JPH06269130A - 自動充電器 - Google Patents
自動充電器Info
- Publication number
- JPH06269130A JPH06269130A JP5239693A JP5239693A JPH06269130A JP H06269130 A JPH06269130 A JP H06269130A JP 5239693 A JP5239693 A JP 5239693A JP 5239693 A JP5239693 A JP 5239693A JP H06269130 A JPH06269130 A JP H06269130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- switch
- phase
- storage battery
- voltage
- Prior art date
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- Pending
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成を簡単にする。
【構成】 制御部１７の図に示していない起動スイッチ
をオンにすると電磁制御器１１によってスイッチ１１ｂ
をオンにし、交流電源１２よりの三相電力が漏洩トラン
ス１３に供給されて、これにより電圧が下げられて整流
器１４に供給され、整流器１４で整流された出力により
蓄電池１６が充電される。蓄電池１６の充電が完了する
と制御部１７は電磁制御器１１を制御してスイッチ１１
ｂをオフとし、従って三相交流のうち一相を断とした状
態の交流電力が整流器１４に供給され、交流電力の周期
ごとに僅かの電流が蓄電器に流れ、蓄電器の自己放電を
補償する。
をオンにすると電磁制御器１１によってスイッチ１１ｂ
をオンにし、交流電源１２よりの三相電力が漏洩トラン
ス１３に供給されて、これにより電圧が下げられて整流
器１４に供給され、整流器１４で整流された出力により
蓄電池１６が充電される。蓄電池１６の充電が完了する
と制御部１７は電磁制御器１１を制御してスイッチ１１
ｂをオフとし、従って三相交流のうち一相を断とした状
態の交流電力が整流器１４に供給され、交流電力の周期
ごとに僅かの電流が蓄電器に流れ、蓄電器の自己放電を
補償する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばフォークリフ
ト等の電気自動車の蓄電池の充電に用いられ、三相交流
電力を漏洩トランスを介して整流し、その整流出力で蓄
電池を充電し、且つその充電完了後は蓄電池の自己放電
を補償する充電を行う自動充電器に関する。
ト等の電気自動車の蓄電池の充電に用いられ、三相交流
電力を漏洩トランスを介して整流し、その整流出力で蓄
電池を充電し、且つその充電完了後は蓄電池の自己放電
を補償する充電を行う自動充電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】フォークリフトなど電気車の蓄電池に対
する充電装置において、充電が完了するとその充電を完
全に停止してしまうと、その蓄電池は自己放電が始まり
徐々に電池容量が減少する。従って充電からその蓄電池
を使用するまでの時間が長ければ長いほどその蓄電池の
容量が少なくなる。これは外気の温度が高い場合や湿度
が高い場合はその自己放電電流が大きいため問題にな
る。また冬などのように外気の温度が低い場合は蓄電池
の電解液温度も下がってしまい、蓄電池からの規定容量
を十分取り出されなくなる。このような点から、従来に
おいては充電完了後においてもその自己放電を補償する
充電を、いわゆるフローティング充電乃至トリクル充電
と言われる充電を行っていた。
する充電装置において、充電が完了するとその充電を完
全に停止してしまうと、その蓄電池は自己放電が始まり
徐々に電池容量が減少する。従って充電からその蓄電池
を使用するまでの時間が長ければ長いほどその蓄電池の
容量が少なくなる。これは外気の温度が高い場合や湿度
が高い場合はその自己放電電流が大きいため問題にな
る。また冬などのように外気の温度が低い場合は蓄電池
の電解液温度も下がってしまい、蓄電池からの規定容量
を十分取り出されなくなる。このような点から、従来に
おいては充電完了後においてもその自己放電を補償する
充電を、いわゆるフローティング充電乃至トリクル充電
と言われる充電を行っていた。
【０００３】図３に従来の自動充電器を示す。３つのス
イッチ１１ａ，１１ｂ，１１ｃを通じて三相交流電源１
２、例えば商用電源に接続される。このスイッチ１１
ａ，１１ｂ，１１ｃの商用電源１２と反対側において
は、漏洩磁路を持つトランス、いわゆる漏洩トランス１
３に接続される。この漏洩トランス１３で電圧が下げら
れて整流器１４に三相交流電力が供給され、整流器１４
により整流された出力はヒューズ１５を通じて蓄電池１
６に供給される。制御部１７において図に示していない
起動スイッチを制御すると、電磁制御器１１が動作して
スイッチ１１ａ，１１ｂ，１１ｃをオンにする。よって
三相交流電源１２よりの三相交流電力がトランス１３に
よって降圧されて整流器１４に達し、これにより整流さ
れて蓄電池１６を充電する。その蓄電池１６の充電電圧
が制御部１７で検出され、その電圧が変曲点電圧に達す
るとそれまでの充電時間から決められた時間充電を続行
し、この充電時間が経過すると充電完了となるが、その
後はスイッチ１８をオフとして抵抗器１９を通じる小さ
な電流による充電、いわゆるフローティング充電（トリ
クル充電）を行う。これにより充電完了後における蓄電
池１６における自己放電を補償し、また蓄電池１６の液
温が外気の温度の低下によって下がらないようにされて
いた。なお、この充電方式は漏洩トランス１３の特性に
より充電初期には大きな電流で充電され、充電終期には
電流が自動的に減少し、準定電圧充電方式と呼ばれるも
のである。
イッチ１１ａ，１１ｂ，１１ｃを通じて三相交流電源１
２、例えば商用電源に接続される。このスイッチ１１
ａ，１１ｂ，１１ｃの商用電源１２と反対側において
は、漏洩磁路を持つトランス、いわゆる漏洩トランス１
３に接続される。この漏洩トランス１３で電圧が下げら
れて整流器１４に三相交流電力が供給され、整流器１４
により整流された出力はヒューズ１５を通じて蓄電池１
６に供給される。制御部１７において図に示していない
起動スイッチを制御すると、電磁制御器１１が動作して
スイッチ１１ａ，１１ｂ，１１ｃをオンにする。よって
三相交流電源１２よりの三相交流電力がトランス１３に
よって降圧されて整流器１４に達し、これにより整流さ
れて蓄電池１６を充電する。その蓄電池１６の充電電圧
が制御部１７で検出され、その電圧が変曲点電圧に達す
るとそれまでの充電時間から決められた時間充電を続行
し、この充電時間が経過すると充電完了となるが、その
後はスイッチ１８をオフとして抵抗器１９を通じる小さ
な電流による充電、いわゆるフローティング充電（トリ
クル充電）を行う。これにより充電完了後における蓄電
池１６における自己放電を補償し、また蓄電池１６の液
温が外気の温度の低下によって下がらないようにされて
いた。なお、この充電方式は漏洩トランス１３の特性に
より充電初期には大きな電流で充電され、充電終期には
電流が自動的に減少し、準定電圧充電方式と呼ばれるも
のである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、三相交流電源を接続するためにスイッチ１１ａ，
１１ｂ，１１ｃの３つを設け、更に抵抗器１９と、これ
と並列のスイッチ１８とを設け、充電完了後にスイッチ
１８をオフにして抵抗器１９を通して補償充電を行うた
め、多くの構成素子と制御とを必要としていた。
ては、三相交流電源を接続するためにスイッチ１１ａ，
１１ｂ，１１ｃの３つを設け、更に抵抗器１９と、これ
と並列のスイッチ１８とを設け、充電完了後にスイッチ
１８をオフにして抵抗器１９を通して補償充電を行うた
め、多くの構成素子と制御とを必要としていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、充電
完了後に三相交流入力中の一相のみを遮断する手段が設
けられる。
完了後に三相交流入力中の一相のみを遮断する手段が設
けられる。
【０００６】
【実施例】図１にこの発明の実施例を示し、図３と対応
する部分に同一符号を付けて示す。この発明においては
交流電源１２と漏洩トランス１３との接続は、１個のス
イッチ１１ｂを用いるのみであり、その他の交流電源１
２と漏洩トランス１３との接続は従来と同様にヒューズ
を介するが、この発明ではスイッチの挿入はしない。従
って電磁制御器１１もスイッチ１１ｂのみを制御する。
また整流器１４の出力側においてはスイッチ１８及び抵
抗器１９を設けることなく、整流器１４の出力側はヒュ
ーズ１５を介して蓄電池１６に直接接続されるのみであ
る。
する部分に同一符号を付けて示す。この発明においては
交流電源１２と漏洩トランス１３との接続は、１個のス
イッチ１１ｂを用いるのみであり、その他の交流電源１
２と漏洩トランス１３との接続は従来と同様にヒューズ
を介するが、この発明ではスイッチの挿入はしない。従
って電磁制御器１１もスイッチ１１ｂのみを制御する。
また整流器１４の出力側においてはスイッチ１８及び抵
抗器１９を設けることなく、整流器１４の出力側はヒュ
ーズ１５を介して蓄電池１６に直接接続されるのみであ
る。
【０００７】制御部１７において起動スイッチがオンに
されると電磁制御器１１が動作されてスイッチ１１ｂが
オンとなり、従って三相交流電力が整流器１４に供給さ
れて蓄電池１６に対する充電が行われる。この場合、図
２Ａに示すように整流器１４の出力は三相電力が整流さ
れて、そのピーク電圧はＥ1 となり、その時の蓄電池１
６に流れる電流は同図Ｂに示すようにピークＩ1 となり
各三相に対応した電流が流れる。この場合においても従
来と同様に、充電電圧が変曲点電圧に達するとそれまで
の充電時間と対応して決められた時間が設定されて後期
の充電が行われ、その設定時間が終了すると充電が完了
されたとされる。その充電完了になると制御部１７は電
磁制御器１１を制御して、スイッチ１１ｂをオフとす
る。
されると電磁制御器１１が動作されてスイッチ１１ｂが
オンとなり、従って三相交流電力が整流器１４に供給さ
れて蓄電池１６に対する充電が行われる。この場合、図
２Ａに示すように整流器１４の出力は三相電力が整流さ
れて、そのピーク電圧はＥ1 となり、その時の蓄電池１
６に流れる電流は同図Ｂに示すようにピークＩ1 となり
各三相に対応した電流が流れる。この場合においても従
来と同様に、充電電圧が変曲点電圧に達するとそれまで
の充電時間と対応して決められた時間が設定されて後期
の充電が行われ、その設定時間が終了すると充電が完了
されたとされる。その充電完了になると制御部１７は電
磁制御器１１を制御して、スイッチ１１ｂをオフとす
る。
【０００８】従って、三相電力の内の一相が切られてそ
の整流器１４の出力は図２Ｃに示すような電圧波形とな
り、電圧Ｅ2 のピークの山の後に電圧Ｅ3 のピークが２
回続いたのち、再び電圧Ｅ2 のピークというような繰り
返し波形の電圧となり、しかも、その時の電圧Ｅ2 は電
圧Ｅ1 よりも小さく、且つ電圧Ｅ3 は電圧Ｅ2 よりも更
に小さく、この電圧Ｅ3 は蓄電池１６の充電完了時の蓄
電池電圧よりも低く、従って図２Ｄに示すように、電圧
Ｅ2 の時のピーク付近で小さな電流Ｉ2 が流れるのみで
あり、この小さな電流による僅かの期間の充電が繰り返
され、これにより蓄電池１６の自己放電が補償され、且
つこの充電電流が流れることによって蓄電池の液温が外
気の温度が低くても低下しない。
の整流器１４の出力は図２Ｃに示すような電圧波形とな
り、電圧Ｅ2 のピークの山の後に電圧Ｅ3 のピークが２
回続いたのち、再び電圧Ｅ2 のピークというような繰り
返し波形の電圧となり、しかも、その時の電圧Ｅ2 は電
圧Ｅ1 よりも小さく、且つ電圧Ｅ3 は電圧Ｅ2 よりも更
に小さく、この電圧Ｅ3 は蓄電池１６の充電完了時の蓄
電池電圧よりも低く、従って図２Ｄに示すように、電圧
Ｅ2 の時のピーク付近で小さな電流Ｉ2 が流れるのみで
あり、この小さな電流による僅かの期間の充電が繰り返
され、これにより蓄電池１６の自己放電が補償され、且
つこの充電電流が流れることによって蓄電池の液温が外
気の温度が低くても低下しない。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば三
相交流電源との接続の開閉スイッチは、従来３個必要と
していたところを１個のみで済み、また充電完了後のフ
ローティング充電と対応する補償電流を供給のために従
来必要とした抵抗器１９と、これと並列のスイッチ１８
とが不要となり、それだけ構成部品が少なく安価に構成
することができ、またスイッチ１１ｂ、つまり電磁制御
器１１のみを制御すればよく、スイッチ１８に対する制
御を必要とせず、制御部１７の動作も簡単となる。
相交流電源との接続の開閉スイッチは、従来３個必要と
していたところを１個のみで済み、また充電完了後のフ
ローティング充電と対応する補償電流を供給のために従
来必要とした抵抗器１９と、これと並列のスイッチ１８
とが不要となり、それだけ構成部品が少なく安価に構成
することができ、またスイッチ１１ｂ、つまり電磁制御
器１１のみを制御すればよく、スイッチ１８に対する制
御を必要とせず、制御部１７の動作も簡単となる。
【図１】この発明の実施例を示すブロック図。
【図２】図１の充電時における電圧及び電流と充電完了
後の補償充電における電圧及び電流を示す波形図。
後の補償充電における電圧及び電流を示す波形図。
【図３】従来の自動充電器を示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項１】 三相交流電力を漏洩トランスを介して整
流器に供給し、その整流器からの整流出力で蓄電池を充
電し、充電が完了すると自己放電を補償充電する自動充
電器において、 上記充電完了で上記三相交流の一相を遮断する手段が設
けられていることを特徴とする自動充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239693A JPH06269130A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5239693A JPH06269130A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269130A true JPH06269130A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12913650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5239693A Pending JPH06269130A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06269130A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009034918A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 自動車および自動車の充電方法 |
| WO2011098860A3 (en) * | 2009-12-25 | 2012-06-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power control device and power control method |
| CN111746316A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-09 | 徐州久胜电子科技有限公司 | 一种电动车自动断电充电器 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5239693A patent/JPH06269130A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009034918A1 (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 自動車および自動車の充電方法 |
| CN101803146A (zh) * | 2007-09-10 | 2010-08-11 | 丰田自动车株式会社 | 汽车及汽车的充电方法 |
| US9093724B2 (en) | 2007-09-10 | 2015-07-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle and method of charging vehicle |
| WO2011098860A3 (en) * | 2009-12-25 | 2012-06-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power control device and power control method |
| CN102666187A (zh) * | 2009-12-25 | 2012-09-12 | 丰田自动车株式会社 | 电力控制装置和电力控制方法 |
| US9162583B2 (en) | 2009-12-25 | 2015-10-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Power control device and power control method |
| CN111746316A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-09 | 徐州久胜电子科技有限公司 | 一种电动车自动断电充电器 |
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