JPH1096347A - 錠前の締め付け固着用ナットの緩み止め構造 - Google Patents
錠前の締め付け固着用ナットの緩み止め構造Info
- Publication number
- JPH1096347A JPH1096347A JP27296796A JP27296796A JPH1096347A JP H1096347 A JPH1096347 A JP H1096347A JP 27296796 A JP27296796 A JP 27296796A JP 27296796 A JP27296796 A JP 27296796A JP H1096347 A JPH1096347 A JP H1096347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- nut
- cover plate
- tongue piece
- locking
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケース内部に緩み止め処理の余裕空間が残さ
れていない場合にも、簡単かつ的確に緩み止めが行える
ナットの緩み止め構造を提供する。 【解決手段】 ケース1の側面部の蓋板8の一部を裏側
に切り起こして制止舌片9を設け、六角ナット7の一辺
面7aに制止舌片9の平坦な背面9aを当接させた状態
で、蓋板8をケース1にビス6によって締め付け固着す
る。
れていない場合にも、簡単かつ的確に緩み止めが行える
ナットの緩み止め構造を提供する。 【解決手段】 ケース1の側面部の蓋板8の一部を裏側
に切り起こして制止舌片9を設け、六角ナット7の一辺
面7aに制止舌片9の平坦な背面9aを当接させた状態
で、蓋板8をケース1にビス6によって締め付け固着す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は各種機器のケース
に錠前を締め付け固着したナットが持続的振動などによ
って緩まないようにする、ナットの緩み止め構造に関す
るものである。
に錠前を締め付け固着したナットが持続的振動などによ
って緩まないようにする、ナットの緩み止め構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】 街頭設置される自動販売機などに装着
される錠前では、持続的に受ける振動衝撃によってナッ
トが次第に緩んで来てしまうことがある。ナットの緩み
止めには従来からも種々の対策がとられているが、ケー
スの内部に余裕空間が残されていない場合には、緩み止
め処理が実行できないことがある。
される錠前では、持続的に受ける振動衝撃によってナッ
トが次第に緩んで来てしまうことがある。ナットの緩み
止めには従来からも種々の対策がとられているが、ケー
スの内部に余裕空間が残されていない場合には、緩み止
め処理が実行できないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ケース内部に緩み止め処理の余裕空間が残され
ていない場合にも、簡単かつ的確に緩み止めが行えるナ
ットの緩み止め構造を提供することである。
目的は、ケース内部に緩み止め処理の余裕空間が残され
ていない場合にも、簡単かつ的確に緩み止めが行えるナ
ットの緩み止め構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の緩み止め構造で
は、ケース1の正面壁部2の取付孔3に錠前4の固定本
体5を正面側から嵌め込み、固定本体5のねじ筒部5a
に六角ナット7を嵌め合わせ、固定本体5の頭部5bと
六角ナット7の間に正面壁部2を挟み込み、ケース1の
側面部の蓋板8の一部を裏側に切り起こして制止舌片9
を設け、六角ナット7の一辺面7aに制止舌片9の平坦
な背面9aを当接させた状態で、蓋板8をケース1にビ
ス6によって締め付け固着する。
照符号を用いて説明すると、本発明の緩み止め構造で
は、ケース1の正面壁部2の取付孔3に錠前4の固定本
体5を正面側から嵌め込み、固定本体5のねじ筒部5a
に六角ナット7を嵌め合わせ、固定本体5の頭部5bと
六角ナット7の間に正面壁部2を挟み込み、ケース1の
側面部の蓋板8の一部を裏側に切り起こして制止舌片9
を設け、六角ナット7の一辺面7aに制止舌片9の平坦
な背面9aを当接させた状態で、蓋板8をケース1にビ
ス6によって締め付け固着する。
【0005】錠前4をケース1の正面壁部2に締め付け
固着したとき、六角ナット7の一辺面7aが蓋板8の制
止舌片9と平行になるように締め付けて置くのが望まし
いが、仮に平行になっていなくても、蓋板8をケース1
に締め付け固着する段階で、制止舌片9に押されて六角
ナット7が追加回転されるため、最終的には制止舌片9
の背面9aと六角ナット7の一辺面7aが密着する。
固着したとき、六角ナット7の一辺面7aが蓋板8の制
止舌片9と平行になるように締め付けて置くのが望まし
いが、仮に平行になっていなくても、蓋板8をケース1
に締め付け固着する段階で、制止舌片9に押されて六角
ナット7が追加回転されるため、最終的には制止舌片9
の背面9aと六角ナット7の一辺面7aが密着する。
【0006】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、制止舌片9
は背面9aが六角ナット7の一辺面7aの全長に当接す
るように細長く形成され、制止舌片9の背面9aは蓋板
8の背面8aと平行に配置されている。蓋板8は2本の
ビス6によってケース1に締め付け固着されている。ケ
ース1の正面壁部2には、錠前4の固定本体5の頭部5
bを埋め込むために円形状凹部2aが設けられ、取付孔
3は該凹部2aの中央部に設けられている。
は背面9aが六角ナット7の一辺面7aの全長に当接す
るように細長く形成され、制止舌片9の背面9aは蓋板
8の背面8aと平行に配置されている。蓋板8は2本の
ビス6によってケース1に締め付け固着されている。ケ
ース1の正面壁部2には、錠前4の固定本体5の頭部5
bを埋め込むために円形状凹部2aが設けられ、取付孔
3は該凹部2aの中央部に設けられている。
【0007】
【発明の効果】 以上のように本発明の緩み止め構造で
は、ケース1の側面の蓋板8に制止舌片9を背面側に切
り起こし、六角ナット7の一辺面7aに制止舌片9の背
面9aを当接させた状態で、蓋板8をケース1にビス6
で締め付け固着するものであり、ケース1内部で行うべ
き緩み止め作業がなく、また、嵩張る緩み止め用部材を
付加することもないので、ケース1の内部に余裕空間が
残されていない場合であっても、六角ナット7の緩み止
め処理を簡単かつ的確に行なうことができ、持続的振動
や衝撃による錠前4の緩みや脱落を確実に防止すること
ができる。
は、ケース1の側面の蓋板8に制止舌片9を背面側に切
り起こし、六角ナット7の一辺面7aに制止舌片9の背
面9aを当接させた状態で、蓋板8をケース1にビス6
で締め付け固着するものであり、ケース1内部で行うべ
き緩み止め作業がなく、また、嵩張る緩み止め用部材を
付加することもないので、ケース1の内部に余裕空間が
残されていない場合であっても、六角ナット7の緩み止
め処理を簡単かつ的確に行なうことができ、持続的振動
や衝撃による錠前4の緩みや脱落を確実に防止すること
ができる。
【図1】 本発明の実施例に係る緩み止め構造を適用し
て錠前を締め付け固着したケースの左側面図である。
て錠前を締め付け固着したケースの左側面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
1 ケース 2 ケースの正面壁部 3 取付孔 4 錠前 5 錠前の固定本体 6 蓋板固着用ビス 7 錠前固着用六角ナット 8 蓋板 9 制止舌片
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース1の正面壁部2の取付孔3に錠前
4の固定本体5を正面側から嵌め込み、固定本体5のね
じ筒部5aに六角ナット7を嵌め合わせ、固定本体5の
頭部5bと六角ナット7の間に正面壁部2を挟み込み、
ケース1の側面部の蓋板8の一部を裏側に切り起こして
制止舌片9を設け、六角ナット7の一辺面7aに制止舌
片9の平坦な背面9aを当接させた状態で、蓋板8をケ
ース1にビス6によって締め付け固着する、錠前の締め
付け固着用ナットの緩み止め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296796A JP2862842B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 錠前の締め付け固着用ナットの緩み止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27296796A JP2862842B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 錠前の締め付け固着用ナットの緩み止め構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1096347A true JPH1096347A (ja) | 1998-04-14 |
JP2862842B2 JP2862842B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17521293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27296796A Expired - Fee Related JP2862842B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 錠前の締め付け固着用ナットの緩み止め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2862842B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP27296796A patent/JP2862842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2862842B2 (ja) | 1999-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |