JPH04157940A - ネットワークにおけるノードのグループ化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明は、ネットワークおいて電文の送イ、）を行う宛
先ノードのグループ化方法に関し、特にノードの任意の
時点でのグループ参加と、複数グループへの同時参加を
可能とするネットワークにおけるノードのグループ化方
法に関する。

［従来の技術］ 従来、ネットワークにおいて電文を送信する場合、宛先
アドレスとしてひとつのノードのアドレス、あるいはネ
ットワーク内の全てのノードを示すブロードキャストア
ドレスを指定することにより、ひとつのノードに対する
電文の送信と全てのノードに対する電文の送信を行って
いる。ネットワーク内の複数のノードを宛先とした電文
の送信を行う方法として、インターネットプロトコル（
ｒ　ｐ）では、ノードアドレスを、サブネットワークを
示すフィールドとホストを示すフィールドに分ける方法
を用いており、これにより、ひとつのノードに対する電
文送信、ネットワーク内の全てのノードに対する電文送
信（ブロードキャスト）の他に、サブネットワーク内の
全てのノードに対する電文送信、すなわち宛先ノードの
グループ化を実現している。

なお、この種の方法については、例えばパインターネッ
トプロトコル、ＳＲＩインタナショナル。

Ｔ　Ｉ−Ｉ　Ｅ　　Ｄ　Ｄ　Ｎ　　ネットワークインフ
ォメーションセンタ編″において述べられている。

［発明が解決しようとする課題］ 」１記従来技術では、ノードを示すアドレスの一部をグ
ループの識別に使用しているため、次に示す問題がある
。

（イ）各ノードの属するグループを変更するためには、
アドレスを割り当て直さなければならす、任意の時点で
のグループの変更ができない。

（ロ）ひとつのノードが同時に複数のグループに属する
ことはできない。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、ノードの
任意の時点でのグループ参加と、複数グループへの同時
参加を可能とするネットワークにおけるノードのグルー
プ化方法を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明のネットワークにおけ
るノードのグループ化方法は、電文の組み立てと送出を
行う手段（電文組み立て・送出機構）と、送出された電
文を格納する手段（電文格納機構）と、自己のノードを
示すノードアドレスの設定を行う手段（ノードアドレス
設定機構）と、自己のノードを示すノードアドレスを保
持する手段（ノードアドレス保持機構）と、それに保持
されたノードアドレスと宛先アドレスとを比較する手段
（宛先アドレス・ノードアドレス比較機構）とを備え、
メツセージを送信するノードは、宛先のノードアドレス
か全てのノードを示すブロードキャストアドレスの何れ
かと、送信先のノードアドレスと、メツセージとからな
る電文を送出し、宛先アドレスがブロードキャストアド
レスの場合には、全てのノードが電文を受信し、宛先ア
ドレスがノードアドレスの場合には、宛先アドレスがノ
ードアドレスと一致するノードのみが電文を受信して、
そのノード以外は破棄することにより、ひとつのノード
から全てのノードへの電文送信とひとつのノードへの電
文の送信とを行うネットワークにおいて、自己のノード
の属するグループアドレスを保持する手段（グループア
ドレス保持機構）と、格納された電文のアドレスがノー
ドアドレス、グループアドレス、ブロードキャストアド
レスの何れであるかを判別する手段（比較機構）と、グ
ループアドレスの登録、削除、および検索を行う手段（
グループアドレス登録・削除・検索機構）と、格納され
た電文の宛先アドレスとグループアドレスの比較を行う
手段（宛先アドレス・グループアドレス比較機構）とを
備え、グループへの参加を要求するネットワーク内のノ
ードは、グループアドレスをパラメータとする参加要求
電文をブロードキャストし、参加要求したグループが存
在しなければ、グループアドレス登録・削除・検索機構
によって、以後、そのノードに当該グループについての
代表権を持たせ、そのノードは、比較機構による判別に
従って、それ以外のノードからの参加要求の処理と当該
グループに参加したノードの管理とを行うことに特徴が
ある。

〔作用〕

本発明においては、グループへの参加を要求するネット
ワーク内のノードは、グループアドレスをパラメータと
する参加要求電文をブロードキャストする。その時点で
、参加要求したグループが存在しなければ、参加要求を
行ったノードが以後そのグループについての代表権を持
ち、他のノードからの参加要求の処理とグループに参加
しているノードの管理とを行う。

これにより、任意の時点でのグループへの参加、複数グ
ループへの同時参加が可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

まず、本実施例のネットワークを構成するノード（ワー
クステーション等の計算機）の機能構成について述べる
。

第１図は、本発明の一実施例におけるネットワークシス
テムのノードの機能構成図、第２図は本発明の一実施例
におけるグループアドレス保持衣の構成を示す説明図、
第３図は本発明の一実施例における電文のフォーマット
を示す説明図、第４図は本発明の一実施例におけるアド
レスのフォーマットを示す説明図である。

第１図において、１は他ノードから送出された電文を格
納する電文格納機構、２はネットワーク内のノード間で
電文の組み立ておよび送出を行う電文組み立て送出機構
、３は起動時に設定したノードアドレスを保持するノー
ドアドレス保持機構、４は起動時に自ノードのアドレス
を設定するノードアドレス設定機構、５は宛先アドレス
・ノードアドレス比較機構、６はグループアドレス保持
機構、７は宛先アドレス・グループアドレス比較機構、
８はグループアドレス登録・削減・検索機構、９はアド
レス比較機構である。

また、グループアドレス保持機構６は、第２図に示すグ
ループアドレス保持衣１０により、複数ノードによって
構成されたグループを識別するためのグループアドレス
を保持する。このグループアドレス保持衣１０は、当該
ノードが代表権を有するグループのグループアドレス１
１、代表権を示す識別子１２、グループ内のノード数１
３、ノードアドレステーブルへのポインタ１４、当該ノ
ードの代表権を持たないグループのグループアドレス１
５、代表権を示す識別子１６から構成される。また、ノ
ードアドレステーブル２０には、グループアドレス１１
が示すグループ内の各ノードのアドレスが登録されてい
る。

また、第３図に示すように、本実施例で送受信される電
文のフォーマット３０は、宛先アドレスまたはブロード
キャストアドレス３１．送信元アドレス３２、メツセー
ジ３３を有する。

さらに、第４図に示すように、本実施例で用いられるア
ドレスのフォーマット４０は、ノードアドレス、ブロー
ドキャストアドレス、グループアドレスの何れかを示す
識別子４１と、ノードアドレスまたはグループアドレス
４２とを有する。

本実施例では、ノードは、起動時にノードアドレス設定
機構４を使用してノードアドレス保持機構３にノードア
ドレスを設定する。

次に、ノードがグループへ参加する場合の処理について
説明する。

第５図は、本発明の一実施例におけるグループへの参加
要求を行う場合の処理を示すフローチャートである。

本実施例では、グループへの参加を要求するノードは、
参加するグループアドレスをパラメータとする参加要求
電文をブロードキャストして応答を待つ（５０１）。そ
して、この要求電文に対して応答がない場合（５０２）
、グループアドレス登録・削除・検索機構８に対して、
第２図に示したグループアドレス１１、グループに対す
る代表権を持つことを示す識別子１２、グループに属す
るノード数１３の設定を要求する。これに対して、アド
レス登録・削除・検索機構８は、グループアドレス保持
機構６によって保持されるグループアドレス保持衣１０
にグループアドレスｌｌ、代表権を持つことを示す識別
子１２、ノード数１３を登録する（５０３）。以降、こ
のノードが当該グループに対する代表権を持ち、当該グ
ループへの参加要求電文の処理を行う。

また、参加を要求するグループの代表権を持つノードが
既に存在する場合には、要求を行ったノードは応答電文
を受信するので、グループアドレス登録・削除・検索機
構８を使用してグループアドレス１５とそのグループに
対する代表権を持たないことを示す識別子１６の設定を
行う（５０４，）。

次に、グループについての代表権を持つノードが他のノ
ードからの参加要求電文を受信した場合について述べる
。

第６図は、本発明の一実施例におけるグループの代表権
を持つノードが他のノードからの参加要求を受けた場合
の処理を示すフローチャートである。

本実施例では、ブロードキャストされた参加要求電文を
受信したノードは、グループアドレス登録・削除・検索
機構８を用いて、自ノードが代表権を持つグループに対
する参加要求か否かを検索する（６０１，６０２）。

その結果、自ノードか代表権を持つグループに対する参
加要求の場合には（６０３）、グループアドレス登録・
削除・検索機構８を用いて、グループアドレス保持衣１
０内の対応するグループアドレスについてのグループの
ノード数１３の更新、ノードアドレステーブル２ｏへの
要求ノードのノードアドレス追加を行い、要求ノードに
対して応答電文を送信する（６０５，６０６）。また、
白ノードが代表権を持つグループに対する参加要求でな
い場合には、受信した電文を破棄する（６０４）。

次に、グループの代表権の移譲要求を受けたノードでの
処理について述べる。

第７図は、本発明の一実施例におけるグループに対する
代表権を持つノードがグループがら脱退する場合の処理
を示すフローチャートである。

本実施例では、グループから脱退するノードは、グルー
プアドレス登録・削除・検索機構８を用いて、グループ
に属するノード数１３よりこのグループに属しているノ
ード数のチエツクを行う（７０１）。

その結果、他のノードが存在しない場合には（７０２）
、グループアドレス登録・削除・検索機構８により、グ
ループアドレス保持機構６によって保持されるグループ
アドレス保持衣１０から該当するグループアドレスを削
除する（７０５）。また、他に当該グループに属するノ
ードが存在する場合には、ノードアドレステーブル２０
からノードをひとつ選択しく７０３）、当該ノードに対
してグループ代表権の移譲要求とノードアドレステーブ
ル２０からなる電文を送信する（７０４）。その後、グ
ループアドレス登録・削除・検索機構８により、グルー
プアドレス保持機構６によって保持されるグループアド
レス保持衣１０から該当するグループアドレスを削除す
る（７０５）。

次に、グループの代表権の移譲要求を受けたノードでの
処理について述べる。

第８図は、本発明の一実施例における代表権を持つノー
ドがグループから脱退する際に代表権を移譲されるノー
ドでの処理を示すフローチャートである。

本実施例では、要求を受けたノードは、グループアドレ
ス登録・削除・検索機構８を用いてグループアドレス保
持機構６によって保持されるグループアドレス保持衣１
０の、対応するグループアドレスに関するグループの代
表権を示す識別子１２の設定と、グループに属している
ノードについてのノードアドレステーブル２０の作成、
グループ内のノード数１３の設定を行い、応答電文を送
信する（８０１〜８０４）。

次に、グループに対する代表権を持たないノードがグル
ープから脱退する場合の処理について述べる。

第９図は、本発明の一実施例におけるグループに対する
代表権を持たないノードがグループから脱退する場合の
処理を示すフローチャートである。

本実施例では、まず、脱退するグループアドレスを含む
脱退要求をブロードキャストし、応答を待つ（９０１，
９０２）。

そして応答を受信すると、グループアドレス登録・削除
・検索機構８を用い、グループアドレス保持機構６によ
って保持されるグループアドレス保持衣１Ｏの、グルー
プアドレス１５、代表権を示す識別子１６の削除を行う
（９０３）。

次に、グループに対する代表権を持たないノードがグル
ープから脱退する場合、代表権を持つノードが行う処理
について述べる。

第１０図は、本発明の一実施例におけるグループに対す
る代表権を持たないノードがグループから脱退する場合
の代表権を持つノードの処理を示すフローチャートであ
る。

本実施例では、ブロードキャストされた脱退要求電文を
受信したノードは、グループアドレス登録・削除・検索
機構８を用いて、グループアドレス保持衣１０に要求さ
れたグループアドレスが存在するか否か検索する（１０
０１．１００２）。

そして、要求されたグループアドレスに対する代表権を
持っている場合（１００３）、グループアドレス登録・
削除・検索機構８を用いて、グループアドレス保持衣１
０の該当す乞グループアドレスのグループ内のノード数
１３の更新、およびグループに属しているノードのノー
ドアドレステーブル２０からのノードの削除を行い（１
００５）、応答電文を要求ノードに対して送信する（＋
００６）。また、要求されたグループアドレスに対する
代表権を持っていない場合には、受信した電文を破棄す
る（＋ｏ０４）。

最後に、電文受信時の処理について述べる。

第１１図は、本発明の一実施例における電文受信時の処
理を示すフローチャー１・である。

本実施例では、電文格納機構ｌに電文が格納されると、
アドレス比較機構９が電文３０の宛先アドレスまたはブ
ロードキャストアドレス３１の識別子４１により、アド
レスがノードアドレス、ブロードキャストアドレス、グ
ループアドレスの何れであるかを判定する（１１０１）
。

その結果、ブロードキャストアドレスの場合には（１１
０２）、電文格納機構ｌはメツセージ３３をタスクに引
き渡す（１１０６）。

また、ノードアドレスの場合には（＋１０３）、宛先ア
ドレス・ノードアドレス比較機構５に対してノードアド
レスと宛先アドレス３１の比較を行う（１１０７）。

宛先アドレス・ノードアドレス比較機構５は、ノードア
ドレス保持機構３に保持されているノードアドレスと宛
先アドレスの比較を行い、一致する場合には（１，１０
８）、電文格納機構ｌはメツセージ３３をタスクに引き
渡す（１１０６）。また、そうでない場合には、電文格
納機構１内の電文を破棄する（１１０９）。

また、グループアドレスの場合には（１１０３）、宛先
アドレス・グループアドレス比較機構７により、グルー
プアドレス保持機構６に保持されているグループアドレ
ス保持衣１０内のグループアドレスと宛先アドレス３１
の比較を行う（１１０４）。

そして、グループアドレス保持衣１０内のグループアド
レスの何れかと一致する場合には（１１０５）、電文格
納機構ｌはメツセージ号３をタスクに引き渡しく１１０
６）、そうでない場合には、電文格納機構ｌ内の電文を
破棄する（１１０９）。

〔発明の効果］ 本発明によれば、ネットワーク内のノードのグループへ
の参加、グループからの脱退が任意の時点で可能であり
、さらに複数のグループへの同時参加も可能である。

これにより、ネットワーク内のノードのグループ化をよ
り柔軟に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるネットワークシステ
ムのノードの機能構成図、第２図は本発明の一実施例に
おけるグループアドレス保持衣の構成を示す説明図、第
３図は本発明の一実施例における電文のフォーマツ１〜
を示す説明図、第４図は本発明の一実施例におけるアド
レスのフォーマットを示す説明図、第５図は本発明の一
実施例におけるグループへの参加要求を行う場合の処理
を示すフローチャート、第６図は本発明の一実施例にお
けるグループの代表権を持つノードが他のノードからの
参加要求を受けた場合の処理を示すフローチャート、第
７図は本発明の一実施例におけるグループに対する代表
権を持つノードがグループから脱退する場合の処理を示
すフローチャート、第８図は本発明の一実施例における
代表権を持つノードがグループから脱退する際に代表権
を移譲されるノードでの処理を示すフローチャート、第
９図は本発明の一実施例におけるグループに対する代表
権を持たないノードがグループから脱退する場合の処理
を示すフローチャート、第１０図は本発明の一実施例に
おけるグループに対する代表権を持たないノードがグル
ープから脱退する場合の代表権を持つノードの処理を示
すフローチャート、第１１図は本発明の一実施例におけ
る電文受信時の処理を示すフローチャートである。 １：電文格納機構、２：電文組み立て送出機構。 ３：ノードアドレス保持機構、４・ノードアドレス設定
機構、５：宛先アドレス・ノードアドレス、ｆ 比較機構、６：グループアドレス保持機構、７：宛先ア
ドレス・グループアドレス比較機構、８ニゲループアド
レス登録・削減・検索機構、９．アドレス比較機構、１
０ニゲループアドレス保持表。 １１：当該ノードが代表権を有するグループのグループ
アドレス、１２・代表権を示す識別子、１３・グループ
内のノード数、１４・ノードアドレステーブルへのポイ
ンタ、１５：当該ノードの代表権を持たないグループの
グループアドレス、１６：代表権を示す識別子、２０・
ノードアドレステーブル、３０・電文のフォーマット、
３１　・宛先アドレスまたはブロードキャストアドレス
、３２：送信元アドレス、３３：メッセージ３３，４０
ニアドレスのフォーマット、／１１：ノードアドレス、
ブロードキャストアドレス、グループアドレスの何れか
を示す識別子、４２：ノードアドレスまたはグループア
ドレス。 第　　　７　　図 開始 グループに属してい るノード数のチェッ　　７０１ りを行う Ｎ　　　　　ノードあり？　　　　７０２ノードリスト
より 代表権を移譲する ノードを選択する　　　７０３ そのノードに対して 移譲要求を送信する　　７０４ グ″−プアドｖ７を　　７０５ 表から削除する 第　　　８　　図 第　　１０　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電文の組み立てと送出を行う手段と、送出された
   電文を格納する手段と、自己のノードを示すノードアド
   レスの設定を行う手段と、自己のノードを示すノードア
   ドレスを保持する手段と、該保持手段に保持されたノー
   ドアドレスと宛先アドレスとを比較する手段とを備え、
   メッセージを送信するノードは、宛先のノードアドレス
   か全てのノードを示すブロードキャストアドレスの何れ
   かと、送信先のノードアドレスと、メッセージとからな
   る電文を送出し、宛先アドレスがブロードキャストアド
   レスの場合には、全てのノードが該電文を受信し、宛先
   アドレスがノードアドレスの場合には、宛先アドレスが
   ノードアドレスと一致するノードのみが該電文を受信し
   て、該ノード以外は該電文を破棄することにより、ひと
   つのノードから全てのノードへの電文送信とひとつのノ
   ードへの電文の送信とを行うネットワークのノード管理
   方法において、自己のノードの属するグループアドレス
   を保持する手段と、格納された電文のアドレスがノード
   アドレス、グループアドレス、ブロードキャストアドレ
   スの何れであるかを判別する手段と、グループアドレス
   の登録、削除、および検索を行う手段と、格納された電
   文の宛先アドレスとグループアドレスの比較を行う手段
   とを備え、グループへの参加を要求するネットワーク内
   のノードは、グループアドレスをパラメータとする参加
   要求電文をブロードキャストし、参加要求したグループ
   が存在しなければ、以後、該ノードに該グループについ
   ての代表権を持たせ、該ノードは、該ノード以外からの
   参加要求の処理と該グループに参加したノードの管理と
   を行うことを特徴とするネットワークにおけるノードの
   グループ化方法。