JPH1097477A - 携帯型情報機器等のコンピュータ、及びその通信制御方法 - Google Patents

携帯型情報機器等のコンピュータ、及びその通信制御方法

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JPH1097477A
JPH1097477A JP8251043A JP25104396A JPH1097477A JP H1097477 A JPH1097477 A JP H1097477A JP 8251043 A JP8251043 A JP 8251043A JP 25104396 A JP25104396 A JP 25104396A JP H1097477 A JPH1097477 A JP H1097477A
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unit
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computer
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JP8251043A
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English (en)
Inventor
Yuji Fukumoto
勇二 福元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、携帯型情報機器等のコンピュータに
おいて、データアクセス(メールやデータベースアクセ
ス)等の各種処理を実行する際に一旦その情報を蓄積し
ておき、蓄積した情報に従って無線通信処理をする際
に、無線通信において通信可能であるかどうかや特定の
場所を示す位置情報を無線データで発信されたものを受
信するなど電波状況を監視して、通信できない場合に無
線通信部にその命令を保持し、通信が可能になれば蓄積
した情報に従いメール送信の処理やデータベースアクセ
スの処理を行うことを特徴とするコンピュータ及びその
通信制御方法を提供することを課題とする。 【解決手段】電波状況を監視する無線通信部202によ
る監視結果により、電源コントロール部204はコンピ
ュータの各機能部の電源をon、offし所定の処理を
実行し無線通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA(Pers
onal Digital Assistants)と
称される携帯型情報機器や、ノート型或いはサブノート
型等の携帯型パーソナルコンピュータとサーバコンピュ
ータ等の他のコンピュータと無線通信を利用し基地局等
を中継し公衆網を介して通信するいわゆるモーバイル
(モービル)コンピューティングにおいて、上記携帯型
情報機器等のコンピュータからサーバコンピュータ等の
他のコンピュータに送信する際に、上記携帯型情報機器
等のコンピュータは、電波状況を監視して、送信可能か
どうかを判断し、送信可能な場合は送信情報を送信し、
送信不可能な場合は送信情報を蓄積しておき、送信可能
となったら送信するようにすることで、ユーザが電波状
況を意識せずにモーバイルコンピューティングが可能な
携帯型情報機器等のコンピュータ、及びその通信制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モーバイルコンピューティングを
行う場合、携帯型情報機器等のコンピュータに通信機能
が搭載されている場合、通信回線を通じてサーバ等の他
のコンピュータ等ヘアクセス可能である。この場合上記
携帯型情報機器等のコンピュータのユーザがアクセス先
を指定し接続したことを確認してから各種ファイルやデ
ータの伝送を行う。さらにモーバイルコンピューティン
グとしてオフィス外で上記携帯型情報機器等のコンピュ
ータを利用する場合は、現在の通信インフラの状況では
公衆電話や外出先の電話等から有線の電話回線により、
オフィス内のサーバ等の他のコンピュータとの間でデー
タのやりとりを行ったり、無線通信を利用するとしたら
携帯電話やPHS(Personal Handyph
one System)等が考えられる。そこでオフィ
ス外で移動中にも他のコンピュータとのデータのやり取
りを行うためには無線通信インフラ(携帯電話、PHS
等)が必要である。これらを利用することにより移動中
(歩いているとき、電車や車等で移動しているとき等)
でもデータの送受信を行える。これら無線通信を利用し
た場合でも上記携帯型情報機器等のコンピュータのユー
ザは目的のコンピュータへ接続するための番号をダイヤ
リングし、接続されてからデータの転送等を行う。
【0003】OSソフトとして例えばWindows9
5を使った場合は、例えば電子メール(以下、単にメー
ルと表現する)を送信しようとした場合、送信したこと
にしておいて次に電話回線等でメールサーバに接続され
たときに実際にメール送信を実行する仕組みがある。こ
の機能は無線通信でも同様に利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、無線通信インフラを使ってメールサーバ等の
他のコンピュータに対してデータアクセスを行う場合は
携帯型情報機器等のコンピュータのユーザが当該無線通
信インフラでそれぞれの場所、時刻1等で通信可能かど
うかを確認してから、その無線通信を利用して通信回線
を確保して他のコンピュータとのデータアクセスを実現
していた。
【0005】従って、ユーザがメールを送信したい場
合、あるいはデータベースから必要な情報を得るために
は、ユーザ本人が無線による回線の確保が可能かどうか
を、何度も確認しながらデータアクセスを行う必要があ
り、通信可能かどうかに関係なくコンピュータによる作
業を続けたいユーザにとって上記の確認作業は非常に面
倒なものであった。
【0006】そこで、本発明は上記事情を考慮して成さ
れたものであり、上記不具合を解消し、携帯型情報機器
等のコンピュータにおいて、データアクセス(メールや
データベースアクセス)等の各種処理を実行する際に一
旦その情報を蓄積しておき、蓄積した情報に従って無線
通信処理をする際に、無線通信において通信可能である
かどうかや特定の場所を示す位置情報を無線データで発
信されたものを受信するなど電波状況を監視して、通信
できない場合に無線通信部にその命令を保持し、通信が
可能になれば蓄積した情報に従いメール送信の処理やデ
ータベースアクセスの処理を行うことを特徴とするコン
ピュータ及びその通信制御方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の通りとした。 (1)本発明の携帯型情報機器等のコンピュータは、サ
ーバコンピュータ等の他のコンピュータと無線通信を利
用し基地局等を中継し公衆網を介して通信する携帯型情
報機器等のコンピュータにおいて、各種の処理を実行す
るための情報を入力する入力手段と、上記入力手段によ
り入力した情報に基づき各種の処理を実行するアプリケ
ーションを保持し実行するアプリケーション部と、上記
他のコンピュータと無線通信を利用して通信可能かどう
か電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信部と、上
記アプリケーション部と上記無線通信部からの情報を蓄
積するデータ蓄積部とを備え、上記無線通信部は上記無
線通信部を介し外部から得られる情報または上記入力手
段により入力した情報に従いアプリケーション部が各種
の処理を実行しこの各種の処理結果に基づく送信情報を
上記他のコンピュータに送信する際に電波強度を監視
し、回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上
記送信情報を上記データ蓄積部に蓄積し、回線接続可能
な場合上記アプリケーション部は上記データ蓄積部に蓄
積された上記送信情報を上記無線通信部により上記他の
コンピュータ等に送信することを特徴とする。
【0008】(2)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータは、サーバコンピュータ等の他のコンピュータと
無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して通信
する携帯型情報機器等のコンピュータにおいて、各種の
処理を実行するための情報を入力する入力手段と、上記
入力手段により入力した情報に基づき各種の処理を実行
するアプリケーションを保持し実行するアプリケーショ
ン部と、上記他のコンピュータと無線通信を利用して通
信可能かどうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線
通信部と、上記アプリケーション部と上記無線通信部か
らの情報を蓄積するデータ蓄積部と、予め設定された所
定の情報に従い上記アプリケーション部と上記データ蓄
積部と上記無線通信部への電力供給をそれぞれ制御する
電源コントロール部とを備え、上記無線通信部は上記無
線通信部を介し外部から得られる情報または上記入力手
段により入力した情報に従いアプリケーション部が各種
の処理を実行しこの各種の処理結果に基づく送信情報を
上記他のコンピュータに送信する際に電波強度を監視
し、回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上
記送信情報を上記データ蓄積部に蓄積し上記電源コント
ロール部は上記所定の情報に基づき上記アプリケーショ
ン部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給
を制御し、回線接続可能な場合上記電源コントロール部
は上記所定の情報に基づき上記アプリケーション部と上
記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給を制御し
上記アプリケーション部は上記データ蓄積部に蓄積され
た上記送信情報を上記無線通信部により上記他のコンピ
ュータ等に送信することを特徴とする。
【0009】(3)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータは、上記電源コントロール部に設定する所定の情
報は、上記回線接続不可能な場合は上記アプリケーショ
ン部と上記データ蓄積部への電力供給を断ち、上記回線
接続可能な場合、上記アプリケーション部と上記データ
蓄積部へ電力供給されている場合はそのまま電力供給
し、上記アプリケーション部と上記データ蓄積部への電
力供給が断たれている場合は電力を供給するように設定
することを特徴とする上記(2)記載の携帯型情報機器
等のコンピュータである。
【0010】(4)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータは、上記携帯型情報機器等のコンピュータに内蔵
する時計の時刻を参照する時刻参照手段と、特定時刻を
設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に現在の時刻
と特定の時刻との差分データを取り入れて計算し決定す
る設定値決定手段とを備え、上記電源コントロール部は
上記時刻参照手段により参照した現在の時刻と上記設定
値に基づき上記各部への電力供給を制御することを特徴
とする上記(2)乃至(3)記載の携帯型情報機器等の
コンピュータである。
【0011】(5)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータは、駅、空港、地下街、デパート等その他の重要
な場所において無線データで発信された位置情報を受信
し位置判定を行う位置判定手段と、上記位置情報を発信
する場所で上記各部が行う処理を設定する設定手段とを
備え、上記電源コントロール部は上記位置判定手段によ
る位置判定と上記設定手段により設定した情報に基づき
上記各部の電力供給を制御することを特徴とする上記
(2)乃至(4)記載の携帯型情報機器等のコンピュー
タである。
【0012】(6)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータの通信制御方法は、サーバコンピュータ等の他の
コンピュータと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆
網を介して通信する携帯型情報機器等のコンピュータの
通信制御方法において、各種の処理を実行するための情
報を入力する入力手段と、上記入力手段により入力した
情報に基づき各種の処理を実行するアプリケーションを
保持し実行するアプリケーション部と、上記他のコンピ
ュータと無線通信を利用して通信可能かどうか電波の強
度を監視し情報通信を行う無線通信部と、上記アプリケ
ーション部と上記無線通信部からの情報を蓄積するデー
タ蓄積部とを備え、上記無線通信部は上記無線通信部を
介し外部から得られる情報または上記入力手段により入
力した情報に従いアプリケーション部が各種の処理を実
行しこの各種の処理結果に基づく送信情報を上記他のコ
ンピュータに送信する際に電波強度を監視し、回線接続
不可能な場合上記アプリケーション部は上記送信情報を
上記データ蓄積部に蓄積し、回線接続可能な場合上記ア
プリケーション部は上記データ蓄積部に蓄積された上記
送信情報を上記無線通信部により上記他のコンピュータ
等に送信することを特徴とする。
【0013】(7)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータの通信制御方法は、サーバコンピュータ等の他の
コンピュータと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆
網を介して通信する携帯型情報機器等のコンピュータの
通信制御方法において、各種の処理を実行するための情
報を入力する入力手段と、上記入力手段により入力した
情報に基づき各種の処理を実行するアプリケーションを
保持し実行するアプリケーション部と、上記他のコンピ
ュータと無線通信を利用して通信可能かどうか電波の強
度を監視し情報通信を行う無線通信部と、上記アプリケ
ーション部と上記無線通信部からの情報を蓄積するデー
タ蓄積部と、予め設定された所定の情報に従い上記アプ
リケーション部と上記データ蓄積部と上記無線通信部へ
の電力供給をそれぞれ制御する電源コントロール部とを
備え、上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から
得られる情報または上記入力手段により入力した情報に
従いアプリケーション部が各種の処理を実行しこの各種
の処理結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに
送信する際に電波強度を監視し、回線接続不可能な場合
上記アプリケーション部は上記送信情報を上記データ蓄
積部に蓄積し、上記電源コントロール部は上記所定の情
報に基づき上記アプリケーション部と上記データ蓄積部
と上記無線通信部への電力供給を制御し、回線接続可能
な場合上記電源コントロール部は上記所定の情報に基づ
き上記アプリケーション部と上記データ蓄積部と上記無
線通信部への電力供給を制御し上記アプリケーション部
は上記データ蓄積部に蓄積された上記送信情報を上記無
線通信部により上記他のコンピュータ等に送信すること
を特徴とする。
【0014】(8)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータの通信制御方法は、上記電源コントロール部に設
定する所定の情報は、上記回線接続不可能な場合は上記
アプリケーション部と上記データ蓄積部への電力供給を
断ち、上記回線接続可能な場合上記アプリケーション部
と上記データ蓄積部へ電力供給されている場合はそのま
ま電力供給し、上記アプリケーション部と上記データ蓄
積部への電力供給が断たれている場合は電力を供給する
ように設定することを特徴とする上記(7)記載の携帯
型情報機器等のコンピュータの通信制御方法である。
【0015】(9)本発明の携帯型情報機器等のコンピ
ュータの通信制御方法は、上記携帯型情報機器等のコン
ピュータに内蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段
と、特定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する
際に現在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れ
て計算し決定する設定値決定手段とを備え、上記電源コ
ントロール部は上記時刻参照手段により参照した現在の
時刻と上記設定値に基づき上記各部への電力供給を制御
することを特徴とする上記(7)乃至(8)記載の携帯
型情報機器等のコンピュータの通信制御方法である。
【0016】(10)本発明の携帯型情報機器等のコン
ピュータの通信制御方法は、駅、空港、地下街、デパー
ト等その他の重要な場所において無線データで発信され
た位置情報を受信し位置判定を行う位置判定手段と、上
記位置情報を発信する場所で上記各部が行う処理を設定
する設定手段とを備え、上記電源コントロール部は上記
位置判定手段による位置判定と上記設定手段により設定
した情報に基づき上記各部の電力供給を制御することを
特徴とする上記(7)乃至(9)記載の携帯型情報機器
等のコンピュータの通信制御方法である。
【0017】上記構成によれば、ユーザ本人が電波状況
等を意識することなく、作業を続けることが可能で、面
倒な通信可能かどうかの確認作業が不要になる。また、
電波状況を監視する際に、必要に応じて上記コンピュー
タの各部への電力供給を制御することで、ユーザが消費
電力を必要以上に意識することがなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明の概要は、次の通りであ
る。 (1)サーバコンピュータ等の他のコンピュータと無線
通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して通信する
携帯型情報機器等のコンピュータにおいて、各種の処理
を実行するための情報を入力する入力手段と、上記入力
手段により入力した情報に基づき各種の処理を実行する
アプリケーションを保持し実行するアプリケーション部
と、上記他のコンピュータと無線通信を利用して通信可
能かどうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信
部と、上記アプリケーション部と上記無線通信部からの
情報を蓄積するデータ蓄積部とを備え、上記無線通信部
は上記無線通信部を介し外部から得られる情報または上
記入力手段により入力した情報に従いアプリケーション
部が各種の処理を実行しこの各種の処理結果に基づく送
信情報を上記他のコンピュータに送信する際に電波強度
を監視し、回線接続不可能な場合上記アプリケーション
部は上記送信情報を上記データ蓄積部に蓄積し、回線接
続可能な場合上記アプリケーション部は上記データ蓄積
部に蓄積された上記送信情報を上記無線通信部により上
記他のコンピュータ等に送信することを特徴とする携帯
型情報機器等のコンピュータ。そして、この構成によれ
ば、上記携帯型情報機器等のコンピュータから無線通信
を介してサーバ等の他のコンピュータにアクセスする場
合に、ユーザが通信可能かどうか電波状況を確認すると
いう面倒な作業が必要なく所定の処理を実行することが
できるという効果がある。
【0019】(2)サーバコンピュータ等の他のコンピ
ュータと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介
して通信する携帯型情報機器等のコンピュータにおい
て、各種の処理を実行するための情報を入力する入力手
段と、上記入力手段により入力した情報に基づき各種の
処理を実行するアプリケーションを保持し実行するアプ
リケーション部と、上記他のコンピュータと無線通信を
利用して通信可能かどうか電波の強度を監視し情報通信
を行う無線通信部と、上記アプリケーション部と上記無
線通信部からの情報を蓄積するデータ蓄積部と、予め設
定された所定の情報に従い上記アプリケーション部と上
記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給をそれぞ
れ制御する電源コントロール部とを備え、上記無線通信
部は上記無線通信部を介し外部から得られる情報または
上記入力手段により入力した情報に従いアプリケーショ
ン部が各種の処理を実行しこの各種の処理結果に基づく
送信情報を上記他のコンピュータに送信する際に電波強
度を監視し、回線接続不可能な場合上記アプリケーショ
ン部は上記送信情報を上記データ蓄積部に蓄積し上記電
源コントロール部は上記所定の情報に基づき上記アプリ
ケーション部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への
電力供給を制御し、回線接続可能な場合上記電源コント
ロール部は上記所定の情報に基づき上記アプリケーショ
ン部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給
を制御し上記アプリケーション部は上記データ蓄積部に
蓄積された上記送信情報を上記無線通信部により上記他
のコンピュータ等に送信することを特徴とする携帯型情
報機器等のコンピュータ。そして、この構成によれば、
上記携帯型情報機器等のコンピュータから無線通信を介
してサーバ等の他のコンピュータにアクセスする場合に
通信可能かどうか電波状況を意識する必要がなく所定の
処理を実行することができる。またある条件下で通信を
行う場合にユーザが電源の制御を意識することなく、予
め設定した情報により電力供給を制御することで上記携
帯型情報機器等のコンピュータの省電力化が図れるとい
う効果がある。
【0020】(3)上記電源コントロール部に設定する
所定の情報は、上記回線接続不可能な場合は上記アプリ
ケーション部と上記データ蓄積部への電力供給を断ち、
上記回線接続可能な場合上記アプリケーション部と上記
データ蓄積部へ電力供給されている場合はそのまま電力
供給し、上記アプリケーション部と上記データ蓄積部へ
の電力供給が断たれている場合は電力を供給するように
設定すること特徴とする上記(2)記載の携帯型情報機
器等のコンピュータ。そして、この構成によれば、上記
携帯型情報機器等のコンピュータから無線通信を介して
サーバ等の他のコンピュータにアクセスする場合に通信
可能かどうか電波状況を意識する必要がなく所定の処理
を実行することができる。またある条件下で通信を行う
場合にユーザが電源の制御を意識することなく、電波の
強度を監視している状態では、電力供給の必要ないアプ
リケーション部とデータ蓄積部への電力供給を断ち、通
信可能となり電力供給が必要となれば電力の供給をする
よう予め設定した情報により電力供給を制御することで
上記携帯型情報機器等のコンピュータの省電力化が図れ
るという効果がある。
【0021】(4)上記携帯型情報機器等のコンピュー
タに内蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段と、特
定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に現
在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れて計算
し決定する設定値決定手段とを備え、上記電源コントロ
ール部は上記時刻参照手段により参照した現在の時刻と
上記設定値に基づき上記各部への電力供給を制御するこ
とを特徴とする上記(2)乃至(3)記載の携帯型情報
機器等のコンピュータ。そして、この構成によれば、上
記携帯型情報機器等のコンピュータのユーザが移動中で
もサーバ等他のコンピュータとのデータ通信を行いたい
時刻、場所等を設定することで、必要な時間だけ必要な
部分への電力供給をすることで省電力化を図ることがで
きるとともに、ユーザが上記携帯型情報機器等のコンピ
ュータの各部への電力供給を意識することなくモーバイ
ルコンピューティングによるデータアクセスを行うこと
が可能となるという効果がある。
【0022】(5)駅、空港、地下街、デパート等その
他の重要な場所において無線データで発信された位置情
報を受信し位置判定を行う位置判定手段と、上記位置情
報を発信する場所で上記各部が行う処理を設定する設定
手段とを備え、上記電源コントロール部は上記位置判定
手段による位置判定と上記設定手段により設定した情報
に基づき上記各部の電力供給を制御することを特徴とす
る上記(2)乃至(4)記載の携帯型情報機器等のコン
ピュータ。そして、この構成によれば、ユーザが設定し
た特定の場所で上記携帯型情報機器等のコンピュータの
各部への電力供給を制御することにより省電力化が図れ
るとともに、特定の場所でサーバ等他のコンピュータと
データ通信を行いたい場合に、ユーザは通信する場所で
あるかどうかということを通常は意識することなくモー
バイルコンピューティングを行うことが可能となるとい
う効果がある。
【0023】(6)サーバコンピュータ等の他のコンピ
ュータと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介
して通信する携帯型情報機器等のコンピュータの通信制
御方法において、各種の処理を実行するための情報を入
力する入力手段と、上記入力手段により入力した情報に
基づき各種の処理を実行するアプリケーションを保持し
実行するアプリケーション部と、上記他のコンピュータ
と無線通信を利用して通信可能かどうか電波の強度を監
視し情報通信を行う無線通信部と、上記アプリケーショ
ン部と上記無線通信部からの情報を蓄積するデータ蓄積
部とを備え、上記無線通信部は上記無線通信部を介し外
部から得られる情報または上記入力手段により入力した
情報に従いアプリケーション部が各種の処理を実行しこ
の各種の処理結果に基づく送信情報を上記他のコンピュ
ータに送信する際に電波強度を監視し、回線接続不可能
な場合上記アプリケーション部は上記送信情報を上記デ
ータ蓄積部に蓄積し、回線接続可能な場合上記アプリケ
ーション部は上記データ蓄積部に蓄積された上記送信情
報を上記無線通信部により上記他のコンピュータ等に送
信することを特徴とする携帯型情報機器等のコンピュー
タの通信制御方法。そして、この方法によれば、上記携
帯型情報機器等のコンピュータから無線通信を介してサ
ーバ等の他のコンピュータにアクセスする場合に、ユー
ザが電波状況を意識する必要がなく所定の処理を実行す
ることができるという効果がある。
【0024】(7)サーバコンピュータ等の他のコンピ
ュータと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介
して通信する携帯型情報機器等のコンピュータの通信制
御方法において、各種の処理を実行するための情報を入
力する入力手段と、上記入力手段により入力した情報に
基づき各種の処理を実行するアプリケーションを保持し
実行するアプリケーション部と、上記他のコンピュータ
と無線通信を利用して通信可能かどうか電波の強度を監
視し情報通信を行う無線通信部と、上記アプリケーショ
ン部と上記無線通信部からの情報を蓄積するデータ蓄積
部と、予め設定された所定の情報に従い上記アプリケー
ション部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力
供給をそれぞれ制御する電源コントロール部とを備え、
上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から得られ
る情報または上記入力手段により入力した情報に従いア
プリケーション部が各種の処理を実行しこの各種の処理
結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに送信す
る際に電波強度を監視し、回線接続不可能な場合上記ア
プリケーション部は上記送信情報を上記データ蓄積部に
蓄積し、上記電源コントロール部は上記所定の情報に基
づき上記アプリケーション部と上記データ蓄積部と上記
無線通信部への電力供給を制御し、回線接続可能な場合
上記電源コントロール部は上記所定の情報に基づき上記
アプリケーション部と上記データ蓄積部と上記無線通信
部への電力供給を制御し上記アプリケーション部は上記
データ蓄積部に蓄積された上記送信情報を上記無線通信
部により上記他のコンピュータ等に送信することを特徴
とする携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御方
法。そして、この方法によれば、上記携帯型情報機器等
のコンピュータから無線通信を介してサーバ等の他のコ
ンピュータにアクセスする場合に通信可能かどうか電波
状況を意識する必要がなく所定の処理を実行することが
できる。またある条件下で通信を行う場合にユーザが電
源の制御を意識することなく、予め設定した情報により
電力供給を制御することで上記携帯型情報機器等のコン
ピュータの省電力化が図れる。
【0025】(8)上記電源コントロール部に設定する
所定の情報は、上記回線接続不可能な場合は上記アプリ
ケーション部と上記データ蓄積部への電力供給を断ち、
上記回線接続可能な場合上記アプリケーション部と上記
データ蓄積部へ電力供給されている場合はそのまま電力
供給し、上記アプリケーション部と上記データ蓄積部へ
の電力供給が断たれている場合は電力を供給するように
設定することを特徴とする上記(7)記載の携帯型情報
機器等のコンピュータの通信制御方法。そして、この方
法によれば、上記携帯型情報機器等のコンピュータから
無線通信を介してサーバ等の他のコンピュータにアクセ
スする場合に通信可能かどうか電波状況を意識する必要
がなく所定の処理を実行することができる。またある条
件下で通信を行う場合にユーザが電源の制御を意識する
ことなく、電波の強度を監視している状態では、電力供
給の必要ないアプリケーション部とデータ蓄積部への電
力供給を断ち、通信可能となり電力供給が必要となれば
電力の供給をするよう予め設定した情報により電力供給
を制御することで上記携帯型情報機器等のコンピュータ
の省電力化が図れる。
【0026】(9)上記携帯型情報機器等のコンピュー
タに内蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段と、特
定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に現
在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れて計算
し決定する設定値決定手段とを備え、上記電源コントロ
ール部は上記時刻参照手段により参照した現在の時刻と
上記設定値に基づき上記各部への電力供給を制御するこ
とを特徴とする上記(7)乃至(8)記載の携帯型情報
機器等のコンピュータの通信制御方法。そして、この方
法によれば、上記携帯型情報機器等のコンピュータのユ
ーザが移動中でもサーバ等他のコンピュータとのデータ
通信を行いたい時刻、場所等を設定することで、必要な
時間だけ必要な部分への電力供給をすることで省電力化
を図ることができるとともに、ユーザが上記携帯型情報
機器等のコンピュータの各部への電力供給を意識するこ
となくモーバイルコンピューティングによるデータアク
セスを行うことが可能となる。
【0027】(10)駅、空港、地下街、デパート等そ
の他の重要な場所において無線データで発信された位置
情報を受信し位置判定を行う位置判定手段と、上記位置
情報を発信する場所で上記各部が行う処理を設定する設
定手段とを備え、上記電源コントロール部は上記位置判
定手段による位置判定と上記設定手段により設定した情
報に基づき上記各部の電力供給を制御することを特徴と
する上記(7)乃至(9)記載の携帯型情報機器等のコ
ンピュータの通信制御方法。そして、この方法によれ
ば、ユーザが設定した特定の場所で上記携帯型情報機器
等のコンピュータの各部への電力供給を制御することに
より省電力化が図れるとともに、特定の場所でサーバ等
他のコンピュータとデータ通信を行いたい場合に、ユー
ザは通信する場所であるかどうかということを通常は意
識することなくモーバイルコンピューティングを行うこ
とが可能となる。
【0028】以下、図面を参照して本発明の一実施の形
態を説明する。 (実施形態1)図1は、オフィス内のサーバ等他のコン
ピュータとオフィス外のPDA等の携帯型情報機器やノ
ート型・サブノート型等の携帯型パソコンであるコンピ
ュータと無線通信でデータのやりとりをするという本発
明に係わるモーバイルコンピューティングの概念を示し
た図である。
【0029】このモーバイルコンピューティングの概念
図の例では、オフィス内(101)はデータベース等を
含むサーバ1(102)、そのクライアントとなるコン
ピュータである端末4、5、6(104、105、10
6)、さらに外部(公衆網(107))からのアクセス
を行うためのアクセスサーバ(103)がLANで接続
されている。またオフィス外(115)からは無線通信
を利用し、基地局(108)等を介し公衆網(107)
からダイヤルアップ接続によりアクセスサーバ(10
3)でオフィス内(101)の情報にアクセスするよう
になっている。図1ではオフィス外(115)で利用す
るPDA等の携帯型情報機器やノート型・サブノート型
等の携帯型パソコンであるコンピュータを携帯端末1、
2、3(112、113、114)として示している。
この携帯端末を利用する場所が、例えばエリア1、エリ
ア2、エリア3(109、110、111)とあった場
合、無線通信可能かどうかの電波の状況を電波強度とし
て表現すると、例えばエリア1(109)は無線通信可
能すなわち電波強度が十分あり、エリア2(110)で
は電波強度が不足がち、エリア3(111)では電波を
受信できない場合などが考えられる。
【0030】上記のような電波強度の違うエリアで利用
する携帯端末1、2、3の構成は図2のようになってい
る。図2において携帯端末200はアプリケーション部
201、無線通信部202(アンテナ含む)、データ蓄
積部203、電源コントロール部204等で構成されて
いる。ここで、各機能部はハード・ソフト両方を含んで
いる。
【0031】アプリケーション部201は、メール、デ
ータベース、表計算、ワープロ等の各種のアプリケーシ
ョンを保持し実行する機能を持つ。アプリケーション部
201は、メール等で通信が必要となった場合、その要
求をデータ蓄積部203、無線通信部202へ送り、通
信の実行を行う。また、データ蓄積部203あるいは無
線通信部202からのデータを受け取り、そのデータに
基づく各種の処理を実行する。アプリケーション部20
1に各種の処理を実行させるための情報は、図示しない
入力部によって入力され、処理結果等の必要な情報はこ
れも図示しない表示部によって表示される。
【0032】無線通信部202は、無線通信可能かどう
か電波の状況を監視し他のコンピュータへの回線を確保
可能か判断する機能と電波の発信及び受信を行う機能を
持つ。無線通信部202では、アプリケーション部20
1からメール送信要求があった場合電波強度を監視し、
通信可能であればデータの送信を行い、通信不可能な場
合はその送信要求を保持し通信不可能であることを他の
各部へ知らせる。電源コントロール部204は通信不可
能である場合アプリケーション部201とデータ蓄積部
203への電力供給を断つ。
【0033】つまり、アプリケーション部201とデー
タ蓄積部203の電源はoffとなる。このとき無線通
信部202は通信可能な状態になるまで電波強度を監視
し、通信可能となったら電源コントロール部204へ知
らせる。電源コントロール部204は、通信可能となっ
たことをうけて、アプリケーション部201とデータ蓄
積部203への電力供給を再開する。つまり、アプリケ
ーション部201とデータ蓄積部203の電源はonと
なる。これにより送信要求に従ってデータの送信を行う
ことができる。但し、アプリケーション部201での処
理を必要とせず、単にデータを送信するだけであれば、
データ蓄積部203のみの電源をonにすれば無線通信
部202によりデータ送信可能である。無線通信部20
2では、受信電波からデータを抽出(復調)し、コマン
ドデータか単に情報としてのデータかの判別を行い、コ
マンドデータの場合は電源コントロール部204へ転送
し、単に情報としてのデータの場合はデータ蓄積部20
3へ転送する。送信する場合は、データ蓄積部203か
らのデータを電波に変調してから電波送信を実行する。
【0034】データ蓄積部203は、無線通信部202
からのデータ等の情報を蓄積する機能、アプリケーショ
ン部201からのデータ等の情報を蓄積する機能を持
つ。電源コントロール部204は、その内部の処理プロ
グラムによって、電源コントロール部204以外の各機
能部(アプリケーション部201、無線通信部202、
データ蓄積部203)への電力供給を制御する。電力供
給の制御とは、各部へ電力を供給することいわゆる各部
の電源のonと各部への電力供給を断つこといわゆる各
部の電源のoffとを制御することをいう。
【0035】次に携帯端末からメールを発信する場合に
ついて、そのときの携帯端末内の処理の流れを図3、図
4に示す。ここで、まず、図3、図4で用いたバーチャ
ルアクセス状態と通常状態という用語の説明をする。
【0036】バーチャルアクセス状態とはアプリケーシ
ョン部201が何らかの処理命令を出し、この処理命令
に従って無線通信処理をする際に、無線通信部202で
電波強度を監視し、通信先の他のコンピュータと通信で
きない場合に無線通信部202に上記処理命令を保持
し、電源コントロール部204によりアプリケーション
部201及びデータ蓄積部203の電源をoffとした
状態のことをいう。バーチャルアクセス状態では電波強
度の監視を続け、実行できる環境となったら、電源コン
トロール部204により、命令実行に必要な各部への電
力供給を再開し、その命令を実行し無線通信処理をす
る。無線通信処理実行後は、省電力のためデータ蓄積部
203の電源をoffとしても良い。バーチャルアクセ
ス状態では、電波強度の監視と監視結果により各部への
電力供給を制御する必要性があることから、無線通信部
202と電源コントロール部204の電源は常にonと
なっている。また、通信不可能な場合での各部の電力供
給の制御は、必要に応じて適宜行う。例えば、データ蓄
積部203が不揮発性の記憶装置のときは無線通信部2
02以外の電源をoffとでき、揮発性の記憶装置のと
きはデータ蓄積部203も電源をonとしておき、両方
の装置を持つ場合は揮発性を利用する場合のみこの部分
の電源をonとしておくということが可能である。
【0037】通信不可能な場合、データ蓄積部203が
不揮発性のときでもデータ蓄積部203の電源をonに
したままでも良いことはいうまでもないし、上記の様に
データ蓄積部203が不揮発性のとき通信不可能な場合
はデータ蓄積部203の電源をoffとし無線通信部2
02が通信可能と判断したとき電源コントロール部20
4の要求によってデータ蓄積部203の電源をonとし
て通信を行っても良い。
【0038】またバーチャルアクセス状態では、無線通
信部202で外部からの要求(命令)を受け取りその要
求に従って、必要に応じてデータ蓄積部203あるいは
アプリケーション部201の電源をonとし処理を行
い、その処理終了後はまた電源をoffとすることがで
きる。
【0039】次に、通常状態について説明する。通常状
態とは、無線通信部202による電波監視を行わない、
あるいは行ったとしてもその監視結果に基づいて何かの
処理を行うことはない様な状態であり、ユーザの操作
(命令)によってのみ機能を動作させる。つまり、バー
チャルアクセス状態と違うのは、電波状況の監視による
結果(電波の強度、電波信号等)をきっかけとして処理
を実行することがないことである。通常状態での各部の
電力供給の制御状態は、必要に応じて行われ、各部全て
の電源がonの場合、また無線通信部202の電源のみ
がonの場合、あるいは全ての電源がoffの場合も有
り得る。
【0040】次に、図3により、図1においてオフィス
外(115)の携帯端末1(112)からメールを送信
しようとした場合について説明する。アプリケーション
部201によってメール送信要求(301)が発生した
場合、メールデータをデータ蓄積部203へ蓄える(3
02)。次にバーチャルアクセス状態(303)である
ときはアプリケーション部201の電源をoffとする
(304)。この図3の例の場合、バーチャルアクセス
状態のときのデータ蓄積部203の電源はonになって
いるとする。
【0041】次に、無線通信部202によって電波強度
の監視(305)をし通信が可能なほど電波強度が十分
であるかどうか判断する(306)。電波強度が十分で
ないときはそのまま電波強度の監視を続け(305)、
十分な場合は回線接続の試行を行う(307)。回線接
続の試行を行い、回線接続が不可の時は回線ビジーかど
うかを調査し(317)ビジーのときは再試行し(31
8)、ビジーでない場合は電波強度の監視(305)か
ら繰り返す。回線接続が可能な場合は、ダイヤルアップ
接続を行い(308)(このとき必要であれば電源コン
トロール部204によりアプリケーション部201の電
源をonにする)無線通信部202からデータ蓄積部2
03の情報を送信する(309)。
【0042】他のデータがある場合(310)は繰り返
してデータ蓄積部203の情報の送信を行う。データ蓄
積部203の情報の送信を全て終了したらデータ蓄積部
203の電源をoff(311)とし、通常状態へもど
る。
【0043】また、バーチャルアクセス状態でない場合
は、無線通信部202により回線の確保が可能かどうか
判断する(313)。回線の確保が可能で無い場合はそ
のまま通常状態(312)へ移行する。回線の確保を行
えたらダイヤルアップ接続を行い(314)データ蓄積
部203の情報を送信し(315)他のデータがある場
合はさらにデータ蓄積部203の情報の送信を繰り返す
(315)。データ蓄積部の情報を送信し終えたら通常
状態へ移行する(312)。
【0044】つまりバーチャルアクセス状態では電波の
監視を行い、電波状況が悪いところで送信要求があって
もそのまま電源コントロール部204と無線通信部20
2と蓄積部以外の各部の電源を必要に応じてoffとし
ておくことで、ユーザは作業を終了する事ができる。電
波監視により電波状況がよくなったときに、必要に応じ
て電源offになっている各部の電源をonとして送信
処理を実行できる。
【0045】次に、図4により、図1の概念図において
携帯端末1(112)に対して他の端末またはオフィス
内(101)のサーバ等からアクセス要求(例えば、メ
ールの配信など)があった場合の携帯端末1(112)
内での処理の流れを説明する。
【0046】ここで、アクセス要求(401)があった
ということは回線の確保ができて、端末の無線通信部2
02に要求が伝わったことを意味する。端末外部から携
帯端末1ヘアクセス要求があった場合、バーチャルアク
セス状態(402)のとき、データ蓄積部203の電源
をonとする。ここで、この図4の例の場合、バーチャ
ルアクセス状態のときは、電源コントロール部204と
無線通信部202以外の各部の電源はoffになってい
るとする。
【0047】次にアクセスによるメッセージをデータ蓄
積部203へ格納する(404)。他のメッセージがあ
るかないかを判断し(405)、ある場合はさらにメッ
セージのデータ蓄積部への格納を繰り返す。メッセージ
を格納し終えたら回線を切断し(406)、データ蓄積
部203の電源を電源コントロール部204によりof
fとし(407)、通常状態へ移行する(408)。
【0048】アクセス要求があったときバーチャルアク
セス状態でない場合端末を使用中(つまりデータ蓄積部
203やアプリケーション部201の電源がonとなっ
ているか)かどうかを判断し(409)、使用中の場合
データ蓄積部203へメッセージの格納を行い(41
0)、他メッセージがあるかないか判断し(411)、
あるときはさらに繰り返し格納し、メッセージを格納し
終えたら回線を切断し(412)、アプリケーション部
201へメッセージを転送し通常状態へ移行する。端末
が使用中でない場合(各機能部の電源が無線通信部20
2と電源コントロール部204を除いてoffとなって
いる)はそのまま通常状態へ移行する(408)。
【0049】上記の処理を実行することにより、無線通
信機能を持っている携帯型情報機器等のコンピュータを
移動中に利用しているときに、メール等を発信しようと
した場合に電波状況が悪くて発信できないとき、上記決
められた処理を行った後に各部の電源のon、offが
できることより、電波状況がよくなった時に自動的に発
信(送信)して電源をoffとすることができ、電波状
況がよくなるところを探して移動する必要等がなくなる
という効果がある。 (実施形態2)以下、実施形態2について説明する。
【0050】図1のモーバイルコンピューティングの概
念図において、オフィス外(115)の携帯端末がエリ
ア1、2、3(109、110、111)と移動する場
合について述べる。ここでエリア1、3は駅とする。こ
こで、例えばエリア1(駅に到着する時刻が10時、エ
リア2(駅2)へ到着する時刻が11時、エリア3(駅
3)へ到着する時刻が12時とする。
【0051】ここでの前提として、携帯端末の無線通信
部202が利用する公衆の基地局が駅を中心に置かれて
いるとし、また駅では電車が停車するため無線アクセス
の感度がよい(電波強度が十分である)とする。
【0052】この場合オフィス内または適当な場所や時
間に、動作設定を行っておく。動作設定の方法として電
車の時刻表のデータベースを持っておくことにより、駅
1でメールの発信処理を行い、駅2でメールの受信処理
を行い、駅3でデータベースアクセスを行うように設定
することで、時刻表からどの時間に駅1、2、3へ到着
するかを計算により類推し、その時刻になったら各種処
理を行うようにする。ここでの携帯端末は図2に示すよ
うに、アプリケーション部201、無線通信部202、
データ蓄積部203、電源コントロール部204、に分
かれている。
【0053】この場合の携帯端末は、例えば無線通信部
202または電源コントロール部204に携帯端末に内
蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段を設け時刻の
監視を行う。また、例えばアプリケーション部201に
特定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に
現在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れて計
算し決定する設定値決定手段を設け、この設定値決定手
段により決定した設定値を上記の無線通信部202また
は電源コントロール部204に保持する。無線通信部2
02または電源コントロール部204は時刻監視時に現
在の時刻と上記設定値に基づき、各種の処理を行う。
【0054】ここで、以下のような処理を行いたいとす
る。現在駅0におり、無線通信電波が届かず、時間は9
時である。ユーザはメールの送受信とデータベースへの
アクセスを行いたい。そこで、無線通信電波の状態がよ
い駅駅2、駅3で停車したときに上記処理を行うように
する。例えば駅1でメールの送受信を行い、駅2でデー
タベースへのアクセスとして検索データの送信を行い、
駅3で検索結果の受信を行う。そこで、各駅での処理の
設定を行い、バーチャルアクセス状態とする。
【0055】このような状態のとき、携帯端末内で駅と
時刻表のデータベースからどの時刻にどのような処理を
するかを決定する。電源コントロール部204と無線通
信部202以外の電源をoffとする。
【0056】ここで、駅1は10時、駅2は11時、駅
3は12時の到着とする。この後、時刻の監視を行い上
記で決定し設定された時刻となったら、データ蓄積部2
03の電源を電源コントロール部によりonとしメール
送受信処理を行う。時刻の監視から10時となったらデ
ータ蓄積部203の電源をonとし、メールの送受信を
行い、データ蓄積部203の電源をoffとする。11
時となったらデータベースアクセスの検索データの送信
を行う。12時になったらデータベース検索の結果の受
信を行う。このとき予定の時刻より早め(例えば5分
前)にデータ蓄積部203の電源を電源コントロール部
204によりonとしメール送受信及びデータベースア
クセスの準備を行うように設定することも可能である。
受信メールやデータベース検索結果から作業を続行する
予定のときはデータ蓄積部203だけでなくアプリケー
ション部201の電源もonとする設定も考えられる。
【0057】上記の処理の流れを図5及び図6のフロー
チャートに沿って説明する。図5において、データの設
定開始から使用者がデータを設定していく(501)。
駅名(駅1、駅2、駅3等)(502)と処理(メール
の送受信、DBアクセス等)(503)を駅名と対ある
いは、優先順位をつけて設定する。他に設定する駅や処
理がある場合(504)は、駅名設定から繰り返し、無
い場合(504)は現在駅と乗車時刻を設定する(50
5)ことで、携帯端末内で各処理を行う時刻を計算し設
定する(506)。次にバーチャルアクセス状熊とする
(507)ことで、電源コントロール部204と無線通
信部202以外の電源をoffとする(508)。
【0058】図6において、バーチャルアクセス状態
(601)にセットされているとき、設定データがある
かどうかの監視を行い(602)設定データがない場合
は処理を終了する(609)。設定データがある場合
は、その設定データの処理時刻かどうか監視を行い(6
03)、その時刻となったら各処理を行う。その処理が
メール送信の場合はデータ蓄積部203の電源をonと
し(605)、回線の確保ができてから(606)メー
ルの送信を実行し(607)、他にデータがある場合
(608)はメール送信を繰り返す(607)。メール
送信を終了した場合またはメール送信でない場合でメー
ル受信が設定されているとき(610)はデータ蓄積部
の電源をon(611)(メール送信の後のときは電源
はonとなっているのでそのまま次へ進む)とし、回線
確保後に(612)メール受信処理を実行し(61
3)、他データがある場合(614)は受信を繰り返す
(613)。受信が終了した場合またはメール受信が設
定されていない場合はデータベースアクセスが設定され
ているかの監視を行い、データベースアクセスか設定さ
れている場合(615)はそれが検索データの送信か検
索結果の受信かの判断を行う(616)。
【0059】検索データの送信の場合は蓄積部の電源を
onとし(617)(電源onの場合はそのまま進
む)、回線確保後(618)、検索データの送信を実行
する(619)。他に送信データがある場合(620)
は、データ送信を繰り返す(619)。送信データが無
くなった場合は検索データ送信か結果受信かの判断へ戻
り(616)結果受信が設定されていない場合は無線通
信部以外offとし(625)(但し電源コントロール
部204は常に電源onである)、設定データがあるか
どうかの判断(602)へ戻り、他の設定データがない
場合は処理終了する。検索データ送信か結果受信かの判
断へ戻り(616)緒果受信が設定されている場合は蓄
積部の電源をon(621)(電源onの場合はそのま
ま進む)とし、回線確保後(622)検索結果の受信を
行い(623)、他のデータがある場合(624)は検
索結果受信を繰り返し(623)、無い場合は無線通信
部以外の電源をoffとし(625)(但し電源コント
ロール部204は常に電源onである)、設定データが
あるかどうかの判断部へ戻る(602)。
【0060】上記の処理を実行することにより、電車な
どで移動中メール等の発信を行いたい時、周囲の電波状
況が刻々と変化する場合でも、上記のように予め用意さ
れた情報や外部の情報に応じて処理を行って各部の電源
のon、offができることにより、時刻表と連動させ
て、電波状況がー般的によい駅やあらかじめ指定した駅
に着く時刻に電源をonしメールの送信を行い電源を再
びoffとすることができ、ユーザが電波状況をいちい
ち確認してデータの送受信を行う必要がなく、安定した
通信処理ができるという効果がある。 (実施形態3)以下、実施形態3について説明する。
【0061】図1のモーバイルコンピューティングの概
念図において、エリア1を空港、エリア2をある地下
街、エリア3をデパートと仮定する。このとき空港、地
下街、デパートに設置されている基地局からはその場所
の位置情報を発信する仕組みが組み込まれているとす
る。第3の実施形態の携帯端末は図2の携帯端末に上記
位置情報を受信し位置判定を行う位置判定手段と、上記
位置情報を発信する場所で上記各部が行う処理を設定す
る設定手段とを備え、携帯端末自身がどの場所にいるの
かを判断でき、その場所ですべき処理を設定に従ってす
ることができる。
【0062】そこで、例えばこれから羽田空港へ行きそ
こから大阪空港へ飛ぶ場合に、大阪へ着く前にメールを
送信したいときは、羽田空港を指定し、メールの送信処
理を設定しておく。そしてバーチャルアクセス状態とし
ておくことで、羽田空港に到着した時点でデータ蓄積部
203の電源をonとしメールの送信処理を行う。送信
し終えたらデータ蓄積部203の電源をoffとする。
また飛行機の離発着時に計器に影響を与えないように無
線電波を発信しないようにしておくこともできる。
【0063】上記の処理の流れを図7及び図8の処理手
順に沿って説明する。図7において、データの設定開始
(701)からユーザがデータを設定していく。場所
(駅、空港、デパート等)(702)と処理(メールの
送受信、DBアクセス等)(703)を位置情報(場所
を示す)と対あるいは、優先順位をつけて設定する。他
に設定する場所や処理がある場合は、場所指定から繰り
返し、無い場合(704)はバーチャルアクセス状態
(705)とすることで、無線通信部202以外の電源
をoffとする(706)(但し、電源コントロール部
204の電源はonである)。
【0064】図8において、バーチャルアクセス状態
(801)にセットされているとき、設定データがある
かどうかの監視を行い(802)、設定データがない場
合は処理を終了する(809)。設定データがある場合
は、その設定データの設定場所かどうか監視を行い(8
03)、その場所となったら各処理を行う。
【0065】その処理がメール送信の場合(804)は
データ蓄積部の電源をonとし(805)、回線の確保
ができてから(806)メールの送信を実行し(80
7)、他にデータがある場合は(808)メール送信を
繰り返す(808)。
【0066】メール送信を終了した場合またはメール送
信でない場合でメール受信が設定されているときは(8
10)、データ蓄積部203の電源をon(811)
(メール送信の後のときは電源はonとなっているので
そのまま次へ進む)とし、回線確保後(812)にメー
ル受信処理を実行し(813)、他データがある場合は
(814)受信を繰り返す(813)。受信が終了した
場合またはメール受信が設定されていない場合はデータ
ベースアクセスが設定されているかの監視を行い、(8
15)、データベースアクセスが設定されている場合は
それが検索データの送信か検索結果の受信かの判断を行
う(816)。検索データの送信の場合はデータ蓄積部
203の電源をonとし(817)(電源onの場合は
そのまま進む)、回線確保後(818)、検索データの
送信を実行する(819)。他に送信データがある場合
(820)は、データ送信を繰り返す(819)。送信
データが無くなった場合は検索データ送信か結果受信か
の判断へ戻り(816)、結果受信が設定されていない
場合は無線通信部202以外off(825)とし(但
し、電源コントロール部204の電源はonである)、
設定データがあるかどうかの判断へ戻り(802)他の
設定データがない場合は処理終了する(809)。検索
データ送信か結果受信かの判断へ戻り(816)結果受
信が設定されている場合はデータ蓄積部203の電源を
onとし(821)(電源onの場合はそのまま進
む)、回線確保後(822)検索結果の受信を行い(8
23)、他のデータがある場合は(824)検索結果受
信を繰り返し(823)、無い場合は無線通信部202
以外の電源をoffとし(但し、電源コントロール部2
04の電源はonである)、設定データがあるかどうか
の判断部へ戻る(802)。
【0067】上記の処理を実行することにより、携帯端
末の現在の位置を判定し、予めその位置でする処理を設
定して、無線通信等の各種処理を実行することができ
る。このようにすることで、又、特定の場所でのみ受け
られるサービスをその場所へ行ったときに自動的に受け
ることができる。
【0068】例えば、駅ならば、その駅の時刻表をダウ
ンロードする。空港なら飛行機の時刻表、デパートなら
安売り情報等のダウンロードや、利用者からの要求など
を上げること等も可能である。
【0069】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、携
帯型情報機器等のコンピュータから無線通信を介してサ
ーバ等の他のコンピュータにアクセスする場合に、ユー
ザが通信可能かどうか電波状況を確認するという面倒な
作業が必要なく所定の処理を実行することができるとい
う効果がある。
【0070】また、本発明によれば、携帯型情報機器等
のコンピュータから無線通信を介してサーバ等の他のコ
ンピュータにアクセスする場合に通信可能かどうか電波
状況を意識する必要がなく所定の処理を実行することが
できる。またある条件下で通信を行う場合にユーザが電
源の制御を意識することなく、予め設定した情報により
電力供給を制御することで上記コンピュータの省電力化
が図れるという効果がある。
【0071】また、本発明によれば、携帯型情報機器等
のコンピュータから無線通信を介してサーバ等の他のコ
ンピュータにアクセスする場合に通信可能かどうか電波
状況を意識する必要がなく所定の処理を実行することが
できる。またある条件下で通信を行う場合にユーザが電
源の制御を意識することなく、電波の強度を監視してい
る状態では、電力供給の必要ないアプリケーション部と
データ蓄積部への電力供給を断ち、通信可能となり電力
供給が必要となれば電力の供給をするよう予め設定した
情報により電力供給を制御することで上記コンピュータ
の省電力化が図れるという効果がある。
【0072】また、本発明によれば、携帯型情報機器等
のコンピュータのユーザが移動中でもサーバ等他のコン
ピュータとのデータ通信を行いたい時刻、場所等を設定
することで、必要な時間だけ必要な部分への電力供給を
することで省電力化を図ることができるとともに、ユー
ザがコンピュータの各部への電力供給を意識することな
くモーバイルコンピューティングによるデータアクセス
を行うことが可能となるという効果がある。
【0073】また、本発明によれば、ユーザが設定した
特定の場所で携帯型情報機器等のコンピュータの各部へ
の電力供給を制御することにより省電力化が図れるとと
もに、特定の場所でサーバ等他のコンピュータとデータ
通信を行いたい場合に、ユーザは通信する場所であるか
どうかということを通常は意識することなくモーバイル
コンピューティングを行うことが可能となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモービルコンピューティングの概
念的な構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るコンピュータの構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施の形態に係る実施形態1のメール送信時
の処理手順を示す図。
【図4】同実施の形態に係る実施形態1の外部からのア
クセスに対する処理手順を示す図。
【図5】同実施の形態に係る実施形態2のデータ設定の
処理手順を示す図。
【図6】同実施の形態に係る実施形態2の処理手順を示
す図。
【図7】同実施の形態に係る実施形態3の位置情報設定
の処理手順を示す図。
【図8】同実施の形態に係る実施形態3の処理手順を示
す図。
【符号の説明】
102…サーバ1、 103…アクセスサーバ、 104…端末4、 105…端末5、 106…端末6、 107…公衆網、 108…基地局、 112…携帯端末1、 113…携帯端末2、 114…携帯端末3、 200…携帯端末、 201…アプリケーション部、 202…無線通信部、 203…データ蓄積部、 204…電源コントロール部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータ等の他のコンピュー
    タと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して
    通信する携帯型情報機器等のコンピュータにおいて、 各種の処理を実行するための情報を入力する入力手段
    と、 上記入力手段により入力した情報に基づき各種の処理を
    実行するアプリケーションを保持し実行するアプリケー
    ション部と、 上記他のコンピュータと無線通信を利用して通信可能か
    どうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信部
    と、 上記アプリケーション部と上記無線通信部からの情報を
    蓄積するデータ蓄積部とを備え、 上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から得られ
    る情報または上記入力手段により入力した情報に従いア
    プリケーション部が各種の処理を実行しこの各種の処理
    結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに送信す
    る際に電波強度を監視し、 回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上記送
    信情報を上記データ蓄積部に蓄積し、 回線接続可能な場合上記アプリケーション部は上記デー
    タ蓄積部に蓄積された上記送信情報を上記無線通信部に
    より上記他のコンピュータ等に送信することを特徴とす
    る携帯型情報機器等のコンピュータ。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータ等の他のコンピュー
    タと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して
    通信する携帯型情報機器等のコンピュータにおいて、 各種の処理を実行するための情報を入力する入力手段
    と、 上記入力手段により入力した情報に基づき各種の処理を
    実行するアプリケーションを保持し実行するアプリケー
    ション部と、 上記他のコンピュータと無線通信を利用して通信可能か
    どうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信部
    と、 上記アプリケーション部と上記無線通信部からの情報を
    蓄積するデータ蓄積部と、 予め設定された所定の情報に従い上記アプリケーション
    部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給を
    それぞれ制御する電源コントロール部とを備え、 上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から得られ
    る情報または上記入力手段により入力した情報に従いア
    プリケーション部が各種の処理を実行しこの各種の処理
    結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに送信す
    る際に電波強度を監視し、 回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上記送
    信情報を上記データ蓄積部に蓄積し上記電源コントロー
    ル部は上記所定の情報に基づき上記アプリケーション部
    と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給を制
    御し、 回線接続可能な場合上記電源コントロール部は上記所定
    の情報に基づき上記アプリケーション部と上記データ蓄
    積部と上記無線通信部への電力供給を制御し上記アプリ
    ケーション部は上記データ蓄積部に蓄積された上記送信
    情報を上記無線通信部により上記他のコンピュータ等に
    送信することを特徴とする携帯型情報機器等のコンピュ
    ータ。
  3. 【請求項3】 上記電源コントロール部に設定する所定
    の情報は、上記回線接続不可能な場合は上記アプリケー
    ション部と上記データ蓄積部への電力供給を断ち、 上記回線接続可能な場合上記アプリケーション部と上記
    データ蓄積部へ電力供給されている場合はそのまま電力
    供給し、上記アプリケーション部と上記データ蓄積部へ
    の電力供給が断たれている場合は電力を供給するように
    設定することを特徴とする請求項2記載の携帯型情報機
    器等のコンピュータ。
  4. 【請求項4】 上記携帯型情報機器等のコンピュータに
    内蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段と、 特定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に
    現在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れて計
    算し決定する設定値決定手段とを備え、 上記電源コントロール部は上記時刻参照手段により参照
    した現在の時刻と上記設定値に基づき上記各部への電力
    供給を制御することを特徴とする請求項2乃至3記載の
    携帯型情報機器等のコンピュータ。
  5. 【請求項5】 駅、空港、地下街、デパート等その他の
    重要な場所において無線データで発信された位置情報を
    受信し位置判定を行う位置判定手段と、 上記位置情報を発信する場所で上記各部が行う処理を設
    定する設定手段とを備え、 上記電源コントロール部は上記位置判定手段による位置
    判定と上記設定手段により設定した情報に基づき上記各
    部の電力供給を制御することを特徴とする請求項2乃至
    4項記載の携帯型情報機器等のコンピュータ。
  6. 【請求項6】 サーバコンピュータ等の他のコンピュー
    タと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して
    通信する携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御方
    法において、 各種の処理を実行するための情報を入力する入力手段
    と、 上記入力手段により入力した情報に基づき各種の処理を
    実行するアプリケーションを保持し実行するアプリケー
    ション部と、 上記他のコンピュータと無線通信を利用して通信可能か
    どうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信部
    と、 上記アプリケーション部と上記無線通信部からの情報を
    蓄積するデータ蓄積部とを備え、 上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から得られ
    る情報または上記入力手段により入力した情報に従いア
    プリケーション部が各種の処理を実行しこの各種の処理
    結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに送信す
    る際に電波強度を監視し、 回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上記送
    信情報を上記データ蓄積部に蓄積し、 回線接続可能な場合上記アプリケーション部は上記デー
    タ蓄積部に蓄積された上記送信情報を上記無線通信部に
    より上記他のコンピュータ等に送信することを特徴とす
    る携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御方法。
  7. 【請求項7】 サーバコンピュータ等の他のコンピュー
    タと無線通信を利用し基地局等を中継し公衆網を介して
    通信する携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御方
    法において、 各種の処理を実行するための情報を入力する入力手段
    と、 上記入力手段により入力した情報に基づき各種の処理を
    実行するアプリケーションを保持し実行するアプリケー
    ション部と、 上記他のコンピュータと無線通信を利用して通信可能か
    どうか電波の強度を監視し情報通信を行う無線通信部
    と、 上記アプリケーション部と上記無線通信部からの情報を
    蓄積するデータ蓄積部と、 予め設定された所定の情報に従い上記アプリケーション
    部と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給を
    それぞれ制御する電源コントロール部とを備え、 上記無線通信部は上記無線通信部を介し外部から得られ
    る情報または上記入力手段により入力した情報に従いア
    プリケーション部が各種の処理を実行しこの各種の処理
    結果に基づく送信情報を上記他のコンピュータに送信す
    る際に電波強度を監視し、 回線接続不可能な場合上記アプリケーション部は上記送
    信情報を上記データ蓄積部に蓄積し上記電源コントロー
    ル部は上記所定の情報に基づき上記アプリケーション部
    と上記データ蓄積部と上記無線通信部への電力供給を制
    御し、 回線接続可能な場合上記電源コントロール部は上記所定
    の情報に基づき上記アプリケーション部と上記データ蓄
    積部と上記無線通信部への電力供給を制御し上記アプリ
    ケーション部は上記データ蓄積部に蓄積された上記送信
    情報を上記無線通信部により上記他のコンピュータ等に
    送信することを特徴とする携帯型情報機器等のコンピュ
    ータの通信制御方法。
  8. 【請求項8】 上記電源コントロール部に設定する所定
    の情報は、上記回線接続不可能な場合は上記アプリケー
    ション部と上記データ蓄積部への電力供給を断ち、 上記回線接続可能な場合上記アプリケーション部と上記
    データ蓄積部へ電力供給されている場合はそのまま電力
    供給し、上記アプリケーション部と上記データ蓄積部へ
    の電力供給が断たれている場合は電力を供給するように
    設定することを特徴とする請求項7記載の携帯型情報機
    器等のコンピュータの通信制御方法。
  9. 【請求項9】 上記携帯型情報機器等のコンピュータに
    内蔵する時計の時刻を参照する時刻参照手段と、 特定時刻を設定し上記特定時刻の設定値を決定する際に
    現在の時刻と特定の時刻との差分データを取り入れて計
    算し決定する設定値決定手段とを備え、 上記電源コントロール部は上記時刻参照手段により参照
    した現在の時刻と上記設定値に基づき上記各部への電力
    供給を制御することを特徴とする請求項7乃至8記載の
    携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御方法。
  10. 【請求項10】 駅、空港、地下街、デパート等その他
    の重要な場所において無線データで発信された位置情報
    を受信し位置判定を行う位置判定手段と、上記位置情報
    を発信する場所で上記各部が行う処理を設定する設定手
    段とを備え、 上記電源コントロール部は上記位置判定手段による位置
    判定と上記設定手段により設定した情報に基づき上記各
    部の電力供給を制御することを特徴とする請求項7乃至
    9項記載の携帯型情報機器等のコンピュータの通信制御
    方法。
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