JPH1093555A - 通信装置及びその通信方法 - Google Patents

通信装置及びその通信方法

Info

Publication number
JPH1093555A
JPH1093555A JP24015196A JP24015196A JPH1093555A JP H1093555 A JPH1093555 A JP H1093555A JP 24015196 A JP24015196 A JP 24015196A JP 24015196 A JP24015196 A JP 24015196A JP H1093555 A JPH1093555 A JP H1093555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
group
identifier
information
participating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24015196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3524285B2 (ja
Inventor
Fumiko Tanaka
史子 田仲
Shinzo Matsubara
伸三 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24015196A priority Critical patent/JP3524285B2/ja
Priority to US08/927,079 priority patent/US6157622A/en
Publication of JPH1093555A publication Critical patent/JPH1093555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3524285B2 publication Critical patent/JP3524285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/186Processing of subscriber group data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W68/00User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like
    • H04W68/10User notification, e.g. alerting and paging, for incoming communication, change of service or the like using simulcast notification

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対等分散環境のネットワークにおいて、複数
のグループを識別し、グループ毎の送受信処理を効率的
に行うことができるマルチキャスト通信装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 アプリケーションとの通信と受信パケッ
トのふりわけを行うパケット管理部210、宛先端末情
報を生成し、送信パケットヘッダを生成する端末情報生
成部222、生成されたパケットをネットワークへ送出
する送信部250、到着パケットのパケットヘッダを見
て、自端末宛か否か判別する端末情報識別部232、グ
ループを識別するグループ情報識別部231、自端末の
属するグループの端末情報を記憶する端末情報記憶部2
40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対等分散環境のネ
ットワークにおいて使用する通信装置及びその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ネットワーク上の複数端末へマ
ルチキャスト情報転送する場合には、IPのクラスDの
ようなグループ情報を宛先情報として付与する方法があ
る。図1にブロック図を示す。
【0003】ユーザ情報処理部300から送信先が指定
されると、送信情報生成部320では、端末情報記憶部
340に記憶されている送信先の端末識別子と一致する
グループ識別子を宛先情報として通信文に付与して送信
する。
【0004】一方、受信側では、受信情報識別部330
において、受信パケット中に含まれる宛先情報に自端末
の含まれるグループ識別子か否かで、受信パケットが自
端末宛か否かを判断することができるという方法であ
る。
【0005】しかしながら、グループ構成が頻繁に変化
したり、ネットワークの融合や分裂等が起こる特願平6
−75757号のような動的にネットワーク構成が変化
する環境においては、その度にグループ識別子を再設定
するためのネゴシエーションをとらなければならず、こ
の方法は不向きであるといえる。
【0006】ネットワーク上の複数端末へマルチキャス
ト情報転送する別の方法として、特願平7−23799
1号のように、宛先端末の端末識別子からマルチキャス
トアドレスを計算し、送信情報としてパケットヘッダに
付与して送信、受信側では、マルチキャストアドレス
と、自端末の識別子をもって受信パケットが自分宛か否
かを判断する方法がある。
【0007】図2は従来のマルチキャスト通信装置を示
す。
【0008】ユーザ情報処理部300から送信先が指定
されると、送信情報生成部320では、端末情報記憶部
340に記憶されている各送信先の端末識別子からマル
チキャストアドレスを計算し宛先情報として通信文に付
与して送信する。
【0009】一方、受信側では、自端末の端末情報をフ
ィルタリングマスクとして受信パケット中に含まれる宛
先情報とマッチングをとり、受信パケットが自端末宛か
否かを判断して、選択受信することができる。
【0010】この方法は、簡便に自端末宛情報を取得す
ることができ、効率の良い方法である。しかしながら、
端末が複数のグループに所属している場合、自端末宛の
パケットであってもどちらのグループに属する情報か区
別がつかず、対応できなかった。
【0011】これらを解決する方法として、自端末宛の
どのグループ宛に送信されたかを識別する機構を上位層
に持たせることが考えられる。しかし、該当するグルー
プが存在しない場合にも受信情報を上位層に渡すこと
で、上位層は処理する必要のない情報について処理を行
うことになり通信ソフトウェア全体での処理効率の低下
が考えられる。
【0012】さらに、グループ管理部302の情報に基
づき受信情報の宛先グループを識別しない場合、グルー
プの構成を変更している間は情報を受信できないといっ
たことが起こる。
【0013】これは、端末A,B,Cでグループを形成
し、端末Xがグループに参加するためのネゴシエーショ
ンを端末A,B,Cと行うとき6、端末Aとネゴシエー
ションが完了し、端末B,Cとネゴシエーションが完了
しないといった状況では、端末Aからのグループ宛の情
報は端末B,Cで受信できないということである。この
ため、通信効率の低下を引き起こす。これを解決するた
めには、グループ構成変更情報を通知する機構が必要と
なるが、この場合には処理効率の低下につながる。
【0014】ネットワーク上で一意なグループ識別子を
設定するには、予めネゴシエーションをとるか、また
は、サーバが管理して、固定的なグループ識別子を設定
していた。対等分散環境において、頻繁にグループ構成
が変化する環境においては、その都度ネゴシエーション
をとらなければならず、トラフィックの増大になるとい
う問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のマル
チキャスト通信装置及び方法では、複数のグループに所
属している端末に対して、端末情報から生成された識別
子だけでは、たとえ自端末宛であっても、グループ識別
まではできないという問題があった。
【0016】また、従来のグループの識別機構を上位層
に持たせた方法では、該当するグループが存在しない場
合にも受信情報を上位層に渡してしまうことで処理効率
が低下するといった問題や、グループの構成を変更して
いる間、上位層でのネゴシエーションが完了するまで、
情報の受信ができないため通信効率が低下するといった
問題があった。さらに、各端末が対等分散環境でグルー
プ情報を管理している場合において、ネットワーク環境
が頻繁に変化すると、各端末におけるグループ情報に一
定時間の間、不整合が起こる状況が発生する。この時、
宛先情報のみでグループ宛の通信を行った場合、送信者
でのグループ情報と受信でのグループ情報が異なると、
受信側ではどのグループに送信された情報か分らないと
いった問題が生じる。
【0017】さらに、対等分散環境において、グループ
を一意に識別するグループ識別子を割り当てる場合、同
一のグループ識別子を割り当てないよう各端末間でネゴ
シエーションを取る必要があり、トラヒックの増大につ
ながるといった問題や、ネゴシエーションを取ったとし
ても同じ時間にグループの設定を行うと、設定した異な
るグループに同一のグループ識別子を設定する可能性が
残る。
【0018】そこで、本発明では、対等分散環境のネッ
トワークにおいて、複数のグループを識別し、グループ
毎の送受信処理を効率的に行うことができるマルチキャ
スト通信装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相互
に通信可能な端末群の中から特定された複数の端末によ
ってグループを構成して、このグループ内で通信を行
い、自端末が複数の前記グループに属する通信装置にお
いて、前記自端末が属するグループに参加する端末であ
って、少なくとも前記自端末以外の端末の識別子を参加
端末識別子として、前記グループが判別できるように記
憶する端末情報記憶手段と、前記自端末が属する複数の
グループ中の一のグループに参加する他の端末へ通信情
報を送信する場合に、前記グループの参加端末識別子の
情報である参加端末情報を前記通信情報と共に送信する
送信手段と、他の端末の送信した情報を受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信した参加端末情報にお
ける参加端末識別子と、前記端末情報記憶手段に登録さ
れているグループ毎の参加端末識別子とを比較して、前
記受信情報が、どのグループ内での通信かを識別するグ
ループ情報識別手段とよりなることを特徴とする通信装
置である。
【0020】請求項2の発明は、相互に通信可能な端末
群の中から特定された複数の端末によってグループを構
成して、このグループ内で通信を行い、自端末が複数の
前記グループに属する通信装置において、前記グループ
のグループ識別子と、各グループに参加している端末の
識別子である参加端末識別子を記憶する端末情報記憶手
段と、前記自端末が属する複数のグループ中の一のグル
ープに参加する他の端末へ通信情報を送信する場合に、
前記グループのグループ識別子と前記グループの参加端
末識別子との情報を参加端末情報として前記通信情報と
共に送信する送信手段と、他の端末の送信した情報を受
信する受信手段と、前記受信手段によって受信した情報
に含まれる参加端末情報におけるグループ識別子と、前
記端末情報記憶手段に登録されているグループ識別子と
を比較して、このグループ識別子が前記端末情報記憶手
段に登録されていないと判断された場合に、このグルー
プ識別子を端末情報記憶手段に新たに登録するグループ
識別子登録手段と、前記受信手段によって受信した情報
に含まれる参加端末情報におけるグループ識別子と、前
記端末情報記憶手段に登録されているグループ識別子と
を比較して、このグループ識別子が前記端末情報記憶手
段に登録されていると判断され、かつ、前記端末情報記
憶手段に登録されている前記グループ識別子に属する参
加端末識別子と、受信した端末情報における参加端末識
別子とを比較して、両参加端末識別子が異なるものであ
ると判断した場合に、前記グループ識別子が重複して使
用されているか又は参加端末に変更があったとする端末
識別子比較手段とよりなることを特徴とする通信装置で
ある。
【0021】請求項3の発明は、相互に通信可能な端末
群の中から特定された複数の端末によってグループを構
成して、このグループ内で通信を行い、自端末が複数の
前記グループに属する通信装置において、前記同一のグ
ループに対して各端末毎にグループ識別子を設定するグ
ループ識別子設定手段と、前記グループ識別子設定手段
によって設定されたグループ識別子と、このグループに
参加する端末の端末識別子である参加端末識別子を記憶
する端末情報記憶手段と、自端末の端末識別子、前記グ
ループ識別子及びこのグループの参加端末識別子をグル
ープ情報として他端末に送信するグループ情報送信手段
と、他端末が送信したグループ情報を受信するグループ
情報受信手段と、前記グループ情報受信手段が受信した
グループ情報中の参加端末識別子と、前記グループ識別
子設定手段によってグループ識別子が設定された参加端
末識別子とを比較して、両参加端末識別子が一致したと
きは前記自端末で設定したグループ識別子と前記他の端
末で設定されたグループ識別子とが同一のグループに関
するものであるとする関係情報を前記端末情報記憶手段
に登録するグループ情報登録手段と、前記自端末が属す
るグループに参加する他の端末へ通信情報を送信する場
合に、前記グループのグループ識別子と前記自端末の端
末識別子とを端末情報として、前記通信情報と共に送信
する送信手段と、他の端末の送信した情報を受信する受
信手段と、前記受信手段が受信した端末情報に含まれる
送信した端末の端末識別子、グループ識別子及び前記端
末情報記憶手段に登録された前記関係情報とから、前記
受信情報が、どのグループ内での通信かを識別するグル
ープ情報識別手段とよりなることを特徴とする通信装置
である。
【0022】請求項4の発明は、相互に通信可能な端末
群の中から特定された複数の端末によってグループを構
成して、このグループ内で通信を行い、自端末が複数の
前記グループに属する場合の通信方法において、前記自
端末が属するグループに参加する端末であって、少なく
とも前記自端末以外の端末の識別子を参加端末識別子と
して、前記グループが判別できるように記憶する端末情
報記憶ステップと、前記自端末が属する複数のグループ
中の一のグループに参加する他の端末へ通信情報を送信
する場合に、前記グループの参加端末識別子の情報であ
る参加端末情報を前記通信情報と共に送信する送信ステ
ップと、他の端末の送信した情報を受信する受信ステッ
プと、前記受信ステップによって受信した参加端末情報
における参加端末識別子と、前記登録されているグルー
プ毎の参加端末識別子とを比較して、前記受信情報が、
どのグループ内での通信かを識別するグループ情報識別
ステップとよりなることを特徴とする通信方法である。
【0023】請求項5の発明は、相互に通信可能な端末
群の中から特定された複数の端末によってグループを構
成して、このグループ内で通信を行い、自端末が複数の
前記グループに属する場合の通信方法において、前記グ
ループのグループ識別子と、各グループに参加している
端末の識別子である参加端末識別子を記憶する端末情報
記憶ステップと、前記自端末が属する複数のグループ中
の一のグループに参加する他の端末へ通信情報を送信す
る場合に、前記グループのグループ識別子と前記グルー
プの参加端末識別子との情報を参加端末情報として前記
通信情報と共に送信する送信ステップと、他の端末の送
信した情報を受信する受信ステップと、前記受信ステッ
プによって受信した情報に含まれる参加端末情報におけ
るグループ識別子と、前記登録されているグループ識別
子とを比較して、このグループ識別子が登録されていな
いと判断された場合に、このグループ識別子を端末情報
記憶ステップにおいて新たに登録するグループ識別子登
録ステップと、前記受信ステップによって受信した情報
に含まれる参加端末情報におけるグループ識別子と、前
記登録されているグループ識別子とを比較して、このグ
ループ識別子が前記端末情報記憶ステップにおいて登録
されていると判断され、かつ、登録されている前記グル
ープ識別子に属する参加端末識別子と、受信した端末情
報における参加端末識別子とを比較して、両参加端末識
別子が異なるものであると判断した場合に、前記グルー
プ識別子が重複して使用されているか又は参加端末に変
更があったとする端末識別子比較ステップとよりなるこ
とを特徴とする通信方法である。
【0024】請求項6の発明は、相互に通信可能な端末
群の中から特定された複数の端末によってグループを構
成して、このグループ内で通信を行い、自端末が複数の
前記グループに属する場合の通信方法において、前記同
一のグループに対して各端末毎にグループ識別子を設定
するグループ識別子設定ステップと、前記グループ識別
子設定ステップによって設定されたグループ識別子と、
このグループに参加する端末の端末識別子である参加端
末識別子を記憶する端末情報記憶ステップと、自端末の
端末識別子、前記グループ識別子及びこのグループの参
加端末識別子をグループ情報として他端末に送信するグ
ループ情報送信ステップと、他端末が送信したグループ
情報を受信するグループ情報受信ステップと、前記グル
ープ情報受信ステップが受信したグループ情報の参加端
末識別子と、前記グループ識別子設定ステップによって
グループ識別子が設定された参加端末識別子とを比較し
て、両参加端末識別子が一致したときは前記自端末で設
定したグループ識別子と前記他の端末で設定されたグル
ープ識別子とが同一のグループに関するものであるとす
る関係情報を登録するグループ情報登録ステップと、前
記自端末が属するグループに参加する他の端末へ通信情
報を送信する場合に、前記グループのグループ識別子と
前記自端末の端末識別子とを端末情報として、前記通信
情報と共に送信する送信ステップと、他の端末の送信し
た情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップが
受信した端末情報に含まれる送信した端末の端末識別
子、グループ識別子及び前記登録された前記関係情報と
から、前記受信情報が、どのグループ内での通信かを識
別するグループ情報識別ステップとよりなることを特徴
とする通信方法である。
【0025】請求項1,4の発明では、送信先端末群の
端末識別子、またはそれから計算されるマルチキャスト
アドレス等の端末情報を宛先情報として送信する。
【0026】一方、受信側では、付与された宛先情報か
らどのグループ宛かを判断する機構を設けることとで、
自端末宛情報と宛先グループの識別が可能となる。
【0027】また、動的なネットワーク環境変化にも、
宛先情報を変更するだけで所望のグループ宛の通信が可
能となり、柔軟な対応を行うことができる。
【0028】請求項2,5の発明では、各端末では設定
されたグループにはグループ識別子を割り当て、グルー
プに属する端末の端末識別子を記憶しておく。グループ
宛の情報の送信側は、送信先端末群の端末識別子、また
はそれから計算されるマルチキャストアドレス等の端末
情報と、送信先端末群を識別するグループ識別子を送信
情報として送信する。
【0029】一方、受信側では、これらと受信情報に含
まれるマルチキャストアドレスとグループ識別子によっ
て、自端末宛情報か、グループの識別ができることに加
え、ネットワーク環境変化により、各端末でのグループ
情報に不整合が生じている場合にもグループ宛の通信が
可能となる。
【0030】請求項3,6の発明では、ネットワーク内
の各端末がローカルにグループ識別子を生成し、自端末
が割り当てたグループ識別子を他の端末に通知し、グル
ープ間の端末でそれぞれに割り当てたグループ識別子を
交換する。そして、グループ宛へ送信する端末は、端末
情報と自端末でのグループ識別子を合わせて送信情報と
して送信する。
【0031】一方、受信側では端末情報から自端末宛か
否かを判断し、送信者のグループ識別子が自端末でのど
のグループ識別子に対応するかを判断することによっ
て、対等分散環境におけるネットワークで一意なグルー
プ識別子を決めるための繁雑な手続きが省け、トラフィ
ックの増大も起こすことなく、ローカルで設定したグル
ープ識別子が、ネットワークで一意に定めたグループ識
別子と同じ機能を果たすことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。
【0033】実施例1 図3は、実施例1の情報通信端末のブロック図で、アプ
リケーションを実行するユーザ情報処理部100と、通
信処理を行うマルチキャスト通信処理部200から構成
される。
【0034】グループ管理部110は、ネットワーク上
で相互に通信可能な端末の中からユーザの指示により特
定端末群をグループ化し、グループに属する端末の端末
識別子を端末情報記憶部240へ記録する。
【0035】ユーザ情報処理部100から設定されたグ
ループへマルチキャスト送信命令が出されると、マルチ
キャスト通信処理部200のパケット管理部210は、
送信パケットを生成するために、端末情報生成部222
へ、送信先端末識別子を指定し、パケットヘッダの生成
を指示する。端末情報生成部222では、受けとった送
信先端末識別子からマルチキャストアドレスに変換し、
送信先アドレスとしてパケットヘッダに付与する。生成
されたパケットは送信部250からネットワークへ送出
される。
【0036】一方、受信部260に到着したパケット
は、パケット管理部210でヘッダ部分と通信文に分解
され、ヘッダ部は端末情報識別部232とグループ情報
識別部230で識別される。端末情報識別部232は、
ヘッダに含まれる送信先アドレスと自端末識別子から自
端末宛か否か判別し、自端末宛でなければパケットを廃
棄する。グループ情報識別部231では、送信先アドレ
スであるマルチキャストアドレスを端末識別子に変換
し、端末情報記憶部240に記憶されている端末識別子
と比べ、どのグループ宛かを判断し、パケット管理部2
10から該グループに対応するユーザ情報処理部100
へ転送する。
【0037】上記のような情報通信端末が複数台集ま
り、グループ設定がなされた端末間でマルチキャスト通
信を行う方法を、図4に示されるようなネットワーク構
成例の下で説明する。図5に、処理の流れを示す。
【0038】ネットワーク上には、A〜Fの6台の端末
がある。このうち、A〜CとC〜Fの2グループが設定
されていて、各々グループ内でのマルチキャスト通信を
行うものとする。
【0039】端末Aから端末B、Cへ送信する場合を考
える。ただし、各端末ともネットワーク上で一意な自端
末識別子と他端末識別子を知っている。
【0040】端末Aのユーザ処理部100から、宛先端
末を指定した送信要求が出されることによって、マルチ
キャスト通信処理部200の送信処理が開始される。送
信要求を受けて、パケットヘッダを生成する(S1)。
指定された端末識別子からマルチキャストアドレスを生
成し、宛先端末識別子とする。宛先端末、送信元端末の
識別子から構成されるパケットヘッダを作成し(S
3)、通信文とともにネットワークへ送出する(S
4)。
【0041】受信側端末であるCでは、ネットワークか
らのパケット到着通知を受けとると−6信パケットを通
信文とパケットヘッダに分解する(S11)。ヘッダに
付与されたマルチキャストアドレスを取得する(S1
2)。これと、自端末識別子から受信パケットが自端末
宛か否か判別する(S13)。自端末宛でなければ、パ
ケットを廃棄する(S15)。自端末宛の場合、このマ
ルチキャストアドレスを端末識別子に変換する。この端
末識別子と、端末情報記憶部240の端末テーブルに記
憶されている端末識別子を比較する。端末Cは、2つの
グループに所属しているので、そのグループテーブルは
図6のようになるが、端末識別子からABCで作成した
グループ宛であることが分かる。こうして、端末Cのユ
ーザ処理部100へは、ABCで設定されたグループへ
の情報として、通信文が転送される(S17)。
【0042】以上により、対等分散環境におけるグルー
プ内でのマルチキャスト通信が、端末が複数のグループ
に所属する場合でも、効率的に行われる。
【0043】なお、ユーザ情報処理部100と、通信処
理を行うマルチキャスト通信処理部200の内容につい
て上記では、装置の構成として説明したが、これに代え
て、図5に示すフローチャートの内容をプログラムとし
てFD、CD−ROM等の記録媒体12に記憶させてお
き、図15に示すように携帯情報通信機器10に記憶さ
せて上記動作を行ってもよい。このように、プログラム
として記録媒体に記憶させておけば、上記動作を行う構
成を有しない携帯情報通信機器であっても、簡単にこの
アプリケーションを実行できる。
【0044】実施例2 実施例1のような端末識別子やグループ識別子を格納す
る端末情報記憶部、送信情報を生成する送信情報生成部
を持つマルチキャストの情報通信端末における例を示
す。このブロック図を図7に示す。
【0045】今、図8のようなネットワーク上で、端末
A、B、Cで新たなグループを作成する。
【0046】グループの作成端末を端末Aとすると、端
末Aのグループ管理部110により新たなグループが作
成されると、グループ管理部110は、グループ識別子
設定部270に作成したグループにグループ識別子を割
り当てるように要求する。
【0047】端末情報記憶部240のグループテーブル
には図9に示すように、既にネットワーク内に存在して
いるグループのグループ識別子G1とそのグループに所
属する端末識別子E〜Gが記憶されている。この機構に
ついては、後述する。
【0048】グループ識別子設定要求を受けたグループ
識別子設定部270は、端末情報記憶部240を検索
し、ネットワーク内で未使用のグループ識別子G2を割
り当て、作成したグループのグループ識別子と、グルー
プへの参加端末を端末情報記憶部240に登録する。そ
して、このグループ識別子をグループ管理部110に通
知する。
【0049】新たに設定したグループ識別子を他の端末
に通知するためには、ユーザ情報処理部100からグル
ープ管理部110により作成されたグループへマルチキ
ャスト送信命令が出されると、実施例1と同様の方法
で、マルチキャストアドレスを生成し、グループ識別子
とともに、ネットワーク上へ送出する。パケットフォー
マットを図10に示す。
【0050】一方、受信部260に到着したパケットの
ヘッダ部は、受信情報識別部230で解析される。
【0051】端末情報識別部232は、実施例1と同様
の方法で、到着パケットが自端末宛かを判別する。
【0052】グループ情報識別部231では、受信パケ
ットのグループ識別子と端末情報記憶部240に格納さ
れているグループ識別子を比較し、同じものがあれば、
該グループ識別子に含まれる端末識別子を比べ、グルー
プ識別子が重複していないか判別する。
【0053】グループ識別子登録部280は、端末情報
識別部232でグループ識別子が端末情報記憶部240
に格納されていない時に、該当する端末識別子と対応す
るグループ識別子として登録する。
【0054】一致する端末識別子がない時には、新たな
グループとして、グループ識別子と該グループ識別子に
含まれる端末識別子を端末情報記憶部240に格納す
る。自端末宛でないパケットは、登録後、廃棄する。
【0055】以上のようにして、グループ識別子を確定
し、その後も、同じ方法でマルチキャスト通信ができ
る。
【0056】このようなマルチキャスト通信方法では、
同時に2グループが作成された時に、グループ識別子が
重複しても、マルチキャストアドレスを用いた上記の方
法で、グループ情報識別部231で検出することができ
る。グループ識別子が重複した場合、該当するグループ
を作成した端末Aのグループ情報識別部231は、グル
ープ管理部110にグループ識別子の重複を通知する。
端末Aのグループ管理部は、別のグループ識別子を割り
当て、以下、上記と同様に通知する。
【0057】また、携帯情報通信端末を用いた無線ネッ
トワークでは、複数のネットワークの融合もあり、その
ような場合にグループ識別子が重複する際も、同様に検
出できる。
【0058】ここで、受信動作についての詳細を述べ
る。手順を図11に示す。
【0059】ネットワークから届いたパケットのヘッダ
部は、受信情報識別部230で解析される。はじめに、
受信パケットのグループ識別子と端末情報記憶部240
に格納されているグループ識別子を取得し(S11)、
両者を比較する(S12)。同じものがなければ、グル
ープ識別子登録部280は、新しいグループ識別子とし
て、該グループ識別子と端末識別子を端末情報記憶部2
40へ格納する(S13)。
【0060】次に、実施例1と同様の方法で、到着パケ
ットが自端末宛かを判別する(S15)。自端末宛でな
いパケットは、廃棄する(S16)。
【0061】自端末宛のパケットは、端末情報記憶部2
40に格納されている該グループ識別子の参加端末識別
子と、受信パケットに含まれる参加端末識別子とを比較
する(S17)。もし両者が異なる場合、上記端末情報
記憶部240に格納されている参加端末識別子に自端末
識別子が含まれているか否かで、該グループへの参加端
末の構成に変化があったかを判断する(S18)。も
し、自端末識別子が含まれておらず、グループ識別子が
重複していると判断した場合、ユーザ情報処理部100
へグループ識別子の重複を通知する(S19)。自端末
識別子が含まれていて、グループの構成変化と判断した
場合、ユーザ情報処理部100へグループ構成の変化を
通知する(S20)。
【0062】その後、実施例1と同様に、グループ別に
グループ情報と通信文がユーザ情報処理部100へ転送
される。
【0063】このように、グループの構成が変化する際
や、携帯情報端末を用いた無線ネットワークでおこりう
る、複数のネットワークの融合のような場合にグループ
識別子が重複する際も、効率的に検出できる。
【0064】グループ識別子の通知方法については、上
記のような方法や、また、該パケットを制御用パケット
という属性を持たせて、ネットワーク上へブロードキャ
ストし、さらにこれを定期的に送受信する方法も可能で
ある。
【0065】以上のように、対等分散環境において、グ
ループの作成やネットワークの融合といった、グループ
構成に関して不安定な状態に陥る可能性のある時でも、
効率的なマルチキャスト通信を続けることができる。
【0066】なお、ユーザ情報処理部100と、通信処
理を行うマルチキャスト通信処理部200の内容につい
て上記では、装置の構成として説明したが、これに代え
て、図11に示すフローチャートの動作内容をプログラ
ムとしてFD、CD−ROM等の記録媒体12に記憶さ
せておき、図15に示すように携帯情報通信機器10に
記憶させて上記動作を行ってもよい。
【0067】実施例3 実施例1、2のような端末識別子やグループ識別子を格
納する端末情報記憶部を持つマルチキャストの情報通信
端末における例を示す。このブロック図を図12に示
し、グループ識別子設定手順を図13、グループ識別子
管理手順を図14に示す。
【0068】グループ管理部110により新たなグルー
プが作成される(S1)と、グループ管理部110は、
グループ識別子設定部270に作成したグループにグル
ープ識別子を割り当てるように要求する(S2)。この
要求を受けたグループ識別子設定部270は、端末情報
記憶部240を既に割り当てられているグループ識別子
を検索(S3)し、未使用のグループ識別子を割り当
て、作成したグループのグループ識別子と、グループへ
の参加端末を端末情報記憶部240に登録する(S
4)。そして、このグループ識別子をグループ管理部1
10に通知する。未使用のグループ識別子がない場合、
グループ管理部110に対してグループ設定拒否要求を
出してもよい(S5)。
【0069】また、新たに設定したグループ識別子を他
の端末に通知するため、グループ識別子とグループ参加
端末の情報と自端末識別子をグループ識別子情報として
他の端末に通知する(S6)。
【0070】グループ識別子情報を受信した端末では
(S10)、グループ識別子情報をグループ識別子登録
部280に渡す。グループ識別子登録部280は、グル
ープ識別子情報の参加端末と同じメンバーのグループが
存在するかどうかを端末情報記憶部240から検索する
(S11)。同じメンバーのグループが存在し、まだ端
末情報記憶部240に登録されていなければ(S1
2)、グループ識別子情報の送信者の端末識別子とその
端末でのグループ識別子を端末情報記憶部240に登録
する(S13)。存在しない場合は、グループ識別子設
定部270にグループ識別子を割り当てるよう要求し
(S14)、割り当てられたグループ識別子と(S1
5)、グループ識別子情報の送信者の端末識別子と、そ
の端末でのグループ識別子と、グループへの参加端末を
端末情報記憶部240に登録する。
【0071】ユーザ情報処理部100からグループ管理
部110により作成されたグループ内の特定端末群へマ
ルチキャスト送信命令が出されると、マルチキャスト通
信処理部200のパケット管理部210は、送信パケッ
トを生成するために、送信情報生成部220へパケット
ヘッダの生成を指示する。送信情報生成部220のグル
ープ情報生成部221では端末情報記憶部240からグ
ループ識別子を取得し、自端末識別子とともにパケット
ヘッダに付与する。端末情報生成部222では端末情報
記憶部240から送信先端末群の端末名を取得し、必要
ならばマルチキャストアドレスに変換し、送信先アドレ
スとしてパケットヘッダに付与する。生成されたパケッ
トは送信部250からネットワークへ送出される。
【0072】一方、受信部260に到着したパケットは
パケット管理部210でヘッダ部分と通信文に分解され
ヘッダ部は受信情報識別部230で解析される。
【0073】端末情報識別部232は、ヘッダに含まれ
る送信先アドレスのうち、自端末識別子から自端末宛か
否か判別し、自端末宛でなければパケットを廃棄する。
【0074】グループ情報識別部231では、端末情報
識別部232で自端末宛のパケットのヘッダに含まれる
グループ識別子とパケット送信者の端末識別子が、端末
情報記憶部240に記憶されているグループ識別子から
どのグループ宛かを判断し、パケット管理部210から
該グループに対応するユーザ処理部100へ転送する。
この時、対応するグループが端末情報記憶部240に存
在しない場合、送信先アドレスから対応するグループが
存在するかどうかを端末情報記憶部240で調べ、存在
する場合はパケット管理部210から該グループに対応
するユーザ処理部100へ転送し、存在しない場合、パ
ケットを廃棄する。
【0075】以上をグループ内の端末間で行うことによ
り、送信元端末が認識するグループ識別子を、受信側端
末で認識することができ、グループ内で一意のグループ
識別子を決定することなく、効率的なグループ内通信が
できる。
【0076】なお、ユーザ情報処理部100と、通信処
理を行うマルチキャスト通信処理部200の内容につい
て上記では、装置の構成として説明したが、これに代え
て、図12,13に示すフローチャートの動作内容をプ
ログラムとしてFD、CD−ROM等の記録媒体12に
記憶させておき、図15に示すように携帯情報通信機器
10に記憶させて上記動作を行ってもよい。
【0077】
【発明の効果】請求項1,4の発明では、送信先端末群
の端末識別子、またはそれから計算されるマルチキャス
トアドレス等の端末情報を宛先情報として送信する。
【0078】一方、受信側では、付与された宛先情報か
らどのグループ宛かを判断する機構を設けることとで、
自端末宛情報と宛先グループの識別が可能となる。
【0079】また、動的なネットワーク環境変化にも、
宛先情報を変更するだけで所望のグループ宛の通信が可
能となり、柔軟な対応を行うことができる。
【0080】請求項2,5の発明では、各端末では設定
されたグループにはグループ識別子を割り当て、グルー
プに属する端末の端末識別子を記憶しておく。グループ
宛の情報の送信側は、送信先端末群の端末識別子、また
はそれから計算されるマルチキャストアドレス等の端末
情報と、送信先端末群を識別するグループ識別子を送信
情報として送信する。
【0081】一方、受信側では、これらと受信情報に含
まれるマルチキャストアドレスとグループ識別子によっ
て、自端末宛情報か、グループの識別ができることに加
え、ネットワーク環境変化により、各端末でのグループ
情報に不整合が生じている場合にもグループ宛の通信が
可能となる。
【0082】請求項3,6の発明では、ネットワーク内
の各端末がローカルにグループ識別子を生成し、自端末
が割り当てたグループ識別子を他の端末に通知し、グル
ープ間の端末でそれぞれに割り当てたグループ識別子を
交換する。そして、グループ宛へ送信する端末は、端末
情報と自端末でのグループ識別子を合わせて送信情報と
して送信する。
【0083】一方、受信側では端末情報から自端末宛か
否かを判断し、送信者のグループ識別子が自端末でのど
のグループ識別子に対応するかを判断することによっ
て、対等分散環境におけるネットワークで一意なグルー
プ識別子を決めるための繁雑な手続きが省け、トラフィ
ックの増大も起こすことなく、ローカルで設定したグル
ープ識別子が、ネットワークで一意に定めたグループ識
別子と同じ機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマルチキャスト通信装置のブロック図で
ある。
【図2】従来のマルチキャスト通信装置のブロック図で
ある。
【図3】本発明の実施例1の端末のブロック図である。
【図4】実施例1の複数の端末のグループを示す図であ
る。
【図5】実施例1の送受信のフローチャートであって、
(a)は送信手順を示し、(b)は受信手順を示すもの
である。
【図6】グループテーブルを示す図である。
【図7】本発明の実施例2の端末のブロック図である。
【図8】実施例2におけるネットワークを示す図であ
る。
【図9】グループテーブルを示す図である。
【図10】パケットフォーマットを示す図である。
【図11】第2の実施例における送受信動作を示すフロ
ーチャートであって、(a)は送信手順を示し、(b)
は受信手順を示すものである。
【図12】本発明の実施例3の端末のブロック図であ
る。
【図13】実施例3におけるグループ識別子設定手順を
示すフローチャートである。
【図14】実施例3におけるグループ識別子管理手順を
示すフローチャートである。
【図15】本発明の携帯情報通信機器及び記録媒体の斜
視図である。
【符号の説明】
100 ユーザ情報処理部 110 グループ管理部 200 マルチキャスト通信処理部 210 パケット管理部 220 送信情報生成部 221 グループ情報生成部 222 端末情報生成部 230 受信情報識別部 231 グループ情報識別部 232 端末情報識別部 240 端末情報記憶部 250 送信部 260 受信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る通信装置において、 前記自端末が属するグループに参加する端末であって、
    少なくとも前記自端末以外の端末の識別子を参加端末識
    別子として、前記グループが判別できるように記憶する
    端末情報記憶手段と、 前記自端末が属する複数のグループ中の一のグループに
    参加する他の端末へ通信情報を送信する場合に、前記グ
    ループの参加端末識別子の情報である参加端末情報を前
    記通信情報と共に送信する送信手段と、 他の端末の送信した情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した参加端末情報における参
    加端末識別子と、前記端末情報記憶手段に登録されてい
    るグループ毎の参加端末識別子とを比較して、前記受信
    情報が、どのグループ内での通信かを識別するグループ
    情報識別手段とよりなることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る通信装置において、 前記グループのグループ識別子と、各グループに参加し
    ている端末の識別子である参加端末識別子を記憶する端
    末情報記憶手段と、 前記自端末が属する複数のグループ中の一のグループに
    参加する他の端末へ通信情報を送信する場合に、前記グ
    ループのグループ識別子と前記グループの参加端末識別
    子との情報を参加端末情報として前記通信情報と共に送
    信する送信手段と、 他の端末の送信した情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した情報に含まれる参加端末
    情報におけるグループ識別子と、前記端末情報記憶手段
    に登録されているグループ識別子とを比較して、このグ
    ループ識別子が前記端末情報記憶手段に登録されていな
    いと判断された場合に、このグループ識別子を端末情報
    記憶手段に新たに登録するグループ識別子登録手段と、 前記受信手段によって受信した情報に含まれる参加端末
    情報におけるグループ識別子と、前記端末情報記憶手段
    に登録されているグループ識別子とを比較して、このグ
    ループ識別子が前記端末情報記憶手段に登録されている
    と判断され、かつ、前記端末情報記憶手段に登録されて
    いる前記グループ識別子に属する参加端末識別子と、受
    信した端末情報における参加端末識別子とを比較して、
    両参加端末識別子が異なるものであると判断した場合
    に、前記グループ識別子が重複して使用されているか又
    は参加端末に変更があったとする端末識別子比較手段と
    よりなることを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る通信装置において、 前記同一のグループに対して各端末毎にグループ識別子
    を設定するグループ識別子設定手段と、 前記グループ識別子設定手段によって設定されたグルー
    プ識別子と、このグループに参加する端末の端末識別子
    である参加端末識別子を記憶する端末情報記憶手段と、 自端末の端末識別子、前記グループ識別子及びこのグル
    ープの参加端末識別子をグループ情報として他端末に送
    信するグループ情報送信手段と、 他端末が送信したグループ情報を受信するグループ情報
    受信手段と、 前記グループ情報受信手段が受信したグループ情報中の
    参加端末識別子と、前記グループ識別子設定手段によっ
    てグループ識別子が設定された参加端末識別子とを比較
    して、両参加端末識別子が一致したときは前記自端末で
    設定したグループ識別子と前記他の端末で設定されたグ
    ループ識別子とが同一のグループに関するものであると
    する関係情報を前記端末情報記憶手段に登録するグルー
    プ情報登録手段と、 前記自端末が属するグループに参加する他の端末へ通信
    情報を送信する場合に、前記グループのグループ識別子
    と前記自端末の端末識別子とを端末情報として、前記通
    信情報と共に送信する送信手段と、 他の端末の送信した情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した端末情報に含まれる送信した端
    末の端末識別子、グループ識別子及び前記端末情報記憶
    手段に登録された前記関係情報とから、前記受信情報
    が、どのグループ内での通信かを識別するグループ情報
    識別手段とよりなることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る場合の通信方法において、 前記自端末が属するグループに参加する端末であって、
    少なくとも前記自端末以外の端末の識別子を参加端末識
    別子として、前記グループが判別できるように記憶する
    端末情報記憶ステップと、 前記自端末が属する複数のグループ中の一のグループに
    参加する他の端末へ通信情報を送信する場合に、前記グ
    ループの参加端末識別子の情報である参加端末情報を前
    記通信情報と共に送信する送信ステップと、 他の端末の送信した情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップによって受信した参加端末情報におけ
    る参加端末識別子と、前記登録されているグループ毎の
    参加端末識別子とを比較して、前記受信情報が、どのグ
    ループ内での通信かを識別するグループ情報識別ステッ
    プとよりなることを特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る場合の通信方法において、 前記グループのグループ識別子と、各グループに参加し
    ている端末の識別子である参加端末識別子を記憶する端
    末情報記憶ステップと、 前記自端末が属する複数のグループ中の一のグループに
    参加する他の端末へ通信情報を送信する場合に、前記グ
    ループのグループ識別子と前記グループの参加端末識別
    子との情報を参加端末情報として前記通信情報と共に送
    信する送信ステップと、 他の端末の送信した情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップによって受信した情報に含まれる参加
    端末情報におけるグループ識別子と、前記登録されてい
    るグループ識別子とを比較して、このグループ識別子が
    登録されていないと判断された場合に、このグループ識
    別子を端末情報記憶ステップにおいて新たに登録するグ
    ループ識別子登録ステップと、 前記受信ステップによって受信した情報に含まれる参加
    端末情報におけるグループ識別子と、前記登録されてい
    るグループ識別子とを比較して、このグループ識別子が
    前記端末情報記憶ステップにおいて登録されていると判
    断され、かつ、登録されている前記グループ識別子に属
    する参加端末識別子と、受信した端末情報における参加
    端末識別子とを比較して、両参加端末識別子が異なるも
    のであると判断した場合に、前記グループ識別子が重複
    して使用されているか又は参加端末に変更があったとす
    る端末識別子比較ステップとよりなることを特徴とする
    通信方法。
  6. 【請求項6】相互に通信可能な端末群の中から特定され
    た複数の端末によってグループを構成して、このグルー
    プ内で通信を行い、自端末が複数の前記グループに属す
    る場合の通信方法において、 前記同一のグループに対して各端末毎にグループ識別子
    を設定するグループ識別子設定ステップと、 前記グループ識別子設定ステップによって設定されたグ
    ループ識別子と、このグループに参加する端末の端末識
    別子である参加端末識別子を記憶する端末情報記憶ステ
    ップと、 自端末の端末識別子、前記グループ識別子及びこのグル
    ープの参加端末識別子をグループ情報として他端末に送
    信するグループ情報送信ステップと、 他端末が送信したグループ情報を受信するグループ情報
    受信ステップと、 前記グループ情報受信ステップが受信したグループ情報
    の参加端末識別子と、前記グループ識別子設定ステップ
    によってグループ識別子が設定された参加端末識別子と
    を比較して、両参加端末識別子が一致したときは前記自
    端末で設定したグループ識別子と前記他の端末で設定さ
    れたグループ識別子とが同一のグループに関するもので
    あるとする関係情報を登録するグループ情報登録ステッ
    プと、 前記自端末が属するグループに参加する他の端末へ通信
    情報を送信する場合に、前記グループのグループ識別子
    と前記自端末の端末識別子とを端末情報として、前記通
    信情報と共に送信する送信ステップと、 他の端末の送信した情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップが受信した端末情報に含まれる送信し
    た端末の端末識別子、グループ識別子及び前記登録され
    た前記関係情報とから、前記受信情報が、どのグループ
    内での通信かを識別するグループ情報識別ステップとよ
    りなることを特徴とする通信方法。
JP24015196A 1996-09-11 1996-09-11 通信装置及びその通信方法 Expired - Fee Related JP3524285B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24015196A JP3524285B2 (ja) 1996-09-11 1996-09-11 通信装置及びその通信方法
US08/927,079 US6157622A (en) 1996-09-11 1997-09-10 Communication apparatus and a method for controlling a communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24015196A JP3524285B2 (ja) 1996-09-11 1996-09-11 通信装置及びその通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1093555A true JPH1093555A (ja) 1998-04-10
JP3524285B2 JP3524285B2 (ja) 2004-05-10

Family

ID=17055261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24015196A Expired - Fee Related JP3524285B2 (ja) 1996-09-11 1996-09-11 通信装置及びその通信方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6157622A (ja)
JP (1) JP3524285B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6134587A (en) * 1996-12-27 2000-10-17 Nec Corporation Method of setting up ad hoc local area network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network
JP2002330130A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Olympus Optical Co Ltd 情報端末通信システム
JP2007097044A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Fujitsu Ltd グループ通信方法、利用装置および管理装置
JP2007312022A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toshiba Corp マルチキャスト通信システム及び通信装置
JP2008517559A (ja) * 2004-10-19 2008-05-22 パッドコム ホールディングズ,インコーポレイテッド 複数の非類似無線ネットワークにおけるデータのブロードキャスト
WO2008114362A1 (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Fujitsu Limited ネットワーク管理のための管理ネットワーク、その管理方法、およびそれに使用されるネットワーク要素
JP2010087655A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Hitachi Ltd 通信システム
WO2012147768A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び基地局装置
JP2014021504A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Casio Comput Co Ltd 端末装置及びプログラム
US11290421B2 (en) 2019-09-30 2022-03-29 New H3C Technologies Co., Ltd. Generation of IPv6 multicast address

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3735471B2 (ja) * 1998-10-05 2006-01-18 株式会社日立製作所 パケット中継装置およびlsi
US6317434B1 (en) * 1999-04-14 2001-11-13 Verizon Laboratories Inc. Data link layer switch with multicast capability
JP3704003B2 (ja) * 1999-08-16 2005-10-05 株式会社東芝 無線基地局装置、無線端末装置及び情報通信方法
US6629163B1 (en) 1999-12-29 2003-09-30 Implicit Networks, Inc. Method and system for demultiplexing a first sequence of packet components to identify specific components wherein subsequent components are processed without re-identifying components
JP4436960B2 (ja) * 2000-05-16 2010-03-24 日本電気株式会社 パケット通信システムおよび移動通信システム
US20020069309A1 (en) * 2000-09-25 2002-06-06 Edward Balassanian Method and system for data metering
US6996414B2 (en) * 2001-04-30 2006-02-07 Motorola, Inc. System and method of group calling in mobile communications
CN100586086C (zh) * 2003-02-03 2010-01-27 索尼株式会社 无线通信系统,无线通信设备和无线通信方法
GB2429604A (en) * 2005-08-23 2007-02-28 Siemens Ag Providing information relating to a new active user in a voice group call service
FR2905222B1 (fr) * 2006-08-28 2008-10-17 Eads Secure Networks Soc Par A Procede de correspondance entre identificateurs de communication de groupe et adresses de multidiffusion.
CN102257763B (zh) * 2008-12-22 2015-07-08 汤姆森特许公司 用于在带宽约束网络上监视和控制服务器系统的系统和方法
ES2670371T3 (es) * 2009-07-17 2018-05-30 Koninklijke Kpn N.V. Transmisión de información en una red de telecomunicaciones entre máquinas
EP2398177B1 (en) * 2010-06-21 2013-03-20 Alcatel Lucent Radio interface common reconfiguration
US9060259B2 (en) * 2011-07-18 2015-06-16 Zte Corporation Methods and apparatus for group paging in wireless networks
CN109218995B (zh) * 2018-10-08 2021-08-20 腾讯科技(深圳)有限公司 通信方法、装置、计算机可读介质及电子设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246151A (ja) * 1984-05-21 1985-12-05 Canon Inc デ−タ伝送方式
JPH04157940A (ja) * 1990-10-22 1992-05-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークにおけるノードのグループ化方法
JPH07336370A (ja) * 1994-04-14 1995-12-22 Toshiba Corp 通信制御装置及び通信制御方法
JPH1041940A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Toshiba Corp 通信制御装置及びその方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4864559A (en) * 1988-09-27 1989-09-05 Digital Equipment Corporation Method of multicast message distribution
EP0680174B1 (en) * 1994-04-14 2002-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable wireless computer terminal and method of controlling communication
US5959989A (en) * 1997-06-25 1999-09-28 Cisco Technology, Inc. System for efficient multicast distribution in a virtual local area network environment

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246151A (ja) * 1984-05-21 1985-12-05 Canon Inc デ−タ伝送方式
JPH04157940A (ja) * 1990-10-22 1992-05-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークにおけるノードのグループ化方法
JPH07336370A (ja) * 1994-04-14 1995-12-22 Toshiba Corp 通信制御装置及び通信制御方法
JPH1041940A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Toshiba Corp 通信制御装置及びその方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338087B1 (en) 1996-12-27 2002-01-08 Nec Corporation Method of setting up ad hoc local network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network
US6415330B1 (en) 1996-12-27 2002-07-02 Nec Corporation Method of setting up AD HOC local area network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network
US6134587A (en) * 1996-12-27 2000-10-17 Nec Corporation Method of setting up ad hoc local area network, method of communicating using said network, and terminal for use with said network
JP2002330130A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Olympus Optical Co Ltd 情報端末通信システム
JP2008517559A (ja) * 2004-10-19 2008-05-22 パッドコム ホールディングズ,インコーポレイテッド 複数の非類似無線ネットワークにおけるデータのブロードキャスト
JP2007097044A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Fujitsu Ltd グループ通信方法、利用装置および管理装置
JP2007312022A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toshiba Corp マルチキャスト通信システム及び通信装置
JP4664862B2 (ja) * 2006-05-17 2011-04-06 株式会社東芝 マルチキャスト通信システム及び通信装置
US8005938B2 (en) 2007-03-16 2011-08-23 Fujitsu Limited Management network for network management, its management method, and network element used therefor
WO2008114362A1 (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Fujitsu Limited ネットワーク管理のための管理ネットワーク、その管理方法、およびそれに使用されるネットワーク要素
JP2010087655A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Hitachi Ltd 通信システム
WO2012147768A1 (ja) * 2011-04-27 2012-11-01 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び基地局装置
JP5643425B2 (ja) * 2011-04-27 2014-12-17 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び基地局装置
US9253762B2 (en) 2011-04-27 2016-02-02 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Wireless communication system and access point apparatus
JP2014021504A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Casio Comput Co Ltd 端末装置及びプログラム
US11290421B2 (en) 2019-09-30 2022-03-29 New H3C Technologies Co., Ltd. Generation of IPv6 multicast address

Also Published As

Publication number Publication date
JP3524285B2 (ja) 2004-05-10
US6157622A (en) 2000-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1093555A (ja) 通信装置及びその通信方法
EP2163035B1 (en) Active speaker identification
JPH08307446A (ja) ネットワークシステムの使用方法
US7801134B2 (en) VoIP system, VoIP server and client, and multicast packet communication method
JPH10173654A (ja) アプリケーション共有システム
CN102858030A (zh) 会话端点管理协议
US6950853B2 (en) Multisite coordination in shared multicast trees
RU2299465C2 (ru) Способ интегрированного управления для коммутирующих устройств локальной вычислительной сети
JP2001326681A (ja) パケット通信システムおよび移動通信システムおよび通信のアドレス方式
JP2007097044A (ja) グループ通信方法、利用装置および管理装置
JP2004247916A (ja) Web連携対応SIPサービス制御システムおよび制御方法
JP2006279937A (ja) 無線基地局、無線端末および無線アクセスネットワーク
JP2003069640A (ja) イーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法及び装置
US7120146B2 (en) Method and network for interconnecting separate multicast channels acquired for separate bus systems
JPH10336176A (ja) グループ通信方法及びシステム及びグループ通信プログラムを格納した記憶媒体
JP3616129B2 (ja) 通信制御装置及び通信制御方法
JPH0983536A (ja) パケット送受信装置
KR20030088203A (ko) 애드 혹 망에서의 애드 혹 라우팅 기술을 이용한 서비스연결 설정 방법
JP2004129159A (ja) パケット変換方法、パケット通信システム、パケット変換装置、パケット変換プログラムおよび記録媒体
JP2004040666A (ja) ノード装置、端末装置、プログラムおよび記録媒体
CN108668151A (zh) 音视频交互方法及装置
JPH08237285A (ja) インターネットプロトコルアドレスの自動設定方法
JP4709060B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
CN115515126B (zh) 一种自组织网络建立方法及基于自组织网络的智能系统
US8194268B2 (en) Method of and apparatus for broadcast printing via a network

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees