JPH11331237A - マルチキャストパケット中継方法及び装置 - Google Patents

マルチキャストパケット中継方法及び装置

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JPH11331237A
JPH11331237A JP13877998A JP13877998A JPH11331237A JP H11331237 A JPH11331237 A JP H11331237A JP 13877998 A JP13877998 A JP 13877998A JP 13877998 A JP13877998 A JP 13877998A JP H11331237 A JPH11331237 A JP H11331237A
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JP
Japan
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network
packet
virtual lan
multicast address
correspondence table
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Application number
JP13877998A
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English (en)
Inventor
Sunao Sawada
素直 澤田
Hiroyuki Wada
宏行 和田
Kazuko Iwatsuki
和子 岩月
Shinji Nozaki
信司 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な装置構成やプロトコルを必要とした
り、ネットワークに多大な負荷をかけることなく、効率
的なマルチキャストパケット中継を可能とする。 【解決手段】 VLAN番号とネットワークインターフ
ェースを対応付ける第1対応表、及びネットワーク層マ
ルチキャストアドレスとVLANタグを対応付ける第2
対応表を有し、ネットワーク層マルチキャストアドレス
宛のパケット中継時に、受信したマルチキャストアドレ
ス宛パケットの宛先であるネットワーク層マルチキャス
トアドレスと対応するVLANタグを第2対応表から求
め、そのタグでパケットのVLANタグを置き換え、そ
のタグから求めたVLAN番号が属するネットワークイ
ンターフェースを第1対応表から求め、そのインターフ
ェースから、VLANタグを置き換えたパケットを、V
LAN機能を有する1又は複数のLANスイッチ11〜
13に送信するルータ10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャストパ
ケットを効率よく中継可能なマルチキャストパケット中
継方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機ネットワークでの通信において、
同一のデータを複数の相手に送信する場合、単純に行う
と相手の数だけ同一内容のパケットを繰り返し送信する
ことになる。この際に、送信端末では相手の数に比例し
て送信処理が発生し、ネットワーク上には相手(受信端
末)の数に比例した量のパケットが流れることになり、
送信するデータが大量の場合には送信端末及びネットワ
ークに多大な負荷がかかることになる。
【0003】その負荷を軽減するための一つの技術に
「マルチキャスト」がある(例えば、“Communi
cation Q&A”,日経コミュニケーション,1
997/2/3,108P参照)。このマルチキャスト
を用いれば、必要最小限のパケットだけがネットワーク
上を流れ、送信端末で発生する送信処理も一度だけで済
む。これは、ネットワーク上の各ネットワーク層ネット
ワーク間中継装置が中継先の位置と数を認識し、必要最
小限のパケットの複製を作ることで実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記マルチキャストパ
ケットの効率的な中継のためには、マルチキャストルー
ティング用のネットワーク層のプロトコル、例えばIE
TF(InternetEngineering Ta
sk Force)のRFC1075で規定されている
DVMRP(Distance Vector Mul
ticastRouting Protocol)や、
上記IETFのRFC1584で規定されているMOS
PF(Multicast extensions t
oOpen Shortest Path Firs
t)等を中継に関与する全てのネットワーク層ネットワ
ーク間中継装置、例えばルータがサポートしている必要
がある。また、ネットワークシステム上で異なるネット
ワーク層プロトコル、例えばIP(Internet
Protocol)とIPv6(IPversion
6)を同時に運用する場合、各ネットワーク層プロトコ
ル毎にマルチキャストルーティング用プロトコル処理を
行わなければならない。そしてこれらのプロトコル処理
により制御情報交換のトラフィックが発生する。つま
り、各中継装置でのプロトコル処理負荷と、制御用トラ
フィックによるネットワークへの負荷が発生してネット
ワークに多大な負荷をかけることになり、結局、マルチ
キャストパケットを効率よく中継できないという問題が
あった。
【0005】また、前記マルチキャストルーティングプ
ロトコル用の制御パケットはネットワーク層プロトコル
の情報を用いるため、ブリッジやLAN(LocalA
rea Network)スイッチ等のデータリンク層
ネットワーク間中継装置では処理ができず、これによっ
ても効率的なマルチキャストパケット中継が行えないと
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、複雑な装置構成やプロト
コルを必要としたり、ネットワークに多大な負荷をかけ
ることがなく、効率的なマルチキャストパケット中継が
可能なマルチキャストパケット中継方法及び装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、バーチャルLAN番号とネットワークインタ
ーフェースとの対応が格納されたインターフェース対応
表、及びネットワーク層マルチキャストアドレスとバー
チャルLANタグとの対応が格納されたマルチキャスト
アドレス対応表を有し、バーチャルLAN機能を有する
1又は複数のデータリンク層ネットワーク間中継装置か
らのネットワーク層マルチキャストアドレス宛のパケッ
ト中継時に、受信したマルチキャストアドレス宛パケッ
トの宛先であるネットワーク層マルチキャストアドレス
と対応するバーチャルLANタグをマルチキャストアド
レス対応表から求め、そのタグでパケットのバーチャル
LANタグを置き換え、そのタグから求めたバーチャル
LAN番号が属するネットワークインターフェースをイ
ンターフェース対応表から求め、そのネットワークイン
ターフェースから、バーチャルLANタグを置き換えた
パケットを、前記1又は複数のデータリンク層ネットワ
ーク間中継装置に送信するネットワーク層ネットワーク
間中継装置を設け、前記データリンク層ネットワーク間
中継装置で構成されたネットワークシステム上におい
て、データリンク層アドレスとバーチャルLANタグに
基づいてパケットを中継することでネットワーク層マル
チキャストパケット中継を可能にしたものである。
【0008】これによれば、ネットワーク層ネットワー
ク間中継装置(レイヤ3のネットワーク間中継装置)に
よってVLANタグを付け替えるという簡単な手法によ
り、ネットワーク層の情報を使わないデータリンク層ネ
ットワーク間中継装置(レイヤ2のネットワーク間中継
装置)で構成されたネットワークで、必要最小限のLA
Nセグメントにだけパケットが流れる効率的なマルチキ
ャストパケット中継が実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明によるマルチキャス
トパケット中継方法及び装置が適用されたネットワーク
システムの第1の例を示すブロック図である。この例で
のマルチキャストは、IETFで仕様化されているIP
プロトコルにおけるマルチキャスト(IPマルチキャス
ト)であり、マルチキャストグループの管理にはIGM
Pプロトコル(以下、IGMPと略記)が用いられてい
るものとする。
【0010】この図1において、10はOSI参照モデ
ルのレイヤ3(単にレイヤ3とも記す)のネットワーク
間中継装置(ネットワーク層ネットワーク間中継装
置)、ここではルータで、ネットワークインターフェー
スとして複数の、ここでは3つのポートA,B,Cを有
する。11〜13は各々パケットに付加されたバーチャ
ルLAN(以下、VLANと記す)タグに基づいてパケ
ットを中継する、VLAN機能を有するOSI参照モデ
ルのレイヤ2(単にレイヤ2とも記す)のネットワーク
間中継装置(データリンク層ネットワーク間中継装
置)、ここではLANスイッチである。このLANスイ
ッチ11〜13において、ネットワーク端末(図中、○
又は●で示す)の接続されているネットワークセグメン
トには、1〜6のVLAN番号が割り振られている。
【0011】上記ルータ10は、図2に示すように、中
継するパケットのデータリンク層情報を扱うデータリン
ク層中継処理部21と、中継するパケットのネットワー
ク層情報を扱うネットワーク層中継処理部22と、上記
3つのポートA,B,Cとで構成されている。ここで、
データリンク層中継処理部21は、VLAN番号とネッ
トワークインターフェース(ポート)との対応表である
インターフェース対応表25を有し、管理する。このイ
ンターフェース対応表25の一例を図3に示す。図示す
るように、インターフェース対応表25には、各VLA
Nがどのネットワークインターフェースの先に存在する
かを予めVLAN番号とポート符号との対応で登録して
あり、パケットを中継する際に送信インターフェースを
決定するために使用する。一方、ネットワーク層中継処
理部22は、マルチキャスト中継処理部23を備えてお
り、ここにVLANタグとネットワーク層マルチキャス
トアドレスとの対応表であるマルチキャストアドレス対
応表24を有し、これを管理する。初期状態では、この
マルチキャストアドレス対応表24には何も登録されて
いない。
【0012】上記LANスイッチ11〜13は、各々図
4に示すように、パケットのデータリンク層情報を扱う
データリンク層中継処理部31と、複数のネットワーク
インターフェース、ここでは3つのポートA,B,Cと
で構成されている。ここで、上記データリンク層中継処
理部31は、VLAN番号とネットワークインターフェ
ース(ポート)との対応表であるインターフェース対応
表32を有し、管理する。このインターフェース対応表
32の一例を図5に示す。図示するように、LANスイ
ッチ11〜13の各インターフェース対応表32には、
ルータ10のインターフェース対応表25とは異なり、
VLAN番号とポート符号との対応の他に、各インター
フェースからパケットを送信するときにパケットに付い
ているVLANタグを削除すべきか否かの情報(タグ削
除処理の要否情報)も、予め登録されている。またLA
Nスイッチ11〜13では、各々ネットワークインター
フェース(ポート)のうち一つがuplinkインター
フェースとして設定されている。インターフェース対応
表32に登録されていないVLAN番号のパケットを受
信した場合に、そのパケットを中継する先がuplin
kインターフェースであり、ここではルータ10と接続
されているインターフェース(ポートA)に設定されて
いる。
【0013】次に、図1に例示するネットワークシステ
ムにおけるマルチキャストパケット中継について説明す
る。この例でのマルチキャストであるIPマルチキャス
トは、まずマルチキャストの受信を希望する端末がIG
MPによりマルチキャストグループに参加する。この
時、ルータ10ではIGMPパケットの情報を元に、マ
ルチキャストアドレス対応表24にマルチキャストアド
レス(マルチキャスト受信端末)の登録を行う。
【0014】この際の登録シーケンスを、受信端末10
1がマルチキャストアドレス224.0.0.80で示
されるマルチキャストグループに参加する場合を例に採
り、図6を併用して説明する。受信端末101がマルチ
キャストアドレス224.0.0.80で示されるマル
チキャストグループに参加する場合、まず、参加を希望
するマルチキャストアドレス224.0.0.80宛に
IGMPのReportメッセージ61の送信601を
する。このReportメッセージ61には、図7に示
すように参加を希望するマルチキャストアドレス22
4.0.0.80が書かれている。
【0015】このReportメッセージ61を受信し
たLANスイッチ11は、マルチキャストではない通常
のパケットと同様のパケット中継処理602を行う。こ
のLANスイッチ11におけるパケット中継処理602
の一例を図8を参照して説明する。まず、ステップ80
1では受信したパケットにVLANタグが付加されてい
るかどうかを調べる。図7から分かるように、Repo
rtメッセージ61にはVLANタグが付いていないの
でステップ802に移り、受信したインターフェースが
uplinkに指定されているかどうかインターフェー
ス対応表32で調べる。Reportメッセージ61を
受信したインターフェース、すなわちポートBはupl
inkではないのでステップ804に移り、ポートBに
対応するVLAN番号をインターフェース対応表32
(図5参照)から取得する。得られるVLAN番号は
“1”であるので、“1”に対応するVLANタグを生
成する。この例ではVLAN番号そのものをVLANタ
グとして使用する。ステップ805では、生成したVL
ANタグ62をReportメッセージ61に付加し、
uplinkであるポートAから送信する。
【0016】VLANタグ62が付加されて中継された
Reportメッセージ61はルータ10が受信する。
ルータ10では図9に示したフローに従ってパケットを
処理する。図2及び図9において、まず、受信したパケ
ットはネットワークインターフェース、ここではポート
Aからデータリンク層中継処理部21に送られ、処理が
開始される。データリンク層中継処理部21では、ステ
ップ901にて受信したパケットがマルチキャストであ
ることを確認し、ステップ902にてネットワーク層中
継処理部22にパケットを送りそこでの処理を開始させ
る。ネットワーク層中継処理部22では、ステップ90
3にてパケットに含まれるネットワーク層の情報から、
パケットがIGMPのReportメッセージであるこ
とを識別し、ステップ904にて受信端末登録処理を行
う。このステップ904における受信端末登録処理はマ
ルチキャスト中継処理部23で実行される。
【0017】この受信端末登録処理の詳細フローを図1
0に示す。図2及び図10において、まず、ステップ1
001にてReportメッセージ61から端末、ここ
ではマルチキャスト受信端末101が参加を希望してい
るマルチキャストアドレスである224.0.0.80
を得る。次に、ステップ1002ではそれがマルチキャ
ストアドレス対応表24に登録されているかどうか調べ
る。初期状態ではマルチキャストアドレス対応表24に
は何も登録されていないので、該当アドレスはない。し
たがって処理はステップ1003に移り、マルチキャス
トアドレス対応表24にマルチキャストアドレス22
4.0.0.80が登録される。ステップ1004では
パケットからVLANタグ62を得る。ステップ100
5では、アドレスに対応するエントリに、そのVLAN
が登録されているか判定されるが、マルチキャストアド
レス対応表24にはVLANタグはまだ登録されていな
いので、ステップ1006に移り、そのVLANタグ6
2を新たに登録して受信端末登録処理(図6中のステッ
プ603)を終了する。したがって、ここでのRepo
rtメッセージ61の処理後のマルチキャストアドレス
対応表24は、図11に示すように、マルチキャストア
ドレス224.0.0.80とVLANタグ“1”との
対応になる。
【0018】この後に、受信端末101と同じVLAN
1に接続されている受信端末102(図1参照)が同じ
マルチキャストアドレス224.0.0.80に参加す
る場合、同様のReportメッセージがLANスイッ
チ11により中継されてルータ10に届くが、この場合
は、図10中のステップ1002において該当アドレス
224.0.0.80が見つかり、VLANタグもステ
ップ1005においてマルチキャストアドレス対応表2
4に登録済みなので、受信端末登録処理はそのまま終了
する。なお、マルチキャストアドレス対応表24に最新
の情報を反映させるため、定期的にこのような受信端末
登録処理を行う。ルータ10は、定期的にIGMPのQ
ueryメッセージ(ポーリング時、相手方がいるか否
かのメッセージ)を発行することでマルチキャストアド
レス対応表24の更新を行う。
【0019】この時のネットワークシステムの動作シー
ケンスを図12に示す。図示するように、まず、ルータ
10は定期的に全てのインターフェース、ここではポー
トA,B,CからIGMPのQueryメッセージ12
1を全ネットワーク端末(図1中、○又は●で示す)に
向けてマルチキャスト送信1201をする。各LANス
イッチ11〜13はこのQueryメッセージ121を
受信し、図8に示す中継処理フローに従ってパケット中
継処理1202をする。ここではパケットにはVLAN
タグがついてなく、受信したインターフェース(この場
合ポートA)はuplinkであるから、Queryパ
ケット121をuplink(ポートA)以外の全ての
インターフェース、ここではポートB,Cから送信する
(ステップ801〜803参照)。
【0020】説明を図12に戻すと、各LANスイッチ
11〜13によって中継されたQueryパケット12
1を受信した各ネットワーク端末(図1中、○又は●で
示す)は、IGMPに規定されている通り、参加を希望
するマルチキャストアドレスに対するReportメッ
セージを送信する。マルチキャスト受信端末101を例
に採ると、このマルチキャスト受信端末101は、マル
チキャストアドレス224.0.0.80に対するRe
portメッセージ61を送信する。以後のLANスイ
ッチ11におけるパケット中継処理602及びルータ1
0における受信端末登録処理603については、前述し
た通りである。なお、ルータ10は、マルチキャストア
ドレス対応表24に登録されたマルチキャストアドレス
とVLANタグの組み合わせ毎に、Queryメッセー
ジ121を送信後、一定時間経過しても対応するRep
ortメッセージの応答がない場合、そのエントリをマ
ルチキャストアドレス対応表24から削除する。
【0021】次に、送信端末103が上記マルチキャス
トアドレス224.0.0.80宛にデータを送信した
場合の中継処理(マルチキャストパケット中継処理)に
ついて図13を参照して説明する。図示するように、送
信端末103がデータパケット送信1301をし、その
送信したデータ131をLANスイッチ13が受信する
と、図8に示したフローに従ってパケット中継処理60
3が行われる。ここで、LANスイッチ13のインター
フェース対応表32は図14に示すように予め設定され
ている。
【0022】LANスイッチ13が受信したデータ13
1はVLANタグのないパケットであるから、図8にお
いて、ステップ801からステップ802に移る。ステ
ップ802では、受信データ131はuplinkから
のものではないので処理がステップ804に移され、続
いてステップ805へと移される。すなわち、データ1
31を受信したインターフェースはポートBであるか
ら、図14に示すインターフェース対応表32からVL
AN番号は“5”ということになり、“5”という値の
VLANタグ132がデータ131に付加されて、up
linkであるルータ10のポートAに中継される。
【0023】ルータ10はこのデータパケットを受信
し、図9に示すフローに従ってマルチキャスト中継処理
1303を行う。すなわち、まずデータリンク層中継処
理部21において受信したパケットはマルチキャストア
ドレス宛であるので、図中、ステップ901では、受信
されたパケットがマルチキャストであることが確認さ
れ、ステップ902にてネットワーク層中継処理部22
にパケットを送りそこでの処理を開始させる。ここで、
受信したマルチキャストパケットはIGMPメッセージ
ではないのでステップ903からステップ905に進
み、マルチキャスト中継処理1303が行われる。
【0024】このマルチキャスト中継処理1303は図
2に示すマルチキャスト中継処理部23で実行される
が、その処理の詳細を図15のフローチャートに従って
説明する。まず、ステップ1401ではパケットの宛先
であるマルチキャストアドレス224.0.0.80で
マルチキャストアドレス対応表24が検索される。受信
端末登録処理後の上記対応表24は図11に示すように
なっているので、ステップ1402において該当するア
ドレス224.0.0.80があると判定される。次
に、ステップ1403では対応表24に登録されたVL
ANタグ、この場合は“1”、を取得する。ステップ1
404では、パケットのVLANタグ132を、元々の
“5”を表すものから“1”を表すものへと付け替え
る。そして、ステップ1405においてVLANタグを
付け替えたパケットをデータリンク層中継処理部21に
送り、VLANタグ付きパケット中継処理を起動する。
データリンク層中継処理部21では、パケットを送信す
るネットワークインターフェースを決定するために、ス
テップ1406において、図3に示すインターフェース
対応表25で付け替え後のVLAN番号“1”を検索す
る。そしてステップ1407において、該当する番号に
関連付けられたネットワークインターフェース、この場
合はポートAからパケットを送信する。
【0025】このようにルータ10によって中継された
データパケットは、図13に示すようにLANスイッチ
11で受信される。このLANスイッチ11では、図8
に示す処理フローに従ってパケット中継処理1304が
行われる。ここでは、パケットにVLANタグが付いて
いるのでステップ801からステップ806に進み、そ
のVLAN番号、この場合は“1”でインターフェース
対応表32を検索して送信インターフェースを決定す
る。ここで、LANスイッチ11のインターフェース対
応表32は図5に示すようになっているので、送信イン
ターフェースとしてポートBが得られる。また、タグ削
除処理が“要”となっているので、ステップ807でそ
れが判定されると、ステップ808にてパケットに付加
されているVLANタグ133が削除され、ステップ8
09にてポートBからデータ131が送信される。その
結果、データ131はVLAN1に送信され、図13に
示すようにマルチキャスト受信端末101,102で受
信される。
【0026】以上述べたように、本発明によるマルチキ
ャストパケット中継方法及び装置が適用されたネットワ
ークシステムにおいて、レイヤ3のネットワーク間中継
装置(ネットワーク層ネットワーク間中継装置)、ここ
ではルータ10によってVLANタグを付け替えること
により、ネットワーク層の情報を使わないレイヤ2のネ
ットワーク間中継装置(データリンク層ネットワーク間
中継装置)、ここではLANスイッチ11〜13で構成
されたネットワークで、必要最小限のLANセグメント
(VLAN1〜6)にだけパケットが流れる効率的なネ
ットワーク層マルチキャストパケット中継が実現でき
る。
【0027】図16は、本発明によるマルチキャストパ
ケット中継方法及び装置が適用されたネットワークシス
テムの第2の例を示すブロック図で、以下、これについ
て説明する。この例では、ネットワーク層ネットワーク
間中継装置であるルータ10及びデータリンク層ネット
ワーク間中継装置であるLANスイッチ11〜13の各
データリンク層中継処理部21,31に、図17に例示
したVLAN対応表1601が追加されている。このV
LAN対応表1601には、VLANタグと、それによ
って表される複数のVLAN番号が対応して登録されて
いる。つまり、一つのVLANタグによって複数のVL
ANの和集合が表現されている。各VLAN対応表16
01は、ルータ10とLANスイッチ11〜13で同一
の内容である。なお、この第2の例でのマルチキャスト
も、第1の例でのそれと同様に、IETFで仕様化され
ているIPプロトコルにおけるマルチキャスト(IPマ
ルチキャスト)であり、マルチキャストグループの管理
にはIGMPが用いられている。また、この図16にお
いて、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0028】この例でも、前述第1の例の場合と同様に
IPマルチキャストを用いるので、ルータ10は、マル
チキャスト受信端末が発信するIGMP Report
メッセージを元にマルチキャストアドレス対応表24を
定期的に更新する。この動作については前述第1の例と
同様であるが、ここではルータ10及び各LANスイッ
チ11〜13においてVLAN対応表1601が管理さ
れている。このため、図10に示すルータ10での受信
端末登録処理フロー中のステップ1005〜1006
が、ここでは図19に示す処理フローに置き換えられ
る。
【0029】この置き換えられたステップ1701〜1
707に関して、VLAN1上の受信端末101がマル
チキャストアドレス224.0.0.80で示されるマ
ルチキャストグループに登録されている状態で、VLA
N2上の受信端末104が同じマルチキャストグループ
に追加登録される場合を例に採って説明する。まず、受
信端末101について受信端末登録処理(図6中のステ
ップ603参照)を行った時点でのルータ10のマルチ
キャストアドレス対応表24は図11に示すようになっ
ている。この状態で、受信端末104がマルチキャスト
アドレス224.0.0.80に対するReportメ
ッセージ61の送信601をすると、前述第1の例の場
合と同様に図6に示すシーケンスを経てVLAN2を表
すVLANタグ62がReportメッセージ61に付
加されてルータ10に受信される。
【0030】ルータ10では、受信されたそのパケット
に対し、図10に示す受信端末登録処理のステップ10
01→1002→1004が順次実行される。すなわち
ステップ1001ではReportメッセージ61から
マルチキャスト受信端末101が参加を希望しているマ
ルチキャストアドレスである224.0.0.80を得
る。次に、ステップ1002ではそれがマルチキャスト
アドレス対応表24に登録されているかどうか調べる。
ここでは、マルチキャストアドレス対応表24にマルチ
キャストアドレス224.0.0.80が登録されてい
るのでステップ1004に移り、パケットからVLAN
タグ62を得る。
【0031】VLANタグ62を得ると、図19に示す
処理フローが実行される。すなわち図11に示すよう
に、マルチキャストアドレス224.0.0.80に対
応するエントリにはVLANタグ“1”が登録されてい
るので、ステップ1701ではこれを取得し、次にステ
ップ1702ではそのVLANタグ“1”で図17に示
すVLAN対応表1601を検索する。これにより得ら
れるVLAN番号の集合はVLAN番号“1”のみを含
む集合である。
【0032】ここで、上記のようにVLAN2を表すV
LANタグ62がReportメッセージ61に付加さ
れてルータ10に受信されているが、このVLANタグ
“2”は、上記VLAN番号の集合に含まれていないの
で、処理はステップ1703→1704と進み、ステッ
プ1705でVLAN番号“1”と“2”からなる和集
合が作成される。そしてステップ1706では、図17
に示すVLAN対応表1601から、この和集合を表す
VLANタグとして“7”が得られる。ステップ170
7では、このVLANタグ“7”を新たにマルチキャス
トアドレス対応表24に登録するもので、結果としてマ
ルチキャストアドレス対応表24は図18に示すように
なる。以上が第2の例における受信端末登録処理(図6
中のステップ603参照)である。
【0033】このように、マルチキャストアドレス22
4.0.0.80に受信端末101と受信端末104が
参加している状態で、マルチキャスト送信端末103が
マルチキャストアドレス224.0.0.80宛にデー
タパケットを送信した場合、それによるLANスイッチ
13、ルータ10及びLANスイッチ11におけるパケ
ット中継処理動作は前述第1の例と基本的には同じであ
る。すなわち図13に示すように、送信端末103が送
信したデータパケットはLANスイッチ13が受信し、
VLANタグ、この場合は“5”を付加してルータ10
に中継する。ルータ10ではマルチキャスト中継処理1
303が行われる。ここで、上述したようにマルチキャ
ストアドレス対応表24は図18に示すようになってい
るので、ルータ10によって付け替えられるVLANタ
グの値は“7”となる。
【0034】ここまでは前述第1の例と同様に処理が行
われるが、この第2の例では、上述したようにVLAN
対応表1601(図17参照)が追加されたことに伴
い、図8に示すLANスイッチスイッチ11でのパケッ
ト中継処理フローにおけるステップ806〜809が、
ここでは図20に示す処理フローに置き換えられる。こ
のため、LANスイッチ11における中継処理のステッ
プ801においてVLANタグが付いていると判断され
たパケットは、図20に示すフローで処理される。すな
わち、パケットについているVLANタグはこの場合
“7”であるから、ステップ1801において上記VL
AN対応表1601を検索するとVLAN1とVLAN
2の和集合を表していることが分かる。この和集合に含
まれる全てのVLAN番号、この場合VLAN1とVL
AN2に対してパケットを中継させるために、ここでは
図8に示す処理フローにおけると同様のステップ807
〜809を各VLANに対して繰り返すループがステッ
プ1803、1807、1808により追加されてい
る。
【0035】したがってまず、ステップ1802ではZ
にVLAN番号“1”が代入され、ステップ1803で
はそのZでインターフェース対応表32(図5参照)が
検索されて送信インターフェースが決定される。ここで
はポートBが決定され、ステップ807〜809がポー
トBで実行される。すなわち、上記インターフェース対
応表32ではポートBについてタグ削除処理が“要”と
なっているので、ステップ807でそれが判定される
と、ステップ808にてパケットに付加されているVL
ANタグ133が削除され、ステップ809にてポート
Bからデータ131が送信される(図13参照)。
【0036】次に、ステップ1807〜1808が実行
され、ZにVLAN番号“2”が代入され、上記VLA
N番号“1”の場合と同様にステップ807〜809が
ポートCで実行される。ここでは、この時点で和集合に
属する全てのVLAN番号について処理が行われたこと
になるので、ステップ1807を経て中継処理は終了す
る。その結果、データ131はVLAN1とVLAN2
に送信され、マルチキャスト受信端末101,104で
受信される。以上述べたように第2の例では、第1の例
にVLAN対応表1601を追加することで、複数のV
LANにまたがったマルチキャストグループに対しても
効率よいマルチキャストパケット中継が実現できる。
【0037】図21は、上述第1及び第2の例における
ルータ10の実装例を示す図である。ここでは、データ
リンク層中継処理部21はハードウェアで構成され、前
記インターフェース対応表25及びVLAN対応表16
01は対応表用メモリ193に格納されている。前記マ
ルチキャスト中継処理部23を含むネットワーク層中継
処理部22はソフトウェアで実現されており、メモリ1
92に格納されたそのソフトウェアをCPU191が実
行する形態になっている。前記マルチキャストアドレス
対応表24もメモリ192に格納されている。各ネット
ワークインターフェース196で受信したパケットはパ
ケット格納メモリ195に格納され、データリンク層中
継処理部21及びネットワーク層中継処理を行うCPU
191からアクセスできるようになっている。なお、1
94はCPUバスである。
【0038】ルータ10の他の実装例を図22に示す。
ここでは、ワークステーション又はパーソナルコンピュ
ータ等の汎用の情報処理装置に、VLANタグ対応のネ
ットワークインターフェースカード204を複数装備す
る。また、上記データリンク層中継処理部21、ネット
ワーク層中継処理部22及びマルチキャスト中継処理部
23は全てソフトウェアで実現されている。ネットワー
クインターフェース204を介して送受信されるパケッ
トや、上記マルチキャストアドレス対応表24、インタ
ーフェース対応表25、VLAN対応表1601及び上
記ソフトウェア等は全てメモリ202に格納され、CP
U201が参照できるように内部バス203で接続され
ている。
【0039】なお、上述第1及び第2の例ではネットワ
ーク層ネットワーク間中継装置としてルータ10を用い
たが、これのみに限定されることはなく、例えばレイヤ
3スイッチを用いてもよい。このレイヤ3スイッチの実
装例を図23に示す。この図23において、図21と同
一又は相当部分に同一符号を付して説明すると、レイヤ
3スイッチ88の全体の構成は図21に示すルータ10
の実装例を基本としていることが分かる。しかしここで
は、上記マルチキャスト中継処理部23を含むネットワ
ーク層中継処理部22がハードウェアで構成され、上記
マルチキャストアドレス対応表24はマルチキャストア
ドレス対応表メモリ197に格納されている。また、マ
ルチキャスト中継処理はパケット格納メモリ195内の
パケットの情報をハードウェア構成の上記ネットワーク
層中継処理部22が直接参照して実行する。CPU19
1は装置全体の管理等を行い、直接マルチキャスト中継
処理には関与しない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク層の情報を使わないデータリンク層ネットワ
ーク間中継装置で構成されたネットワークで、必要最小
限のLANセグメントにだけパケットが流れるというネ
ットワーク層マルチキャストパケット中継が、ネットワ
ーク層ネットワーク間中継装置によってVLANタグを
付け替えるという簡単な手法により、すなわち、複雑な
装置構成やプロトコルを必要としたり、ネットワークに
多大な負荷をかけることがなく実現することができ、効
率的なマルチキャストパケット中継が可能になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法及び装置が適用されたネットワーク
システムの第1の例を示すブロック図である
【図2】図1中のルータの一例を示すブロック図であ
る。
【図3】同上ルータがもつインターフェース対応表の一
例を示す図である。
【図4】図1中のLANスイッチの一例を示すブロック
図である。
【図5】同上LANスイッチがもつインターフェース対
応表の一例を示す図である。
【図6】図1中のルータによるマルチキャストアドレス
対応表へのマルチキャストアドレスの登録処理シーケン
スの一例を示す図である。
【図7】図6中のReportメッセージの内容の一例
を示す図である。
【図8】図1中のLANスイッチでのパケット中継処理
の一例を示すフローチャートである。
【図9】図1中のルータでのパケット中継処理の一例を
示すフローチャートである。
【図10】図1中のルータでの受信端末登録処理の一例
を示すフローチャートである。
【図11】図1中のルータがもつマルチキャストアドレ
ス対応表の一例を示す図である。
【図12】図1中のルータでのマルチキャストアドレス
対応表更新処理シーケンスの一例を示す図である。
【図13】図1中のルータ及びLANスイッチでのマル
チキャストパケット中継処理シーケンスの一例を示す図
である。
【図14】図1中のLANスイッチ13がもつインター
フェース対応表の一例を示す図である。
【図15】図1中のルータでのマルチキャスト中継処理
の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明方法及び装置が適用されたネットワー
クシステムの第2の例を示すブロック図である
【図17】図16中のルータ及びLANスイッチがもつ
VLAN対応表の一例を示す図である。
【図18】図16中のルータがもつマルチキャストアド
レス対応表の一例を示す図である。
【図19】図16中のルータの受信端末登録処理の一例
の要部を示すフローチャートである。
【図20】図1中のLANスイッチでのパケット中継処
理の一例の要部を示すフローチャートである。
【図21】図1,図16中のルータの実装例を示す図で
ある。
【図22】同じくルータの他の実装例を示す図である。
【図23】同上ルータに代えて用いられるレイヤ3スイ
ッチの実装例を示す図である。
【符号の説明】
10…ルータ(ネットワーク層ネットワーク間中継装
置)、11,12,13…LANスイッチ(データリン
ク層ネットワーク間中継装置)、101,102,10
4…マルチキャスト受信端末、103…マルチキャスト
送信端末、21…ルータのデータリンク層中継処理部、
22…ネットワーク層中継処理部、23…マルチキャス
ト中継処理部、24…マルチキャストアドレス対応表、
25…ルータのインターフェース対応表、31…LAN
スイッチのデータリンク層中継処理部、32…LANス
イッチのインターフェース対応表、61…IGMPのR
eportメッセージ、62,132,133…VLA
Nタグ、88…レイヤ3スイッチ、121…Query
メッセージ、131…データ、1601…VLAN対応
表。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 信司 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所サーバ開発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク層ネットワーク間中継装置
    において、バーチャルLAN番号とネットワークインタ
    ーフェースとの対応が格納されたインターフェース対応
    表、及びネットワーク層マルチキャストアドレスとバー
    チャルLANタグとの対応が格納されたマルチキャスト
    アドレス対応表を有し、バーチャルLAN機能を有する
    1又は複数のデータリンク層ネットワーク間中継装置か
    らの前記ネットワーク層マルチキャストアドレス宛のパ
    ケット中継時に、受信したマルチキャストアドレス宛パ
    ケットの宛先であるネットワーク層マルチキャストアド
    レスと対応するバーチャルLANタグを前記マルチキャ
    ストアドレス対応表から求め、求めたバーチャルLAN
    タグでそのパケットのバーチャルLANタグを置き換
    え、そのバーチャルLANタグから求めたバーチャルL
    AN番号が属するネットワークインターフェースを前記
    インターフェース対応表から求め、求めた1又は複数の
    ネットワークインターフェースから、バーチャルLAN
    タグを置き換えたパケットを前記1又は複数のデータリ
    ンク層ネットワーク間中継装置に送信することにより、 その1又は複数のデータリンク層ネットワーク間中継装
    置で構成されたネットワークシステム上において、デー
    タリンク層アドレスとバーチャルLANタグに基づいて
    パケットを中継することでネットワーク層マルチキャス
    トパケット中継を可能にしたことを特徴とするマルチキ
    ャストパケット中継方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク層ネットワーク間中継装置
    は、 1又は複数のネットワークインターフェースと、 バーチャルLAN番号と前記ネットワークインターフェ
    ースとの対応が格納されたインターフェース対応表、及
    びネットワーク層マルチキャストアドレスとバーチャル
    LANタグとの対応が格納されたマルチキャストアドレ
    ス対応表を有し、バーチャルLAN機能を有する1又は
    複数のデータリンク層ネットワーク間中継装置からの前
    記ネットワーク層マルチキャストアドレス宛のパケット
    中継時に、受信したマルチキャストアドレス宛パケット
    の宛先であるネットワーク層マルチキャストアドレスと
    対応するバーチャルLANタグを前記マルチキャストア
    ドレス対応表から求め、求めたバーチャルLANタグで
    そのパケットのバーチャルLANタグを置き換え、その
    バーチャルLANタグから求めたバーチャルLAN番号
    が属するネットワークインターフェースを前記インター
    フェース対応表から求め、求めた1又は複数のネットワ
    ークインターフェースから、バーチャルLANタグを置
    き換えたパケットを前記1又は複数のデータリンク層ネ
    ットワーク間中継装置に送信する中継処理手段とを具備
    してなる請求項1に記載のマルチキャストパケット中継
    方法。
  3. 【請求項3】 バーチャルLAN番号とネットワークイ
    ンターフェースとの対応が格納されたインターフェース
    対応表、及びネットワーク層マルチキャストアドレスと
    バーチャルLANタグとの対応が格納されたマルチキャ
    ストアドレス対応表を有し、前記ネットワーク層マルチ
    キャストアドレス宛のパケット中継時に、受信したマル
    チキャストアドレス宛パケットの宛先であるネットワー
    ク層マルチキャストアドレスと対応するバーチャルLA
    Nタグを前記マルチキャストアドレス対応表から求め、
    求めたバーチャルLANタグでそのパケットのバーチャ
    ルLANタグを置き換え、そのバーチャルLANタグか
    ら求めたバーチャルLAN番号が属するネットワークイ
    ンターフェースを前記インターフェース対応表から求
    め、求めた1又は複数のネットワークインターフェース
    から、バーチャルLANタグを置き換えたパケットを送
    信するネットワーク層ネットワーク間中継装置を具備す
    ることを特徴とするマルチキャストパケット中継装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク層ネットワーク間中継装置
    は、 1又は複数のネットワークインターフェースと、 バーチャルLAN番号と前記ネットワークインターフェ
    ースとの対応が格納されたインターフェース対応表、及
    びネットワーク層マルチキャストアドレスとバーチャル
    LANタグとの対応が格納されたマルチキャストアドレ
    ス対応表を有し、前記ネットワーク層マルチキャストア
    ドレス宛のパケット中継時に、受信したマルチキャスト
    アドレス宛パケットの宛先であるネットワーク層マルチ
    キャストアドレスと対応するバーチャルLANタグを前
    記マルチキャストアドレス対応表から求め、求めたバー
    チャルLANタグでそのパケットのバーチャルLANタ
    グを置き換え、そのバーチャルLANタグから求めたバ
    ーチャルLAN番号が属するネットワークインターフェ
    ースを前記インターフェース対応表から求め、求めた1
    又は複数のネットワークインターフェースから、バーチ
    ャルLANタグを置き換えたパケットを前記1又は複数
    のデータリンク層ネットワーク間中継装置に送信する中
    継処理手段とを具備してなる請求項3に記載のマルチキ
    ャストパケット中継装置。
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