JP2003505743A - 楽器ディジタルインタフェース(midi)データを使用するオーディオ番組放送のための方法及び装置 - Google Patents

楽器ディジタルインタフェース(midi)データを使用するオーディオ番組放送のための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIDIデータを使用するオーディオ番組を放送する方法および装置を提供する。 【解決手段】 放送信号は、(オーディオ信号波形を実際に伝える放送信号そのものよりもむしろ)音楽、歌詞および音声そのものを生じるサウンドジェネレータを制御し、作動させるMIDIデータコマンドで符号化される。これは、1つあるいはそれ以上の言語(764)で1つあるいはいくつかのオーディオ番組の放送を容易にする。さらに、MIDIデータレートは非常に低く、それによって放送信号を比較的マルチパス破損しにくくする。放送MIDIデータは、受信され、アキュムレータ周期に分割され、各MIDIデータは、前記MIDIデータコマンドが配置されるその対応するアキュムレータ周期内で相対時間を示すようにタグ付けされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル技術を使用する楽器音楽、ボーカル音楽及び音声の放送
を関するものである。より詳細には、データは、MIDI(楽器ディジタルイン
タフェース)データのための最近の規格と同様に構成され、次にこのデータに同
様にサウンドの形成のために前記受信機に放送される。
【0002】
【従来の技術】
ラジオ及びテレビのための最新の放送技術は、オーディオ番組放送のためのア
ナログ技術及びディジタル技術の両方を使用する。NTSCテレビジョンの場合
、副搬送波はFM変調される。従来のラジオ放送の場合、搬送波のAM変調ある
いはFM変調のいずれかが使用される。衛星放送システムの場合、QPSKのよ
うなディジタル変調が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
より大きいかあるいはより小さい程度まで、これらのいろいろのメディアは、
全てオーディオ番組放送に固有ないくつかの制約を共有する。先ず第一に、この
メディアの放送信号は雑音干渉及びマルチパスフェージングを受ける。第二に、
オーディオ番組の帯域幅は、AMラジオの場合のように規制によって厳しく制限
されてもよい。第三に、制限されたアンテナの高さを有する低周波AMラジオ局
の場合、プログラム変調を有するRF搬送波の帯域幅は、高Qの狭帯域幅送信ア
ンテナによって厳しく制限される。第四に、高データレートディジタル放送がテ
レビ放送あるいはラジオ放送のいずれかのために使用される場合、このデータは
、マルチパス破損によってエラーを非常に受けやすい。
【0004】 これらの制限のために、いろいろの放送システムは、通常このシステムの帯域
幅を減少させ、受信された信号対雑音比を改善するためにこのシステムの伝送を
単一オーディオ番組に制限する。この理由で、放送局は、通常唯一の指定言語を
放送するように制限され、したがって多文化都市圏で懇願する聴取者を制限しな
ければならない。低帯域幅MIDIデータの使用によって従来のラジオ及びテレ
ビ搬送波にいくつかの言語のための複数のオーディオデータ信号を供給すること
によって前述及び他の制限及び問題を解決することは非常に有利である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、前述及び他の目的は、楽器ディジタルインタフェース(MI
DI)データを使用するオーディオ番組放送のための改良された方法及び装置を
提供することによって果たされる。 本発明で使用される用語MIDIデータは、従来の楽器コマンド及び他のコマ
ンドを供給することに加えて、1つあるいはそれ以上の下記のもの、すなわちボ
ーカルコマンド、エラー検出データ、エラー訂正データ、及び時間タグデータも
含む標準のMIDIデータフォーマットの変形を示す。本発明は、最新の標準M
IDIデータフォーマットを便宜的基準として使用されているけれども、他のデ
ータフォーマットは、もし受信機のサウンドジェネレータの制御及び操作のため
に同じ形式のデータ情報を伝えるならば、使用されてもよい。MIDIデータは
、FM及びAMラジオ周波数及びVHF及びUHFテレビジョン周波数ならびに
他の電磁周波数を介して容易に放送できる。これは、(オーディオ信号波形を実
際に伝える放送信号そのものよりもむしろ)音楽、歌詞及び音声そのものを生じ
るサウンドジェネレータを制御し、作動させるデータコマンドを含む信号を放送
することによって行われる。これは、1つあるいはそれ以上の言語で1つあるい
はいくつかのオーディオ番組を放送することを容易にする。さらに、MIDIデ
ータレートは低く、それによって放送信号を比較的マルチパス破損しにくくする
。放送MIDIデータは、受信され(送信機に入力され)、アキュムレータ周期
に分割され、各MIDIデータは、データが生じる対応するアキュムレータ周期
を識別するためにタグを付けられる。エラー検出及び補正データは、MIDIデ
ータとともに符号化され、破損されたMIDIデータの検出及び補正を可能にす
るために送信機から放送される。MIDIデータのエラーを検出及び訂正する放
送MIDIデータは、受信機/プロセッサで受信され、次にサウンドジェネレー
タあるいは外部サウンドジェネレータによって使用するためのMIDIデータを
修正するコマンド変換器にMIDIデータを送信し、次にこのコマンド変換器は
、外部サウンドジェネレータに出力するためにMIDIデータをインタフェース
コネクタに送る。エラー訂正は、エラーを検出し、入力MIDIデータを訂正す
るかあるいはサウンドジェネレータの適切な制御を保証するようにデフォルトM
IDIデータを出力するかのいずれかができる受信機/プロセッサによって行わ
れる。このMIDIデータは、複数のデータパスあるいはデータストリームに分
類され、一方のデータパスは、他方のデータパス上に搭載されたサウンドトラッ
クとは別個のサウンドトラックを含み得る。このように、1つのデータパスは、
歌のための楽器音楽を含んでもよく、第2のデータパスは一方の言語のリードボ
ーカルパートを含んでもよく、第3のデータパスは同じ言語のバックアップボー
カルを含んでもよく、第4のデータパスは異なる言語のリードボーカルパートを
含んでもよく、第5のデータパスはこの第2の言語のバックアップボーカルを含
む。聴取者は、ユーザ制御を使用して、聴取者が聴きたいのはどのデータパスで
あるかを選択できることが本発明の目的でもある。ユーザ制御は、可視ディスプ
レイを含んでもよいしあるいは命令及び情報をユーザに供給するための受信機の
ディスプレイを使用してもよい。受信機プロセッサは、選択されたデータパスの
MIDIデータをサウンドを出すサウンドジェネレータに送る。したがって、本
発明は、2つの他の言語(例えば、フランス語及びスペイン語)でボーカルを伝
えるMIDIデータを有する番組の従来の英語放送を可能にする。換言すると、
本発明は、データレートが低いために、異なる言語の番組あるいは異なる番組の
多重データパスによる伝達を可能にする。
【0006】 受信機プロセッサは、各アキュムレータ周期がどのデータパスに属するかを決
定するためにパケットヘッダを使用する。このパケットヘッダは、各アキュムレ
ータ周期の開始及び終了を決定し、アキュムレータ周期がどのデータパスに属す
るかを決定するために使用される。 受信機プロセッサは、ユーザ制御の下では、聴取者が傾聴されるかあるいは演
奏されることを抑制することを望む特定のワード、フレーズ、あるいはサウンド
を選択的に阻止することによってボーカルサウンドあるいはワードを削除できる
。受信機プロセッサは、ワードのために符号化する受信MIDIデータを望まし
くないとみなされるワードのために符号化し、これらのMIDIデータの出力を
禁止するか望ましくないMIDIデータを許容ワードのために符号化する他のM
IDIデータと取り換えるこれらのMIDIデータと比較する。
【0007】 受信機プロセッサは、再びユーザ制御の下では、音声信号を含むデータパスの
サウンドレベルを選択的に調整し、さらに音声の明瞭さを高めるために所定の音
素のレベルを選択的に調整し、歌の中のボーカルパートに対しても同じことを行
うことができる。この機能は、難聴者に特に有利であり得る。受信機プロセッサ
はサウンドレベルを調整する選択MIDIデータの速度バイトを変えることが本
発明の目的である。選択サウンドあるいはワードに対する速度バイトが受信機で
調整でき、それによってデータで符号化される発生サウンドのラウドネスを調整
することも本発明の目的である。同様に、各データパス及びMIDIチャネルに
対するビットエラーレート及び平均の音の長さは受信機で決定できる。ビットエ
ラーレートがある所定の値に達する場合、特定のMIDIデータコマンドは、受
信機で抑制できる。他のMIDIコマンドは、抑制MIDIコマンドと代用でき
る。さらに、時間遅延が決定され、この時間遅延は、受信データエラーレートの
値に基づいてもよい。時間遅延が終了する場合、特定のMIDIコマンドは受信
機で発生される。その代わりに、この時間遅延は、各データパスあるいはMID
Iチャネルに対する楽器音楽の音の長さ、ボーカル音楽の音の長さ及び/または
基本的な音声サウンドの持続時間の関数であってもよい。
【0008】 本発明の受信機は、サウンドジェネレータによってサウンドの発生に対するコ
マンドのための符号化する送信データを受信できる。この受信機は、データを検
出できるチューナと、データを処理する受信機プロセッサとを有する。この受信
機は、ユーザ制御及び受信機クロックを有し、内部サウンドジェネレータを有し
、及び/またはコマンド変換器及びインタフェースコネクタを介して外部サウン
ドジェネレータに接続できる。このサウンドジェネレータは、合成器技術及び/
またはサンプル波形のようないかなる使用可能な技術も利用し、受信データで符
号化されるサウンドを発生する。この受信機は、MIDIデータをサウンドジェ
ネレータに送信するより前にMIDIボーカル“ノートオン”コマンドの直前の
新しいMIDIボーカル“ノートオフ”コマンドを所与のボーカリストに対して
選択的に加える。この動作は、望まれていない一致するボーカリストサウンドが
同じボーカリストから防止するのに必要である。受信機ボーカル“ノートオフ”
コマンドは、このデータをサウンドジェネレータに送信するより前にボーカル“
ノートオン”コマンドの直前に加えられる。
【0009】 開示された本発明のこれら及び他の長所は、添付図面とともに理解される場合
、下記の説明の理解から明らかになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
第1に、発明は、テレビについて説明される。それから、無線についての相違
点が説明される。最後に、本発明の構造を裏付ける3つのデータ例が与えられる
。本発明は、標準MIDIデータフォーマット及びMIDIサウンドジェネレー
タを従来の論拠として使用して説明されているが、それ以外の異なるデータフォ
ーマット及び装置が、それらが受信機側でのサウンドジェネレータの制御及び動
作のための同種の情報を伝えるのであれば、使用されてもよい。
【0011】 本発明では、用語「MIDI」は、技術分野で一般的に理解されている内容よ
り広範であることが意図される。本発明においては、用語「MIDI」は、標準
MIDIデータ能力を含むだけではなくエラー検出、エラー補正、タイミング補
正(時間タグデータ)、及び発声能力の内の1つまたは複数も含む。技術分野で
一般的に知られているMIDIデータに限られる基準は、「標準MIDIデータ
」と呼ばれる。発声能力は、サウンドジェネレータ内の多様なピッチで声によっ
て作り出される音素音の発生を制御するMIDIデータを生成することにより達
成される。音素音は、声によって作り出される音楽及び音色の両方のために生成
される。
【0012】 図1を参照すると、MIDIデータのスタジオ応用例では、データソース60
1が楽器コマンドデータ及び声のコマンドデータを、音声波形を生成するスタジ
オサウンドジェネレータ602にリアルタイムで送信する。該スタジオサウンド
ジェネレータ602は、音声波形を生成するために、サンプリングされた波形技
法または波形合成技法のどちらかを活用してもよい。その後、これらの音声波形
は、スタジオ音声増幅器603及びスタジオラウドスピーカ604に送信される
【0013】 図2は、標準MIDIデータを示す。指定された16進値付きのステータスバ
イトごとに、指定コマンド機能が実行される。任意の数の追加データバイトを必
要とする可能性のあるシステム制御コマンド機能を除き、各コマンド機能は、そ
れ自体、そのコマンド機能を完全に定義するために追加の1個または2個のデー
タバイトを必要とする。
【0014】 図3は、ブロック形式の典型的な3バイトMIDI楽器コマンドを示す。該コ
マンドは、1個のステータスバイト101、第1データバイト102及び第2デ
ータバイト103を含む。 図4、図5、及び図6は、本発明に関して考案されたような典型的な7バイト
のMIDI音声コマンドを示す。
【0015】 図4は、MIDI発声「音符オン(note−on)」コマンドを示す。この
コマンドは、第1ステータスバイト101、第2ステータスバイト202、音素
バイト203、速度バイト204、ピッチ#1バイト205、ピッチ#2バイト
206、及びピッチ#3バイト207を含む。該速度バイトは、音の大きさを指
定する。
【0016】 図5は、MIDI発声プログラム変更コマンドを示す。このコマンドは、第1
ステータスバイト301、第2ステータスバイト302、ボーカリスト第1バイ
ト303、ボーカリスト第2バイト304、第1未使用バイト305、第2未使
用バイト306、及び第3未使用バイト307を含む。MIDI発声プログラム
変更コマンド内では、未使用のバイトは、サウンドジェネレータが、発生サウン
ドを修正するために使用できる、感情の状態などのボーカリストの追加特徴を説
明するデータを伝えるために活用されてもよい。用語ボーカリストは、歌手と話
者の両方を含む。
【0017】 図6は、MIDI発声「音符オフ(note−off)」コマンドを示す。こ
のコマンドは、第1ステータスバイト401、第2ステータスバイト402、音
素バイト403、速度バイト404、ピッチ#1バイト405、ピッチ#2バイ
ト、及びピッチ#3バイト407を含む。MIDI楽器コマンドでの場合のよう
に、MIDI発声コマンド機能は、ステータスバイトの16進値によって決定さ
れる。しかし、MIDI発声コマンドは、MIDI楽器コマンド用の唯一のステ
ータスバイトと比較して、それぞれ2個のステータスバイト、つまり第1ステー
タスバイトと第2ステータスバイトを有する。MIDI発声「音符オン」コマン
ド及び「音符オフ」コマンドは、歌手と話者の両方のために使用される。それぞ
れ異なる量のデータを含むその他の異なるデータフォーマットが、それらがサウ
ンドジェネレータの制御及び動作のために同種の情報を伝えるのであれば、使用
されてもよい。該音素バイト203は、受信機の内蔵サウンドジェネレータによ
って使用されるための基本言語音情報を指定する。好ましい実施形態は基本言語
音を、国際音標文字によって定義されるように活用する。しかしながら、その他
の基本言語音が使用されてもよい。本発明も、従来人間の声によって作り出され
る音あるいは楽器の音とみなされない可能性のある音について符号化するために
MIDIデータを使用する。このような音のいくつかの例は動物音、機械音、自
然で発生する音、ドアを手でノックすること、本が床に当たる音、及び黒板をひ
っかくつめの音である。
【0018】 図7は、データソース付きテレビ放送送信機システム700を示す。該データ
ソース601はMIDIデータを出力する。データソース601となることがで
きるデバイスの2つの例が、固有のソフトウェアまたはCubaseまたはCa
kewalk製品(後者は、現在標準MIDIデータを生成する)などの周知の市
販されているソフトウェアを使用するパーソナルコンピュータ、ならびに過去に
作成されたMIDIデータを記憶するデータシーケンサである。該データソース
601は、アコースティック楽器に接続される変換器、電子楽器からのデジタル
MIDIデータ出力、アナログまたはデジタルサウンド波形をMIDIデータに
、及びデータ入力からキーボードまたはその他のデータ入力装置に変換する信号
プロセッサからリアルタイムでMIDIデータを出力してもよい。
【0019】 図8は、機能上データ経路またはデータストリームに分類されるデータソース
601によって出力される典型的なテレビMIDIデータを示す。該データソー
スは、現在のテレビ番組の楽器サウンドトラック及びその番組のための声によっ
て作り出される音楽及び話し言葉の言語変換を表す大量のMIDIデータを出力
することができる。加えて、及び同時に、該データソースは、補助的なまたは関
連のない音楽番組、ならびにその補助的な番組のための声によって作り出される
音楽及び話し言葉のインストルメンタルミュージックサウンドトラックを出力す
ることができる。
【0020】 NTSCテレビについて、従来の非MIDI番組サウンドトラック及び該番組
の歌唱部分は、音声信号回路707によって製作され、周波数変調済み副搬送波
を使用する従来の番組音伝送を介して送信され、従来の回路内の受信機で処理さ
れる。全デジタルテレビについては、従来の非MIDI番組サウンドトラック及
び歌唱部分は、デジタルデータ信号を使用する従来の番組音伝送を介して送信さ
れ、従来の回路内の受信機で処理される。
【0021】 図7を参照し直すと、各データ経路用のMIDIデータはデータソース601
から送信機プロセッサ702に送られる。現在、テレビ放送送信機システム70
0においては、リアルタイムでMIDIデータを伝送することができないため、
データソースからの各データ経路用MIDIデータは、時間セグメントに分割さ
れ、送信機プロセッサ702によってパケットの中に格納されなければならない
。該時間セグメントは、アキュムレータ周期と呼ばれる。この好ましい実施形態
では、アキュムレータ周期の継続時間は、毎秒約60画像フィールドがある64
NTSCピクチャフィールドであるか、あるいはデジタルテレビについては、存
続時間は、毎秒30画像がある32のデジタルテレビピクチャである。存続時間
のそれ以外の値は実現されてもよい。送信機プロセッサ702は、タイミング回
路703からタイミング信号も受信する。タイミング信号は時間基準を提供する
。送信機プロセッサは、各データ経路用のMIDIデータをアキュムレータ周期
に分割する。それから、送信機プロセッサは、前記MIDIコマンドが配置され
、そのそれぞれの時間タグバイト付きの各MIDIコマンドを追加するその対応
するアキュムレータ周期内で、相対的な時間を表す時間タグバイトを作成する。
後述されるように、受信機は、MIDIデータのタイミング補正用に時間タグバ
イトを使用する。各MIDI楽器コマンドは、この時点で、4バイトのデータを
含む。時間タグが1バイトより大きいデータを含むことは可能であるが、好まし
い実施形態では時間タグは1バイトのデータを含む。
【0022】 送信機プロセッサ702は、時間タグバイトを各データ経路内のすべてのMI
DIコマンドに適用し、各アキュムレータ周期の最後まですべてのMIDIデー
タを一時的に記憶する。アキュムレータ周期は、データ経路ごとに64のデータ
フィールドを含む。楽器コマンド及び発声コマンドの量は、パケットヘッダデー
タ及びエラー検出データとエラー補正データに容量を提供するために、64のデ
ータフィールドの中から44のデータフィールドだけを占有するように制限され
る。典型的なMIDI楽器コマンドは、1つのデータフィールドを占有し、各M
IDI発声コマンドは2つのデータフィールドを占有する。この好ましい実施形
態では、データ経路ごとのアキュムレータ周期内に最大量44の楽器コマンドま
たは22の発声コマンドがある。アキュムレータ周期のための異なる長さの時間
、アキュムレータ周期内の異なる量のデータフィールド、及び各データフィール
ド及びアキュムレータ周期内の異なる量の楽器コマンド及び発声コマンドを活用
するそれ以外の異なるデータフォーマットが実現されてもよい。代替実施形態で
は、アキュムレータ周期の時間の長さは、各アキュムレータ周期の長さを指定す
るデータが含まれ、それによって受信機でタイミング補正を容易にするのであれ
ば、信号内で変わる可能性がある。
【0023】 好ましい実施形態では、エラー検出データ及びエラー補正データがアキュムレ
ータ周期内に含まれることが注記されなければならない。代替実施形態では、エ
ラー補正データは省略できる。 アキュムレータ周期の最後に、そのアキュムレータ周期中に処理されたMID
Iデータはデータプロセッサ704に送信される。データ結合器プロセッサは、
パケットヘッダデータ、バーストエラー検出データとバーストエラー補正データ
、及びランダムエラー検出データとランダムエラー補正データを生成する。各ア
キュムレータ周期及びデータ経路の44の楽器コマンドまたは22の発声コマン
ドに対し、データ結合器プロセッサは、合計64のデータフィールド用に、1つ
のパケットヘッダフィールド、及びバーストエラー検出データとバーストエラー
補正データを追加する。各データ経路用のこれらの64のデータフィールドが1
パケットである。1パケットが、異なる数のデータフィールドを含むことは可能
であるが、パケットあたり64のデータフィールドが好ましい実施形態である。
データ結合器プロセッサ704は、64のデータフィールドのそれぞれに対し、
ランダムエラー検出データとランダムエラー補正データを追加してもよい。なん
らかの理由のために、特定のアキュムレータ周期のMIDIデータが伝送のため
に2つまたは3つ以上のパケットに格納されると、それらのパケットのそれぞれ
は、MIDIデータが属するアキュムレータ周期を特定する情報を含む。この特
定情報の1つの例が、アキュムレータ周期ごとに単純な通し番号を含むパケット
ヘッダフィールド内のデータバイトである。該通し番号の値は、各連続アキュム
レータ周期ごとに1カウント、単純増分し、最大カウントが達成されるとりセッ
トされてもよい。
【0024】 各データ経路を特定し、その開始点を特定するために、データ経路ごとに各ア
キュムレータ周期の開始時にパケットヘッダフィールドを提供し、それにより受
信機でのMIDIデータの処理を容易にすることが必要である。 図9は、パケットヘッダフィールドを示す。パケットヘッダフィールドは第1
ステータスバイト501、第2ステータスバイト502、未使用バイト503、
及びデータ経路識別バイト504を含む。該パケットヘッダフィールドは、受信
機が、データ経路ごとの各アキュムレータ周期に属する64のデータフィールド
を認識できるようにする。NTSCテレビについては、各データ経路は、それら
が伝えられる3つの特定のピクチャ線路によって特定されてもよい。デジタルテ
レビについては、各データ経路は、パケットヘッダフィールドにより特定される
【0025】 パケットごとのバーストエラー検出データとバーストエラー補正データの値は
、実現されているエラー検出方法とエラー補正方法に依存する。多様なエラー検
出方法とエラー補正方法が、技術分野でよく知られている。 各フィールド内のランダムエラー検出データとランダムエラー補正データの値
は、実現されているエラー検出方法とエラー補正方法にインプリメントする。多
様なエラー検出方法とエラー補正方法が、技術分野でよく知られている。
【0026】 発声コマンドはそれぞれ2つのデータフィールドを必要とするため、データ経
路内で最大データ転送速度を超えないためには、発声データ量を削減する方法を
提供する必要がある。この削減は、別の「音符オン」コマンドが直後に続く(デ
ータ経路及びMIDIチャネルでの)すべての発声「音符オフ」コマンドを排除
することによって、送信機でのデータソース601内で達成される。ボーカリス
トは一度に1つの音素を歌うまたは話すことができるにすぎないため、これらの
発声「音符オフ」コマンドを排除することは妥当である。受信機は、処理中に、
発声「音符オフ」コマンドをMIDIデータに付け加え直す。
【0027】 図7を参照し直すと、パケットは、データ結合器プロセッサ704から信号合
成機705に送信される。ビデオ信号及び音声信号は、それぞれビデオ信号回路
706及び音声信号回路707から信号合成機705にも送信される。ビデオ信
号回路706は、ピクチャ情報を生成する。音声信号回路707は、従来の番組
サウンドトラック及び歌唱部分を生成する。信号合成機705内では、データ結
合器プロセッサ704からのパケットが、NTSCテレビ放送システムとデジタ
ルテレビ放送システムの両方に関する技術分野でよく知られている技法を使用し
てビデオ信号及び音声信号と結合される。好ましい実施形態では、MIDIデー
タは、テレビ受信機内で閉鎖字幕データ検出器を活用するフォーマットで伝えら
れる。しかしながら、MIDIデータを他のフォーマットで伝えることが可能で
ある。
【0028】 それから、結合されたMIDIデータ、ビデオ信号及び音声信号はテレビ変調
器及び搬送波電力増幅器708に渡され、その後放送のためにテレビ放送アンテ
ナ709に送信される。テレビ放送送信機システム700内では、閉鎖字幕など
のその他の非MIDIデータも信号合成機705で生成、結合されてから、放送
テレビ信号内で伝えられてもよいことも理解される。本実施形態は、音声信号、
ビデオ信号、非MIDIデータ及びMIDIデータが、多様なステップで生成、
処理、及び結合されるが、信号及びデータが1個の装置内で並列で生成、処理さ
れ、ともに結合されるか、あるいは信号及びデータが直列で生成、処理され、結
合されることが可能である。
【0029】 図10は、サウンドジェネレータ付きのテレビ受信機750のブロック図であ
る。図10では、テレビ受信機アンテナ751が放送信号を受信し、信号を受信
し、ビデオ信号を検出するテレビチューナ752に信号を渡す。ビデオ信号は、
表示のためにディスプレイ754に送信される。従来の番組サウンドトラック及
び歌唱部分を含む音声信号は、セレクタスイッチ761に送信される。MIDI
データ信号は、受信機プロセッサ757に送信される。受信機クロック759は
、時間基準のために受信機プロセッサ757に送信されるタイミング信号を生成
する。
【0030】 受信機プロセッサ757は、多様なデータ経路のMIDIデータを別個のまま
に保つ一方で、MIDIデータで複数の機能を実行する。受信機プロセッサがこ
こに説明される機能をすべてを実行する必要がないときには、これらの機能は好
ましい実施形態である。本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、いくつか
の機能が全体で省略されてもよいし、あるいは他の構成要素によって実行されて
もよいことは当業者に明らかである。受信機プロセッサ757は、最初に、伝送
中に発生した可能性のあるランダムビットエラーを、そのフィールド内で検出し
、補正するために、各データフィールド内でランダムエラー検出データ及びラン
ダムエラー補正データを活用する。
【0031】 次に、データ経路ごとのパケットヘッダフィールドが、各データ経路のMID
Iデータを、それぞれがそれ以降の処理のための64のデータフィールドを含む
、パケットまたはアキュムレータ周期に分離するために、受信機プロセッサによ
り活用される。それから、受信機プロセッサは、処理されているアキュムレータ
周期内のMIDIデータ中のあらゆるバーストエラーを検出し、補正するために
、各データ経路パケット内のバーストエラー検出データとバーストエラー補正デ
ータを活用する。受信機プロセッサ757は、次に、各発声コマンド及び楽器コ
マンドの時間タグバイトを検査し、該コマンドをアキュムレータ周期内の正しい
相対時間位置に格納する。この正しい相対時間位置格納を達成するためには、コ
マンドはそれぞれ、受信機クロック759からのタイミング信号に基づく受信機
時間タグデータワードと付け加えられてもよい。該受信機時間タグデータワード
は、各コマンドが受信機プロセッサ757から出力されるだろう時間を指定する
。代わりに、受信機時間タグデータワードは、典型的なMIDIシーケンサデバ
イスでの場合のように、各コマンド間の時間期間を指定してもよい。
【0032】 受信機プロセッサ757は、送信機データソース601によって削除される発
声の「音符オフ」コマンドも作成し直す。この再作成は、以下の通りに達成され
る。受信機プロセッサは、ある特定のデータ経路及びMIDIチャネル用の発声
「音符オン」コマンドの受信時に、発声「音符オン」コマンドを発行する前にそ
のデータ経路及び/またはチャネルの上で鳴るあらゆる過去の音符のための「音
符オフ」コマンドを自動的に発行する。この動作は、同じボーカリストからの所
望されない一致した、声によって作り出される音を妨げるために必要である。
【0033】 ユーザ制御装置758は、受信機プロセッサ757、コマンドトランスレータ
764、及びセレクタスイッチ761と接続する。ユーザ制御装置は、ユーザに
、受信機内の一定の動作特徴を変更する能力を提供する。これらの動作特徴は、
後述される。ユーザ制御装置は、ユーザに命令及び情報を提供するために、ビジ
ュアルディスプレイを含むか、あるいは受信機ディスプレイを使用してもよい。
【0034】 すべてのデータエラーがランダムエラー補正データ及びバーストエラー補正デ
ータによって訂正されないときは必ず、受信機プロセッサ757は、内蔵サウン
ドジェネレータ760及び外部サウンドジェネレータ766の誤動作を防ぐのに
役立てるための2つのデータエラー補償機能も実行する。 音符自鳴を防ぐ第1データエラー補償機能は、受信機プロセッサ757内の反
自鳴論理によって実行される。この機能は、ユーザ制御装置758を使用して、
ユーザによって活性化、及び非活性化され さらに、反自鳴論理の多様な運転モードは、ユーザ制御装置を使用するユーザに
よって選択されてもよい。自鳴は、大部分の場合、管に空気を供給する欠陥のあ
る空気弁のために、オルガンの音管が故意にではなく鳴ることを指す古めかしい
用語である。
【0035】 第1の考えられる問題は、ビットエラーを含む「音符オフ」コマンドである。
図2と図3を参照すると、ステータスバイト101が誤っている場合、該コマン
ドはサウンドジェネレータによって認識されず、対応する音符が自鳴する。第1
データバイト(音符番号またはピッチ)102が誤っている場合には、プロセッ
サが誤った音符を消そうと試み、意図された音符が自鳴する。
【0036】 第2の考えられる問題は、ビットエラーを含む「音符オン」コマンドである。
ステータスバイト101が誤っている場合、該コマンドは失われ、自鳴は発生し
ない。しかしながら、第1データバイト(音符番号またはピッチ)102が誤っ
ている場合、誤った音符が鳴る。誤った音符を鳴らすことは問題ではあるが、対
応する「音符オフ」コマンドが正しい音符を消そうと試み、誤った音符がオンの
ままである(自鳴)するときは必ず、さらに深刻な問題が発生する。
【0037】 ゼロ速度の「音符オン」が「音符オフ」コマンドの代わりに使用されるときに
必ず、第3の考えられる問題が発生する。この場合、第2データバイト(速度)
103にビットエラーがあり、値がゼロではない場合に自鳴問題がある場合があ
る。言うまでもなく、ステータスバイト101または第1データバイト102が
誤っている場合にも問題はある。
【0038】 データエラーのための自鳴の潜在的な問題と闘うためには、反自鳴論理は、一
般的には、反自鳴論理時間遅延を上回る時間期間、鳴っている任意の音符に対し
て、必要に応じて、「音符オフ」コマンドを発行する。一般的には、各MIDI
チャネルには、その他のMIDIチャネルとは異なる反自鳴論理時間遅延が割り
当てられる。
【0039】 受信機が、反自鳴論理時間遅延を決定するための複数の異なる方法がある。1
つの方法は、MIDIチャネルごとの反自鳴論理時間遅延がデータソース601
から特殊システムコマンドによって指定されることである。これらの特殊システ
ムコマンドは、MIDIチャネルごとに考案することができ、受信機プロセッサ
757が使用するための反自鳴論理時間遅延を指定する。第2の方法は、ユーザ
が、ユーザ制御装置758を介して反自鳴論理時間遅延を手作業で設定すること
である。このユーザ制御装置は、遠隔制御装置上、またはフロントパネル制御装
置上にあるか、あるいは人が接続し、データを入力できる任意のそれ以外の種類
の装置である場合がある。第3の方法は、ビット誤り率を分析することによって
、受信機プロセッサ757に、反自鳴論理時間遅延を決定させることである。ビ
ット誤り率とは、ある時間期間で検出されるビットエラーの量のことで、信号の
状態の基準を提供する。ビット誤り率は、ランダムエラー及びバーストエラーの
検出手順と補正手順を実行しつつ、受信機プロセッサによって計算することがで
きる。アキュムレータ周期内のビットエラーの量またはビットエラーの実行平均
などの、受信の質及びこのようにして受信されるMIDIデータの質のそれ以外
の基準が使用されてもよい。ビット誤り率または別の装置を測定することも可能
である。一般的には、データ誤り率を定量化する任意の技法が、信号の状態の、
及びこのようにして受信の質の基準を提供する上で有効である可能性がある。ビ
ット誤り率は、データ誤り率のための好ましい基準である。受信機プロセッサは
、ビット誤り率が上昇するにつれて、反自鳴論理時間遅延を削減できる。
【0040】 受信機が反自鳴論理時間遅延を決定するための第4の方法は、2つのパラメー
タ、つまり平均音符長及びビット誤り率に基づいている。受信機プロセッサ75
7は、平均音符長及びビット誤り率を計算することによりMIDIチャネルごと
に反自鳴論理時間遅延を自動的に制御する。反自鳴論理時間遅延を計算するため
に、受信機プロセッサは、最初に、MIDIチャネルごとに、正しく受信された
「音符オン」コマンドと「音符オフ」コマンドがあった音符の平均存続時間を計
算する。それから、この平均存続期間は乗算されるか、あるいはそれ以外の場合
にはビット誤り率またはその同じアキュムレータ周期内のビットエラーの数に基
づいた、あるいはビットエラーの実行平均数に基づいた係数によって調整される
。該係数は、一般的には、ビット誤り率が上昇するにつれて削減される。この第
4の方法を使用すると、ときおり、いくつかの音符を早期に、該音符の放送「音
符オフ」コマンドの受信より前に遮断させる結果となる。
【0041】 前記方法のオプションの特徴は、受信機プロセッサが、各MIDIチャネル内
で2つまたは3つ以上の音符の範囲の平均音符長を分析し、反自鳴論理時間遅延
をそれぞれの範囲に割り当てることである。例えば、1つの範囲は、音節中のC
から上方へであり、1つの範囲は音節中のC以下である場合がある。 好ましい実施形態では、反自鳴時間遅延は、オプションの機能とともに、第4
の方法と第1の方法を組み合わせることによって発生する。
【0042】 一般的には、MIDI声データの自鳴問題は、MIDI楽器データの自鳴問題
に類似している。解決策は類似しているが、MIDI声データ問題についてさら
に精密な方法を必要とするいくつかの特定の相違点がある。 受信機プロセッサ757は、それ以降の発声「音符オン」コマンドが同じMI
DIチャネルに対して受信されるたびに、すべての過去の、声によって作り出さ
れる音符を自動的に消すために、自鳴は、本来、声によって作り出される音楽に
対しては最小限に抑えられる。この方式は、なんらかの音楽に必要とされる毎秒
あたりの音素の高いピーク値を達成するために編み出された。
【0043】 MIDI発声データ用の「音符オフ」コマンドは、ある音符の後に別の音符が
即座に続かない場合を除いて送信されない可能性があるため、受信された「音符
オン」から「音符オフ」への期間に基づいて受信機で発声音の平均音符長を測定
することは可能ではない。一般的には、歌唱部分については、平均音符長は、「
音符オフ」コマンドが削除された、あるいはまだ付け加え直されていない、受信
された「音符オン」から「音符オフ」の期間に基づいて、受信機で測定される。
しかしながら、ビット誤り率が低いときは必ず、この測定値は良好な受信中、信
頼できるにすぎない。
【0044】 母音音素は長い場合もあれば、短い場合もあるが、一般的には子音音素より長
いが、子音音素が短いことを考慮することも重要である。音素存続期間のこの差
異のために、受信機プロセッサ757は、子音音素と母音音素に異なる反自鳴論
理時間遅延を実現し、音がその計算された反自鳴論理時間遅延を超えるときはつ
ねに、子音及び母音用の発声「音符オフ」コマンドを注入してもよい。好ましい
実施形態では、音符長のその他の基準が使用されてもよい。これらのその他の基
準の2つの例は、最大音符長及び中間音符長である。
【0045】 受信機プロセッサ757は、第2データエラー補償機能を実行する反コマンド
論理も含む。該機能は、活性化及び非活性化され、それ以外の場合には、ユーザ
制御装置758を使用するユーザによって制御される。また、反コマンド論理は
、反自鳴論理が行ったように意思決定するために、データのビット誤り率に基づ
いて信号の状態を活用する。
【0046】 反コマンド論理は、受信機プロセッサが、低品質の受信の期間中、高い優先順
位のコマンドだけを選択的に出力できるようにする。低品質の受信とは、ビット
誤り率が所定の値、つまり、不満足な受信値を超えるときのその時間期間として
定義される。高優先順位コマンドの2つの例が、「音符オン」コマンドと「音符
オフ」コマンドである。それ以外のコマンドは、高優先順位コマンドと見なされ
てもよい。穏当な受信の期間中、受信機プロセッサ内の反コマンド論理は、適度
な優先順位のコマンドと高優先順位のコマンドを選択的に出力するが、音楽番組
の品質を大幅に低下させるだろう低優先順位コマンドの通過を妨げる。穏当な受
信は、ビット誤り率が低品質の受信値未満であるが、第2所定値である良好な受
信値より高いときのその時間期間として定義される。受信機プロセッサがその通
過を妨げる低優先順位コマンドは、番組変更コマンドを含んでよいが、番組変更
コマンドに制限されない。受信機プロセッサが穏当な受信の期間中に出力する適
度な優先順位のコマンドは、制御変更コマンドを含んでよいが、制御変更コマン
ドに制限されない。受信機プロセッサが穏当な受信中に出力する高優先順位コマ
ンドは、前述されたように、「音符オン」コマンドと「音符オフ」コマンドを含
む。その他のコマンドは、高優先順位コマンドと見なされてもよい。
【0047】 低品質の受信及び穏当な受信の期間中、受信機プロセッサ757は、例えば、
これらの番組変更コマンドを置換し、妨げられ、及びそれによってサウンドジェ
ネレータの適度な制御を保証する変更コマンドを制御するために、複数秒の遅延
の後に、デフォルトの番組変更コマンドを自動的に発行し、変更コマンドを制御
してもよい。反コマンド論理が受信機内で実現されるときには、データソース6
01は、信号受信が改善するたびに、可能な限り早急に正しいMIDIデータを
提供するために数秒ごとに、番組変更コマンド及び制御変更コマンドの定期的な
更新を出力しなければならない。良好な受信の期間中、ビット誤り率が良好な受
信値未満であるときには必ず、受信機プロセッサ757が多様な制御変更コマン
ド及び番組変更コマンドを通常の方法で出力する。良好な受信値及び低品質の受
信値の実際の数は、数多くの要因に応じて変化してもよい。
【0048】 受信機プロセッサ757は、発声コマンド時に2つの編集機能も実行する。第
1編集機能は、入信発声「音符オン」コマンドの音素シーケンスを監視し、特定
の言葉または音素のシーケンスを認識することである。受信機プロセッサは、言
葉を削除するか、認識された特定の言葉または音素のシーケンスに他の言葉を代
用する。削除は、認識された音素シーケンスのMIDIデータの出力を妨げるこ
とによって発生することがある。このような方法で、内蔵サウンドジェネレータ
760または外部サウンドジェネレータ766は、認識された特定の言葉または
音素シーケンスによって表される言葉を鳴らすことを妨げられる。削除は、認識
された音素シーケンスのゼロまで、またはほぼゼロまでの速度について、MID
Iデータ符号化を変更することによっても発生することがある。このような方法
では、内蔵サウンドジェネレータ760または外部サウンドジェネレータ766
は、音素シーケンスを作成するが、音量は大変低く、人はそれを聞くことができ
ない。この第1編集機能は、ユーザ制御装置758によって制御することができ
る。ユーザ制御装置は、この機能を活性化、及び非活性化し、編集される特定の
言葉及び音素のシーケンスを改変することができる。この第1編集機能の目的と
は、ユーザにいよって攻撃的と見なされる選択された言葉が、内蔵サウンドジェ
ネレータまたは外部サウンドジェネレータによって鳴らされる、あるいは鳴らさ
れる場合には、聞き取ることのできないレベルで、発生するのを防ぐことである
。受信機プロセッサは、その伝送が2つまたは3つ以上のアキュムレータ周期に
及ぶ完全な言葉を処理するために、通常、少なくとも1つの追加アキュムレータ
周期、MIDIデータのスループットを遅延させる必要がある。言葉の置換は、
認識された音素シーケンスのMIDIデータの代わりに、MIDIデータ符号化
を代用することによって発生することがある。置換されるMIDIデータは、削
除されなければならない音素シーケンスによって占領される時間間隔内に置かれ
る。
【0049】 受信機プロセッサ757による発生コマンド時に実行される第2編集機能は、
話し言葉と声による歌詞の両方の言葉の明快さを高めるために特定の音素、典型
的には子音の大きさレベルを選択的に調整するという機能である。第2編集機能
は、ユーザ制御装置758によって制御される。活性化時、この第2編集機能は
、運用言語科学の熟練者によって、またはユーザによって話し言葉の明快さに重
大であると見なされる子音音素またはその他の指定された音素シーケンスの大き
さのレベルを高める。加えて、第2編集機能は、発声信号の相対的な大きさを増
加または減少するために、ユーザ制御装置を使用することによって、ユーザがデ
ータ経路及びMIDIチャネルの相対的な大きさを選択的に調整できるようにす
る。これらの特徴は、聴力障害のある人物に有利である。大きさレベルを調整す
るために、受信機プロセッサは、選択された音素の速度について、1つまたは複
数のチャネル内でのデータの速度について、及び/または1つまたは複数のデー
タ経路内でのデータの速度についてMIDIデータ符号化を変更する。
【0050】 MIDIデータは処理された後、それは、多様なコマンドのそれぞれを内蔵サ
ウンドジェネレータ760及びコマンドトランスレータ764に送出するために
、正しい時間が、時間タグバイト及び受信機時間タグデータワードに基づいて達
するまで、受信機プロセッサ757内に一時的に記憶される。コマンドを出力す
る前、受信機プロセッサは、すべてのランダムエラー検出データとランダムエラ
ー補正データ、バーストエラー検出データとバーストエラー補正データ、パケッ
トヘッダフィールド、時間タグバイト、及び受信機時間タグデータワードを削除
する。
【0051】 図8と図10を参照すると、通常、テレビ伝送には8つのデータ経路が使用で
きるため、ユーザ制御装置758は、ユーザが、番組に関係したMIDIデータ
経路52から所望される番組に関係する音楽及び言語を選択することができるか
、あるいはユーザが補助的なMIDIデータ経路53から所望される言語内の現
在の番組とは無関係に補助的なサウンドトラックを選択できるようにする。ユー
ザ制御装置は、受信機プロセッサ757と対話し、それによって受信機プロセッ
サに、選択されたデータ経路及び/またはMIDIチャネルを内蔵サウンドジェ
ネレータ760に渡すように命令する。ユーザ制御装置は、受信機プロセッサに
、同じデータ経路またはそれ以外の選択されたデータ経路、及び/またはMID
Iチャネルをコマンドトランスレータ764に出力するように命令してもよい。
【0052】 図8は、多様なデータ経路が割り当てられているMIDIサウンドジェネレー
タチャネルを示す。複数のデータ経路がある特定のMIDIチャネルに割り当て
られる場合、それらのデータ経路の中の1つだけが、データを内蔵サウンドジェ
ネレータに、またはコマンドトランスレータに送信するために、ユーザ制御装置
によって任意の特定時に選択される。したがって、MIDIチャネル使用におい
て矛盾は生じてはならない。
【0053】 図3は、典型的なMIDI楽器コマンドを示し、図4、図5及び図6は内蔵サ
ウンドジェネレータ760に送信される典型的なMIDI発声コマンドを示す。
内蔵サウンドジェネレータ706が放送データフォーマットのデータフォーマッ
トとは異なるデータフォーマットを活用するように設計される場合、受信機プロ
セッサ757はデータを適切にフォーマットし直さなければならない。
【0054】 内蔵サウンドジェネレータ760は、受信機プロセッサ757からの「音符オ
ン」コマンドと「音符オフ」コマンドに応えて、楽器音及び声によって作り出さ
れる音を作り出す。内蔵サウンドジェネレータは、多様な音を作り出すために、
サンプリングされた波形及び/または剛性の技法などの任意の使用可能な技法を
活用してもよい。これらの音は、音声信号の形で内蔵サウンドジェネレータから
出力される。
【0055】 サンプリングされた波形を使用する内蔵サウンドジェネレータ760は、それ
ぞれの音を作り出すためにデジタル化された波形を記憶している。声によって作
り出される音については、それぞれのサンプリングされた波形は、ある特定のピ
ッチでの1つの音素音のデジタル録音である。声によって作り出されるサンプリ
ングされた波形は、人の話し言葉及び発声音楽の実際の録音から得られてもよい
。MIDI発声番組変更コマンドの中で、未使用バイトは、感情状態などのボー
カリストの追加の特徴を記述するデータを伝えるために活用されてもよい。サウ
ンドジェネレータは、発声する音素音を修正するために、データを使用できる。
図4を参照すると、内蔵サウンドジェネレータは、鳴らされる音素及び1つまた
は複数のピッチに対応する記憶されているデジタル録音をメモリから選択するた
めに、最も最近の発声番組変更コマンド(図5を参照すること)によって決定さ
れるように、声とともに、発声「音符オン」コマンドの音素バイト203、ピッ
チ#1バイト205、ピッチ#2バイト206、及びピッチ#3バイト207を
活用する。好ましい実施形態では、サウンドジェネレータは、1つまたは複数の
ピッチで音素音のためにデータを記憶し、技術分野で既知である技法を使用して
その他のピッチのための音を引き出す。通常、発声「音符オン」コマンドの中で
は、ソロボーカリストについては1つのピッチだけが使用され、合唱曲のアンサ
ンブルについては最高3つのピッチが使用されてもよいことに注意する。内蔵サ
ウンドジェネレータ760は、1つまたは複数のデジタル録音を音声信号に変換
する。さらに、内蔵サウンドジェネレータは、音素音の大きさを調整するために
速度バイト204を活用する。第2ステータスバイト202は、発声音素音を特
定のMIDIチャネルに割り当てる。図5を参照すると、MIDIチャネル用の
声は、そのチャネル用の最も最近の発声番組変更コマンドのボーカリスト第1バ
イト303とボーカリスト第2バイト304の両方によって決定される。第2ス
テータスバイト302は、声を特定のMIDIチャネルに割り当てる。チャネル
のための声は、そのチャネルにとって新しい番組変更コマンドによって任意の時
点で変更されてもよい。
【0056】 サンプリングされた波形を使用する内蔵サウンドジェネレータ760は、「音
符オン」コマンドと「音符オフ」コマンドに応えてインストルメンタルミュージ
ックを作り出すために技術分野で周知の技法を活用する。 音を発声させる代替方法は、サウンドジェネレータ760が、シンセサイザ技
法を活用することである。シンセサイザがどのようにして声によって作り出され
る音を生成するのかは、技術分野で周知である。図4を暗証すると、内蔵サウン
ドジェネレータは、必要とされる声によって作り出される音の記憶されたシンセ
サイザパラメータをメモリから選択するために、最も最近の発声番組変更コマン
ド(図5を参照すること)によって決定されるような声とともに、音素バイト2
03、ならびに発声「音符オン」コマンドのピッチ#1バイト205、ピッチ#
2バイト206、及びピッチ#3バイト207を活用する。好ましい実施形態で
は、サウンドジェネレータは、各ピッチで各音素音を作成するためのデータを記
憶する。代替実施形態では、サウンドジェネレータは、1つまたは複数のピッチ
で音素音のシンセサイザパラメータを記憶し、技術分野で既知である技法を使用
してその他のピッチの音を引き出す。別の実施形態では、シンセサイザは、人間
の発声機構の解剖学的構造を模擬実験することによって声によって作り出される
音を作成する。さらに、速度バイト204は大きさを調整し、第2ステートバイ
ト202は特定のMIDIチャネルに発声音素音を割り当てる。MIDIチャネ
ル用の歌手または話者の声は、そのチャネルの最も最近の発声番組変更コマンド
によって決定される。
【0057】 合成された波形を使用する内蔵サウンドジェネレータ760は、「音符オン」
コマンドと「音符オフ」コマンドに応えてインストルメンタルミュージックを作
り出すために技術分野で周知の技法を活用する。 シンセサイザである内蔵サウンドジェネレータを使用することは、記憶されて
いるデジタル化された波形を使用するものに優る大きな優位点を有する。デジタ
ル化された波形は、各波形の多くのサンプルを必要とし、それぞれのサンプルは
、通常、2バイトまたは3バイト以上のデータを必要とする。シンセサイザを使
用すると、内蔵サウンドジェネレータは、発振器、フィルタ帯域周波数、及びフ
ィルタ振幅変調器を設定するためのシンセサイザパラメータだけを記憶してもよ
い。このようにして、シンセサイザ技法は、音を生成するサンプリング済み波形
技法より大幅に少ないメモリを必要とするはずである。しかしながら、音を生成
するどちらかの方法が、本発明では可能である。
【0058】 受信機が初期にオンにされる、あるいは継続中のMIDI歌または話とともに
テレビチャネルに合わされると必ず、内蔵サウンドジェネレータ760は、適切
に初期化されるために、一定のMIDIコマンドの入力を必要とする。2つの最
も重要なMIDIコマンドとは、16のMIDIチャネルのそれぞれに音声を選
択する番組変更コマンドと、音調を一定に保つ、トレモロ等の機能を活性化する
制御変更コマンドである。このようにして、内蔵サウンドジェネレータの正しい
動作を確実にするために、送信機でのデータソース601は、実践可能なほど頻
繁に、番組変更コマンド及び制御変更コマンドを連続して更新し、出力する必要
がある。さらに、受信機プロセッサ757は、受信機プロセッサが適当な量の番
組変更コマンドデータ及び制御変更コマンドデータを受信するまで、内蔵サウン
ドジェネレータ及び外部サウンドジェネレータを消音するように設計できる。代
わりに、受信機プロセッサは、更新された値が送信機から受信されるまでの間、
内蔵サウンドジェネレータ及び外部サウンドジェネレータに対し、番組変更コマ
ンド及び制御変更コマンドのデフォルト値を出力するように設計されてもよい。
【0059】 内蔵サウンドジェネレータ760からの音声信号は、セレクタスイッチ761
に送信される。ユーザ制御装置758を操作するユーザは、セレクタスイッチを
操作し、このようにしてテレビチューナー752から従来の非MIDI音声信号
、または内蔵サウンドジェネレータから音声信号のどちらかを選択することがで
きる。内蔵サウンドジェネレータは、前述されたユーザ選択に応じて、現在の番
組の第2言語または第3言語、あるいはえり抜きの何らかの言語の補助サウンド
トラックを出力してもよい。選ばれる信号は、ユーザが傾聴するために、内蔵音
声増幅器762及び内蔵ラウンドスピーカ763に送られる。
【0060】 図10を参照すると、受信機は、コマンドトランスレータ764及びインタフ
ェースコネクタ765も含んでよい。受信機プロセッサ757は、ユーザ制御装
置758によって、選択されたデータ経路及び/またはチャネルをコマンドトラ
ンスレータに渡すように命令されてもよい。ユーザ制御装置は、コマンドトラン
スレータの機能と対話し、コマンドトランスレータの機能を活性化し、制御する
。コマンドトランスレータの機能が非活性化しているときはつねに、すべてのM
IDIコマンドはコマンドトランスレータを通ってインタフェースコネクタ76
5に未変更で渡される。活性化されると、コマンドトランスレータはMIDIコ
マンドを、受信機プロセッサから出力されるものとは異なるMIDIコマンドフ
ォーマットを必要とする外部サウンドジェネレータ766と互換性のある形式に
変換する。
【0061】 加えて、外部サウンドジェネレータが発声音楽機能を有さない場合、コマンド
トランスレータは、発声コマンドを標準MIDI楽器コマンドに変換できる。こ
のようにして、コマンドトランスレータ及びインタフェースコネクタは、受信機
プロセッサから外部サウンドジェネレータへ、MIDIデータを渡す。外部サウ
ンドジェネレータは、外部サウンドジェネレータが発声音楽機能を有さないとき
を除き、前述された内蔵サウンドジェネレータ760と同じように動作する。ま
た、外部サウンドジェネレータは、いくつかのケースでは、MIDI携帯キーボ
ードに内蔵されてもよいことにも注意する。外部サウンドジェネレータは、音声
信号を外部音声増幅器767及び外部ら外部ラウドスピーカ768に出力する。
【0062】 テレビ受信機750の中では、その他の非MIDIデータが受信されたデータ
信号内に存在してもよいことが理解される。このその他の非MIDIデータは、
テレビチューナ752によって検出されてから、それぞれのプロセッサに渡され
てもよい。 この好ましい実施形態では、音声信号、ビデオ信号、MIDIデータ及び非M
IDIデータが多様なステップで処理されるが、信号及びデータは並列で処理さ
れ、1つの装置で出力されるか、あるいは信号及びデータが直列で処理され、出
力されることが可能である。受信機は、構成要素の多様な部分でMIDIデータ
を処理することも可能である。
【0063】 図11は、データソース601付きの無線放送送信機システム800を示す。
インストルメンタルミュージック、声によって作り出される音楽、声によって作
り出される音楽の言語変換、番組からの話し言葉ダイアログ、番組からのダイア
ログの言語変換、及び/またはこれらの項目の組み合わせは、データソースによ
って出力される。テレビ用のもののようなデータソース(図7を参照すること)
は、MIDIデータを出力するデバイスであってもよい。データソース601の
いくつかの例は、コンピュータ、過去に作成されたMIDIデータを記憶するデ
バイス、MIDIシーケンサデバイス、またはMIDIデータを出力するそれ以
外のデバイスである。データソース601のその他の例は、アコースティックミ
ュージック楽器、電子音楽楽器からのデジタルデータ、アナログサウンド波形ま
たはデジタルサウンド波形をMIDIデータに及びキーボードへのデータ入力か
ら変換する信号プロセッサに接続される変換器など、MIDIデータをリアルタ
イムで出力するデバイスである。データソース601からのMIDIデータ出力
は、データをアキュムレータ周期に分割し、テレビシステム(図7を参照するこ
と)と同様に時間タグバイトを適用する送信機プロセッサ702に送信される。
【0064】 タイミング回路703は、時間基準を提供するために、タイミング信号を送信
機プロセッサ702に送信する。パケットヘッダフィールドは、送信機プロセッ
サから下流にあるデータ結合器プロセッサ704によってデータパケットに追加
される。データ結合器プロセッサ704は、バーストエラー検出データとバース
トエラー補正データ、及びランダムエラー検出データとランダムエラー補正デー
タも各パケットに追加する。それから、MIDIデータは、無線変調器及び搬送
波電力増幅器808に、それから無線放送アンテナ809に渡される。
【0065】 無線放送用のMIDIデータは、テレビ放送用のMIDIデータに類似するフ
ォーマットで伝えられる。しかしながら、テレビでの場合のように、無線チャネ
ルをピクチャ信号と共用することは必要とされないため、無線用のMIDIデー
タは、通常、連続して送信される。無線について、MIDIデータは、データ経
路またはデータストリームに分類される。しかしながら、無線は、通常5つのデ
ータ経路を有するだろう(図12を参照すること)。好ましい実施形態では、無
線データ経路ごとの各パケットが、前記テレビについて説明されたように、64
のデータフィールドを含み、64/60秒または約1.07秒という存続期間に
蓄積されるMIDIデータを含む。しかしながら、他の値が使用されてもよい。
好ましい実施形態では、無線MIDIデータの各パケットは、1つのパケットヘ
ッダフィールド、MIDI楽器コマンド及び発声コマンドを含む44のデータフ
ィールド、及び19のデータフィールドに同等なバーストエラー検出データとバ
ーストエラー補正データを含む。44のデータフィールドが44の楽器コマンド
または22の発声コマンドを搬送できることを思い出すこと。
【0066】 図13は、無線放送内での5つのデータ経路用のMIDIデータの簡略な直列
伝送を示す。MIDIデータのパケットは直列で送信され、5つすべてのデータ
パケットは64/60秒または1.07秒に一度送信される。これらのパケット
は、すべて、順番に送信され、各パケットを先導するパケットヘッダフィールド
によって特定される。
【0067】 AM無線伝送について、信号帯域幅は限られ、このようにして5つのデータ経
路だけが通常放送される。従来のAM放送バンド、540kHzから1700k
Hz用のRF搬送波変調の好ましい技法は、技術分野で周知である直角位相部分
応答(QPR)である。しかしながら、それ以外の変調及び信号方式種類は、使
用されてもよい。5つのデータ経路を放送するために必要とされる総帯域幅は、
QPRの使用及び各アキュムレータ周期が64の6バイトデータフィールドを含
むと想定して、搬送波周波数のプラスマイナス3750Hzである。FM無線伝
送について、信号帯域幅はさらに寛大である。したがって、5つまたは6つ以上
のデータ経路が放送されてもよい。従来のFM放送バンド、88MHzから10
8MHz用の好ましい変調方式は、技術分野で周知である「ならされた(tam
ed)」FMである。しかしながら、衛星または地上放送を介した広帯域デジタ
ル無線伝送には、それ以外の変調及び信号方式の種類が使用されてもよい。広帯
域高データ転送速度デジタル無線は、無線チャネルをその他の信号と共用するこ
とを必要とする可能性がある。無線放送送信機システム800内では、その他の
非MIMDIデータが生成されるか、出力されてから、データ結合器プロセッサ
704で、またはその他のなんらかの便利なインタフェースで結合され、それか
ら放送無線信号内で変換されてもよいと理解される。この好ましい実施形態は、
MIDIデータ及び非MIDIデータが多様なステップで生成、処理及び結合さ
れるが、データが並列で生成、処理され、1つの装置でともに結合されるか、あ
るいはデータが直列で生成、処理され、直列で結合されることが不可能であるこ
とを示している。
【0068】 図14は、サウンドジェネレータ付きの無線受信機850を示す。無線受信機
アンテナ851は、MIDIデータを含む無線信号を受信し、MIDIデータを
含む無線信号を無線チューナ852に送信する。無線チューナは、所望される無
線信号を選択し、所望される無線信号内に含まれるMIDIデータを受信機プロ
セッサ757に出力する。受信機クロック759は、時間基準のために、タイミ
ング信号を受信機プロセッサに提供する。
【0069】 受信機プロセッサは、テレビシステム内と同じ機能を無線システムで実行する
(図10を参照すること)。これらの機能は、MIDIデータをデータ経路に分
離すること、ランダムビットエラー及びバーストエラーを補正すること、MID
Iデータを正しい時間位置に格納すること、及び受信機クロックからのタイミン
グ信号に基づき、各MIDIコマンドを受信機時間タグデータと付け加えること
を含む。これらの機能は、ランダムエラー検出データとランダムエラー補正デー
タ、パケットヘッダフィールド、バーストエラー検出データとバーストエラー補
正データ、及び時間タグバイトを削除することも含む。これらの機能は、反時間
鳴動論理及び反コマンド論理を通してデータを渡すこと、及び自動編集機能(ワ
ード及び/または音を検閲すること、データ経路、MIDIチャネル、ならびに
音及び/またはワードの大きさを変更すること)、及び発声「音符オフ」コマン
ドも必要に応じて挿入することも含む。ユーザは、ユーザ制御装置758を使用
してデータ経路及び/またはMIDIチャネルを選択することによって、データ
経路及び/またはMIDIチャネルのどれが内蔵サウンドジェネレータ760及
び/またはコマンドトランスレータ764に送信されるのかを制御できる。ユー
ザは、ユーザ制御装置に情報を入力することによって、どのデータ経路及び/ま
たはMIDIチャネルが内蔵サウンドジェネレータに送信されなければならない
のか、及びコマンドトランスレータを通して、どれが外部サウンドジェネレータ
に送信されなければならないのかを選ぶことができる。
【0070】 テレビでの場合のように、無線受信機プロセッサ757は、選択されたデータ
経路及び/またはMIDIチャネルを内蔵サウンドジェネレータに及び/または
コマンドトランスレータ764及びインタフェースコネクタ765を通して外部
サウンドジェネレータ766に送信する。内蔵音声増幅器762と内蔵ラウドス
ピーカ763、及び外部音声増幅器767と外部ラウドスピーカ768は、それ
ぞれ内蔵サウンドジェネレータ及び外部サウンドジェネレータの下流にあっても
よい。内蔵サウンドジェネレータは、内蔵音声増幅器に送信される音声信号を生
成するために、サンプリングされた波形及び/または1つまたは複数のシンセサ
イザなどの任意の使用可能な技法を使用してもよい。同様に、外部サウンドジェ
ネレータは、外部音声増幅器に送信される音声信号を生成するために、サンプリ
ングされた波形及び/または1つまたは複数のシンセサイザなどの任意の使用可
能な技法を使用してもよい。
【0071】 無線受信機850内では、その他の非MIDIデータが受信されたデータ信号
の中に存在してもよいことが理解される。このその他の非MIDIデータは、無
線チューナ852によって検出されてから、その他の非MIDIデータのそれぞ
れのプロセッサに渡されてもよい。 この好ましい実施形態は、MIDIデータ及び非MIDIデータが多様なステ
ップで処理、出力されるが、データが並列で処理され、1つの装置で出力される
か、あるいはデータが直列で処理され、出力されるのが可能であることを示して
いる。また、受信機が構成要素の多様な部分でMIDIデータを処理することも
可能である。
【0072】 この好ましい実施形態はMIDIデータ用の2つの種類の放送媒体、つまりテ
レビと無線を説明してきたが、MIDIデータの放送伝送のそれ以外のモードが
存在することが注記されなければならない。人は、遠隔受信機にMIDIデータ
を送信するために多様な放送伝送技法を活用できる。いくつかのそれ以外の放送
伝送技法は、光ファイバケーブル、無線周波数ケーブル、マイクロ波リンク、衛
星放送システム、セルラー電話システム、及びover広域とローカルエリアコ
ンピュータデータネットワークを含むが、それらに制限されない。
【0073】 データ時間−ライン: MIDIデータ送信のタイミングは、受像器における音響と画像間の同期が臨
界の場合のテレビ放送のために特に重要である。この好ましい実施例において、
画像信号が、送信機のビデオ信号回路706から受信機750の表示装置754
にほぼ瞬時に伝送されることが予想される。信号合成機705に到来するMID
Iは、MIDIデータがデータ・ソース601(図7参照)によって生成された
ときからのほぼ一つのアキュムレータ周期遅延される。受信機750(図10参
照)が、MIDIデータを、MIDIデータを処理している間の付加的なアキュ
ムレータ周期だけさらに遅延する。従って、対応する画像信号と同期された時刻
で受信機の内部音響発生装置760またはインターフェース・コネクタ765に
到来するMIDIデータのために、データ・ソース601は、受信機の内部音響
発生装置またはインターフェース・コネクタにおけるそのプレゼンテーション・
タイムに進行して少なくとも二つのアキュムレータ周期でMIDIデータを出力
しなければならない。
【0074】 図15は一つのデータ経路のためのテレビ送信機及び受信機に包含される遅延
時間を示す。時間−ライン1から時間−ライン6は、MIDIデータが送信機と
受信機両方で処理されている間の事象を示す時間−ラインである。データ・ソー
ス601は連続してMIDIデータを生成する。各データ経路につき、各アキュ
ムレータ周期は、データ・ソースから44MIDI楽器命令または22MIDI
音声命令までを含むことができる。時間−ライン1は、テレビ・プログラムのた
めの単一データ経路内の三つの一般的なアキュムレータ周期を示し、それぞれ持
続時間中、64/60秒である。
【0075】 図示した第1アキュムレータ周期を「A」で、第2を「B」、また第3を「C
」で示す。周期「A」の終了後、MIDIデータは送信機プロセッサ702内に
残留し、また各MIDIデータ命令は、それが到来したときに、アキュムレータ
周期内の相対的時間に基づいた時間タグ・バイトが与えられる。パケット・ヘッ
ダー・フィールドの次の挿入とバースト・エラー検出及びデータ合成プロセッサ
704によるデータ修正データがある限定された持続時間を必要とする。
【0076】 時間−ライン2は、送信機700によるアキュムレータ周期「A」の処理の完
了を示すとともに、シンボル「TPa」によって指示される。アキュムレータ周
期「B」と「C」の完了時間も、シンボル「TPb」と「TPc」で示される。
一度、アキュムレータ周期「A」の処理が完了すると、MIDIデータが信号合
成機705内に残留し、送信のために準備される。各データ経路につき、一つの
パケット・ヘッダー・フィールド、44MIDIデータ・フィールド及び付加的
なフィールドがあり、バースト・エラー検出に適応させ、合計64データ・フィ
ールドとアキュムレータ周期内の合計数の与えられる修正データがある。
【0077】 時間−ライン3はアキュムレータ周期AとB内のMIDIデータのための放送
送信時間を示す。レギュラー・インターバルで64のデータ・フィールドを示す
と、64NTSC画像フィールドの各々内の一つのデータ・フィールドの搬送、
または32デジタル・テレビ画像の各々と一緒に二つのデータ・フィールドの搬
送が生じることになる。
【0078】 時間−ライン4は、64のデータ・フィールドの受信時間を示す。これらのデ
ータ・フィールドは無線波伝搬時間だけ、通常100マイクロ秒あるいはこれ以
下のみ遅延される。注意しなければならないのは、画像信号が等価な無線波伝搬
時間遅延を受けることである。これは画像データとMIDIデータ両方が一緒に
放送され、従って、遅延のこの部分が画像と音響同期化の衝撃を受けないからで
ある。
【0079】 時間−ライン5は、受信機750における処理の完了時間を示す。この時間に
おける周期「A」からのMIDIデータの受信機処理における時間−ライン5上
のシンボル「RPa」は、周期「A」からのMIDIデータの受信機の処理時間
を示す。さらに、「RPb]は、周期「B」に対する完了時間を示す。デジタル
・テレビジョンにつき、注意しなければならないのは、受信機側の完了時間はN
TSC送信と同じであると想定されることである。この時間はデジタル・テレビ
ジョンに対しては短くすることができるが、通常標準化システムを提供するため
に同じに維持しなければならない。
【0080】 アキュムレータ周期「A」の一度の処理で、MIDIデータが完了すると、M
IDIデータが受信機プロセッサ757からの出力のために利用可能である。時
間−ライン6は出力MIDIデータを示す。実際の出力は次の周期の第1フィー
ルド後、始まることになる。従って、アキュムレータ周期「A」におけるMID
Iデータが、アキュムレータ周期「B」内の第1フィールド中に視聴者への提示
が開始され、MIDIデータが受信され、また64フィールドが「RPb」まで
カウントされ、周期「B」におけるMIDIデータの提示が開始される。第1フ
ィールドまで提示の遅延の処理は、受信機で適切な処理時間が提供されるからで
ある。
【0081】 要約すると、受信機の内部音響発生装置760に到来するMIDIデータまた
は対応する画像信号と同期化される時間におけるインターフェース・コネクタ7
65のために、データ・ソース601がMIDIデータを二つのアキュムレータ
周期プラス約四つのフィールド・インターバルを、受信機の内部音響発生装置ま
たはインターフェース・コネクタにおけるその提示時間よりも前に出力しなけれ
ばならない。この時間周期は、時間−ライン6によって示された進行で約132
NTSC画像フィールドまたは66デジタル・テレビジョン画像である。
【0082】 別の実施例において、本発明はデータ・ソース601をして、適切な提示時間
だけさらに進行してMIDIデータを出力せしめる。この別の実施例において、
付加的な時間コード・データが、パケット・ヘッダーまたはこの目的のために分
割されるシステム制御命令内に含まれる。この付加的な時間コード・データが、
特定フィールド周期の数の観点で受信機750における付加的な提示時間遅延を
エンコードする。別の方法として、付加的な時間コード・データが、秒または他
の便利な単位にによって付加的な遅延を特定する。パケット・データが提示され
るべき一日の時間、またはパケット・データが提示されるべき目下のプログラム
内の画像フィールド数を特定することも可能である。提示時間遅延を識別するこ
れらの種々の方法を組み合わせることも可能である。
【0083】 生のテレビジョン・プログラムが放映されるとともに、MIDIデータ言語翻
訳が実時間で生成されれば、受信機側のMIDIデータから導出された音響内の
2秒の遅延よりも大きくなる。これを補償するために、ビデオは2秒またはそれ
以上遅延され、音響とこの種の生のプログラムのより近接した同期化がなされる
【0084】 この好ましい実施例及び別の実施例によって実行される種々の機能は、ソフト
ウエアによって、マイクロプロセッサによって、アルゴリズムによって、及び(
または)これらの組み合わせによって実行できることが理解できる。組み合わさ
れたユニットが特定要素と同じ機能を実行する限りにおいて、種々の別々の要素
を互いに組み合わせできることも理解できる。
【0085】 支持する理論 楽器及び声楽のための上述の想定したアキュムイレータ周期内の多数のMID
I命令が、現実的である。マッセイ(Mssey) によるテキスト「MIDIホーム・
スタジオ」によれば、一般的な3分間の音楽プログラムに対して最大8,000 MI
DIの楽器命令が、すなわち、1秒当たり約44MIDIの楽器命令である。本
発明の好ましい実施例内において、各データ経路に対するアキュムレータ周期は
64/60秒毎に44楽器命令または22声楽命令を伝送する。この量は1秒当
たり約41楽器命令まはた20声楽命令に対応する。1秒当たり41MIDI楽
器命令と1秒当たり20MIDI声楽命令の実行に基づく三例が許容できるレー
トである。
【0086】 例1 ヨハネス・ブラームスによる「レクイエム」から「なんてかわいいあなたの住
まい(How Lovely Is Thy Dwelling Place)」は、約6,480 MIDI楽器命令を必
要とし、また1秒当たり18MIDI楽器命令の平均MIDI命令率を与えられ
る1分当たり92ビートの推奨テンポで実行される約6分を必要とする。この曲
に対する1秒当たりのMIDI命令の最高値は、1秒当たり約25MIDI楽器
命令が観測される。
【0087】 例2 メンデルスゾーンによる「エリア」から「神よ、イスラエルにご加護を(He.Wa
tching Over Israel) 」は、約4,200 MIDI楽器命令を必要とし、また1秒当
たり26MIDI楽器命令の平均MIDI命令率(レート)を与えられる1分当
たり120ビートの推奨テンポで実行される約2.5分を必要とする。この曲に
対する1秒当たりのMIDI命令の最高値は、1秒当たり約37MIDI楽器命
令である。
【0088】 例3 ジェイ・マーチンとディ・アンジェルマンによる「光り輝く日(Glorious Day)
」は、より近代的な音楽の一例である。この歌は約4,300 MIDI楽器命令を必
要とし、あるバリエーションを伴い1分当たり92ビートのテンポで実行される
約2.7分を必要とする。平均MIDI命令率は、1秒当たり27MIDI楽器
命令である。1秒当たりのMIDI命令の最高値は、1秒当たり約45MIDI
楽器命令が観測される。
【0089】 会話型スピーチのデータ・レートは、通常1秒当たり約10音素である。音声
の「ノート−オン」と音声の「ノート・オフ」の命令の両方を必要とすれば、ス
ピーチ・データに対する1秒当たりの合計命令数は、20である。本発明の好ま
しい実施例の主要な点は、会話型スピーチに対抗する音楽のための音声(声楽)
歌詞であるが、会話型スピーチは好ましい実施例で伝送される。音声歌詞に対し
て、1秒当たりの音素の量は、譜表のテンポによって決定される。1秒当たりの
音素数は1秒周期に渡って歌われた各ワード中の文字数を計数することによって
譜表を推定することができる。英語テキスト中の各文字に対してほぼ一つの音素
がある。上述した3例につき、1秒の経過毎に歌詞中の文字数に基づいたこれら
の歌の音素レートを推定することができる。次のリストにおいて、1秒当たりの
音素の平均値、及び最高値が、三つの歌に対して与えられる: 例1)「なんてかわいいあなたの住まい」: 平均=3.0/sec:最高=7.0/sec 例2)「神よ、イスラエルにお加護を」: 平均=5.0/sec:最高=12.0/sec 例3)「光り輝く日」: 平均=8.0/sec:最高=18.0/sec 単一音声部に対して1秒当たり18音素までの最大データ・レートが、この部
に対する1秒当たりの36音声「オン」及び「オフ」命令を必要とする。しかし
、ボーカリストが一度に一つの音素で歌またはお話のみができるので、データ・
ソース601が、別のボーカル「ノート−オン」命令のすぐ後に追従された全て
のボーカル「ノート−オフ」命令を削除する。従って、放送データの量が1秒当
たり18ボーカル命令の許容可能値に縮小され、値は各データ経路内の各アキュ
ムレータに対して最大1秒当たり20ボーカル命令以下である。
【0090】 明らかに、多数の変形例が本発明の概念から逸脱することなく作ることができ
る。従って、当該技術に習熟した人にとって明白なことは、添付の請求項の範囲
内で本発明はここに特に説明した以外にも実行することが可能であるということ
である。
【0091】
【発明の効果】
種々の放送媒体は全ていくつかの制限を分担している。第1に、その放送信号
にはノイズ・インターフェースと多重経路消失が課せられている。第2に、オー
ディオ・プログラムの帯域幅は、AMラジオの場合のように調整によって厳密に
制限される。第3に、制限されたアンテナ高さ、低周波AMラジオ局に対して、
プログラム変調を伴うRFキャリアの帯域が、ハイ−Q、低帯域幅送信アンテナ
によって厳しく制限される。第4に、テレビまたはラジオ放送のいずれかに使用
される高いデータ・レートのデジタル放送において、データが多重経路の劣化に
よるエラーに非常に弱いことである。これらの制限のために、種々の放送システ
ムは、その帯域幅を狭くし、かつ受信S/N比を改善するために、通常その送信
が単一の音声プログラムに限定される。この理由で、放送会社は一般的に一つの
特性言語のみに制限し、またこれによって多重文化都市地域にアピールするよう
に視聴者を制限しなければならない。従来のラジオ及びテレビジョン・キャリア
の低帯域MIDIデータの放送が問題を解決する。MIDIデータの使用が、デ
ータ率を大きく縮小でき、従って、大量のエラー修正データの包含が許容され、
データ送信中のランダム・エラー及びバースト・エラーを克服する。不都合なこ
とに、標準MIDIデータが、現在のところボーカル「おお(Oh)」及び「ああ(A
h)」を除いて、ボーカル音の発生ができない。このように、歌の歌詞のエンコー
ディングまたはスピーチのエンコーディングができない。受信機側で楽器のデジ
タル・インターフェース(MIDI)データを使用して音声、音楽及び音声シン
セサイザを制御するためのスピーチ・データを放送する音響プログラムのために
システムが営業上、相当必要とされている。この種のシステムは、低帯域MID
Iデータのために、従来のラジオ及びテレビジョン・キャリア上にいくつかの言
語のための多重音響データ信号の放送することを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スタジオ環境で実時間MIDI音楽を発生するブロック図。
【図2】 標準MIDIデータを示す図。
【図3】 スタジオ環境でケーブルを介してMIDI楽器音楽コマンドの実時間伝送のた
めの他の典型的なデータフォーマット。
【図4】 スタジオ環境でケーブルを介してMIDIボーカル“ノートオン”コマンドの
実時間伝送のための典型的なデータフォーマット。
【図5】 スタジオ環境でケーブルを介してMIDIボーカル番組変更コマンドの実時間
伝送のための典型的なデータフォーマット。
【図6】 スタジオ環境でケーブルを介してMIDIボーカル“ノートオフ”コマンドの
実時間伝送のための典型的なデータフォーマット。
【図7】 MIDIデータ源を含むテレビ放送送信機システムのブロック図。
【図8】 テレビ放送信号内の8つのMIDIデータパスのための機能割り当てを示す図
【図9】 MIDIデータと併用するための典型的なパケットヘッダフィールドフォーマ
ット。
【図10】 MIDIサウンドジェネレータを含むテレビ受像機のブロック図。
【図11】 MIDIデータ源を含むラジオ放送送信機システムのブロック図。
【図12】 ラジオ放送信号内の5つのMIDIデータパスのための機能割り当てを示す図
【図13】 ラジオデータの直列伝送。
【図14】 MIDIサウンドジェネレータを含むラジオ受信機のブロック図。
【図15】 送信機及び受信機内の事象を処理するタイミング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),CA,CN,JP,MX,ZA

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サウンドジェネレータの制御のためのデータを送信する方法であって、 データをアキュムレータ周期に分割するステップと、 前記データの個別部分を前記データの一部がその対応するアキュムレータ周期
    内に生じる相対時間を示す時間タグでラベル付けするステップと、 前記ラベル付けされたデータを、サウンドジェネレータの制御のために遠隔受
    信機に送信する搬送波上で符号化するステップと、 を含むデータ送信方法。
  2. 【請求項2】 前記データを送信する前に前記アキュムレータ周期を複数のデータストリーム
    に機能的に分類するステップをさらに含む、請求項1に記載のデータ送信方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のデータストリームが複数の言語のために符号化する、請求項2に記
    載のデータ送信方法。
  4. 【請求項4】 前記データはMIDIデータである、請求項1に記載のデータ送信方法。
  5. 【請求項5】 前記MIDIデータの個別部分は、ボーカル“ノートオフ”コマンド及びボー
    カル“ノートオン”コマンドを含み、 前記データをアキュムレータ周期に分割する前に、ボーカル“ノートオン”コ
    マンドがすぐ後に続く選択されたボーカル“ノートオフ”コマンドを削除するス
    テップをさらに含む、請求項4記載のデータ送信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のデータ送信方法に従って送信されたデータから音声を生成す
    る方法であって、 前記MIDIデータは、楽器音楽及び基本ボーカルサウンドのために符号化し
    、 前記MIDIデータを前記搬送波から受信し、復号化するステップと、 各個別部分の前記アキュムレータ周期及び前記個別部分をラベル付けした時間
    タグに基づいて前記復号化されたMIDIデータの個別部分を他のこのような部
    分に関連する適切な時間位置に配置するステップと、 前記MIDIデータをサウンドジェネレータに伝えるステップと、 を含む、音声を生成する方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のデータ送信方法に従って送信されたデータから音声を生成す
    る方法であって、 前記MIDIデータは、楽器音楽及び基本ボーカルサウンドのために符号化し
    、 前記MIDIデータを前記搬送波から受信し、復号化するステップと、 各個別部分の前記アキュムレータ周期及び前記個別部分をラベル付けした時間
    タグに基づいて前記された復号化MIDIデータの個別部分を他のこのような部
    分に関連する適切な時間位置に配置するステップと、 ボーカル“ノートオン”コマンドのために前記復号化されたMIDIデータの
    個別部分を解析するステップと、 望ましくない一致するボーカルサウンドを防止する必要がある場合、各前記ボ
    ーカル“ノートオン”コマンドより前にボーカル“ノートオフ”コマンドを付加
    するステップと、 前記データをサウンドジェネレータに伝えるステップと、 を含む、音声を生成する方法。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のデータ送信方法に従って送信されたデータから音声を生成す
    る方法であって、 前記MIDIデータは、楽器音楽及び基本ボーカルサウンドのために符号化し
    、 前記MIDIデータを前記搬送波から受信し、復号化するステップと、 各個別部分の前記アキュムレータ周期及び前記個別部分をラベル付けした時間
    タグに基づいて前記された復号化MIDIデータの個別部分を他のこのような部
    分に関連する適切な時間位置に配置するステップと、 データエラーレートを評価するステップと、 時間遅延を決定するステップと、 前記復号化されたMIDIデータをサウンドジェネレータに出力するステップ
    と、 前記時間遅延の終了を待つステップと、 前記時間遅延が終了する場合、前記サウンドジェネレータに“ノートオフ”コ
    マンドを出力するステップと、 を含む、音声を生成する方法。
  9. 【請求項9】 前記時間遅延は前記データエラーレートの関数である、請求項8に記載の音声
    を生成する方法。
  10. 【請求項10】 前記送信されたMIDIデータを音素のグループに分割するステップをさらに
    含み、前記時間遅延は各前記音素のグループのために決定される、請求項8に記
    載の音声を生成する方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのボーカル楽音の持続時間を決定するステップをさらに含み、 前記時間遅延は前記持続時間の関数である、請求項8に記載の音声を生成する
    方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの楽器の楽音の持続時間を決定するステップをさらに含み、前
    記時間遅延は前記持続時間の関数である、請求項8に記載の音声を生成する方法
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの基本的な音声サウンドの持続時間を決定するステップをさら
    に含み、 前記時間遅延は前記持続時間の関数である、請求項8に記載の音声を生成する
    方法。
  14. 【請求項14】 異なるアキュムレータ周期からの前記復号化データを対応するデータパスに分
    離するステップをさらに含み、 前記時間遅延を決定するステップは、各データパスのための時間遅延を決定す
    ることを含む、請求項8に記載の音声を生成する方法。
  15. 【請求項15】 異なるアキュムレータ周期からの前記復号化データを対応するチャネルに分離
    するステップをさらに含み、 前記時間遅延を決定するステップは、各データパスのための時間遅延を決定す
    ることを含む、請求項8に記載の音声を生成する方法。
  16. 【請求項16】 音声及び音楽ボーカルを発生する方法であって、 音声及び音楽ボーカルを基本ボーカルサウンドに分割するステップと、 前記基本ボーカルサウンドをボーカル“ノートオフ”コマンド及びボーカル“
    ノートオン”コマンドを含むMIDIデータコマンドに符号化するステップと、 “ノートオン”コマンドが直ぐに続く場合、“ノートオフ”コマンドを選択的
    に削除するステップと、 前記符号化されたMIDIデータコマンドをサウンドの発生のためのサウンド
    ジェネレータに伝えるステップと、 を含む音声及び音楽ボーカルを発生する方法。
  17. 【請求項17】 音声を放送する方法であって、 前記音声を個別MIDIデータコマンドとして符号化するステップと、 前記MIDIデータコマンドを複数のアキュムレータ周期に分割し、各MID
    Iデータコマンドに前記MIDIデータコマンドがその対応するアキュムレータ
    周期内で生じる相対時間を示す時間タグを付けるステップと、 搬送波信号上の前記ラベル付けされたMIDIデータを符号化するステップと
    、 前記放送搬送波信号を受信し、前記MIDIデータコマンドを復号化するステ
    ップと、 そのアキュムレータ周期及び時間タグに従って前記MIDIデータコマンドを
    一定の順序に配置するステップと、 前記一定の順序に配置されたMIDIデータコマンドに従って前記サウンドジ
    ェネレータを制御し、年代順に並べた音声を発生するステップと、 を含む音声を放送する方法。
  18. 【請求項18】 前記放送搬送波信号から前記MIDIデータコマンドを復号化した後、前記M
    IDIデータコマンドのエラーを検出するステップをさらに含む、請求項17に
    記載の音声を放送する方法。
  19. 【請求項19】 前記MIDIデータコマンドを復号化するステップは、前記MIDIデータコ
    マンドを複数のデータパスに分離し、前記データパスの少なくとも1つを選択す
    ることをさらに含み、 前記MIDIデータをサウンドジェネレータに出力するステップは、前記され
    た選択MIDIデータコマンドを前記サウンドジェネレータに出力することをさ
    らに含む、請求項17に記載の音声を放送する方法。
  20. 【請求項20】 前記MIDIデータコマンドは複数のプログラムを符号化し、各プログラムに
    対応する前記MIDIデータコマンドが対応するデータパスに分離される、請求
    項19に記載の音声を放送する方法。
  21. 【請求項21】 前記MIDIデータコマンドが複数の言語を符号化し、各言語に対応する前記
    MIDIデータコマンドが対応するデータパスに分離される、請求項19に記載
    の音声を放送する方法。
  22. 【請求項22】 前記MIDIデータコマンドを前記サウンドジェネレータに出力するより前に
    MIDIコマンドのためのラウドネスデータを変えるステップをさらに含む、請
    求項17に記載の音声を放送する方法。
  23. 【請求項23】 選択されたMIDIコマンドを、代用音声を符号化する代用MIDIコマンド
    と取り換えるステップと、 前記代用MIDIデータコマンドを前記サウンドジェネレータに出力するステ
    ップと、 をさらに含む、請求項17に記載の音声を放送する方法。
  24. 【請求項24】 前記時間タグに従って前記サウンドジェネレータを制御するステップは、前記
    エラーを補償することをさらに含む、請求項18に記載の音声を放送する方法。
  25. 【請求項25】 音声及び音楽ボーカルを発生する方法であって、 音声及び音楽ボーカルを基本ボーカル音声に分割するステップと、 各基本ボーカル音声に対して、“ノートオン”コマンドが直ぐに続かない場合
    だけ先行する“ノートオン”コマンド及びその後の“ノートオフ”コマンドを発
    生するステップと、 前記“ノートオン”コマンド及び“ノートオフ”コマンドをサウンドジェネレ
    ータに出力するステップと、 を含む音声及び音楽ボーカルを発生する方法。
  26. 【請求項26】 放送キャリア信号を受信し、MIDIデータコマンドを復号化する受信機であ
    って、 前記MIDIデータコマンドを複数のアキュムレータ周期に分割し、前記MI
    DIデータコマンドがそのアキュムレータ周期内に符号化された時間を示す時間
    タグに従ってそのアキュムレータ周期内に前記MIDIデータコマンドを一定の
    順序で配置する手段を含む受信機。
  27. 【請求項27】 データエラーを検出する手段をさらに含む請求項26に記載の受信機。
  28. 【請求項28】 代替音声のために符号化する代用データとともに選択された音声のために符号
    化するデータを取り換える手段をさらに含む請求項27に記載の受信機。
  29. 【請求項29】 選択された音声のためのラウドネスデータを変更する手段をさらに含む請求項
    27に記載の受信機。
  30. 【請求項30】 アキュムレータ周期内で時間タグとともに遠隔送信機から送信された送信MI
    DIデータから音声を生成する方法であって、 前記送信MIDIデータを受信するステップと、 前記送信MIDIデータを前記アキュムレータ周期内の適切な時間位置に配置
    するステップと、 前記データエラーレートを評価するステップと、 前記評価データエラーレートを所定の値と比較するステップと、 前記評価データエラーレートが所定の値を超える場合、指定MIDIデータを
    抑制するステップと、 非抑制MIDIデータをサウンドジェネレータに出力するステップと、 を含む送信MIDIデータから音声を生成する方法。
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