JP2007097044A - グループ通信方法、利用装置および管理装置 - Google Patents

グループ通信方法、利用装置および管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク網に対して特別な機能を付加することなく、帯域の圧迫を抑制または防止することができる。
【解決手段】利用装置1、2が、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2を送信した場合、提供装置3が、利用装置1、2を、同一のグループに関連づけ、利用装置1、2を特定するグループ判断キーを生成する。提供装置3が、グループ判断キーを利用装置1、2に対して送信した場合、グループ判断キーを受け取り格納する。提供装置3が、同一のグループへのデータを送信する場合、選択された利用装置1に対してグループ判断キーに対応するデータを付加した配信データD1が送信される。提供装置3が、配信データD1を受け取ると、配信データD1と格納されたグループ判断キーとを用いて配信データD1が自分宛のデータであるか否かを判別する。
【選択図】図1

Description

本発明はグループ通信方法、利用装置および管理装置に関し、特に、グループ通信を行うためのグループ通信方法、利用装置および管理装置に関する。
現在、複数の参加者に対して同時に同じデータを送信する技術として、IPマルチキャスト通信が広く知られている。
このIPマルチキャスト通信としては、例えば、ある特定能力を持つ端末が属するマルチキャストグループを、サーバーが払い出して配布するといった方法が提示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の参加者に対して同時に同じデータを送信する他の技術としては、半二重通信的な利用を行うことでグループ間の通信を行う技術である、Push−to−Talkが知られている。
IPマルチキャスト通信では、マルチキャストデータを送信するに当たってマルチキャスト配信ツリーを形成した後に、マルチキャストデータの送信を行う。また、マルチキャストツリーに関しては、全てがマルチキャストルータを用いるものと、マルチキャストルータ間をユニキャストにより接続して、マルチキャストデータを配信する方法がある。
また、Push−to−Talkでは参加端末は、グループへの参加を行うことで、そのグループへのデータの送信を行うと、参加者に対してそれぞれユニキャストにより情報の送信を行う。
特開2003−134161号公報
しかしながら、マルチキャストサービスは、ネットワーク経路の中にマルチキャストを提供するためのルータが必要になることや、マルチキャストサービスを享受するためのプロトコルをネットワーク網で搭載する必要がある等の理由から、ネットワークを容易に構築することが難しいという問題があった。
また、Push−to−Talkは、ネットワーク網に縛られることなくサービスを行うことができるが、ユニキャストによる通信のために、グループ数が増大した場合にネットワーク内の通信帯域が圧迫する等の問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク網に対して特別な機能を付加することなく、帯域の圧迫を抑制または防止することができるグループ通信方法、利用装置および管理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すようなグループ通信方法が提供される。図1に示すグループ通信方法は、利用装置1および利用装置2を有するグループを管理する提供装置(管理装置)3を有し、グループ内で同報通信(グループ間通信)を行うグループ通信方法であって、利用装置1および利用装置2が、それぞれグループに加入するための加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2を送信するステップS1、S2と、提供装置3が、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2を送信した利用装置1および利用装置2を、同一のグループに関連づけるステップS3と、提供装置3が、同一のグループに関連づけられた利用装置1および利用装置2を特定するグループ判断キーを生成するステップS4と、提供装置3が、グループ判断キーを、同一のグループに関連づけられた利用装置1および利用装置2に対して、それぞれ送信するステップS5、S6と、利用装置1および利用装置2が、それぞれグループ判断キーを受け取ると、それぞれグループ判断キーを格納するステップS7、S8と、提供装置3が、同一のグループへのデータを送信する場合に、利用装置1を選択して、利用装置1に対してグループ判断キーに対応するデータを付加した配信データD1を送信するステップS9と、利用装置1および利用装置2が、それぞれ配信データD1を認識すると、配信データD1と、ステップS7、S8にて格納されたグループ判断キーとを用いて配信データD1が自分宛のデータであるか否かを判別するステップS10と、を備えることを特徴とする。
このようなグループ通信方法によれば、利用装置1および利用装置2が、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2を送信した場合、提供装置3が、利用装置1および利用装置2を、同一のグループに関連づけ、利用装置1および利用装置2を特定するグループ判断キーを生成する。また、提供装置3が、グループ判断キーを、利用装置1および利用装置2に対して送信した場合、利用装置1および利用装置2が、グループ判断キーを受け取り、グループ判断キーを格納する。そして、提供装置3が、同一のグループへのデータを送信する場合、選択された利用装置1に対してグループ判断キーに対応するデータを付加した配信データD1が送信される。提供装置3が、配信データD1を受け取ると、配信データD1と格納されたグループ判断キーとを用いて配信データD1が自分宛のデータであるか否かを判別する。
本発明によれば、利用装置が、提供装置が送信したグループ判断キーを予め格納しておくことにより、その後、提供装置がグループ毎に1つの送信を行うことで、マルチキャストサービスに等価なサービスを実現することができる。これにより、データを配信する利用装置が複数存在している場合に、同一データとしての帯域を削減させることができるため、帯域の圧迫の抑制または防止を図ることができる。
また、ネットワーク網に特別な機能を付加することなく効率的な通信を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本発明のグループ通信システムの概要を示す原理図である。
グループ通信システム100は、利用装置1、2と、提供装置3と、AP(アクセスポイント)4と、アクセスネットワーク(Access Network)5とを有している。
利用装置1および利用装置2は、それぞれAP4およびアクセスネットワーク5を経由して、提供装置3との間で通信を行う。
また、利用装置1および利用装置2は、グループに参加するとき、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2を提供装置3に送信する。
提供装置3は、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2により得られる情報によって、利用装置1および利用装置2を管理するための管理テーブルTbl1を有している。
図1に示す管理テーブルTbl1は、利用装置1および利用装置2のそれぞれに対する参加グループ情報および論理グループ情報を有し、利用装置1および利用装置2の参加グループが一致している場合で、かつ、IPアドレスが同一AP(図1ではAP4)配下の場合に、利用装置1および利用装置2を同一のグループ(論理グループ)とみなし、参加グループ内の利用装置1、2に対して同じデータを受信させるための情報であるグループ判断キーを生成(定義)する。
また、提供装置3は、利用装置1および利用装置2に対してそれぞれ、このグループ判断キーを含むマルチキャスト論理グループ判断キーK1と、マルチキャスト論理グループ判断キーK2とを送信(通知)する。なお、マルチキャスト論理グループ判断キーについては後に詳述する。
また、利用装置1は、管理テーブルTbl2を有しており、利用装置2は、管理テーブルTbl3を有している。
利用装置1は、マルチキャスト論理グループ判断キーK1を受信すると、管理テーブルTbl2にマルチキャスト論理グループ判断キーK1を格納する。また、利用装置2は、マルチキャスト論理グループ判断キーK2を受信すると、管理テーブルTbl3に、マルチキャスト論理グループ判断キーK2を格納する。
この状態で、提供装置3が、例えば、宛先としてグループ(利用装置1および利用装置2)の利用装置1を選択して、利用装置1に対して配信データD1を配信する。利用装置1は、配信データD1を認識すると、宛先を確認してデータを受信する。利用装置2は、配信データD1を認識すると、グループ判断キーを用いて、配信データD1が自分宛のデータであるか否かを判別する。その結果、配信データD1が自分宛のデータであると判別した場合には、配信データD1が論理的に形成されたマルチキャスト配信情報と認識して受信を行う。この際、管理テーブルTbl3に格納されているマルチキャスト論理グループ判断キーK2を用いてアドレスの変換(書き換え)を行う。
次に、グループ通信システム100の動作について説明する。
まず、利用装置1および利用装置2により、加入要請メッセージMsg1および加入要請メッセージMsg2が提供装置3に送信される(ステップS1、S2)。
次に、提供装置3により、利用装置1および利用装置2の参加グループが一致している場合で、かつ、IPアドレスが同一のAP4である場合、利用装置1および利用装置2が論理グループとみなされ(ステップS3)、利用装置1および利用装置2に対するグループ判断キーが生成(定義)される(ステップS4)。
そして、提供装置3により、利用装置1および利用装置2に対してそれぞれ、このグループ判断キーを含むマルチキャスト論理グループ判断キーK1と、マルチキャスト論理グループ判断キーK2とが送信(通知)される(ステップS5、S6)。
利用装置1により、マルチキャスト論理グループ判断キーK1が受信されると、管理テーブルTbl2にマルチキャスト論理グループ判断キーK1が格納される(ステップS7)。また、利用装置2により、マルチキャスト論理グループ判断キーK2が受信されると、管理テーブルTbl3にマルチキャスト論理グループ判断キーK2が格納される(ステップS8)。
その後、提供装置3により、例えば、宛先として利用装置1が選択され、利用装置1に対して配信データD1が配信されると(ステップS9)、利用装置1により、配信データD1が認識されて宛先が確認され、その後配信データD1が受信される。このとき、利用装置2により、配信データD1が認識され、グループ判断キーを用いて配信データが自分宛のデータであるか否かの判別が行われる。その結果、配信データが自分宛のデータであると判別されると、配信データD1が論理的に形成されたマルチキャスト配信情報と認識され、利用装置2により配信データD1の受信が行われる(ステップS10)。この際、管理テーブルTbl3に格納されているマルチキャスト論理グループ判断キーK2を用いてアドレスの書き換えが行われる。
以下、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図2は、第1の実施の形態のグループ通信システムを示す図である。
図2に示すように、グループ通信システム200は、提供装置10と利用装置20と利用装置20aとAP40とアクセスネットワーク60とで構成されるグループAと、提供装置10と利用装置30と利用装置30aとAP40aとアクセスネットワーク60aとで構成されるグループBとを有している。
提供装置10は、グループAおよびグループBをそれぞれ管理し、例えば、グループAに同報通信を行う際には、代表となるアドレス、例えば、利用装置20のアドレスに、マルチキャストアドレスと等価な情報を送信する。このとき、利用装置20aは、この情報を監視し、同報通信であると判断したときは、この情報を受信する。
また、グループ通信システム200では、利用装置20および利用装置20aは、初期動作を経てグループAに加入する。なお、初期動作については後に詳述する。
以下、このようなグループ通信システム200を実現するための方法について説明する。なお、グループAとグループBの構成は互いに等しいため、以下では代表的にグループAについて説明する。
図3は、提供装置を示すブロック図である。
提供装置10は、管理部11と、受信部12と、変換部13と、送信部14と、データの入出力を構成する物理インタフェース部15とを有している。
管理部11は、物理インタフェース部15を介して入出力される種々のデータに対して処理を行う部位である。
ところで、利用装置20および利用装置20aは、初期動作の際、提供装置10に対して加入要請メッセージの送信を行う。
管理部11は、加入要請メッセージを送信した利用装置20および利用装置20aの情報を格納(登録)する管理テーブル111を備えている。
また、管理部11は、管理テーブル111に格納されている利用装置20および利用装置20aの情報を監視し、利用装置20および利用装置20aのグループ化が可能な場合、論理判断キー(グループ判断キー)を生成し、さらに論理判断キーを備えるマルチキャスト論理グループ判断キーを生成し、送信部14に出力する。
受信部12は、利用装置からの加入要請メッセージや、利用装置から送信されるパケットを、物理インタフェース15を介して受信する。
変換部13は、受信部12が、グループ化を行った後の利用装置20からグループAに存在する他の利用装置、すなわち利用装置20aに対するデータの配信要求を受信すると、管理テーブル111内に格納されている論理判断キーおよび利用装置20aの情報を用いてデータ変換を行い、送信部14に出力する(利用装置20aから利用装置20に対するデータの配信要求についても同様)。
送信部14は、入力される各種データを、物理インタフェース部15の物理インタフェースを介して送信する。
図4は、利用装置を示すブロック図である。
なお、利用装置20と、利用装置20aとの構成は互いに等しいため、代表的に利用装置20について説明する(図面には両方の番号を付している)。
利用装置20は、管理部21と、送信部22と、受信部23と、廃棄部24と、物理インタフェース部25と、アプリケーション部26とを有している。
管理部21は、マルチキャスト論理グループ判断キーを格納する管理テーブル211と、加入要請メッセージを提供装置10に送信する加入要請部212とを有している。
加入要請部212は、加入要請メッセージを送信する場合に、送信部22に対して要求を行う。
送信部22は、加入要請部212からの要求があると、物理インタフェース部25を介して、提供装置10に加入要請メッセージの送信を行う。
受信部23は、物理インタフェース部25からのデータを受信して処理を行う機能を有している。具体的には、受信部23は、物理インタフェース部25のデータを検出する検出部231と、検出部231により検出したデータに対して、管理テーブル211で管理している情報に基づいて、受信すべきか否かの判断を行う判断部232と、判断部232の判断により受信すべきとしたものに対して、管理テーブル211で規定しているモードに従って変換を行い、管理部21にデータを送信する変換部233とを有している。
廃棄部24は、判断部232の判断により受信すべきでないとしたものを廃棄する。
次に、グループ通信システム200の動作について説明する。
図5および図6は、提供装置の動作を示すフローチャートである。
<初期動作>
初期動作は、利用装置20および利用装置20aがグループAに加入していない状態からグループAに加入する動作である。また、以下では、代表的に利用装置20がグループAに参加する動作について説明する。
まず、利用装置20は、それぞれグループに加入する際に、提供装置10に対して加入要請メッセージの送信を行う。この際、提供装置10は以下の動作を行う。
提供装置10は、受信しようとするメッセージが、加入要請メッセージか否かを判断する(ステップS11)。受信したメッセージが、加入要請メッセージの場合(ステップS11のYes)、提供装置10は、初期動作を行う。すなわち、提供装置10は、そのメッセージを受信して管理テーブル111に登録し(ステップS12)、グループ参加装置が複数存在しており、かつ、IPアドレスが同一プレフィックスに複数存在しているか否かを判断する(ステップS13)。条件を満たさない場合(ステップS13のNo)、動作を終了する。一方、条件を満たす場合(ステップS13のYes)、管理部11は論理判断キーを生成し(ステップS14)、利用装置20に送信を行って(ステップS15)、初期動作を終了する。これにより、利用装置20は、論理判断キーを管理テーブル111に格納する。
一方、ステップS11で受信したメッセージが加入要請メッセージでない場合(ステップS11のNo)、提供装置10は、すでにグループ加入を行った利用装置(以下、加入利用装置という)からの送信か否かを判断する(ステップS16)。加入利用装置からの送信ではない場合(ステップS16のNo)、受信したデータの宛先が利用装置20または利用装置20aか否かを判断する(ステップS17)。データの宛先が利用装置20または利用装置20aの場合(ステップS17のYes)、データ送信を行って(ステップS18)、動作を終了する。一方、データの宛先が利用装置20または利用装置20aではない場合(ステップS17のNo)、メッセージを受信せずに動作を終了する。
一方、ステップS16で加入利用装置からの送信である場合(ステップS16のYes)、送信の宛先がグループA宛か否かを判断する(ステップS20)。送信の宛先がグループA宛ではない場合(ステップS20のNo)、指定宛先に送信し(ステップS21)、動作を終了する。一方、送信の宛先がグループA宛の場合(ステップS20のYes)、単独プレフィックスの利用装置が存在するか否かを判断する(ステップS22)。単独プレフィックスの利用装置が存在する場合(ステップS22のYes)、単独プレフィックスに対して送信する(ステップS23)。そして、全ての単独プレフィクスに対して送信を行ったか否かを判断する(ステップS24)。全ての単独プレフィクスに対して送信を行っていない場合(ステップS24のNo)、ステップS23に移行して引き続き動作を行う。一方、全ての単独プレフィクスに対して送信を行った場合は、ステップS25に移行する。
一方、ステップS22で単独プレフィックスの利用装置がない場合(ステップS22のNo)、IPアドレスは同一プレフィックスに複数存在しているか否かを判断する(ステップS25)。IPアドレスが同一プレフィックスに複数存在していない場合(ステップS25のNo)、動作を終了する。一方、IPアドレスがプレフィックスに複数存在している場合(ステップS25のYes)、マルチキャスト論理グループ判断キーは配信済みか否かを判断する(ステップS26)。マルチキャスト論理グループ判断キーが未配信の場合(ステップS26のNo)、指定宛先へ送信し(ステップS27)、動作を終了する。一方、マルチキャスト論理グループ判断キーが配信済みの場合(ステップS26のYes)、グループ通信動作を行う。
<グループ通信動作>
グループ通信動作では、まず、プレフィックス代表アドレスを決定する(ステップS28)。次に、プレフィックス代表アドレス宛のパケット(配信データ)を作成する(ステップS29)。そして、作成したパケットを、プレフィックス代表アドレスへ送信する(ステップS30)。次に、異なるプレフィックスに対して、プレフィックス代表アドレス宛のパケット送信を行っていない未発信のパケットがあるか否かを判断する(ステップS31)。未発信のパケットがある場合(ステップS31のYes)、ステップS28に移行する。一方、未発信のパケットがない場合(ステップS31のNo)、動作を終了する。
次に、利用装置の動作について説明する。
図7は、利用装置のパケット受信処理を示すフローチャートである。
まず、利用装置20または利用装置20aが、何らかのパケットを検出(認識)すると、パケットが自装置宛か否かを判断する(ステップS41)。パケットが自装置宛である場合(ステップS41のYes)、該当する利用装置は受信処理を行う(ステップS42)。次に、受信したパケットはマルチキャスト論理グループ判断キー通知か否かを判断する(ステップS43)。パケットがマルチキャスト論理グループ判断キー通知である場合(ステップS43のYes)、該当する利用装置は、加入要請を既に行ったか否かを判断する(ステップS44)。加入要請を行った場合(ステップS44のYes)、自装置内の管理テーブルにマルチキャスト論理グループ判断キーを格納する(ステップS45)。その後、パケット受信処理を終了する。加入要請を行っていない場合(ステップS44のNo)、そのままパケット受信処理を終了する。また、受信データがマルチキャスト論理グループ判断キー通知ではない場合(ステップS43のNo)、受信動作を行い(ステップS46)、パケット受信処理を終了する。
一方、検出メッセージが自装置宛でない場合(ステップS41のNo)、パケットの受信要否を判定する(ステップS47)。パケットの受信が必要でない場合(ステップS47のNo)、検出したパケットを廃棄し(ステップS48)、パケット受信処理を終了する。パケットの受信が必要な場合(ステップS47のYes)、受信動作を行う(ステップS49)、その後、パケットのモードを確認する(ステップS50)。モードが生データモードの場合(ステップS50のα)、そのままステップS53に移行する。また、モードがユニキャストモードの場合(ステップS50のβ)、パケットの宛先のアドレスを自アドレスに置き換える(ステップS51)。また、モードがマルチキャストモードの場合(ステップS50のγ)、パケットの宛先のアドレスをマルチキャストアドレスに置き換える(ステップS52)。
次に、受信したパケットに、暗号化コードが存在するか否かを判断する(ステップS53)。暗号化コードが存在する場合(ステップS53のYes)、データ部の暗号を暗号化コードで復号化し(ステップS54)、メッセージ受信処理を終了する。一方、暗号化コードが存在しない場合(ステップS53のNo)は、そのままメッセージ受信処理を終了する。
次に、前述したグループ通信システムの動作について、具体例を用いて説明する。
図8は、グループ通信システムの動作の一例を示す図である。
図8では、利用装置20および利用装置20aが提供装置10のグループG1に属し、グループG1内でグループ間通信を行う場合を示している。
また、利用装置20のIPアドレスは、IP_adr1、MACアドレスは、MAC1:11 22 33 44 55 66とし、利用装置20aのIPアドレスは、IP_adr2、MACアドレスは、MAC2:aa bb cc dd ee ff、提供装置10のMACアドレスは、MAC3とする。
まず、利用装置20が提供装置10に対してパケットP1を送信することで、グループG1として加入要請を行う(ステップS61)。
次に、利用装置20aが提供装置10に対してパケットP2を送信することで、グループG1として加入要請を行う(ステップS62)。
図8に示すように、パケットP1、P2は、それぞれ先頭側から宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、加入要請グループの各領域で構成されている。
次に、提供装置10は、利用装置20のIPアドレスIP_adr1と利用装置20aのIPアドレスIP_adr2とG1情報とにより、利用装置20および利用装置20aが同一プレフィックス(AP40)に存在していることを認識すると、パケットP1からIP_adr1、MAC1およびG1を取り出し、これらを関連づけてテーブル情報T1として管理テーブル111に格納する。また、パケットP2からIP_adr2、MAC2およびG1を取り出し、これらを関連づけてテーブル情報T2として管理テーブル111に格納する。
次に、提供装置10は、テーブル情報T1およびテーブル情報T2を、マージ(同報)が可能な情報(論理グループ)「M1」として、関連づけを行う(ステップS63)。
次に、提供装置10は、M1に関連づけられたテーブル情報T1およびテーブル情報T2に対して、それぞれ論理判断キー(以下、LJKEYという)を付加する(ステップS64)。
次に、提供装置10は、LJKEYを有するマルチキャスト論理グループ判断キー(図8中では「※1」で示している)を備えるパケットP3、パケットP4を生成し、それぞれ利用装置20、利用装置20aに対して送信する(ステップS65、S66)。
図8に示すように、パケットP3、P4は、それぞれ先頭側から宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、マルチキャスト論理グループ判断キーの各領域で構成されている。
図9は、図8に示すグループ通信システムのマルチキャスト論理グループ判断キーを示す図である。
マルチキャスト論理グループ判断キーは、先頭側からLJKEYと、配信データを送信するときのフィールドであるField1と、LJKEYとField1との排他的論理和を実行したときの値であるField2と、LJKEYが一致した際に、配信データの宛先を書き換えるModeと、LJKEYが一致したデータ部の暗号化を解く情報が設定される暗号化コードの各領域を有している。
本実施の形態では、一例として、LJKEYには、Length(パケット長)6バイトの(FF FF FF FE FD FC)が設定されている。また、Field1には、データの先頭0バイト目からLength6バイトの(11 22 33 44 55 66)が設定されている。また、Field2には、データの先頭6バイト目からLength6バイトの(ee dd cc ba a8 98)が設定されている。また、Modeには、「1」(ユニキャストモード)が設定されている。また、暗号化コードには、「無」が設定されている。なお、Modeにマルチキャストを設定するときは「2」に設定される。
次に、利用装置20はパケットP3を受け取り、マルチキャスト論理グループ判断キーを、管理テーブル211に格納する。また、利用装置20aはパケットP4を受け取り、マルチキャスト論理グループ判断キーを、管理テーブル211aに格納する。
この状態で、利用装置20aが、グループG1内の利用装置20に対してメッセージMsg3の同報通信を行う場合は、提供装置10宛にパケットP5の送信を行う(ステップS67)。
図8に示すように、パケットP5は、先頭側から宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、同報通信を要求するグループ、メッセージの各領域で構成されている。
提供装置10がパケットP5を受信すると、管理テーブル111より配信先(プレフィックス代表アドレス)となる利用装置の設定を行う。この設定方法としては、特に限定されないが、例えば、固定設定やラウンドロビン設定等が好ましい。ラウンドロビン設定方法を用いた場合、代表として割り当てられた利用装置がグループのエリア外に移動した場合においても、容易に次の配信先を割り当てることができる。
図8に示す例では、配信先として利用装置20を指定した場合について説明する。
提供装置10は、パケットP5を受信すると、パケットP3で利用装置20に送信したField1、すなわち、利用装置20の管理テーブル111に格納されているField1と、LJKEYとの排他的論理和を演算し、演算結果により得られるCKEYを、Field2の領域に格納したパケットP6(配信データ)を利用装置20に送信する(ステップS68)。
このとき、利用装置20は、パケットP6を認識すると、自身宛の情報であることを確認し、受信を行う(ステップS69)。
一方、利用装置20aは、パケットP6を認識すると、パケットP6の受信要否の判定を行う(ステップS70)。具体的にはField1とCKEYとの排他的論理和がLJKEYと等しいまたは、Field1とLJKEYとの排他的論理和がCKEYと等しい場合に、パケットP6がグループG1宛に配信された情報と認識する。これにより、利用装置20aはパケットP6を受信する(ステップS71)。その後、メッセージMsg3をアプリケーション部26へ渡す。
次に、利用装置20aは、パケットP6を受信した後に、モードが1(ユニキャストの場合)には、パケットP6の宛先MACアドレスを自身のMACアドレスであるMAC2に置き換え(ステップS72)、また、宛先IPアドレスを、自身のIPアドレスに置き換えて、メッセージMsg3をアプリケーション部26aへ渡す。
なお、図8に示す例では、モードがユニキャストの場合について説明したが、モードがマルチキャストの場合は、利用装置20がパケットP6を受信した後に、パケットP6の宛先MACアドレスを、グループG1のアドレスに置き換え、また、宛先IPアドレスを、マルチキャストのIPアドレスに置き換える。
以上述べたように、本実施の形態のグループ通信システムによれば、提供装置10が、利用装置20、20aからの加入要請メッセージを送信したときに、ネットワークの接続形態やネットワークプレフィックスのアドレス情報から、同一ネットワーク(ルータおよびアクセスポイント)に属する利用装置をグループ化(グループA)し、加入要請メッセージを送信した利用装置に対して予めLJKEYを管理データに送信した後に、グループ単位でマルチキャストアドレスと等価な1つのパケットP6を送信することにより、利用装置20および利用装置20aがそのアドレス宛の情報をマルチキャストに相当するアドレスとして受信することができる。これにより、トラフィック量を1/n(本実施の形態では1/2)にすることができるため、帯域を圧迫することなく、各グループに対して情報を送信することができる。
また、ネットワーク網に特別な機能を付加することなく効率的な通信を実現することができる。
さらに、共通化しない情報である利用装置からの情報については、収束効果を持たせないため、全二重的なグループ間通信を容易に実現することができる。
また、Field2の部分に、受信要否の判定が受信否となるデータを設定することにより、宛先となる利用装置のみの一般的な通信としてそのまま利用することができる。
また、本実施の形態では、配信先として利用装置20を利用した場合について説明したが、LJKEYとField1の情報を排他的論理和で算出したものを、Field2に設定するため、代表とするアドレスがどのアドレスでも同じように送信することができる。つまり、図8ではCKEY部分が変換されるのみであるため、無線LAN等、複数のアクセスポイントやネットワークを介してプレフィックスが移動するものに対しても広域なグループ間通信を行うことができる。
また、本実施の形態では、利用装置20および利用装置20aと、提供装置10とは、アクセスネットワーク60を介して別個の装置として説明したが、これに限らず、例えば、利用装置20および利用装置20aのうちのいずれか一方が、提供装置10の機能を有し、グループG1の管理を行うよう構成されていてもよい。これにより、アドホックネットワーク等に対しても効率的な配信を行うことができる。さらに、アドホックネットワークの場合に利用装置が自身発でメンバに対して送信を行うことで、半二重的な配信を行うことができ、代行となるメンバ宛に対して送信を行うことで、利用装置自身の返信した情報についても受信することができる。
また、暗号化モードに関しては、特に限定されず、例えば、パケットP6の全てを暗号化コードで暗号化するなど、従来公知の暗号化方法を用いることができる。
また、パケットP5は、利用装置20aから送信されるデータであるが、提供装置10が、グループに対して配信する情報に対しても、グループ間通信を用いることで、アクセスネットワーク60を通過するデータに対しても本発明を適用することができる。
なお、グループG1(参加グループ)の判別方法は、例えば、同一データベース、同一ネットワークアドレス、同一ドメインに属していることによる判別等が挙げられる。
次に、グループ通信システムの第2の実施の形態について説明する。
図10は、第2の実施の形態のグループ通信システムを示す図である。
以下、第2の実施の形態のグループ通信システム200aについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図10に示す第2の実施の形態のグループ通信システムは、利用装置の構成が異なり、それ以外は第1の実施の形態と同様である。
図10に示すように、端末装置20bは、複数(本実施の形態では2つ)の物理回線50および物理回線50aを有している。物理回線50および物理回線50aは、それぞれグループ通信システム200の利用装置20および利用装置20aに相当するものである。
グループ通信時には、提供装置10の管理テーブル111には、物理回線毎のテーブル情報、すなわち、物理回線50および物理回線50aのテーブル情報が格納される。
この第2の実施形態のグループ通信システム200aによれば、第1の実施の形態のグループ通信システム200と同様の効果が得られる。
そして、第2の実施形態のグループ通信システム200aによれば、提供装置10からのパケットは、物理回線50および物理回線50aを介してそれぞれ受信することができるため、例えば、物理回線50および物理回線50aそれぞれに対応する別個の記憶部を設け、各記憶部に、それぞれ物理回線50および物理回線50aにて受信されるパケットを格納するように構成した場合には、端末装置20bをバックアップ装置として用いることができる。
以上、本発明のグループ通信方法、利用装置および管理装置を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、例えば、グループAでは本実施の形態のグループ通信方法を用い、グループBでは、マルチキャストアドレスを用いた通信を使用してもよい。
(付記1) 利用装置を有するグループを管理する管理装置を有し、前記グループ内で同報通信を行うグループ通信方法であって、
前記利用装置が、グループに加入するための加入要請メッセージを送信するステップと、
前記管理装置が、前記加入要請メッセージを送信した利用装置をグループに関連づけるステップと、同一の前記グループに関連づけられた利用装置を特定するグループ判断キーを生成するステップと、前記グループ判断キーを前記同一のグループに関連づけられた利用装置に対して送信するステップと、
前記利用装置が、前記グループ判断キーを受信して格納するステップと、
前記管理装置が、前記同一のグループへのデータを送信する場合に前記同一のグループに属する1つまたはそれ以上の利用装置を選択して前記選択した利用装置に対して前記グループ判断キーに対応するデータを付加した配信データを送信するステップと、
前記利用装置が、前記配信データを認識すると、前記配信データと前記格納された前記グループ判断キーとを用いて前記配信データが自分宛のデータであるか否かを判別するステップと、
を備えることを特徴とするグループ通信方法。
(付記2) 前記管理装置によるグループの関連づけは、前記加入要請メッセージに含まれるグループ情報により行われることを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記3) 前記同一のグループは、データベース、ネットワークアドレスまたは同一ドメイン内のグループであることを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記4) 前記配信データは、前記グループ判断キーと、第1のフィールドと、前記第1のフィールドと前記グループ判断キーとを関連づける値が設定される第2のフィールドとを有することを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記5) 前記第2のフィールドには、前記第1のフィールドと前記グループ判断キーとの排他的論理和により得られる値が設定されることを特徴とする付記4記載のグループ通信方法。
(付記6) 前記管理装置は、前記同一のグループへのデータを送信する場合に、前記同一のグループに属する利用装置の1つを動的に選択することを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記7) 前記配信データの少なくとも一部を暗号化することを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記8) 前記複数の利用装置のうちの1つが、前記管理装置を兼ねることを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記9) 前記利用装置は、前記配信データが自分宛のデータでないとき、前記配信データを受信しないことを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記10) 前記利用装置のうちの2つ以上を備える端末装置を有することを特徴とする付記1記載のグループ通信方法。
(付記11) 同報通信グループを構成する利用装置であって、
前記同報通信グループに加入するための加入要請メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
前記同報通信グループへの加入許可として返信されるグループ判断キーを受信して格納する格納手段と、
前記同報通信グループ内に配信されたデータを認識すると、前記データと前記格納手段に格納されたグループ判断キーとを用いて前記データが自分宛のデータであるか否かを判別する判別手段と、を有することを特徴とする利用装置。
(付記12) 同報通信グループを管理する管理装置であって、
前記同報通信グループへの参加を希望する利用装置から加入要請メッセージを受け取ると前記利用装置を同一グループに関連づける判別手段と、
前記同一グループに関連づけられた利用装置を特定する前記グループ判断キーを生成する生成手段と、
前記グループ判断キーを前記同一グループに関連づけられた利用装置に対して送信するグループ判断キー送信手段と、
前記同一グループへのデータを送信する場合に前記同一グループに属する1つまたはそれ以上の利用装置を選択して前記選択した利用装置に対して前記データに前記グループ判断キーに対応するデータを付加した配信データを送信するデータ送信手段と、
を有することを特徴とする管理装置。
(付記13) グループ内で同報通信を行うグループ通信システムであって、
グループに加入するための加入要請メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
前記加入要請メッセージの送信により返信されるグループ判断キーを格納する格納手段と、
配信データを認識すると、前記配信データと前記格納手段に格納された前記グループ判断キーとを用いて前記配信データが自分宛のデータであるか否かを判別する判別手段と、
を有する利用装置と、
前記加入要請メッセージを送信した前記利用装置が複数存在するとき、これらを同一グループに関連づける判別手段と、
前記同一グループに関連づけられた利用装置を特定する前記グループ判断キーを生成する生成手段と、
前記グループ判断キーを前記同一グループに関連づけられた利用装置に対して送信するグループ判断キー送信手段と、
前記同一グループへのデータを送信する場合に前記同一グループに属する1つまたはそれ以上の利用装置を選択して前記選択した利用装置に対して前記データに前記グループ判断キーに対応するデータを付加した前記配信データを送信するデータ送信手段と、
を有する管理装置と、
を備えることを特徴とするグループ通信システム。
本発明のグループ通信システムの概要を示す原理図である。 第1の実施の形態のグループ通信システムを示す図である。 提供装置を示すブロック図である。 利用装置を示すブロック図である。 提供装置の動作を示すフローチャートである。 提供装置の動作を示すフローチャートである。 利用装置のパケット受信処理を示すフローチャートである。 グループ通信システムの動作の一例を示す図である。 図8に示すグループ通信システムのマルチキャスト論理グループ判断キーを示す図である。 第2の実施の形態のグループ通信システムを示す図である。
符号の説明
1、2、20、20a 利用装置
3、10 提供装置
4、40 AP
5、60 アクセスネットワーク
100、200、200a グループ通信システム
111 管理テーブル
D1 配信データ
Tbl2、Tbl3 管理テーブル

Claims (5)

  1. 利用装置を有するグループを管理する管理装置を有し、前記グループ内で同報通信を行うグループ通信方法であって、
    前記利用装置が、グループに加入するための加入要請メッセージを送信するステップと、
    前記管理装置が、前記加入要請メッセージを送信した利用装置をグループに関連づけるステップと、同一の前記グループに関連づけられた利用装置を特定するグループ判断キーを生成するステップと、前記グループ判断キーを前記同一のグループに関連づけられた利用装置に対して送信するステップと、
    前記利用装置が、前記グループ判断キーを受信して格納するステップと、
    前記管理装置が、前記同一のグループへのデータを送信する場合に前記同一のグループに属する1つまたはそれ以上の利用装置を選択して前記選択した利用装置に対して前記グループ判断キーに対応するデータを付加した配信データを送信するステップと、
    前記利用装置が、前記配信データを認識すると、前記配信データと前記格納された前記グループ判断キーとを用いて前記配信データが自分宛のデータであるか否かを判別するステップと、
    を備えることを特徴とするグループ通信方法。
  2. 前記配信データは、前記グループ判断キーと、第1のフィールドと、前記第1のフィールドと前記グループ判断キーとを関連づける値が設定される第2のフィールドとを有することを特徴とする請求項1記載のグループ通信方法。
  3. 前記利用装置のうちの2つ以上を備える端末装置を有することを特徴とする請求項1記載のグループ通信方法。
  4. 同報通信グループを構成する利用装置であって、
    前記同報通信グループに加入するための加入要請メッセージを送信するメッセージ送信手段と、
    前記同報通信グループへの加入許可として返信されるグループ判断キーを受信して格納する格納手段と、
    前記同報通信グループ内に配信されたデータを認識すると、前記データと前記格納手段に格納されたグループ判断キーとを用いて前記データが自分宛のデータであるか否かを判別する判別手段と、を有することを特徴とする利用装置。
  5. 同報通信グループを管理する管理装置であって、
    前記同報通信グループへの参加を希望する利用装置から加入要請メッセージを受け取ると前記利用装置を同一グループに関連づける判別手段と、
    前記同一グループに関連づけられた利用装置を特定する前記グループ判断キーを生成する生成手段と、
    前記グループ判断キーを前記同一グループに関連づけられた利用装置に対して送信するグループ判断キー送信手段と、
    前記同一グループへのデータを送信する場合に前記同一グループに属する1つまたはそれ以上の利用装置を選択して前記選択した利用装置に対して前記データに前記グループ判断キーに対応するデータを付加した配信データを送信するデータ送信手段と、
    を有することを特徴とする管理装置。
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