JPH0876756A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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JPH0876756A
JPH0876756A JP6208750A JP20875094A JPH0876756A JP H0876756 A JPH0876756 A JP H0876756A JP 6208750 A JP6208750 A JP 6208750A JP 20875094 A JP20875094 A JP 20875094A JP H0876756 A JPH0876756 A JP H0876756A
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Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • G10H1/34Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments
    • G10H1/344Structural association with individual keys
    • G10H1/346Keys with an arrangement for simulating the feeling of a piano key, e.g. using counterweights, springs, cams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低音側から高音側に向かって次第に軽いタッ
チとなる電子楽器の鍵盤装置において、全鍵にわたって
音の強弱のバランスを良好にすること。 【構成】 演奏者による押鍵操作が検出され(S1
0)、鍵番号KNや押鍵速度を表すタッチデータTDが
求められ(S20)、鍵番号KNに基づいてタッチカー
ブが1つ選択され(S30)、そのタッチカーブに基づ
いてタッチデータTDがベロシティ値Vに変換される
(S40)。各鍵毎にタッチの重さが異なるため、同じ
押鍵力に対して異なるタッチデータTDにはなるもの
の、その特性に応じてタッチカーブが各鍵毎に定められ
ているので、そのタッチカーブから得たベロシティ値V
は押鍵力に対応した適正な値になる。この様にして得ら
れた鍵番号KNやベロシティ値Vを用いて、演奏データ
が作成され(S50)、演奏データを電子音源61に送
信して演奏を行う(S60)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子音源による演奏が
可能な電子楽器の鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ピアノにおいてアコースティ
ックピアノのタッチ感を再現するために、鍵盤の構造に
ついて様々な提案がされている。例えば、特開平4−3
47895号公報等には、押鍵時の鍵の重さ(以下、単
にタッチという)を低音側から高音側に向かって次第に
軽くして、よりアコースティックピアノに近いタッチ感
とした電子ピアノが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子ピアノ
では、一般に、押鍵速度を検出可能なセンサを各鍵毎に
設けると共に、その押鍵速度と電子音源に与えるべき音
強度との対応表であるタッチカーブをメモリに記憶して
おき、センサで検出した押鍵速度を上記タッチカーブに
基づいて音強度に変換し、その音強度を含む演奏データ
によって電子音源を制御して、押鍵速度に応じて演奏音
に強弱がつくようにされている。つまり、電子ピアノに
おける音の強弱は、押鍵速度によって決定される。
【0004】しかし、上記従来技術に様に鍵盤を構成し
た場合、単に押鍵速度によって音の強弱を決定したので
は、以下に述べるような問題が生じる。即ち、鍵のタッ
チを低音側から高音側に向かって徐々に軽くなるように
構成した場合、タッチの軽い鍵と重い鍵とでは前者の方
が動きやすく、同じ押鍵力で鍵を押下してもタッチの軽
い鍵は押鍵速度が速くなり、同じ押鍵力でも高音側の鍵
ほど強い音が出やすくなる。そのため、演奏者の意図し
た音の強弱とは関係なく、高音域ほど音が強くなるとい
う不具合が生じてしまう。
【0005】また、近年、アコースティックピアノに電
子音源を組み込み、必要に応じて打弦による演奏音を消
して、電子音源による演奏に切り替えることができる、
いわゆる消音ピアノが知られている。この種の消音ピア
ノは、そもそもアコースティックピアノ特有のタッチ感
を有している。そのため、電子音源による演奏機構を従
来の電子ピアノと同様の構成にしていたのでは、やは
り、電子音源による演奏の際に、同じ押鍵力でも高音側
の鍵ほど強い音が出やすくなるという問題が生じる。
【0006】そこで本発明は、鍵のタッチを低音側から
高音側に向かって次第に軽くなるように構成しても、全
鍵にわたって音の強弱のバランスが良好な電子楽器の鍵
盤装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1記載の電子楽器の鍵盤装置は、白鍵又は黒
鍵毎に、高音側の鍵又は鍵域よりも低音側の鍵又は鍵域
でタッチを重くされた鍵盤と、押鍵速度を検出可能な検
出手段と、押鍵速度と電子音源に与えるべき音強度との
対応を表し、特に前記タッチの重い鍵又は鍵域ほど同一
押鍵速度に対し強い音強度を対応させたタッチカーブ
を、前記タッチの異なる鍵又は鍵域別にそれぞれ記憶す
るタッチカーブ記憶手段と、該タッチカーブ記憶手段に
記憶された複数のタッチカーブの中から、押下された鍵
に対応するタッチカーブを選択するタッチカーブ選択手
段と、該タッチカーブ選択手段に選択されたタッチカー
ブを参照し、前記検出手段の検出した押鍵速度に基づい
て、対応する音強度を求め、該音強度を含む演奏データ
によって電子音源を制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の電子楽器の鍵盤装置
は、白鍵又は黒鍵毎に、高音側の鍵又は鍵域よりも低音
側の鍵又は鍵域でタッチを重くされた鍵盤と、押鍵速度
を検出可能な検出手段と、所定の演算にて押鍵速度を電
子音源に与えるべき音強度へと変換する際に用いられ、
特に前記タッチの重い鍵又は鍵域ほど同一押鍵速度に対
し強い音強度に変換可能な変換定数を、前記タッチの異
なる鍵又は鍵域別にそれぞれ記憶する変換定数記憶手段
と、該変換定数記憶手段に記憶された複数の変換定数の
中から、押下された鍵に対応する変換定数を選択する変
換定数選択手段と、該変換定数選択手段に選択された変
換定数と前記検出手段の検出した押鍵速度とに基づく演
算によって、対応する音強度を求め、該音強度を含む演
奏データによって電子音源を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】更に、請求項3記載の通り、請求項1又は
請求項2記載の電子楽器の鍵盤装置において、前記鍵盤
は、各鍵又は所定の鍵域毎に、鍵自体の寸法,重量,及
び支点前後のバランスの組合せが変更され、該組合せに
よって各鍵又は所定の鍵域毎にタッチが異なることを特
徴とする。
【0010】また、請求項4記載の通り、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載の電子楽器の鍵盤装置におい
て、前記鍵盤には、各鍵に加えられた外力を伝達してハ
ンマーを回動させ、当該ハンマーによる打弦を行う打弦
機構が連結され、該打弦機構によって各鍵又は所定の鍵
域毎にタッチが異なることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の電子楽器の鍵盤装置に
よれば、高音側の鍵又は鍵域よりも低音側の鍵又は鍵域
でタッチを重くされているので、同じ押鍵力で操作して
も高音側の鍵ほど押鍵速度は速くなる。これに対処すべ
く、タッチカーブ選択手段は、タッチの異なる鍵又は鍵
域別に記憶されたタッチカーブを選択する。ここで選択
されたタッチカーブは、同じ押鍵力で同じ音強度が得ら
れるよう、各鍵毎の実測結果等に基づいて調整され、タ
ッチの重い鍵又は鍵域ほど同一押鍵速度に対し強い音強
度を対応させたものとなっている。そのため、それぞれ
専用のタッチカーブを参照すれば、低音側の鍵について
は押鍵速度が低い割に強い音強度が得られ、逆に高音側
の鍵については押鍵速度が高い割に弱い音強度が得られ
る。したがって、同じ押鍵力に対して異なる押鍵速度に
はなるものの、タッチカーブから得られた音強度は押鍵
力に対応した適正な値になり、低音域から高音域までの
全鍵にわたって同じ押鍵力に対して同じ強さの音が出る
ようになる。
【0012】また、請求項2記載の電子楽器の鍵盤装置
によれば、上記同様、同じ押鍵力で操作しても高音側の
鍵ほど押鍵速度は速くなる。これに対処すべく、制御手
段は、変換定数選択手段によって選択された変換定数を
用いて、所定の演算によってタッチの重い鍵又は鍵域ほ
ど同一押鍵速度に対し強い音強度に変換する。ここで、
変換定数は、同じ押鍵力で同じ音強度が得られるよう、
各鍵毎の実測結果等に基づいて調整され、タッチの重い
鍵又は鍵域ほど同一押鍵速度に対し強い音強度に変換可
能な値となっている。そのため、それぞれ専用の変換定
数を用いて変換すれば、低音側の鍵については押鍵速度
が低い割に強い音強度が得られ、逆に高音側の鍵につい
ては押鍵速度が高い割に弱い音強度が得られる。したが
って、同じ押鍵力に対して異なる押鍵速度にはなるもの
の、変換された音強度は押鍵力に対応した適正な値にな
り、低音域から高音域までの全鍵にわたって同じ押鍵力
に対して同じ強さの音が出るようになる。
【0013】更に、請求項3記載の電子楽器の鍵盤装置
によれば、鍵自体の寸法,重量,及び支点前後のバラン
スの組合せによって、各鍵又は所定の鍵域毎にタッチが
異なる構成なので、電子ピアノの鍵盤として好適であ
る。また、請求項4記載の電子楽器の鍵盤装置によれ
ば、各鍵に加えられた外力を伝達してハンマーを回動さ
せ、当該ハンマーによる打弦を行う打弦機構によって、
各鍵又は所定の鍵域毎にタッチが異なる構成なので、打
弦による演奏音を消して電子音源による演奏に切り替え
ることのできる、いわゆる消音ピアノの鍵盤として好適
である。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1実施例としての電子ピアノの鍵盤1は、図1
に示す通り、バランスピン3を支点に揺動する鍵5と、
鍵5の後端側(図示右側)上面に当接し、鍵5の揺動に
伴って支点7を軸に回動するハンマーアーム9とを備え
ている。
【0015】鍵5は、一般的なアコースティックピアノ
と同様に木製のもので、鍵5の略中央には孔21が形成
され、この孔21に上記バランスピン3が挿入されてい
る。また、鍵5の下面前端側にも孔23が形成され、こ
の孔23にはシャーシ25の上面に立設されたフロント
ピン27が挿入され、鍵5が左右にがたつかないように
されている。更に、鍵5のバランスピン3よりも前端側
(図示左側)の内部には、鍵盤鉛11が埋設されてい
る。
【0016】ハンマーアーム9は、合成樹脂製で、その
先端部には錘29が設けられ、後端部においてハンマー
フレンジ31に回動可能に取り付けられている。ハンマ
ーアーム9の下面には突起33が形成され、その突起3
3が鍵5の後端側上面に当接している。この状態におい
て、鍵5は、バランスピン3による支持位置及びその前
後の重量バランスの関係で、前端側が持ち上がり、後端
側(図示右側)下面がクッション35に当接した状態で
静止している。この様に構成されたハンマーアーム9
は、鍵5の揺動に伴って回動させられる。その際、ハン
マーアーム9から鍵5に対して適度な荷重がかかり、あ
たかもアコースティックピアノにおけるアクションの荷
重がかかっているかのようなタッチ感となる。なお、ハ
ンマーアーム9の上方にはハンマーストッパー37が設
けられ、そこまで回動したハンマーアーム9が当接し、
それ以上の回動を規制される(図示二点鎖線参照)。ま
た、鍵5の後端側上面と突起33との間には摺動部材3
9を介在させ、突起33を滑らかに摺動させて、鍵5の
揺動に伴ってハンマーアーム9が円滑に連動する様にさ
れている。
【0017】ここで、各鍵5の長さは、図2に示す通
り、白鍵又は黒鍵毎に、低音側よりも高音側で短くなる
ように構成されている。即ち、各鍵5は、バランスピン
3の配置位置(図示A−A線)を基準にして、各鍵5の
前端(図示下側)までの長さが白鍵又は黒鍵毎にそれぞ
れ同じ長さにされ、一方、各鍵5の後端(図示上側)ま
での長さが低音側から高音側に向かって徐々に短くされ
ている。そのため、バランスピン3よりも後端側におけ
る重量は、白鍵又は黒鍵毎に低音側の鍵5ほど少しずつ
重くなっている。それに加えて、図1に示したハンマー
アーム9は、各鍵5の後端位置に合わせて取付位置を前
後させてある。このハンマーアーム9自体は、いずれの
鍵5に対応するものも同じ構造で同じ重量にされている
が、ハンマーアーム9の荷重がかかる位置と鍵5の揺動
支点であるバランスピン3の当接位置との距離は、低音
側ほど長く高音側ほど短くなる。そのため、各鍵5の前
端側において同様な位置で押鍵操作をした場合でも、鍵
5を揺動させるには低音側ほど大きな力が必要となる。
また、更に加えて、鍵盤鉛11の埋設位置は、上記バラ
ンスピン3の当接位置からの距離が各鍵毎にそれぞれ適
切に調整されている。詳しくは、鍵盤鉛11を鍵5の前
端側(図示左側)に寄せて埋設すると、鍵5を押下する
方向(図示反時計周り方向)へ回動させるモーメントは
最も大きくなり、埋設位置をバランスピン3へ近づける
ほど、上記モーメントは徐々に小さくなり、埋設位置を
バランスピン3よりも鍵5の後端側(図示右側)へ移す
と、鍵5を押下させない方向(図示時計周り方向)へ回
動させるモーメントになる。そのため、各鍵5を揺動さ
せるのに必要な押鍵力は、鍵盤鉛11の埋設位置の違い
によっても微妙に調整される。
【0018】つまり、本実施例の鍵盤1では、鍵5自体
の支点前後の重量バランスの違い、ハンマーアーム9か
らの荷重がかかる位置の違い、更に、鍵5に埋設された
鍵盤鉛11の埋設位置の違いの複合作用によって、鍵5
のタッチは低音側ほど重く高音側ほど軽くなるように調
整され、アコースティックピアノ特有のタッチ感が擬似
的に再現されている。
【0019】さて、鍵5の下面には、図1に示す通り、
シャーシ25の上面にプリント基板41が固定され、そ
のプリント基板41の上面に鍵5の動きを検出するため
のゴムスイッチ43が取り付けられている。このゴムス
イッチ43は、図3に示すように、プリント基板41に
対向する2つの接点S1,S2を備えている。この接点
S1,S2は、柔軟に弾性変形する筒状側壁部43aに
よって支持されて、常時はプリント基板41から離れた
状態にあり、押鍵操作に伴ってゴムスイッチ43が上面
側から押圧された時にだけ、筒状側壁部43aが弾性的
に潰れ、接点S1,S2とプリント基板41の上面の配
線パターン(図示略)とが接触して通電状態となる。接
点S1と接点S2とでは、プリント基板41との間の距
離が図示の如く異なっているので、接点S1と接点S2
とはある時間差△tをもってプリント基板41に接触す
る。
【0020】この様に構成されたゴムスイッチ43は、
図4に示す通り、演奏制御部51に接続され、演奏時に
は通電状態を常に監視される。この演奏制御部51は、
各種処理を実行するCPU53と、制御プログラムやタ
ッチカーブ等を記憶するROM55と、処理中に必要な
データ等を一時的に記憶するRAM57と、ゴムスイッ
チ43の通電状態を所定の信号に変換して入力する入力
インターフェイス回路59と、演奏データによって制御
される電子音源61と、外部の電子楽器Mと接続して演
奏データを送受信するMIDIインターフェイス回路6
3などとから構成され、これらがバスライン65を介し
て相互に接続されている。
【0021】本実施例では、各鍵5毎にそれぞれ専用に
タッチカーブが設定され、上記ROM55に予め記憶さ
れている。このタッチカーブは、各鍵5の押鍵速度を表
すタッチデータと上記演奏データ中に設定すべき音強度
との対応表で、例えば図5に示すように、横軸にタッチ
データ,縦軸に音強度を取ったグラフに表すと、1番
鍵,2番鍵,…,88番鍵に対応してそれぞれグラフd
1,d2,…,d88のように、各鍵それぞれに特有の
曲線になる。これらのタッチカーブは、同じ押鍵力で同
じ音強度が得られるよう、各鍵毎の実測結果等に基づい
て調整され、その結果、タッチの重い鍵又は鍵域ほど同
一押鍵速度に対し強い音強度を対応させたものとなって
いる。なお、図5において、グラフd1,d2,…,d
88に示した曲線は、単なる例示であり、鍵盤の動作特
性や音源の特性の違いによってその形状は変わり得る。
【0022】次に、演奏制御部51による演奏制御処理
について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、演奏制御部51によって演奏者による押鍵操作が
検出される(S10)。ここでは、全鍵(88鍵)にわ
たって配設されたゴムスイッチ43の通電状態が、順番
に周期的に高速にスキャニングされて、押下された鍵5
の位置が検出され、同時に、当該鍵に対応するゴムスイ
ッチ43の接点S1に通電してから接点S2に通電する
までの時間差△tが計測される。なお、実際には、演奏
制御部51は、離鍵操作についても処理するが、この処
理は従来の電子ピアノと同様なので、ここでは説明を省
略し、以降、押鍵操作に関する処理についてだけ説明す
る。
【0023】次に、上記計測結果から、押下された鍵の
音程を表す鍵番号KNや、押鍵速度を表すタッチデータ
TDが求められる(S20)。ここで、鍵番号KNは、
押下された鍵5の位置によって定まる。また、上記時間
差△tを、図7のグラフに示すような対応表に基づいて
変換するとタッチデータTDが求められる。なお、この
対応表は、上記タッチカーブと同様にROM55に予め
記憶されている。本実施例では、全体的に低音側の鍵ほ
どタッチが重いため、同じ押鍵力で押鍵しても低音側の
鍵ほど時間差△tは大きくなり、それに応じてタッチデ
ータTDは小さくなる傾向が現れる。
【0024】次に、S20で求めた鍵番号KNに基づい
て、押下された鍵5に対応するタッチカーブが1つ選択
される(S30)。そして、そのタッチカーブに基づい
て、S20で求めたタッチデータTDが音強度を表すベ
ロシティ値Vに変換される(S40)。本実施例では、
低音側の鍵に対応するタッチカーブほど、同じタッチデ
ータに対してより強いベロシティ値が対応させてある。
そのため、本実施例の鍵盤1は、上記の通り低音側でタ
ッチデータTDが小さくなる傾向にあるが、その割にベ
ロシティ値Vは大きくなり、逆に高音側でタッチデータ
TDが大きくなる傾向にあるが、その割にベロシティ値
Vは小さくなる。つまり、同じ押鍵力に対して異なるタ
ッチデータTDにはなるものの、タッチカーブから得ら
れたベロシティ値Vは押鍵力に対応した適正な値にな
り、この結果、低音域から高音域までの全鍵にわたって
同じ押鍵力に対して同じ強さの音が出るようになる。
【0025】そして、この様にして得られた鍵番号KN
やベロシティ値Vを用いて、演奏データが作成される
(S50)。なお、本実施例では、演奏データの形式
が、楽器間での統一通信規格として多くの電子楽器で採
用されているMIDI規格に則ったものにされている。
MIDI規格の演奏データは、1バイトのステータスバ
イトと2バイトのデータバイトとからなる3バイトを1
単位として構成され、押鍵,離鍵等の区別がステータス
バイトにセットされ、鍵番号KNやベロシティ値V等は
データバイトにセットされる。
【0026】そして、S50で作成された演奏データを
電子音源61に送信して、演奏を行う(S60)。な
お、演奏データを、MIDIインターフェイス回路63
を介して外部の電子楽器Mに送信することもできる。こ
の場合、図示しないモード切替スイッチ等の設定によ
り、内蔵する電子音源61と外部の電子楽器Mとのアン
サンブルを行ったり、電子音源61による演奏を止め、
単に外部の電子楽器Mをコントロールするためのキーボ
ードとして利用することができる。
【0027】以上説明した通り、本実施例の電子ピアノ
によれば、鍵のタッチを低音側から高音側に向かって徐
々に軽くしてあるので、アコースティックピアノと同様
なタッチ感が得られる。しかも、低音側と高音側とでタ
ッチ感が異なるにもかかわらず、同じ押鍵力であれば音
の強弱に差が生じないので、演奏音の強弱が演奏者の意
図した通りのものとなる。
【0028】また、外部の電子楽器をコントロールする
様な場合にも、音域によって音の強弱が変化してしまう
といった心配はない。次に、第2実施例について説明す
る。なお、以降の実施例は、前実施例と構成の一部が異
なるだけなので、同様の構成については同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0029】第2実施例としての電子ピアノは、図8に
示す通り、鍵5の長さが、所定の鍵域毎に、低音側より
も高音側で短くなるように構成されている。即ち、低音
側から高音側までの88鍵を4つのグループに分け、各
グループ毎に鍵5の長さが変えてある。各グループには
白鍵と黒鍵とが含まれているので、タッチ感の違いで分
けると8つのグループに分かれる。なお、各鍵5の構成
は、図1に示した前実施例と同様である。
【0030】また、演奏制御部51のROM55には、
図9に示すように、上記8つのグループのそれぞれに対
応するタッチカーブが記憶されている。即ち、前実施例
では、88鍵分のタッチカーブを記憶してあったが、本
実施例では、8グループ分のタッチカーブが記憶されて
いる。そして、図6に示した処理と同様の処理によって
演奏が行われる。
【0031】この様に構成した場合、第1実施例のもの
に比べて、低音側から高音側へ連続的に微妙に変化する
タッチ感は再現しにくくなるが、部品点数が削減され、
また、タッチカーブを記憶しておくための記憶容量が大
幅に削減されるので、その分コストダウンを図ることが
できる。なお、いくつの鍵域に分けるかについては、上
記8つのグループに限らず、タッチ感向上とコスト削減
との兼ね合いで適宜定めればよい。
【0032】次に、第3実施例について説明する。第3
実施例としての電子ピアノは、第1実施例と同様、図
1,図2に示した構成の鍵盤にされている。即ち、各鍵
5の長さは、白鍵又は黒鍵毎に、低音側から高音側にか
けて徐々に短くなるように構成されている。
【0033】しかし、第1,第2実施例とは異なり、演
奏制御部51のROM55には、各鍵5毎にそれぞれ2
つ1組で設定された変換定数a,bが予め記憶されてい
る。この変換定数a,bは、各鍵5の押鍵速度を表すタ
ッチデータTDを、演奏データ中に設定すべき音強度を
表すベロシティ値Vに変換する際に用いられ、本実施例
では、ベロシティ値Vは、次の式に基づく演算によって
求められる。
【0034】
【数1】V = a × TD + b ここで、一方の変換定数aは、主に、タッチの違いによ
って同一押鍵力でも鍵毎に異なる値となったタッチデー
タTDを、同一のベロシティ値に戻すための値で、各鍵
毎の実測結果等に基づいて調整され、その結果、図10
(a)に示すように、横軸に鍵番号KN,縦軸に変換定
数aを取ったグラフに表すと、タッチの重い鍵又は鍵域
(低音側)ほど変換定数aが大きくなる曲線となる。
【0035】また、他方の変換定数bは、主に、上記変
換定数aによる音の強さの調整とは関係なく、音域の違
いによってベロシティ値に補正を加えるための値で、本
実施例では、高音側ほど音量感が不足するのを補うよう
に設定され、図10(b)に示すように、横軸に鍵番号
KN,縦軸に変換定数aを取ったグラフに表すと、高音
側ほど変換定数bが大きくなる曲線となる。これ以外に
も、変換定数bを適宜調整すれば、例えば、特定の音域
にあえて変化をつけて特色のある演奏音に調整したり、
ベロシティ値を全体的にかさ上げして押鍵力の不足を補
ったりすることができる。これらの調整は、予め定めら
れた固定値としても良いが、操作パネルに設けたスイッ
チ等によって調整できる可変値としても良い。
【0036】なお、図10(a),同図(b)は、白鍵
に対応する変換定数a,bをグラフ化したもので、黒鍵
に対応する変換定数a,bについては、図10(c),
同図(d)に示すように、図10(a),同図(b)と
同様の傾向を持ちながらも、若干異なる曲線となる。但
し、これらのグラフは全て単なる例示であり、鍵盤の動
作特性や音源の特性の違いによってその形状は変わり得
る。
【0037】次に、本実施例における演奏制御処理につ
いて、図11のフローチャートに基づいて説明する。な
お、第1実施例と同様の処理については、簡単に説明す
る。まず、第1実施例と同様に、演奏制御部51によっ
て演奏者による押鍵操作が検出され(S110)、押下
された鍵の音程を表す鍵番号KNや、押鍵速度を表すタ
ッチデータTDが求められる(S120)。
【0038】次に、S120で求めた鍵番号KNに基づ
いて、押下された鍵5に対応する1組の変換定数a,b
が選択される(S130)。そして、上記タッチデータ
TDを、上記変換定数a,bを用いた上述の数式に基づ
く演算によって、音強度を表すベロシティ値Vに変換す
る(S140)。本実施例では、上記の通り低音側ほど
タッチデータTDが小さくなる傾向にあるが、変換定数
aとの乗算によって同一押鍵力に対し同じ強さの音が出
るように補正され、更に変換定数bを加算することによ
って高音域の音量感の不足も補われる。
【0039】後は、第1実施例と同様に、鍵番号KNや
ベロシティ値Vを用いて、演奏データが作成され(S1
50)、演奏データを電子音源61に送信して演奏を行
う(S160)。以上説明した本実施例の電子ピアノで
も、アコースティックピアノに近いタッチ感が得られ、
演奏音の強弱が演奏者の意図した通りのものとなる点
で、第1実施例のものと同様の効果がある。
【0040】それに加えて、各鍵毎にタッチカーブを記
憶する第1実施例のものに比べると、本実施例は各鍵毎
に2つの変換定数を記憶するだけで足りるので、記憶容
量が格段に削減され、多数のタッチカーブを作成する手
間もかからない。また、変換定数を可変調整できるよう
に構成した場合には、演奏者の好みや押鍵力に応じて、
演奏音の強弱を任意に設定できる。
【0041】次に、第4実施例について説明する。第4
実施例としての電子ピアノは、第2実施例と同様に、図
8に示した構成の鍵盤にされている。即ち、各鍵5の長
さは、白鍵又は黒鍵毎に、低音側から高音側にかけて所
定の鍵域毎に短くなるように構成されている。
【0042】また、第3実施例と同様に、演奏制御部5
1のROM55には、2つ1組で設定された変換定数
a,bが予め記憶されている。但し、第3実施例と異な
り、変換定数a,bは、前記所定の鍵域毎にそれぞれ定
められている。即ち、白鍵と黒鍵との違い及び4つの音
域により8つのグループに分けられた鍵盤の各グループ
に対応して、変換定数a,bが定められている。そし
て、図11に示した処理と同様の処理によって演奏が行
われる。なお、白鍵に対応する変換定数a,b,黒鍵に
対応する変換定数a,bは、それぞれグラフ化すれば、
図12(a)〜(d)のような階段状の線として表され
る。
【0043】この様に構成した場合、第3実施例のもの
に比べて、低音側から高音側へ連続的に微妙に変化する
タッチ感は再現しにくくなるが、鍵盤の部品点数が削減
される等、第2実施例と同様な利点がある。以上本発明
の実施例を説明したが、本発明はこれに限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様を採用す
ることができる。
【0044】例えば、上記各実施例では、電子ピアノの
鍵盤を示したが、従来技術において述べたいわゆる消音
ピアノの鍵盤に本発明を適用しても良い。消音ピアノ
は、アコースティックピアノ特有のタッチ感を有してい
るが、本発明を採用すれば、電子音源による演奏の際に
も、同じ押鍵力に対する音の強弱が音域によってばらつ
かなくなり、演奏者には何ら違和感がなくなる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、アコーステ
ィックピアノ特有のタッチ感が得られ、しかも、タッチ
感の違いによって演奏音の強弱にばらつきが生じること
がない。
【0046】特に、請求項1記載の鍵盤装置によれば、
タッチカーブを参照するだけの単純な処理で、各鍵又は
鍵域に応じて微妙に音の強弱を調整することができる。
また、請求項2記載の鍵盤装置によれば、請求項1記載
の鍵盤装置に比べて、演算処理は増えるものの、タッチ
カーブをそのまま記憶しなくても良いので、記憶容量は
少なくても良い。
【0047】加えて、請求項3記載の鍵盤装置によれ
ば、電子ピアノの鍵盤として好適である。また、請求項
4記載の鍵盤装置によれば、いわゆる消音ピアノの鍵盤
として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各実施例の電子ピアノの各鍵の構造を示す構
成図である。
【図2】 第1実施例又は第3実施例の電子ピアノの鍵
盤全体の構造を示す構成図である。
【図3】 ゴムスイッチの構造を示す断面図である。
【図4】 演奏制御部を示すブロック図である。
【図5】 各鍵毎に記憶されたタッチカーブを表すグラ
フである。
【図6】 第1実施例又は第2実施例の演奏制御処理の
フローチャートである。
【図7】 押鍵時間からタッチデータを得るための対応
表を示すグラフである。
【図8】 第2実施例又は第4実施例の電子ピアノの鍵
盤全体の構造を示す構成図である。
【図9】 所定の鍵のグループ毎に記憶されたタッチカ
ーブを表すグラフである。
【図10】 第3実施例における変換定数を表すグラフ
である。
【図11】 第3実施例又は第4実施例の演奏制御処理
のフローチャートである。
【図12】 第4実施例における変換定数を表すグラフ
である。
【符号の説明】
1・・・鍵盤、3・・・バランスピン、5・・・鍵、7
・・・支点、9・・・ハンマーアーム、21,23・・
・孔、25・・・シャーシ、27・・・フロントピン、
29・・・錘、31・・・ハンマーフレンジ、33・・
・突起、35・・・クッション、37・・・ハンマース
トッパー、39・・・摺動部材、41・・・プリント基
板、43・・・ゴムスイッチ、51・・・演奏制御部、
53・・・CPU、55・・・ROM、57・・・RA
M、59・・・入力インターフェイス回路、61・・・
電子音源、63・・・MIDIインターフェイス回路、
65・・・バスライン、S1,S2・・・接点。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白鍵又は黒鍵毎に、高音側の鍵又は鍵域
    よりも低音側の鍵又は鍵域でタッチを重くされた鍵盤
    と、 押鍵速度を検出可能な検出手段と、 押鍵速度と電子音源に与えるべき音強度との対応を表
    し、特に前記タッチの重い鍵又は鍵域ほど同一押鍵速度
    に対し強い音強度を対応させたタッチカーブを、前記タ
    ッチの異なる鍵又は鍵域別にそれぞれ記憶するタッチカ
    ーブ記憶手段と、 該タッチカーブ記憶手段に記憶された複数のタッチカー
    ブの中から、押下された鍵に対応するタッチカーブを選
    択するタッチカーブ選択手段と、 該タッチカーブ選択手段に選択されたタッチカーブを参
    照し、前記検出手段の検出した押鍵速度に基づいて、対
    応する音強度を求め、該音強度を含む演奏データによっ
    て電子音源を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する電子楽器の鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 白鍵又は黒鍵毎に、高音側の鍵又は鍵域
    よりも低音側の鍵又は鍵域でタッチを重くされた鍵盤
    と、 押鍵速度を検出可能な検出手段と、 所定の演算にて押鍵速度を電子音源に与えるべき音強度
    へと変換する際に用いられ、特に前記タッチの重い鍵又
    は鍵域ほど同一押鍵速度に対し強い音強度に変換可能な
    変換定数を、前記タッチの異なる鍵又は鍵域別にそれぞ
    れ記憶する変換定数記憶手段と、 該変換定数記憶手段に記憶された複数の変換定数の中か
    ら、押下された鍵に対応する変換定数を選択する変換定
    数選択手段と、 該変換定数選択手段に選択された変換定数と前記検出手
    段の検出した押鍵速度とに基づく演算によって、対応す
    る音強度を求め、該音強度を含む演奏データによって電
    子音源を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    電子楽器の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電子楽器の
    鍵盤装置において、 前記鍵盤は、各鍵又は所定の鍵域毎に、鍵自体の寸法,
    重量,及び支点前後のバランスの組合せが変更され、該
    組合せによって各鍵又は所定の鍵域毎にタッチが異なる
    ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    電子楽器の鍵盤装置において、 前記鍵盤には、各鍵に加えられた外力を伝達してハンマ
    ーを回動させ、当該ハンマーによる打弦を行う打弦機構
    が連結され、該打弦機構によって各鍵又は所定の鍵域毎
    にタッチが異なることを特徴とする電子楽器の鍵盤装
    置。
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