JP2003069640A - イーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法及び装置 - Google Patents

イーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法及び装置

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JP2003069640A JP2002197873A JP2002197873A JP2003069640A JP 2003069640 A JP2003069640 A JP 2003069640A JP 2002197873 A JP2002197873 A JP 2002197873A JP 2002197873 A JP2002197873 A JP 2002197873A JP 2003069640 A JP2003069640 A JP 2003069640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イーサネット(登録商標)フレームの目的地
アドレスにイーサネット(登録商標)リンク上に連結さ
れた伝送経路上の次のノードのアドレスを用いる明示的
マルチキャストサービス方法及び装置を提供する。 【解決手段】 イーサネット(登録商標)網に接続され
るルータによる明示的マルチキャストサービス方法にお
いて、イーサネット(登録商標)網に伝送するための明
示的マルチキャストデータパケットを受信するステップ
と、受信された明示的マルチキャストデータパケットを
用いて明示的マルチキャストデータパケットの伝送経路
を把握するステップと、明示的マルチキャストデータパ
ケットの伝送経路上の次のノードを判断するステップ
と、判断された次のノードのアドレスを明示的マルチキ
ャストデータパケットの目的地アドレスに設定するステ
ップと、次のノードに設定された明示的マルチキャスト
データパケットを伝送するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサネット(登
録商標)上における明示的マルチキャストサービス方法
及び装置に関し、より詳細には、点対点リンクに基づい
て設計された明示的マルチキャストサービスを效率的に
イーサネット(登録商標)上において具現するためのイ
ーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャス
トサービス方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化時代においてはインターネ
ットのようなコンピュータネットワークサービスを用い
て情報をアクセスしようとする要求が増加している。
【0003】例えば、ニュース、経済情報及びスポーツ
競技得点のような特定の種類の情報は複数の消費者によ
り使用されるのに好適であるので、このような種類の情
報は単一製作者によりパッケージ化されてコンピュータ
ネットワークを介して複数の消費者に伝送できる。
【0004】製作者が情報を消費者に伝送する典型的な
方法は、情報を消費者の数に合わせて複製して各消費者
に複写本を伝達することである。
【0005】このような伝送方法をユニキャスティング
(Unicasting)というが、消費者が多い場合、このような
伝送方法は製作者が消費者の数に合わせて情報を複製し
なければならず、複製された情報を各々消費者に伝送し
なければならないなどの多量の処理過程が要求されるの
みでなく多量のネットワーク帯域幅(bandwidth)を要求
する問題点がある。
【0006】上記した問題点を解決するために提示され
た改善方法がマルチキャストサービス方法である。マル
チキャストサービスは、サービス提供者が単一メッセー
ジを伝送するように許容し、このメッセージは続いて適
切な地点で複製されてマルチキャストグループのメンバ
ーである各消費者に伝達される。
【0007】ここで、メッセージの複製は一般にネット
ワークのルータにより処理され、必要とする時のみ行な
われる。
【0008】インターネットのマルチキャスト技術は、
二つの範疇に大別できるが、第1はインターネット技術
標準化機構であるIETF(Internet Engineering Task For
ce)の標準文書RFC1112に基づいているホストグループモ
デルマルチキャスト(Host Group Model Multicast)であ
り、第2は明示的マルチキャスト(Explicit Multicast)
である。
【0009】まず、ホストグループモデルマルチキャス
トについて添附する図を参照しながら説明する。
【0010】ホストグループモデルマルチキャストは、
1980年代初期に公開された後現在のインターネットで実
験的や商業的に広く知られているマルチキャスト技術で
ある。
【0011】図1は、ホストグループモデルマルチキャ
ストサービスの概略的な構成図である。
【0012】図1を参照すれば、サービス提供者100は、
提供しようとするサービスに対する情報をオンラインま
たはオフラインを介して第1ないし第3加入者102、104、
106に提供する。
【0013】第1及び第3加入者102、106は、サービス提
供者100から提供される情報によりサービス提供要請信
号を第1及び第3端末機108、112を介してサービス提供者
端末機113に伝送する。
【0014】すなわち、第1及び第3加入者102、106が第
1及び第3端末機108、112を介してサービス提供を受けよ
うとする要請信号である第1加入(Join)及び第2加入信号
を第2ルータ116及び第3ルータ118に各々伝送する。
【0015】第2ルータ116は受信された第1加入信号に
応じた第3加入信号を第1ルータ114に伝送し、第3ルータ
118は、受信された第2加入信号に応じた第4加入信号を
第1ルータ114に伝送する。ここで、第1ルータ114は、第
3及び第4加入信号が伝送されたリンクを記憶する。
【0016】第1ルータ114は、第2及び第3ルータ116、1
18から受信された第3及び第4加入信号に応じた第5加入
信号をサービス提供端末機113に伝送し、サービス提供
端末機113は、受信された第5加入信号によりサービス提
供を受けようとする加入者が第1ルータ114下のどこかに
存在すると判断する。しかし、サービス提供を要請した
第1及び第3加入者102、106をグループで管理しない。
【0017】次いで、サービス提供者100は、サービス
提供端末機113を介して該当サービスを一定の加入者に
提供するための第1データパケットを第1ルータ114に伝
送する。
【0018】ここで、第1データパケットは、図2aに示
すように、32ビットのソースアドレスフィールド200、3
2ビットのグループアドレスフィールド202及びサービス
データフィールド204を含む。
【0019】この場合、ソースアドレスは、サービス提
供端末機のインターネットアドレスであって、グループ
アドレスはサービスを要請した第1及び第3加入者102、1
04、106が属したグループに対するマルチキャストのた
めに予め定義されたマルチキャストグループアドレスで
ある。
【0020】マルチキャストグループアドレスは、「22
4.0.0.0ないし239.255.255.255」の間に存在するアドレ
スであって、これはマルチキャストグループのために特
定のアドレス付与機関で付与したアドレスである。
【0021】第1ルータ114は、第1及び第3加入者102、1
04、106にサービスを提供するために、サービス提供端
末機113から受信される図2aのような第1データパケット
を複製し、第3加入信号及び第4加入信号が伝送されたリ
ンクの第2ルータ116及び第3ルータ118に伝送する。
【0022】ここで、第1ルータ114は、伝送経路数に応
じて第1データパケットを複製して伝送できるマルチキ
ャスト機能を有するルータであり、第1ルータ114により
複製されたデータパケットは、第1データパケットと同
様の構成を有するので第1データパケットと称する。
【0023】第2ルータ116は、第1ルータ114から受信さ
れた第1データパケットを第1端末機108に伝送するため
に、第1データパケットのヘッダにイーサネット(登録
商標)(登録商標)フレームが追加される形態の第2デ
ータパケットを構成する。
【0024】この場合、第2ルータ116は、第1端末機108
と第2端末機110が同じリンクを介して接続されるイーサ
ネット(登録商標)構成を有する。
【0025】第2データパケットは、図2bに示すよう
に、ソースイーサネット(登録商標)フィールド210及
び目的地イーサネット(登録商標)フィールド212を含
むイーサネット(登録商標)フレーム214、ソースアド
レスフィールド216、グループアドレスフィールド218及
びデータフィールド220を含む。この場合、ソースイー
サネット(登録商標)フィールド210には第2ルータイー
サネット(登録商標)アドレス、目的地イーサネット
(登録商標)フィールド212にはグループイーサネット
(登録商標)アドレスが記録される。
【0026】一般にイーサネット(登録商標)アドレス
は、ルータまたは端末機がネットワーク通信のために備
えたNIC(Network Interface Card)に48ビット形態に存
在する。
【0027】次いで、第2ルータ116は、図2bのような第
2データパケットを第1加入信号が伝送されたリンクに伝
送し、第1加入者102及び第2加入者104の第1及び第2端末
機108、110は、同じリンクに接続されているので、図2b
のような第2データパケットを全部受信する。
【0028】ここで、第2加入者104は、サービス提供者
100が提供するサービスの提供を要請しない、すなわ
ち、グループに加入しない加入者である。
【0029】すなわち、イーサネット(登録商標)を介
して接続された複数の加入者の中サービスの提供を受け
るために加入信号を一加入者のみ発生しても、そのイー
サネット(登録商標)網に接続された他の加入者も該当
サービスの提供を受けることになる。
【0030】また、第3ルータ118は、第1ルータ114から
受信された第1データパケットをイーサネット(登録商
標)網を介して接続された第3加入者106に伝送するた
め、図2bのようなヘッダにイーサネット(登録商標)フ
レームが構成された第2データパケットを第2加入信号が
伝送されたリンクに伝送する。
【0031】第3加入者108は、第3端末機112を介して第
3ルータ118から伝送される第2データパケットを受信す
ることにより該当サービスの提供を受けることになる。
【0032】このように構成されて動作するホストグル
ープマルチキャストは、サービスを提供するグループを
定義するため、加入者らから加入信号を受信する先行シ
グナリング(signaling)が必要となる。
【0033】また、ホストグループマルチキャストサー
ビスは、ルータから複数加入者の加入信号が伝送される
リンクを格納及び加入信号を伝送したグループを管理し
なければならない問題点がある。
【0034】また、ホストグループマルチキャストサー
ビスは、加入信号を発生した一加入者と同じリンクに接
続された、すなわち、一加入者とイーサネット(登録商
標)接続された他の加入者は加入信号を発生しなくても
該当サービスの提供を受けることができる。
【0035】これを言い換えれば、サービス提供者100
は、加入信号を発生してグループに属した加入者を正確
に把握できない問題点もある。
【0036】また、ホストグループマルチキャストサー
ビスは、管理しなければならないグループは多く、グル
ープ内加入者数が少ない場合には、サービス提供者がデ
ータパケットを伝送するリンクを管理するのにコストが
相対的に高くなる問題点もある。
【0037】このようなホストグループマルチキャスト
サービスの問題点を解決するために提示されたサービス
方法が明示的マルチキャスト(Explicit multicast)サー
ビスである。
【0038】明示的マルチキャストは、サービス提供者
が伝送するデータパケットのヘッダの一部に全加入者の
インターネットアドレスを明示的に羅列するマルチキャ
スト方法である。
【0039】図3は、点対点リンクに基づいた明示的マ
ルチキャストを説明するためのシステム構成図であり、
図4は、明示的マルチキャストによるデータパケット形
態を示す図である。
【0040】図3を参照すれば、まず、サービス提供者3
00は、提供しようとするサービスに対する提供を要請し
た第1ないし第3加入者302、304、306から加入信号を直
接受信する。
【0041】サービス提供者300は、受信された加入信
号によりサービスを提供するための加入者を把握し、把
握された加入者にサービスを提供するための第1データ
パケットをサービス提供端末機307を介して伝送する。
【0042】ここで、第1データパケットの目的地アド
レスフィールドには、把握された加入者のインターネッ
トアドレスが明示的に羅列される。
【0043】すなわち、サービス提供者300がサービス
提供端末機307を介して伝送する第1データパケットは、
図4aに示すように、ソースアドレスフィールド400、リ
ンクローカルマルチキャストアドレスフィールド401、
第1端末機アドレスフィールド402、第2端末機アドレス
フィールド403、第3端末機インターネットアドレスフィ
ールド404及びデータフィールド405を含む。
【0044】ここで、第1ないし第3端末機インターネッ
トアドレスは、第1データパケットの目的地アドレスフ
ィールドに構成される。
【0045】また、リンクローカルマルチキャストアド
レスフィールド401に記録されるリンクローカルマルチ
キャストアドレス(link local multicast address)は、
マルチキャストの中明示的マルチキャストを区分するた
めのアドレスである。
【0046】リンクローカルマルチキャストアドレス
は、マルチキャストを区別するために指定されたマルチ
キャストグループアドレスの中「224.0.0.0ないし239.2
55.255.255」までのアドレスのいずれか一つであって、
一定アドレス付与機関で付与した一定アドレスである。
【0047】第1ルータ314は、図4aのような第1データ
パケットの目的地フィールドにより第1データパケット
の伝送経路数を把握し、ここで、把握された経路数が2
個であるので、サービス提供端末機307から受信された
第1データパケットを複製して第2及び第3データパケッ
トを生成する。
【0048】第1及び第2加入者302、304に伝送される第
2データパケットは、図4bに示すように、ソースアドレ
スフィールド410、第1端末機インターネットアドレスフ
ィールド412、第2端末機インターネットアドレスフィー
ルド413及びデータフィールド414に明示的マルチキャス
トを識別するためのリンクローカルマルチキャストアド
レスフィールド411が含まれる。
【0049】また、第3加入者306の第3端末機308に伝送
される第3データパケットは、図4cに示すように、ソー
スアドレスフィールド420、第3端末機インターネットア
ドレスフィールド422及びデータフィールド423に明示的
マルチキャストを識別するためのリンクローカルマルチ
キャストアドレスフィールド421が含まれる。
【0050】第2ルータ316は、図4bのような第3データ
パケットの目的地フィールドにより伝送経路数を把握
し、把握された経路数により第3データパケットを複製
して図4d及び図4eのような第5及び第6データパケットを
生成する。
【0051】ここで、第1加入者302の第1端末機308に伝
送される第5データパケットは、図4dに示すように、ソ
ースアドレスフィールド430、リンクローカルマルチキ
ャストアドレスフィールド431、第1端末機インターネッ
トアドレスフィールド432及びデータフィールド433を含
む。
【0052】また、第2加入者304の第2端末機310に伝送
される第6データパケットは、図4eに示すように、ソー
スアドレスフィールド440、リンクローカルマルチキャ
ストアドレスフィールド441、第2端末機インターネット
アドレスフィールド442及びデータフィールド443を含
む。
【0053】第2ルータ316は、図4dのような第5データ
パケットの第1端末機インターネットアドレスにより第5
データパケットを第1端末機308に伝送し、図4eのような
第6データパケットの第2端末機インターネットアドレス
により第6データパケットを第2端末機310に伝送する。
【0054】第3ルータ318は、図4cのような第3データ
パケットの第3端末機インターネットアドレスにより第3
データパケットを第3端末機312に伝送する。
【0055】図5は、イーサネット(登録商標)基盤の
明示的マルチキャストサービスを説明するためのシステ
ム構成図である。
【0056】図5を参照すれば、イーサネット(登録商
標)基盤の明示的マルチキャストサービスシステムは、
第2及び第3ルータ500、502が同じリンクに接続されて第
1ルータ504から伝送されるデータパケットを全部受信す
るように構成される。
【0057】まず、サービス提供者506は、サービス提
供端末機508を介して第1加入者510、第2加入者512及び
第3加入者514からサービス要請を受信し、サービス提供
のために図4aのような第1データパケットを第1ルータ50
4に出力する。
【0058】第1ルータ504は、第1データパケットの目
的地アドレスフィールドに明示されている目的地アドレ
スにより伝送経路数を把握し、把握された伝送経路数に
応じて第1データパケットを複製して第2データパケット
及び第3データパケットを生成する。
【0059】ここで、第1ルータ504は、第2ルータ500及
び第3ルータ502が同じ経路に接続されているイーサネッ
ト(登録商標)にデータパケットを伝送するので、第1
データパケットのヘッダにイーサネット(登録商標)フ
レームが付加される第2データパケット及び第3データパ
ケットを生成する。
【0060】すなわち、図6aに示すように、第2データ
パケットは、第1ルータイーサネット(登録商標)アド
レスフィールド600及びリンクローカルマルチキャスト
アドレスに対するイーサネット(登録商標)アドレスフ
ィールド601を含むイーサネット(登録商標)フレーム
と、ソースアドレスフィールド602、リンクローカルマ
ルチキャストアドレスフィールド603、第1端末機インタ
ーネットアドレスフィールド604、第2端末機インターネ
ットアドレスフィールド605及びデータフィールド606を
含む。
【0061】ここで、第1端末機インターネットアドレ
ス及び第2端末機インターネットアドレスは、第2データ
パケットの目的地アドレスフィールドに記録され、イー
サネット(登録商標)フレームは、ホストグループマル
チキャストデータパケットのアドレス変換規則により構
成される。
【0062】第3データパケットは、図6bに示すよう
に、第1ルータイーサネット(登録商標)アドレスフィ
ールド610及びリンクローカルマルチキャストアドレス
に対するイーサネット(登録商標)アドレスフィールド
611を含むイーサネット(登録商標)フレームと、ソー
スアドレスフィールド612、リンクローカルマルチキャ
ストアドレスフィールド613、第3端末機インターネット
アドレスフィールド614及びデータフィールド615を含
む。
【0063】ここで、第3データパケットのイーサネッ
ト(登録商標)フレームは、ホストグループマルチキャ
ストデータパケットのアドレス変換規則により構成され
る。
【0064】第1ルータ504は、第2データパケットの目
的地アドレスフィールドに記録されている第1端末機イ
ンターネットアドレス及び第2インターネットアドレス
により第2ルータ500が存在するリンクに伝送すべきであ
ることを把握し、第2ルータ500が接続されているリンク
に第2データパケットを伝送する。
【0065】この場合、第3ルータ502は、第2ルータ500
と同じリンクに接続されて明示的マルチキャストを支援
するので、第2ルータ500と同様に第1ルータ504から第2
データパケットを受信する。
【0066】第3ルータ502は、受信された第2データパ
ケットの目的地フィールドに記録されている第1及び第2
端末機インターネットアドレスが自分が管理する目的地
ではないので、受信された第2データパケットを第2ルー
タ500が存在するリンクに伝送する。
【0067】第2ルータ500は、第1ルータ504から第2デ
ータパケットを受信して、それに対する処理を行なった
状態であるが、再び第3ルータ502から第2データパケッ
トが受信されるのでそれに対する処理をまた行う。
【0068】また、第1ルータ504は、第2ルータ500が存
在するリンクに接続されているので、第3ルータ502から
第2データパケットを受信した後、次の伝送経路である
第2ルータ502が存在するリンクにまた伝送する。
【0069】上記したように、第1ルータ504、第2ルー
タ500及び第3ルータ502による第2データパケットのルー
チング動作が繰り返し行なわれる混雑(congestion)のル
ーチングエラーが発生する。
【0070】一般にインターネットのようなネットワー
クは、点対点リンク構成は少ない方であり、多くのリン
クがイーサネット(登録商標)により構成される。
【0071】ところが、明示的マルチキャストは、上述
したように点対点リンクすなわち、ユニキャストに基づ
いて設計されたので、イーサネット(登録商標)のよう
な放送リンクに適用しようとして、イーサネット(登録
商標)フレームをホストグループマルチキャストデータ
パケットのアドレス変換規則にしたがって適用すること
によって上記したルーチングエラーが発生する問題点が
ある。
【0072】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来技術の技術の問題点に鑑みてなされたものであって、
イーサネット(登録商標)フレームの目的地アドレスに
イーサネット(登録商標)リンク上に連結された伝送経
路上の次のノードのイーサネット(登録商標)アドレス
を用いるイーサネット(登録商標)上における明示的マ
ルチキャストサービス方法及び装置を提供することを目
的とある。
【0073】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、イーサネット(登録商標)網に接続され
るルータによる明示的マルチキャストサービス方法及び
装置において、イーサネット(登録商標)網に伝送する
ための明示的マルチキャストデータパケットを受信し、
受信された明示的マルチキャストデータパケットを利用
して明示的マルチキャストデータパケットの伝送経路を
把握した後、明示的マルチキャストデータパケットの伝
送経路上の次のノードを判断し、判断された次のノード
のイーサネット(登録商標)アドレスを明示的マルチキ
ャストデータパケットの目的地イーサネット(登録商
標)アドレスに設定して、次のノードに設定された明示
的マルチキャストデータパケットを伝送することを特徴
とする明示的マルチキャストサービス方法及び装置を提
供することにその特徴がある。
【0074】本発明の他の特徴は、次のノードに伝送さ
れる明示的マルチキャストデータパケットは、ルータの
イーサネット(登録商標)アドレスフィールド、次のノ
ードのイーサネット(登録商標)アドレスフィールド、
ソースインターネットアドレスフィールド、リンクロー
カルマルチキャストアドレスフィールド、目的地インタ
ーネットアドレスフィールド及びデータフィールドを含
んで構成されることを特徴とする明示的マルチキャスト
サービス方法及び装置を提供することにある。
【0075】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス
方法及び装置の好ましい一実施の態様を添附する図を参
照しながら詳細に説明する。
【0076】本発明に係るイーサネット(登録商標)上
における明示的マルチキャストサービスを説明するため
の概略的システムは図5と同様であり、図7は、本発明に
係るイーサネット(登録商標)上における明示的マルチ
キャストデータパケットの構成を示す図である。
【0077】図5を参照すれば、本発明に係るイーサネ
ット(登録商標)上における明示的マルチキャストサー
ビスシステムは、サービス提供者506、サービス提供端
末機508、第1ルータ504、第2ルータ500、第3ルータ50
2、第1ないし第3端末機516、518、520及び第1ないし第3
加入者510、512、514を含む。
【0078】ここで、第1、第2及び第3ルータ500、50
2、504間のリンクは、伝送経路が同じリンクに接続され
るブロードキャスティングネットワークであるイーサネ
ット(登録商標)構成である。
【0079】サービス提供端末機508は、サービス提供
者506が提供しようとするサービスに対する一つの第1明
示的マルチキャストデータパケットを第1ルータ504に伝
送する。
【0080】ここで、第1明示的マルチキャストデータ
パケットは、図7aと同様に、ソースアドレスフィールド
700、リンクローカルマルチキャストアドレスフィール
ド701、第1端末機インターネットアドレスフィールド70
2、第2端末機インターネットアドレスフィールド703、
第3端末機インターネットアドレスフィールド704及びデ
ータフィールド705を含む。
【0081】第1ルータ504は、第1ないし第3端末機イン
ターネットアドレスフィールド702、703、704に記録さ
れているインターネットアドレスにより伝送経路数を把
握し、把握された伝送経路数に応じて第1明示的マルチ
キャストデータパケットを複製する。
【0082】この場合、第1ルータ504は、伝送経路上に
おける第2ルータ500及び第3ルータ502が同じ経路上のリ
ンクに接続されるイーサネット(登録商標)構成である
ので、第1データパケットを複製して複製されたデータ
パケットのヘッダにイーサネット(登録商標)フレーム
が構成された第2及び第3明示的マルチキャストデータパ
ケットを生成する。
【0083】ここで、第2明示的マルチキャストデータ
パケットは、図7bに示すように、ソースイーサネット
(登録商標)アドレスフィールド710、目的地イーサネ
ット(登録商標)アドレスフィールド711を含むイーサ
ネット(登録商標)フレーム712、ソースアドレスフィ
ールド713、リンクローカルマルチキャストアドレスフ
ィールド714、第1端末機インターネットアドレスフィー
ルド715、第2端末機インターネットアドレスフィールド
716及びデータフィールド717を含む。
【0084】この場合、リンクローカルマルチキャスト
アドレスフィールド714は、マルチキャストを区分する
ために予め定義されたマルチキャストグループアドレス
の中特別に明示的マルチキャストを区分するために定義
されたアドレスである。
【0085】リンクローカルマルチキャストアドレス
は、「224.0.0.0ないし239.255.255.255」までのルータ
用シグナリング(signaling)アドレスであるので、リン
クローカルマルチキャストアドレスを含むデータパケッ
トを受信するルータは、受信されたデータパケットが明
示的マルチキャストデータパケットであることを認識す
るようになる。
【0086】また、イーサネット(登録商標)フレーム
712のソースイーサネット(登録商標)アドレスフィー
ルド710には、第1ルータイーサネット(登録商標)アド
レスが記録され、目的地イーサネット(登録商標)アド
レスフィールド711には第2ルータイーサネット(登録商
標)アドレスが記録される。
【0087】第1ルータ504は、第1明示的マルチキャス
トデータパケットの目的地アドレスに入力されている第
1端末機インターネットアドレス及び第2端末機インター
ネットアドレスを介してデータパケットの次の伝送経路
である第2ルータ500を把握し、把握された第2ルータ500
のイーサネット(登録商標)アドレスをイーサネット
(登録商標)フレーム712の目的地イーサネット(登録
商標)アドレスフィールド711に記録する。
【0088】一方、第3明示的マルチキャストデータパ
ケットは、図7cに示すように、ソースイーサネット(登
録商標)アドレスフィールド720及び目的地イーサネッ
ト(登録商標)アドレスフィールド721を含むイーサネ
ット(登録商標)フレーム722と、ソースアドレスフィ
ールド723、リンクローカルマルチキャストアドレスフ
ィールド724、第3端末機インターネットアドレスフィー
ルド725及びデータフィールド726を含む。
【0089】ここで、第3明示的マルチキャストデータ
パケットのイーサネット(登録商標)フレーム722のソ
ースイーサネット(登録商標)アドレスフィールド720
には、第1ルータイーサネット(登録商標)アドレスが
入力され、目的地イーサネット(登録商標)アドレスフ
ィールド721には第3明示的マルチキャストデータパケッ
ト伝送経路上の次のノードである第3ルータイーサネッ
ト(登録商標)アドレスが入力される。
【0090】第1ルータ504は、伝送経路数に応じて第3
端末機インターネットアドレスにより第3明示的マルチ
キャストデータパケットの伝送経路の次のノードである
第3ルータ502を把握し、把握された第3ルータ502のイー
サネット(登録商標)アドレスを把握する。
【0091】次いで、第1ルータ504は、図7bのように構
成される第2明示的マルチキャストデータパケットの目
的地イーサネット(登録商標)アドレスフィールド711
に記録されている第2ルータイーサネット(登録商標)
アドレスにより第2ルータ500に第2明示的マルチキャス
トデータパケットを伝送する。
【0092】第2ルータ500は、第2明示的マルチキャス
トデータパケットの目的地アドレスフィールドである第
1端末機インターネットアドレスフィールド715及び第2
端末機インターネットアドレスフィールド716に記録さ
れている第1端末機インターネットアドレス及び第2端末
機インターネットアドレスにより第2明示的マルチキャ
ストデータパケットを複製して第1端末機516及び第2端
末機518に各々伝送する。
【0093】また、第1ルータ504は、図7cのように構成
される第3明示的マルチキャストデータパケットの目的
地イーサネット(登録商標)アドレスフィールド721に
記録されている第3ルータイーサネット(登録商標)ア
ドレスにより第3ルータ502に第3明示的マルチキャスト
データパケットを伝送する。
【0094】第3ルータ502は、第3明示的マルチキャス
トデータパケットの目的地アドレスフィールドである第
3端末機インターネットアドレスフィールド725に記録さ
れている第3端末機インターネットアドレスにより第3明
示的マルチキャストデータパケットを伝送する。
【0095】このように構成されて動作する本発明の第
1実施の形態に係るイーサネット(登録商標)上におけ
る明示的マルチキャストサービス方法を添附する図を参
照しながら説明する。
【0096】図8は、本発明の第1実施の形態に係るイー
サネット(登録商標)上における明示的マルチキャスト
サービスを行なうためのフローチャートである。
【0097】まず、第2ルータ500及び第3ルータ502が同
じリンクに接続されるイーサネット(登録商標)構成を
有するが、第2及び第3ルータ500、502が接続されるリン
クにデータパケットを伝送する第1ルータ504は、サービ
ス提供端末機508から明示的マルチキャストデータパケ
ットを受信する(S800)。
【0098】次いで、第1ルータ504は、受信した明示的
マルチキャストデータパケットの目的地インターネット
アドレスフィールドにより明示的マルチキャストデータ
パケット伝送経路の次のノードを判断する(S802)。ここ
で、明示的マルチキャストデータパケット伝送経路の次
のノードは、第2及び 第3ルータ500、502である。
【0099】第1ルータ504は、判断された明示的マルチ
キャストデータパケット伝送経路の次のノードである第
2または第3ルータ500、502のイーサネット(登録商標)
アドレスを明示的マルチキャストデータパケットの目的
地イーサネット(登録商標)アドレスで判断する(S80
4)。
【0100】次いで、第1ルータ504は、明示的マルチキ
ャストデータパケットの目的地イーサネット(登録商
標)アドレスで判断された第2または第3ルータのイーサ
ネット(登録商標)アドレスを目的地イーサネット(登
録商標)アドレスで有する明示的マルチキャストデータ
パケットを第2または第3ルータ500、502に各々伝送する
(S806)。
【0101】以下、本発明の第2実施の形態を添附する
図を参照しながら説明する。
【0102】本発明の第2実施の形態に係るイーサネッ
ト(登録商標)上における明示的マルチキャストサービ
スシステムは、図1と同様であり、図9は、本発明の第2
実施の形態に係るイーサネット(登録商標)上における
明示的マルチキャストデータパケットの構成を示す図で
ある。
【0103】図1を参照すれば、本発明の第2実施の形態
に係るイーサネット(登録商標)上における明示的マル
チキャストサービスシステムは、サービス提供者100、
サービス提供端末機113、第1ないし第3ルータ114、11
6、118、第1ないし第3加入者端末機108、110、112及び
第1ないし第3加入者102、104、106を含む。
【0104】ここで、第1加入者端末機108及び第2加入
者端末機110は、伝送経路が同じリンクに接続される ブ
ロードキャスティングネットワークであるイーサネット
(登録商標)構成である。
【0105】サービス提供者100は、サービス提供端末
機113を介して該当サービスを提供するための図9aのよ
うな構成を有する第1明示的マルチキャストデータパケ
ットを第1ルータ114に伝送する。
【0106】ここで、第1明示的マルチキャストデータ
パケットは、図9aに示すように、ソースアドレスフィー
ルド900、リンクローカルマルチキャストアドレスフィ
ールド901、第1端末機インターネットアドレスフィール
ド902、第2端末機インターネットアドレスフィールド90
3、第3端末機インターネットアドレスフィールド904及
びデータフィールド905を含む。
【0107】第1ルータ114は、第1明示的マルチキャス
トデータパケットの目的地アドレスフィールドに記録さ
れている第1ないし第3端末機のインターネットアドレス
により伝送経路数を把握し、把握された伝送経路数に応
じて第1明示的マルチキャストデータパケットを複製し
て図9b及び図9cのような構成を有する第2及び第3明示的
マルチキャストデータパケットを生成する。
【0108】第2明示的マルチキャストデータパケット
は、図9bに示すように、ソースアドレスフィールド91
0、リンクローカルマルチキャストアドレスフィールド9
11、第1端末機インターネットアドレスフィールド912、
第2端末機インターネットアドレスフィールド913及びデ
ータフィールド914を含む。
【0109】また、第3明示的マルチキャストデータパ
ケットは、図9cに示すように、ソースアドレスフィール
ド920、リンクローカルマルチキャストアドレスフィー
ルド921、第3端末機インターネットアドレスフィールド
922及びデータフィールド923を含む。
【0110】第1ルータ114は、生成された第2明示的マ
ルチキャストデータパケットを第2ルータ116に伝送し、
第3明示的マルチキャストデータパケットを第3ルータ11
8に伝送する。
【0111】第2ルータ116は、受信された第2明示的マ
ルチキャストデータパケットの目的地アドレスフィール
ドに格納されている第1ないし第2端末機インターネット
アドレスにより伝送経路数を把握し、把握された経路数
に応じて第2明示的マルチキャストデータパケットを複
製する。
【0112】ここで、第2ルータ116は、第1加入者端末
機108及び第2加入者端末機110が同じリンクに接続され
ているイーサネット(登録商標)構成であるので、イー
サネット(登録商標)フレームが付加された形態の図9d
及び図9eのような第4及び第5明示的マルチキャストデー
タパケットを生成する。
【0113】図9dに示すように、第4明示的マルチキャ
ストデータパケットは、イーサネット(登録商標)フレ
ーム932のソースイーサネット(登録商標)アドレスフ
ィールド930に第2ルータイーサネット(登録商標)アド
レスが記録され、目的地イーサネット(登録商標)アド
レスフィールド931に第1端末機イーサネット(登録商
標)アドレスが記録される。
【0114】また、第5明示的マルチキャストデータパ
ケットは、図9eに示すように、イーサネット(登録商
標)フレーム942のソースイーサネット(登録商標)ア
ドレスフィールド940に第2ルータイーサネット(登録商
標)アドレスが記録され、目的地イーサネット(登録商
標)アドレスフィールド941に第2端末機イーサネット
(登録商標)アドレスが記録される。
【0115】第2ルータ116は、図9dのような第4明示的
マルチキャストデータパケットの目的地イーサネット
(登録商標)アドレスフィールド931に記録されている
第1端末機イーサネット(登録商標)アドレスにより第1
端末機108に第4明示的マルチキャストデータパケットを
伝送する。
【0116】また、第2ルータ116は、図9eのような第5
明示的マルチキャストデータパケットの目的地イーサネ
ット(登録商標)アドレスフィールド941に記録されて
いる第2端末機イーサネット(登録商標)アドレスによ
り第2端末機110に第5明示的マルチキャストデータパケ
ットを伝送する。
【0117】以下、このように構成されて動作する本発
明に係るイーサネット(登録商標)上における明示的マ
ルチキャストデータパケットサービス装置の明示的マル
チキャストデータパケット伝送方法を添附する図を参照
しながら説明する。
【0118】図10は、本発明の第2実施の形態に係るイ
ーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャス
トデータパケット伝送を行なうためのフローチャートで
ある。
【0119】まず、第1端末機108及び第2端末機110が同
じリンクに接続されるイーサネット(登録商標)に接続
される第2ルータ116は、第1ルータ114から第2明示的マ
ルチキャストデータパケットを受信する(S1000)。
【0120】ここで、第2明示的マルチキャストデータ
パケットは、第1ルータ114がサービス提供端末機113か
ら受信された第1明示的マルチキャストデータパケット
を複製することにより生成される。
【0121】次いで、第2ルータ116は、受信された第2
明示的マルチキャストデータパケットの目的地インター
ネットアドレスによりデータパケット伝送経路の次のノ
ードを判断する(S1002)。ここで、データパケット伝送
経路の次のノードは、第1端末機108及び第2端末機110で
ある。
【0122】第2ルータ116は、データパケット伝送経路
の次のノードである第1端末機108または第2端末機110の
イーサネット(登録商標)アドレスを第4または第5明示
的マルチキャストデータパケットの目的地イーサネット
(登録商標)アドレスと判断する(S1004)。
【0123】次いで、第2ルータ116は、判断された第1
端末機108または第2端末機110のイーサネット(登録商
標)アドレスを第4または第5明示的マルチキャストデー
タパケットの目的地イーサネット(登録商標)アドレス
により第1端末機108または第2端末機110に第4または第5
明示的マルチキャストデータパケットを伝送する(S100
6)。
【0124】ここで、第4または第5明示的マルチキャス
トデータパケットは、第2ルータ116により第2データパ
ケットを複製することによって生成された明示的マルチ
キャストデータパケットである。
【0125】
【発明の効果】上述したようになされる本発明に係るイ
ーサネット(登録商標)上における明示的マルチキャス
トサービスシステム及び方法は、明示的マルチキャスト
データパケットの伝送経路の中次のノードのイーサネッ
ト(登録商標)アドレスを明示的マルチキャストデータ
パケットの目的地イーサネット(登録商標)アドレスに
設定する。
【0126】したがって、本発明は、点対点リンクに基
づいて設計された明示的マルチキャストサービスの混雑
を誘発するルーチングエラーなしに明示的マルチキャス
トデータパケットを目的地に伝送できる。
【0127】したがって、本発明は、イーサネット(登
録商標)上におけるマルチキャストサービスを適用でき
るので、ルータがサービスの提供を受けようとする加入
メッセージ管理及びグループ管理が不要であるので、ル
ータの容量不足を防止できる効果がある。
【0128】また、本発明は、イーサネット(登録商
標)上におけるルーチングエラーなしに明示的マルチキ
ャストデータパケットを目的地に伝送できるので、明示
的マルチキャストサービスに対する消費者の信頼度を向
上させることができる効果もある。
【0129】なお、本発明の技術的範囲は前述の本実施
の形態に限られるものではない。本発明の技術思想から
逸脱しない範囲内で様々の変更、改善を行なうことが可
能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホストグループモデルマルチキャストサービ
スの概略的構成図でる。
【図2a】 ホストグループモデルマルチキャストサービ
スによるマルチキャストデータ構成図である。
【図2b】 ホストグループモデルマルチキャストサービ
スによるマルチキャストデータ構成図である。
【図3】 点対点リンクに基づいた明示的マルチキャス
トを説明するためのシステム構成図である。
【図4a】 明示的マルチキャストによつデータパケット
形態を示す図である。
【図4b】 明示的マルチキャストによつデータパケット
形態を示す図である。
【図4c】 明示的マルチキャストによつデータパケット
形態を示す図である。
【図4d】 明示的マルチキャストによつデータパケット
形態を示す図である。
【図4e】 明示的マルチキャストによつデータパケット
形態を示す図である。
【図5】 イーサネット(登録商標)基盤の明示的マル
チキャストサービスを説明するためのシステム構成図で
ある。
【図6a】 従来技術に係るイーサネット(登録商標)基
盤の明示的マルチキャストサービスによるデータパケッ
トの構成図である。
【図6b】 従来技術に係るイーサネット(登録商標)基
盤の明示的マルチキャストサービスによるデータパケッ
トの構成図である。
【図7a】 本発明の第1実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図7b】 本発明の第1実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図7c】 本発明の第1実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図8】 本発明の第1実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストサービス
を行なうためのフローチャートである。
【図9a】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図9b】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図9c】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図9d】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図9e】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケットの構成を示す図である。
【図10】 本発明の第2実施の形態に係るイーサネット
(登録商標)上における明示的マルチキャストデータパ
ケット伝送を行なうためのフローチャートである。
【符号の説明】
500 第2ルータ 502 第3ルータ 504 第1ルータ 506 サービス提供者 508 サービス提供端末機 510、512、514 第1ないし第3加入者 516、518、520 第1ないし第3端末機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イーサネット(登録商標)網に接続され
    るルータによる明示的マルチキャストサービス方法にお
    いて、 前記イーサネット(登録商標)網に伝送するための明示
    的マルチキャストデータパケットを受信するステップ
    と、 前記受信された明示的マルチキャストデータパケットを
    用いて前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送
    経路を把握するステップと、 前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送経路上
    の次のノードを判断するステップと、 前記判断された次のノードのイーサネット(登録商標)
    アドレスを前記明示的マルチキャストデータパケットの
    目的地イーサネット(登録商標)アドレスに設定するス
    テップと、 前記次のノードに前記設定された明示的マルチキャスト
    データパケットを伝送するステップとを含んでなること
    を特徴とする明示的マルチキャストサービス方法。
  2. 【請求項2】 前記次のノードに伝送される明示的マル
    チキャストデータパケットは、前記ルータのイーサネッ
    ト(登録商標)アドレスフィールド、前記次のノードの
    イーサネット(登録商標)アドレスフィールド、ソース
    インターネットアドレスフィールド、リンクローカルマ
    ルチキャストアドレスフィールド、目的地インターネッ
    トアドレスフィールド及びデータフィールドを含んで構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の明示的マル
    チキャストサービス方法。
  3. 【請求項3】 前記次のノードは、前記イーサネット
    (登録商標)網に含まれるルータ及び前記サービス加入
    者端末機の中いずれか少なくとも一つであることを特徴
    とする請求項1に記載の明示的マルチキャストサービス
    方法。
  4. 【請求項4】 イーサネット(登録商標)網に接続され
    るルータによる明示的マルチキャストサービス装置にお
    いて、 前記イーサネット(登録商標)網に伝送するための明示
    的マルチキャストデータパケットを受信する手段と、 前記受信された明示的マルチキャストデータパケットを
    用いて前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送
    経路を把握する手段と、 前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送経路上
    の次のノードを判断する手段と、 前記判断された次のノードのイーサネット(登録商標)
    アドレスを前記明示的マルチキャストデータパケットの
    目的地イーサネット(登録商標)アドレスに設定する手
    段と、 前記次のノードに前記設定された明示的マルチキャスト
    データパケットを伝送する手段とを含んで構成されるこ
    とを特徴とする明示的マルチキャストサービス装置。
  5. 【請求項5】 前記次のノードに伝送される明示的マル
    チキャストデータパケットは、前記ルータのイーサネッ
    ト(登録商標)アドレスフィールド、前記次のノードの
    イーサネット(登録商標)アドレスフィールド、ソース
    インターネットアドレスフィールド、リンクローカルマ
    ルチキャストアドレスフィールド、目的地インターネッ
    トアドレスフィールド及びデータフィールドを含んで構
    成されることを特徴とする請求項4に記載の明示的マル
    チキャストサービス装置。
  6. 【請求項6】 前記次のノードは、前記イーサネット
    (登録商標)網に含まれるルータ及び前記サービス加入
    者端末機の中いずれか少なくとも一つであることを特徴
    とする請求項4に記載の明示的マルチキャストサービス
    装置。
  7. 【請求項7】 イーサネット(登録商標)網に接続され
    て明示的マルチキャストサービスを行なう明示的マルチ
    キャストサービス装置において、 プログラムが格納されているメモリと、 前記メモリに結合されて前記プログラムを実行するプロ
    セッサを含んで、 前記プロセッサは、前記プログラムにより、 前記イーサネット(登録商標)網に伝送するための明示
    的マルチキャストデータパケットを受信するステップ
    と、 前記受信された明示的マルチキャストデータパケットを
    用いて前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送
    経路を把握するステップと、 前記明示的マルチキャストデータパケットの伝送経路上
    の次のノードを判断するステップと、 前記判断された次のノードのイーサネット(登録商標)
    アドレスを前記明示的マルチキャストデータパケットの
    目的地イーサネット(登録商標)アドレスに設定するス
    テップと、 前記次のノードに前記設定された明示的マルチキャスト
    データパケットを伝送するステップとを実行することに
    なることを特徴とする明示的マルチキャストサービス装
    置。
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