JP3370470B2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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- JP3370470B2 JP3370470B2 JP04204895A JP4204895A JP3370470B2 JP 3370470 B2 JP3370470 B2 JP 3370470B2 JP 04204895 A JP04204895 A JP 04204895A JP 4204895 A JP4204895 A JP 4204895A JP 3370470 B2 JP3370470 B2 JP 3370470B2
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- Japan
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- time
- battery
- power source
- automatic transmission
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動発信機能を有する
電話機に関するものである。
電話機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動発信機能付き電話機は発信し
たい相手と発信したい時間を設定し設定した時間になる
と電話機が自動的に発信し予め設定しておいたメッセー
ジを自動送信するようにされている。
たい相手と発信したい時間を設定し設定した時間になる
と電話機が自動的に発信し予め設定しておいたメッセー
ジを自動送信するようにされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、停電やバッテリー切れにより設定した
メッセージや設定時間が消去されたり自動発信した時に
通話が切れてしまう等の問題がある。
技術においては、停電やバッテリー切れにより設定した
メッセージや設定時間が消去されたり自動発信した時に
通話が切れてしまう等の問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決することを目的とし、バッテリーに
て設定時間やメッセージを保持し、バッテリーの容量が
通信不能になる前にそれが設定時間前であっても自動発
信を行うようにするものであり、回線に有線接続される
多機能電話機、さらにバッテリー電源を主電源とする携
帯電話にも利用可能な技術である。
れらの問題点を解決することを目的とし、バッテリーに
て設定時間やメッセージを保持し、バッテリーの容量が
通信不能になる前にそれが設定時間前であっても自動発
信を行うようにするものであり、回線に有線接続される
多機能電話機、さらにバッテリー電源を主電源とする携
帯電話にも利用可能な技術である。
【０００５】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図１は本発明に係る多機能電話機の要部を示す一実
施例概略ブロック図で、この電話機は通信に係る電源は
電話回線より供給を受け、制御及び記憶にかかる電源は
図示せぬＡＣ電源より供給され、さらにＡＣ電源の停電
対策としてバッテリがバックアップ電源として備えられ
ているものである。バッテリは、通常、ＡＣ電源により
満充電状態にあり、停電時などには、主の電源に切り替
わる。
る。図１は本発明に係る多機能電話機の要部を示す一実
施例概略ブロック図で、この電話機は通信に係る電源は
電話回線より供給を受け、制御及び記憶にかかる電源は
図示せぬＡＣ電源より供給され、さらにＡＣ電源の停電
対策としてバッテリがバックアップ電源として備えられ
ているものである。バッテリは、通常、ＡＣ電源により
満充電状態にあり、停電時などには、主の電源に切り替
わる。
【０００６】はじめに、通常の操作と動作を説明する。
図示せぬ操作入力手段により発信したい相手先電話番号
と電話をかける時間をダイヤル情報・時刻記憶回路３に
入力し、相手に伝えたいメッセージを音声記憶回路６に
入力する。この設定により、現在の時間を測定する時計
回路１より時刻比較回路２が常にダイヤル情報・時刻記
憶回路３に記憶されている時刻と比較され、記憶されて
いる時刻と一致した時は自動発信回路５が起動される。
図示せぬ操作入力手段により発信したい相手先電話番号
と電話をかける時間をダイヤル情報・時刻記憶回路３に
入力し、相手に伝えたいメッセージを音声記憶回路６に
入力する。この設定により、現在の時間を測定する時計
回路１より時刻比較回路２が常にダイヤル情報・時刻記
憶回路３に記憶されている時刻と比較され、記憶されて
いる時刻と一致した時は自動発信回路５が起動される。
【０００７】起動された自動発信回路５はダイヤ情報・
時刻記憶回路３より相手先電話番号を読み取り発信動作
を行う。相手が応答したら音声記憶回路６に記憶してい
るメッセージを相手に送信する。相手がそのメッセージ
に応答しメッセージを送信してきたら音声記憶回路６に
そのときの時刻・電話番号と共に記憶する。以下次に設
定されている相手先の発信時刻が来たら上記の動作を繰
り返す。
時刻記憶回路３より相手先電話番号を読み取り発信動作
を行う。相手が応答したら音声記憶回路６に記憶してい
るメッセージを相手に送信する。相手がそのメッセージ
に応答しメッセージを送信してきたら音声記憶回路６に
そのときの時刻・電話番号と共に記憶する。以下次に設
定されている相手先の発信時刻が来たら上記の動作を繰
り返す。
【０００８】以上の動作を行っているときに同時にバッ
テリ残量比較回路４によりバッテリ回路７の残り容量が
常時、監視され、この残量は、換算テーブルや換算式に
よって通話可能時間に換算される。また、自動発信機能
の設定により、バッテリ残量比較回路４は音声記憶回路
６に記憶された自局メッセージ量をその送出に要する時
間に換算テーブルや換算式によって換算し、これに予め
ダイヤル情報・時刻記憶回路３に設定している自動発信
に伴う相手応答時間等の予備時間及び相手メッセージ録
音時間を加算し、これを自動発信に要する最低通信時間
としてダイヤル情報・時刻記憶回路３に記録する。
テリ残量比較回路４によりバッテリ回路７の残り容量が
常時、監視され、この残量は、換算テーブルや換算式に
よって通話可能時間に換算される。また、自動発信機能
の設定により、バッテリ残量比較回路４は音声記憶回路
６に記憶された自局メッセージ量をその送出に要する時
間に換算テーブルや換算式によって換算し、これに予め
ダイヤル情報・時刻記憶回路３に設定している自動発信
に伴う相手応答時間等の予備時間及び相手メッセージ録
音時間を加算し、これを自動発信に要する最低通信時間
としてダイヤル情報・時刻記憶回路３に記録する。
【０００９】これらバッテリ残量に基づく通信可能時間
と自動発信に要する最低通信時間とは常時、バッテリ残
量比較回路４が比較しており、両者が一致したとき自動
発信回路５が起動され、自動が開始される。バックアッ
プバッテリーが満充電であれば、それに基づく通信可能
時間は自動発信に要する最低通信時間よりも充分に長く
設定できるのが普通であるから、ＡＣ電源の停電等の事
故や故障が無い通常時にはバックアップバッテリは満充
電が保たれており、バッテリ残量に基づく通信可能時間
と自動発信に要する最低通信時間とが一致することは無
く、したがって、設定時刻になって始めて自動発信が起
動される。
と自動発信に要する最低通信時間とは常時、バッテリ残
量比較回路４が比較しており、両者が一致したとき自動
発信回路５が起動され、自動が開始される。バックアッ
プバッテリーが満充電であれば、それに基づく通信可能
時間は自動発信に要する最低通信時間よりも充分に長く
設定できるのが普通であるから、ＡＣ電源の停電等の事
故や故障が無い通常時にはバックアップバッテリは満充
電が保たれており、バッテリ残量に基づく通信可能時間
と自動発信に要する最低通信時間とが一致することは無
く、したがって、設定時刻になって始めて自動発信が起
動される。
【００１０】しかしながら、停電等の事故や故障が生じ
た場合には、バッテリ回路７が主の電源として電源供給
が行われるので、バッテリー残量が時間経過に従い減少
してバッテリー残量に基づく通信可能時間は、予め算出
されている自動発信に要する最低通信時間に何時か一致
するから、その一致が設定時刻前であれば、設定時刻に
係わらず自動発信を行うことで、自動発信による通信中
にバッテリー切れによる通信不能になるような状態を回
避することができる。
た場合には、バッテリ回路７が主の電源として電源供給
が行われるので、バッテリー残量が時間経過に従い減少
してバッテリー残量に基づく通信可能時間は、予め算出
されている自動発信に要する最低通信時間に何時か一致
するから、その一致が設定時刻前であれば、設定時刻に
係わらず自動発信を行うことで、自動発信による通信中
にバッテリー切れによる通信不能になるような状態を回
避することができる。
【００１１】なお、自動発信に要する最低通信時間は、
相手メッセージ情報の記録を必要としない場合には、音
声記憶回路６に記憶された自局メッセージ量をその送出
に要する時間に換算した通信時間と自動発信に伴う相手
応答時間等の予備時間との加算のみで算出するようにし
てもよい。
相手メッセージ情報の記録を必要としない場合には、音
声記憶回路６に記憶された自局メッセージ量をその送出
に要する時間に換算した通信時間と自動発信に伴う相手
応答時間等の予備時間との加算のみで算出するようにし
てもよい。
【００１２】また、バッテリー残量に基づく自動発信が
可能であるか否かの情報は、表示等して使用者に停電、
故障、バッテリー異常等が発生していることを知らせる
異常検出回路として利用することができる。
可能であるか否かの情報は、表示等して使用者に停電、
故障、バッテリー異常等が発生していることを知らせる
異常検出回路として利用することができる。
【００１３】上述の実施例は、バッテリ残量を時間情報
に換算して比較する例を示したが、これとは異なり、予
め記録する自局メッセージ情報、予め設定する相手メッ
セージ情報、自動発信に伴う相手応答時間等の予備時間
に基づいて、これらの送出及び受信記録に要するバッテ
リ容量情報を予め算出し、これをバッテリー残量と比較
するようにすることもできる。このような電話機は、図
１に示すブロック図のもののソフトウエアの変更により
実現できるので、その一実施例を図２のフローチャート
で説明する。
に換算して比較する例を示したが、これとは異なり、予
め記録する自局メッセージ情報、予め設定する相手メッ
セージ情報、自動発信に伴う相手応答時間等の予備時間
に基づいて、これらの送出及び受信記録に要するバッテ
リ容量情報を予め算出し、これをバッテリー残量と比較
するようにすることもできる。このような電話機は、図
１に示すブロック図のもののソフトウエアの変更により
実現できるので、その一実施例を図２のフローチャート
で説明する。
【００１４】図２は本発明の一実施例のフローチャート
を表している。図２のように相手先電話番号・発信時刻
を設定したい数だけ入力し、それぞれに自局メッセージ
を設定し開始ボタンを押下する。メッセージの量により
換算テーブルや換算式で通信に要する最低バッテリ容量
が換算され、これらはダイヤル情報・時刻記憶回路３に
記憶される（予め設定している相手メッセージ情報、自
動発信に伴う相手応答時間等の予備時間も含めて、最低
バッテリ容量を換算するようにしてもよい）。バッテリ
ー残量が最低バッテリー容量に満たないときは使用者に
警告音や表示装置を用いて通知する。
を表している。図２のように相手先電話番号・発信時刻
を設定したい数だけ入力し、それぞれに自局メッセージ
を設定し開始ボタンを押下する。メッセージの量により
換算テーブルや換算式で通信に要する最低バッテリ容量
が換算され、これらはダイヤル情報・時刻記憶回路３に
記憶される（予め設定している相手メッセージ情報、自
動発信に伴う相手応答時間等の予備時間も含めて、最低
バッテリ容量を換算するようにしてもよい）。バッテリ
ー残量が最低バッテリー容量に満たないときは使用者に
警告音や表示装置を用いて通知する。
【００１５】入力された発信時刻になるまでバッテリー
残量と最低バッテリー容量を比較し先に発信時刻になる
かあるいは発信時刻前にバッテリー残量が最低バッテリ
ー容量に一致したとき自動的に設定された相手先にメッ
セージを送信して通信を終了する（相手応答メッセージ
の記録を設定しているときは、相手先が応答してメッセ
ージを送信してきたらそれを記憶し終了する）。送出
後、バッテリー残量は、記憶手段、時計手段、制御手段
の維持に使用される。
残量と最低バッテリー容量を比較し先に発信時刻になる
かあるいは発信時刻前にバッテリー残量が最低バッテリ
ー容量に一致したとき自動的に設定された相手先にメッ
セージを送信して通信を終了する（相手応答メッセージ
の記録を設定しているときは、相手先が応答してメッセ
ージを送信してきたらそれを記憶し終了する）。送出
後、バッテリー残量は、記憶手段、時計手段、制御手段
の維持に使用される。
【００１６】上述の実施例は回線に有線接続された多機
能電話機の例であるが、本発明はこれに限定されず、バ
ッテリー電源を主電源とする携帯電話機の自動発信機能
として使用することもできる。
能電話機の例であるが、本発明はこれに限定されず、バ
ッテリー電源を主電源とする携帯電話機の自動発信機能
として使用することもできる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成ならび
に方法によれば、設定時刻により相手先にメッセージを
送信する電話機において、停電やバッテリ切れによる通
信漏れがなくなり使用者がバッテリ残量を気にしなくて
も自動的に相手先にメッセージを伝えることができる。
に方法によれば、設定時刻により相手先にメッセージを
送信する電話機において、停電やバッテリ切れによる通
信漏れがなくなり使用者がバッテリ残量を気にしなくて
も自動的に相手先にメッセージを伝えることができる。
【図１】本発明にかかる電話機の要部構成を示す一実施
例ブロック図。
例ブロック図。
【図２】本発明の一実施例を示すフローチャート。
１ 時計回路
２ 時刻比較回路
３ ダイヤル情報・時刻記憶回路
４ バッテリ残量比較回路
５ 自動発信回路
６ 音声記憶回路
７ バッテリ回路
Claims (3)
- 【請求項１】設定時刻に自局メッセージ情報の送出を行
う自動発信機能を有し、バッテリー電源によって記憶内
容を保持する記憶手段と、該バッテリー電源によって駆
動される時計手段と、該バッテリー電源の残量検出手段
と、予め前記記憶手段に記録した自局メッセージ情報量
に基づき自動発信に必要とする所定バッテリー容量を算
出する演算手段とを具備し、前記設定時刻前に、バッテ
リー残量が前記所定バッテリー容量まで低下したときは
自動発信を行うようにしたことを特徴とする電話機。 - 【請求項２】設定時刻に自局メッセージ情報の送出を行
う自動発信機能を有し、バッテリー電源によって記憶内
容を保持する記憶手段と、該バッテリー電源によって駆
動される時計手段と、該バッテリー電源の残量検出手段
と、該バッテリー残量に基づく通信可能時間を算出し、
さらに予め前記記憶手段に記録した自局メッセージ情報
量に基づき自動発信に必要とする所定通信時間を算出す
る演算手段とを具備し、前記設定時刻前に、バッテリー
残量に基づく通信可能時間と前記所定通信時間とが一致
したときは自動発信を行うようにしたことを特徴とする
電話機。 - 【請求項３】相手メッセージを記録する機能を有し、前
記所定バッテリー容量あるいは前記所定通信時間は、予
め記憶手段に記録した自局メッセージ情報量の他、予め
該記憶手段に設定する相手メッセージ記録情報量及び自
動発信に伴う相手応答時間等を含む予備時間情報量に基
づき算出されるようにしたことを特徴とする請求項１ま
たは２記載の電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04204895A JP3370470B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04204895A JP3370470B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242310A JPH08242310A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3370470B2 true JP3370470B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=12625243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04204895A Expired - Fee Related JP3370470B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370470B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056098A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 에스케이텔레텍주식회사 | 통화중 배터리 부족시 응급 조치 방법 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP04204895A patent/JP3370470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08242310A (ja) | 1996-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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