JPH037992A - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

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JPH037992A
JPH037992A JP1142705A JP14270589A JPH037992A JP H037992 A JPH037992 A JP H037992A JP 1142705 A JP1142705 A JP 1142705A JP 14270589 A JP14270589 A JP 14270589A JP H037992 A JPH037992 A JP H037992A
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JP
Japan
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data
optical fiber
musical tone
output
angle
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JP1142705A
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English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Shunichi Matsushima
松島 俊一
Masao Sakama
真雄 坂間
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、演奏者の関節の曲げ動作に応じて、発生楽
音の制御を行う楽音制御装置に関する。
「従来技術」 従来、楽音の発生はピアノ、バイオリン等の楽器を演奏
するか、声帯によるかのいずれかによって行ってきた。
しかし、人間の関節を「曲げるJまたは「回す」等の動
作を楽音に変換するということは全く行なわれていなか
った。
そこで、この発明の出願人は、先に、伸縮によって抵抗
値が変化するサポータ型の検出器を用い、これを関節部
に装着することにより、関節の曲げ伸ばしに応じて発生
楽音の制御を行う楽音制御装置(特開昭63−1924
70号参照)や、前記検出器と同様の、関節に当たる部
分に可変抵抗型角度検出器を装着したウェア(特開昭6
3−210891号参照)を開発した。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の楽音制御装置にあっては、検
出器を完全に装着しないと、同じ曲げ状態でも(姿勢)
でも同検出器の伸びが毎回穴なる危険性があり、出力の
安定性が悪いという問題がある。
一方、上述した従来のウェアにあっては、可変抵抗型角
度検出器の位置と、関節支点との位置がずれると、検出
精度が悪化するという問題がある。
また、可変抵抗器を用いているので、小型化に限界があ
るという問題もある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、高
精度な検出ができるとともに、出力の安定性が良く、さ
らに小型化を図ることができる楽音制御装置を提供する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、人体の関節部分に装着可能であり、曲げに
応じて透過率が変化する光ファイバおよび該光ファイバ
を伝わる光量を検出する検出器を有して構成される動作
検出手段を具備し、前記動作検出手段の検出結果に基づ
いて楽音を制御することを特徴とする。
「1作用」 この発明によれば、曲げに応じて透過率が変化する光フ
ァイバを人間の関節部分に配置し、関節の曲げに応じて
透過率を変化させることによって、同ファイバを伝わる
光量が変化する。この光量の変化に応じて楽音を制御す
る。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図、第2図は同実施例において用いられる角度検出i!
SIR,lLと、グリップ2 R,2Lの外観構成を示
す図である。
まず、角度検出器1.R,lLの構成について、第2図
を参照して説明する。角度検出器1Rは右肘用、角度検
出器ILは左肘用であり、これらは互いに左右対称とな
るように構成されているので、以下、右肘用の角度検出
器IRについてのみ説明する。
右肘用の角度検出器IRにおいて、3は肘の形状に合わ
せて伸縮性を有する素材(例えばゴム部材等)によって
構成されたサポータ状の装着具である。この装着具3に
は、その長平方向に光ファイバ4が折り返して取り付け
られている。この場合、光ファイバ4は、その折り返し
部分4a、4aのみ、その形状が装着具3を曲げても変
化しないように固定されている。ここで、光ファイバ4
の構成について説明する。光ファイバ4は、第3図に示
すように、高屈折率シリコーンゴムで形成されたコア5
と、低屈折率シリコーンゴムで形成されたクラッド6と
、フッソ系ゴムで形成された外被7を有して構成されて
おり、通常は、第4図(イ)に示すように、その一端か
ら入射した光がコア5とクラッド6の界面で、全反射を
繰り返しながら他端へ伝送される。一方、第4図(ロ)
に示すように、外部より圧力Fが加わると、その圧力が
加わった部分で損失が生じ、全反射条件か崩れて伝送さ
れる光量が減少する特性を有している。
なお、第5図に光ファイバ4の透過率と外力との相関関
係を示す。この図より明らかなように、加わる圧力が大
きくなるにしたかって透過率か低下して行く。
次に、第2図において、8は発光素子(例えば、発光ダ
イオード)であり、その検出面を光ファイバ4の一端に
向けて装着具3に固定されている。
9は受光素子(例えば、フォトトランジスタ)であり、
その検出面を光ファイバ4の他端に向けて装着具3に固
定されている。ここで、第6図は、光ファイバ4、発光
ダイオード8およびフォトトランジスタ9の接続関係を
示す図であり、この図に示すように、発光ダイオード8
から発生した光が、光ファイバ4を伝わってフォトトラ
ンジスタ9の受光面に入射している。
発光ダイオード8とフォトトランジスタ9に供給される
電源と、フォトトランジスタ9から出力される信号は、
ケーブルIORを介して一旦グリップ2R内に引き込ま
れ、再び同グリップ2RからケーブルIIRを介して、
第7図に示すように、演奏者の腰に装着されたベルト型
の本体(楽音制御手段)12に接続される。なお、第8
図に本体12の外観構成を示す。
このように構成された角度検出器IRにおいて、これを
曲げると、これに伴って光ファイバ4も曲がる。これに
より、光ファイバ4の曲がった部分で損失が起こり、同
光ファイバ4によって伝送される光量が減少してフォト
トランジスタ9から出力される信号の値が減少する。反
対に、角度検出器IRを元の状態に戻すと、光フアイバ
46元の状態に戻り、曲げた時点と比べて伝送される光
量が増加し、フォトトランジスタ9の出力信号の値が増
加する。したがって、この角度検出器IRを在村に装着
し、在村の曲げ角度を小さくするにしたがって、フィー
トトランジスタ9の出力信号の値が減少して行き、反対
に、在村の曲げ角度を大きくするにしたがって、同出力
信号の値が増加して行く。このように、角度検出器IR
は在村の動きを検出することができる。また同様に、左
腕用の角度検出器ILは左肩の動きを検出することがで
きる。
次に、グリップ2 R,2Rの構成について、第2図を
参照して説明する。グリップ2Rは右手用、グリップ2
Lは左手用であり、これらは互いに左右対称となるよう
に構成されているので、以下、右手用のグリップ2Rに
ついてのみ説明し、各部の符号RをLと読み替えること
により、左手用のグリップ2Lの説明に代えるものとす
る。
右手用のグリップ2Rにおいて、13Rは右手で把持し
得る形状のケースであり、このケース13Rには、右手
で握られた場合に、その手になじむように親指と人差し
指の間の付は根部分と密着する曲面13Raが形成され
、また、握った手から外れないように、薬指と中指の間
に挾まれる係止部13Rbが形成されている。また、ケ
ース13Rには7個の圧力センサSR,−5R7が組み
込まれている。これらの各圧力センサSR,〜S R’
rは、ケース+3Rに突没自在に設けられた押しボタン
と、この押ボタンを介して加えられる押圧力に応じて固
有抵抗値が変化する圧電素子とから各々構成されている
ここで、圧力センサSR,〜SR7の配置について説明
する。圧力センサSR,〜SR,は、グリップ2Rを右
手で握った場合に、その5本の指先によって容易に抑圧
可能な位置に各々配置されており、圧力センサSR,,
SR1は親指で抑圧可能な位置に横方向に並べて配置さ
れ、圧力センサSR,。
S R4は人差し指で押圧可能な位置に縦方向に並べて
配置され、さらに、圧力センサSR5,5R11S R
7は中指、薬指、小指によって各々抑圧可能な位置に縦
方向に並べて配置されている。この上うな配置としたこ
とにより、片手の5本指で、7個の圧カセンザSR,〜
S R7を無理なく操作することかできる。
そして、各圧力センサSR,〜S R7が指先によって
押し込まれると、内部の圧電素子に押圧力が作用して、
その抵抗値が変化するようになっている。
これらの各圧力センサSR,−9R,は、ケーブル11
Rおよびコネクタ14Rを介して、本体12に接続され
る。
一方、第1図において、圧力センサSR,〜SR7の各
他端はケーブルIIRを介して本体12に導かれ、プル
アップ抵抗rによって各々プルアップされると共に、キ
ーオン/タッチ検出回路15R1〜15R7に各々接続
されている。また、角度検出器IRの発光ダイオード8
と、フィトトランジスタ9各々はケーブルIORを介し
てグリップ2R内に導かれ、さらに、ケーブルIIRを
介して本体12に導かれている。この場合、発光ダイオ
ード8のカソードはプルアップ抵抗rによってプルアッ
プされ、フォトトランジスタ9のコレクタはプルアップ
抵抗rにてプルアップされた上で、後述するA/D (
アナログ/デイフタル)変換器16Rに接続されている
上述したキーオン/タッチ検出回路15R,〜15r(
、は、各圧力センサSR,−5R7がら各々0(給され
る検出電圧に基づいて、キーオン信号KON、イニシャ
ルタッチデータrTD、およびアフタータッチデータA
PDを出力する回路である。
ここで、キーオン信号KONは、各圧力センサSR1〜
SR,に対する押圧力が所定の強さ以上となった時点で
出力され、また、イニシャルタッチデータITDは、各
圧力センサSR,〜SR,の押し始めのタッチ、ずなわ
ち押された瞬間における押圧力の変化速度に対応して得
られるデータであり、さらに、アフタータッチデータA
FDは、各圧力センサSR,〜S Rtの押し終わりま
での押圧力の連続的な変化に対応したデータである。
キーオン/タッチ検出回路15R,〜15R2は、A/
Dコンバータ17、比較回路18、遅延回路I9、アン
ドゲート20、およびレジスタ21によって構成されで
いる。A/Dコンバーク17は、各圧カセンザSR,−
9R,から各々供給される検出電圧を所定ビットのデジ
タルの検出電圧データVDに変換するものであり、これ
により得られた検出電圧データVDをアフタータッチデ
ータAFDとして出力する。比較回路I8は、A、 /
 DコンバータI7から出力される検出電圧データVD
と基準電圧データV refとを比較し、V D > 
V re!’となった場合に、その出力を“H″レベル
する。比較回路I8の出力は、アンドゲート20の一方
の入力端に供給されると共に、遅延回路19を介して所
定時間Tだけ遅延された後、アントゲート20の他方の
入力端に供給される。したがって、VD > V re
rとなってから所定時間Tが経過した時点で、アンドゲ
ート20の出力が“H”レベルとなり、この“H”レベ
ルの出力がキーオン信号KONとして出力される。また
、遅延回路19の出力はレジスタ21のロード端子りに
も供給されており、このレジスタ21は、遅延回路I9
の出力が“H”レベルに立ち上がった時点で、A/Dコ
ンバータ17から出力される検出電圧データVDをラッ
チし、このラッチしたデータをイニシャルタッチデータ
TTDとして出力する。
ここで、V D > V refとなってから所定時間
Tが経過した時点で、レジスタ21によってラッチされ
たデータが、イニシャルタッチデータITDとなる理由
について、第9図を参照して説明する。
第9図は、圧力センサSR,−9R7の圧電素子に加え
られる押圧力と、その抵抗値との関係を示すグラフであ
る。この図において、押圧力がP。
となった時点で、抵抗値がRrefとなり、上述した検
出電圧VDが基準電圧V refと等しくなるものとす
る。そして、比較的弱いタッチで押圧力が加えられた場
合、すなわち押圧力の変化速度か遅い場合、所定時間T
が経過した時点において、押圧力はPlとなり、抵抗値
はR1nit、となる。逆に、比較的強いタッチで押圧
力が加えられた場合、すなわち押圧力の変化速度が速い
場合、所定時間Tが経過した時点において、押圧力はP
 y(> P l)となり、抵抗値はR1niL(< 
R1nit+)トなる。このように、押圧力がP。を超
えてから所定時間Tが経過した時点における圧電素子の
抵抗値は、タッチの強弱の度合に応じて決まり、タッチ
が強ければ抵抗値はR1nittとなり、タッチが弱け
れば抵抗値はR1nit+となる。そして、A/Dコン
バータ17から出力される検出電圧データVDは、各圧
力センサSR,〜S R?内の圧電素子の抵抗値に対応
しているので、この検出電圧データVDをレジスタ2I
でラッチすることにより、イニシャルタッチデータIT
Dが得られる。
上述した構成のキーオン/タッチ検出回路15R9〜I
 5 R?は、右手用のグリップ2Rの各圧力センサS
R,−SR?に対応して各々設けられているが、これら
と全く同様の構成のキーオン/タッチ検出回路15L、
〜15L?が、左手用のグリップ2Lの各圧力センサS
L、−5L7に対応して各々設けられている。これらの
、キーオン/タッチ検出回路15R,〜15R7,I5
L、〜15L、から各々出力されるキーオン信号KON
、イニシャルタッチデータITD、およびアフタータッ
チデータATDは、マルチプレクサ22へ供給される。
前記A/D変換器16Rは、フォトトランノスタ9Rか
ら供給されるコレクタ電圧を所定ピットのデジタルの角
度データに変換するものである。
マルチプレクサ22は、そのセレクト端子に供給される
チャンネル・セレクト信号CSに基づいて、キーオン/
タッチ検出回路15R1〜15F+−7゜15L1〜I
’5L?から各々出力されるキーオン信号KONとイニ
シャルタッチデータITDとアフタータッチデータAT
Dとから成るデータのいずれか一組もしくは、A / 
D変換器+6R,16L各々から出力される角度データ
を択一選択して出力する。また、23はCPU(中央処
理装置)、25はCPU23で用いられるプログラムが
記憶されたROM(リードオンリメモリ)、26はワー
クエリアとして用いられるRAM(ランダムアクセスメ
モリ)である。CPU23は、マルチプレクサ17に供
給するチャンネル・セレクト信号C8を順次変化させ、
キーオン/タッチ検出回路15R7〜15R7,I5L
、〜15L7の出力データおよびA/D変換器16R,
I 6L各々から出力される角度データを高速でスキャ
ンし、これにより得られたキーオン信号KON、イニシ
ャルタッチデータITD、アフタータッチデータATD
、および角度データを逐次RAM26へ転送し、この転
送したデータに基づいて、音高を指定するためのキーコ
ードデータKCと、音量を指定するための音量データV
OLと、音色を指定するための音色指定データTDとを
作成する。なお、上記キーオン信号KONと、キーコー
ドデータKCと、音量データVOLと、音色指定データ
TDをまとめて楽音制御データMCDと呼ぶ。
また、27は操作部であり、ブツシュスイッチ(第8図
参照)と、操作されたブツシュスイッチの出力をコード
化してCPU23へ出力するコーグとから構成されてい
る。28はLCD(液晶)表示器(第8図参照)、29
はCPU23から供給される楽音制御データM CDを
搬送波に乗せ、アンテナ29aから発信するトララスミ
ッタ、30はCPU23から供給される楽音制御データ
M CDをミディ(MIDI;  〜1usjcal 
 Instrument DigitalInterf
ace)規洛のデータに変換し、出力端子30aを介し
て外部へ出力するミディ回路である。上述した角度検出
器I R,I L、グリップ2 R、2Lおよび本体1
2は楽音発生制御装置を構成する。
次に、31は本体12のミディ回路30から供給される
ミディ規洛のデータに変換された楽音制御データMCD
に基づいて楽音信号を形成し、スピーカ31aから楽音
を発生させる楽音発生装置である。この楽音発生装置3
1と上述した楽音発生制御装置は楽音制御装置を構成す
る。
次に、上述した構成による楽音制御装置の動作について
説明する。
まず、演奏を行う場合、演奏者は第7図に示すように本
体12を腰に装着し、グリップ2R22Lから延びてい
るケーブルIIR1IILの先端のコネクタ14R,1
4Lを本体12のコネクタ31R,31L(第8図参照
)に接続し、さらに、有線によって楽音発生装置31を
駆動する場合は、出力端子30aと楽音発生装置3Iと
の間を接続ケーブルによって接続する。そして、腰に装
着した本体12と、楽音発生装置3Iの電源をオンとす
る。次いで、操作部27のブツシュスイッチを操作して
、有線/無線の別(楽音発生装置31へのデータ伝送方
法)を指定し、また、グリップ2R,2Lの各圧力セン
サS R,−8R?、S L 、−9L7と、角度検出
器I R,I Lの各フォトトランジスタ9に対する機
能割り当てを行う。
ここでは、第10図に示すように、右手用のグリップ2
R内の圧力センサSl”(、−8R,の出力に基づいて
、キーオンおよびタッチの強弱が指定され、圧力センサ
S R,s〜SR,の出力?こ基づいて、音量の大小と
、ビブラートの強弱と、ワウワウの有無が指定され、ま
た、左手用のグリップ2L内の圧力センサSL、−SL
、の出力に基づいて、第1オクターブ〜第4オクターブ
が指定され、圧力センサSL、〜SL、の出力に基づい
て音色が指定され、さらに、角度検出器I R,I L
内の各フォトトランジスタ9のコレクタ電圧の値に基づ
いて、音IJ Cn、 D ’ 、−・・・・、 F3
 n、、 C” ” ’ 、 p I″” ’ カ指定
すh ルように、各機能を割り当てるものとする。これ
ら各機能の割り当ては、操作部27のブツシュスイッチ
を操作することによって、演奏者が任意に設定できるよ
うになっている。
次いで、演奏音は、左右の肘に角度検出器IRILを装
着し、グリップ2Rを右手で握り、さらにグリップ2L
を左手で握り、次いで操作部27のスタートを指示する
ブツシュスイッチを操作して演奏を開始する。以降、C
PU23は、キーオン/タッチ検出回路15R,−15
R7,15L、〜15L7から得られるキーオン信号K
ON、イニシャルタッチデータITD、アフタータッチ
データATD、および角度検出器IR,ILから得られ
る角度データを逐次RAM26へ転送し、この転送した
データに基づいて、楽音制御データMCDを作成し、作
成した楽音制御データMCDをミディ回路30へ出力す
る。ミディ回路30は供給された楽音制御データMCD
をミディ規格のデータに変換して出力端子30aへ供給
し、この出力端子30aから出力されたデータは、接続
ケープルを介して楽音発生装置31へ供給される。これ
により楽音発生装置31において、供給されたミディ規
格のデータに基づく楽音が形成され、そのスピーカ31
aから楽音として発せられる。
この場合、グリップ2 R,2Lの各圧ツノセンサS 
R、−9R,、S L 、〜SL7と角度検出器IR,
II7の各フォトトランジスタ9には、第11図に示す
ように各機能が割り当てられているので、例えば、両肘
を水平に広げた状態(各フォトトランジスタ9の出力信
号の値が最も大きくなる状態)として音階“Gn”を指
定し、左手親指で圧力センサS I、 、を押して“第
1オクターブを指定し、左手小指で圧力センサS L 
?を押して“ザックス”を指定し、さらに、この状態で
、右手親指で圧カセンザSR,を押すと、その押し具合
(強弱)に対応したタッチで、かっ、サックスの音色で
、音階G+の楽音が楽音発生装置31から発せられる。
続けて、右手人差し指で圧力センサS Rsを押すと、
その押し具合に対応したタッチで、音階Glよりも半音
高い楽音が発せられ、また、右手人差し指で圧力センサ
SL、を押すと、それに対応したタッチで、音階G′よ
りら半音低い楽音が発せられる。
また、右手中指で圧力センサSR5を押すと、その押し
具合によって音信が変化し、右手薬指で圧力センサS 
Reを押すとビブラートの強弱か変化し、さらに、右手
小指で圧力センサSR7を押すとワウワウ効果が付けら
れる。
この場合、CPU23は、オクターブ指定のための圧力
センサSL、−SL、や、音色指定のための圧力センサ
S L s〜S L ?が押された場合、これらが押さ
れている期間中、その指定を有効と判断する。なお、圧
力センサSL、〜SL、およびS L s〜SL?が一
度押されると、この指定が保持されるようにしてもよい
ここで、楽音発生装置31への伝送方法として“無線”
が選択された場合は、楽音制御データMCDがトランス
ミッタ29へ供給される。また、LCD表示器28には
、操作部27の操作内容等が表示される。
なお、上記実施例においては、肘用として角度検出器I
 R,I L各々を構成したが、肘以外に、手首、ひざ
および肘用として、角度検出器IR。
IL各々を構成することも勿論可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明による楽音制御装置によ
れば、人間の関節の動きを、曲げに応じて透過率が変化
する光ファイバを用いて検出するようにしたので、従来
の可変抵抗型角度検出器において必要であった、可動部
と関節支点との位置合わ仕が不要である。また、光ファ
イバの関節に対する位置がずれても、同光ファイバの曲
がる点の数が同じであるので(例えば、光ファイバを2
回折り返した場合には、曲がる点の数は3個)、透過率
の変化に大きなバラツキが生じない。したがって、精度
の良い検出ができる。また、可変抵抗型角度検出器と比
較して、小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図、第2図は同実施例の角度検出器IR。 ILとグリップ2 R,2Lの外観構成を示す正面図、
第3図は同実施例の角度検出器IR,ILに用いられる
光ファイバの断面図、第4図および第5図は各々同実施
例の光ファイバの特性を説明するための図、第6図は同
実施例の角度検出器IR。 ILの電気的構成を示す図、第7図は同実施例の使用例
を示す正面図、第8図は同実施例のベルト型の本体の外
1jlJ構成を示す斜視図、第9図は同実施例において
用いられる圧力センサの特性を示すグラフ、第10図は
同実施例におけろ各圧カセンサSR,〜SRヮ、SI、
、〜SL7と角度検出器IRILの各フォトトランジス
タ9に対する機能割り当て例を示す図である。 IR,IL・・・・・・角度検出器、 2R・・・・・・右手用のグリップ、 2L・・・・・・左手用のグリップ、 3・・・・・・装着具、4・・・・・・光ファイバ、8
・・・・・発光ダイオード、 9・・・・・・フォトトランジスタ(8,9は検出器、
34.8および9は動作検出手段二角度検出器)、2 ・・本体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 人体の関節部分に装着可能であり、曲げに応じて透過率
    が変化する光ファイバおよび該光ファイバを伝わる光量
    を検出する検出器を有して構成される動作検出手段を具
    備し、前記動作検出手段の検出結果に基づいて楽音を制
    御することを特徴とする楽音制御装置。
JP1142705A 1989-06-05 1989-06-05 楽音制御装置 Pending JPH037992A (ja)

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