JPH1093685A - 留守番電話機能付きコードレス電話装置 - Google Patents

留守番電話機能付きコードレス電話装置

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JPH1093685A
JPH1093685A JP24614096A JP24614096A JPH1093685A JP H1093685 A JPH1093685 A JP H1093685A JP 24614096 A JP24614096 A JP 24614096A JP 24614096 A JP24614096 A JP 24614096A JP H1093685 A JPH1093685 A JP H1093685A
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JP
Japan
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unit
power failure
time
occurrence
clock
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Application number
JP24614096A
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English (en)
Inventor
Yasushi Naka
寧 中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話機能付きコードレス電話装置のタ
イムスタンプ機能において、特別なバックアップ手段を
追加することなく、停電が発生しても時刻の再設定を不
要にする。 【解決手段】 親機2には停電の発生を検出する停電検
出部9と、時間を計数する時計計数部8と、用件メッセ
ージを記憶するフラッシュメモリ7を設け、子機15に
は親機の指示により時間の計数を行う時計計数部25を
設けるとともに、親機の停電検出部にて停電の発生が検
出されると子機に対して停電の発生とその時点の時計計
数部の時刻データを送信し、このデータに基づいて子機
の時計計数部は計数を開始し、停電が復帰した時点で親
機の時計計数部は子機の時計計数部のデータにて再設定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線に接続さ
れた親機と、この親機と無線によって接続される子機と
からなる留守番電話機能を備えたコードレス電話装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守番電話機能を備えたコー
ドレス電話装置として、相手からのメッセージの録音終
了後に、その電話がかかってきた時間を同時に記録す
る、いわゆるタイムスタンプ機能を有するものがある。
たとえば特開平6−133027号公報(H04M1/
65)には、このようなタイムスタンプ機能を有する留
守番電話が記載されており、特にこの従来技術において
は、子機側でも受信日時を確認できる様構成されてい
る。
【0003】ところで、メッセージの録音媒体としては
カセットテープや半導体メモリが用いられる。カセット
テープは長時間録音が可能であるが装置全体の小型化を
阻害するという問題点があり、また半導体メモリはラン
ダムアクセスが可能で装置の小型化にも適しているとい
う反面、長時間のメッセージが録音できない点や、ある
いは停電時のためにバックアップの電源が必要であると
言った問題点がある。
【0004】そこで、近年、バックアップ電源を必要と
しないフラッシュメモリをメッセージ録音媒体に用いた
留守番電話が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら録音媒体
にバックアップを必要としないフラッシュメモリを用い
たとしても、上述のようなタイムスタンプ機能を実現す
るためには時計が必要であり、このような時計は停電が
発生すると停止してしまうため、停電が復帰した時点で
使用者によって再度設定し直す必要があった。またこの
ような問題を改善するためには、時計だけのためにバッ
クアップ用の電池を設けるか、あるいはマイコン以外に
低消費電力の時計用のICとそれをバックアップするた
めの大容量のコンデンサが必要であるという問題点があ
った。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点を改
善するものであり、時計だけのためにバックアップの電
池を用意したり、マイコンだけで時計を実現できるにも
関わらず、別途時計用のICを用いたりすることなく、
停電の間だけ子機のマイコンで時計のカウントを行うこ
とによりこの問題を改善するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線に接続さ
れた親機と、該親機との間で無線通信を行うとともにバ
ッテリにて動作する子機からなり、着信後、回線を通じ
て送られる用件メッセージを着信日時とともに記憶する
留守番電話機能付きコードレス電話装置において、前記
親機は停電の発生を検出する停電検出部と、時間を計数
する時計計数部と、用件メッセージを記憶するとともに
電源の供給が遮断されても記憶内容を保持する事のでき
るメッセージ記憶媒体とを有し、前記子機は親機の指示
により時間の計数を行う時計計数部を有するとともに、
前記親機の停電検出部にて停電の発生が検出されると子
機に対して停電の発生とその時点の時計計数部の時刻デ
ータを送信し、該データに基づいて子機の時計計数部は
計数を開始し、停電が復帰した時点で親機の時計計数部
は子機の時計計数部のデータにて再設定されることを特
徴とするものである。
【0008】また本発明は、メッセージ記憶媒体をフラ
ッシュメモリで構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
例を説明する。図1は本発明による留守番電話機能付き
コードレス電話装置を示すブロック図であり、同図
(A)は親機を、(B)は子機を示したものである。図
において2は公衆回線1に接続される親機であり、この
親機2は、システム全体の制御を行うマイコンによって
構成される制御部3、電話がかかってきたことを検出す
る着信検出部4、回線捕捉切断動作を制御するフック制
御部5、回線1を通じて受信する音声を分析・合成する
音声分析合成部6、分析された音声のデータを記憶する
ためのフラッシュメモリ7、タイムスタンプ機能を実現
するための時計計数部8、停電の発生を検出する停電検
出部9、音声や各種データを子機との間で送受信するた
めのアンプ10、11および送信回路12、受信回路1
3、そしてアンテナ14とから構成される。
【0010】図1(B)に示す子機15は、装置全体を
制御する制御部16、テンキー等の操作部17、受話ス
ピーカ18、送話マイク19、親機2との間で無線通信
を行うための送信アンプ20、受信アンプ21、送信回
路22、受信回路23およびアンテナ24、後述のフロ
ーチャートに従って動作する時計計測部25、装置全体
の電源としてのバッテリ26から構成される。
【0011】次に、本発明の留守番電話機能付きコード
レス電話の通常の留守番電話モードの動作を説明する。
留守番モードのセット状態中に電話がかかってくると、
着信検出部4がこれを検出し、予め設定された所定回数
のリンガーが鳴った後、フック制御部5は着信処理を行
うとともに、制御部3の制御により、フラッシュメモリ
7もしくは別途設けられた応答メッセージメモリに記憶
された応答メッセージを回線1に送出する。その後、発
信者より回線1を通じて用件メッセージが送られてくる
と、音声分析合成部6にてアナログ音声信号をデジタル
信号に変換するとともに符号化・圧縮し、フラッシュメ
モリ7に記憶する。
【0012】このとき、時計計数部8によってメッセー
ジが録音された時刻を認識し、メッセージとともに記憶
され、タイムスタンプ機能が実現される。
【0013】次に、図2に示したフローチャートに従っ
て、本発明による留守番電話機能付きコードレス電話装
置の動作について説明する。同図(A)は親機2の動作
を、また(B)は子機15の動作を示すフローチャート
である。
【0014】まず親機2、子機15は、電源投入時にそ
れぞれの時計計測部8、25にて時計をカウントする
(STEP1、2)。このカウントは、マイコン内部の
ソフトウェアでカウントするものであり、外部に時計用
のICなどを有するものでない。そして親機2ではタイ
ムスタンブ用として時計は現在の時刻が設定され、時刻
がカウントされている。停電が無いときは、着信がある
と自動的にオフフックし、留守応答後、用件メッセージ
の録音が行われる(STEP4、5、6、7)。そして
タイプスタンプが記録され、オンフックし機状態へ戻る
(STEP8、9)。
【0015】STEP3の待機状態で停電が発生したこ
とを停電検出部9が検出すると(STEP3のY)、発
生時刻を記録し、その時刻を、「停電発生コマンド」と
ともに子機15へ送信回路12によって無線で送信する
(STEPI0、11)。子機15では、そのコマンド
を受信すると(STEP12のY)、同時に受信した時
刻データに基づき、時計計数部25でカウントしている
時計をその時刻に再設定してカウントする(STEP1
3)。この時点で、停電している状態は、子機15で親
機2のタイムスタンブ用の時計がカウントされる。また
同時に、停電バックアップ開始とともに、停電バックア
ップ時間カウントフラグをセットする(STEP1
4)。このフラグは、親機2のマイコンがリセットスタ
ートする度に送信される「停電復帰コマンド」に対し
て、それ以前に「停電発生コマンド」を受け付けたかど
うかを判定するために利用する。無線データを送信する
時間は、速ければ約1秒で伝達されるため、この遅延時
間はほとんど無視できると考えても良い。この状態か
ら、親機2の方で停電が復帰すると(実際には、マイコ
ンの電源が入ることに相当し、リセットスタートする)
(STEP15のY)、親機2から子機15へ「停電復
帰のコマンド」が送信される(STEP16)。子機1
5では、この停電復帰のコマンドを受信したとき(ST
EP17のY)、前回「停電発生コマンド」を受信して
いるかどうかを、停電バックアップ時間カウントフラグ
の有無で判定する(STEP18)。もしフラグかセッ
トされていなければ、親機2の電源が初めて入っただけ
とみなし、子機15でカウント中の時刻データを親機2
に送信しない。一方、フラグがセットされていれば、停
電復帰したことが考えられるので、子機2は「コマンド
応答信号」と現在のカウント中の時刻デー夕を親機2に
送信する(STEPI9)。親機2では、停電復帰コマ
ンドの送信に対する子機15からの応答信号を受信した
ら(STEP20のY)、同時に受信した時刻データを
親機2の時計計測部8に再設定し、時計の計数を再開す
る。
【0016】以上のように、停電により親機2の電源供
給が途絶えても、これを停電検出部9により検出した時
点でマイコンがデータを子機15に送信する電力のみ残
っていれば、バッテリ26にてバックアップされる子機
15の時計計測部25にて引き続き時計のカウントを行
うことができる。
【0017】なお、実施例では用件メッセージの記録媒
体としてフラッシュメモリを用いているが、これにこだ
わるものでなく、電源の供給が遮断されても記憶内容か
消去されることがない磁気記録媒体あるいは光学的記憶
媒体であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明による留守番電話
機能付きコードレス電話装置では、親機の電源が無くな
っても、停電検出を行ったのち、マイコンがデータを送
信する電力さえ残っていれば、停電中の時計のカウント
を、子機で行うことが可能になり、時計用の特別な電源
バックアップ電池を親機に内蔵することなく、また専用
の時計用ICを使わずに低価格な方法で、タイムスタン
プ用の時計をバックアップすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による留守番電話機能付きコードレス電
話装置の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による留守番電話機能付きコードレス電
話装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 公衆回線 2 親機 3 制御部 7 フラッシュメモリ 8 時計計数部 9 停電検出部 15 子機 16 制御部 25 時計計数部 26 バッテリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線に接続された親機と、該親機との間
    で無線通信を行うとともにバッテリにて動作する子機か
    らなり、着信後、回線を通じて送られる用件メッセージ
    を着信日時とともに記憶する留守番電話機能付きコード
    レス電話装置において、 前記親機は停電の発生を検出する停電検出部と、時間を
    計数する時計計数部と、用件メッセージを記憶するとと
    もに電源の供給が遮断されても記憶内容を保持する事の
    できるメッセージ記憶媒体とを有し、 前記子機は親機の指示により時間の計数を行う時計計数
    部を有するとともに、 前記親機の停電検出部にて停電の発生が検出されると子
    機に対して停電の発生とその時点の時計計数部の時刻デ
    ータを送信し、該データに基づいて子機の時計計数部は
    計数を開始し、停電が復帰した時点で親機の時計計数部
    は子機の時計計数部のデータにて再設定されることを特
    徴とする留守番電話機能付きコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 メッセージ記憶媒体をフラッシュメモリ
    で構成したことを特徴とする請求項1記載の留守番電話
    機能付きコードレス電話装置。
JP24614096A 1996-09-18 1996-09-18 留守番電話機能付きコードレス電話装置 Pending JPH1093685A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24614096A JPH1093685A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 留守番電話機能付きコードレス電話装置

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JP24614096A JPH1093685A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 留守番電話機能付きコードレス電話装置

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JPH1093685A true JPH1093685A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17144084

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JP24614096A Pending JPH1093685A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 留守番電話機能付きコードレス電話装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19913885A1 (de) * 1999-03-26 2000-10-05 Siemens Ag Schnurlostelefon

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19913885A1 (de) * 1999-03-26 2000-10-05 Siemens Ag Schnurlostelefon
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