JP3003210B2 - 鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents
鉛蓄電池の充電方法Info
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- JP3003210B2 JP3003210B2 JP2327029A JP32702990A JP3003210B2 JP 3003210 B2 JP3003210 B2 JP 3003210B2 JP 2327029 A JP2327029 A JP 2327029A JP 32702990 A JP32702990 A JP 32702990A JP 3003210 B2 JP3003210 B2 JP 3003210B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鉛蓄電池、殊に密閉形鉛蓄電池に適した充
電方法に関する。
電方法に関する。
従来の技術 鉛蓄電池の充電は、所定の充電末期電圧を検出して自
動的に充電を終了するか、微小電流による充電（トリク
ル充電）に切り換えるものである。この充電の問題点と
して、放電後放置（過放電放置）された鉛蓄電池の充電
性がよくないことがある。特に、陽極より発生する酸素
を陰極で吸収消費させる所謂陰極吸収式の密閉形鉛蓄電
池で問題が大きい。
動的に充電を終了するか、微小電流による充電（トリク
ル充電）に切り換えるものである。この充電の問題点と
して、放電後放置（過放電放置）された鉛蓄電池の充電
性がよくないことがある。特に、陽極より発生する酸素
を陰極で吸収消費させる所謂陰極吸収式の密閉形鉛蓄電
池で問題が大きい。
すなわち、過放電放置された密閉形鉛蓄電池では内部
抵抗が高くなっており、充電開始直後に高い充電電圧を
検出して充電末期と判断してしまい、ほとんど未充電の
まま充電を終了してしまう。
抵抗が高くなっており、充電開始直後に高い充電電圧を
検出して充電末期と判断してしまい、ほとんど未充電の
まま充電を終了してしまう。
過放電放置の鉛蓄電池に対応する手段としては、充電
開始後に通常とは逆方向の電流を電池電圧が負の状態に
なるまで流し、その後通常の充電を行なう方法がある
（特開昭62−176069号公報）。
開始後に通常とは逆方向の電流を電池電圧が負の状態に
なるまで流し、その後通常の充電を行なう方法がある
（特開昭62−176069号公報）。
発明が解決しようとする課題 逆方向の電流を流す手段としては、負極出力の電源を
用いる方法や単一の電源であればリレーなどを利用して
極性を変えてやる必要があり、充電器が大型になってし
まう。
用いる方法や単一の電源であればリレーなどを利用して
極性を変えてやる必要があり、充電器が大型になってし
まう。
本発明が解決しようとする課題は、過放電放置された
密閉形鉛蓄電池を小型で簡単な回路で充電できるように
することである。
密閉形鉛蓄電池を小型で簡単な回路で充電できるように
することである。
課題を解決するための手段 充電電圧が上昇し所定の充電末期電圧に達すると、充
電電流を微小電流に切換える鉛蓄電池の充電方法におい
て、鉛蓄電池の充電開始時に順方向のパルス電圧を印加
した結果、該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がったとき
には、該鉛蓄電池に逆方向のパルス電流を所定時間流し
た後に順方向の電流を流して充電を行ない、前記鉛蓄電
池の充電開始時に順方向のパルス電圧を印加した結果、
該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がらなかったときに
は、順方向の電流を流して充電を行なうことを特徴とす
る。
電電流を微小電流に切換える鉛蓄電池の充電方法におい
て、鉛蓄電池の充電開始時に順方向のパルス電圧を印加
した結果、該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がったとき
には、該鉛蓄電池に逆方向のパルス電流を所定時間流し
た後に順方向の電流を流して充電を行ない、前記鉛蓄電
池の充電開始時に順方向のパルス電圧を印加した結果、
該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がらなかったときに
は、順方向の電流を流して充電を行なうことを特徴とす
る。
作用 本発明に係る充電方法は、パルス電流を流して、過放
電放置された鉛蓄電池を充電可能な状態にするものであ
り、これらの操作は、小型で簡単な回路により実現する
ことができる。
電放置された鉛蓄電池を充電可能な状態にするものであ
り、これらの操作は、小型で簡単な回路により実現する
ことができる。
実施例 第１図に、本発明に係る充電方法を実現するための充
電回路のブロック図を示す。充電末期の所定の電圧を検
出すると微小電流によるトリクル充電に入る方式であ
る。充電開始後、数秒間は順方向のパルス電圧を印加
し、接続している鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がって
所定値以上になると、過放電放置された鉛蓄電池である
と判定して、逆方向のパルス電流を所定時間流した後本
来の順方向の電流を流して充電を行なうものである。
電回路のブロック図を示す。充電末期の所定の電圧を検
出すると微小電流によるトリクル充電に入る方式であ
る。充電開始後、数秒間は順方向のパルス電圧を印加
し、接続している鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がって
所定値以上になると、過放電放置された鉛蓄電池である
と判定して、逆方向のパルス電流を所定時間流した後本
来の順方向の電流を流して充電を行なうものである。
尚、接続している鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がら
ないときは、通常品として本来の順方向の電流を流して
充電を行なう。
ないときは、通常品として本来の順方向の電流を流して
充電を行なう。
以下、詳細に説明する。
交流電源１の出力は、変圧・整流部２、電流制御部
３、ダイオード10を通り鉛蓄電池15に接続されている。
所定の充電末期電圧は、充電末期電圧検出部９により検
出され、それが制御部４に出力される。
３、ダイオード10を通り鉛蓄電池15に接続されている。
所定の充電末期電圧は、充電末期電圧検出部９により検
出され、それが制御部４に出力される。
制御部４は、充電末期電圧検出部９の出力、順方向の
パルス発生部５、および逆方向のパルス発生部６からの
出力を入力とし、電流制御部３へ出力するものである。
すなわち、充電末期電圧検出部９からの出力がある場合
は、トリクル充電電流を流す。順方向のパルス発生部５
または逆方向のパルス発生部６からの出力がある場合
は、電流が流れないように制御する。
パルス発生部５、および逆方向のパルス発生部６からの
出力を入力とし、電流制御部３へ出力するものである。
すなわち、充電末期電圧検出部９からの出力がある場合
は、トリクル充電電流を流す。順方向のパルス発生部５
または逆方向のパルス発生部６からの出力がある場合
は、電流が流れないように制御する。
リレー制御部12は、パルス電圧検出部11からの出力を
入力とし、リレーコイル13または14に出力するものであ
る。リレー制御部12は、先ず、充電開始と共に数秒間リ
レーコイル13に出力し、その接点であるスイッチ７をON
にして、順方向のパルス発生部５を動作させ順方向のパ
ルス電圧を鉛蓄電池15に印加する。鉛蓄電池15が過放電
放置されたものであるときは電圧が急に立ち上がるの
で、この電圧をパルス電圧検出部11で検出して、リレー
制御部12は数秒後にリレーコイル14に出力し、その接点
であるスイッチ８をONにして逆方向のパルス電圧を鉛蓄
電池15に印加する。逆方向のパルス電流を一定時間流し
た後、順方向の電流を流して本来の充電に入る。パルス
発生回路５または６が動作中のときは、本来の充電電流
が流れないように制御部４に出力している。
入力とし、リレーコイル13または14に出力するものであ
る。リレー制御部12は、先ず、充電開始と共に数秒間リ
レーコイル13に出力し、その接点であるスイッチ７をON
にして、順方向のパルス発生部５を動作させ順方向のパ
ルス電圧を鉛蓄電池15に印加する。鉛蓄電池15が過放電
放置されたものであるときは電圧が急に立ち上がるの
で、この電圧をパルス電圧検出部11で検出して、リレー
制御部12は数秒後にリレーコイル14に出力し、その接点
であるスイッチ８をONにして逆方向のパルス電圧を鉛蓄
電池15に印加する。逆方向のパルス電流を一定時間流し
た後、順方向の電流を流して本来の充電に入る。パルス
発生回路５または６が動作中のときは、本来の充電電流
が流れないように制御部４に出力している。
このような動作で、リレー制御部12からリレーコイル
14に出力されている間は、逆方向のパルス電流を流すこ
とが可能となっている。
14に出力されている間は、逆方向のパルス電流を流すこ
とが可能となっている。
第２図に、過放電放置されたされた密閉形鉛蓄電池
（4V・4Ah・内部抵抗100Ω）を充電した場合の特性を示
す。充電開始後、数秒間順方向のパルス電圧を印加する
と、急激に電圧が立ち上がり、その電圧を検出すると１
時間逆方向の電圧を印加している。そして、その後本来
の充電を行なっている。逆方向のパルス電流のピーク電
圧は約50V、電圧印加間隔は約10秒である。
（4V・4Ah・内部抵抗100Ω）を充電した場合の特性を示
す。充電開始後、数秒間順方向のパルス電圧を印加する
と、急激に電圧が立ち上がり、その電圧を検出すると１
時間逆方向の電圧を印加している。そして、その後本来
の充電を行なっている。逆方向のパルス電流のピーク電
圧は約50V、電圧印加間隔は約10秒である。
逆方向のパルス電圧を１時間印加後本来の充電に入る
ことにより過放電放置された鉛蓄電池の回復が可能であ
り、1C放電の容量は40分間であった。
ことにより過放電放置された鉛蓄電池の回復が可能であ
り、1C放電の容量は40分間であった。
尚、第３図は、過放電放置された密閉形鉛蓄電池とそ
うでない通常品に、順方向のパルス電圧を印加したとき
の電圧の立ち上がりを示しており、過放電放置された鉛
蓄電池では、電圧の急激な立ち上がりがあることが分か
る。
うでない通常品に、順方向のパルス電圧を印加したとき
の電圧の立ち上がりを示しており、過放電放置された鉛
蓄電池では、電圧の急激な立ち上がりがあることが分か
る。
上記の密閉形鉛蓄電池は、4V−4Ahで、過放電放置後
の内部抵抗が100Ωのものである。充電時の雰囲気温度
は、25±２℃である。
の内部抵抗が100Ωのものである。充電時の雰囲気温度
は、25±２℃である。
発明の効果 上述のように、本発明に係る充電方法では、順方向の
パルス電圧の印加で過放電放置鉛蓄電池であるかどうか
を判別し、過放電放置の場合は逆方向のパルス電圧の印
加で充電可能な状態まで回復させるので、簡単な小型の
充電回路で対応することができる。
パルス電圧の印加で過放電放置鉛蓄電池であるかどうか
を判別し、過放電放置の場合は逆方向のパルス電圧の印
加で充電可能な状態まで回復させるので、簡単な小型の
充電回路で対応することができる。
第１図は本発明に係る充電方法に適用する充電回路のブ
ロック図、第２図は本発明に係る方法で過放電鉛蓄電池
を充電したときの充電特性曲線図、第３図は過放電放置
された鉛蓄電池とそうでない鉛蓄電池を本発明に係る方
法で充電したときの充電初期の電圧立ち上がりの状態を
比較した曲線図である。 １は交流電源、２は変圧・整流部、 ３は電圧制御部、４は制御部、 ５は順方向のパルス発生部、 ６は逆方向のパルス発生部、 7,8はリレーコイルの接点、 ９は充電末期電圧検出部、10はダイオード、 11はパルス電圧検出部、12はリレー制御部、 13,14はリレーコイル、15は鉛蓄電池 12は密閉形鉛蓄電池
ロック図、第２図は本発明に係る方法で過放電鉛蓄電池
を充電したときの充電特性曲線図、第３図は過放電放置
された鉛蓄電池とそうでない鉛蓄電池を本発明に係る方
法で充電したときの充電初期の電圧立ち上がりの状態を
比較した曲線図である。 １は交流電源、２は変圧・整流部、 ３は電圧制御部、４は制御部、 ５は順方向のパルス発生部、 ６は逆方向のパルス発生部、 7,8はリレーコイルの接点、 ９は充電末期電圧検出部、10はダイオード、 11はパルス電圧検出部、12はリレー制御部、 13,14はリレーコイル、15は鉛蓄電池 12は密閉形鉛蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−114078（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−89928（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−136533（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01M 10/42 - 10/48 G01R 31/36
Claims (1)
- 【請求項１】充電電圧が上昇し所定の充電末期電圧に達
すると、充電電流を微小電流に切換える鉛蓄電池の充電
方法において、鉛蓄電池の充電開始時に順方向のパルス
電圧を印加した結果、該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上
がったときには、該鉛蓄電池に逆方向のパルス電流を所
定時間流した後に順方向の電流を流して充電を行ない、
前記鉛蓄電池の充電開始時に順方向のパルス電圧を印加
した結果、該鉛蓄電池の電圧が急激に立ち上がらなかっ
たときには、順方向の電流を流して充電を行なうことを
特徴とする鉛蓄電池の充電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2327029A JP3003210B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 鉛蓄電池の充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2327029A JP3003210B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 鉛蓄電池の充電方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04196070A JPH04196070A (ja) | 1992-07-15 |
| JP3003210B2 true JP3003210B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18194517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2327029A Expired - Fee Related JP3003210B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 鉛蓄電池の充電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3003210B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2327029A patent/JP3003210B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04196070A (ja) | 1992-07-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |