JPH1093374A - 弾性表面波デバイス及び弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波デバイス及び弾性表面波フィルタ

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JPH1093374A JP30489697A JP30489697A JPH1093374A JP H1093374 A JPH1093374 A JP H1093374A JP 30489697 A JP30489697 A JP 30489697A JP 30489697 A JP30489697 A JP 30489697A JP H1093374 A JPH1093374 A JP H1093374A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易且つ低コストで製造できるIDT電極を
有する弾性表面波デバイス、及びこの弾性表面波デバイ
スを用いた低損入損失の弾性表面波フィルタを提供す
る。 【解決手段】 圧電基板1の表面にIDT電極30を配
置した弾性表面波デバイスにおいて、IDT電極30
は、基本動作周波数での波長をλとして、順に電極指幅
λ/8の第1の正電極指9及び第2の正電極指10、電
極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極11、電極指幅
λ/8の解放型の浮き電極14、電極指幅λ/8の第2
の短絡型の浮き電極12、電極指幅λ/8の解放型の浮
き電極15、電極指幅λ/8の第1の負電極指16及び
第2の負電極指7を、それぞれ間隙幅λ/8をあけて並
設するとともに、第1、第2の短絡型の浮き電極11、
12間をリード電極13で接続してなる電極パターンを
半周期分の電極パターンとして有する構造とした。ま
た、解放型浮き電極指13、15同士を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスバーサル
型弾性表面波フィルタを構成する弾性表面波デバイスに
関するものであり、より詳細にはインターディジタルト
ランスジューサ(以下IDTと称す)電極指間に浮き電
極を設けた内部反射型一方向性弾性表面波デバイス、及
びこの一方向性弾性表面波デバイスを用いた弾性表面波
フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電基板上にIDT電極を配置してなる
一方向性弾性表面波デバイスを用い、IDT電極の左右
双方向に伝搬する波動を送受(入出力)するタイプのト
ランスバーサル型弾性表面波フィルタにおいては、基本
的に6dBの挿入損失が存在する。そこで、この挿入損
失を減少させるべく、従来から各種の一方向性弾性表面
波デバイスが提案されてきた。これらの一方向性弾性表
面波デバイスは大別すると、 (a)3種のIDT電極指に各々零度、120度及び2
40度の位相差を有する信号を印加する三相一方向性弾
性表面波デバイス。 (b)一般のIDT電極指間を縫ってミアンダラインを
設け、これを接地するグルーブ型一方向性弾性表面波デ
バイス。 (c)アルミニウムIDT電極指を金のような大密度金
属の電極指(弾性表面波反射用)とペアとし弾性表面波
の中心と反射の中心との間隔を励起した波動の波長の1
/8とした内部反射一方向性表面波デバイス。の三種が
存在する。 しかし、(a)の三相一方向性弾性表面波デバイスは広
い周波数範囲で波動伝搬の一方向性が保たれるものの3
本のバスバーの1本から延びる電極指を他の1本のバス
バー上をオーバーブリッジさせる必要があるため、製造
が極めて困難であり、そのために製造コストが高くなる
ばかりでなく、かなり複雑な位相器を要するという欠点
があった。また、(b)のグルーブ型一方向性弾性表面
波デバイスも従来の構造ではミアンダラインの総延長が
長くなり、オーミックな損失に基づくフィルタの損入損
失が大きくなるという欠点があった。また、(c)の内
部反射一方向性弾性表面波デバイスは位相器は不要であ
るもののアルミニウム電極指の他にこれとペアになる金
電極指を別途蒸着する必要があり、工程が複雑になると
いう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
一方向性弾性表面波デバイスはどれも、製造の容易性、
コスト、及び性能の全ての面を同時に満足するものでは
なかった。またこのため、従来の一方向性弾性表面波デ
バイスを用いたフィルタは、製造工程が複雑でコスト高
であり、損入損失が大きいといった欠点を有していた。
そこで本発明の解決すべき課題は、上述した従来の技術
の欠点を解消し、従来のものよりも簡易且つ低コストで
製造できる弾性表面波デバイス、及びこの弾性表面波デ
バイスを用いた損入損失の小さい弾性表面波フィルタを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、圧電基板の表面にIDT電
極を配置して弾性表面波を励振或いは伝搬してきた弾性
表面波を受信する弾性表面波デバイスに関するものであ
り、前記IDT電極は、基本動作周波数での波長をλと
して、順に電極指幅λ/8の第1の正電極指、電極指幅
λ/8の第2の正電極指、電極指幅λ/8の第1の短絡
型の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電
極指幅λ/8の第2の短絡型の浮き電極、電極指幅λ/
8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/8の第1の負電極
指、及び電極指幅λ/8の第2の負電極指を、それぞれ
間隙幅λ/8をあけて並設するとともに、第1の短絡型
の浮き電極と第2の短絡型の浮き電極とをリード電極で
相互に接続してなる電極パターンを半周期分の電極パタ
ーンとして有する一方向性変換器であることを特徴とし
ている。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の
弾性表面波デバイスを構成する前記解放型浮き電極指同
士を接続したことを特徴としている。また、請求項3記
載の発明は、請求項1または2記載の弾性表面波デバイ
スが高調波で動作するものであることを特徴としてい
る。また、請求項4記載の発明は、圧電基板の中央に周
波数によって方向性の異なるグルーブ型の一方向性変換
器あるいは一方向性変換器を配置し、その両側にそれぞ
れ中央方向に方向性をもつ弾性表面波デバイスを配置し
てなる弾性表面波フィルタに関するものであり、前記弾
性表面波デバイスは、圧電基板の表面にIDT電極を配
置して弾性表面波を励振或いは伝搬してきた弾性表面波
を受信するデバイスであって、前記IDT電極は、基本
動作周波数での波長をλとして、順に電極指幅λ/8の
第1の正電極指、電極指幅λ/8の第2の正電極指、電
極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極、電極指幅λ/
8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/8の第2の短絡型
の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電極
指幅λ/8の第1の負電極指、及び電極指幅λ/8の第
2の負電極指を、それぞれ間隙幅λ/8をあけて並設す
るとともに、第1の短絡型の浮き電極と第2の短絡型の
浮き電極とをリード電極で相互に接続してなる電極パタ
ーンを半周期分の電極パターンとして有する一方向性変
換器であることを特徴としている。
【0005】また、請求項5記載の発明は、同一の圧電
基板上にそれぞれ周波数特性の異なる複数の弾性表面波
デバイスを配置してなる弾性表面波フィルタに関するも
のであり、前記弾性表面波デバイスは、圧電基板の表面
にIDT電極を配置して弾性表面波を励振或いは伝搬し
てきた弾性表面波を受信するデバイスであって、前記I
DT電極は、基本動作周波数での波長をλとして、順に
電極指幅λ/8の第1の正電極指、電極指幅λ/8の第
2の正電極指、電極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電
極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/
8の第2の短絡型の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型
の浮き電極、電極指幅λ/8の第1の負電極指、及び電
極指幅λ/8の第2の負電極指を、それぞれ間隙幅λ/
8をあけて並設するとともに、第1の短絡型の浮き電極
と第2の短絡型の浮き電極とをリード電極で相互に接続
してなる電極パターンを半周期分の電極パターンとして
有する一方向性変換器であることを特徴としている。ま
た、請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の弾
性表面波フィルタを構成する前記解放型浮き電極指同士
を接続したことを特徴としている。また、請求項7記載
の発明は、請求項4または5記載の弾性表面波フィルタ
が高調波で動作するものであることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態に基づいて詳細に説明する。さて、実施の形態の
説明に入る前に本発明の理解を助けるために、本発明を
なすに至った基本的な考え方について説明する。圧電基
板上に通常一般の正負IDT電極を設け、それぞれの電
極指の間隔をλ/2とし、これら両電極間に周波数f=
v/λ(ただし、vは励起する波動の伝搬速度)なる交
流電界を印加すれば、λにほぼ等しい弾性表面波が励起
され、励起した弾性表面波は基板表面をIDT電極指列
にそって左右均等に伝搬することは周知である。ここで
図2のように、圧電基板(図示省略)上に正負IDT電
極2、3を設け、これからすだれ状に延びるIDT電極
指2a、3bの幅L1及びこれらの電極指間の空隙の幅
L2を例えばλ/8と仮定し、電極指間隙間にいずれの
部分とも電気的に非接続の幅L1の浮き電極指4aを設
けたとしても電極構成の対称性の為、前記IDT電極指
によって励起された波動の前記浮き電極4a、4aによ
る反射は左右均等になされるので、このような電極構成
を有するデバイスの波動伝搬はやはり左右均等である。
そこで、図2の電極指列の対称性をくずせば、励起波と
反射波との対称性が崩れ、IDT電極指列の左右いずれ
か一方に伝搬する波動エネルギーが大となるであろう。
【0007】図1は上述した如き考え方に基づいて構成
した本発明にかかる弾性表面波デバイスの実施の形態の
一例を示す電極構成図であって、図中左端から右端に向
けてIDT電極30を構成する各電極指の幅を順に設定
するものとする。この例では、基本動作周波数での波長
をλとして、順に、正電極3に接続されている電極指幅
λ/8の第1の正電極指9及び第2の正電極指10、電
極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極11、電極指幅
λ/8の解放型の浮き電極14、電極指幅λ/8の第2
の短絡型の浮き電極12、電極指幅λ/8の解放型の浮
き電極15、負電極2に接続されている電極指幅λ/8
の第1の負電極指16及び第2の負電極指17を、それ
ぞれ間隙幅λ/8をあけて圧電基板1上に並設するとと
もに、第1の短絡型の浮き電極11と第2の短絡型の浮
き電極12とをリード電極13で相互に接続してなる。
その結果、正電極3の電極指9と負電極2の電極指17
との間に間隙はほぼλ/8とした電極パターンが形成さ
れ、これを半周期とする一方向性変換器構造が得られ
る。このような構造に於いては、励起した波動エネルギ
ーが一方向に強く伝搬する。この場合、電極指幅及び電
極指間間隙は必ずしも正確にこれらの値である必要はな
く、中心周波数で各々の波の位相が同位相となるような
値であればよく、IDT変換器の帯域幅を考えると、±
80%の範囲が適当である。また、解放型浮き電極指1
4、15を相互に接続した構造とすることにより、大き
な反射係数をもった一方向性変換器としての弾性表面波
デバイスが得られる。また、上記弾性表面波デバイス
は、基本動作周波数f0 の2倍、3倍、・・、n倍のど
の高周波でも動作可能である。
【0008】図3は本発明の弾性表面波フィルタの実施
の形態の一例を示した概略斜視図である。図示するよう
に、この弾性表面波フィルタは、中心周波数f1 、f2
によって方向性の異なる一方向性変換器23の両側に、
図1に示した構造の弾性表面波デバイス24、25を配
置してなる。なお、中心周波数はf1 、f2 の2種類に
限らず3種類以上(f1 、f2 f3 、・・)としてもよ
い。上記弾性表面波フィルタにおいて、各弾性表面波デ
バイス24、25の解放型浮き電極指(14、15)を
相互に接続することにより、大きな反射係数をもった弾
性表面波フィルタが得られる。また、上記弾性表面波フ
ィルタは、基本動作周波数f0 の2倍、3倍、・・、n
倍のどの高周波でも動作可能である。上記のように構成
したことにより、この実施の形態の弾性表面波デバイス
は、従来の技術として示した三相一方向性弾性表面波デ
バイスのように3本のバスバーの1本から延びる電極指
を他の1本のバスバー上をオーバーブリッジさせる必要
がなく、また従来の内部反射一方向性弾性表面波デバイ
スのようにアルミニウム電極指の他にこれとペアになる
金電極指を別途蒸着する必要もなく、唯一度の蒸着、露
光、エッチング工程を以て電極形成が可能であるので、
簡易且つ低コストで製造できる。また、上記弾性表面波
デバイスを用いたフィルタは、従来の技術に示したグル
ーブ型一方向性弾性表面波デバイスを用いたフィルタに
おけるようなオーミックな損失など、挿入損失を発生す
る格別な要因が存在せず、一方向性変換器が本質的に有
するTTE(トリプルトランジェットエコー)に基づく
リップルも少ないため極めて低挿入損失である。図4
は、図1に示した電極構成における周波数特性の測定結
果を示すものである。この測定結果から中心周波数41
5MHzで挿入損失4.1dBという良好な値が得られ
ることがわかる。なお、図1の例では図示下側の電極2
を負電極、上側の電極3を正電極としたが、下側の電極
2を正電極、上側の電極3を負電極としてもよいことは
無論である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来よりも簡易且つ低コストで製造できる弾性表面波デバ
イス、及びこの弾性表面波デバイスを用いた損入損失の
小さい弾性表面波フィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る弾性表面波デバイスの実
施の形態を示す電極構成の平面図、(b)は断面図であ
る。
【図2】本発明に至る過程の説明に用いた平面図であ
る。
【図3】本発明に係る弾性表面波フィルタの実施の形態
を示す概略斜視図である。
【図4】図1に示した電極構成における周波数特性の測
定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 圧電基板、2 負電極、3 正電極、9 第1の正
電極指、10 第2の正電極指、11 第1の短絡型の
浮き電極、12 第2の短絡型の浮き電極、13 リー
ド電極、14 解放型の浮き電極、15 解放型の浮き
電極、16 第1の負電極指、17 第2の負電極指、
23 一方向性変換器、24 弾性表面波デバイス、2
5 弾性表面波デバイス、30 IDT電極。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板の表面にインターディジタル・
    トランスジューサ電極を配置して弾性表面波を励振或い
    は伝搬してきた弾性表面波を受信する弾性表面波デバイ
    スにおいて、 前記インターディジタル・トランスジューサ電極は、基
    本動作周波数での波長をλとして、順に電極指幅λ/8
    の第1の正電極指、電極指幅λ/8の第2の正電極指、
    電極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極、電極指幅λ
    /8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/8の第2の短絡
    型の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電
    極指幅λ/8の第1の負電極指、及び電極指幅λ/8の
    第2の負電極指を、それぞれ間隙幅λ/8をあけて並設
    するとともに、第1の短絡型の浮き電極と第2の短絡型
    の浮き電極とをリード電極で相互に接続してなる電極パ
    ターンを半周期分の電極パターンとして有する一方向性
    変換器であることを特徴とする弾性表面波デバイス。
  2. 【請求項2】 前記解放型浮き電極指同士を接続したこ
    とを特徴とする請求項1記載の弾性表面波デバイス。
  3. 【請求項3】 高調波で動作させることを特徴とする請
    求項1または2記載の弾性表面波デバイス。
  4. 【請求項4】 圧電基板の中央に周波数によって方向性
    の異なるグルーブ型の一方向性変換器あるいは一方向性
    変換器を配置し、その両側にそれぞれ中央方向に方向性
    をもつ弾性表面波デバイスを配置してなる弾性表面波フ
    ィルタにおいて、 前記弾性表面波デバイスは、圧電基板の表面にインター
    ディジタル・トランスジューサ電極を配置して弾性表面
    波を励振或いは伝搬してきた弾性表面波を受信するデバ
    イスであって、 前記インターディジタル・トランスジューサ電極は、基
    本動作周波数での波長をλとして、順に電極指幅λ/8
    の第1の正電極指、電極指幅λ/8の第2の正電極指、
    電極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極、電極指幅λ
    /8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/8の第2の短絡
    型の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電
    極指幅λ/8の第1の負電極指、及び電極指幅λ/8の
    第2の負電極指を、それぞれ間隙幅λ/8をあけて並設
    するとともに、第1の短絡型の浮き電極と第2の短絡型
    の浮き電極とをリード電極で相互に接続してなる電極パ
    ターンを半周期分の電極パターンとして有する一方向性
    変換器であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  5. 【請求項5】 同一の圧電基板上にそれぞれ周波数特性
    の異なる複数の弾性表面波デバイスを配置してなる弾性
    表面波フィルタにおいて、 前記弾性表面波デバイスは、圧電基板の表面にインター
    ディジタル・トランスジューサ電極を配置して弾性表面
    波を励振或いは伝搬してきた弾性表面波を受信するデバ
    イスであって、 前記インターディジタル・トランスジューサ電極は、基
    本動作周波数での波長をλとして、順に電極指幅λ/8
    の第1の正電極指、電極指幅λ/8の第2の正電極指、
    電極指幅λ/8の第1の短絡型の浮き電極、電極指幅λ
    /8の解放型の浮き電極、電極指幅λ/8の第2の短絡
    型の浮き電極、電極指幅λ/8の解放型の浮き電極、電
    極指幅λ/8の第1の負電極指、及び電極指幅λ/8の
    第2の負電極指を、それぞれ間隙幅λ/8をあけて並設
    するとともに、第1の短絡型の浮き電極と第2の短絡型
    の浮き電極とをリード電極で相互に接続してなる電極パ
    ターンを半周期分の電極パターンとして有する一方向性
    変換器であることを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記解放型浮き電極指同士を接続したこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の弾性表面波フィ
    ルタ。
  7. 【請求項7】 高調波で動作させることを特徴とする請
    求項4または5記載の弾性表面波フィルタ。
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