JPH1093878A - 車両用マルチメディア装置 - Google Patents

車両用マルチメディア装置

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JPH1093878A
JPH1093878A JP24487496A JP24487496A JPH1093878A JP H1093878 A JPH1093878 A JP H1093878A JP 24487496 A JP24487496 A JP 24487496A JP 24487496 A JP24487496 A JP 24487496A JP H1093878 A JPH1093878 A JP H1093878A
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vehicle
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JP24487496A
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Hiroshi Nishimura
浩 西村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でかつ容易に複数の異なる情報を
提示する。 【解決手段】 ラジカセ34のコマンダ42からCD装
置36と表示装置24、30の接続を要求することによ
って、第1チャネル38Bが割り当てられて、CD装置
36と表示装置24、30が接続される。リヤコマンダ
40により表示装置30にラジカセ34のラジオを再生
する指示がなされると、第2チャネル38Cが割り当て
られて、ラジカセ34のラジオと表示装置30が接続さ
れると共に、第1チャネル38Bに割り当てられたCD
装置36と表示装置24との接続は維持される。従っ
て、前席表示装置24ではCDが再生され、後席表示装
置ではラジオが再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用マルチメデ
ィア装置にかかり、特に、車両内に備えられかつ複数の
音声情報や映像情報を車両内部に提供する車両用マルチ
メディア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には複数の情報提供装置
が搭載されている。この情報提供装置としては、映像情
報を表示するためのディスプレイ装置があり、音声情報
を再生するためにアンプを介したスピーカ装置がある。
これらの情報提供装置に映像情報または音声情報である
ソースを出力するものとしては、音源を出力するための
ラジオ、カセットデッキ、CD装置やMD装置等の音声
装置があり、映像源を出力するためのナビゲーション装
置、TV装置、ビデオCD装置やビデオデッキ等の映像
装置がある。
【0003】最近では、ドライバーへ経路情報を提供す
る走行補助装置としてナビゲーション装置を搭載した車
両が増加している。このナビゲーション装置からの映像
情報は主にドライバーへ経路情報を提供するものであ
り、一般的にはドライバー以外の乗員、特に後部座席の
乗員には不要なことが多い。
【0004】そこで、座席に対応して各々にディスプレ
イ装置を設けて、ドライバーにはナビゲーション装置か
らの映像情報を提供し、後部座席等の他の乗員にはTV
装置等の映像装置からの映像情報を提供することを可能
とする、車両内にあって異なる着座位置の乗員に対して
各々異なる情報の提供を望む要求がある。
【0005】このため、ドライバー用表示装置と乗客用
表示装置とを独立して備えた車載用表示装置が提案され
ている(特開平7−234633号公報参照)。この技
術では、基台に回転自在に指示された2つの表示画面の
各々に、ナビゲーション装置からの映像情報及びTVチ
ューナからの映像情報を切り換えて出力可能としてい
る。これにより、2つの表示画面に異種の画面を任意に
表示できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用表示装置では、ナビゲーション装置及びTVチュ
ーナの各々からの映像情報独立して切り換えているの
で、表示装置に表示するための映像情報をアナログ信号
に変換して分配しなければならない。このため、映像情
報を提供する表示装置毎にアナログ信号の変換及び入力
数に応じた切り換えの端子を有する切換器を少なくとも
備えなければならない。従って、装置構成が大型化かつ
複雑化する。
【0007】また、入力とする映像情報または音声情報
が増加した場合には切換器の端子数増加させかつ、入力
情報から表示または再生するまでの装置構成を総合的に
増加させなければならない。
【0008】本発明は、上記事実を考慮して、簡単な構
成でかつ容易に複数の異なる情報を提示することが可能
な車両用マルチメディア装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の車両用マルチメディア装置
は、各々独立して映像情報及び音声情報の少なくとも一
方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有する共通信号
線と、前記共通信号線に接続されかつ、映像情報及び音
声情報の少なくとも一方の情報を出力する複数の情報源
と、前記共通信号線に接続されかつ、少なくとも車両内
部の前後の空間に対応して配設され、入力された映像情
報及び音声情報の少なくとも一方の情報を該対応された
空間に提供する複数の情報提供手段と、前記共通信号線
に接続されかつ、前記情報源の各々から出力される映像
情報及び音声情報のうち提供する情報を指示する共に、
該情報を提供する車両内部の空間を表す空間情報を指示
するための指示手段と、前記共通信号線に接続されか
つ、前記指示手段により指示された情報源の情報及び前
記空間情報に基づいて、指示された情報源及び空間情報
に対応する情報提供手段の各々に対して前記複数チャネ
ルのうちの1つの共通チャネルを選択させて、選択させ
た共通チャネルに指示された情報源と情報提供手段とを
接続させる制御手段と、を備えている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用マルチメディア装置において、前記指示手段は
指示した提供する情報を出力する前記情報源、及び該情
報を提供する前記空間情報に対応する情報提供手段を使
用する機器使用権を要求すると共に、前記制御手段は前
記指示手段から要求された機器使用権に基づいて情報源
及び空間情報に対応する情報提供手段の各々に対して前
記複数チャネルのうちの1つの共通チャネルを選択する
ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の車両用マルチメディア装置において、前記制
御手段は指示された情報源の情報及び前記空間情報に基
づいて、指示された情報源及び空間情報に対応する情報
提供手段の各々に対して前記複数チャネルのうちの1つ
の共通チャネルを用いるチャネル権を割り当てることを
特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の車両用マルチメディア装置
において、前記共通信号線は、前記映像情報及び音声情
報を伝播可能にするために時分割によってまたは複数の
独立線からなる信号線群によって複数のチャネルが形成
されることを特徴とする。
【0013】請求項1の発明では、共通信号線に、映像
情報及び音声情報の少なくとも一方の情報であるソース
を出力する複数の情報源が接続されている。共通信号線
は、各々独立して映像情報及び音声情報の少なくとも一
方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有するローカル
エリアネットワーク(LAN)等がある。この共通信号
線は、請求項4にも記載したように、前記映像情報及び
音声情報を伝播可能にするために時分割、所謂タイムシ
ェアリングによって形成することができ、また複数の独
立線からなる信号線群によって複数のチャネルが形成す
ることができる。情報源の各々から出力される映像情報
及び音声情報の少なくとも一方は、情報提供手段によっ
て車両内の空間に提供される。情報提供手段は、表示装
置及び拡声装置の少なくとも一方があり、少なくとも車
両内部の前後の空間に対応して配設される。これら情報
源の各々から出力される映像情報及び音声情報のうち提
供する情報、及び情報を提供する車両内部の空間を表す
空間情報は、コマンダやリモコン装置等の指示手段によ
って指示される。この指示手段によって指示された提供
する情報、及び空間情報に基づいて、制御手段は、指示
された情報源及び空間情報に対応する情報提供手段の各
々に対して複数チャネルのうちの1つの共通チャネルを
選択させて、選択させた共通チャネルに指示された情報
源と情報提供手段とを接続させる。従って、指示された
情報源及び空間情報に対応する情報提供手段とは共通チ
ャネルによって接続される。従って、指示手段の指示に
よって、複数の情報提供手段の各々は、入力された映像
情報及び音声情報の少なくとも一方の情報を対応された
空間に提供することができる。
【0014】前記指示手段は、請求項2に記載したよう
に、提供する情報の指示及び空間情報の指示として、指
示した情報源及び空間情報に対応する情報提供手段を使
用する機器使用権を要求することができる。この機器使
用権を要求することによって、制御手段は指示手段から
要求された機器使用権に基づいて情報源及び空間情報に
対応する情報提供手段の各々に対して前記複数チャネル
のうちの1つの共通チャネルを選択することができる。
【0015】前記複数チャネルのうちの1つの共通チャ
ネルを選択させて、選択させた共通チャネルに情報源と
情報提供手段とを接続させるにあたり、制御手段は、請
求項3に記載したように、指示された情報源及び空間情
報に対応する情報提供手段の各々に対して前記複数チャ
ネルのうちの1つの共通チャネルを用いるチャネル権を
割り当てることができる。例えば、チャネル権として
は、情報源が出力するのに使用するチャネルの権利であ
るチャネル使用権や情報提供手段の各々が情報入力を可
能とするために接続するチャネルの接続権利であるチャ
ネル接続権がある。
【0016】ここで、各々独立して映像情報及び音声情
報の少なくとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネル
を有する共通信号線には、単体の車両用マルチメディア
装置が接続可能である。
【0017】請求項5に記載の発明の車両用マルチメデ
ィア装置は、各々独立して映像情報及び音声情報の少な
くとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有しか
つ少なくとも映像情報及び音声情報の少なくとも一方の
情報を入出力する複数の情報手段が接続された共通信号
線に接続可能な接続手段と、前記情報手段に対して前記
複数チャネルのうちの1つの共通チャネルを割り当て
て、割り当てた共通チャネルに接続する権利を前記情報
手段に付与する制御手段とを備えている。
【0018】請求項5に記載の単体の車両用マルチメデ
ィア装置は、複数のチャネルを有しかつ少なくとも映像
情報及び音声情報の少なくとも一方の情報を入出力する
複数の情報手段が接続された共通信号線に接続手段によ
って接続され、制御手段によって情報手段に対して複数
チャネルのうちの1つの共通チャネルを割り当てて、割
り当てた共通チャネルに接続する権利を前記情報手段に
付与する。
【0019】請求項6に記載の車両用マルチメディア装
置は、各々独立して映像情報及び音声情報の少なくとも
一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有しかつ該複
数チャネルのうちの1つの共通チャネルに接続する権利
を表す信号が伝播される共通信号線に接続可能な接続手
段と、映像情報及び音声情報の少なくとも一方の情報を
出力する情報源と、前記接続手段から入力された権利に
基づいて前記出力された情報の前記接続手段への出力を
前記複数のチャネルのうち1つのチャネルに割り当てる
割当手段と、を備えている。
【0020】また、請求項6に記載の車両用マルチメデ
ィア装置は、複数のチャネルを有しかつ複数チャネルの
うちの1つの共通チャネルに接続する権利を表す信号が
伝播される共通信号線に接続手段によって接続される。
この接続手段からは接続する権利を表す信号が入力さ
れ、この権利に基づいて出力された情報の接続手段への
出力を複数のチャネルのうち1つのチャネルに割当手段
によって割り当てる。これにより、映像情報及び音声情
報の少なくとも一方の情報を出力する情報源が1つのチ
ャネルに割り当てられて接続される。
【0021】請求項7に記載の発明の車両用マルチメデ
ィア装置は、各々独立して映像情報及び音声情報の少な
くとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有しか
つ該複数チャネルのうちの1つの共通チャネルに接続す
る権利を表す信号が伝播される共通信号線に接続可能な
接続手段と、映像情報及び音声情報の少なくとも一方の
情報を提供する情報提供手段と、前記接続手段から入力
された権利に基づいて前記接続手段からの入力を前記複
数のチャネルのうち1つのチャネルに割り当てる割当手
段と、を備えている。
【0022】請求項7の車両用マルチメディア装置は、
複数チャネルのうちの1つの共通チャネルに接続する権
利を表す信号が伝播される共通信号線に接続手段によっ
て接続される。この接続手段から入力された権利に基づ
いて割当手段は、接続手段からの入力を複数のチャネル
のうち1つのチャネルに割り当てる。情報提供手段は、
映像情報及び音声情報の少なくとも一方の情報を提供す
る。すなわち、割り当てられた1つのチャネルからの情
報を提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。第1実施の形態の車
両用マルチメディア装置は、車両内に搭載されたラジオ
カセット装置(所謂ラジカセ)において、車両内の情報
源の指示と、情報源からの情報を提供する表示装置(含
むスピーカ)の指示を行うものである。
【0024】図1に示すように、車両10は、運転席1
2及び助手席14から構成される前部座席13、及び後
部座席16が設けられている。前部座席13に対応し
て、車両10内には前部ディスプレイ装置20及びスピ
ーカ装置22からなる表示装置24が設けられている。
また、後部座席16に対応して、車両10内には後部デ
ィスプレイ装置26及びスピーカ装置28からなる表示
装置30が設けられている。また、車両内の前部には、
ラジカセ34及びCD装置36のソース機器を有する制
御装置32が設けられている。また、車両内の後部に
は、後部座席の乗員がソース等を指示するためのリヤコ
マンダ40が設けられている。
【0025】図2に示すように、上記の表示装置24、
30、制御装置32、及びリヤコマンダ40の各々は車
両内マルチメディア装置を構成しかつ共通信号線38に
よって接続されており、車両内ローカルエリアネットワ
ーク(以下、車両内LANという)を構築している。本
実施の形態では、共通信号線38は、各々デジタル信号
及びアナログ信号の少なくとも一方の信号を伝送可能な
独立した3つのチャネル、すなわち制御チャネル38
A、第1チャネル38B、第2チャネル38Cから構成
されている。なお、詳細は後述するが、共通信号線38
は、単一の信号線であってもよい。
【0026】共通信号線38には、制御装置32に含ま
れるラジカセ34が接続されている。ラジカセ34は、
CPU34Aを含んで構成されたマイクロコンピュータ
を備えており、コマンダ42、権利制御装置44、ソー
ス機器46、及びスイッチ48から構成されている。な
お、図2では、ラジカセ34の構成を機能ブロック図と
して示したので、同一のCPU34Aを別個の構成とし
て示している。従って、ラジカセ34は、CPU34A
を含んで構成されたマイクロコンピュータによって制御
される。このCPU34Aを同一に用いるのではなく、
各々に備えるようにしてもよい。
【0027】コマンダ42は、機器使用権の要求及び取
得を行うためのものであり、ラジカセ34のフロントパ
ネルのコマンドスイッチ(図示省略)を含んで構成さ
れ、制御チャネル38Aに接続されている。この機器使
用権とは、図示しないコマンドスイッチによる前部座席
の乗員の指示により、所望する情報源及び表示装置の指
示に対応して、これらの情報源及び表示装置の機器を使
用することの権利をいう。また、機器使用権の要求とは
上記機器を使用することの権利を要求することをいい、
機器使用権の取得とは要求した権利を取得したことをい
う。
【0028】権利制御装置44は、機器使用権、チャネ
ル使用権、及びチャネル接続権を管理制御するためのも
のであり、制御チャネル38Aに接続されている。チャ
ネル使用権とは、ソース側から情報を出力するために使
用するチャネル、すなわち第1チャネルまたは第2チャ
ネルを使用する権利をいう。また、チャネル接続権と
は、情報を入力するために第1チャネルまたは第2チャ
ネルのいずれかに接続する権利をいう。
【0029】ソース機器46は、チャネル使用権を要求
すると共に情報を出力するためのものであり、ラジオま
たはカセットテープからの音源を出力するラジカセソー
ス46Aを備えている。ソース機器46は、制御チャネ
ル38Aに接続されると共に、切換スイッチ48を介し
て第1チャネル及び第2チャネルに接続されている。ソ
ース機器46は、切換スイッチ48の制御側に接続され
ており、ソース機器46からの制御信号によって第1チ
ャネルまたは第2チャネルのいずれかに音源を出力する
ように接続する。
【0030】また、共通信号線38には、リヤコマンダ
40が接続されている。リヤコマンダ40は、後部座席
からの機器使用権の要求及び取得を行うためのものであ
り、後部座席に設けられたコマンドスイッチ(図示省
略)を含んで構成され、制御チャネル38Aに接続され
ている。
【0031】さらに、共通信号線38には、制御装置3
2に含まれる他のソース機器を備えたCD装置36が接
続されている。CD装置36は、チャネル使用権を要求
するためのものであり、CPU36Aを含んで構成され
たマイクロコンピュータを備え、CDを再生するソース
機器50A及びスイッチ52から構成されている。ソー
ス機器50は、制御チャネル38Aに接続されると共
に、切換スイッチ52を介して第1チャネル及び第2チ
ャネルに接続されている。ソース機器50は、切換スイ
ッチ52の制御側に接続されており、ソース機器50か
らの制御信号によって第1チャネルまたは第2チャネル
のいずれかにCD音源を出力するように接続する。
【0032】さらにまた、共通信号線38には、表示装
置24が接続されている。表示装置24は、CPU24
Aを含んで構成されたマイクロコンピュータを備えてお
り、チャネル接続権を取得すると共に前部座席13に着
座する乗員に対して入力された情報を提供するためのも
のである。この表示装置24は、前部ディスプレイ装置
20及びスピーカ装置22を含んだ情報提供部54及び
スイッチ56から構成されている。情報提供部54は、
制御チャネル38Aに接続されると共に、切換スイッチ
56を介して第1チャネル及び第2チャネルに接続され
ている。情報提供部54は、切換スイッチ56の制御側
に接続されており、情報提供部54からの制御信号によ
って第1チャネルまたは第2チャネルのいずれかから情
報が入力されるように接続する。
【0033】同様に、共通信号線38には、表示装置3
0が接続されている。表示装置30は、CPU30Aを
含んで構成されたマイクロコンピュータを備えており、
チャネル接続権を取得すると共に後部座席16に着座す
る乗員に対して入力された情報を提供するためのもので
ある。この表示装置30は、後部ディスプレイ装置26
及びスピーカ装置28を含んだ情報提供部58及びスイ
ッチ60から構成されている。情報提供部58は、制御
チャネル38Aに接続されると共に、切換スイッチ60
を介して第1チャネル及び第2チャネルに接続されてい
る。情報提供部58は、切換スイッチ60の制御側に接
続されており、情報提供部58からの制御信号によって
第1チャネルまたは第2チャネルのいずれかから情報が
入力されるように接続する。
【0034】次に、本実施の形態の作用を図3のタイム
チャートを参照して説明する。本実施の形態では、前部
座席及び後部座席の各々の空間についてCD装置36に
よる音を再生させたのちに、後部座席のの空間のみに前
部座席のラジカセ34からのラジオを再生させて、後部
座席の空間にはラジオの音、前部座席の空間には引き続
きCDの音声を再生させる動作の流れを説明する。な
お、全体の権利制御を行うモード管理は、ラジカセ34
(の権利制御装置44)において行う。
【0035】まず、前部座席の乗員がCD装置36を選
択するラジカセ34の図示しないコマンドスイッチを押
圧することによって(Q1)、コマンダ42からCD装
置36に対して、制御チャネル38Aを介して再生通知
される(S1)。再生通知の内容は、機器使用権の要求
であり、この場合、CD装置36の再生要求とどの表示
装置を作動させるかを表している。すなわち、ここで
は、全ての表示装置24、30に対する作動要求であ
る。
【0036】CD装置36のCPU36Aは、コマンダ
42からの再生通知を受けて、ラジカセ34の権利制御
装置44であるモード管理に対してオン要求通知を発行
する(S2)。このオン要求通知は、チャネル使用権要
求であり、使用する(割り当てられる)チャネルの要
求、及び、再生させるスピーカすなわち作動させる表示
装置(AMP)のスピーカ電源オンと、CD再生すなわ
ち再生のための電源オンとの要求である。
【0037】ラジカセ34のCPU34Aは、CD装置
36からのオン要求通知を受けて、表示装置24に対し
てチャネル接続権を付与、すなわち第1チャネル38B
に接続する指示を行う(S3)。表示装置24のCPU
24Aは、ラジカセ34からの接続指示を受けて、チャ
ネル接続権を取得し、接続先を第1チャネル38Bに設
定、すなわちスイッチ56の接点が第1チャネル側にな
るように制御信号を出力する。次に、表示装置24のC
PU24Aは、第1チャネルに接続したことを返答する
接続確認をラジカセ34のCPU34Aに対して行う
(S5)。
【0038】同様に、表示装置30のCPU30Aは、
ラジカセ34からの接続指示を受けて、チャネル接続権
を取得し、接続先を第1チャネル38Bに設定、すなわ
ちスイッチ60の接点が第1チャネル側になるように制
御信号を出力する。次に、表示装置30のCPU30A
は、第1チャネルに接続したことを返答する接続確認を
ラジカセ34のCPU34Aに対して行う(S6)。
【0039】ラジカセ34のCPU34A(モード管
理)では、表示装置24、30からの接続確認を受信す
ることによって、チャネル使用権がCD装置36と全て
の表示装置24、30に確立したと認識し、CD装置3
6に第1チャネル38Bを介して信号が出力されるよう
にオン指示を行う(S7)。CD装置36のCPU36
Aは、ラジカセ34のCPU34Aからのオン指示を受
けて、チャネル使用権を取得したものとし、接続先を第
1チャネル38Bに設定、すなわちスイッチ52の接点
が第1チャネル側になるように制御信号を出力する。次
に、CD装置36のCPU36Aは、CD再生すなわち
再生のための電源オンして、第1チャネル38Bで再生
している状態を表すオン確認をラジカセ34のCPU3
4Aに対して行う(S8)。
【0040】ラジカセ34のCPU34Aすなわちモー
ド管理は、CD装置36からのオン確認を受けて、全部
の表示装置24、30とCD装置36の間で第1チャネ
ル38Bを介した音声系が確立されたことを認識する。
また、CD装置36は第1チャネル38Bで再生音を出
力していることを全体(ラジカセ34、リヤコマンダ4
0)に通知する(S9)。これによって、第1チャネル
38Bの使用権がCD装置36にあることが全体に認識
される。モード管理は、第1チャネル38BでCD再生
のための電源がオンされ、全ての表示装置24、30で
再生している機器がCD装置36であることを通知する
ことにより、ステータスとモード管理の整合をとる(S
10,S11)。
【0041】これまでの過程によって、第1チャネル3
8Bを介してCD装置36と表示装置24、30の各々
が接続され、表示装置24、30の各々からCD再生が
なされる。
【0042】次に、後部座席の乗員がリヤコマンダ40
の図示しないコマンドスイッチを押圧することによって
ラジカセ34のラジオを後部座席の表示装置30で再生
する設定が行われる(Q2)。
【0043】この場合、リヤコマンダ40からラジカセ
ソース46Aのうちのラジオ(以下、ラジオ46Aとい
う)が選択されると、ラジオ46Aに対して再生通知さ
れる(S12)。この再生通知には後部座席用の表示装
置30でラジオ46Aが再生されることを含んでいる。
ラジオ46A、すなわちラジカセ34のCPU34A
は、リヤコマンダ40からの再生通知を受けて、権利制
御装置44であるモード管理に対してオン要求通知を行
う(S13)。ラジカセ34のCPU34Aは、ラジオ
46Aからのオン要求通知を受けて、表示装置30に対
してチャネル接続権を付与、すなわち第2チャネル38
Cに接続する指示を行う(S14)。この場合、CD装
置34が第1チャネル38Bを使用している事実から第
2チャネル38Cを指示する。
【0044】表示装置30のCPU30Aは、ラジカセ
34からの接続指示を受けて、新規のチャネル接続権を
取得し、接続先を第2チャネル38Cに変更、すなわち
スイッチ60の接点が第2チャネル側になるように制御
信号を出力する。次に、表示装置30のCPU30A
は、第2チャネルに接続したことを返答する接続確認を
ラジカセ34のCPU34Aに対して行う(S15)。
【0045】ラジカセ34のCPU34A(モード管
理)では、表示装置30からの接続確認を受信すること
によって、チャネル使用権がラジオ46Aと表示装置3
0に確立したと認識し、ラジオ46Aに第2チャネル3
8Cを介して信号が出力されるようにオン指示を行う
(S16)。ラジオ46A、すなわちCPU34Aは、
オン指示を受けて、チャネル使用権を取得したものと
し、接続先を第2チャネル38Cに設定、すなわちスイ
ッチ48の接点が第2チャネル側になるように制御信号
を出力する。次に、ラジオ46Aは、再生のための電源
オンして、第2チャネル38Cで再生している状態を表
すオン確認をラジカセ34のCPU34A、すなわち自
身に対して行う(S17)。
【0046】ラジカセ34のCPU34Aすなわちモー
ド管理は、ラジオ46Aからのオン確認を受けて、表示
装置30とラジオ46Aの間で第2チャネル38Cを介
した音声系が確立されたことを認識する。また、ラジオ
46Aは第2チャネル38Cで再生音を出力しているこ
とを全体(ラジカセ34、リヤコマンダ40)に通知す
る(S18)。これによって、第2チャネル38Cの使
用権がラジオ46Aにあることが全体に認識される。モ
ード管理は第1チャネル38Bの使われ方が変更された
ので、その事実をオン通知(ラジオ46A再生のための
電源がオンされて表示装置30で再生している機器がラ
ジオ46Aであることを通知)で全体(ラジカセ34、
CD装置36、リヤコマンダ40、表示装置24、3
0)に通知する(S19)。また、モード管理は、新規
に第2チャネル38Cが使用されたので、同様に通知す
ることにより、ステータスとモード管理の整合をとる
(S20,S21)。
【0047】これまでの過程によって、第1チャネル3
8Bを介してCD装置36と表示装置24が接続される
と共に、第2チャネル38Cを介してラジオ46Aと表
示装置30が接続される。従って、前部座席の空間を担
当する表示装置24からはCD再生がなされ、後部座席
の空間を担当する表示装置30からはラジオ再生がなさ
れる。
【0048】このように、本実施の形態では、ラジカセ
やCD装置等の車両用マルチメディア装置の各々がチャ
ネル切換を行うことができるので、簡単な構成でかつ容
易に複数の異なる情報を車両内の空間に対応させて提示
することができる。
【0049】本実施の形態では、共通信号線38として
独立した3本の信号線を用いた場合について説明した
が、以下に説明するように単一の信号線によって上記実
施の形態と同様の動作を行うことができる。図4に示す
ように、上記共通信号線38の制御チャネル38A、第
1チャネル38B、第2チャネル38Cの各々に対応し
て所定時間毎に時分割した信号39を用いる。信号39
は、第1チャネル39A、第2チャネル39B、制御チ
ャネル39Cから構成され、この順序で繰り返し伝播さ
れる。従って、単一の信号線であっても、所定時間毎に
各チャネルの信号を得ることができる。
【0050】なお、本実施の形態では、共通信号線38
として独立した3本の信号線を用いた場合について説明
したが、本発明は3つの信号線に限定されるものではな
く、2つまたは4つ以上の信号線を用いても良い。
【0051】次に、第2実施の形態を説明する。本実施
の形態は、上記実施の形態と略同様の構成であるため、
同一部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0052】図5に示すように、本実施の形態の車両用
マルチメディア装置は、上記実施の形態のマルチメディ
ア装置に、ナビゲーション装置70を追加接続したもの
である。ナビゲーション装置70は、ドライバーへ経路
情報を地図をもって提供する走行補助装置として機能す
るものであり、GPSや車速センサ、走行距離計等(図
示省略)からの信号に基づいて映像情報や音声情報を用
いて、主にドライバーへ経路情報を提供するものであ
る。
【0053】このナビゲーション装置70は、共通信号
線38に接続されている。ナビゲーション装置70は、
CPU70Aを含んで構成されたマイクロコンピュータ
を備えた装置本体76、入力用スイッチ72、及び出力
用スイッチ74から構成されている。
【0054】本実施の形態では、ナビゲーション装置7
0は、単に映像情報や音声情報からなる経路情報を提供
するのみではなく、他の装置からの映像情報や音声情報
を用いて処理(加工)した映像情報や音声情報を提供可
能なものである。
【0055】装置本体76は、地図を記憶したソース7
8、及び画像処理装置80を含んで構成されている。こ
の装置本体は、制御チャネル38Aに接続されている。
また、装置本体は、入力用スイッチ72、及び出力用ス
イッチ74を介して第1チャネル38B、及び第2チャ
ネル38Cに接続されている。
【0056】装置本体のソース78は、図示を省略した
GPSや車速センサ、走行距離計等(図示省略)からの
信号に基づいて、ドライバーへ提供するための映像情報
や音声情報を出力するためのものである。また、画像処
理装置80は、他の装置からの映像情報や音声情報を用
いて画像処理や音声加工処理して出力するものである。
例えば、ラジカセ34からの音声情報にナビゲーション
装置の音声情報を合成して出力したり、TV信号上にナ
ビゲーションの地図を重ねて表示できるように合成して
出力したりすることを可能とするものである。なお、ナ
ビゲーション装置からの情報のみを出力できることはも
ちろんである。
【0057】このナビゲーション装置70は、入力スイ
ッチ72を介して入力された映像情報や音声情報に対し
て経路情報を合成して出力スイッチ74を介して出力す
ることや、ナビゲーション装置70からの映像情報や音
声情報を出力することが可能となる。
【0058】このように、本実施の形態では、ナビゲー
ション装置を例にして、情報源を有する装置内に情報を
加工する装置を有するものの接続を容易にしている。従
って、共通信号線にチャネル切り換え可能なスイッチを
有する本発明の車両用マルチメディア装置を接続するの
みで、情報の加工処理を容易に行うことができる。
【0059】また、ナビゲーション装置に加えてまたは
ナビゲーション装置に代えてグラフィックイコライザ等
の加工装置を共通信号線に接続するのみで、音声情報を
容易に加工することができる。
【0060】なお、上記実施の形態では、表示装置とし
て、ディスプレイ装置及びスピーカ装置から構成された
ものを用いた場合を説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、ディスプレイ装置及びスピーカ装置
の各々を独立して構成し、各々を共通信号線に接続する
ようにしてもよい。
【0061】さらに、情報提供手段は車両前後に配置す
る場合に限らず、左右でもよい(運転席向/助手席
向)。その場合、ディスプレイであれば、運転席と助手
席の間に1つのディスプレイを設け、画面を左右に分割
して複数の映像を出力できるようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、各々独立して映像情報や音声情報を伝播
可能な共通信号線に、情報源及び映像情報や音声情報を
車両内の空間に提供する情報提供手段を接続し、指示手
段によって指示された情報及び空間情報から制御手段が
情報源及び空間情報に対応する情報提供手段の各々に対
して複数チャネルのうちの1つの共通チャネルを選択さ
せて接続させるので、複数の情報提供手段の各々は、入
力された映像情報や音声情報を対応された空間に提供す
ることができる、という効果がある。
【0063】請求項2に記載した発明によれば、指示手
段が情報源及び空間情報に対応する情報提供手段を使用
する機器使用権を要求することができるので、1つの共
通チャネルを容易に選択することができる、という効果
がある。
【0064】請求項3の発明によれば、共通チャネルに
情報源と情報提供手段とを接続させるにあたり、1つの
共通チャネルを用いるチャネル権を割り当てることがで
きるので、情報源が出力するのに使用するチャネル使用
権や情報提供手段の各々が情報入力を可能とするために
接続するチャネル接続権を容易に設定することができ
る、という効果がある。
【0065】請求項5の発明によれば、複数のチャネル
を有しかつ少なくとも映像情報及び音声情報の少なくと
も一方の情報を入出力する複数の情報手段が接続された
共通信号線に接続手段によって接続され、制御手段によ
り割り当てられた共通チャネルに接続する権利を映像情
報及び音声情報の少なくとも一方の情報を入出力する情
報手段に付与することができるので、単体の車両用マル
チメディア装置が容易に構成できる、という効果があ
る。
【0066】請求項6の発明によれば、接続手段から入
力された接続する権利を表す信号により、映像情報及び
音声情報の少なくとも一方の情報を出力する情報源を1
つのチャネルに割り当てることができ、情報源を含む単
体の車両用マルチメディア装置が容易に構成できる、と
いう効果がある。
【0067】請求項7の発明によれば、複数チャネルの
うちの1つの共通チャネルに接続する権利を表す信号の
入力により、接続手段からの入力を複数のチャネルのう
ち1つのチャネルに割り当てて情報提供手段が、映像情
報及び音声情報の少なくとも一方の情報を提供すること
ができるので、情報提供手段を含む単体の車両用マルチ
メディア装置が容易に構成できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両内に設けられた車両用マルチメディア装置
の概略構成を示すイメージ図である。
【図2】第1実施の形態の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】第1実施の形態の処理の流れを示すタイムチャ
ートである。
【図4】時分割処理によって複数チャネルを構成するこ
とを説明するための説明図である。
【図5】第2実施の形態の概略構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
13 前部座席 16 後部座席 24、30 表示装置 34 ラジカセ 36 CD装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々独立して映像情報及び音声情報の少
    なくとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有す
    る共通信号線と、 前記共通信号線に接続されかつ、映像情報及び音声情報
    の少なくとも一方の情報を出力する複数の情報源と、 前記共通信号線に接続されかつ、少なくとも車両内部の
    空間に対応して配設され、入力された映像情報及び音声
    情報の少なくとも一方の情報を該対応された空間に提供
    する複数の情報提供手段と、 前記共通信号線に接続されかつ、前記情報源の各々から
    出力される映像情報及び音声情報のうち提供する情報を
    指示する共に、該情報を提供する車両内部の空間を表す
    空間情報を指示するための指示手段と、 前記共通信号線に接続されかつ、前記指示手段により指
    示された情報源の情報及び前記空間情報に基づいて、指
    示された情報源及び空間情報に対応する情報提供手段の
    各々に対して前記複数チャネルのうちの1つの共通チャ
    ネルを選択させて、選択させた共通チャネルに指示され
    た情報源と情報提供手段とを接続させる制御手段と、 を備えた車両用マルチメディア装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、指示した提供する情報
    を出力する前記情報源、及び該情報を提供する前記空間
    情報に対応する情報提供手段を使用する機器使用権を要
    求すると共に、前記制御手段は前記指示手段から要求さ
    れた機器使用権に基づいて情報源及び空間情報に対応す
    る情報提供手段の各々に対して前記複数チャネルのうち
    の1つの共通チャネルを選択することを特徴とする請求
    項1に記載の車両用マルチメディア装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、指示された情報源の情
    報及び前記空間情報に基づいて、指示された情報源及び
    空間情報に対応する情報提供手段の各々に対して前記複
    数チャネルのうちの1つの共通チャネルを用いるチャネ
    ル権を割り当てることを特徴とする請求項1または2に
    記載の車両用マルチメディア装置。
  4. 【請求項4】 前記共通信号線は、前記映像情報及び音
    声情報を伝播可能にするために時分割によってまたは複
    数の独立線からなる信号線群によって複数のチャネルが
    形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れか1項に記載の車両用マルチメディア装置。
  5. 【請求項5】 各々独立して映像情報及び音声情報の少
    なくとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有し
    かつ少なくとも映像情報及び音声情報の少なくとも一方
    の情報を入出力する複数の情報手段が接続された共通信
    号線に接続可能な接続手段と、前記情報手段に対して前
    記複数チャネルのうちの1つの共通チャネルを割り当て
    て、割り当てた共通チャネルに接続する権利を前記情報
    手段に付与する制御手段と、を備えた車両用マルチメデ
    ィア装置。
  6. 【請求項6】 各々独立して映像情報及び音声情報の少
    なくとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有し
    かつ該複数チャネルのうちの1つの共通チャネルに接続
    する権利を表す信号が伝播される共通信号線に接続可能
    な接続手段と、映像情報及び音声情報の少なくとも一方
    の情報を出力する情報源と、前記接続手段から入力され
    た権利に基づいて前記出力された情報の前記接続手段へ
    の出力を前記複数のチャネルのうち1つのチャネルに割
    り当てる割当手段と、を備えた車両用マルチメディア装
    置。
  7. 【請求項7】 各々独立して映像情報及び音声情報の少
    なくとも一方の情報を伝播可能な複数のチャネルを有し
    かつ該複数チャネルのうちの1つの共通チャネルに接続
    する権利を表す信号が伝播される共通信号線に接続可能
    な接続手段と、映像情報及び音声情報の少なくとも一方
    の情報を提供する情報提供手段と、前記接続手段から入
    力された権利に基づいて前記接続手段からの入力を前記
    複数のチャネルのうち1つのチャネルに割り当てる割当
    手段と、を備えた車両用マルチメディア装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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