JP2001156835A - マルチキャストメッセージの宛先アドレスを圧縮する装置と方法 - Google Patents

マルチキャストメッセージの宛先アドレスを圧縮する装置と方法

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JP2001156835A
JP2001156835A JP2000286386A JP2000286386A JP2001156835A JP 2001156835 A JP2001156835 A JP 2001156835A JP 2000286386 A JP2000286386 A JP 2000286386A JP 2000286386 A JP2000286386 A JP 2000286386A JP 2001156835 A JP2001156835 A JP 2001156835A
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Wim Livens
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/745Address table lookup; Address filtering
    • H04L45/74591Address table lookup; Address filtering using content-addressable memories [CAM]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクションレスマルチキャストメッセージ
の宛先アドレスのリストを圧縮すること。 【解決手段】 コネクションレスマルチキャストメッセ
ージの宛先アドレス(A.B.C.D,A.B.C.
E,A.F.G.H)のリストを圧縮するため、共通接
頭部分(A.B.C)をもつアドレス(A.B.C.
D,A.B.C.E)が単一の複合アドレス(A.B.
C{D,E})に置きかえられる。この複合アドレス
(A.B.C{D,E})は、共通接頭部分(A.B.
C)と、共通接頭記号(A.B.C)をもったこれらの
アドレス(A.B.C.D,A.B.C.E)の接尾部
分のリスト({D,E})とによって構成される。圧縮
技術は、繰返し適用され、マルチキャストに必要なオー
バヘッドを削減するだけでなく、ルーティングテーブル
のより迅速な照合を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の特徴的
でない部分で定義したようなマルチキャストメッセージ
の宛先アドレスのリストを圧縮するための装置、請求項
7の特徴的でない部分で定義したようなマルチキャスト
メッセージの宛先アドレスのリストを圧縮するための方
法、請求項8の特徴的でない部分で定義したようにその
ような圧縮装置が含まれる通信ネットワークのルータ、
および、請求項10の特徴的でない部分で定義したよう
にそのような圧縮装置が含まれる通信ネットワークのホ
ストに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャストとは、一組の宛先ホスト
への同一のメッセージの伝送である。インターネットに
おけるマルチキャストは、IP(インターネットプロト
コル)のデータグラムをそれぞれの視聴ホストの宛先に
各々送りつける必要なく、すべての視聴ホストにIPデ
ータグラムを届けることを可能にする。インターネット
におけるラジオ局放送、音声又は動画による会議、ニュ
ースレターの発行、事務所を離れることのない打ち合わ
せ参加、教授の講義の視聴、その他の多くの応用が、広
い帯域を占有することなく、マルチキャストを通じて現
実的になる。IPマルチキャストのホスト群による実現
では、各マルチキャストIPパケットはIPマルチキャ
ストアドレスを運んでおり、それはそのマルチキャスト
セッションのすべてのグループメンバーを識別する単一
のIP宛先アドレスである。ホスト群のメンバー加入は
動的であり、宛先ホストがいつでもそのグループに入っ
たり出たりできるということを意味している。IPマル
チキャストデータグラムの転送は、いわゆるマルチキャ
ストルータによって処理されるが、そのルータは、IP
マルチキャストデータグラムを、宛先ホストグループの
メンバーが属するすべてのネットワークに、転送する責
任をもったIPルータである。XTP(Xpress転
送プロトコル)、ST−II(実験的インターネットス
トリームプロトコル第2版)、MTP(マルチキャスト
転送プロトコル)のような、IPマルチキャストをホス
トにより実現するためのマルチキャストプロトコルの概
要が、「マルチキャストプロトコルの要求仕様」という
タイトルがつけられたRFC1458によって与えられ
る。このIETF(インターネット技術タスクフォー
ス)の提案は、インターネットで発行されており、UR
L「http://www.ohiostate.ed
u/htbin/rfc/rfc1458.htm」で
見つけることができる。しかし、多くのグループのため
のIPマルチキャストをホストによる実現することのス
ケーラビリティは問題である。特に、IPバックボーン
ネットワークは、スケーラビリティの問題を被る。なぜ
なら、別個のマルチキャストアドレスを、例えば音声会
議又は動画会議に参加するあらゆる小さなホストのグル
ープごとに割り付けられなければならない場合には、I
Pバックボーンで状態(states)を管理しなけれ
ばならないグループの数が莫大になりうるからである。
「コネクションレスマルチキャスト」というタイトルの
つけられた「draft-ooms-cl.multicast-00.txt」を参照
するインターネット案に記述されているようなIPマル
チキャストのコネクションレスな実現は、ホストによる
IPマルチキャストの実現がもつスケーラビリティの問
題をもたない。なぜなら、IPルータの中でマルチキャ
ストグループごとの状態は全く作成されないからであ
る。URL「http://info.interne
t.isi.edu:80/in−drafts/fi
les/draft−ooms−cl−multica
st−00.txt」を介してインターネットから引き
出すことができる後者のインターネット案は、各IPパ
ケットがマルチキャストセッションのメンバーのすべて
のIPアドレスのリストを運ぶマルチキャストメカニズ
ムを提案している。各ルータでは、ルーティングテーブ
ルを照会してリストの各宛先毎の次のホップ(hop)
が決定され、別個の次のホップ毎に新しいIPヘッダが
組み立てられる。この新しいIPヘッダは、次のホップ
が宛先への最短の経路上にあるような宛先のリストだけ
を含む。コネクションレスマルチキャストの主な利点
は、マルチキャストアドレスの割当が全く必要でなく、
ルータがセッション毎の状態を維持しなくてもよいこと
である。しかしながらコネクションレスマルチキャスト
は、各パケットがすべての残った宛先を含むことを要求
する。宛先アドレスのリストは長いこともあるので、コ
ネクションレスマルチキャストはオーバーヘッドを有意
に増加させ、その結果インターネットを介した有効なス
ループットを減少させることもある。
【0003】コネクションレスマルチキャストのIPパ
ケットの中の宛先アドレスのリストを圧縮する方法と装
置の有用性は、インターネット案「draft−oom
s−cl−multicast−00.txt」の第6
パラグラフに表明されているが、適用されるべき圧縮技
術の好ましい実現についてはそこには記述されていな
い。インターネット案の著者は、圧縮の方法が好ましく
は共通接頭部分の検出に基づくべきであることを既に示
唆している。IP宛先アドレスのための共通接頭部分に
もとづくある圧縮方法は、例えば、「http://w
ww.nada.kth.se/〜nilsson/p
ublic/papaers/router/」のUR
Lでインターネットから引き出すことができる、Ste
fan NilssonとGunnar Karlss
on著の「インターネットルータのための速いアドレス
ルックアップ」という記事から知ることができる。そこ
では、IPルータのルーティングテーブルによって保持
される情報を圧縮する方法が記述されている。この圧縮
技術は、IPアドレスを接頭部分と省略値(skipv
alue)におきかえる。省略値は、探索処理のあいだ
省略されうるビットの数を表す。もし、マルチキャスト
メッセージの宛先アドレスのリストの中で共通接頭部分
をもつ宛先アドレスが、共通接頭部分と無関係なビット
数を表す省略数とから構成される複合宛先アドレスでお
きかえられたなら、ホストが最初の宛先リストの一部を
構成しているか否かにかかわらず、アドレスが共通接頭
部分で始まるあらゆるホストがマルチキャストメッセー
ジを受け取ることになってしまう。このため、共通接頭
部分をもちしかも全ての考えられる接尾部分を含む宛先
アドレスの組だけがマルチキャストのためのこの方法で
圧縮される。このためこの既知の共通接頭部分に基づく
圧縮技術は非常に疎らにしか適用できず、結果としてイ
ンターネットのマルチキャストトラフィックのために生
成された総オーバヘッドを有意に削減することはできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも2つの宛先アドレスが共通接頭部分をもつ、あら
ゆるコネクションレスマルチキャストセッションにおい
て、マルチキャストパケットのオーバーヘッドを有意に
削減させるという意味でマルチキャストの目的に最適
な、宛先アドレスリスト圧縮のための装置と方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1によるマルチキャストメッセージの宛先
アドレスのリストを圧縮するための装置、請求項7によ
るマルチキャストメッセージの宛先アドレスのリストを
圧縮するための方法、請求項8による通信ネットワーク
のルータ、および、請求項10による通信ネットワーク
のホストによって達成される。
【0006】実際、宛先アドレスの接尾部分が明示的に
複合アドレスに列挙されるため、共通接頭部分をもつい
かなる宛先アドレスの組をも、本発明に従い、アドレス
が共通接頭部分ではじまる該マルチキャストセッション
の非メンバーがマルチキャストメッセージを受け取るリ
スクを全く負わずに、圧縮することができる。さらにす
ぐあとで説明するように、複合アドレスはさらに他の宛
先アドレスや他の複合アドレスとも、共通部分がある場
合には結合することができ、新しい複合アドレスへとさ
らに圧縮することができる。すなわちこの圧縮方法は、
共通接頭部分をもつ少なくとも2つのアドレス、宛先ア
ドレス又は複合アドレスが存在する間は繰り返し適用で
きる。繰り返しごとに、マルチキャストパケットのオー
バーヘッドはさらに削減される。
【0007】請求項で用いられる「含む」という用語
は、その前で列挙された手段だけに限定されるものとし
て解釈されるべきではないことに注意が必要である。例
えば、手段AとBを含む装置といった表現の範囲は、A
とBの構成要素だけからなる装置に限られるべきでな
い。それは、本発明について装置の唯一の関連構成要素
はAとBである、という意味である。
【0008】本発明による圧縮装置のひとつの付加的な
特徴が請求項2に定義される。
【0009】これにより、共通接頭部分をもつIPアド
レスのあらゆる部分集合を本発明に従って圧縮すること
ができる。
【0010】本発明による圧縮装置の、代わりとなる付
加的な特徴が請求項3に定義される。
【0011】これにより、もし宛先アドレスのリストが
共通接頭部分をもつIPアドレスと複合アドレスとを含
んでいるときは、その複合アドレスとIPアドレスとが
圧縮された新しい複合アドレスが生成される。本発明は
必然的に繰り返し適用され、最初は、比較的大きな共通
接頭部分をもつIP宛先アドレスのリストが一つの複合
アドレスへと圧縮される。この複合アドレスはそしてさ
らに次の繰返しとなる圧縮で、やや短めの共通接頭部分
をもつ他の複合アドレスやIP宛先アドレスと結合され
新しい複合アドレスを生成されることになる。本発明に
よる圧縮技術の適用の繰返は、この特許出願の具体例に
よりすぐ後ほど説明する。
【0012】さらに、本発明による圧縮装置の、他の代
わりとなる付加的な特徴が請求項4で定義される。
【0013】これにより1回目の圧縮で生成された2、
3の複合アドレスがまだ共通接頭部分をもち必然的に2
回目の圧縮で新しい複合アドレスへとさらに圧縮される
かもしれない。
【0014】さらに、本発明による圧縮装置の他の特徴
が請求項5に定義される。
【0015】この方法で、マルチキャストパケットの宛
先アドレスのリストが伝送前に圧縮され、こうして発信
源ホストからの外向きリンクにおけるコネクションレス
マルチキャストのオーバーヘッドは削減される。
【0016】さらに、本発明による圧縮装置の1つの特
徴が請求項6に定義される。
【0017】この方法で、別個の各次のホップに対する
新しいヘッダを組み立てるルータは、次のホップが宛先
への最短の経路上にあるような宛先のリストをやはり本
発明にしたがって圧縮できる。こうして、コネクション
レスマルチキャストパケットを転送するルータの外向き
のリンクを介して転送されるオーバーヘッドも有意に削
減される。
【0018】本発明によるルータのさらなる特徴が請求
項9に定義される。
【0019】これにより、複合アドレスが、異なる宛先
へコネクションレスマルチキャストメッセージを転送す
るために必要とされるオーバーヘッドを削減できるだけ
でなく、ルータのルーティングテーブルへの迅速なアク
セスを可能とする。というのも、ルーティングテーブル
が、そのアドレスが共通接頭部分を有する宛先に対し
て、別個に照会される(address)必要がないか
らである。もし、テーブル照合メカニズム(table
lookup mechanism)が、左から右
(ここで左は最上位部分、すなわち接頭部分に対応す
る)へと順序づけられたいくつかのアドレスビットを検
査することを含む場合、複合アドレスの共通接頭部分は
一度だけ照合の対象となり、その結果として、ルーティ
ングテーブルの照合性能が向上する。
【0020】添付の図面と関連づけられた以下の実施形
態の説明を参照することにより、これまでに説明した本
発明の目的や機能及びその他についてより明らかにな
り、発明そのものについても最もよく理解できるであろ
う。ここで、図面は、インターネットINTERNET
の機構の一つであり、マルチキャストメッセージの宛先
アドレスのリストを本発明により圧縮する方法が実現さ
れている。
【発明の実施の形態】図では、インターネットINTE
RNETの、4つのホスト、H1、D1、D2、および
D3と、3つのルータ、R1、R2、およびR3が描か
れている。ホストH1は第1のルータR1とリンクL1
1を介してつながれている。第1のルータR1のR1P
1とR1P2のポートはそれぞれリンクL12とリンク
L13を介してそれぞれ第2のルータR2と第3のルー
タR3に相互接続されている。リンクL21は第2のル
ータR2のポートR2P1をホストD1のポートに接続
する。同様に、リンクL22は第2のルータR2のポー
トR2P2をホストD2のポートに接続し、リンクL3
3は第3のルータR3のポートR3P1をホストD3の
ポートに接続する。図に示されるように、ホストD1は
アドレスA.B.C.Dをもち、ホストD2はアドレス
A.B.C.Eをもち、ホストD3はアドレスA.F.
G.Hをもつ。これらのアドレスにおいて、各文字は一
つのオクテットをあらわすものとみなされ、各アドレス
は32ビット(4オクテット)で構成される。ホストH
1は以下に説明する例では発信源ホストとしての役割を
果たすので、そのアドレスは、本発明による圧縮の方法
を説明できるために必須というわけではない。ホストH
1と3つのルータR1、R2およびR3は本発明による
宛先リスト圧縮装置を組み込んでいるものとする。
【0021】発明された圧縮技術を説明するために、ホ
ストH1がIP(インターネットプロトコル)ダイアグ
ラムをホストD1、D2およびD3の宛先へマルチキャ
ストしなければならず、これらへコネクションレスマル
チキャストを適用したものとする。したがって、IPデ
ータグラムのオーバーヘッド部において、H1は宛先ホ
ストD1、D2、およびD3をそれぞれのIPアドレス
A.B.C.D,A.B.C.E,A.F.G.Hによ
り識別しなければならない。ホストH1中の宛先リスト
圧縮装置は少ないオーバーヘッド消費でこの実現を助け
ることになる。ホストH1における宛先リスト圧縮装置
は、それぞれホストD1とD2のアドレスA.B.C.
DとA.B.C.Eが、共通接頭部分A.B.Cをもつ
ことを検知する。アドレスA.B.C.DとA.B.
C.Eから共通接頭部分A.B.Cを取り除くことによ
り、圧縮装置は、接尾部分DおよびEを得、接尾部分リ
スト{D,E}を生成するために使う。この接尾部分リ
スト{D,E}は、共通接頭部分A.B.Cに加えら
れ、複合アドレスA.B.C{D,E}を構成するが、
これは2つのホストD1とD2がなおもIPデータグラ
ムの宛先に属していることを示すにもかかわらず、5オ
クテットすなわちA、B、C、D、Eしか含まない。圧
縮が適用されない場合においてIPデータグラムのオー
バーヘッドに埋め込まれなければならない8オクテッ
ト、すなわちA、B、C、D、A、B、C、Eを含む代
わりにである。圧縮方法の第1回目の繰返しステップの
結果、ホストH1はIPアドレスA.F.G.Hと複合
アドレスA.B.C{D,E}とにより構成される、マ
ルチキャストされるべきIPデータグラムの宛先アドレ
スのリストを得る。2回目の繰返しステップでは、ホス
トH1の圧縮装置が、IPアドレスA.F.G.Hと複
合アドレスA.B.C{D,E}とがさらに共通接頭部
分Aをもつことを検知する。この共通接頭部分をIPア
ドレスA.F.G.Hおよび複合アドレスA.B.C
{D,E}から取り除くことにより、ホストH1の圧縮
装置は、接尾部分F.G.HおよびB.C{D,E}を
生成し、これらから接尾部分のリスト{B.C{D,
E},F.G.H}が構成される。この接尾部分のリス
ト{B.C{D,E},F.G.H}が共通接頭部分A
に加えられ新しい複合アドレスA{B.C{D,E},
F.G.H}が生成され、IPデータグラムが宛先ホス
トD1、D2、およびD3にマルチキャストされなけれ
ばならないことを示す。これらへの複合アドレスはたっ
た8オクテット、すなわちA、B、C、D、E、F、
G、Hしか含まない。圧縮が適用されない場合において
IPデータグラムのオーバーヘッド部に埋め込まれてい
たはずの12オクテット、すなわちA、B、C、D、
A、B、C、E、A、F、G、Hを含む代わりにであ
る。このように、IPデータグラムをリンクL11を介
して転送するオーバーヘッドが有意に削減される。
【0022】ルータR1は、IPデータグラムアドレス
の到着と同時に、複合アドレスA{B.C{D,E},
F.G.H}でそのルーティングテーブルを照会(ad
dress)する。このようなルーティングテーブルの
照合は、左から右に順序だてられたいくつかのアドレス
ビットの検査を伴うので、3つのアドレス、A.B.
C.D、A.B.C.E、およびA.F.G.Hのかわ
りに複合アドレスA{B.C{D,E},F.G.H}
が使われるならば、短縮される。なぜならば、アドレス
の共通接頭部分、AとA.B.C、は、それぞれ3回あ
るいは2回照合されるかわりに、複合アドレスA{B.
C{D,E},F.G.H}を介して1回だけ照合され
なければならないからである。こうしてルーティングテ
ーブルの照合性能は向上する。ルータR1のルーティン
グテーブルから、アドレスが共通部分A.B.Cで始ま
る宛先、例えばA.B.C.DとA.B.C.E、につ
いて、その宛先への最短の経路上にある次のホップとし
てルータR2があることがわかる。アドレスA.F.
G.Hをもつ宛先は、その最短経路上にある次のホップ
としてルータR3がある。ルータR1は結局、リンクL
12を介してルータR2へ転送されるべき新しいIPデ
ータグラムと、リンクL13を介してルータR3へ転送
されるべき新しいIPデータグラムとを構成することに
なる。これらの新しいIPデータグラムの情報(pay
load)部は、リンクL11を介して受信されたIP
データグラムの情報部のコピーである。リンク12を介
して転送されるIPデータグラムのオーバーヘッドに
は、アドレスA.B.C.DとA.B.C.Eのリスト
が含まれていなければならない。このリストの圧縮され
た形、A.B.C{D,E}、がリンクL11を介して
受信されたIPデータグラムから、リンク12を介して
転送される新しいIPデータグラムのヘッダへとコピー
されることになる。あるいは、このリストがルータR1
の圧縮装置により再び圧縮されることになる。この圧縮
装置は、この時アドレスA.B.C.DとA.B.C.
E中の共通接頭部分A.B.Cを検出する。アドレス
A.B.C.DとA.B.C.Eから共通接頭部分を取
り除くことにより、接尾部分DとEが得られ、接尾部分
のリスト{D,E}へと結合される。後者の接尾部分の
リスト{D,E}が、共通接頭部分A.B.Cに加えら
れ複合アドレスA.B.C{D,E}が生成され、リン
クL12を介してルータR2へ転送されるIPデータグ
ラム中に組み込まれる。L12を介して転送されるIP
データグラムのオーバーヘッド部では、このIPデータ
グラムがホストD1とD2の宛先へ転送されなければな
らないということを示すのに必要なオクテットの数が8
から5に減っている。L13を介してルータR1からル
ータR3へ転送されるIPデータグラムのヘッダに、ル
ータR1がもはやこれ以上圧縮できないホストD3の宛
先のアドレスA.F.G.Hを組み込む。
【0023】ルータR2は、リンクL12を介して転送
されたIPデータグラムを受信すると同時に、このIP
データグラムのヘッダから取り除かれた複合アドレス
A.B.C{D,E}でそのルーティングテーブルを照
会する。ルータR2のルーティングテーブルから、アド
レスA.B.C.DがポートR2P1を介して到達しう
ることと、アドレスA.B.C.EがポートR2P2を
介して到達しうることがわかる。ルータR2は結果的
に、ヘッダにアドレスA.B.C.Dが組み込まれた新
しいIPデータグラムと、ヘッダにアドレスA.B.
C.Eが組み込まれたほかの新しいIPデータグラムと
を構成することになる。これらの新しいIPデータグラ
ムの情報部もやはりコピーである。ルータR2によって
構成される最初のIPデータグラムはポートR2P1と
リンクL21を介して宛先ホストD1へ転送されるのに
対し、ルータ2によって構成される第2のIPデータグ
ラムはポートR2P2とリンクL22を介して宛先ホス
トD2へ転送される。ルータR2は本発明による圧縮装
置を含むものと仮定するがアドレスA.B.C.Dと
A.B.C.Eはこれ以上は圧縮されない。
【0024】ルータ3は、リンクL13を介して転送さ
れたIPデータグラムを受信すると同時に、そのアドレ
スA.F.G.Hでそのルーティングテーブルを照会
し、そのルーティングテーブルから、受信したIPデー
タグラムがポートR3P1とリンクL33を介して宛先
ホストD3へ転送されなければならないことがわかる。
次のホップは1つしかないので、このIPデータグラム
は単にコピーされてルータ3により転送される。ルータ
3も本発明による圧縮装置を備えていると仮定するが宛
先アドレスの圧縮は不可能である。
【0025】要約すれば、本発明による圧縮技術の繰返
し適用により、マルチキャストIPデータグラムの宛先
アドレスを示すオーバヘッド部を、リンクL11におい
て12から8オクテットへと減らすことができた。ルー
タR1とルータR2の間のリンクL12においては、こ
のオーバヘッド部は8から5オクテットへと減らされ
た。より多くの宛先ホストがマルチキャストセッション
のメンバーである場合、およびこれらの宛先がより長い
共通接頭部分をもっている場合には、得られるオーバヘ
ッドの削減が、またさらに有意であることは統計的に明
らかである。
【0026】上で述べた実施形態はインターネットのI
P(インターネットプロトコル)データグラムについて
のものだが、通信ネットワーク技術におけるスキルをも
った者にとって、マルチキャストの宛先アドレスのリス
トのための圧縮技術の適用が、具体的なネットワークや
インターネットに限られないこと、それに従い、データ
パケットの具体的なフォーマットに限られないことも、
明らかだろう。すなわちこの発明はインターネットより
もより広く適用可能である。
【0027】また本発明による圧縮技術が、上記の例で
説明したようなオクテット単位で必ずしも適用されない
といけないというわけではないことに注意すべきであ
る。圧縮技術は、かわりに例えば4ビット単位または1
ビット単位で適用されてもよい。
【0028】さらに、上に述べた本発明の実施形態は、
どちらかといえば機能ブロックの観点からのものである
といえる。これらのブロックの機能面の記述により、電
子機器を設計する技術スキルをもった者には、周知の電
子部品を用いてこれらのブロックの具体物をどのように
製造するかとういうことは明らかであるはずだ。このた
め、各機能ブロックの内容の詳細なアーキテクチャにつ
いてはふれていない。
【0029】発明の原理については具体的な装置と結び
付けて上記で説明したが、この説明は例としてのみなさ
れたものであり、発明の範囲を制限するためになされた
ものでないことは明らかにわかるはずである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチキャストメッセージの宛先
アドレスのリストを圧縮するための方法が実現されたイ
ンターネット(INTERNET)の該略図である。
【符号の説明】
H1、D1、D2、D3 ホスト R1、R2、R3 ルータ L11、L12、L13、L21、L22、L23 リ
ンク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャストメッセージの宛先アドレ
    スのリスト(A.B.C.D,A.B.C.E,A.
    F.G.H)を圧縮する装置であり、前記宛先アドレス
    のリストの少なくとも2つの宛先アドレス(A.B.
    C.D,A.B.C.E)中の共通接頭部分(A.B.
    C)を検出する手段を含む装置であって、前記少なくと
    も2つの宛先アドレス(A.B.C.D,A.B.C.
    E)の接尾部分のシーケンス({D,E})を生成する
    手段と、 前記接尾部分のシーケンス({D,E})を前記共通接
    頭部分(A.B.C)に付加することによって複合宛先
    アドレス(A.B.C{D,E})を構成するように行
    われる、複合宛先アドレス(A.B.C{D,E})を
    構成する手段とをさらに含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記宛先アドレスのリスト(A.B.
    C.D,A.B.C.E,A.F.G.H)が、インタ
    ーネットプロトコルのアドレスであることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記宛先アドレスのリストが、インター
    ネットプロトコルのアドレスと、前記複合宛先アドレス
    に類似する複合アドレスとで構成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記宛先アドレスのリストが、前記複合
    宛先アドレスに類似する複合アドレスで構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 コネクションレスマルチキャスト伝送能
    力をもつ、通信ネットワーク(INTERNET)のホ
    スト(H1)に結合されることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 コネクションレスマルチキャスト転送能
    力をもつ、通信ネットワーク(INTERNET)のル
    ータ(R1,R2,R3)に結合されることを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 マルチキャストメッセージの宛先アドレ
    スのリスト(A.B.C.D,A.B.C.E,A.
    F.G.H)を圧縮する方法であり、前記宛先アドレス
    のリストの少なくとも2つの宛先アドレス(A.B.
    C.D,A.B.C.E)中の共通接頭部分(A.B.
    C)が検出される方法であって、 さらに、前記少なくとも2つの宛先アドレス(A.B.
    C.D,A.B.C.E)から接尾部分のシーケンス
    ({D,E})が生成され、該接尾部分のシーケンス
    ({D,E})を前記共通接頭部分(A.B.C)に付
    加することにより複合宛先アドレス(A.B.C{D,
    E})が構成されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 コネクションレスマルチキャスト転送能
    力をもつ、通信ネットワーク(INTRENET)のル
    ータ(R1,R2,R3)であって、請求項1に定義す
    るようにマルチキャストメッセージの宛先アドレス
    (A.B.C.D,A.B.C.E,A.F.G.H)
    を圧縮する装置を含むことを特徴とするルータ。
  9. 【請求項9】 ルーティングテーブル記憶手段と、前記
    複合宛先アドレスに類似した複合アドレスを介して該ル
    ーティングテーブル記憶手段を照会する手段とをさらに
    含むことを特徴とする請求項8に記載のルータ。
  10. 【請求項10】 コネクションレスマルチキャスト伝送
    能力をもつ通信ネットワーク(INTERNET)のホ
    スト(H1)であって、請求項1に定義するようにマル
    チキャストメッセージの宛先アドレスのリスト(A.
    B.C.D,A.B.C.E.A.F.G.H)を圧縮
    する装置を含むことを特徴とするホスト。
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