JPH01268216A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH01268216A
JPH01268216A JP9611488A JP9611488A JPH01268216A JP H01268216 A JPH01268216 A JP H01268216A JP 9611488 A JP9611488 A JP 9611488A JP 9611488 A JP9611488 A JP 9611488A JP H01268216 A JPH01268216 A JP H01268216A
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JP
Japan
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surface acoustic
interdigital electrode
acoustic wave
side interdigital
track
Prior art date
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Pending
Application number
JP9611488A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nagatsuka
勉 永塚
Shiyuuzou Wadaka
修三 和高
Koichiro Misu
幸一郎 三須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH01268216A publication Critical patent/JPH01268216A/ja
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、弾性表面波を用いたフィルタ及び遅延線な
どの弾性表面波装置に関するものである。
[従来の技術] 第7図は、例えは文献「日経エレクトロニクス」198
2.2.15.P2S5に開示された従来の弾性表面波
装置の構成を示す斜視図である。図において、1は圧電
体基板、2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側
すだれ状電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する
出力側すだれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラック
を切り換えるトラック切換器、4はリード線である。
次に、上記従来の弾性表面波装置の動作について説明す
る。圧電体基板1の上に設けられた入力側すだれ状電極
2aに電気信号を印加することにより、圧電体基板1の
表面に弾性表面波か励振される。このようにして励振さ
れた弾性表面波は、第7図に破線の矢印で示すように入
力側すだれ状電極2aの両側から外方向に向かって伝ぱ
んし、トラック切換器3に入射する。l・ラック切換器
3は弾性表面波の伝ぱんトラックを隣接するトラックに
切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変化させる機能を
持っている。このため、トラック切換器3に入射した弾
性表面波は上側のトラックから下側のトラックtこ移り
、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ状電極2b
に到達する。出力側すだれ状電極2bにおいて、弾性表
面波は再び電気信号に変換され出力される。
ここで、入力側すだれ状電極2aや出力側すだれ状電極
2bの形状を種々変化させ、電気信号と弾性表面波との
変換効率の周波数特性を所要の特性とすることによりフ
ィルタとして機能させたり、あるいは弾性表面波の伝ぱ
んの遅延を利用することにより遅延線として機能させた
りする。
ところで、入力側すだれ状電極2aから右側に励振され
出力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん
路長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長とが異なる場合、出力される電気信号の周波数特性に
リップルが生じる。
このため、従来この種の弾性表面波装置では、入力側す
だれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bは、共に左右
2つのトラック切換器3までへの距離が等距離となる直
線の上に配置されていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の弾性表面波装置は以上のように構成され
ているので、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状
電極2bとは互いに隣接して配置されていた。このため
、入力側すだれ状電極2aから直接電気的に出力側すだ
れ状電極2bに到達する信号が大きくなり、いわゆるフ
ィールドスルーのレベルが大きくなるという問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、フィールドスルーのレベルが小さい弾性表面
波装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る弾性表面波装置は、入力側すだれ状電極
と出力側すだれ状電極を、2つのトラック切換器までへ
の距離が等距離となる直線に対し、それぞれ逆方向に同
一距離だけずらして配置したものである。
[作用] この発明における弾性表面波装置は、入力側すだれ状電
極と出力側すだれ状電極との間の距離を長く設定するこ
とができ、このため、入力側すだれ状電極と出力側すだ
れ状電極との間のフィールドスルーのレベルを小さくす
ることができる。
[実施例コ 第1図はこの発明の一実施例である弾性表面波装置の構
成を示す斜視図である。図において、1は圧電体基板、
2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側すだれ状
電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する出力側す
だれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラックを切り換
えるトラック切換器、4はリード線である。この発明に
よる弾性表面波装置は、上記第7図に示す従来例と異な
り、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2b
を、2つのトラック切換器3までへの距離が等距離とな
る直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離lだけずらし
て配置した構成とされている。
次に、上記この発明の一実施例である弾性表面波装置の
動作について説明する。圧電体基板1の上に設けられた
入力側すだれ状電極2aに電気信号を印加することによ
り、圧電体基板1の表面に弾性表面波が励振される。こ
のようにして励振された弾性表面波は、第1図に破線の
矢印で示すように入力側すだれ状電極2aの両側から外
方向に向かって伝ぱんし、トラック切換器3に入射する
トラック切換器3は弾性表面波の伝ぱんトラックを隣接
するトラックに切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変
化する機能を持っている。このため、トラック切換器3
に入射した弾性表面波は上側のトラックから下側のトラ
ックに移り、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ
状電極2bに到達する。出力側すだれ状電極2bにおい
て、弾性表面波は再び電気信号に変換され出力される。
しかも、入力側すだれ状電極2aから右側に励振され出
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出力
側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路長
とは等しい。このため、上記弾性表面波の伝ぱん路長の
差に起因して出力される電気信号のリップルは生じるこ
とがない。以上のような動作は、上記従来例のこの種の
弾性表面波装置の動作と同じである。
しかるに、この発明に係る弾性表面波装置では、上述し
たように入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極
2bを、2つのトラック切換器3まてへの距離が等距離
となる直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離たけずら
して配置した構成としているため、入力側すだれ状電極
2aと出力側すだれ状電極2bとの間の距離を、従来の
この種の弾性表面波装置と比へて長くすることかでき、
これによりフィールドスルーのレベルを従来例に比へて
小さくてきる。
次に、この発明による弾性表面波装置において使用され
る圧電体基板1の上に設けられたI・ラック切換器3の
具体的な形状例についてのべる。
第2図は文献「日経エレクトロニクス」■982.2.
15.P2S5に開示されているトラック切換器の一つ
の具体的な形状例を示す図である。
図において、5は金属ストリップ、6は複数の金属スト
リップ5から成るマルチストリップカップラ、7は複数
の金属ストリップ5から成る反射器である。マルチスト
リップカップラ6を構成する金属スI・リップ5の本数
は、上側のトラックから入射した弾性表面波かすへて下
側のトラックに移る場合の本数N丁に対し、NT/2と
している。この時、」二側のトラックを直進する弾性表
面波と下側のトラックに転送される弾性表面波の電力分
配比は1: 1となり、上側のトラックを直進する弾性
表面波の位相に対し、下側のトラックに転送される弾性
表面波の位相は90°遅れる。7は複数の金属ストリッ
プ5を弾性表面波の波長の約2分の1の周期で配列した
反射器である。金属ストリップ5の本数を十分に大きく
することにより、反則器7に人別した弾性表面波はほぼ
全反射する。
第2図に示す反射器7として、複数の金属ストリップ5
をそれぞれ電気的に開放した構造のものを示しているが
、反射器7として、複数の金属ストリップ5をそれぞれ
電気的に短絡した構造のものや、金属ストリップ5を用
いる代わりに圧電体基板1に溝を掘った構造のものなど
を用いても良い。
反射器7によって反射された弾性表面波は再びマルチス
トリップカップら6に入射し、このマルチストリップカ
ップら6を通過した弾性表面波はずぺて下側のトラック
に転送される。
第3図は文献r T Op I CS  I n  A
 p p 1ied  Physics、Vol、24
.Ac。
ustic  5urface  WavesJ  (
Ed i tor: A、A、   ○1iner、S
pringer−Verlag  発行、1987年)
のP176に開示されているトラック切換器の他の具体
的な形状例を示す図である。第3図に示すものは、第2
図に示すものと同様のマルチストリップカップラ6と、
このマルチストリップカップラ6をU字形に折り曲げた
U字形マルチストリップカップラ8とを絹み合わせた構
成をしている。U字形マルチストリップカップラ8はN
r/2 本の金属ストリップ5より成っており、第2図
に示す反射器7と同様に入射した弾性表面波を反射させ
る働きをする。また、U字形マルチストリップカップラ
8は反射器7と比へて動作する周波数範囲が広い利点が
ある。
第4図はトラック切換器のさらに他の具体的な形状例を
示す図である。第4図に示すものは、第2図ここ示すマ
ルチストリップカップラ6をL字形に折り曲けたL字形
マルチストリップカップラ9を2つ組み合わせた構成を
している。L字形マルチストリップカップラ9はNT本
の金属ストリップ5より成っている。この時、L字形マ
ルチストリップカップラ9に入射した弾性表面波は、第
4図に破線の矢印で示すように伝ぱん方向を90゜変え
る。L字形マルチストリップカップラ9を2つ糺み合わ
せることにより、上側のトラックから入射した弾性表面
波は第4図に破線の矢印で示すようこと90°ずつ2口
伝ぱん方向を変え下側のトラックに転送される。なお、
第4図に示すトラック切換器3については、本願の発明
者らが発明したものであり、現在出願手続中のものであ
る。
第5図は文献「日経エレクI・ロニクス」1982.2
.15.P2S5に開示されているI・ラック切換器の
さらに他の具体的な形状例を示す図である。第5図に示
すものは、弾性表面波の伝ぱん方向に対して斜めの金属
ストリップ5を複数個配列した斜め反射器10を2つ組
み合わせた構成をしている。上側のトラックから上側の
斜め反射器10に入射した弾性表面波は伝ぱん方向を9
0゜変え下側の斜め反射器10に入射し、さらに伝ぱん
方向を90°変え下側のトラックに転送される。
以上述へたように、トラック切換器3の具体的な形状例
を幾つか示したが、同じ動作をする他の形状例のものを
用いても差し支えない。
第6図はこの発明の他の実施例である弾性表面波装置の
構成を示す斜視図である。第6図に示すものは、第1図
に示すものと比へ入力側すだれ状電極2aと出力側すだ
れ状電極2bとの間にシールド電極11を配置した点が
異なっている。シールド電極11を配置することにより
、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bと
の間のフィールドスルーのレベルは、シールド電極11
を設けない場合に比べてさらに小さくできる。第6図に
示すものにおいても、トラック切換器3としては上記第
2図〜第5図に示したもの等を用いれば良い。
[発明の効果] 以上のように、この発明の弾性表面波装置によれば、入
力側すだれ状電極と出力側すだれ状電極を、2つのトラ
ック切換器までへの距離が等距離となる直線に対し、そ
れぞれ逆方向に同一距離だけずらして配置した構成とし
たので、この種の従来例の弾性表面波装置と比へてフィ
ールドスルーのレベルが小さい弾性表面波装置が得られ
るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である弾性表面波装置の構
成を示す斜視図、第2図〜第5図はトラック切換器の具
体的な形状例を示す図、第6図はこの発明の他の実施例
である弾性表面波装置の構成を示す斜視図、第7図は従
来の弾性表面波装置の構成を示す斜視図である。 図において、1・・・圧電体基板、2a・・・入力側す
だれ状電極、2b・・・出力側すだれ状電極、3・・・
トラック切換器、4・・・リード線、5・・・金属スト
リップ、6・・・マルチストリプカップラ、7・・・反
射器、ll− 8・・・U字形マルチストリップカップラ、9・・・■
1字形マルチストリップカップラ、10・・・斜め反射
器、11・・・シールド電極 である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧電体基板上に、入力側すだれ状電極と、出力側すだれ
    状電極と、弾性表面波のトラックを切り換え弾性表面波
    の伝ぱん方向を180゜変える2つのトラック切換器と
    を設けて成る弾性表面波装置において、上記2つのトラ
    ック切換器までへの距離が等距離となる直線に対し、上
    記入力側すだれ状電極と上記出力側すだれ状電極をそれ
    ぞれ逆方向に同一距離ずらして配置したことを特徴とす
    る弾性表面波装置。
JP9611488A 1988-04-19 1988-04-19 弾性表面波装置 Pending JPH01268216A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9611488A JPH01268216A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 弾性表面波装置

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JP9611488A JPH01268216A (ja) 1988-04-19 1988-04-19 弾性表面波装置

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ID=14156361

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WO1999046856A1 (fr) * 1998-03-11 1999-09-16 Fujitsu Limited Filtre a ondes acoustiques de surface

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