JPH1097693A - 異常通報装置 - Google Patents

異常通報装置

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JPH1097693A
JPH1097693A JP8248038A JP24803896A JPH1097693A JP H1097693 A JPH1097693 A JP H1097693A JP 8248038 A JP8248038 A JP 8248038A JP 24803896 A JP24803896 A JP 24803896A JP H1097693 A JPH1097693 A JP H1097693A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常通報装置における電話回線の断線の検出
を、誤判定することなく、かつ、低コストで行えるよう
にする。 【解決手段】 電話回線5の開放時に、回線電圧監視回
路23により電話回線間の電圧を監視する。ここでは、
微小電流により電圧監視を行うため、ノイズにより異常
の誤検出をする可能性がある。したがって、異常を検出
すると、回線閉結手段13により電話回線を閉結して、
回線電流監視回路24により回線電流の監視を行う。回
線電流の監視は比較的大きな電流で行われるため、ノイ
ズによる誤判定は少ない。この回線電流による監視時に
異常を検出したとき、電話回線が断線したと判定し、報
知手段25により断線信号を出力する。本発明では、回
線閉結の回数は多くならないので、システムのコスト上
昇を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を利用し
た警備システムなどに使用される異常通報装置に関する
ものであり、特に、電話回線の断線を監視できる異常通
報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル・マンションなどの建物に異常通報
装置を設置し、この異常通報装置と遠隔地の中央監視セ
ンターとを電話回線を介して接続し、中央監視センター
において、集中監視する警備システムが種々実用化され
ている。この警備システムにおいては、異常通報装置に
は、防犯センサ、防災センサなどの各種センサが接続さ
れ、センサが異常を検出すると、電話回線を介して中央
監視センターに異常通報がされる。このような警備シス
テムでは、電話回線が断線をすると、センサが異常を検
出しても、中央監視センターに信号が届かなくなるた
め、警備システムが機能をしなくなる。
【0003】そこで、異常通報装置から、例えば、1〜
2時間間隔で定期的に信号を中央監視センターに送信を
し、中央監視センターでは、この信号が定期的に送られ
てくることを監視する。この信号が定期的に送られてこ
なくなった場合は、中央監視センターでは、電話回線が
断線していると判定する。そして、該当の建物に警備員
を派遣して、安全状態の確認及び、状況に応じた対応を
行う。
【0004】一方、異常通報装置側で電話回線の断線を
検出するため、異常通報装置において、上記定期信号の
送信時に電話回線を流れる電流を監視する。この時、電
流が検出されなければ、電話回線に断線があったと判定
し、ブザーを鳴動させて、周囲にいる人に対して電話回
線が断線したことを報知する。また、上記定期信号の送
信を行う間の期間においては、電話回線は開放されてい
るので回線電流による断線検出はできない。このため、
電話回線の開放中は線路間にかかる電圧を監視し、電圧
が検出されなければ、電話回線に断線があったと判定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回線電
圧の検出は、電話回線間に高抵抗を接続して微小電流を
流し、この微小電流を検出することにより行われる。こ
のため、回線電圧の監視による断線の検出は、回線電流
の監視と比較して、小さな電流を検出することによって
行われるので、ノイズの影響を受けて誤判定をしやすく
なる。これに対して、回線電流による断線の監視は、電
流値が大きくノイズの影響が少ないので、確実な断線検
出を行うことができる。したがって、定期信号の送信間
隔を短くして、回線電流による監視の回数を増やすこと
が考えられる。しかし、この場合は、送信回数が増加す
るので、システムを運用するコストが上昇するという問
題が発生する。
【0006】本発明は、電話回線を通して通報先へ異常
の発生を通報する異常通報装置において、常時電話回線
の断線の検出を、誤判定することなく、かつ、低コスト
で行えるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、異常を検出すると、電話回線を通して所定
の通報先へ異常の発生を通報する異常通報装置におい
て、電話回線の開放時には、電話回線間に加わる電圧を
監視する。回線電圧による監視時に異常を検出すると、
電話回線を閉結して、回線電流の監視を行う。そして、
この回線電流による監視時に異常を検出したとき、電話
回線が断線したと判定し、断線信号を出力する。
【0008】本発明は、これを実現するために、電話回
線が開放されているときの回線電圧を監視し、回線電圧
の異常を検出する回線電圧監視手段と、電話回線が閉結
されているときの回線電流を監視し、回線電流の異常を
検出する回線電流監視手段と、電話回線の直流回路の閉
結動作を行う回線閉結手段と、これら回線電圧監視手段
と回線電流監視手段と回線閉結手段に接続された断線判
定手段を設ける。
【0009】この断線判定手段は、回線電圧監視手段に
て異常を検出すると、回線閉結手段に電話回線の直流回
路を閉結させ、その後、回線閉結状態において回線電流
監視手段にて異常が検出されると、電話回線に断線があ
ったと判定し、断線信号を出力する。また、回線閉結状
態において回線電流監視手段から異常入力がなければ、
電話回線に断線はないと判定する。
【0010】この構成によれば、電話回線の開放中に断
線が発生した場合、回線電圧が低下して回線電圧監視手
段が異常を検知する。次いで、電話回線が閉結される
が、回線電流が流れないので、回線電流監視手段が異常
を検知する。これにより断線判定手段から断線信号が出
力される。一方、断線が発生していないときにノイズに
より回線電圧監視手段が異常電圧を検出した場合は、そ
れに続いて電話回線が閉結されたときに回線電流が流
れ、回線電流監視手段がこの回線電流を検出する。断線
判定手段においては、この回線電流の検出により断線は
発生していないと判定する。したがって、断線信号が出
力されることはなく、ノイズによる誤動作を防止するこ
とができる。
【0011】また、回線電流による監視は、回線電圧の
監視により断線と判定されたときだけ行われるので、回
線閉結を行う回数が低減され、警備システムのコストの
上昇を防止することができる。本発明においては、回線
電圧の監視を回線電圧による微小電流の検出により行う
代わりに、この微小電流をコンデンサに蓄積し、その放
電電流を監視するようにすることもできる。この場合、
放電電流に対するノイズの影響は少なくなるから、ノイ
ズの影響が少ない状態で回線電圧の監視を行うことがで
きる。したがって、このような回線電圧の監視を行うこ
とにより、ノイズによる誤動作の発生を少なくし、回線
電流監視のために回線閉結を行う回数を更に少なくする
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図を
用いて説明する。図1は、異常通報装置が適用される警
備システムの構成を示す図である。図1において、3、
3…は、異常通報装置4が設置され、監視の対象とされ
る建物である。各建物3に設置された異常通報装置4
は、電話回線5と交換機8を介して、遠隔地にある中央
監視センター1の中央監視装置2と接続される。10
は、警備員が待機する待機所で、電話回線5と交換機8
を介して、中央監視センター1の中央監視装置2と接続
される。
【0013】異常通報装置4には、監視建物の所定箇所
に配置された防犯センサ、防災センサなどの各種センサ
6、6…が接続されている。また、電話機7、ファック
ス9が異常通報装置4を介して電話回線5に接続され
る。図1の警備システムにおいて、いずれかのセンサ6
が異常信号を出力すると、異常通報装置4は、中央監視
装置2に異常通報を行う。中央監視装置2では、異常通
報を受信すると、中央監視センター1内の要員に対して
異常発生の表示を行う。中央監視センター1では、異常
の種類に応じて、待機所10へ連絡をして、警備員を異
常を検知した建物に派遣をする。
【0014】また、異常通報装置4は、定期的(例え
ば、1時間ごと)に中央監視装置2に対して所定の信号
を送信する。中央監視装置2側では、この信号の受信を
監視し、定期的な送信が途絶えたときは、電話回線5に
断線があったと判定する。そして、警備員を該当建物へ
出向かせる。監視建物に派遣された警備員は、安全状態
の確認及び、状況に応じた対応を行う。
【0015】図2に、異常通報装置4の構成を示す。本
実施例の異常通報装置4においては、警報監視回路12
と電話回線5との間に、異常通報装置4側で電話回線の
断線を検出するための断線判定回路21が挿入される。
警報監視回路12には、各種センサ6、6…と、電話機
7とファックス9が接続される。
【0016】警報監視回路12は、通常時は、電話回線
5を電話機7、ファックス9と接続する。そして、セン
サ6、6のいずれかが異常を検知して信号を出力する
と、回線閉結手段13により電話回線を閉結して、異常
信号を中央監視装置2へ通報する。また、電話回線5の
断線の検出のため、警報監視回路12は、定期的に電話
回線を閉結し、所定の信号を中央監視装置2へ送信す
る。この警報監視回路12の構成及び動作は、従来より
公知のものであるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0017】断線判定回路21は、異常通報装置4側に
おいて電話回線5の断線を検知するために設けられる。
断線判定回路21は、入力端子L1,L2を電話回線5
と接続し、出力端子L1’,L2’を警報監視回路12
と接続する。一方の入力端子L1と出力端子L1’間
は、回線電流監視回路24を介して接続され、他方の入
力端子L2と出力端子L2’間は直接接続される。入力
端子L1,L2間に回線電圧監視回路23が接続され
る。回線電流監視回路24と回線電圧監視回路23の出
力信号はCPU(中央処理装置)22に入力される。
【0018】CPU22には、ブザー又は点滅動作を行
うランプなどにより構成される報知回路25が接続され
る。また、CPU22は、警報監視回路12内の回線閉
結回路13と接続され、回線閉結の指令信号を出力し、
回線閉結状態を検出する。図3に、回線電圧監視回路2
3の構成を示す。入力端子L1,L2間の電圧は全波整
流器D1で整流され、抵抗R1,R2により分圧され
る。また、電源V1の電圧が抵抗R3,R4により分圧
される。両分圧電圧は比較器CP1に入力され、比較器
CP1の出力によりトランジスタTrをオン・オフ制御
する。トランジスタTrと電源V1との間に、フォトカ
プラPC1のフォトダイオードPD1が接続される。フ
ォトカプラPC1のフォトトランジスタPT1はCPU
22へ接続される。
【0019】ここで、回線電圧が定常値であるとき、比
較器CP1の出力はL(ロー)となりトランジスタTr
がオフとなるのでフォトダイオードPD1には電流は流
れず、フォトトランジスタPT1はオフとなる。これに
対し、回線電圧が低下すると、比較器CP1の出力はH
(ハイ)となり、トランジスタTrがオンとなるのでフ
ォトダイオードPD1に電流が流れ、フォトトランジス
タPT1はオンとなる。
【0020】図4に、回線電流監視回路24の構成を示
す。入力端子L1と出力端子L1′間に、フォトカプラ
PC2のフォトダイオードPD2が接続される。フォト
トランジスタPT2の出力はCPU22に接続される。
ここで、電話回線5に電流が流れると、フォトトランジ
スタPT2はオンとなり、電流が流れないときは、フォ
トトランジスタPT2はオフとなる。
【0021】図5のフローチャートを用いて、断線判定
回路21のCPU22の動作について説明する。なお、
既に述べたように、断線判定回路21は、異常通報装置
3側で電話回線5の断線を検知するために設けられたも
のである。中央監視センター1側で電話回線5の断線を
検出するための処理は、従来と同様に警報回路回路12
により実行される。
【0022】図5のステップS1において、電話回線5
が開放中であるか否かを判定する。この判定には、警報
監視回路12内の回線閉結回路13の状態がチェックさ
れる。ここで、NO(閉結中)であれば、ステップS4
へ進み、YES(開放中)であれば、ステップS2へ進
む。ステップS2で、回線電圧の監視が行われる。ここ
では、回線電圧監視回路23のフォトトランジスタPT
1の状態がチェックされる。ステップS2の状態では、
電話回線5が開放中であるので、回線電圧が所定値以上
であれば異常なし、以下であれば異常ありと判定でき
る。つまり、フォトトランジスタPT1がオフであれば
異常なしとしてステップS1へ戻る。オンであれば異常
ありとしてステップS3へ進む。
【0023】実際には断線がないのにノイズの影響によ
り異常ありと判定されることがある。このため、ステッ
プS3以降の断線の確認のための動作に進む。ステップ
S3では、CPU22から、警報監視回路12の回線閉
結回路13へ信号が出力され、警報監視回路12内にお
いて電話回線が閉結される。なお、回線閉結を行う際、
必要がある場合は、異常通報装置3から中央監視センタ
ー1に対して所定の信号を送信する。
【0024】ステップS4では、回線電流の監視が行わ
れる。ここでは、回線電流監視回路24のフォトトラン
ジスタPT2の状態がチェックされる。ステップS4の
状態では、電話回線5が閉結されているので、回線電流
が所定値以上であれば異常なし、以下であれば異常あり
と判定できる。つまり、フォトトランジスタPT2がオ
ンであれば異常なしと判定してステップS1へ戻る。オ
フであれば異常ありと判定してステップS5へ進む。こ
の回線電流の監視は、回線電圧の監視の場合と比較する
と大電流を用いて行われるので、ノイズによる誤判定は
生じない。
【0025】ステップS5では、報知回路25により異
常出力を行い、断線判定動作を終了する。異常出力とし
て、ブザーの鳴動、又はランプの点滅が行われ、異常通
報装置3側において、電話回線5の断線を知ることがで
きる。以上の説明から明らかなように、回線電圧の監視
により断線の可能性ありと判定したとき、続いて回線電
流の監視による断線の有無の判定を行うので、回線電圧
の監視時にノイズにより誤判定があった場合でも、電話
回線の断線を常時正確な判定を行うことができる。ま
た、回線電流の監視は、回線開放中で回線電圧の異常が
検知された場合のみ行われるので、電話回線を閉結する
回数は少く抑えることができ、システム運用上のコスト
の上昇を防止できる。
【0026】なお、以上説明した例では、断線判定回路
21は警報監視回路12と別体で構成しているが、断線
判定回路21を警報監視回路12に組み込むことができ
る。回線電圧監視回路24の変形例を図6を用いて説明
する。図6において、C1は、回線電圧により流れる微
小電流を蓄積するコンデンサである。このコンデンサC
1の充電回路として、回線電圧を整流する全波整流器D
3、定電圧回路CC1、フォトカプラPC3のフォトト
ランジスタPT3、ダイオードD4が接続される。な
お、定電圧回路CC1は、トランジスタTR1、ツェナ
ーダイオードZD1、抵抗R5,R6,R7から構成さ
れる。
【0027】また、コンデンサC1の放電回路として、
放電抵抗R8、フォトカプラPC4のフォトトランジス
タPT4、出力用のフォトカプラPC5が接続される。
充電回路中のフォトカプラPC3のフォトダイオードP
D3と放電回路中のフォトカプラPC4のフォトダイオ
ードPD4は、CPU22からの制御信号により、所定
間隔で交互にオン・オフされる。
【0028】電話回線5が断線しておらず、回線電圧が
正常である場合、充電回路中のフォトダイオードPD3
がオンとされると、フォトトランジスタPT3がオンと
なり、このオン期間中、コンデンサC1は回線電圧によ
る微小電流により抵抗R7を介して充電される。次に、
放電回路中のフォトダイオードPD4がオンとされる
と、フォトトランジスタPT4がオンとなり、コンデン
サC1は放電抵抗R8を通して放電される。この放電電
流は、出力用のフォトカプラPC5のフォトダイオード
PD5をオンとして、フォトトランジスタPT5をオン
とする。
【0029】CPU22では、放電時(フォトトランジ
スタPT4をオンにした時)にフォトトランジスタPT
5がオンであることを検知した場合には、電話回線5に
断線がないと判定する。一方、電話回線5が断線した場
合、回線電圧はなくなるから、充電回路中のフォトダイ
オードPD3がオンとされても、コンデンサC1は充電
されず、従って、放電時に出力用フォトトランジスタP
T5はオフとなる。CPU22では、放電時に出力用フ
ォトトランジスタPT5がオフであることを検知した場
合には、電話回線5に断線が発生した可能性があると判
定し、図5のステップS3以降の処理へ進み、回線電流
による確認を行う。
【0030】また、ノイズが侵入した場合でも、微小電
流を累積したコンデンサC1の放電電流と比較すると、
ノイズの影響は小さいものとなる。したがって、ノイズ
により回線電圧の異常判定を誤る機会が少なくなり、回
線電流監視のために回線閉結を行う回数を更に低減する
ことができる。なお、電話回線の状態が悪く電話回線に
ノイズが頻繁にのると、回線閉結動作が頻繁に行われる
ことが考えられる。このような場合には、回線電圧監視
回路26にて異常と判定し、その後回線電流監視回路2
4にて異常でないと判定したことの発生頻度を監視して
おき、CPU22にて発生頻度が高いと判定すると、回
線電圧監視回路26のコンデンサC1の充放電間隔を長
くなるよう制御してもよい。この場合の発生頻度は、例
えば該事象の発生回数をカウントし、1時間内に5回を
越えるカウントが生じた場合に、コンデンサC1の充放
電間隔を30msから1秒間隔に設定し直す。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、電話回線を通して通報
先へ異常の発生を通報する異常通報装置において、電話
回線の断線を常時監視することができ、且つ、誤判定す
ることなく、低コストで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常通報装置が適用される警備システ
ムの構成例を示す図。
【図2】本発明の異常通報装置の1例を示す回路図。
【図3】図2の異常通報装置に使用される回線電圧監視
回路を示す図。
【図4】図2の異常通報装置に使用される回線電流監視
回路を示す図。
【図5】図2のCPUの処理動作を示すフローチャー
ト。
【図6】図3の回線電圧監視回路の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…中央監視センター 2…中央監視装置 3…監視建物 4…異常通報装置 5…電話回線 7…電話機 8…交換機 9…ファックス 10…待機所 12…警報監視回路 13…回線閉結回路 21…断線判定回路 22…CPU 23,26…回線電圧監視回路 24…回線電流監視回路 25…報知回路 D…ダイオード R…抵抗 CP…比較回路 PC…フォトカプラ PD…フォトダイオード PT…フォトトランジスタ V…電源 ZD…ツェナーダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常を検出すると、電話回線を通して所
    定の通報先へ異常の発生を通報する異常通報装置におい
    て、 前記電話回線が開放されているときの回線電圧を監視
    し、回線電圧の異常を検出する回線電圧監視手段と、 前記電話回線が閉結されているときの回線電流を監視
    し、回線電流の異常を検出する回線電流監視手段と、 前記電話回線の直流回路の閉結動作を行う回線閉結手段
    と、 前記回線電圧監視手段と前記回線電流監視手段と前記回
    線閉結手段に接続され、前記回線電圧監視手段にて異常
    を検出すると、前記回線閉結手段に前記電話回線の直流
    回路を閉結させ、その後、回線閉結状態において前記回
    線電流監視手段にて異常が検出されると、前記電話回線
    に断線があったと判定し、断線信号を出力する断線判定
    手段とを具備することを特徴とする異常通報装置。
  2. 【請求項2】 前記回線電圧監視手段は、前記電話回線
    が開放されているときの回線電流により充電されるコン
    デンサと、前記コンデンサを所定周期で充電と放電を繰
    り返させる手段と、前記放電時に放電電流を検出しない
    ときに異常信号を出力する手段とを具備することを特徴
    とする請求項1記載の異常通報装置。
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