JPH1094787A - 膜分離装置 - Google Patents

膜分離装置

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JPH1094787A
JPH1094787A JP25169996A JP25169996A JPH1094787A JP H1094787 A JPH1094787 A JP H1094787A JP 25169996 A JP25169996 A JP 25169996A JP 25169996 A JP25169996 A JP 25169996A JP H1094787 A JPH1094787 A JP H1094787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原水が適正pH範囲を外れた場合には、自動
的に膜分離処理を停止して膜汚染や処理水水質の低下を
防止する。 【解決手段】 膜モジュール3の循環系にpH計2Aを
設けると共に透過水の取出配管17に弁V4 を設け、p
H計2Aの計測値に基いて弁V4 の開閉を制御する。 【効果】 pH計2Aで計測した原水のpHが適正pH
範囲外のときは、弁V4を閉じて、1次室3Aの水が2
次室3Bへ透過しないようにする。適正pH範囲を外れ
た原水が膜を透過することによる膜汚染や処理水水質の
低下を防止することができる。循環系内の水は循環させ
ておくことができるため、汚泥の沈殿による閉塞の問題
はなく、膜分離処理の再開に当って、押し出し洗浄を行
う必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膜分離装置に係り、
特に、フッ素及び/又は重金属含有排水の凝集処理水の
固液分離手段として好適な膜分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素及び/又は重金属含有排水の処理
方法として、排水にPAC(ポリ塩化アルミニウム)や
FeCl3 (塩化第二鉄)等の凝集剤を添加すると共に
pH調整して凝集処理し、得られた凝集処理液を膜分離
装置で固液分離する方法が知られている。
【0003】図2は、このような排水処理に用いられる
従来装置を示す。排水は、配管11よりpH計1A及び
撹拌機1Bを備える凝集反応槽1に導入され、配管12
からのpH調整剤(NaOH等のアルカリ又はHCl,
2 SO4 等の酸)でpH調整されると共に、配管13
からの凝集剤(PAC又はFeCl3 等)で凝集処理さ
れる。凝集処理水は配管14から循環槽2に導入され、
循環ポンプP1 により配管15,16を経て膜モジュー
ル3の1次室(原水室)3Aに導入される。
【0004】膜モジュール3の膜を透過した透過水は、
膜モジュール3の2次室(透過水室)3Bから配管1
7、定流量弁V1 を備える配管18を経て逆洗ポット4
に流入し、更に、弁V3 を備える配管19より系外へ排
出される。
【0005】一方、膜濃縮水は、配管20より循環槽2
に返送され、循環処理される。なお、循環槽2内の液
は、必要に応じて返送ポンプP2 により配管21を経て
凝集反応槽1に返送される。
【0006】この装置において、膜モジュール3の膜と
しては、MF(精密濾過)膜又はUF(限外濾過)膜が
用いられることが多い。
【0007】膜モジュール3の逆洗に際しては、循環ポ
ンプP1 を停止して、膜モジュール3への給水を止め、
逆洗ポット4内の処理水(透過水)を逆洗弁V2 を備え
る配管22から配管17を経て膜モジュール3に逆流さ
せる。膜モジュール3の2次室3Bから1次室3Aに流
入した逆洗水は配管20より循環槽2に送給される。
【0008】膜モジュール3では、このような逆洗操作
と凝集処理水の膜分離処理とを交互に行うが、このよう
に、逆洗を行っても、経時的に膜モジュール3の膜面に
分離汚泥が固着し、逆洗では膜分離性能を回復し得なく
なる。
【0009】そこで、この場合には、装置の運転を停止
して膜モジュール3の薬品洗浄を行う。薬品洗浄は、通
常の場合、HCl、(COOH)2 、H2 SO4 等の酸
と、NaOH等のアルカリとを用いて実施される。この
薬品洗浄後の運転の再開に当っては、系内から洗浄薬品
を排出させた後、工業用水や純水で系内の薬品を十分に
洗い出す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】膜モジュール3の薬品
洗浄後、工業用水や純水で押し出し洗浄を行っても系内
に薬品が残留する場合がある。この場合、薬品洗浄後の
運転再開時に、循環槽2から膜モジュール3に導入され
る膜原水のpHが洗浄薬品の酸又はアルカリにより、凝
集反応槽1における設定pH範囲、即ち凝集に好適な適
正pH範囲から外れることがある。
【0011】凝集反応槽1内のpHが適正範囲を外れる
と、凝集汚泥の微細化、固液分離性の悪化、又は再溶解
などの凝集不良が起きる。例えば、凝集剤としてPAC
を用いた場合、pH8.5以上又はpH5.5以下では
Al3+が溶出し、pH5.5以下では更に排水中の金属
も溶出してくる。また、pH8〜8.5では、凝集汚泥
は固液分離性が悪いものとなる。
【0012】このような適正pH範囲外のpH条件下で
凝集処理された凝集処理水を膜モジュール3に導入する
と分離性の低下した汚泥で膜面が著しく汚染され透過水
量が早期に低下したり、透過水中に金属イオンが多量に
溶出して処理水質を低下したりするようになる。かかる
膜汚染を防止すると共に処理水質を維持するために、適
正pH範囲を外れた凝集処理水の膜モジュールへの流入
を防止する必要がある。
【0013】しかしながら、従来においては、図2に示
す如く、凝集反応槽1ではpH計1Aが設けられてpH
制御が行われているが、循環槽2にはpH計は設けられ
ておらず、膜モジュール3に導入される凝集処理水のp
Hの監視は行われていない。
【0014】なお、耐酸性、耐アルカリ性が低いRO
(逆浸透)膜を用いた膜分離装置では、循環ラインにp
H計を設け、循環ラインの水が設定pH範囲を外れた場
合には、膜モジュールへの給水ポンプ(循環ポンプ)を
停止して原水の流入を阻止することがある。しかしなが
ら、この方法を図2に示すような凝集処理水を膜分離処
理する装置に適用した場合には、次のような不具合が生
じる。
【0015】即ち、フッ素及び/又は重金属含有排水の
凝集処理水を膜分離処理する図2の装置において、循環
槽2、循環ポンプP1 を備える配管15、配管16、膜
モジュール3の1次室3A及び循環配管20で構成され
る循環系内の水の汚泥濃度は2000〜60000mg
/L程度とかなり高い濃度となっている。このため、循
環ポンプP1 を停止すると、このような高汚泥濃度の水
が膜モジュール3の1次室3Aに滞留し、膜モジュール
3内で汚泥が沈殿して膜面に付着する。このため、循環
ポンプP1 停止後には、ただちに工業用水等の清浄な水
を膜モジュール3の1次室3Aに供給して沈殿した汚泥
を押し出し洗浄しておく必要がある。例えば、洗浄水槽
5内の水又は系外の用水を洗浄ポンプP3 で配管24,
16より膜モジュール3の1次室3Aに供給して1次室
3A内の汚泥を押し出す。このような洗浄には、洗浄用
水が大量に必要になると共に、この洗浄排水(押出水)
を処理する必要も生じる。
【0016】本発明は上記従来の問題点を解決し、膜分
離装置の原水が適正pH範囲を外れても膜汚染や処理水
水質の低下を防止することができ、しかも、膜分離処理
の再開に当っては、押し出し洗浄等を必要としない膜分
離装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の膜分離装置は、
分離膜を有する膜モジュールと、被処理水を該膜モジュ
ールの1次室に供給し、該1次室からの濃縮水を該被処
理水に混合するようにした被処理水の循環供給手段と、
該膜モジュールの2次室から透過水を取り出す透過水取
出手段と、を有する膜分離装置において、前記循環供給
手段にpH検出手段を設けると共に、該透過水取出手段
に弁を設け、該pH検出手段の検出値に基いて該弁の開
閉を制御するようにしたことを特徴とする。
【0018】本発明の膜分離装置では、循環供給手段に
設けたpH検出手段の検出pHが所定範囲外の場合に
は、透過水取出手段の弁を閉じ、膜モジュールの1次室
の水が2次室へ透過しないようにする。これにより、適
正pH範囲を外れた凝集処理水などの被処理水が膜を透
過することによる膜汚染や処理水水質の低下を防止する
ことができる。
【0019】また、循環供給手段内の水を常時循環させ
ておくことができるため、膜モジュールの1次室での汚
泥の沈殿による閉塞はなく、膜分離処理の再開に当っ
て、押し出し洗浄を行う必要がない。
【0020】なお、本発明の膜分離装置では、透過水取
出手段の弁を閉とすると、透過水が排出されなくなり、
膜モジュールの2次室側の圧力の上昇が起こる。このた
め、膜分離装置の耐圧性が要求されるように考えられる
が、このように2次室の圧力が上昇しても、1次室側の
圧力と同程度(通常の場合1.5kg/cm2 程度)ま
でであり、通常の逆洗可能な膜分離装置が備える耐圧性
で十分に対応可能である。従って、膜モジュールに特別
な耐圧構造を具備させる必要はない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る膜分離装置を備えた凝集処理装置を示す系統図
である。
【0022】図1の装置は、循環槽2にpH計2A及び
pH調整剤の供給配管2Bが設けられ、膜モジュール3
の2次室3Bから透過水を取り出す配管17にpH計2
Aと連動する自動弁V4 が設けられている点が図2に示
す従来の装置と異なり、その他は同様の構成とされてい
る。従って、図1において、図2に示す部材と同一機能
を奏する部材には同一符号を付してある。ただし、図1
において、洗浄水槽5及び洗浄ポンプP3 ,洗浄配管2
4は図示を省略してある。
【0023】図1に示す装置においても、前述の図2に
示す装置における処理方法と同様に、凝集処理及び膜分
離処理が実施される。図1に示す装置においては、pH
計2Aにより循環槽2内の液pHを計測し、この計測値
が予め定めた設定pH範囲である場合には自動弁V4
開として透過水を採水する。pH計2Aの計測値がこの
設定pH範囲を外れた場合には、自動弁V4 を閉として
透過水の採水を停止する。
【0024】この採水停止期間において、配管2Bより
酸又はアルカリのpH調整剤を循環槽2に添加して循環
系内のpHを設定pH範囲に調整し、透過水の採水を再
開できるようにする。
【0025】この透過水の採水停止期間において、循環
ポンプP1 は停止せず、配管20、循環槽2、配管1
5,16及び膜モジュール3の1次室3Aよりなる循環
系内を水が循環するため、1次室3Aで汚泥が沈殿する
ことはなく、膜面の閉塞が防止される。従って、透過水
の採水を再開するに当っては単に自動弁4を開くだけで
よく、1次室3Aを洗浄する必要はない。
【0026】なお、透過水の採水停止期間に循環槽2内
のpHを調整するには、循環槽2にpH調整剤を添加し
て直接調整しても良く、循環槽2内の液を返送ポンプP
2 で配管21より凝集反応槽1に返送すると共に、凝集
反応槽1から配管14より凝集処理液を受け入れること
で調整しても良い。
【0027】図1に示す装置において、pH計2Aによ
る自動弁V4 の開閉の基準となる設定pH範囲は、処理
対象水系に応じて適宜決定される。例えば、スーツ混合
脱硫排水等の排水にPACを添加して凝集処理し、凝集
処理水を膜分離処理する場合にはpH6〜8.5程度が
好ましい。即ち、後述の参考例1〜3の結果からも明ら
かなように、PACによる凝集処理は、特にpH6.0
〜6.5で安定し、pH9以上ではAl3+の溶出や膜汚
染によるフラックスの低下が起こり、pH5以下でもA
3+の溶出が起こる。また、Fe2+が存在するときもp
HによってFe2+の溶出が起こる。
【0028】なお、本発明は図示のものに限定されるも
のではない。
【0029】例えば、pH計2Aは循環槽2の他、循環
配管20や原水供給配管15,16に設けることもでき
る。また、図1の装置においては、循環供給手段は、循
環配管20、循環槽2及び原水供給配管15,16で構
成されるが、循環槽2は必ずしも必要とされず、循環配
管を直接原水供給配管に接続し、pH計を循環配管又は
原水供給配管に設けたものであっても良い。なお、通常
の場合、この循環供給手段の循環配管又は循環槽には、
汚泥引抜き配管(図示せず)が設けられる。
【0030】また、本発明の膜分離装置は、図1に示す
ような凝集処理水の膜分離処理に限らず、その他活性汚
泥等の膜分離処理にも適用することができる。
【0031】
【実施例】以下に参考例、実施例及び比較例を挙げて本
発明をより具体的に説明する。
【0032】なお、以下において、フラックスは25
℃、膜間差圧0.5kg/cm2 の場合に換算した値で
示してある。
【0033】参考例1 次の水質を有するフッ素含有排水(火力発電所の定常排
水)に凝集剤としてPACを2000mg/L添加する
と共に、酸として塩酸、アルカリとしてNaOHを添加
して凝集処理し、生じたpH6〜6.5の凝集処理水
(SS:20000mg/L)を下記条件で膜分離処理
した。
【0034】排水(火力発電所の定常排水)の水質 F:29mg/L Al:0.5mg/L pH:6.1膜分離条件 使用した膜:膜面積2m2 のMF膜(孔径0.2μm) 膜モジュールの流入水量:0.44m3 /Hr 初期の透過水量:17m3 /m2 ・day その結果、運転期間(30時間)中の処理水の平均水質
は表1に示す通り良好であり、フラックスの低下も0.
18m3 /m2・dayと比較的低い値であった。
【0035】参考例2 参考例1において、膜分離処理する凝集処理水のpHを
9〜10に制御したこと以外は同様に処理を行い、同様
に処理水の平均水質及びフラックスの低下を調べ、結果
を表1に示した。
【0036】参考例3 参考例1において、膜分離処理する凝集処理水のpHを
5.0〜5.5に制御したこと以外は同様に処理を行
い、同様に処理水の平均水質及びフラックスの低下を調
べ、結果を表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】表1より、PACによる凝集処理水は、p
H6〜6.5の範囲であれば、Al3+の溶出やフラック
スの低下もなく安定に膜分離処理できるが、pH9〜1
0の高pH域では、Al3+が溶出し、また、膜の汚染で
フラックスの低下が著しく、pH4.5〜5の低pH域
でも、フラックスの低下が認められる。
【0039】実施例1 図1に示す装置により、参考例1で処理したものと同様
の排水を、同様に凝集処理し、凝集処理水を下記条件で
膜分離処理した。なお、自動弁V4 は、pH計2Aの計
測値がpH5.7〜7.5の範囲では開,pH5.7未
満、7.5超では閉となるように制御した。
【0040】膜分離条件 使用した膜:膜面積2m2 のMF膜(孔径0.2μm) 膜モジュールの流入水量:0.44m3 /Hr 初期の透過水量:17m3 /m2 ・day 逆洗操作:15分運転毎に1回の割合で透過水4Lを5
〜10秒逆流させて逆洗した。
【0041】なお、処理に当っては、薬品洗浄後の運転
再開時の状況を想定して、運転の途中で循環槽2のpH
を2日に1回の割合で2時間だけpH9〜10とした
(その他の期間はpH6〜6.5)。
【0042】その結果、実施例1において循環槽2のp
Hが9〜10の期間は取出配管17の自動弁V4 が閉じ
て透過水の採水は行われず、循環槽2のpHが6〜6.
5の期間のみ透過水が採水された。
【0043】このため、運転期間(10日)中の処理水
の平均水質は表2に示す通り良好であり、フラックスの
低下も表2に示す通り低く抑えられた。
【0044】実施例2 実施例1の定常排水に代えて火力発電所の非定常排水
(F:5mg/L、Al:20mg/L、Fe:800
mg/L、pH:2.8)を処理し、また、自動弁の開
閉をpH計2Aの計測値がpH8〜8.8では開、pH
8未満、pH8.8超では閉となるように制御した。通
常の処理の期間中は凝集処理水のpHを8〜8.5とし
ているが、薬品洗浄後の運転再開時の状況を想定して運
転の途中で循環槽2のpHを2日に1回の割合で2時間
だけ4.5〜5とした。その他は実施例1と同様に図1
に示す装置により処理を行った。
【0045】処理水の平均水質及びフラックスの低下を
調べ、結果を表2に示した。
【0046】比較例1,2 実施例1,2において、pH計2Aと自動弁V4 とによ
る透過水の採水停止を行わず、連続運転としたこと以外
はそれぞれ同様にして処理を行い、処理水の平均水質及
びフラックスの低下を調べ、結果を表2に示した。
【0047】
【表2】
【0048】表2より、本発明の膜分離装置によれば、
膜汚染によるフラックスの低下を防止して良好な水質の
処理水を安定して得ることができることがわかる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の膜分離装置
によれば、適正pH範囲を外れた被処理水の膜透過を自
動的に阻止することができるため、適正pH範囲外の原
水を膜分離処理することによる膜汚染及びそれによるフ
ラックスの低下や処理水水質の低下を防止することがで
きる。しかも、透過水の採水再開に当って、膜モジュー
ル内を押し出し洗浄する必要もないことから、洗浄用水
の節水を図ると共に、洗浄排水処理量の増大も防止され
る。
【0050】このため、本発明の膜分離装置によれば、
効率的な膜分離処理を行って、長期に亘り高水質処理水
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膜分離装置の実施の形態を示す排水処
理装置の系統図である。
【図2】従来の排水処理装置の系統図である。
【符号の説明】
1 凝集反応槽 2 循環槽 2A pH計 3 膜モジュール 3A 1次室 3B 2次室 4 逆洗ポット 5 洗浄水槽 V4 自動弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近沢 清仁 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離膜を有する膜モジュールと、 被処理水を該膜モジュールの1次室に供給し、該1次室
    からの濃縮水を該被処理水に混合するようにした被処理
    水の循環供給手段と、 該膜モジュールの2次室から透過水を取り出す透過水取
    出手段と、を有する膜分離装置において、 前記循環供給手段にpH検出手段を設けると共に、該透
    過水取出手段に弁を設け、該pH検出手段の検出値に基
    いて該弁の開閉を制御するようにしたことを特徴とする
    膜分離装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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