JPH1097245A - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

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JPH1097245A
JPH1097245A JP8249953A JP24995396A JPH1097245A JP H1097245 A JPH1097245 A JP H1097245A JP 8249953 A JP8249953 A JP 8249953A JP 24995396 A JP24995396 A JP 24995396A JP H1097245 A JPH1097245 A JP H1097245A
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JP
Japan
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detecting
sensor
sounding
value
speed
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Application number
JP8249953A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Okamoto
徹夫 岡本
Naota Katada
直太 片田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ミブリ(登録商標)演奏装置において、ストッ
プ発音動作,クロス発音動作の両方を受け付けるモード
で演奏操作性を向上する。 【解決手段】演奏者は、左右のショルダセンサ11,エ
ルボセンサ12,リストセンサ13を身につけており、
肩,肘,手首の関節を曲げ伸ばしすることによって、す
なわち、上腕,前腕,手などの身体部位を揺動させるこ
とによって楽音を発音することができる。その曲げ角度
が一定値を越えたとき発音するのがクロス発音モードで
あり、その揺動速度が一定値から停止したとき発音する
のがストップ発音せーどである。このいずれか一方によ
って発音したとき、その揺動中は、て他方による発音を
禁止する。これにより、演奏者が演奏時に動作しやすい
発音モードを選択しながら演奏をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、身体の動作(身
振り)を検出し、この身振りによって楽音の発音を制御
する楽音制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】腕や肩などの関節に曲げセンサを取り付
け、この曲げセンサの検出値に応じてノートオン信号を
発生する楽音制御装置、および、この楽音制御装置を音
源に接続した電子楽器が提案されている。この楽音制御
装置(電子楽器)では、曲げセンサが身体の動作(身振
り)によって曲げられるため、腕や肩などを曲げ伸ばし
する身振りで発音(ノートオン信号を発生)することが
でき、例えばダンサーなどが身につけるとその舞踏に合
わせて楽音を発音させることができるものである。この
楽音制御装置で、発音動作のモードである発音モードと
して、クロス発音モード,ストップ発音モードがある。
クロス発音モードとは、曲げセンサの検出値が角度しき
い値を越えたとき、すなわち、関節の曲げ角度が一定値
(角度しきい値)を越えたときに発音するモードであ
る。ストップ発音モードとは、関節を曲げ伸ばしする速
度(角速度)が一定値(速度しきい値)を越えたのち、
この曲げ伸ばしの揺動動作が停止したとき発音するモー
ドである。ストップ発音モードの速度しきい値は、誤発
音を防止するためある程度大きな値に設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ストップ発音モードで
は揺動動作ののちこれを停止すると発音するため、曲げ
角度に関係なく発音することができるという利点がある
が、所定の速度しきい値以上の角速度で揺動動作をしな
いとストップを検出しないため、腕などをゆっくり動か
す動作では発音に最低限必要な速度を感覚的につかみに
くいという欠点があった。逆に、ゆっくりした動作に対
応するためしきい値を低く設定すると、肘関節の曲げ伸
ばし(前腕の揺動)でストップ発音させる場合、肘を速
度しきい値以上の速度で動かすと、同時に肩関節も動い
てしまい肩にアサインされている楽音が発音してしまう
など、所望の関節のみを速度しきい値以上の速度で動か
すことに熟練を要する欠点があった。
【0004】また、クロス発音モードでは、曲げ伸ばし
の角度が角度しきい値を横切れば必ず発音するため、ゆ
っくりした動作でも確実に発音することができ、また、
誤って他の関節が角度しきい値を越えてしまう可能性が
低いため、ストップ発音モードよりも発音が確実である
利点があるが、予め定められている角度しきい値を越え
なければならないため、角度しきい値のところでしか発
音できず、任意の角度で発音することができない欠点が
あった。
【0005】このように、ストップ発音モード,クロス
発音モードはそれぞれ長所・欠点を有し、いずれか一方
のみでは演奏者の操作の要求に対応できない欠点があっ
た。しかし、単に両方を受け付けるようにしたのでは、
1回の揺動動作で両モードの発音がされてしまうおそれ
があり、却って演奏者の操作を困難にしてしまう問題点
があった。
【0006】また、舞踏などの場面では、ゆっくりな動
作であるが大きな楽音が必要な場面や、小さな動作であ
るが大きな楽音が必要な場面が存在する。しかし、従来
の楽音制御装置では、単に動作速度や動作距離に基づい
て、音量決定パラメータであるベロシティデータを算出
していたため、要求にあった音量の楽音を発音すること
ができない欠点があった。
【0007】この発明は、ストップ発音モード,クロス
発音モードの両方の動作を受け付けて、操作性を向上
し、且つ、音量制御をすることができる楽音制御装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、演奏者の腕などの曲げ伸ばし可能な身体部位に装
着され該身体部位の曲げ角度を検出するセンサ手段と、
該センサ手段の検出値が所定のしきい値を越えたことを
検出する第1の検出手段と、前記センサ手段の検出値の
変化率が所定の速度しきい値を越えたのち該速度しきい
値以下になったことを検出する第2の検出手段と、前記
身体部位の1回の曲げ動作または伸ばし動作である揺動
動作中において前記第1,第2の検出手段のいずれか一
方が検出されたとき、発音指示データを出力するととも
に該1回の揺動動作中は他方の検出手段の検出を無効に
する発音指示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】この出願の請求項2の発明は、前記1回の
揺動動作における揺動角度幅を検出するストローク検出
手段と、前記1回の揺動動作における前記センサ手段の
検出値の最大変化率を検出するピーク速度検出手段と、
前記ストローク検出手段の検出値および前記ピーク速度
検出手段の検出値に基づいてベロシティデータを算出す
る手段とを備え、前記発音指示手段を該ベロシティデー
タを含む発音指示データを出力する手段としたことを特
徴とする。
【0010】請求項1の発明は、演奏者の腕や肩などの
揺動可能な身体部位に装着されるセンサ手段を有し、演
奏者の肩関節や肘関節の曲げ角度(上腕や前腕などの揺
動)をこのセンサ手段が検出する。この曲げ角度が所定
のしきい値(角度しきい値)を越えると、第1の検出手
段がこれを検出し、発音指示手段がこれに基づいて発音
指示データを出力する(クロス発音モード)。なお、角
度しきい値は、曲げ側,伸ばし側のどちらに設定しても
よく、また、両方に設定してもよい。曲げ側の角度しき
い値はセンサ手段の検出値がこれよりも大きくなったと
きノートオン信号を発生するというしきい値であり、伸
ばし側の角度しきい値はセンサ手段の検出値がこれより
も小さくなったときノートオン信号を発生するというし
きい値である。
【0011】一方、上記センサ手段が検出した曲げ角度
の変化率は曲げ伸ばし動作である揺動動作の速度(揺動
速度)に対応する。この揺動速度が所定のしきい値(速
度しきい値)を越えたのちこの速度しきい値を下回った
とき、第2の検出手段がこれを検出し、発音指示手段が
これに基づいて発音指示データを出力する(ストップ発
音モード)。なお、速度しきい値は上昇時と下降時で値
を異ならせてヒステリシスを持たせてもよい。
【0012】このように、クロス発音モードとストップ
発音モードの両方で発音することができるため、演奏者
の演奏操作に自由度を高めることができる。さらに、1
回の揺動動作において上記クロス発音モードとストップ
発音モードのうちいずれかの動作が検出されたのちは、
この揺動動作中は他方の発音モード動作を無効にして受
け付けないようにした。これにより、1回の揺動動作で
重複して発音指示データが発生してしまう(発音してし
まう)という不都合を解消した。
【0013】請求項2の発明では、身体部位の揺動角度
(ストローク)を検出するとともに揺動速度のピーク速
度を検出し、ストロークの大きな発音動作やピーク速度
の大きい発音動作であれば大きな音で発音する。クロス
発音モードであってもピーク速度が大きい場合には、こ
れを加味して大きな音で発音し、ストップ発音モードで
あっても大きなストロークの動作であればこれを加味し
て大きな音で発音する。このような音量制御をすること
により、演奏者が自然な動作で音量を制御することがで
き、演奏者の意図を良く反映することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるミブリ演奏装置を用いた電子楽器について説明
する。このミブリ操作型の電子楽器は、演奏者の腕や足
の動きを検出し、この動きに応じた種々の打楽器系の楽
音(打楽器音)を発音できるものである。図1は演奏者
が行う演奏操作(身体の動作)の例を示す図である。図
2は、同演奏者が上半身に装着するウェア(上着)10
を示す図である。図3は、同演奏者が両手に持つハンド
グリップユニット20を示す図である。演奏者は図2の
ウェア10を上半身に装着し、グリップユニット20
R,20Lを左右の手に持って図1や図5に示すように
左右の腕を上げ下げしたり、左右の肘を折り曲げたりす
る身体の動作で楽音の発音を制御する。
【0015】図2に示すように、ウェア10の内部に
は、左右の肩関節の曲げ角度を検出するショルダセンサ
11(11R,11L)、左右の肘関節の曲げ角度を検
出するエルボセンサ12(12R,12L)、および、
左右の手首関節の曲げ角度を検出するリストセンサ13
(13R,13L)が内蔵されており、これらがケーブ
ル14で接続されている。ケーブル14の両端にはプラ
グ端子15,16が接続されている。胴側のプラグ端子
15は図1に示すコントロールユニット30に接続さ
れ、袖側のプラグ端子16はグリップユニット20(2
0R,20L)に接続される。コントロールユニット3
0は、ショルダセンサ11,エルボセンサ12,リスト
センサ13の曲げ角度およびグリップユニット20のキ
ーオン,キーオフを検出し、これらの検出内容に応じ
て、各センサ,キーに割り当てられている打楽器音の発
音を指示するノートオン信号を生成する。この信号は電
波で音源装置60に対して伝達される。
【0016】グリップユニット20は、図3に示すよう
に親指で操作するシーソーコントローラ21と人指し指
〜小指で操作する8個のキー22が設けられている。キ
ー22のいずれかをオンすると、このキーに対応するキ
ーオンの信号がコントロールユニット30に伝達され
る。コントロールユニット30は、このキーオンの信号
に基づいて各キー割り当てられている打楽器音のノート
オン信号を生成する。シーソーコントローラ21は、親
指で右または左に傾けて操作され、その傾きの角度に応
じた信号がコントロールユニット30に伝達される。コ
ントロールユニット30はこの傾きに応じた信号をビブ
ラートなどを制御するモジュレーション信号、発音後の
音量や音色を制御するアフタタッチ信号、楽音の高調波
成分を制御するブライトネス信号などに変換して音源装
置60に送信する。また、各センサ,キーに割り当てら
れている全音色の組み合わせを切り換えるバンクセレク
タとして機能させることもできる。
【0017】図4はコントロールユニット30のブロッ
ク図である。コントロールユニット30は、ショルダセ
ンサ11,エルボセンサ12,リストセンサ13の検出
値(曲げ角度)、および、グリップユニット20に含ま
れるシーソーコントローラ21の検出値(傾き)、各キ
ー22のオン/オフを検出し、これらの検出内容に基づ
いて打楽器音のノートオン信号を形成する。このノート
オン信号は、MIDIフォーマットまたはこれに類似し
たフォーマットで構成されており、ノートオン信号であ
る旨、ノートオンする打楽器音の音色指定データ、およ
び、音量を制御するベロシティデータが含まれている。
生成されたノートオン信号は送信部38を介して音源装
置60に送信される。音源装置60はコントロールユニ
ット30から受信したノートオン信号に基づいて対応す
る打楽器音の発音を制御する。なお、打楽器音は1ショ
ットの減衰音であるため、ノートオフ信号がなくても自
然に消音する。
【0018】コントロールユニット30全体の動作を制
御するCPU31には、RAM32,RAM33,タイ
マ34,検出回路35(35R,35L),表示器3
6,ベルトスイッチ37および送信部38が接続されて
いる。検出回路35には、前記ショルダセンサ11,エ
ルボセンサ12,リストセンサ13およびグリップユニ
ット20が接続されている。検出回路35は、前記ショ
ルダセンサ11,エルボセンサ12,リストセンサ13
の曲げ角度を電圧値として検出し、これをディジタルデ
ータに変換してCPU31に供給する。また、グリップ
ユニット20のシーソーコントローラ21の傾きやキー
22のオン/オフを検出してCPU31に供給する。C
PU31は、前記ショルダセンサ11,エルボセンサ1
2,リストセンサ13の曲げ角度の変化に基づいて発音
動作を検出し、この発音動作に応じて、発音指示である
ノートオン信号を生成する。発音動作とは、後述のクロ
ス発音動作およびストップ発音動作である。このノート
オン信号,ノートオフ信号は送信部38に入力される。
送信部38はこれを高周波信号に乗せて音源装置60に
送信する。ROM32はCPU31が実行する制御プロ
グラムを記憶している。RAM33には、各センサに割
り当てられた打楽器音の音色を記憶する音色アサインテ
ーブルや演奏時に用いられる各種のレジスタ群が設定さ
れている。ベルトスイッチ37には、ストップ発音モー
ド,クロス発音モード,オール発音モードを切り換える
発音モード選択スイッチなどのスイッチが含まれてい
る。
【0019】音源装置60は、音源部61,受信部62
およびアンプスピーカ63からなっている。前記送信部
38から送信されたノートオン信号,ノートオフ信号を
受信部62が受信する。音源部61は、ノートオン信号
に含まれている音色データで指定される音色の打楽器音
の楽音信号を形成する。音源部61が形成した楽音信号
はアンプスピーカ63に入力される。アンプスピーカ6
3はこの信号を増幅して楽音として出力する。
【0020】図5,図6を参照して、ミブリ演奏装置の
操作方法を説明する。演奏者は図5(A)〜(C)に示
すように、左右の腕や手首を動す動作によってミブリ演
奏装置を操作する。具体的な動作としては、同図(A)
に示すように上腕を上下させて肩の関節を曲げ伸ばし
し、ショルダセンサ11の検出値(曲げ角度)を変化さ
せる動作、同図(B)に示すように、前腕を上下させる
ことによって肘の関節を曲げ伸ばしし、エルボセンサ1
2の検出値を変化させる動作、同図(C)に示すように
手を前後に曲げることによって手首の関節を曲げ伸ばし
し、リストセンサ13の検出値を変化させる動作などが
ある。また、グリップユニット20は、同図(D)に示
すように、親指でシーソーコントローラ21を操作し、
人指し指〜小指でキー22をオンして操作する。シーソ
ーコントローラ21が操作されると、その操作角度に応
じた制御データ(モジュレーション,アフタタッチな
ど)を発生し、キー22がオンされると、そのキーに割
り当てられている打楽器音のノートオン信号を生成す
る。
【0021】図6を参照して各種センサ(ショルダセン
サ11,エルボセンサ12,リストセンサ13)を用い
た発音動作について説明する。ここで、図8はエルボセ
ンサ12を用いたトリガ発生動作のみを示している。発
音動作としては、ストップ発音動作およびクロス発音動
作があり、このミブリ演奏装置はストップ発音動作のみ
を受け付けるストップ発音モード,クロス発音動作のみ
を受け付けるクロス発音モードおよびストップ発音動
作,クロス発音動作の両方を受け付けるオール発音モー
ドのいずれかを設定することができる。この設定は発音
モード選択スイッチによって行われる。同図(A)はス
トップ発音動作を示している。ストップ発音動作は、前
腕を一定以上のスピード(速度しきい値)で動作させた
のち停止(ストップ)させる動作であり、このとき、エ
ルボセンサ12の検出値は一定速度以上で変化したのち
変化しなくなる。ストップ発音モードおよびオール発音
モードではこのような変化を検出したとき発音動作であ
るとしてノートオン信号を生成する。なお、振る方向は
上向き,下向きのどちらでもよい。
【0022】同図(B)はクロス発音動作を示してい
る。クロス発音動作は、前腕(肘関節)の曲げ角度を上
側クロスポイント以上にする動作、および、曲げ角度を
下側クロスポイント以下に伸ばす動作である。曲げ角度
が上側クロスポイントを越えたときエルボセンサ12の
検出値は上側しきい値を越え、曲げ角度が下側クロスポ
イントを越えたときエルボセンサ12の検出値は下側し
きい値を越える(下回る)。クロス発音モードおよびオ
ール発音モードでこの範囲の検出値が入力されたとき発
音動作であるとしてノートオン信号を発生する。なお、
上記速度しきい値,上側しきい値および下側しきい値
は、各センサ毎にユーザが設定することができ、設定さ
れた値はRAM33に設定されるレジスタに記憶され
る。また、この実施形態では上側しきい値と下側しきい
値の両方でクロス発音するようになっているが、いずれ
か一方のしきい値のみでクロス発音するようにしてもよ
い。
【0023】なお、図6においては、右肘の動作および
右エルボセンサ12Rによる発音動作について説明した
が、右ショルダセンサ11R〜左リストセンサ13Lの
全てのセンサについても同様の動作でノートオン信号を
生成することができ、これによって各センサに割り当て
られている打楽器音を発音することができる。
【0024】図7は、クロス発音モード,ストップ発音
モードとセンサ(たとえばエルボセンサ12)の検出値
との関係を示す図である。この図において、Tはクロス
発音動作を検出する角度しきい値,M2はストップ発音
動作を検出する速度しきい値,M1は発音動作(揺動)
の長さ(ストローク)を正確に決定するため、発音動作
の開始点検出用に発音動作検出用の速度しきい値M2よ
りも低く設定されたストローク検出しきい値である。ワ
ンストロークの揺動動作は、最初から速い速度で行われ
る場合もあるが、ゆっくりした速さでスタートする場合
もある。ストロークを検出する場合に比較的大きく設定
されている発音用の速度しきい値M2を使用すると、動
かしはじめの速度が遅い揺動動作の場合、開始点が遅れ
て検出され、実際には大きく動かした場合でも短いスト
ロークとなってしまう。そこで、本実施形態ではストロ
ークの開始点検出用にM2よりも小さい速度のすとすー
く検出しきい値M1を設定し、ゆっくりした揺動でも正
確なストロークの長さを検出できるようになっている。
また、上腕などセンサを取り付けた身体部位を動かして
も、このM1よりも低い速度であればそれを動作と見な
さないため、そっとした動作で動作開始位置まで該身体
部位を移動させることができる。
【0025】同図(A)は、典型的なストップ発音動作
の例を示している。ストップ発音動作では、揺動速度の
ピーク速度が速度しきい値M2を越え、且つ、曲げ角度
が角度しきい値Tに達するまえに揺動速度が速度しきい
値M2以下に低下してストップしている。このような動
作を検出すると、揺動速度が速度しきい値M2を下向き
にクロスしたタイミングにノートオン信号を発生する。
なお、速度しきい値を上昇時と下降時で異ならせてもよ
い。たとえば、揺動速度上昇時の速度しきい値をM2と
し、揺動速度下降時の速度しきい値をM1とすれば、揺
動速度がM2以上のある程度速い速度になったのち、M
1以下の揺動が殆ど停止する速度になったときノートオ
ン信号を発生することができる。
【0026】同図(B)は典型的なクロス発音動作の例
を示している。クロス発音動作では、揺動速度が速度し
きい値M2を越えないまま揺動してゆき、曲げ角度が角
度しきい値Tを越えるまで揺動している。このような動
作を検出すると、曲げ角度が角度しきい値Tを越えたタ
イミングにノートオン信号を発生する。なお、角度しき
い値Tは固定でなく、可変にしてもよい。たとえば、前
回の動作で深いところまで揺動した場合には、次の角度
しきい値を深く変更しておくなど、前の動作によって変
更するようにしてもよい。
【0027】同図(C)はクロス発音動作とストップ発
音動作が並行して発生した例を示している。揺動速度が
速度しきい値M2を越えて揺動しているが、揺動速度が
速度しきい値M2以下に低下するまえに曲げ角度が角度
しきい値Tを越え、そののち、揺動速度が速度しきい値
M2以下に低下した。この場合、曲げ角度が角度しきい
値Tを越えたタイミングが揺動速度が速度しきい値M2
以下に低下したタイミングよりも先であるため、この曲
げ角度が角度しきい値Tを越えたタイミングにノートオ
ン信号を発生する。
【0028】上記ノートオン信号には、ベロシティデー
タが書き込まれるがこのベロシティデータは、発音動作
におけるストローク(揺動距離)とピーク速度の両方に
基づき、以下の算出式で計算される。
【0029】すなわち、ピーク速度をPSP,ストロー
ク値をSTKとし、a,bを係数とすると、ベロシティ
VELは、 VEL=a×PSP+b×STK で計算される。ベロシティVELをこの計算式で求める
ことにより、関節をゆっくり大きく動かした場合に、大
きな音が発音できるとともに、細かい小刻みな動きによ
る発音でも、その動作の速さに応じた大きさの音を発生
することができる。ここで、ストップ発音動作でノート
オン信号が発生する場合には、a,bにa1>b1とな
るa1,b1を用いることによって、ピーク速度の重み
を大きくする。また、クロス発音動作でノートオン信号
が発生する場合には、a,bにa2<b2となるa2,
b2を用いることによって、ストローク値の重みを大き
くする。これにより、ピーク速度およびストローク値の
両方を考慮しつつ、そのときの発音モードに合わせたベ
ロシティ値を算出することができる。また、この係数a
1,b1,a2,b2の各値を、揺動開始時の曲げ角度
に応じて制御するようにしてもよい。すなわち、発音動
作開始の曲げ角度は演奏者き演奏方法(関節の動かし
方)により容易に変えることができるし、演奏者の関節
の角度がそのまま音量に対応するので、ダンスなどの動
作に基づいて演奏を行う場合に視覚的な印象と聴覚的な
印象を一致させることができる。
【0030】図8,図9は同ミブリ演奏装置のコントロ
ールユニット30の動作を示すフローチャートである。
図8(A)はメインルーチンを示している。このミブリ
演奏装置の電源がオンされると、レジスタのリセットな
どの初期設定動作を行い(s1)、こののち、角度セン
サ処理(s2)、グリップ処理(s3)、ベルトスイッ
チ処理(s4)、その他処理(s5)の処理動作を繰り
返し実行する。角度センサ処理(s2)は、左右のショ
ルダセンサ11L,R、エルボセンサ12L,R、リス
トセンサ13L,Rの曲げ角度を検出し、この検出値お
よび発音モードに応じてノートオン信号を生成する動作
である(同図(C),図9参照)。グリップ処理(s
3)は、グリップユニット20のシーソーコントローラ
21やキー22の操作内容を検出して対応する処理を行
う動作である。ベルトスイッチ処理(s4)は、同図
(B)に示すようにコントロールユニット30に設けら
れた各種スイッチの操作に対応する処理である。その他
処理(s5)は、モードや音色の切り換えに対応する表
示変更処理などである。
【0031】同図(B)は発音モード選択スイッチのオ
ンに対応する動作を示している。発音モード選択スイッ
チがオンされると、発音モードフラグTMにそのスイッ
チの設定値を入力する(s6)。設定値は、たとえば、
ストップ発音モードが1、クロス発音モードが2、オー
ル発音モードが0などの値である。こののち、設定され
た現在の発音モードを表示器36に表示する(s7)。
【0032】同図(C)はセンサ処理動作を示すフロー
チャートである。このフローチャートは1種類のセンサ
の動作のみを示しているが、右ショルダセンサ11R〜
左リストセンサ13Lの全てについてこの動作が並行し
て実行されるものとする。まず、曲げセンサの検出値を
取り込みこの角度値をANGにセットする(s20)。
そして発音モードフラグTMを参照し(s21)、この
発音モードに対応する処理動作(s12〜s14)を実
行する。すなわち、ストップ発音モードであればストッ
プ発音処理(s12)を実行し、クロス発音モードであ
ればクロス発音処理(s13)を実行し、オール発音モ
ードであればオール発音処理(s14)を実行する。
【0033】図9にオール発音処理動作のフローチャー
トを示す。この動作も全てのセンサについて並行して実
行されるものとする。また、このオール発音処理動作の
うちs28〜s31の動作を除いたものがストップ発音
処理動作であり、s20〜s22およびs24〜s27
の動作を除いたものがクロス発音処理動作である。
【0034】まず、角度値ANGの値を以前の値と比較
することによって揺動速度ΔANGを算出してストロー
ク検出しきい値M1と比較し(s20)、揺動速度ΔA
NGがストローク検出しきい値M1を越えたかを判断す
る(s21)。ストローク検出しきい値M1を越えてい
ればスタートイベントであるためこのときの曲げ角度を
スタート角度としてMSPにセットする(s22)。次
に、ノートオンフラグMFがセットしているか否かを判
断する(s23)。ノートオンフラグMFがセットして
いればs32以下の動作に進む。ノートオンフラグMF
がリセットしている場合にはs24以下の動作に進む。
【0035】s24では角度値ANGの値を以前の値と
比較することによって揺動速度ΔANGを算出して速度
しきい値M2と比較し(s24)、揺動速度ΔANGの
変化が速度しきい値M2を上から下へ下降方向にクロス
するストップイベントであるかを判断する(s25)。
ストップイベントであればストップ発音動作が検出され
たということであるため、そのセンサにアサインされて
いる音色TPの楽音を発音するためのノートオン信号を
発生する(s26)。このノートオン信号には上記スタ
ート角度MSPからここまでの揺動角度およびピーク速
度に基づいて算出されたベロシティデータが含まれてい
る。このベロシティデータの算出方法は上述したとおり
である。そしてノートオンフラグMFをセットする(s
27)。
【0036】ストップイベントが検出されなかった場合
には、s25からs28に進む。s28では、角度値A
NGを角度しきい値Tと比較し(s28)、角度値AN
Gが角度しきい値Tを越えたオンイベントであるかを判
断する(s29)。オンイベントであればであればクロ
ス発音動作が検出されたということであるため、そのセ
ンサにアサインされている音色TPの楽音を発音するた
めのノートオン信号を発生する(s30)。このノート
オン信号には上記スタート角度MSPからここまでの揺
動角度およびピーク速度に基づいて算出されたベロシテ
ィデータが含まれている。こののちノートオンフラグM
Fをセットする(s31)。
【0037】以上の動作により、クロス発音動作,スト
ップ発音動作によってノートオン信号を発生することが
でき、この発生されたノートオン信号にはピーク速度,
ストローク値の両方に基づいて算出されたベロシティデ
ータが含まれている。このノートオン信号は送信部38
を介して音源装置60に送られる。音源装置は、音色指
定データに基づく音色の楽音をベロシティデータに基づ
く音量で発音する。また、このミブリ演奏装置は音源装
置60に対してノートオフ信号を送信しないが、打楽器
音は減衰音であるため時間経過とともに自然に消音す
る。
【0038】一方、ノートオンフラグMFがセットして
おり、動作がs23からs32に進むと、s32ではフ
ラグ解除条件を満足するかを判定する。フラグ解除条件
としては、 条件1:曲げ角度値ANGが最大値に達したのち、微小
角度angだけ戻されたとき 条件2:発音した位置(ストップイベント,オンイベン
トを発生した位置)から微小角度angだけ戻されたと
き 条件3:上記曲げ角度の最大値の位置と発音した位置の
間にある所定の位置(例えば中間点)を基準としてそこ
から微小角度angだけ戻されたとき 条件4:発音開始後(ノートオンフラグMFのセット
後)所定時間が経過したとき 条件5:曲げ角度が揺動範囲の中央付近に設定されてい
る所定角度値の位置を横切ったとき などの条件を用いることができ、このうち1または複数
をs32で判定するようにすればよい。このフラグ解除
条件を満たしている場合には(s33)、ノートオンフ
ラグMFをリセットする(s34)。
【0039】このようにノートオン信号を発生したとき
ノートオンフラグMFをセットして次のノートオン信号
の発生を禁止することにより、1回の揺動動作で重複し
てノートオン信号が出力されることがなくなる。また、
上記条件1〜3のように曲げ角度が微小角度angだけ
戻されることを条件として、すなわち、1回の揺動が終
了することを条件としてノートオンフラグMFを解除す
るようにすることにより、次の揺動時にはまたノートオ
ン信号を発生することができるようになる。
【0040】なお、上記実施形態では、ピーク速度を用
いてベロシティを計算しているが、ピーク速度の代わり
にノートオン信号発生から所定時間前(数ミリ秒前)の
速度値を用いるようにしてもよい。また、センサの角速
度を用いる代わりに揺動してい身体部位の絶対速度を用
いるようにしてもよい。
【0041】また、上記実施形態では発音モードの切り
換えをコントロールユニット30に設けられているベル
トスイッチ37で行うようにしているが、これをグリッ
プユニット20のキー22などを用いてリアルタイムに
行えるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
第1の検出手段がクロス発音動作を検出し、第2の検出
手段がストップ発音動作するが、これらのうちいずれか
の動作が検出されたのちは、この揺動動作中は他方の発
音モード動作を無効にして受け付けないようにしたこと
により、1回の揺動動作で重複して発音してしまう問題
がなく、両方を受け付けるモードであっても演奏者の都
合のいい動作で発音することができる。これにより、関
節をゆっくり動かす踊りや、特定の角度での小刻みな動
きの両方で発音でき、演奏性が向上した。
【0043】請求項2の発明によれば、揺動角度と揺動
のピーク速度の両方に基づいて発音する楽音の音量を制
御するようにしたことにより、上記クロス発音またはス
トップ発音のいずれかで発音する場合であっても他方の
動作の要素を加味した音量制御が可能になり、演奏者が
自然な動作を音量制御に反映することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるミブリ演奏装置を用
いた電子楽器の演奏形態を示す図
【図2】前記ミブリ演奏装置のウェア(上着)を示す図
【図3】前記ミブリ演奏装置のグリップユニットを示す
【図4】前記ミブリ演奏装置のコントロールユニットの
ブロック図
【図5】前記ミブリ演奏装置の操作態様を説明する図
【図6】前記ミブリ演奏装置の操作モードを説明する図
【図7】前記ミブリ演奏装置のクロス発音動作とストッ
プ発音動作を説明する図
【図8】前記コントロールユニットの動作を示すフロー
チャート
【図9】前記コントロールユニットの動作を示すフロー
チャート
【符号の説明】
10…ウェア 11(11R,11L)…ショルダセンサ 12(12R,12L)…エルボセンサ 13(13R,13L)…リストセンサ 20…グリップユニット 21…シーソーコントローラ 22…キーシステム 30…コントロールユニット 33…RAM 35…検出回路 38…送信部 60…音源装置 61…音源部 62…受信部 63…アンプスピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者の腕などの曲げ伸ばし可能な身体
    部位に装着され、該身体部位の曲げ角度を検出するセン
    サ手段と、 該センサ手段の検出値が所定のしきい値を越えたことを
    検出する第1の検出手段と、 前記センサ手段の検出値の変化率が所定の速度しきい値
    を越えたのち該速度しきい値以下になったことを検出す
    る第2の検出手段と、 前記身体部位の1回の曲げ動作または伸ばし動作である
    揺動動作中において、前記第1、第2の検出手段のいず
    れか一方が検出されたとき、発音指示データを出力する
    とともに、該1回の揺動動作中は他方の検出手段の検出
    を無効にする発音指示手段と、 を備えたことを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記1回の揺動動作における揺動角度幅
    を検出するストローク検出手段と、 前記1回の揺動動作における前記センサ手段の検出値の
    最大変化率を検出するピーク速度検出手段と、 前記ストローク検出手段の検出値および前記ピーク速度
    検出手段の検出値に基づいてベロシティデータを算出す
    る手段とを備え、 前記発音指示手段は、該ベロシティデータを含む発音指
    示データを出力する手段である請求項1に記載の楽音制
    御装置。
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