテナンス時の機能構成図である。
置のメンテナンス画面イメージ図である。
置のメンテナンス画面イメージ図である。
装置のシステム構成図である。
装置の通信プログラム転送前の機能構成図である。
装置の通信プログラム転送後の機能構成図である。
装置の通信部の関数例である。
装置の操作監視プログラム例である。
装置のデータ転送プログラムの初期化フローチャート図
である。
装置のデータ転送プログラムの運転状態モニタ時のフロ
ーチャート図である。
装置の設備コントローラのソフトウェア構造の概念図で
ある。
装置の履歴データのデータフォーマットである。
装置の空調機運転データのデータフォーマットである。
装置の運転データアクセスインターフェイスの例であ
る。
である。
ス時の機能構成図である。
設備コントローラ、4A、4B、4C、4D 空調シス
テム、5 照明機器、6A、6B、6C、6D照明用設
備コントローラ、7 照明用メンテナンス装置、8A、
8B、8C、8D 照明システム、9A、9B、9C、
9D 中央監視装置、12A、12B、12C、12D
ビル管理装置、13 ビル管理システムと空調システ
ム間インタフェース、14 ビル管理システムと照明シ
ステム間インタフェース、15ビル管理システムと設備
システム間インタフェース。
Claims (7)
- 【請求項1】 ビル内に設置された設備機器の制御を行
う設備コントローラと、この設備コントローラとインタ
ーフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備機器
の制御を行う中央監視装置とを備えるビル管理装置にお
いて、 前記設備コントローラに、 設備機器の運転状態を収集する手段と、 収集した運転状態を履歴データとして保持する手段と、 中央監視装置からの要求に応じて前記履歴データを、所
定のインターフエイスを介して転送する手段とを備え、 前記中央監視装置に、 設備コントローラに対して前記所定のインターフエイス
を介して前記履歴データを要求し、転送された履歴デー
タを表示する手段を備えたことを特徴とするビル管理装
置。 - 【請求項2】 運転状態を収集する手段と運転状態を履
歴データとして保持する手段の間のアクセスインターフ
ェイスを前記設備機器との通信インタフェースおよび前
記中央監視装置との通信インタフェースに依存しない汎
用インターフェイスとしたことを特徴とする請求項1記
載のビル管理装置。 - 【請求項3】 ビル内に設置された設備機器の制御を行
う設備コントローラと、この設備コントローラとインタ
ーフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備機器
の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置にお
いて、 前記設備コントローラに、 設備機器の運転状態を収集する手段と、 前記収集した運転状態を保持する手段と、 前記運転状態データにそのモニタの画面情報を付加する
手段と、 中央監視装置からの要求に応じて前記画面情報を付加し
た運転状態データを、所定のインターフエイスを介して
転送する手段とを備え、 前記中央監視装置に、 前記設備コントローラに対して前記所定のインターフエ
イスを介して、前記画面情報を付加した履歴データを要
求し、転送された画面情報に基づき履歴データを画面に
表示する手段を備えたことを特徴とするビル管理装置。 - 【請求項4】 ビル内に設置された設備機器の制御を行
う設備コントローラと、この設備コントローラとインタ
ーフエイスを介してデータ通信を行いビル内全設備機器
の制御を行う中央監視装置とを備えたビル管理装置にお
いて、 前記設備コントローラに、 中央監視装置からの要求に応じて、設備機器の制御情報
にアクセスするためのデータ通信プログラムを、所定の
インターフエイスを介して転送する手段を備え、 前記中央監視装置に、 前記設備コントローラに対して前記所定のインターフエ
イスを介して、前記設備機器の制御情報にアクセスする
ためのデータ通信プログラムを要求し、転送されたプロ
グラムを実行する手段とを備えたことを特徴とするビル
管理装置。 - 【請求項5】 データ通信プログラムは、アクセスする
際の通信データを暗号化することを特徴とした請求項4
記載のビル管理装置。 - 【請求項6】 データ通信プログラムは、暗号化の際に
使用する暗号化鍵を、設備コントローラから取得するこ
とを特徴とした請求項5記載のビル管理装置。 - 【請求項7】 設備コントローラから取得した前記暗号
化鍵を、前記通信プログラムが終了したときに破棄する
ことを特徴とした請求項6記載のビル管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10419497A JP4264765B2 (ja) | 1996-07-30 | 1997-04-22 | ビル管理装置システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-200541 | 1996-07-30 | ||
JP20054196 | 1996-07-30 | ||
JP10419497A JP4264765B2 (ja) | 1996-07-30 | 1997-04-22 | ビル管理装置システム |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004222430A Division JP4010003B2 (ja) | 1996-07-30 | 2004-07-29 | ビル管理装置 |
JP2006193646A Division JP4010004B2 (ja) | 1996-07-30 | 2006-07-14 | ビル管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1098778A true JPH1098778A (ja) | 1998-04-14 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10419497A Expired - Lifetime JP4264765B2 (ja) | 1996-07-30 | 1997-04-22 | ビル管理装置システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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