JPH1096382A - シャッター付開口構造及び建物 - Google Patents

シャッター付開口構造及び建物

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JPH1096382A
JPH1096382A JP25200596A JP25200596A JPH1096382A JP H1096382 A JPH1096382 A JP H1096382A JP 25200596 A JP25200596 A JP 25200596A JP 25200596 A JP25200596 A JP 25200596A JP H1096382 A JPH1096382 A JP H1096382A
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shutter
opening
cushioning material
opening structure
outdoor side
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JP25200596A
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Akio Suzuki
昭夫 鈴木
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッターが内側の建具に当たって発生する
不快音を極力抑えることが可能なシャッター付開口構造
及びシャッター付開口構造が設けられた建物を提供す
る。 【解決手段】 建物の外壁1の開口2の屋外側にシャッ
ター3が設けられ、このシャッター3の内側の開口2に
建具6が設けられてなるシャッター付開口構造におい
て、上記建具6の枠材61の屋外側外面に緩衝材7が取
り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物の外
壁のシャッター付開口構造及びその建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建物の外壁の開口の外面
側にシャッターが設けられた建物が知られている。この
ような建物の例としては、特開平4−118436号公
報に記載された、壁の外側に予めシャッター装置を取着
した建物ユニットが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−118436号公報に記載されているような従
来の外壁の外側にシャッターが取り付けられた開口にお
いては、シャッターの幅が広くなると、強風時の風圧に
よるシャッタースラットの曲げ変形が大きくなり(特に
スラットの幅方向の中央部が屋内側に変位し)、このシ
ャッターの内側の開口に設けられた開口部材、例えば網
戸、サッシ障子等の建具の屋外側に張り出した縦框等に
当たり、不快音が発生するといった問題がある。
【0004】本発明は、上記のこのような問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、シャッターが内側の建具に当た
って発生する不快音を極力抑えることが可能なシャッタ
ー付開口構造及びシャッター付開口構造が設けられた建
物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
シャッター付開口構造においては、建物の外壁の開口の
屋外側にシャッターが設けられ、このシャッターの内側
の開口に建具が設けられてなるシャッター付開口構造に
おいて、上記建具の枠材の屋外側外面に緩衝材が取り付
けられていることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、請求項1記載のシャッター付開口構造
の建具が網戸、或いはサッシ障子であることを特徴とす
る。
【0007】請求項3記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、請求項1記載のシャッター付開口構造
の緩衝材が、断面形状がほぼL形状の合成樹脂製で、裏
面に両面粘着テープが張着されてなることを特徴とす
る。
【0008】上記合成樹脂の材料としては、例えば、緩
衝性と弾力性を兼ね備えた半硬質の塩化ビニル樹脂等
が、耐久性があり好適に用いられる。
【0009】請求項4記載の本発明の建物においては、
外壁に上記請求項1、2記載のシャッター付開口構造が
設けられていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明のシャッター付開口構造
においては、建物の外壁の開口の屋外側にシャッターが
設けられ、このシャッターの内側の開口に建具が設けら
れてなるシャッター付開口構造において、上記建具の枠
材の屋外側外面に緩衝材が取り付けられているので、シ
ャッタースラットが強風による風圧により内側に湾曲変
形して建具に当たっても、緩衝材により不快音の発生が
効果的に抑制される。
【0011】請求項2記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、網戸、或いはサッシ障子の枠材である
縦かまちの屋外側外面に緩衝材が取り付けられているの
で、シャッタースラットが強風による風圧により押圧さ
れ、内側に湾曲変形して建具に当たっても、縦框に取り
付けられた緩衝材により不快音の発生が抑制される。
【0012】請求項3記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、請求項1記載のシャッター付開口構造
の緩衝材が、断面形状がほぼL形状の長尺の合成樹脂製
で、裏面に両面粘着テープが張着されているので、シャ
ッタースラットが上記緩衝材に当たっても、その緩衝性
と弾力性により不快音の発生が効果的に抑制される。
又、この屋外に面した上記緩衝材は耐候性に優れ、両面
粘着テープにより建具等の縦かまちに強力に固着され、
耐久性に優れたものとすることができる。
【0013】請求項4記載の本発明の建物においては、
外壁に上記請求項1、2記載のシャッター付開口構造が
設けられているので、強風時に閉じられたシャッターが
内側の建具等に当たって不快音が発生するのが抑制さ
れ、住宅等の建物として好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明のシャッター付開
口構造の一例を示す平断面図である。図1において、2
は建物の外壁1に設けられた開口であり、この開口2の
屋外側には、シャッター3が設けられている。
【0015】このシャッター3は、外壁1の開口2の屋
外側に壁面の両側に取り付けられたシャッターレール3
2、32にシャッタースラット31が嵌められ、このシ
ャッタースラット31が上下方向にスライドして開口の
開閉が行われる構造となっている。
【0016】上記開口2のシャッター3の内側には、サ
ッシ枠4が取り付けられ、このサッシ枠4にガラス入り
のサッシ障子(引き違いタイプ)5、5が、上記サッシ
枠4のレールに開閉自在に嵌め込まれている。このサッ
シ障子5の一方側の屋外側には、網戸6が取り付けら
れ、この網戸6のサッシ障子5の召し合わせ側(開口2
のほぼ中央部)の縦かまち61の屋外側に緩衝材7が張
着されている。
【0017】従って、シャッター3が閉じられた状態
で、強風による風圧により押圧され、シャッタースラッ
ト31が内側に湾曲状態の変形を起こした場合、最も変
位量が大きいシャッタースラット31の中央部は、上記
網戸6の縦かまち61に張着された緩衝材7に当たるこ
とになる。
【0018】上記緩衝材は、アルミサッシ等とは異な
り、比較的軟度を有する半硬質塩化ビニル樹脂製である
から、シャッタースラット31の衝撃を吸収することが
でき、不快音の発生を効果的に抑制することができる。
【0019】図2は、本発明のシャッター付開口構造に
用いられる緩衝材の一例を示す断面図である。図2に示
す緩衝材7は、断面形状がほぼL形状の長尺の合成樹
脂、例えば、半硬質塩化ビニル樹脂製で、押出成形等に
より長尺に押し出され、必要寸法に裁断されて用いられ
る。
【0020】この断面形状がほぼL形状をした緩衝材7
は、ほぼ平坦な本体部71の一端には曲折された係止部
72が設けられ、又、本体部71の裏側には両面粘着テ
ープ73が貼着されている。
【0021】この緩衝材7は、図3に示すように、網戸
6の縦かまち61の屋外側の表面に両面粘着テープ73
により張り着けられるとともに、係止部72を縦かまち
61の先端の突部62に係止されて強固に固定されてい
る。
【0022】このように、緩衝材7が、半硬質塩化ビニ
ル樹脂製であり、又、縦かまち61に強固に固着されて
いるので、シャッタースラット31が緩衝材7に当たっ
ても、不快音の発生が効果的に抑制され、又、この屋外
に面した緩衝材7は耐候性に強く、耐久性が優れる。
【0023】外壁に上記シャッター付開口構造が設けら
れた建物においては、強風時に閉じられたシャッター3
のシャッタースラット31が内側の建具等に当たって
も、上記説明のように、不快音が発生するのが抑制され
るので、住宅等の建物として好適である。
【0024】上記実施例においては、緩衝材が設けられ
た建具の例として、網戸を挙げたが、この緩衝材は、網
戸の他、サッシ障子等のあらゆる建具の縦かまちに張着
されて効果的に用いられる。
【0025】又、上記緩衝材の建具の縦かまちへの取付
方法は、本実施例は、粘着テープによるものであるが、
強固に固定できる方法であれば、ビス等の他の手段が用
いられてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のシャッター付開
口構造においては、建物の外壁の開口の屋外側にシャッ
ターが設けられ、このシャッターの内側の開口に建具が
設けられてなるシャッター付開口構造において、上記建
具の枠材の屋外側外面に緩衝材が取り付けられているの
で、シャッタースラットが強風による風圧により内側に
湾曲変形して建具に当たっても、緩衝材により不快音の
発生が効果的に抑制される。
【0027】請求項2記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、網戸、或いはサッシ障子の枠材である
縦かまちの屋外側外面に緩衝材が取り付けられているの
で、シャッタースラットが強風による風圧により押圧さ
れ、内側に湾曲変形して建具に当たっても、縦框に取り
付けられた緩衝材により不快音の発生が抑制される。
【0028】請求項3記載の本発明のシャッター付開口
構造においては、請求項1記載のシャッター付開口構造
の緩衝材が、断面形状がほぼL形状の長尺の合成樹脂製
で、裏面に両面粘着テープが張着されているので、シャ
ッタースラットが上記緩衝材に当たっても、その緩衝性
と弾力性により不快音の発生が効果的に抑制される。
又、この屋外に面した上記緩衝材は耐候性に優れ、両面
粘着テープにより建具等の縦かまちに強力に固着され、
耐久性に優れたものとすることができる。
【0029】請求項4記載の本発明の建物においては、
外壁に上記請求項1、2記載のシャッター付開口構造が
設けられているので、強風時に閉じられたシャッターが
内側の建具等に当たって不快音が発生するのが抑制さ
れ、住宅等の建物として好適である。従って、シャッタ
ー付開口構造、及びこのシャッター付開口構造が設けら
れた建物として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター付開口構造の一例を示す上
面図。
【図2】本発明のシャッター付開口構造に用いられる緩
衝材の一例を示す断面図。
【図3】図2の緩衝材の使用例を示す断面図。
【符号の説明】
1 外壁 2 開口 3 シャッター 31 シャッタースラット 32 シャッターレール 4 サッシ枠 5 サッシ障子 6 網戸 61 縦框 62 突部 7 緩衝材 71 本体部 72 係止部 73 両面粘着テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁の開口の屋外側にシャッター
    が設けられ、このシャッターの内側の開口に建具が設け
    られてなるシャッター付開口構造において、上記建具の
    枠材の屋外側外面に緩衝材が取り付けられていることを
    特徴とするシャッター付開口構造。
  2. 【請求項2】 上記建具が網戸、或いはサッシ障子であ
    ることを特徴とする請求項1記載のシャッター付開口構
    造。
  3. 【請求項3】 上記緩衝材が、断面形状がほぼL形状の
    合成樹脂製で、裏面に両面粘着テープが張着されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のシャッター付開口構
    造。
  4. 【請求項4】 外壁に上記請求項1、2記載のシャッタ
    ー付開口構造が設けられていることを特徴とする建物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006194063A (ja) * 2004-12-15 2006-07-27 Yukio Kataoka 雨戸の戸板外れ防止具、及び、シャッタ装置のスラット板外れ防止具
JP2006233621A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2020094382A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 文化シヤッター株式会社 開閉装置

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