JPH0549184A - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JPH0549184A
JPH0549184A JP20535191A JP20535191A JPH0549184A JP H0549184 A JPH0549184 A JP H0549184A JP 20535191 A JP20535191 A JP 20535191A JP 20535191 A JP20535191 A JP 20535191A JP H0549184 A JPH0549184 A JP H0549184A
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JP
Japan
Prior art keywords
charging
battery
temperature
current
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP20535191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tamura
秀樹 田村
Toyokatsu Okamoto
豊勝 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄電池の低温時におけるストレスを軽減し
て、最適な充電を行い、電池の寿命劣化を防止する充電
回路を提供する。 【構成】 所定レベルの充電電流を供給して蓄電池Bを
充電する充電回路において、蓄電池Bの温度を検出する
電池温度検出手段14と、検出された電池温度が予め定
めた温度以下のときは上記充電電流を上記所定レベルよ
り小レベルに切換える電流切換手段(15、16)とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄電池を充電する充電
回路に係り、特に蓄電池の温度に応じて好適な充電を行
うようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄電池の充電回路は内部に電池温
度検出手段を備えたものが知られているが、この電池温
度検出手段は電池温度の時間当たりの上昇率を検知し、
ΔTによる満充電制御を行うためのものであり、一般に
は充電開始時の電池温度に関わらず同一電流を供給して
充電を行っていた。
【0003】また一方、低温時には、いわゆる満充電後
に供給される末期電流を充電開始当初から供給して、長
時間を費して充電するものが知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した電池温度に関
わらず常に同一電流で充電するものでは、電池温度が低
い場合には、次のような問題が生じる。すなわち、蓄電
池は化学反応によって充電が行われるが、電池温度が低
い場合にはこの化学反応が鈍く、充電効率が低下するた
め、かかる場合にも一律に所定の電流で充電を行うと、
電池の劣化スピードを速め、かつ電池の充放電サイクル
寿命を短縮することとなる。特に、近年、比較的大きな
電流で充電を行う高速充電のタイプにあっては、上記問
題が顕著となる。
【0005】また、低温時に、末期電流を供給するもの
では、充電にいたずらに時間を要し、実用上大きな障害
となっていた。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたもので、蓄
電池の低温時におけるストレスを軽減して、最適な充電
を行い、電池の劣化を防止する充電回路を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定レベルの
充電電流を供給して蓄電池を充電する充電回路におい
て、蓄電池の温度を検出する電池温度検出手段と、検出
された電池温度が予め定めた温度以下のときは上記充電
電流を上記所定レベルより小レベルに切換える電流切換
手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、蓄電池の温度が検出され、検
出温度が予め定めた温度を越えているときは所定レベル
の充電電流で蓄電池が充電され、一方、検出温度が予め
定めた温度以下の低温時には上記所定レベルより小レベ
ルの充電電流で蓄電池が充電される。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る充電回路の一例を示す回
路図である。1は商用電源等のAC電源、2はAC電源
1の交流を直流に整流するダイオードブリッジ等の整流
回路、3は整流電流を平滑するコンデンサである。Tは
スイッチングトランスで、1次巻線L1には直列にFE
T等のスイッチング素子4が接続され、それらの両端に
上記コンデンサ3が接続されている。
【0010】5はスイッチング素子4のゲートに所定周
期のスイッチングパルスを出力するPWM制御回路で、
後述するフォトカプラ6からの入力レベルに応じてパル
スデューティが変更されるようになされている。7はダ
イオード、コンデンサ及び抵抗からなるスナバ回路で、
スパイクノイズ等を吸収するものである。
【0011】トランスTは1次巻線L1に印加された直
流入力をスイッチング素子4でオンオフすることによ
り、2次巻線L2に交流電圧を誘起するもので、誘起電
圧はダイオード8,9,チョークコイル10及びコンデ
ンサ11により整流平滑されるようになっている。そし
て、入力端P01,P02に蓄電池Bが接続されると、整流
平滑された充電電流が蓄電池Bに供給され、これにより
蓄電池Bが充電される。
【0012】12は出力側に直列に接続された充電電流
を検出する抵抗で、充電電流を両端電圧として検出する
ものである。13は検出電圧と後述する基準電圧とを比
較し、その比較結果に応じた電圧を発生し、出力する定
電流フィードバック回路で、その出力はフォトカプラ6
の発光ダイオード61に送出されている。そして、発光
ダイオード61の発光量に応じて受光トランジスタ62
が導通し、その導通状態に応じて、該受光トランジスタ
62のコレクタ電圧が可変されるようになっている。P
WM制御回路5はこのコレクタ電圧の変化に応じて出力
スイッチングパルスのパルスデューティを変化させ、こ
の制御されたスイッチングパルスをスイッチング素子4
のゲートに出力することで、充電電流を所定レベルに安
定させ、定電流充電を行っている。
【0013】14は蓄電池Bが充電回路の本体に装着さ
れた際に、該蓄電池Bに接触ないしは近接した位置に配
設されるサーミスタ等を備えた電池温度検出回路であ
る。15は本充電回路による充電動作を制御するマイコ
ンで、電池温度検出回路14からの電池温度データを取
り込んで、所要の出力データを送出するとともに、満充
電制御を行うものである。マイコン15は、電池温度が
予め定めた温度、例えば5℃を越えているときは通常状
態とみなして、所定レベルである7アンペア(A)を充
電電流とすべく指示し、5℃以下であれば低温時とみな
して、小レベルの3.5アンペア(A)を充電電流とす
べく指示するようにしてある。16は前記定電流フィー
ドバック回路13の基準電圧を設定するとともに、適宜
基準電圧が変更可能になされた電流切換回路で、この実
施例では充電電流を7Aに設定したときの基準電圧と、
3.5Aに設定したときの基準電圧を発生するようにな
されている。
【0014】図2は、充電電流と電池電圧のタイムチャ
ートを示している。充電に際して、蓄電池Bの温度が検
出され、電池温度が5℃以下であれば、3.5Aの充電
電流が蓄電池Bに供給される(t0時点〜)。そして、
充電に伴って電池温度が上昇して、5℃を越えると(t
1時点)、充電電流が3.5Aから7Aに切換えられ
る。この後、単位時間当りの温度上昇がΔTを越えると
(t2時点)、あるいは満充電とみなされる時間にセッ
トされたタイマーが計時を終了すると(t2時点)、充
電が完了する。
【0015】次に、図3に示すフローチャートを用い
て、充電制御の動作を説明する。充電器に蓄電池Bが装
着され、充電開始が指示されると、先ず電池温度TB
検出され、該検出温度TBが5℃以下かどうかが判別さ
れる(ステップS1)。電池温度TBが5℃を越えてい
ると、充電時間を設定するタイマーが15分にセットさ
れ(ステップS2)、次いで充電電流が7Aに設定され
る(ステップS3)。すなわちこの実施例では、7Aの
充電電流で15分間充電を行うと満充電になる容量を有
する蓄電池が用いられている。
【0016】一方、マイコン15は蓄電池の単位時間当
りの温度上昇ΔTを求め、この値が予め設定された制御
温度値ΔTcutに達したかどうかを判別し(ステップ
S4)ΔT≧ΔTcutであれば、タイムアップ前であ
っても満充電とみなして充電を完了する。一方、ΔT<
ΔTcutであれば、タイムアップしたかどうか、すな
わちこの場合充電開始から15分経過したかどうかが判
別され(ステップS5)、タイムアップ前であればステ
ップS4、S5を繰り返し、タイムアップすれば満充電
とみなして充電を完了する。
【0017】前記ステップS1において、充電開始時の
電池温度TBが5℃以下の低温である時は、タイマーが
30分にセットされ(ステップS6)、次いで、充電電
流が3.5Aに設定される(ステップS7)。すなわ
ち、通常時の充電電流に対して、半分の充電電流を2倍
の時間供給することで、満充電を行わすものである。
【0018】そして、蓄電池の単位時間当りの温度上昇
ΔTが前記制御温度値ΔTcutに達したかどうか、更
に充電開始からの経過時間taが30分を越えたかどう
かを判別し(ステップS8、S9)、ΔT≧ΔTcut
あるいはta≧30分であれば満充電とみなして充電を
完了する。
【0019】一方、ステップS8、S9でNOであれ
ば、次に電池温度TBが5℃を越えたかどうかを判別す
る(ステップS10)。電池温度TBが5℃以下であれ
ば、ステップS7〜ステップS10のループを繰り返
す。
【0020】また、充電に伴なって電池温度TBが上昇
し、TB>5℃になると、小電流による充電制御を所定
電流用に切り換えるべく、タイマーにセットされている
時間を30分からtbに変更する(ステップS11)。
このときのtbは、 tb=(30−ta)/2 但し、taは充電開始からの経過時間として求められ
る。
【0021】そして、この求められた残余時間tbが新
たにタイマーにセットされるとともに、充電電流が3.
5Aから所定レベルの7Aに変更される(ステップS
3)。この後、ΔT≧ΔTcutあるいはtb時間が経
過してタイムアップの一方の条件が満たされるまで、充
電が継続され(ステップS4、S5のループ)、上記の
条件の一方が満たされると満充電とみなして充電を完了
する。なお、充電完了後はより小レベルの末期電流を流
しておいてもよい。
【0022】なお、上記実施例では、電池温度検出回路
14で電池温度TBと単位時間当りの温度上昇ΔTの双
方のデータを兼用的に検知したものであるが、満充電制
御は本ΔT方式に代えて電池電圧の上昇特性を用いたΔ
V方式でもよい。
【0023】また、本実施例では、充電電流として、比
較的高速用の7Aに対し、小レベルの充電電流を3.5
Aと設定したが、これに限定されるものではない。すな
わち小レベルの充電電流は電池の容量の1C〜2C(1
時間〜30分充電をして満充電となる電流値)に設定さ
れればよく、これにより低温時の電池の充電特性を考慮
した充電効率の最も高い充電が行える。これは、電池の
正極板を充電するのに、上記1C〜2Cの電流であれ
ば、極板の一部に電流が集中する偏流が起きないためで
ある。また低温時には、充電時の電池電圧が高くなり、
電池単セルが1.8Vを越えると電解液中の水が電気分
解を起こして水素ガスを発生するが、1C〜2Cの電流
では低温時でも単セルが1.8Vを越えないためであ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蓄電池の温度が予め定めた温度以下の低温時には通常時
における所定レベルの充電電流に比して小レベルの充電
電流で蓄電池を充電するようにしたので、低温時におけ
る蓄電池のストレスを軽減して電池の寿命劣化を防ぐと
ともに、比較的短時間で最適な充電を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電回路の一例を示す回路図であ
る。
【図2】充電電流と電池電圧の一例を示すタイムチャー
トである。
【図3】充電制御の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
4 スイッチング素子 5 PWM制御回路 6 フォトカプラ 12 充電電流検出抵抗 13 定電流フィードバック回路 14 電池温度検出回路 15 マイコン 16 電流切り換え回路 T スイッチングトランス B 蓄電池

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定レベルの充電電流を供給して蓄電池
    を充電する充電回路において、蓄電池の温度を検出する
    電池温度検出手段と、検出された電池温度が予め定めた
    温度以下のときは上記充電電流を上記所定レベルより小
    レベルに切換える電流切換手段とを備えたことを特徴と
    する充電回路。
JP20535191A 1991-08-16 1991-08-16 充電回路 Pending JPH0549184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20535191A JPH0549184A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 充電回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20535191A JPH0549184A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 充電回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0549184A true JPH0549184A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16505439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20535191A Pending JPH0549184A (ja) 1991-08-16 1991-08-16 充電回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH0549184A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259509A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Hitachi Maxell Ltd 電源システムおよびそれを備えたセンサシステム
JP2007274813A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置
JP2010193629A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nikon Corp 充電制御装置およびカメラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259509A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Hitachi Maxell Ltd 電源システムおよびそれを備えたセンサシステム
JP2007274813A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Hitachi Koki Co Ltd 充電装置
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