JPH1094143A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH1094143A JPH1094143A JP8241613A JP24161396A JPH1094143A JP H1094143 A JPH1094143 A JP H1094143A JP 8241613 A JP8241613 A JP 8241613A JP 24161396 A JP24161396 A JP 24161396A JP H1094143 A JPH1094143 A JP H1094143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- tabs
- tab
- press
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気接続箱に搭載する集積ヒューズ等のタブ
を電気接続箱内部のバスバーと中継端子を用いずに接続
する。 【解決手段】 集積ヒューズ、電線接続用コネクタ、ダ
イオード、ショートピン等の電気接続箱に搭載する部品
を、そのケースより狭ピッチで突出させたタブを、 電気
接続箱の内部に収容したバスバーと接続するものであっ
て、上記バスバーより屈折させたタブに圧接溝を設け、
該圧接溝に上記搭載部品のタブを圧接接続させ、かつ、
同一回路のバスバーと接続するタブをケースより隣接さ
せて突出させる一方、上記バスバーを上向きＵ字形状に
屈折させ、該屈折部の先端横壁に両側縦壁に至る横方向
の溝を設け、両側縦壁に上記溝より縦方向に切り込んだ
一対の圧接溝を設けて、これら一対の圧接溝に上記搭載
部品の隣接配置したタブを圧入して電気的に接続する。
を電気接続箱内部のバスバーと中継端子を用いずに接続
する。 【解決手段】 集積ヒューズ、電線接続用コネクタ、ダ
イオード、ショートピン等の電気接続箱に搭載する部品
を、そのケースより狭ピッチで突出させたタブを、 電気
接続箱の内部に収容したバスバーと接続するものであっ
て、上記バスバーより屈折させたタブに圧接溝を設け、
該圧接溝に上記搭載部品のタブを圧接接続させ、かつ、
同一回路のバスバーと接続するタブをケースより隣接さ
せて突出させる一方、上記バスバーを上向きＵ字形状に
屈折させ、該屈折部の先端横壁に両側縦壁に至る横方向
の溝を設け、両側縦壁に上記溝より縦方向に切り込んだ
一対の圧接溝を設けて、これら一対の圧接溝に上記搭載
部品の隣接配置したタブを圧入して電気的に接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ワイヤハー
ネスに用いるジャンクションボックスからなる電気接続
箱に関し、特に、集積ヒューズ、電線接続用コネクタ、
ダイオード、ショートピン等の電気接続箱に搭載する部
品を、中継端子を介さずに内部回路と接続するものであ
る。
ネスに用いるジャンクションボックスからなる電気接続
箱に関し、特に、集積ヒューズ、電線接続用コネクタ、
ダイオード、ショートピン等の電気接続箱に搭載する部
品を、中継端子を介さずに内部回路と接続するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車用ワイヤハーネスに用いる
ジャンクションボックスには、集積ヒューズ、ダイオー
ド、電線接続用コネクタ、ショートピン等を搭載し、こ
れら搭載部品から突出したタブを、ジャンクショボック
ス内に収容したバスバーに、中継端子を介して接続して
いる。即ち、図７に示すように、集積ヒューズ１０のケ
ース２０の下面より並列に突出させたタブ２１ａ、２１
ｇ、２１ｈは、ジャンクショボックス内に収容したバス
バー１３より屈折させて形成したタブ１３ｂと、両側に
メス嵌合部３０ａ、３０ｂを設けた中継端子３０を介し
て接続している。
ジャンクションボックスには、集積ヒューズ、ダイオー
ド、電線接続用コネクタ、ショートピン等を搭載し、こ
れら搭載部品から突出したタブを、ジャンクショボック
ス内に収容したバスバーに、中継端子を介して接続して
いる。即ち、図７に示すように、集積ヒューズ１０のケ
ース２０の下面より並列に突出させたタブ２１ａ、２１
ｇ、２１ｈは、ジャンクショボックス内に収容したバス
バー１３より屈折させて形成したタブ１３ｂと、両側に
メス嵌合部３０ａ、３０ｂを設けた中継端子３０を介し
て接続している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】その場合、各タブ毎に
中継端子３０を必要とし、部品点数が増加すると共に、
中継端子を挿入する部分が必要となり、ジャンクショボ
ックスの搭載部品取付部が大型化する問題がある。
中継端子３０を必要とし、部品点数が増加すると共に、
中継端子を挿入する部分が必要となり、ジャンクショボ
ックスの搭載部品取付部が大型化する問題がある。
【０００４】また、中継端子を介して接続すると、搭載
部品のタブを狭ピッチとすることは出来なくなり、搭載
部品側も大型化する問題がある。
部品のタブを狭ピッチとすることは出来なくなり、搭載
部品側も大型化する問題がある。
【０００５】また、搭載部品のタブを同一回路のバスバ
ーに接続する必要がある場合でも、バスバーに別個にタ
ブを屈折して設け、それぞれのタブに中継端子を介して
搭載部品のタブと接続しており、構造が複雑になってい
る問題がある。
ーに接続する必要がある場合でも、バスバーに別個にタ
ブを屈折して設け、それぞれのタブに中継端子を介して
搭載部品のタブと接続しており、構造が複雑になってい
る問題がある。
【０００６】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、中継端子を無くして、バスバーのタブと搭載部品
のタブとを直接的に接続することを課題としている。
ので、中継端子を無くして、バスバーのタブと搭載部品
のタブとを直接的に接続することを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項１で、集積ヒューズ、電線接続用
コネクタ、ダイオード、ショートピン等の電気接続箱に
搭載する部品を、そのケースより狭ピッチで突出させた
タブを、 電気接続箱の内部に収容したバスバーと接続す
るものであって、上記バスバーより屈折させたタブに圧
接溝を設け、該圧接溝に上記搭載部品のタブを圧接接続
させ、かつ、同一回路のバスバーと接続するタブをケー
スより隣接させて突出させる一方、上記バスバーを上向
きＵ字形状に屈折させ、該屈折部の先端横壁に両側縦壁
に至る横方向の溝を設け、両側縦壁に上記溝より縦方向
に切り込んだ一対の圧接溝を設けて、これら一対の圧接
溝に上記搭載部品の隣接配置したタブを圧入して電気的
に接続する構成としていることを特徴とする電気接続箱
を提供している。
め、本発明は、請求項１で、集積ヒューズ、電線接続用
コネクタ、ダイオード、ショートピン等の電気接続箱に
搭載する部品を、そのケースより狭ピッチで突出させた
タブを、 電気接続箱の内部に収容したバスバーと接続す
るものであって、上記バスバーより屈折させたタブに圧
接溝を設け、該圧接溝に上記搭載部品のタブを圧接接続
させ、かつ、同一回路のバスバーと接続するタブをケー
スより隣接させて突出させる一方、上記バスバーを上向
きＵ字形状に屈折させ、該屈折部の先端横壁に両側縦壁
に至る横方向の溝を設け、両側縦壁に上記溝より縦方向
に切り込んだ一対の圧接溝を設けて、これら一対の圧接
溝に上記搭載部品の隣接配置したタブを圧入して電気的
に接続する構成としていることを特徴とする電気接続箱
を提供している。
【０００８】上記構成として、バスバーに屈折して設け
るタブに圧接溝を設けると、搭載部品のタブを圧接溝に
圧入することで、中継端子を介さずに、直接的に接続で
きる。よって、搭載部品に狭ピッチでタブを突設するこ
とができ、搭載部品の小型化を図ることができる。ま
た、同一回路のバスバーにタブを接続する必要がある場
合、バスバーに上記Ｕ字状の屈折部を設け、その両側縦
壁部に圧接溝を設けると、効率よく搭載部品のタブを同
一回路のバスバーと接続することができる。
るタブに圧接溝を設けると、搭載部品のタブを圧接溝に
圧入することで、中継端子を介さずに、直接的に接続で
きる。よって、搭載部品に狭ピッチでタブを突設するこ
とができ、搭載部品の小型化を図ることができる。ま
た、同一回路のバスバーにタブを接続する必要がある場
合、バスバーに上記Ｕ字状の屈折部を設け、その両側縦
壁部に圧接溝を設けると、効率よく搭載部品のタブを同
一回路のバスバーと接続することができる。
【０００９】例えば、集積ヒューズにおいて、２つのタ
ブを電源と接続する必要がある場合、これらタブを中央
に並設して、上記バスバーのＵ字状屈折部の両側圧接溝
に接続することができる。集積ヒューズの上記電源側と
接続したタブは、その延在部を分岐させ、これら分岐部
に溶断部を設けて負荷接続側のタブを設け、これらタブ
を上記電源接続側のタブの両側に配置し、他のバスバー
の圧接溝を有するタブと接続すると、小さいスペースで
集積ヒューズの各タブをバスバーと接続することができ
る。上記バスバーの屈折部の先端横壁は、上記横方向の
溝の一側部を切り落として、両側縦壁の圧接溝の一側部
上端を、先端横壁を介して連結せずに、移動可能とする
ことが好ましい（請求項２）。
ブを電源と接続する必要がある場合、これらタブを中央
に並設して、上記バスバーのＵ字状屈折部の両側圧接溝
に接続することができる。集積ヒューズの上記電源側と
接続したタブは、その延在部を分岐させ、これら分岐部
に溶断部を設けて負荷接続側のタブを設け、これらタブ
を上記電源接続側のタブの両側に配置し、他のバスバー
の圧接溝を有するタブと接続すると、小さいスペースで
集積ヒューズの各タブをバスバーと接続することができ
る。上記バスバーの屈折部の先端横壁は、上記横方向の
溝の一側部を切り落として、両側縦壁の圧接溝の一側部
上端を、先端横壁を介して連結せずに、移動可能とする
ことが好ましい（請求項２）。
【００１０】上記のように、圧接溝を設けた両側縦壁を
移動可能とすると、搭載部品側のタブの板厚方向の変
形、ズレあるいは板厚の誤差を容易に吸収することがで
きる。
移動可能とすると、搭載部品側のタブの板厚方向の変
形、ズレあるいは板厚の誤差を容易に吸収することがで
きる。
【００１１】また、上記請求項２のように、先端横壁の
一側部を切り落とすと、強度が弱くなるため、上記バス
バーの先端横壁の横方向の溝の他側部で両側縦壁部と連
続させている側の幅は、切り落とした側の幅よりも大と
することが好ましい（請求項３）。
一側部を切り落とすと、強度が弱くなるため、上記バス
バーの先端横壁の横方向の溝の他側部で両側縦壁部と連
続させている側の幅は、切り落とした側の幅よりも大と
することが好ましい（請求項３）。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づき詳細に説明する。
態に基づき詳細に説明する。
【００１３】図１に示すように、電気接続箱に搭載する
集積ヒューズ１０のケース２０の下面より一定ピッチＰ
で突出するタブ２１ａ、２１ｇ、２１ｈを、電気接続箱
の内部に収容するバスバー１、２、３、４、５と接続さ
せるようにしている。
集積ヒューズ１０のケース２０の下面より一定ピッチＰ
で突出するタブ２１ａ、２１ｇ、２１ｈを、電気接続箱
の内部に収容するバスバー１、２、３、４、５と接続さ
せるようにしている。
【００１４】上記集積ヒューズ１０は図３（Ａ）（Ｂ）
（Ｃ）に示すように、絶縁樹脂から形成したケース２０
の内部に２組の導電板２１（２１Ａ、２１Ｂ）を収容
し、これら導電板２１を夫々図示のように３本の櫛歯を
有する形状とし、１つの歯（ａ）の先端には電源接続側
タブ２１ａを設けると共に、その延在部２１ｂの先端よ
り直角方向の屈折部２１ｃを設け、該屈折部２１ｃより
２本の歯（ｂ）（ｃ）を分岐させ、これら分岐部２１
ｄ、２１ｆの先端に夫々負荷接続側タブ２１ｇ、２１ｈ
を設けると共に、分岐部の中間部に細幅とした溶断部２
１ｉ、２１ｋを設けている。
（Ｃ）に示すように、絶縁樹脂から形成したケース２０
の内部に２組の導電板２１（２１Ａ、２１Ｂ）を収容
し、これら導電板２１を夫々図示のように３本の櫛歯を
有する形状とし、１つの歯（ａ）の先端には電源接続側
タブ２１ａを設けると共に、その延在部２１ｂの先端よ
り直角方向の屈折部２１ｃを設け、該屈折部２１ｃより
２本の歯（ｂ）（ｃ）を分岐させ、これら分岐部２１
ｄ、２１ｆの先端に夫々負荷接続側タブ２１ｇ、２１ｈ
を設けると共に、分岐部の中間部に細幅とした溶断部２
１ｉ、２１ｋを設けている。
【００１５】上記タブ２１ａ、２１ｇ、２１ｈはケース
２０の下面より狭い一定ピッチＰで突出させ、かつ、ケ
ース２０に収容する２組の導電体は、それらの電源接続
側タブ２１ａ、２１ａを中央に隣接させ、その両側に負
荷接続側タブ２１ｇ、２１ｈを配列するように突出させ
ている。これら６個のタブはケース２０の下面より同一
ピッチＰで並設して突出させている。
２０の下面より狭い一定ピッチＰで突出させ、かつ、ケ
ース２０に収容する２組の導電体は、それらの電源接続
側タブ２１ａ、２１ａを中央に隣接させ、その両側に負
荷接続側タブ２１ｇ、２１ｈを配列するように突出させ
ている。これら６個のタブはケース２０の下面より同一
ピッチＰで並設して突出させている。
【００１６】上記集積ヒューズ１０の中央の同一回路の
電源接続側タブ２１ａ、２１ａと接続させるバスバー１
は、図２に示すように、上記タブ２１ａ、２１ａと対応
する部位において上向きにＵ字形状に屈折させ、該屈折
部１ａの先端横壁１ｂに、両側縦壁１ｃ、１ｄに至る横
方向の溝１ｅを設けている。また、両側縦壁１ｃ、１ｄ
に上記溝１ｅの両端より縦方向に切り込んだ一対の圧接
溝１ｆ、１ｇを設けている。この両側縦壁に設ける一対
の圧接溝１ｇと１ｈのピッチは上記タブ２１ａと２１ａ
のピッチＰと同一とし、タブ２１ａ、２１ａが夫々圧接
溝１ｆ、１ｇに上方から圧入して電気的に接続するよう
にしている。
電源接続側タブ２１ａ、２１ａと接続させるバスバー１
は、図２に示すように、上記タブ２１ａ、２１ａと対応
する部位において上向きにＵ字形状に屈折させ、該屈折
部１ａの先端横壁１ｂに、両側縦壁１ｃ、１ｄに至る横
方向の溝１ｅを設けている。また、両側縦壁１ｃ、１ｄ
に上記溝１ｅの両端より縦方向に切り込んだ一対の圧接
溝１ｆ、１ｇを設けている。この両側縦壁に設ける一対
の圧接溝１ｇと１ｈのピッチは上記タブ２１ａと２１ａ
のピッチＰと同一とし、タブ２１ａ、２１ａが夫々圧接
溝１ｆ、１ｇに上方から圧入して電気的に接続するよう
にしている。
【００１７】さらに、屈折部の先端横壁１ｂは、横方向
の溝１ｅの一側部を切り落として、開口１ｆとし、両側
縦壁１ｃ、１ｄの圧接溝１ｇ、１ｈの一側部上端１ｉ、
１ｋを、先端横壁を介して連結せずに、移動可能として
いる。
の溝１ｅの一側部を切り落として、開口１ｆとし、両側
縦壁１ｃ、１ｄの圧接溝１ｇ、１ｈの一側部上端１ｉ、
１ｋを、先端横壁を介して連結せずに、移動可能として
いる。
【００１８】さらにまた、先端横壁１ｂの横方向の溝１
ｅの他側部で両側縦壁部と連続させている側１ｊの幅ｗ
１は、切り落とした側の幅ｗ２よりも大としている。
ｅの他側部で両側縦壁部と連続させている側１ｊの幅ｗ
１は、切り落とした側の幅ｗ２よりも大としている。
【００１９】上記電源接続側のバスバー１の基板部１ａ
の両側上面には絶縁板６Ａを介してバスバー２、３の基
板部２ａ、３ａを積層し、これら基板部２ａ、３ａの先
端を屈折して、圧接溝２ｃ、３ｃを設けたタブ２ｂ、３
ｂを形成している。これらタブ２ｂ、３ｂはバスバー１
の両側縦壁１ｃ、１ｄと平行に並設し、かつ、ピッチＰ
をあけて位置させている。
の両側上面には絶縁板６Ａを介してバスバー２、３の基
板部２ａ、３ａを積層し、これら基板部２ａ、３ａの先
端を屈折して、圧接溝２ｃ、３ｃを設けたタブ２ｂ、３
ｂを形成している。これらタブ２ｂ、３ｂはバスバー１
の両側縦壁１ｃ、１ｄと平行に並設し、かつ、ピッチＰ
をあけて位置させている。
【００２０】さらに、上記バスバー２、３の基板部２
ａ、３ａの上面に絶縁板６Ｂを介してバスバー４、５の
基板部４ａ、５ａを積層し、これら基板部４ａ、５ａの
先端を屈折して、圧接溝４ｃ、５ｃを設けたタブ４ｂ、
５ｂを形成している。これらタブ４ｂ、５ｂはバスバー
１の両側縦壁１ｃ、１ｄおよびタブ２ｂ、３ｂと平行に
並設し、かつ、タブ２ｂ、３ｂと夫々ピッチＰをあけて
位置させている。
ａ、３ａの上面に絶縁板６Ｂを介してバスバー４、５の
基板部４ａ、５ａを積層し、これら基板部４ａ、５ａの
先端を屈折して、圧接溝４ｃ、５ｃを設けたタブ４ｂ、
５ｂを形成している。これらタブ４ｂ、５ｂはバスバー
１の両側縦壁１ｃ、１ｄおよびタブ２ｂ、３ｂと平行に
並設し、かつ、タブ２ｂ、３ｂと夫々ピッチＰをあけて
位置させている。
【００２１】このように、電気接続箱に収容するバスバ
ー１の上面の両側に絶縁板６Ａを介してバスバー２、３
を積層し、これらバスバー２、３の上面に絶縁板６Ｂを
介してバスバー４、５を積層して、中央のバスバー１の
屈折部１ａを挟んで、その両側にタブ２ｂと４ｂ、３ｂ
と５ｂとを一定ピッチで配置して構成としている。
ー１の上面の両側に絶縁板６Ａを介してバスバー２、３
を積層し、これらバスバー２、３の上面に絶縁板６Ｂを
介してバスバー４、５を積層して、中央のバスバー１の
屈折部１ａを挟んで、その両側にタブ２ｂと４ｂ、３ｂ
と５ｂとを一定ピッチで配置して構成としている。
【００２２】上記のようにバスバー１〜５を収容した電
気接続箱に対して集積ヒューズ１０を搭載して、そのタ
ブ２１ａ、２１ｇ、２１ｈを電気接続箱内に差し込む
と、図４（Ａ）（Ｂ）に示すように、中央の電源接続側
のタブ２１ａ、２１ａはバスバー１の屈折部１ａの両側
縦壁１ｃ、１ｄの圧接溝１ｇ、１ｈに圧入する。
気接続箱に対して集積ヒューズ１０を搭載して、そのタ
ブ２１ａ、２１ｇ、２１ｈを電気接続箱内に差し込む
と、図４（Ａ）（Ｂ）に示すように、中央の電源接続側
のタブ２１ａ、２１ａはバスバー１の屈折部１ａの両側
縦壁１ｃ、１ｄの圧接溝１ｇ、１ｈに圧入する。
【００２３】其の際、集積ヒューズ１０のタブ２１ａ、
２１ａが図１中矢印Ｚ方向の板厚方向にズレや変形が生
じていた場合、あるいは板厚に誤差が生じていた場合、
圧接溝１ｇ、１ｈの一側部上端１ｉ、１ｋが矢印Ｚ’方
向に移動可能としているため、この移動側の圧接溝１
ｇ、１ｈの周面がタブ２１ａ、２１ａに接触し、接触不
良とならない。
２１ａが図１中矢印Ｚ方向の板厚方向にズレや変形が生
じていた場合、あるいは板厚に誤差が生じていた場合、
圧接溝１ｇ、１ｈの一側部上端１ｉ、１ｋが矢印Ｚ’方
向に移動可能としているため、この移動側の圧接溝１
ｇ、１ｈの周面がタブ２１ａ、２１ａに接触し、接触不
良とならない。
【００２４】しかも、圧接溝１ｇ、１ｈの他側は先端横
壁１ｂで連結されて移動不可とされていると共に、連結
側の幅ｗ１を広く設定しているため、容易に変形せず、
圧接溝１ｇ、１ｈが開いてタブ２１ａと接触不良となら
ない。
壁１ｂで連結されて移動不可とされていると共に、連結
側の幅ｗ１を広く設定しているため、容易に変形せず、
圧接溝１ｇ、１ｈが開いてタブ２１ａと接触不良となら
ない。
【００２５】集積ヒューズ１０の両側の負荷接続側のタ
ブ２１ｇ、２１ｈは夫々両側のバスバー２、３、４、５
のタブ２ｂ〜５ｂと同様に圧接接続する。
ブ２１ｇ、２１ｈは夫々両側のバスバー２、３、４、５
のタブ２ｂ〜５ｂと同様に圧接接続する。
【００２６】図５は第２実施形態を示し、電源接続側の
バスバー１に設ける屈折部１ａの先端横壁１ｂの中央に
横方向の溝１ｅを設け、両側縦壁１ｃ、１ｄに溝１ｅの
両端に連続する圧接溝１ｇ、１ｈを設ける構成は第１実
施形態と同様であるが、先端横壁１ｂの溝１ｅの一方を
切り落とさずに、溝１ｅの両側で縦壁１ｃ、１ｄを連続
させている。
バスバー１に設ける屈折部１ａの先端横壁１ｂの中央に
横方向の溝１ｅを設け、両側縦壁１ｃ、１ｄに溝１ｅの
両端に連続する圧接溝１ｇ、１ｈを設ける構成は第１実
施形態と同様であるが、先端横壁１ｂの溝１ｅの一方を
切り落とさずに、溝１ｅの両側で縦壁１ｃ、１ｄを連続
させている。
【００２７】上記形状としても、上記屈折部１ａの両側
の圧接溝１ｇ、１ｈに集積ヒューズ１０のタブ２１ａ、
２１ａを挿入して接続することができ、かつ、両側の圧
接溝１ｇ、１ｈの変形量を小さくしてタブと確実に接触
させることができる。
の圧接溝１ｇ、１ｈに集積ヒューズ１０のタブ２１ａ、
２１ａを挿入して接続することができ、かつ、両側の圧
接溝１ｇ、１ｈの変形量を小さくしてタブと確実に接触
させることができる。
【００２８】上記実施形態では集積ヒューズを電気接続
箱内のバスバーと中継端子を介さずに接続させている
が、図６に示すショートピン４０を集積ヒューズに代え
て電気接続箱に搭載する場合においても、同様に中継端
子を無くすことができる。即ち、ショートピンのケース
４１より突出させたタブ４２を、上記集積ヒューズ１０
のタブと同一形状で同一ピッチで突出させておけば、選
択してバスバーと接続することができる。
箱内のバスバーと中継端子を介さずに接続させている
が、図６に示すショートピン４０を集積ヒューズに代え
て電気接続箱に搭載する場合においても、同様に中継端
子を無くすことができる。即ち、ショートピンのケース
４１より突出させたタブ４２を、上記集積ヒューズ１０
のタブと同一形状で同一ピッチで突出させておけば、選
択してバスバーと接続することができる。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、搭載部品のケースより狭ピッチで並列に突出
させたタブを、電気接続箱に収容したバスバーと中継端
子を介さずに接続することができる。特に、中継端子を
介さずに接続することが困難であった同一のバスバーの
タブに搭載部品のタブを接続することが、バスバーにＵ
字形状の屈折部を設け、その両側縦壁に圧接溝を設ける
ことにより、中継端子を介さずに、搭載部品のタブと接
続することが可能となった。
によれば、搭載部品のケースより狭ピッチで並列に突出
させたタブを、電気接続箱に収容したバスバーと中継端
子を介さずに接続することができる。特に、中継端子を
介さずに接続することが困難であった同一のバスバーの
タブに搭載部品のタブを接続することが、バスバーにＵ
字形状の屈折部を設け、その両側縦壁に圧接溝を設ける
ことにより、中継端子を介さずに、搭載部品のタブと接
続することが可能となった。
【００３０】このように、中継端子を介さずに接続でき
るため、部品点数の減少が図れると共に、取付手数も削
減でき、コストダウンを図ることができる。しかも、中
継端子の装着スペースが不要となるため、電気接続箱の
小型化を図ることができる。
るため、部品点数の減少が図れると共に、取付手数も削
減でき、コストダウンを図ることができる。しかも、中
継端子の装着スペースが不要となるため、電気接続箱の
小型化を図ることができる。
【図１】 本発明の第１実施形態の分解斜視図である。
【図２】 図１の要部拡大図である。
【図３】 集積ヒューズを示し、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は正面図、（Ｃ）はケースの前側部を破断して示
した図面である。
（Ｂ）は正面図、（Ｃ）はケースの前側部を破断して示
した図面である。
【図４】 バスバーにタブを圧接接続した状態を示し、
（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
【図５】 第２実施形態の分解斜視図である。
【図６】 ショートピンの斜視図である。
【図７】 従来例の斜視図である。
１〜５ バスバー １ａ 屈折部 １ｂ 先端横壁 １ｃ、１ｄ 両側縦壁 １ｅ 溝 １ｇ、１ｈ 圧接溝 ２ｂ〜５ｂ タブ １０ 集積ヒューズ ２１ａ 電源接続側タブ ２１ｇ、２１ｈ 負荷接続側タブ ２１ｋ、２１ｉ 溶断部
Claims (3)
- 【請求項１】 集積ヒューズ、電線接続用コネクタ、ダ
イオード、ショートピン等の電気接続箱に搭載する部品
を、そのケースより狭ピッチで突出させたタブを、 電気
接続箱の内部に収容したバスバーと接続するものであっ
て、上記バスバーより屈折させたタブに圧接溝を設け、
該圧接溝に上記搭載部品のタブを圧接接続させ、かつ、
同一回路のバスバーと接続するタブをケースより隣接さ
せて突出させる一方、上記バスバーを上向きＵ字形状に
屈折させ、該屈折部の先端横壁に両側縦壁に至る横方向
の溝を設け、両側縦壁に上記溝より縦方向に切り込んだ
一対の圧接溝を設けて、これら一対の圧接溝に上記搭載
部品の隣接配置したタブを圧入して電気的に接続する構
成としていることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項２】 上記バスバーの屈折部の先端横壁は、上
記横方向の溝の一側部を切り落として、両側縦壁の圧接
溝の一側部上端を、先端横壁を介して連結せずに、移動
可能としている請求項１に記載の電気接続箱。 - 【請求項３】 上記バスバーの先端横壁の横方向の溝の
他側部で両側縦壁部と連続させている側の幅は、切り落
とした側の幅よりも大としている請求項２に記載の電気
接続箱。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08241613A JP3085208B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 電気接続箱 |
| US08/924,237 US6007350A (en) | 1996-09-12 | 1997-09-05 | Electrical connection box |
| CN97118627A CN1183657A (zh) | 1996-09-12 | 1997-09-12 | 电连接盒 |
| DE69701434T DE69701434T2 (de) | 1996-09-12 | 1997-09-12 | Elektrisches Verbindungsgehäuse |
| EP97115950A EP0829928B1 (en) | 1996-09-12 | 1997-09-12 | An electrical connection box |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08241613A JP3085208B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094143A true JPH1094143A (ja) | 1998-04-10 |
| JP3085208B2 JP3085208B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17076936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08241613A Expired - Fee Related JP3085208B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3085208B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003123619A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | アーク発生防止構造 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP08241613A patent/JP3085208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003123619A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | アーク発生防止構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3085208B2 (ja) | 2000-09-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5944553A (en) | Flat cable connection structure | |
| JP2752010B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JPH0578246B2 (ja) | ||
| JPH0311574A (ja) | 電気接続箱におけるブスバーと分岐用圧接端子の接続構造 | |
| JP3085208B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP3281566B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP3144316B2 (ja) | バスバー及び該バスバーを用いた分岐接続構造 | |
| JP3097531B2 (ja) | 自動車用電気接続箱 | |
| JP3087634B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP3289611B2 (ja) | 中継端子を用いた分岐接続構造 | |
| JP3501056B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP3003911B2 (ja) | ジャンクションブロック | |
| JPH0736430Y2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JP3275794B2 (ja) | ジョイントコネクタおよびジョイントコネクタの製造方法 | |
| JP2003087935A (ja) | ジャンクションボックス | |
| JPH0451480A (ja) | 電線直結型電気接続箱および圧接治具 | |
| JP4287600B2 (ja) | 基板用圧接コネクタ付の絶縁基板 | |
| JPH0646181Y2 (ja) | 分岐接続箱 | |
| JP2924692B2 (ja) | 電気接続箱と電子回路ユニットの接続構造 | |
| JP2985710B2 (ja) | バスバーおよび該バスバーを備えた電気接続箱 | |
| JPH09308052A (ja) | 電気接続箱の接続構造 | |
| JPH06105435A (ja) | 電気接続箱 | |
| JP2003032850A (ja) | 中継端子及びジャンクションブロック | |
| JP2003111243A (ja) | ジャンクションボックス | |
| JPH1092292A (ja) | 電気接続箱 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |