JPH1095103A - プレス印刷機用インクユニットとその操作方法 - Google Patents

プレス印刷機用インクユニットとその操作方法

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JPH1095103A
JPH1095103A JP9169483A JP16948397A JPH1095103A JP H1095103 A JPH1095103 A JP H1095103A JP 9169483 A JP9169483 A JP 9169483A JP 16948397 A JP16948397 A JP 16948397A JP H1095103 A JPH1095103 A JP H1095103A
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JP
Japan
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blade
ink
seal member
transfer roll
support surface
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Withdrawn
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JP9169483A
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English (en)
Inventor
Craig T Compton
クレイグ・ティー・カンプトン
Dale E Zeman
デェール・イー・ズェマン
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Paper Converting Machine Co
Original Assignee
Paper Converting Machine Co
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/027Ink rail devices for inking ink rollers

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】インクの漏れを極力抑え、シール部材が擦り切
れても深刻な漏れ状態を起こさないインクユニット。 【解決手段】フレームFと、円筒状の転写ロール11
と、転写ロールに近接してこれとほぼ平行になるように
フレームに取付けられたインク貯留体10とを備える。
インク貯留体10は、ドクターブレード16及び抑制ブ
レード18と、端部をロール11に押し当ててインクの
閉鎖チャンバを形成する端部シール部材20とを有す
る。端部シール部材20には、ドクターブレード16と
抑制ブレード18に個々に対面する第一及び第二傾斜支
持面が間隔をおいて設けられ、これらの傾斜支持面の間
にロール11と対面する弧状支持面が設けられ、各支持
面はインクチャンバに近接する端部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス印刷機用イ
ンクユニットとその操作方法に関するもので、一層詳し
くは円筒状の転写ロールすなわちアニロクスロールと共
働するインク溜めの端部をシールする機構とその操作方
法に関するものである。
【0002】
【従来技術】本発明が目的とするタイプの装置は、出願
人所有の米国特許第5,125,341号(US−A−
5,125,341)に示されている。装置ユニットの
競合するタイプは欧州特許0 401 250 B1に示
されている。アニロクスロールもしくはインクロールに
対してドクターブレード付きの閉鎖された室の端部をシ
ールするため現在実際に工業的に用いられている典型的
な手法は、ポリオレフィン発砲体を用いることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記素材によるシール
部材は、初めは非常に良好にシールできるが、短時間の
うちにインクがシール部から漏れてアニロクスロールの
端部で乾燥する。この乾燥あるいは半乾燥状態のインク
は、ポリオレフィン発砲体のシール部を急速に破壊す
る。あるいはシール部に対するドクターブレードの支持
する部分がなくなって、インクがドクターブレードの下
方に溜まってゆき、シール部をブレードから無理やりに
引き離す。この結果、深刻な漏れを惹きおこしたりアニ
ロクスロールを伝って印刷機にインクが跳ね(slingin
g)たりする。
【0004】こうしたことは、印刷製品をだいなしにし
たり作業途中で印刷機を清掃する余分な時間を必要とさ
せたりあるいはインクをロスさせるなどによって印刷機
の経済性に深刻な問題を生じさせる。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明に関する一般的な
装置環境は、転写ロールを含む液体貯留ユニットと、転
写ロールに対して圧せられるホルダによって形成される
チャンバ(室)である。ホルダはドクターブレードと封
じ込め用ブレードと端部シール部材を支える。これらの
ブレードと端部シール部材は全て転写ロールに対して圧
せられる。
【0006】本発明は、転写ロールに対して端部シール
部材によって第一の線圧を加え、またドクター及び封じ
込め用ブレードに対して第二及び高い線圧を加える。米
国特許第5,182,992号ではシール面にほぼ等し
い圧力が弾性的に作用している。われわれは、端部シー
ル部を約0.010インチ(0.25ミリ)撓ませるの
に、転写ロールに対する圧力としてインチ線分につき約
0.1ポンド(ミリ線分で0.175ニュートン)から
2ポンド(ミリ線分で0.35ニュートン)の状態の線
圧を、またブレードに対してはインチ線分につき約1ポ
ンド(ミリ線分で0.175ニュートン)から25ポン
ド(ミリ線分で4.4ニュートン)の状態の線圧、約
0.010を加えることが有利であることを見出した。
【0007】図示した実施例において、この線圧の割合
は、ブレードの下にあるより固い部分とは対照的に、転
写ロールに並んだ凹所もしくは穴部を有する内面もしく
は内壁(チャンバに面している)に各端部シールを行わ
せることによって更に有利となる。これによって、ロー
ル支持面よりもブレードの支持面において局部的により
堅固なシールが可能となる。また、ドクターブレードを
堅固に支持することによってかきとりを良好に行うこと
ができ、シール性及びシール寿命を良くするためにドク
ターブレードをアニロクスロールに軽く押し付けるだけ
で済む。本端部シール部材は、初期シールを良好に行う
ことができ、またアニロクスロールの端部の乾燥インク
に対する耐久性も標準的な発砲体シール部材よりも良
い。同様に重要なことは、本発明のシール部材は、すり
きれてしまったときでも、発砲体シールが深刻な漏れを
生じさせるのに対して、漏れが緩慢で悲劇的なインク噴
出を起こさないことである。印刷機に対する評価は、イ
ンクロスやスリンギングが最小で、作業間により短い時
間で清掃の行えるかどうかにある。本発明の他の目的や
利点は、後述の具体的な説明中で明らかにされる。
【0008】
【実施の最良の形態】以下、本発明を図示した実施例に
基づいて詳説する。図1を参照して、符号Fは印刷機の
一般的なフレームで、本発明に係るインク貯留ユニット
10を枢支している。貯留ユニット10は、フレームF
に回動可能に支持された転写もしくはアニロクスロール
11に近接して配設されている。貯留ユニット10はサ
ブフレーム12を有しており、サブフレーム12はとき
にはホルダ(ドクターブレードその他の部材のための)
と称される。いずれにしろ、サブフレーム12はインク
チャンバ13を備える。また、フレームFには一対のア
ーム14が設けられている。アーム14はアニロクスロ
ール11に対して位置決めしてフレームに枢支されてい
る。アーム14は、望ましくは符号15で示すインク給
送手段を備える。インク給送手段15はインクチャンバ
13内のインクレベルを維持する。取付けられている他
の部材等の詳細は前記した米国特許5,125,341
号やそこに開示されている先行例を参照されたい。
【0009】更に図1を参照して、符号16は逆傾斜型
のドクターブレードである。逆傾斜型であるということ
は図3に記されているアニロクスロール11の回転から
理解される。同図では同ロール11の回転方向を示す矢
印が円筒状本体の軸Aの周りを時計方向に延びている。
ドクターブレード16はクランプ17によってサブフレ
ームもしくはホルダ12に着脱自在にクランプされてい
る。締付けボルトなどの明白な部材は図示してない。ま
た、サブフレーム12には封じ込めブレード18が設け
らている。封じ込めブレード18は他のクランプ19に
よって着脱自在に取付けられている。
【0010】20は図1と図3で左手側に位置する端部
シール部材である。右手側に位置する端部シール部材
(図1と図3には示されていない)は、図2に示されて
おり、符号20’で表されている。図示した端部シール
部材20,20’はその構造は同じで左右が逆になって
いるだけである。逆になっている状態は、符号21で示
す凹所が図3では破線によって示されていることから理
解できる。この凹所21は図2と図6では実線で示され
ている。方向だけの異なる同一物を表すために図3と同
じ構成要素を図2では同じ符号を用い、ダッシュを付加
してある。
【0011】この同一性があることによって、アニロク
スロールの回転と関係しない印刷機構部はそれらの使用
が容易になる。例えばもし、回転が図3の状態から逆転
した場合、ドクターブレードと封じ込めブレードとはそ
の役割が逆になる。例えば、図6に見られる端部シール
部材は中央平面Bに対して対象である。
【0012】端部シール部材の構造各端部シール部材2
0,20’は、ほぼ矩形状で堅く一対の対向する側壁2
2,23もしくは22’,23’を有する単一のボディ
を備える。内壁22,22’はチャンバ13に面し、凹
所21,21’を備える。したがって、側壁23は外壁
となっており、そのことは図3に最も良く表されてい
る。矩形の立体は、端壁24,24’、前面壁25,2
5’及び背面壁26,26’によって形成されている。
【0013】前面壁25,25’は3つの部位を有す
る。第一は転写ロール11に向かう中央にある部分2
7,27’で、円筒形状の一部あるいは一部分にあるよ
うな弧状を成している。その上下方向側面にはブレード
の支持面28,28’及び29,29’がある。それら
はブレードの傾斜角度に合わせて角度をもたせてある。
【0014】図2と図3の実施例において、前面壁2
5,25’は側壁22,22’及び23,23’の間に
完全に一様に広がるように延びているわけではなく、段
差30,30’が設けられるように外方側壁22,2
2’よりも短く終結している(図2と図3の下部参
照)。しかしながら、本発明の前面壁は、図5の端部シ
ール部材120’に図中符号129’で示すように一方
の側壁122’から他方の側壁にかけて中断されること
なく斜めに傾くように延びたものであっても同様な効果
を生じさせる。この前面壁は一方の側壁122’から他
方の側壁(符号を付していないが側壁23’に対応す
る)に向けて全面的に延びている。
【0015】転写ロール11に面するアーチ形状の支持
面27,27’は2つの部分から成る。一つは凹所2
1’の上方を覆う片持ち梁状の部分31’であり、他は
凹所21’の外にあってもっと固い部分32’である
(図4参照)。支持面27’の一部31’はシール部材
において最も柔軟な部分で、これにより操作者はシール
部材を失うことなしにアニロクスロールに対してブレー
ド圧を調整できる。シール機構は最小に設計、配置化さ
れる。上記したように、片持ち梁状態は凹所21,2
1’を設けることによって形成される(図2の中央部参
照)。この凹所21,21’は、外見上ほぼ四角形をし
ており、4つの側面が三次元的に組み合わされている。
この三次元体は端部シール部材20’の厚みの約1/3
から1/2だけ延びている(図4の符号31’と32’
の厚みを比較参照)。
【0016】片持ち梁状部分31’(図4参照)の厚み
は、アニロクスロール11が通常径の約6インチ(15
0ミリ)であるとして0.06インチ(1.6ミリ)か
ら0.250インチ(6.4ミリ)の範囲である。凹所
21’の側壁22’と平行する方向の寸法は、弧状支持
面27’の同方向寸法よりも僅かに小さい。弧状支持面
27’は円筒体の周面の一部もしくは部分的な形状をし
ており、その内端33’(図2と図4参照)はアニロク
スロールの外周形状と一致する。更に、凹所21’の横
断方向寸法、つまり前面壁25と背面壁26を横切る方
向の寸法は、約0.250インチ(6.4ミリ)から
1.5インチ(38ミリ)である。凹所のサイズ、形
状、数は要求されるシール特性を満たすために変化す
る。
【0017】端部シール部材の素材は、熱可塑性樹脂/
熱硬化性複合ゴムで、これはオハイオ州アクロン所在の
アドバンスド・エラストマー・システムス社が供給する
サントップレン(商標名「SANTOPRENE」)によって入手
可能である。熱可塑性樹脂に属するものとして、オレフ
ィン(Olefinics)とウレタン(Urethanes)の間の特性
を有する素材が挙げられる。熱硬化性ゴムに属するもの
としては、ポリクロロプレン(Polychloroprenes)とク
ロロスルホン化ポリエチレン(Chlorosulfonated polye
thylenes)の間の特性を有する素材が挙げられる。
【0018】本発明に係る端部シール部材20は、既存
のポリオレフィン発砲体に変わり得るものである。上記
したように、操作者は同じドクターブレードホルダの端
部に本発明に係る端部シール部材を用いるかについて選
択権を有する。既存の発砲体シール部材を本発明に係る
端部シール部材と交換することによって既存の端部シー
ル部材と同じように端部をシールする。
【0019】本発明の他の利点は、傾斜した表面28,
29を配置したことにある。図3の下中央に弧状面37
の横断縁34に近接して符号29の傾斜面が示されてい
る。傾斜面29には約1/16インチ(1〜2ミリ)の
間隙35がある(6インチ径のアニロクスロールの場
合)。間隙35は、共働するブレード16もしくは18
が弧状面の内隅、上記図では横断縁34と内縁34の形
成する隅、に向けて右下がりになるのを許容する。くさ
び形体34は横断縁34へと延びて端壁37で終結して
いる支持面29を持つ。ブレード18は交差する端33
と34によって形成される隅部を完全にシールする形状
ではない可能性がある。そこで、弧状面の27の端から
これに隣接するくさび形突出物36の端を僅かにずらし
てある。図5の実施例では弧状面127’は134’の
位置で終結している。ブレード支持面129’終端にあ
る、軸の方向に延びた壁137’にまで届いていない。
これによってほぼ平坦な面あるいは間隙135’が生じ
る。図2では35’参照。これは端部シール部材20,
20’が単一の構造であるゆえに自然に生じる。
【0020】片持ち梁部31’の特徴ある形態は、図6
に「z」の符号で示してある。また同図には、凹所の壁
21a’が弧状面27’の横断縁34’から間隔をおい
た内方に位置しているのが見られる。6インチ(150
ミリ)径のアニロクスロールの場合、「z」の値は約
0.015インチ(0.4ミリ)から0.45インチ
(1.2ミリ)の範囲にある。これにより、符号34’
のロールブレード交差部で、困難なシール領域であるに
もかかわらず緊密な支持が行われることによって良好な
シール性がもたらされる。
【0021】他方、端部シール部材20,20’は十分
な柔軟性(もしくは対応性)を有するので、操作者がド
クターブレード及び封じ込めブレードをアニロクスロー
ルに対して必要なシール性を損なうことなく調整可能と
なる。ブレードの傾きは、インクの種類やロールの特
性、ブレードの厚みなどにもよるが、典型的な場合、約
0.010インチ(0.25ミリ)から約0.060イ
ンチ(1.5ミリ)である。そこで、図4に見られるよ
うに寸法「w」を最低で0.060インチ(1.5ミ
リ)にした。
【0022】更に、最も望ましい操作を行うために、ド
クターブレード16は図3に示すようにシール部材の内
端33を通り越して寸法「x」だけ突出させてある。こ
れにより、ブレード支持面28,28’,29,29’
もしくは129’の全幅は約1/3インチ(10ミリ)
である。封じ込めブレード18は上記「x」よりも小さ
い寸法「y」(図3参照)よりも多くない量だけ突出し
ている必要がある。「y」は、1/32インチつまり約
1ミリで良い。もしも封じ込めブレード18がドクター
ブレード16よりも突出していると、ドクターブレード
は、インクの跳ねやシール部材が早く摩耗するようなア
ニロクスロールの端部でインクをかきとることができな
くなる。
【0023】第一実施例では、傾斜した支持面28,2
8’,29,29’は横断方向に区切られている。これ
らの区切りは僅かに持ち上がって長手方向に延びる領域
38’(図4参照)と幾分低い領域39’を有する。高
領域38’は内端33’(弧状面27の連続する自由
端)に近接し、一方、低領域39’は内端33’から離
れあるいは間隔を置いている。対応する領域38,39
(図3参照)は端部シール部材20の傾斜面28,29
に同様に設けられる。
【0024】図4に示す端部シール部材20’は拡大さ
れており、低領域39’の上方にある高領域38’の高
さは約0.02インチ(0.5ミリ)から約0.050
インチ(1.25ミリ)である(6インチ径のアニロク
スロールの場合)。低領域39上方の高領域38の突出
高さは、約0.030インチ(0.75ミリ)が特に望
ましい。傾斜面28の幅は図3において寸法「x」であ
り、高領域38は「y」の幅を持つ。したがって、低領
域39の幅は「x−y」である。
【0025】また、第一の領域面(高領域)38の幅は
両領域を結合した領域38,39の全幅、つまり傾斜面
28,28’,29,29’及び/もしくは39の幅寸
法の約10%から30%である。このようにして第一の
領域面(高領域)38は第二の領域面(低領域)39よ
りも狭い。
【0026】操作において、端部シール部材の周囲もし
くは端面がドクターブレードと封じ込めブレード16,
18の下でシールを行う。領域面(高領域)38,3
8’がブレード支持面28,28’,29,29’,1
29よりも僅かに突出しているので、ドクターブレード
16と封じ込めブレード18が低領域面39,39’に
押しつけられたときに、素材が変形して2つのブレード
の下でシールが行われる。
【0027】上記したように、より広い幅の領域面3
9,39’は主として2つのブレードを支持し、高領域
面38,38’は主としてシール面となる。端部シール
部材のより広い部分は堅固で最も硬い部分である。図5
に関連して説明したように、領域(低領域)39’(図
4参照)は、側壁122’に至らずに終結している必要
はなく、側壁まで延びていても良い。このことは図4中
に符号129’で示してある。例えば、領域面38,3
8’はドクターブレード16を堅固に支持する。ドクタ
ーブレード16は端部シール部材から漏れでたインクを
アニロクスロール11」からかきとることができる。こ
れにより、アニロクスロールからのインクの漏れやシー
ル部材の早すぎる摩耗を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るインクユニットを一部
破断して円筒状の転写ロールと共働する貯留ユニットが
見えるようにした斜視図。
【図2】図1のインクユニットの右手部分に見られる端
部シール部材の拡大斜視図。
【図3】図1のインクユニットの左手部分の端部シール
部材の拡大斜視図で、ドクター及び封じ込め用ブレード
の形状とアニロクスロールの一部とを二点鎖線で示して
ある。
【図4】図2の端部シール部材を4−4線に沿って切断
した断面図。
【図5】図3の端部シール部材の下部の変形例を示す斜
視図。
【図6】端部シール部材の縮小した正面図。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・インク貯留ユニット 11・・・・・・・・・・転写ロール(アニロクスロー
ル) 16・・・・・・・・・・ドクターブレード 18・・・・・・・・・・封じ込めブレード 20,20’・・・・・・端部シール部材 21,21’・・・・・・凹所 22,23,22’,23’・・・・側壁 25・・・・・・・・・・前面壁 26・・・・・・・・・・背面壁 27,27’・・・・・・弧状面 28,28’,29,29’,129’・・・ブレード
支持面(傾斜面) 31’・・・・・・・・・片持ち梁状部 33,33’・・・・・・内端 38,38’・・・・・・高領域 39,39’・・・・・・低領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デェール・イー・ズェマン アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、デン マーク、カウンティ・ロード・ティー 6373

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写ロール(11)とこの転写ロールに近
    接したホルダによって画されるチャンバ(13)とを含
    む流体貯留ユニット(10)であって、チャンバがドク
    ターブレード及び封じ込めブレード(16,18)と上
    記転写ロールに対して圧せられる単一の端部シール部材
    (20)とを有している流体貯留ユニットを設けるステ
    ップと、 上記転写ロールに対して端部シール部材によって第一の
    線圧を施すステップと、 上記ドクターブレード及び封じ込めブレードに対して第
    二のより高い線圧を施すステップと、 から成るプレス印刷機用インクユニットの操作方法。
  2. 【請求項2】シール端の傾きが約0.010インチ
    (0.25ミリ)であるときに、前記第一の線圧として
    インチ線分につき約0.1ポンド(ミリ線分で0.01
    75ニュートン)から2ポンド(ミリ線分で0.35ニ
    ュートン)の状態の線圧を、また前記第二の線圧として
    インチ線分につき約1ポンド(ミリ線分で0.175ニ
    ュートン)から25ポンド(ミリ線分で4.4ニュート
    ン)の状態の線圧をそれぞれ加える、 請求項1記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  3. 【請求項3】前記第一及び第二の線圧を、各端部シール
    部材が前記チャンバに対面する壁面(22)に凹所(2
    1)を設けることによって生じさせる、 請求項1記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  4. 【請求項4】前記各端部シール部材に前記ブレード及び
    前記転写ロールと対面する支持面を設け、上記支持面
    が、上記転写ロールと対面する弧状部(27)と、上記
    ブレードと対面する傾斜したほぼ平面状の部位(28,
    29)とを有し、凹所の長さを上記弧状部の長さよりも
    短くなるように制限する、 請求項3記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  5. 【請求項5】前記凹所の長さを制限するステップは、前
    記弧状部が前記凹所の各端部に対して部分的に重なり合
    うことを含んでおり、その重なりが約0.015インチ
    (0.4ミリ)から約0.045インチ(1.2ミリ)
    である、 請求項4記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  6. 【請求項6】前記ステップは、各端部シール部材が熱可
    塑性樹脂/熱硬化性ゴムから成っていることを含む、 請求項1記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  7. 【請求項7】前記ステップは、前記ブレードと前記転写
    ロールに対面する支持面を有する各端部シール部材を備
    えることを含み、 上記支持面は、転写ロールに対面する弧状部(27)
    と、ブレードに対面するほぼ平面状の傾斜部(28,2
    9)とを有し、 上記傾斜部が弧状部に僅かに達することなく終結してい
    る、 請求項1記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  8. 【請求項8】前記ステップは、前記弧状部の各端の脇に
    略平坦な面(35)を設けてあり、上記平坦面(35)
    が前記傾斜部の末端壁と交差することを含んでいる、 請求項7記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  9. 【請求項9】前記ステップは、前記ブレードと前記転写
    ロールに対面する支持面を有する各端部シール部材を備
    えることを含み、 上記支持面は、転写ロールに対面する弧状部(27)
    と、ブレードに対面するほぼ平面状の傾斜部(28,2
    9)とを有し、 上記傾斜部は前記チャンバに近接する端を有し、またこ
    の傾斜部には上記端に近接して長さ方向に伸びる第一の
    領域と上記端から離れて長さ方向に伸びる第二の領域が
    設けられ、第一の領域が第二の領域の上方に延びてい
    る、 請求項1記載のプレス印刷機用インクユニットの操作方
    法。
  10. 【請求項10】前記ステップは、前記第一の領域が前記
    第二の領域よりも狭くすることを含む、請求項9記載の
    プレス印刷機用インクユニットの操作方法。
  11. 【請求項11】フレーム(F)と、 このフレームに取付けられた円筒状の転写ロール(1
    1)と、 この転写ロールに近接してこれとほぼ平行になるように
    フレームに取付けられたインク貯留体(10)とを備
    え、 上記インク貯留体は、内部のインクレベルを維持するた
    めのインク給送手段(15)と、ほぼ平坦なドクターブ
    レード及び封じ込めブレード(16,18)と、端部を
    上記ロールに押し当ててインクの閉鎖チャンバを形成す
    る端部シール部材(20)とを有し、 上記端部シール部材には、ドクターブレードと封じ込め
    ブレードに個々に対面する第一及び第二傾斜支持面(2
    8,29)が間隔をおいて設けられ、またこれらの傾斜
    支持面の間に上記ロールと対面する弧状支持面(27)
    が設けられており、 上記各支持面はインクチャンバに近接する端部を有し、 上記端部シール部材は上記第一の端部から離れる方向に
    延びる第一側壁を有し、 また、ロール支持面よりもブレード支持面により強固な
    シールが局部的に生じるように、上記弧状支持面とほぼ
    並ぶようにして第一側壁(22)に凹所(21)が形成
    されている、 プレス印刷機用インクユニット。
  12. 【請求項12】前記転写ロールに対する前記端部シール
    部材の押圧力が、インチ線分につき約0.1ポンド(ミ
    リ線分で0.0175ニュートン)から2ポンド(ミリ
    線分で0.35ニュートン)であり、 圧力のない状態での傾きが約0.010インチ(0.2
    5ミリ)である前記ブレードに対して前記端部シール部
    材の押圧力が、インチ線分につき約1ポンド(ミリ線分
    で0.175ニュートン)から25ポンド(ミリ線分で
    4.4ニュートン)である、請求項11記載のプレス印
    刷機用インクユニット。
  13. 【請求項13】前記端部シール部材が前記チャンバに対
    面する側壁を備え、 前記側壁には前記弧状支持面にほぼ並ぶようにして凹所
    が設けられている、 請求項11記載のプレス印刷機用インクユニット。
  14. 【請求項14】前記弧状支持面が前記凹所の両端部に一
    部重複している、 請求項13記載のプレス印刷機用インクユニット。
  15. 【請求項15】前記傾斜支持面が前記端部近くに延びる
    第一の領域と上記端部から離れて延びる第二の領域とを
    有し、上記第一の領域が第二の領域の上方に延びてい
    る、 請求項11記載のプレス印刷機用インクユニット。
  16. 【請求項16】前記第一の領域が前記第二の領域よりも
    狭い、 請求項15記載のプレス印刷機用インクユニット。
  17. 【請求項17】前記封じ込めブレードは軸方向長さが前
    記ドクターブレードよりも短い、 請求項11記載のプレス印刷機用インクユニット。
  18. 【請求項18】前記弧状支持面の両端と前記傾斜支持面
    にほぼ平坦な脇面を有し、 この脇面は軸方向に延びる交差壁を有している、 請求項11記載のプレス印刷機用インクユニット。
JP9169483A 1996-06-10 1997-06-10 プレス印刷機用インクユニットとその操作方法 Withdrawn JPH1095103A (ja)

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