JPH1095932A - 黒色絵の具 - Google Patents

黒色絵の具

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JPH1095932A JP27554196A JP27554196A JPH1095932A JP H1095932 A JPH1095932 A JP H1095932A JP 27554196 A JP27554196 A JP 27554196A JP 27554196 A JP27554196 A JP 27554196A JP H1095932 A JPH1095932 A JP H1095932A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明度が低く、且つ毒性も少ない黒色絵の具を
提供する。 【解決手段】 カーボンブラックを顔料とする水性の黒
色絵の具であり、カーボンブラックは、BET比表面積
が100m2/g 以下であり、且つDBP吸着量が100
ml/100g 以上である。他は、通常のポスターカラー
等と同様にアラビアゴム等の固着剤、乾燥防止剤、分散
剤等を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒色の絵の具に関
するものである。本発明は、水彩絵の具やポスターカラ
ー、エマルジョン系絵の具として利用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】黒色は、絵を引き締めたり、有彩色を引
き立てる効果があり、絵画やデザインの分野で最も重要
な色の一つであると言える。また黒色の中でも、無光沢
性の黒色は、独特の視覚効果があり、需要者の間で重宝
されている。このような無光沢性の黒色絵の具の代表例
としてアニリンブラックを配合した黒色絵の具がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の消費
者の安全意識の高まりや、所謂PL法の施行に伴い、絵
の具の毒性に関する関心が今まで以上に高まる傾向にあ
る。ここでアニリンブラックを配合した黒色絵の具は毒
性がある。そこで消費者からも、生産者からも、アニリ
ンブラックを配合した黒色絵の具に置き代わる無光沢性
の黒色絵の具の開発が嘱望されている。本発明は、昨今
の上記した傾向に注目し、無光沢性と黒色性に優れ、且
つ毒性が無く安全な黒色絵の具の開発を課題とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明者らは各種のカーボンブラックを配合して絵
の具を生成し、おびただしい種類の黒色絵の具を作成し
た。そしてこれらのデータから、絵の具に配合するカー
ボンブラックの物理・化学的性質と、出来上がった絵の
具の明度および光沢との間に、一定の法則があることを
発見した。すなわちカーボンブラックのBET比表面積
が100m2以下であり、且つDBP吸着量が100ml/
100g 以上である場合には、生成された絵の具は、明
度と光沢の双方ともに低く、優れた無光沢性の黒色を発
現することが分かった。加えて顔料体積濃度が40%以
上、より好ましくは50%以上である場合には、より優
れた無光沢性の黒色絵の具となることが分かった。また
カーボンブラックのBET比表面積と、DBP吸着量の
双方が極端に高い場合にも優れた無光沢性の黒色を発現
することが分かった。
【0005】この発見に基づく、請求項1記載の発明
は、カーボンブラックを顔料とする水性の黒色絵の具に
おいて、カーボンブラックは、BET比表面積が100
m2/g以下であり、且つDBP吸着量が100ml/10
0g 以上であることを特徴とする黒色絵の具である。
【0006】請求項2記載の発明は、BET比表面積が
70m2/g 以下であることを特徴とする請求項1記載の
黒色絵の具である。
【0007】また請求項3記載の発明は、顔料体積濃度
が40%以上であることを特徴とする請求項1又は2に
記載の黒色絵の具である。
【0008】請求項4記載の発明は、顔料体積濃度が5
0%以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の黒色絵の具である。
【0009】さらに上記した発明を具体化した請求項5
記載の発明は、カーボンブラックは、熱分解法によって
得られたものであることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれかに記載の黒色絵の具である。
【0010】さらに上記した発明を具体化した請求項6
記載の発明は、カーボンブラックは、揮発分が6%以下
であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載の黒色絵の具である。
【0011】また最も好ましい態様の発明は、カーボン
ブラックを顔料とする水性の黒色絵の具において、カー
ボンブラックは熱分解法によって得られ、そのBET比
表面積が70m2/g 以下であり、且つDBP吸着量が1
80ml/100g 以上であり、且つ揮発分が6%以下で
あり、黒色絵の具の顔料体積濃度が40%以上であるこ
とを特徴とする黒色絵の具である。
【0012】また同様の目的を達成するためのもう一つ
の発明は、カーボンブラックを顔料とする水性の黒色絵
の具において、カーボンブラックは、BET比表面積が
800m2/g 以上であり、且つDBP吸着量が300ml
/100g 以上であることを特徴とする黒色絵の具であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施の形態に
ついて説明する。本発明の黒色絵の具は、カーボンブラ
ックを顔料とする水性の黒色絵の具である。そしてカー
ボンブラックは、BET比表面積が100m2以下であ
り、且つDBP吸着量が100ml/100g 以上のもの
が選択される。またより望ましいカーボンブラックは、
BET比表面積が70m2以下である。カーボンブラック
は、熱分解法によって得られたものであることが望まし
く、中でもアセチレンブラックであることが望ましい。
顔料体積濃度(PVC)は、40%以上であることが望
ましく、より好ましい顔料体積濃度は、50%以上であ
る。
【0014】またカーボンブラックは、BET比表面積
が800m2/g 以上であり、且つDBP吸着量が300
ml/100g 以上であっても良い。この場合のカーボン
ブラックは、製造方法には特に限定は無く、サーマルブ
ラック法、アセチレンブラック法、チャンネルブラック
法、ガスファーネスブラック法、オイルファーネスブラ
ック法、松煙法、ランプブラック法等の公知の方法によ
って製造されたカーボンブラックが本発明に使用可能で
ある。
【0015】尚、前記したBET比表面積とは、BET
等温吸着式を適用して粉体の表面積を求める方法であ
る。すなわち気体(通常窒素が用いられる)の等温吸着
線をその沸点付近で測定し、これにBET等温吸着式を
適用して単分子吸着量Vm を求める。そして下記の式か
ら表面積Sを求める。
【0016】
【式1】
【0017】ここで、Na はアボガドロ定数であり、a
は、吸着分子1個が表面に占める面積である。
【0018】またDBP吸着量とは、カーボンブラック
のストラクチャーの指標であり、次の方法によって測定
する。すなわち150°C±1°Cで1時間乾燥した資
料20.00g (A)をアプソープトメータ(例えばBr
abender 社製 スプリング張力2.68Kg/cm )の混合
室に投入し、混合室の回転機を回転する。このとき、リ
ミットスイッチは、予め最大トルクの約70%に設定し
ておく。そして同時に、自動ビューレットからDBP
(比重1.045〜1.050)を4ml/分の割合で添
加しはじめる。終点近くになるとトルクが急速に増加し
てリミットスイッチが切れる。そしてそれまでに添加し
たDBP(Bml)より、DBP吸着量(Dml/100
g)を次式により求める。
【0019】
【式2】
【0020】またカーボンブラックの揮発分は6%以下
であることが望ましい。カーボンブラックの揮発分は、
JIS−M−8812の4に規定された揮発分測定用電
器炉によって測定する。
【0021】またカーボンブラック以外の成分は、通常
の黒色ポスターカラーや黒色エマルジョン絵の具と同等
であり、公知の固着剤、乾燥防止剤、分散剤、体質顔料
等が必要に応じて配合される。
【0022】絵の具中に配合される固着剤は、水溶性の
ものであり、例えばアラビアガム、ローカストビーンガ
ム、トラガカントガム、グァーガム、アルギン酸、ゼラ
チン、カラギーナン、カゼイン、キサンタンガム、デキ
ストラン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、デンプングリコール酸ナトリ
ウム、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
メチルエーテル、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキ
シビニルポリマー、ポリエチレンオキサイド、酢酸ビニ
ルとポリビニルピロリドンの共重合体、アクリル樹脂の
アルカリ金属塩等が単独あるいは適宜混合して採用可能
である。
【0023】また溶媒たる水に加えて、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレ
ングリコール等を適宜混合しても良い。
【0024】また体質顔料としては、炭酸カルシウム
や、シリカ、アルミナシリケート等が挙げられ、増粘剤
としてベントナイトやチクソ性付与剤等が挙げられる
が、これらは必ずしも必要ではない。
【0025】さらに分散剤として、ノニオン系のもの、
あるいはアニオン系のものを単独あるいは併用して配合
することが望ましい。ここでノニオン系分散剤には、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル等のポリオキ
シエチレン誘導体、あるいはソルビタン系誘導体等があ
る。またアニオン系分散剤には、ナフタレンスルフォン
酸ソーダホルマリン縮合物、ポリカルボン酸系分散剤等
が挙げられる。
【0026】
【実施例】次に、本発明の黒色絵の具の実施例および比
較例について、本発明を完成するに至った経緯を交えて
説明する。すなわち本発明者らは、各種のカーボンブラ
ックを顔料として、ポスターカラーを生成した。ポスタ
ーカラーの配合は、表1の通りである。
【0027】
【表1】
【0028】より具体的には、表1の成分を三本ロール
ミルを3回通過させることによって混合し、多種類の黒
色のポスターカラーを生成した。
【0029】そして生成された各黒色ポスターカラーと
水を重量比5:1で混合し、その0.6gを5cm×8
cmの画用紙(白系ケント155g JIS P−33
01)に画筆によって均一に塗布した。そしてその各試
験片を分光光度計にかけ、明度を測定した。
【0030】また目視観察によって光沢を測定した。光
沢は、5段階に分けて評価を行い、最も光沢の無いもの
を5とした。そして明度が2.5以下であって、且つ光
沢の評価が5であるもの、すなわち無光沢性の黒色絵の
具として最も適する配合の総合評価をAとした。また明
度が2.5から3.0であって、光沢の評価が5である
もの、および明度が2.5以下であって、光沢の評価が
4であるものは、総合評価をBとした。さらに明度が
2.5から3.0であって、光沢の評価が4であるも
の、明度が2.5以下であって、光沢の評価が3である
もの、および明度が3.0以上であって光沢の評価が5
であるものは、総合評価をCとした。さらに明度が2.
5から3.0であって、光沢の評価が3であるもの、明
度が2.5以下であって光沢の評価が2であるもの、お
よびおよび明度が3.0以上であって光沢の評価が4で
あるものは総合評価をDとした。またこれ以外のもの
は、全て総合評価をEとした。前記した評価基準をまと
めると表2の通りである。
【0031】
【表2】
【0032】実験に使用したカーボンブラックの物理・
化学的性質と、明度および光沢の関係、および総合評価
は、表3、表4の通りとなった。また実験に使用したポ
スターカラーの顔料体積濃度についても、表3、表4に
記載した。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】次に、縦軸にDBP吸着量をとり、横軸に
BET比表面積をとって、表3、表4の総合評価の結果
をグラフ状に表示したところ、図1の通りであった。ま
た図1の左の円内(BET比表面積が200m2/g 以
下、DBP吸着量が400ml/100g 以下の範囲)を
拡大すると、図2の通りである。この両グラフから、カ
ーボンブラックの、BET比表面積が100m2/g 以下
であり、且つDBP吸着量が100ml/100g 以上で
あるポスターカラーは、優れた無光沢性の黒色を発現す
ることが理解できる。
【0036】また特に、カーボンブラックの、BET比
表面積が70m2/g 以下であり、且つDBP吸着量が1
00ml/100g 以上である場合に、優れた無光沢性の
黒色を発現することが理解できる。
【0037】また図1のグラフからカーボンブラックの
BET比表面積が800m2/g 以上であり、且つDBP
吸着量が300ml/100g 以上である場合にも、優れ
た無光沢性の黒色を発現することが理解できる。
【0038】次に、縦軸に顔料体積濃度(PVC)をと
り、横軸に明度(V)をとって、グラフ上に表示したと
ころ、図3の通りであった。このグラフから、顔料体積
濃度が40%以上、特に顔料体積濃度が50%以上ある
ものが優れた無光沢性の黒色を発現することが理解でき
る。
【0039】また同様に、縦軸に臨界顔料濃度(CPV
C)をとり、横軸に明度(V)をとって、グラフ上に表
示したところ、図4の通りであった。このグラフから、
特に臨界顔料濃度(CPVC)が40%以下、特に30
%以下であるものが優れた無光沢性の黒色を発現するこ
とが理解できる。
【0040】本発明者らが実験に使用したカーボンブラ
ック中、最も優れた無光沢性の黒色となったカーボンブ
ラックは、アセチレンブラックであってBET比表面積
が61m2/g であり、DBP吸着量が190ml/100
g であった。また黒色絵の具の顔料体積濃度は、約56
%であった。従って黒色絵の具として、最も好ましい態
様は、カーボンブラックは熱分解法によって得られ、そ
のBET比表面積が70m2/g 以下であり、且つDBP
吸着量が180ml/100g 以上であり、且つ揮発分が
6%以下であり、黒色絵の具の顔料体積濃度が40%以
上であるといえる。
【0041】前記した最も最も優れた無光沢性の黒色と
なったカーボンブラック(アセチレンブラックであって
BET比表面積が61m2/g であり、DBP吸着量が1
90ml/100g )の配合量を適宜変更して、顔料体積
濃度の異なる黒色絵の具を配合し、顔料体積濃度と明度
との関係を調査した。その結果は、表5のグラフの通り
であった。この実験結果からも、顔料体積濃度が40%
以上、特に顔料体積濃度が50%以上ある場合に顕著に
明度が低下することが理解できる。すなわち前記した黒
色絵の具として最も好ましい態様が、カーボンブラック
は熱分解法によって得られ、そのBET比表面積が70
m2/g 以下であり、且つDBP吸着量が180ml/10
0g 以上であり、且つ揮発分が6%以下であり、黒色絵
の具の顔料体積濃度が40%以上であるという事実がこ
の実験によっても裏付けられる。
【0042】また他の実験によると、揮発分が6%を越
えるカーボンブラックを配合した絵の具は、幾分茶色味
を帯びることが分かったので、揮発分は6%以下である
ことが望ましい。
【0043】
【発明の効果】本発明の黒色絵の具は、アニリンブラッ
クを配合した黒色絵の具にも匹敵する黒さを発現する効
果がある。また本発明の黒色絵の具は、毒性が低い効果
がある。従って本発明の黒色絵の具は、無光沢性と黒色
性に優れ、且つ安全であるという優れた効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーボンブラックの物理・化学的性質と、明度
および光沢の総合評価との関係を示すグラフである。
【図2】図1のグラフの左の円内(BET比表面積が2
00m2/g 以下、DBP吸着量が400ml/100g 以
下の範囲)を拡大して図示したグラフである。
【図3】黒色絵の具の顔料体積濃度(PVC)及び明度
と、総合評価との関係を示すグラフである。
【図4】黒色絵の具の臨界顔料濃度(CPVC)及び明
度と、総合評価との関係を示すグラフである。
【図5】最も優れた無光沢性の黒色となるカーボンブラ
ックを配合した黒色絵の具の顔料体積濃度(PVC)と
明度との関係を示すグラフである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーボンブラックを顔料とする水性の黒
    色絵の具において、カーボンブラックは、BET比表面
    積が100m2/g 以下であり、且つDBP吸着量が10
    0ml/100g 以上であることを特徴とする黒色絵の
    具。
  2. 【請求項2】 BET比表面積が70m2/g 以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の黒色絵の具。
  3. 【請求項3】 顔料体積濃度が40%以上であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の黒色絵の具。
  4. 【請求項4】 顔料体積濃度が50%以上であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の黒色絵の
    具。
  5. 【請求項5】 カーボンブラックは、熱分解法によって
    得られたものであることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の黒色絵の具。
  6. 【請求項6】 カーボンブラックは、揮発分が6%以下
    であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の黒色絵の具。
  7. 【請求項7】 カーボンブラックを顔料とする水性の黒
    色絵の具において、カーボンブラックは熱分解法によっ
    て得られ、そのBET比表面積が70m2/g以下であ
    り、且つDBP吸着量が180ml/100g 以上であ
    り、且つ揮発分が6%以下であり、黒色絵の具の顔料体
    積濃度が40%以上であることを特徴とする黒色絵の
    具。
  8. 【請求項8】 カーボンブラックを顔料とする水性の黒
    色絵の具において、カーボンブラックは、BET比表面
    積が800m2/g 以上であり、且つDBP吸着量が30
    0ml/100g 以上であることを特徴とする黒色絵の
    具。
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