JPH1094257A - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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Publication number
JPH1094257A
JPH1094257A JP8247640A JP24764096A JPH1094257A JP H1094257 A JPH1094257 A JP H1094257A JP 8247640 A JP8247640 A JP 8247640A JP 24764096 A JP24764096 A JP 24764096A JP H1094257 A JPH1094257 A JP H1094257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turned
rectifier
switches
switch
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP8247640A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ehira
伸次 江平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP8247640A priority Critical patent/JPH1094257A/ja
Publication of JPH1094257A publication Critical patent/JPH1094257A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突入電流保護回路なしでも突入電流を抑える
ことができ、小型化とコストダウンを図れる整流装置を
提供する。 【解決手段】 3つのスイッチ11,12,13と、この
3つのスイッチを介して各相U,V,Wの電力が供給され
る3相整流器14と、この3相整流器の正,負の給電線
17,18の間に接続された平滑コンデンサ22を備え
た整流装置。3相電源投入時に、上記3つのスイッチの
うちの2つ11,12を同時にオンにした後、残る1つ
のスイッチ13を遅延してオンにする整流器1を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3相交流の電力を
整流して、例えば空気調和機の圧縮機を駆動するモータ
のインバータ回路等に供給する整流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の整流装置として、たとえ
ば図3に示すようなものが知られている。この整流装置
は、3つのスイッチ11,12,13と、この3つのスイ
ッチ11,12,13を介して各相U,V,Wの電力が供給
される3相の整流器14と、図示しない空気調和機の圧
縮機を駆動するモータ16に電力を供給するインバータ
15と、上記整流器14とインバータ15を接続する正
の給電線17に順次介設された力率改善用のリアクトル
19,リレー接点20およびこれに並列に接続された保
護用の抵抗21と、この抵抗21よりインバータ15側
の正,負の給電線17,18の間に接続された電流平滑化
のための電解コンデンサ22で構成される。
【0003】上記整流装置は、モータ16の起動時に図
4に示すように制御される。即ち、図4のステップS1
1でモータ運転と判断されると、ステップS12に進ん
で3つのスイッチ11,12,13が同時にオンされる。
すると、3相交流電力が供給された整流器14は、これ
を全波整流して直流大電流として給電線17を経て電解
コンデンサ22に供給しようとするが、この時点でリレ
ー接点20が開かれているので、抵抗21によって過大
な電流が流れるのが防止され、適正な電流がまず電解コ
ンデンサ22に流れ込んでこれを充電する。従って、整
流器14の入力側のスイッチ11,12,13は、オン時
の過大電流によって接点が溶融,損傷することが防止さ
れる。次に、スイッチオンから2秒経過すると、電解コ
ンデンサ22は略完全に充電されるので、ステップS1
3でリレー接点20をオンにして整流された直流電流を
フルにインバータ15に供給し、ステップ14でインバ
ータ15から給電を開始してモータ16の運転を開始す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の整
流装置は、200Vもの3相電圧がかかる3つのスイッ
チ11,12,13を同時にオンすることに伴う大電流で
スイッチ接点が損傷するのを防止するため、整流器14
の給電線17に互いに並列接続したリレー接点20と抵
抗21からなる突入(インラッシュ)電流保護回路を設け
ているため、部品点数が増えて整流装置が大型化し、コ
ストアップするという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、スイッチ投入態
様を投入時の大電流を抑えるように工夫することによっ
て、突入電流保護回路を省略でき、小型化とコストダウ
ンを図ることができる整流装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、3つのスイッチと、この3つの
スイッチを介して各相の電力が供給される3相整流器
と、この3相整流器の出力端子間に接続された平滑コン
デンサを備えた整流装置において、3相電源投入時に、
上記3つのスイッチのうちの2つを同時にオンにした
後、残る1つのスイッチを遅延してオンにする遅延制御
手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1の整流装置では、3相電源投入時
に、遅延制御手段によって3つのスイッチのうちまず2
つがオンにされる。これは、結果的に単相電源をオンに
したのと同じことになり、従来のように3相整流器の出
力側に突入電流保護回路を設けずとも、3スイッチ同時
オンの場合に比して突入電流が例えば10%減少し、オ
ンされるスイッチに流れる電流も減少して、このスイッ
チの接点の溶融,損傷が防止される。従って、整流装置
の小型化,コストダウンを図りつつ、突入電流を抑制す
ることができるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。図1は、本発明の整流装置の一
例を示す結線図であり、図3で述べた整流装置の給電線
17に互いに並列に設けたリレー接点20と抵抗21か
らなる突入電流保護回路を省略し、3つのスイッチ1
1,12,13に遅延制御手段としての制御器1を設けた
点のみが異なるので、同じ部材には同一番号を付して説
明を省略する。上記制御器1は、3相電源(U,V,W)投
入時に、3つのスイッチ11,12,13のうち2つのス
イッチ11,12を同時にオンにした後、残る1つのス
イッチ13を例えば2秒遅延してオンにするようになっ
ている。
【0009】上記整流装置は、モータ16の起動時に、
図2のフローチャートにしたがって次のように動作す
る。制御器1は、図2のステップS1で、モータ運転と
判断すると、ステップS2に進んで、200Vの3相電
源(U,V,W)投入用の3つのスイッチ11,12,13の
うちまず2つのスイッチ11,12をオンにする。する
と、整流器14は、200Vの単相電源に接続されるの
と同じことになり、インバータ15への給電線17に出
力される全波整流後の電流の大きさは、3つのスイッチ
11,12,13を同時にオンした場合に流れる電流より
も略10%減少する。つまり、突入電流の大きさは、給
電線17に従来例の如き突入電流保護回路20,21(図
3参照)がなくても、突入電流保護回路があって3つの
スイッチを同時にオンにする従来例における突入電流に
近い値となり、この過大でない適正な電流が電解コンデ
ンサ22に流れ込んでこれを充電する。従って、整流器
14の入力側の上記2つのスイッチ11,12にオン時
に流れる電流も、過大(例えば200A以上)にならず、
スイッチ接点が溶融,損傷することが防止される。
【0010】次に、ステップS2のスイッチオンから2
秒経過すると、電解コンデンサ22は略完全に充電され
るので、制御器1は、ステップS3で、残る1つのスイ
ッチ13をオンにするから、3相電源に接続される整流
器14から全波整流された電流がフルにインバータ15
に供給され、ステップS4で、インバータ15がモータ
16に給電を始めてモータ16の運転が開始する。この
ように、上記整流装置は、制御器1によって、過大電流
によるスイッチ接点の溶融や損傷を防止しつつ、互いに
並列接続されたリレー接点20と抵抗21からなる突入
電流保護回路を省略できるので、整流装置の小型化とコ
ストダウンを図ることができる。
【0011】なお、本発明の整流装置は、上記実施の態
様で述べたモータに給電するインバータに限らず、直流
電流で駆動される電気機器に接続することができるのは
言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の整流装置は、3つのスイッチと、この3つのスイッチ
を介して各相の電力が供給される3相整流器と、この3
相整流器の出力端子間に接続された平滑コンデンサを備
えたものにおいて、3相電源投入時に、上記3つのスイ
ッチのうちの2つを同時にオンにした後、残る1つのス
イッチを遅延してオンにする遅延制御手段を備えている
ので、電源投入時の突入電流を小さくしてスイッチ接点
の溶融や損傷を防止しつつ、3相整流器の出力側の突入
電流保護回路を省略することができ、部品点数の減少に
より整流装置の小型化とコストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の整流装置の一例を示す結線図であ
る。
【図2】 図1の整流装置の動作を示すフローチャート
である。
【図3】 従来の整流装置を示す結線図である。
【図4】 従来の整流装置の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…制御器、11,12,13…スイッチ、14…整流
器、15…インバータ、16…モータ、17…正の給電
線、18…負の給電線、19…リアクトル、22…電解
コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つのスイッチと、この3つのスイッチ
    を介して各相の電力が供給される3相整流器と、この3
    相整流器の出力端子間に接続された平滑コンデンサを備
    えた整流装置において、 3相電源投入時に、上記3つのスイッチのうちの2つを
    同時にオンにした後、残る1つのスイッチを遅延してオ
    ンにする遅延制御手段を備えたことを特徴とする整流装
    置。
JP8247640A 1996-09-19 1996-09-19 整流装置 Pending JPH1094257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8247640A JPH1094257A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 整流装置

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JP8247640A JPH1094257A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 整流装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1094257A true JPH1094257A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17166511

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8247640A Pending JPH1094257A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 整流装置

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JP (1) JPH1094257A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208035A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujitsu General Ltd 3相スイッチ整流器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013208035A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Fujitsu General Ltd 3相スイッチ整流器

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