JP3287489B2 - 自動充電装置 - Google Patents

自動充電装置

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JP3287489B2
JP3287489B2 JP30108592A JP30108592A JP3287489B2 JP 3287489 B2 JP3287489 B2 JP 3287489B2 JP 30108592 A JP30108592 A JP 30108592A JP 30108592 A JP30108592 A JP 30108592A JP 3287489 B2 JP3287489 B2 JP 3287489B2
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博之 羽賀
誠 野田
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レシップ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電気車の蓄電
池を充電するために用いられる自動充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動充電装置において
は、充電開始スイッチをオンにすると、ほぼ満充電にな
るまで自動的に充電して充電を終了する。電気車におい
て昼間稼動して夕方その稼動を停止して、その電気車の
蓄電池に対して充電を開始しておくと、翌日までに自動
的に充電されて翌日直ちに使用することが出来る。しか
もその場合、ほぼ満充電になると充電が自動的に停止し
て、過充電にならないようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、鉛蓄電池の電
解液温度と容量の関係は、図2の実線に示すように電解
液温度が高いほど容量が大きくなり、つまり電解温度が
低い状態ではその容量を充分出力することができなくな
る。しかし周囲温度がそれ程低くない場合は、夜間に充
電した際の充電に伴う発熱によって電解液の温度が適当
な温度になっているため、昼間蓄電池を放電するときに
充分な容量を持って放電することができる。しかし周囲
温度が特に低くなると、夜間充電が終わった後におい
て、翌日使用するまでの間に電解液温度が低下して、充
分な容量が得られなくなることがある。特に蓄電池を使
用するまでに休日がある場合は、その休日の間に電解液
温度が周囲温度まで低下してしまい、しかもその周囲温
度が低い場合にはいっそう容量が少なくなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、制御
装置で制御されて充電され、充電開始スイッチをオンに
すると、ほぼ満充電になるまでにインバータを介して充
電して充電を終了する自動充電装置において、 満充電を
監視してインバータを制御する制御手段と、周囲温度又
は蓄電池の電解液温度を検出する第1手段と、その検出
した周囲温度が所定値以下の場合、充電終了後におい
て、制御手段により上記インバータを制御してトリクル
充電を行わせる第2手段とを具備する。 請求項2の発明
は請求項1記載の自動充電装置に対して、オンにされる
と充電終了後においてトリクル充電を行うトリクル充電
スイッチと、オンにされるとトリクル充電を停止する停
止スイッチとが設けられている。
【0005】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面を参照して説
明しよう。図1Aにおいて充電器の入力端子11は、例
えば3相の商用電源12に接続することができるように
されており、この入力端子11は必要に応じてヒューズ
10を介し、更に電磁接触器13の接点14を介して整
流回路15に接続される。整流回路15の出力は平滑回
路16で平滑されてインバータ17に供給される。イン
バータ17によってその入力直流電力は高い周波数の交
流電力に変換され、その交流出力はトランス18で高い
電圧に昇圧され、更にそのトランス18の出力は整流回
路19で整流され、チョークコイル21を通じ、更にブ
レーカー22を通じて出力端子23に供給される。整流
回路19と出力端子23との間に電流検出用抵抗器24
が直列に挿入される。出力端子23の両端は充電時にお
いては蓄電池25に接続される。
【0006】入力端子11はトランス26を介して制御
回路27に接続され、制御回路27は入力端子11が交
流電源12に接続されると、これを検出してスイッチ2
8をオンにして、電磁接触器13を動作させ、その接点
14をオンにする。充電開始スイッチ29が制御回路に
接続され、このスイッチ29をオンにすると制御回路2
7はインバータ17を駆動し、又電流検出抵抗器24を
流れる充電電流を検出し、かつ蓄電池25の充電電圧線
31を取り込み、充電電流、電圧を監視しながら充電す
る。蓄電池25の充電電圧が所定電圧になると、或いは
所定電圧になった後、所定の時間充電すると満充電にな
ったとして充電を自動的に終了する。
【0007】この実施例においては、周囲温度を検出す
る温度検出素子33が設けられて制御回路27に接続さ
れ、周囲温度を検出することができるようにされてい
る。更にこの例では、トリクル充電スイッチ34が設け
られており、このスイッチ34をオンにすると充電終了
後も自動的にトリクル充電を継続するようにされる。図
1Bに示すように、この装置において充電を開始する
と、従来と同様の通常の充電を実行する(S1 )。この
充電が完了したか否かをチェックし、これが完了しない
と充電を継続する(S2 )。充電が完了すると、この実
施例においては周囲温度検出素子33の検出した温度T
aが、所定の温度Tkより高いか否かが調べられ(S3
)、所定の温度Tkよりも高かければ充電は自動的に
停止する。しかし検出温度Taが所定温度Tkよりも低
い場合は自動的にトリクル充電に継続される(S4 )。
トリクル充電は、いわゆるフローティング充電と同一で
あって、一般のサイクル充電に比べて充電電圧が低く選
ばれている。このトリクル充電は停止スイッチ35がオ
ンとされるまで継続される(S5 )。
【0008】トリクル充電を行うか否かの基準となる電
圧Tkは、例えば5℃に選定される。つまり、周囲温度
が5℃以下の場合はトリクル充電が行われて、電解液温
度がトリクル充電を行わない場合より5℃程度上昇す
る。よって図2において、電解液温度と容量の関係が点
線曲線37に示すようになり、それだけ出力容量が大と
なる。
【0009】上述においては周囲温度を検出したが、蓄
電池25の電解液の温度を検出して、その温度が所定値
以下の場合はトリクル充電をするようにしてもよい。
又、図1Bに点線で示すように、充電完了時に検出温度
Taが所定温度Tkよりも高い場合は、又その検出温度
の監視に戻って、時間の経過とともに周囲温度、或いは
電解液温度が所定温度Tkよりも下がると、トリクル充
電に移るようにしてもよい。尚上述のトリクル充電に於
いて、液温を上げる温度は、トリクル充電をしない場合
の液温よりも、例えば5℃上昇させるようなトリクル充
電とする。又、トリクル充電スイッチ34がオンになっ
ていると、通常の充電を完了した時に自動的にトリクル
充電に移るようにする。
【0010】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、充
電が完了したときに周囲温度、或いは蓄電池の液温が所
定値以下の場合は、トリクル充電を行わせるため、蓄電
池を使用するときに液温が低すぎることなく、その容量
を充分出すことが可能である。一方、夏期のように周囲
温度が高いときは、トリクル充電をさせることがなく、
電解液温を高くしすぎて、蓄電池の寿命を短くする恐れ
はない。又、休日明けのように充電完了から比較的長い
期間を経過した後、蓄電池を使用するような場合におい
ては、特に液温が低下しすぎる恐れがあるが、このよう
な場合もスイッチ34をオンとすることによって、トリ
クル充電が行われ、蓄電池を使用するときには充分稼働
率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明の実施例を示す回路構成図、Bは
その動作例を示す流れ図である。
【図2】蓄電池の電解液温度と容量との関係を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H01M 10/42 - 10/54

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置で制御されて充電され、充電開
    始スイッチをオンにすると、ほぼ満充電になるまでに
    ンバータを介して充電して充電を終了する自動充電装置
    において、上記満充電を監視して上記インバータを制御する制御手
    段と、 周囲温度又は蓄電池の電解液温度を検出する第1手段
    と、 その検出した周囲温度が所定値以下の場合、上記充電終
    了後において、上記制御手段により上記インバータを制
    御してトリクル充電を行わせる第2手段と、 を具備することを特徴とする自動充電装置。
  2. 【請求項2】 オンにされて、初めて上記第2手段を有
    効にするトリクル充電スイッチと、 オンにされると、上記トリクル充電を停止する停止スイ
    ッチとが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    自動充電装置。
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