JPH1095289A - ワイヤーハーネスの組付け方法 - Google Patents

ワイヤーハーネスの組付け方法

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Publication number
JPH1095289A
JPH1095289A JP8251538A JP25153896A JPH1095289A JP H1095289 A JPH1095289 A JP H1095289A JP 8251538 A JP8251538 A JP 8251538A JP 25153896 A JP25153896 A JP 25153896A JP H1095289 A JPH1095289 A JP H1095289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
guide member
vehicle body
fixing member
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8251538A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Matsuda
裕 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP8251538A priority Critical patent/JPH1095289A/ja
Publication of JPH1095289A publication Critical patent/JPH1095289A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来ワイヤーハーネスを車体に組付けるに
は、ワイヤーハーネスの組付け現場において、車体側に
固定される固定部材を備えた所定長のワイヤーハーネス
を所定位置に這わせながら順次固定部材を車体に取付け
ていたので、その作業が面倒であり、かつ長時間を要す
るという問題があった。 【解決手段】 車体側に固定される固定部材3を備えた
ワイヤーハーネス2を、ガイド部材1に沿わせて配索す
ると共に前記固定部材3をガイド部材1に着脱自在に取
付けることによってガイド部材1に仮固定し、次に該ガ
イド部材1を車体のワイヤーハーネス組付け場所に位置
させ、しかる後に固定部材3を車体に取付けることによ
ってワイヤーハーネス2をガイド部材から離脱させるこ
とを特徴とするワイヤーハーネスの組付け方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
の組付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車内配線には、絶縁電線を
多数本束ねたワイヤーハーネスが使用されている。
【0003】従来ワイヤーハーネスを車体に組付けるに
は、ワイヤーハーネスの組付け現場において、車体側に
固定される固定部材を備えた所定長のワイヤーハーネス
を所定位置に這わせながら順次固定部材を車体に取付け
ることにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
ーハーネスの組付け現場において、ワイヤーハーネスを
所定位置に這わせながら固定部材で車体に順次取付ける
作業は非常に面倒であり、かつ長時間を要するという問
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決したワイヤーハーネスの組付け方法を提供するもの
で、車体側に固定される固定部材を備えたワイヤーハー
ネスを、ガイド部材に沿わせて配索すると共に前記固定
部材をガイド部材に着脱自在に取付けることによってガ
イド部材に仮固定し、次に該ガイド部材を車体のワイヤ
ーハーネス組付け場所に位置させ、しかる後に固定部材
を車体に取付けることによってワイヤーハーネスをガイ
ド部材から離脱させることを特徴とするワイヤーハーネ
スの組付け方法である。
【0006】上記のように、固定部材をガイド部材に着
脱自在に取付けることによってワイヤーハーネスをガイ
ド部材に仮固定し、該ガイド部材に仮固定したワイヤー
ハーネスを組付ける現場に持って行き、該ワイヤーハー
ネスの組付け現場においては、固定部材を車体に取付け
ることによってワイヤーハーネスをガイド部材から離脱
させてワイヤーハーネスを車体に取付ける方法によれ
ば、簡単にかつ短時間でワイヤーハーネスを車体の所定
位置に取付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明で使用するガイド部材にワ
イヤーハーネスを仮固定した状態の説明図であり、1は
ガイド部材、2はワイヤーハーネス、3は固定部材であ
る。
【0008】ガイド部材1は、プラスッチ等で形成され
ており、車体に組付けられる際のワイヤーハーネス2の
形状と略同じ形状に形成されている。実施の形態におい
ては、クランク形状に形成されている。このガイド部材
1の一側面側には複数のU字型の切り込み11が所定間
隔を開けて形成されている。このU字型の切り込み11
は、後述する固定部材3を着脱自在に取付けるためのも
のであり、図2に示すようにU字型の切り込み11の切
り込み面にはU字型の溝12が形成されている。
【0009】ワイヤーハーネス2は多数の絶縁電線を束
ねたもので、長手方向の所定位置すなわち前記U字型の
切り込み11に対応する位置には固定部材3が取付けら
れている。また両端部にはコネクタ21が取付けられて
いる。
【0010】固定部材3は、図3に示すように、先端側
にネジまたはボルトが差し込まれるリング部31と該リ
ング部31の下部に突設した円盤状の取付け体32と該
リング体32の下部に形成したワイヤーハーネス取付け
板33とから構成されている。この固定部材3は、ワイ
ヤーハーネス取付け板33にワイヤーハーネス2を沿わ
せて、両者をテープ5で固定することにより、ワイヤー
ハーネス取付け板33にワイヤーハーネス2を取付ける
ものである。このような固定部材3はワイヤーハーネス
2の長手方向の所定位置すなわちU字型の切り込み11
に対応する位置に複数個取付けるものである。
【0011】このように長手方向の所定位置に固定部材
3が取付けられたワイヤーハーネス2は、ガイド部材1
に沿わせて配索すると共に固定部材3の円盤状の取付け
体32をガイド部材1のU字型の溝12に差し込むこと
によってガイド部材1に仮固定するものである。
【0012】上記の如く、ワイヤーハーネス2を仮固定
したガイド部材1は、ワイヤーハーネスを組付ける現場
に持って行き、次のようにしてワイヤーハーネスを車体
に固定する。
【0013】すなわち、ワイヤーハーネスの組付け現場
においては、まずガイド部材1を、ワイヤーハーネスを
組付ける場所に位置させる。これによってワイヤーハー
ネスは車体の配線すべき箇所に位置することになる。な
おガイド部材1は、U字型の切り込み11の開口部が車
体側を向くように位置させるものである。
【0014】次に、固定部材3のリング体32にネジま
たはボルトを差し込み該ネジまたはボルトを車体に固定
する。このようにリング体32にネジ等を差し込んで車
体に固定する際、ガイド部材1は、U字型の切り込み1
1から外れ、これに伴って固定部材3に取付けられてい
るワイヤーハーネス2がガイド部材1から離脱する。ガ
イド部材1から離脱したワイヤーハーネス2は、リング
体31に差し込んだネジ等を車体に固定することによっ
て車体に配索されるものである。
【0015】なお、本発明で使用するガイド部材の形状
や固定部材の形状およびワイヤーハーネスをガイド部材
に仮固定する手段等は実施の形態のものに限定されるも
のではない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るワイヤーハ
ーネスの取付け方法は、車体側に固定される固定部材を
備えたワイヤーハーネスを、ガイド部材に沿わせて配索
すると共に前記固定部材をガイド部材に着脱自在に取付
けることによってガイド部材に仮固定し、次に該ガイド
部材を車体のワイヤーハーネス組付け場所に位置させ、
しかる後に固定部材を車体に取付けることによってワイ
ヤーハーネスをガイド部材から離脱させることを特徴と
するワイヤーハーネスの組付け方法であるので、簡単に
かつ短時間でワイヤーハーネスを車体の所定位置に取付
けることができる。またガイド部材を繰り返し使用出来
るので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するガイド部材にワイヤーハーネ
スを仮固定した状態の説明図。
【図2】ガイド部材に設けられたU字型の切り込みの拡
大斜視図。
【図3】固定部材とワイヤーハーネスとの取付け状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 ガイド部材 2 ワイヤーハーネス 3 固定部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定される固定部材を備えたワ
    イヤーハーネスを、ガイド部材に沿わせて配索すると共
    に前記固定部材をガイド部材に着脱自在に取付けること
    によってガイド部材に仮固定し、次に該ガイド部材を車
    体のワイヤーハーネス組付け場所に位置させ、しかる後
    に固定部材を車体に取付けることによってワイヤーハー
    ネスをガイド部材から離脱させることを特徴とするワイ
    ヤーハーネスの組付け方法。
JP8251538A 1996-09-24 1996-09-24 ワイヤーハーネスの組付け方法 Pending JPH1095289A (ja)

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JP8251538A JPH1095289A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 ワイヤーハーネスの組付け方法

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JPH1095289A true JPH1095289A (ja) 1998-04-14

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ID=17224315

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