JPH1097905A - シーソ操作型可変抵抗器 - Google Patents

シーソ操作型可変抵抗器

Info

Publication number
JPH1097905A
JPH1097905A JP8248165A JP24816596A JPH1097905A JP H1097905 A JPH1097905 A JP H1097905A JP 8248165 A JP8248165 A JP 8248165A JP 24816596 A JP24816596 A JP 24816596A JP H1097905 A JPH1097905 A JP H1097905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic plate
knob
seesaw
resistor
variable resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8248165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3414154B2 (ja
Inventor
Naoki Kato
直樹 加藤
Kazuo Kanao
一雄 金尾
Kazumasa Iwaizumi
一雅 岩泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP24816596A priority Critical patent/JP3414154B2/ja
Publication of JPH1097905A publication Critical patent/JPH1097905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3414154B2 publication Critical patent/JP3414154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 つまみのシーソ操作量に対してリニアな抵抗
値変化が得られるシーソ操作型可変抵抗器を提供する。 【解決手段】 弾性板16に形成された水平部16aの
裏面に抵抗体17と導電パターン18を形成してエレメ
ント3と成し、前記水平部16aの中央をベース1とカ
バー2間に固定する。このカバー2につまみ4をシーソ
操作可能に支承し、つまみ4を一方向へシーソ操作した
際に、水平部16aの端部を変形させ、この水平部16
aの変形に応じて抵抗体17の抵抗値を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、つまみのシーソ操
作によって抵抗値が変化するシーソ操作型可変抵抗器に
係り、特に、ビデオカメラのズームイン、アウトの動作
手段として用いて好適なシーソ操作型可変抵抗器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平4−17305号公報
に開示されているように、本体ケースに揺動可能に支承
されたつまみのシーソ操作で、抵抗素子に直接応力を加
えて抵抗値を変化させるようにしたシーソ操作型可変抵
抗器が提案されている。このシーソ操作型可変抵抗器
は、抵抗素子としての感圧導電ゴムを複数の端子で本体
ケースに固定し、その本体ケースに支承されたつまみを
シーソ操作した際に、該つまみの操作力によって感圧導
電ゴムを伸長または圧縮させ、この伸長または圧縮動作
に伴う感圧導電ゴムの抵抗値変化を各端子から取り出す
ように構成されている。このように構成されたシーソ操
作型可変抵抗器によれば、つまみから感圧導電ゴムに直
接応力を加えて抵抗値を変化させられるため、複雑なカ
ム機構等が省略され、全体構造を簡略することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のシーソ操作型可変抵抗器は、抵抗素子として感圧導
電ゴムを使用しており、この感圧導電ゴムは絶縁性ゴム
に導電性粒子を分散させたものであるため、感圧導電ゴ
ムに加えられる応力が絶縁性ゴムによって不均一に吸収
されてしまい、つまみのシーソ操作量に対して感圧導電
ゴムの抵抗値がリニアに変化しないという不具合があ
る。このため、かかるシーソ操作型可変抵抗器を例えば
ビデオカメラのズーム動作手段に適用した場合、つまみ
のシーソ操作量に対応したズームインまたはズームアウ
トを行うことができなくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、起歪体として
機能する弾性板の中央部を本体ケースに固定し、この弾
性板の両自由端側に抵抗体を形成すると共に、弾性板の
両自由端側をつまみのシーソ操作で変形させることとす
る。このように構成すると、つまみをシーソ操作した際
に、その操作力で弾性板が中央部を固定端として片持ち
梁状に変形するため、この弾性板の変形に応じて抵抗体
の抵抗値が変化する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のシーソ操作型可変抵抗器
では、本体ケースと、この本体ケースにシーソ操作可能
に支承されたつまみと、前記本体ケースに両側に自由端
を有するように固定された弾性板と、この弾性板の両自
由端側に形成された抵抗体とを備え、前記つまみのシー
ソ操作により前記弾性板の自由端側を変形させ、この弾
性板の変形に応じて前記抵抗体の抵抗値を変化させるよ
うに構成した。このように構成すると、つまみの操作量
に応じて弾性板と抵抗体が一体的に変形するため、つま
みのシーソ操作量に対してリニアな抵抗値変化が得られ
る。
【0006】前記弾性板は弾性に富む材料であれば何で
も良いが、加工性を考慮するとSUS等の金属板が好適
であり、必要に応じて孔明け加工や湾曲加工等の後加工
を施しても良い。
【0007】また、前記つまみを中立位置に復帰する戻
しばねを備えると共に、中立位置にあるつまみと弾性板
との間に遊びを形成すると、つまみが初期状態で若干操
作されたとしても、つまみから弾性板に押圧力が作用し
ないため、抵抗体の抵抗値が変化しない不感帯領域を実
現でき、操作性の向上を図れる。
【0008】また、前記本体ケースの底面に弾性板の両
自由端側との当接を回避する逃げ孔を形成すると、弾性
板が逃げ孔内で変形するため、厚み方向の寸法を小さく
して薄形化が図れる。
【0009】また、前記本体ケースの底面に弾性板の裏
面に所定間隔を存して対向する当接部を形成し、弾性板
の変形が所定量以上になった時点で、該弾性板の固定部
と自由端間が当接部を支点として変形するように構成す
ると、つまみのシーソ操作の前段と後段とで操作力に対
する抵抗値変化を変えることができる。
【0010】また、前記弾性板に第1の絶縁層を介して
抵抗体と該抵抗体の両端に接続する導電パターンを形成
し、これら抵抗体と導電パターンを第2の絶縁層で被覆
すると、抵抗値変化を容易に取り出すことができると共
に、湿度や粉塵あるいは水滴等の外部環境に対して抵抗
値の変化特性を安定させることができる。
【0011】また、前記抵抗体は弾性板の表裏いずれの
面に形成することも可能であるが、抵抗体を弾性板の裏
面に形成し、これとは反対側の弾性板の表面でつまみか
らの押圧力を受けるようにすると、抵抗体や導電パター
ンを配置するための自由度を高めることができる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1はシーソ操作型可変抵抗器の縦断面図、図2は該可
変抵抗器の分解斜視図、図3は該可変抵抗器に備えられ
るカバーの裏面図、図4は該可変抵抗器に備えられるベ
ースの平面図、図5は該可変抵抗器に備えられるエレメ
ントの裏面図、図6は該エレメントの要部断面図であ
る。
【0013】これらの図に示すように、本実施例に係る
シーソ操作型可変抵抗器は、互いに接合・一体化されて
本体ケースを成すベース1およびカバー2と、本体ケー
スの内部に固定されたエレメント3と、本体ケースにシ
ーソ操作可能に支承されたつまみ4と、つまみ4を中立
位置に復帰する戻しばね5とで構成されている。
【0014】前記ベース1は合成樹脂の成形品からな
り、全体的に平面視長方形の平板状に成形されている。
このベース1の長手方向の両端部に一対の段落ち部1a
が形成されており、これら段落ち部1aの中央に逃げ孔
6が形成されている。両段落ち部1a間は平坦な支持面
1bとなっており、この支持面1bに近接する両逃げ孔
6の一辺にはテーパ6aが形成されている。また、ベー
ス1の周縁部に複数の取付孔7が、前記支持面1bの中
央部に一対の位置決め孔8が、この支持面1bの両端部
に一対の透孔9がそれぞれ形成されている。
【0015】前記カバー2も合成樹脂の成形品であり、
前記ベース1と同一の外形形状を有し、全体的に枠状に
形成されている。このカバー2には一対の窓孔10が形
成されており、これら窓孔10の間に橋絡部11が形成
されている。この橋絡部11の上面は半円柱状の支持部
11aとなっており、支持部11aの両側に貫通孔12
が形成されている。一方、図3に示すように、カバー2
の裏面には、橋絡部11から垂下する一対の突起13
と、貫通孔12に連通する一対の凹部14、および周縁
部から垂下する複数の連結ピン15がそれぞれ形成され
ている。そして、これら突起13と連結ピン15を前記
ベース1の位置決め孔8と取付孔7にそれぞれ挿入して
熱がしめすることにより、前述したように、ベース1と
カバー2は接合・一体化されて本体ケースを構成する。
【0016】前記エレメント3は、平面視T字状の弾性
板16と、この弾性板16の裏面に形成された抵抗体1
7および導電パターン18とで構成されている。前記弾
性板16はSUS等の弾性に富む金属板からなり、長方
形の水平部16aと、この水平部16aの一方の長辺か
ら直角に延びるテール部16bと、水平部16aの他方
の長辺から突出する突部16cとを有している。水平部
16aの中央部に一対の丸孔19が形成され、テール部
16bに角孔20が形成されている。図5に示すよう
に、水平部16aの裏面に丸孔19を介して左右両側に
2つずつ、合計で4つの抵抗体17が形成されており、
また、各抵抗体17の両端に接続する導電パターン18
が水平部16aとテール部16bの裏面に形成されてい
る。図5には抵抗体17と導電パターン18のみを示し
てあるが、実際には図6に示すように、弾性板16の裏
面全域に第1の絶縁層としてのアンダーコート層21を
塗布した後、このアンダーコート層21上に抵抗インク
とAgインクを印刷して抵抗体17と導電パターン18
を形成し、さらに抵抗体17と導電パターン18上に第
2の絶縁層としてのオーバーコート層22を塗布してあ
る。ただし、オーバーコート層22はテール部16bの
先端に位置する導電パターン18を被覆しておらず、当
該位置で露出する導電パターン18に図示せぬFPC等
が接続されるようになっている。
【0017】図4の2点鎖線で示すように、前記エレメ
ント3は水平部16aの中央を含み突部16cとテール
部16bの一部が前記ベース1の支持面1b上に載置さ
れており、これら各部がベース1に接合・一体化された
前記カバー2の橋絡部11と支持面1bとで挾持・固定
されおり、水平部16aの左右両端側が自由端となって
ベース1の逃げ孔6上に位置している。その際、カバー
2の突起13は弾性板16の丸孔19を挿通してベース
1の位置決め孔8に挿入されており、また、弾性板16
の角孔20はベース1の一方の透孔9と一致している。
【0018】前記つまみ4も合成樹脂の成形品であり、
中央の両側面に一対の支軸23を有し、下面の両端部に
押圧突起24が形成されている。両支軸23はカバー2
の貫通孔12の上方から凹部14にスナップインされて
おり、その結果、つまみ4は支軸23を支点としてカバ
ー2にシーソ操作可能に支承されている。
【0019】前記戻しばね5はSUS等の弾性に富む金
属板からなり、平板状の取付部5aと、この取付部5a
の四隅から斜め上方に延びる4本の腕部5bとを有し、
取付部5aには一対の孔25が穿設されている。図3の
2点鎖線で示すように、これら孔25はカバー2の突起
13に挿入されており、ベース1とカバー2を接合・一
体化することにより、戻しばね5の取付部5aは前記エ
レメント3(弾性板16)とカバー2の橋絡部11とで
挾持・固定される。また、戻しばね5の各腕部5bは前
記つまみ4の裏面に弾接し、つまみ4に中立位置への復
帰力を付与している。なお、この中立位置において、図
1に示すように、つまみ4の各押圧突起24と前記エレ
メント3(弾性板16)との間に遊び用のギャップGが
形成されている。
【0020】次に、上記の如く構成されたシーソ操作型
可変抵抗器をビデオカメラのズームイン、アウトの動作
手段として用いた場合について説明する。
【0021】図1に示すように、非操作状態において、
つまみ4は戻しばね5によって中立位置に保たれてお
り、つまみ4の各押圧突起24と弾性板16の水平部1
6aとは所定のギャップGを存して離れている。この状
態から、つまみ4の左端を矢印方向へ押圧すると、つま
み4は支軸23を支点として反時計回りにシーソ動作
し、図示左側の押圧突起24が水平部16aに接触す
る。つまみ4をさらに押圧すると、図7に示すように、
水平部16aの左端側は中央部を固定端として逃げ孔6
の内底部へ変形するため、この水平部16aの変形に応
じて抵抗体17の抵抗値が変化する。本実施例の場合、
前述した4つの抵抗体17でブリッジ回路を構成し、4
本の導電パターン18の2本に定電圧を印加すれば、図
8の実線で示すように、残りの2本の導電パターン18
からつまみ4の操作量(ストローク)に応じたリニアな
電圧変化が出力される。そして、つまみ4に対する上記
押圧力を取り除くと、つまみ4は戻しばね5によって図
1の中立位置に復帰し、弾性板16の水平部16aも自
身の弾性によって図1に示す水平状態に復帰する。これ
とは逆に、つまみ4の右端を押圧すると、つまみ4は支
軸23を支点として時計回りにシーソ動作し、図示右側
の押圧突起24によって水平部16aの右端側が変形す
るため、この水平部16aの変形に応じて抵抗体17の
抵抗値が変化する。
【0022】このように、上記実施例にあっては、つま
み4の操作量に応じて弾性板16と抵抗体17が一体的
に変形するため、つまみ4のシーソ操作量に対してリニ
アな抵抗値変化を得ることができ、特に、ビデオカメラ
のズームイン、アウトの動作手段として好適なシーソ操
作型可変抵抗器を実現できる。また、つまみ4を中立位
置に復帰する戻しばね5を付設し、つまみ4が中立位置
にある時、つまみ4の押圧突起24と弾性板16の水平
部16aとの間に遊び用のギャップGを形成したため、
図8に示すように、抵抗体17の抵抗値が変化しない不
感帯領域を実現できる。したがって、中立位置にあるつ
まみ4に指が軽く触れただけでは抵抗体17の抵抗値変
化はなく、つまみ4を若干量操作してからズームインあ
るいはズームアウト動作することができ、操作性の向上
を図れる。
【0023】また、弾性板16の水平部16aは、中央
部を固定端として左右両端側が変形するが、その際、水
平部16aはベース1の逃げ孔6内を移動するため、ベ
ース1の厚み方向の寸法を小さくでき、シーソ操作型可
変抵抗器の薄形化が図れる。しかも、逃げ孔6に水平部
16aとの接触を回避するテーパ6aが形成されている
ため、水平部16aはつまみ4の操作量に追従して滑ら
かに変形し、この点からも抵抗値変化のリニアリティを
高めることができる。
【0024】さらに、エレメント3は一対の突起13に
よってベース1とカバー2に位置決めされており、エレ
メント3のガタつきが極力抑えられているため、つまみ
4の押圧突起24と水平部16aとの接触ポイントが安
定し、出力特性の変動を防止することができる。しか
も、水平部16aから互いに反対方向へ突出するテール
部16bと突部16cを固定してあるため、水平部16
aの捩じれも抑えられ、この点からも出力特性の変動を
防止することができる。
【0025】図9に示す実施例では、ベース1の底面に
弾性板16の水平部16aの裏面と所定間隔を存して対
向する当接部26を形成し、弾性板16の水平部16a
の変形量に応じて、水平部16aと当接部26が離反ま
たは接触するように構成してある。このような当接部2
6を設けると、同図(a)の非操作状態からつまみ4を
押圧した際、始めは水平部16aと当接部26が離反し
ているため、水平部16aは中央を固定端として変形す
るが、同図(b)に示すように、水平部16aが所定量
変形して当接部26に接触すると、水平部16aは当接
部26を支点として変形するため、図8の破線で示すよ
うに、つまみ4のシーソ操作の前段と後段とで操作力に
対する抵抗値変化を変えることができる。したがって、
このようなシーソ操作型可変抵抗器をビデオカメラのズ
ームイン、アウトの動作手段として使用した場合、つま
み4のシーソ操作の前段で画面の細かい調整を行い、つ
まみ4のシーソ操作の後段で急激な画角変化量を与え
る、という2段切換え動作を実現することができる。
【0026】なお、上記実施例では、水平部16aの左
右両側に2つずつ、合計で4つの抵抗体17を形成した
場合について説明したが、抵抗体17を水平部16aの
左右両側に1つずつ形成し、これら抵抗体17の出力に
補正回路を付設することも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】本体ケースと、この本体ケースにシーソ操
作可能に支承されたつまみと、前記本体ケースに両側に
自由端を有するように固定された弾性板と、この弾性板
の両自由端側に形成された抵抗体とを備え、前記つまみ
のシーソ操作により前記弾性板の自由端側を変形させ、
この弾性板の変形に応じて前記抵抗体の抵抗値を変化さ
せるように構成すると、つまみの操作量に応じて弾性板
と抵抗体が一体的に変形するため、つまみのシーソ操作
量に対してリニアな抵抗値変化を得ることができる。
【0029】また、前記つまみを中立位置に復帰する戻
しばねを備えると共に、中立位置にあるつまみと弾性板
との間に遊びを形成すると、つまみが初期状態で若干操
作されたとしても、つまみから弾性板に押圧力が作用し
ないため、抵抗体の抵抗値が変化しない不感帯領域を実
現でき、操作性の向上を図れる。
【0030】また、前記本体ケースの底面に弾性板の両
自由端側との当接を回避する逃げ孔を形成すると、弾性
板が逃げ孔内で変形するため、厚み方向の寸法を小さく
して薄形化が図れる。
【0031】また、前記本体ケースの底面に弾性板の裏
面に所定間隔を存して対向する当接部を形成し、弾性板
の変形が所定量以上になった時点で、該弾性板の固定部
と自由端間が当接部を支点として変形するように構成す
ると、つまみのシーソ操作の前段と後段とで操作力に対
する抵抗値変化を変えることができる。
【0032】また、前記弾性板に第1の絶縁層を介して
抵抗体と該抵抗体の両端に接続する導電パターンを形成
し、これら抵抗体と導電パターンを第2の絶縁層で被覆
すると、抵抗値変化を容易に取り出すことができると共
に、外部環境変化に対して抵抗値の変化特性を安定させ
ることができる。
【0033】また、前記抵抗体を弾性板の裏面に形成
し、これとは反対側の弾性板の表面でつまみからの押圧
力を受けるようにすると、抵抗体や導電パターンを配置
するための自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシーソ操作型可変抵抗器の縦断面
図である。
【図2】該可変抵抗器の分解斜視図である。
【図3】該可変抵抗器に備えられるカバーの裏面図であ
る。
【図4】該可変抵抗器に備えられるベースの平面図であ
る。
【図5】該可変抵抗器に備えられるエレメントの裏面図
である。
【図6】該エレメントの要部断面図である。
【図7】図1の可変抵抗器の操作状態を示す縦断面図で
ある。
【図8】図1の可変抵抗器の出力特性を示す説明図であ
る。
【図9】他の実施例に係るシーソ操作型可変抵抗器の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 1a 段落ち部 1b 支持面 2 カバー 3 エレメント 4 つまみ 5 戻しばね 6 逃げ孔 6a テーパ 10 窓孔 11 橋絡部 16 弾性板 16a 水平部 16b テール部 16c 突部 17 抵抗体 18 導電パターン 21 アンダーコート層(第1の絶縁層) 22 オーバーコート層(第2の絶縁層) 23 支軸 24 押圧突起 26 当接部 G ギャップ(遊び)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、この本体ケースにシーソ
    操作可能に支承されたつまみと、前記本体ケースに両側
    に自由端を有するように固定された弾性板と、この弾性
    板の両自由端側に形成された抵抗体とを備え、 前記つまみのシーソ操作により前記弾性板の自由端側を
    変形させ、この弾性板の変形に応じて前記抵抗体の抵抗
    値を変化させるシーソ操作型可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記つまみを中立位置に復帰する戻しば
    ねを備えると共に、中立位置にある前記つまみと前記弾
    性板との間に遊びを形成した請求項1に記載のシーソ操
    作型可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記本体ケースの底面に前記弾性板の両
    自由端側との当接を回避する逃げ孔を形成した請求項1
    または2に記載のシーソ操作型可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 前記本体ケースの底面に前記弾性板の裏
    面に所定間隔を存して対向する当接部を形成し、前記弾
    性板の変形が所定量以上になると、該弾性板の固定部と
    自由端間が前記当接部を支点として変形する請求項1ま
    たは2に記載のシーソ操作型可変抵抗器。
  5. 【請求項5】 前記弾性板に第1の絶縁層を介して前記
    抵抗体と該抵抗体の両端に接続する導電パターンを形成
    し、これら抵抗体と導電パターンを第2の絶縁層で被覆
    した請求項1に記載のシーソ操作型可変抵抗器。
  6. 【請求項6】 前記抵抗体を前記弾性板の裏面に形成し
    た請求項1または5に記載のシーソ操作型可変抵抗器。
JP24816596A 1996-09-19 1996-09-19 シーソ操作型可変抵抗器 Expired - Fee Related JP3414154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24816596A JP3414154B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 シーソ操作型可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24816596A JP3414154B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 シーソ操作型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1097905A true JPH1097905A (ja) 1998-04-14
JP3414154B2 JP3414154B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=17174191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24816596A Expired - Fee Related JP3414154B2 (ja) 1996-09-19 1996-09-19 シーソ操作型可変抵抗器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3414154B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59231431A (ja) * 1983-06-14 1984-12-26 Tokyo Electric Co Ltd ロ−ドセル
JPS63183526U (ja) * 1987-05-18 1988-11-25
JPH03126002U (ja) * 1990-03-07 1991-12-19
JPH06151119A (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd シーソー操作型電子部品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59231431A (ja) * 1983-06-14 1984-12-26 Tokyo Electric Co Ltd ロ−ドセル
JPS63183526U (ja) * 1987-05-18 1988-11-25
JPH03126002U (ja) * 1990-03-07 1991-12-19
JPH06151119A (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd シーソー操作型電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP3414154B2 (ja) 2003-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6800819B2 (en) Tactile switch unit
US6538222B2 (en) Push button switch apparatus and method of assembling the same
JPH1097905A (ja) シーソ操作型可変抵抗器
JP3031085B2 (ja) シーソー操作型電子部品
JP2501221Y2 (ja) シ―ソ操作型電気部品
JP3039139B2 (ja) シーソー操作型可変抵抗器
JP2001331271A (ja) 入力装置
JPH10106812A (ja) 可変抵抗器
JP4007896B2 (ja) 入力装置
JPH04316118A (ja) 発光素子付薄型キーボードと発光素子実装方法
JPH10116709A (ja) シーソ操作型可変抵抗器
JPH0637554Y2 (ja) スイツチ装置
JP2615170B2 (ja) スイッチ付電子機器
JP2000173397A (ja) スイッチ装置
JPH0448600Y2 (ja)
JP3303624B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2565971Y2 (ja) 押釦スイッチ
JP2500437Y2 (ja) シ―ソ操作型電気部品
JPH0326600Y2 (ja)
JP2001143557A (ja) 電子機器
JP3185851B2 (ja) シーソスイッチ
JP2958788B2 (ja) 鍵盤装置
JPH034004Y2 (ja)
JPH10261501A (ja) 端子取付け構造
JPH08273721A (ja) フレキシブルプリント配線板接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080404

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees