JPH01268216A - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
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- JPH01268216A JPH01268216A JP9611488A JP9611488A JPH01268216A JP H01268216 A JPH01268216 A JP H01268216A JP 9611488 A JP9611488 A JP 9611488A JP 9611488 A JP9611488 A JP 9611488A JP H01268216 A JPH01268216 A JP H01268216A
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- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 title claims description 67
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 101001041669 Oryctolagus cuniculus Corticostatin 1 Proteins 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、弾性表面波を用いたフィルタ及び遅延線な
どの弾性表面波装置に関するものである。
どの弾性表面波装置に関するものである。
[従来の技術]
第7図は、例えは文献「日経エレクトロニクス」198
2.2.15.P2S5に開示された従来の弾性表面波
装置の構成を示す斜視図である。図において、1は圧電
体基板、2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側
すだれ状電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する
出力側すだれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラック
を切り換えるトラック切換器、4はリード線である。
2.2.15.P2S5に開示された従来の弾性表面波
装置の構成を示す斜視図である。図において、1は圧電
体基板、2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側
すだれ状電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する
出力側すだれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラック
を切り換えるトラック切換器、4はリード線である。
次に、上記従来の弾性表面波装置の動作について説明す
る。圧電体基板1の上に設けられた入力側すだれ状電極
2aに電気信号を印加することにより、圧電体基板1の
表面に弾性表面波か励振される。このようにして励振さ
れた弾性表面波は、第7図に破線の矢印で示すように入
力側すだれ状電極2aの両側から外方向に向かって伝ぱ
んし、トラック切換器3に入射する。l・ラック切換器
3は弾性表面波の伝ぱんトラックを隣接するトラックに
切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変化させる機能を
持っている。このため、トラック切換器3に入射した弾
性表面波は上側のトラックから下側のトラックtこ移り
、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ状電極2b
に到達する。出力側すだれ状電極2bにおいて、弾性表
面波は再び電気信号に変換され出力される。
る。圧電体基板1の上に設けられた入力側すだれ状電極
2aに電気信号を印加することにより、圧電体基板1の
表面に弾性表面波か励振される。このようにして励振さ
れた弾性表面波は、第7図に破線の矢印で示すように入
力側すだれ状電極2aの両側から外方向に向かって伝ぱ
んし、トラック切換器3に入射する。l・ラック切換器
3は弾性表面波の伝ぱんトラックを隣接するトラックに
切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変化させる機能を
持っている。このため、トラック切換器3に入射した弾
性表面波は上側のトラックから下側のトラックtこ移り
、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ状電極2b
に到達する。出力側すだれ状電極2bにおいて、弾性表
面波は再び電気信号に変換され出力される。
ここで、入力側すだれ状電極2aや出力側すだれ状電極
2bの形状を種々変化させ、電気信号と弾性表面波との
変換効率の周波数特性を所要の特性とすることによりフ
ィルタとして機能させたり、あるいは弾性表面波の伝ぱ
んの遅延を利用することにより遅延線として機能させた
りする。
2bの形状を種々変化させ、電気信号と弾性表面波との
変換効率の周波数特性を所要の特性とすることによりフ
ィルタとして機能させたり、あるいは弾性表面波の伝ぱ
んの遅延を利用することにより遅延線として機能させた
りする。
ところで、入力側すだれ状電極2aから右側に励振され
出力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん
路長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長とが異なる場合、出力される電気信号の周波数特性に
リップルが生じる。
出力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん
路長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長とが異なる場合、出力される電気信号の周波数特性に
リップルが生じる。
このため、従来この種の弾性表面波装置では、入力側す
だれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bは、共に左右
2つのトラック切換器3までへの距離が等距離となる直
線の上に配置されていた。
だれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bは、共に左右
2つのトラック切換器3までへの距離が等距離となる直
線の上に配置されていた。
[発明が解決しようとする課題]
上記した従来の弾性表面波装置は以上のように構成され
ているので、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状
電極2bとは互いに隣接して配置されていた。このため
、入力側すだれ状電極2aから直接電気的に出力側すだ
れ状電極2bに到達する信号が大きくなり、いわゆるフ
ィールドスルーのレベルが大きくなるという問題点があ
った。
ているので、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状
電極2bとは互いに隣接して配置されていた。このため
、入力側すだれ状電極2aから直接電気的に出力側すだ
れ状電極2bに到達する信号が大きくなり、いわゆるフ
ィールドスルーのレベルが大きくなるという問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、フィールドスルーのレベルが小さい弾性表面
波装置を得ることを目的とする。
たもので、フィールドスルーのレベルが小さい弾性表面
波装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る弾性表面波装置は、入力側すだれ状電極
と出力側すだれ状電極を、2つのトラック切換器までへ
の距離が等距離となる直線に対し、それぞれ逆方向に同
一距離だけずらして配置したものである。
と出力側すだれ状電極を、2つのトラック切換器までへ
の距離が等距離となる直線に対し、それぞれ逆方向に同
一距離だけずらして配置したものである。
[作用]
この発明における弾性表面波装置は、入力側すだれ状電
極と出力側すだれ状電極との間の距離を長く設定するこ
とができ、このため、入力側すだれ状電極と出力側すだ
れ状電極との間のフィールドスルーのレベルを小さくす
ることができる。
極と出力側すだれ状電極との間の距離を長く設定するこ
とができ、このため、入力側すだれ状電極と出力側すだ
れ状電極との間のフィールドスルーのレベルを小さくす
ることができる。
[実施例コ
第1図はこの発明の一実施例である弾性表面波装置の構
成を示す斜視図である。図において、1は圧電体基板、
2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側すだれ状
電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する出力側す
だれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラックを切り換
えるトラック切換器、4はリード線である。この発明に
よる弾性表面波装置は、上記第7図に示す従来例と異な
り、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2b
を、2つのトラック切換器3までへの距離が等距離とな
る直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離lだけずらし
て配置した構成とされている。
成を示す斜視図である。図において、1は圧電体基板、
2aは電気信号を弾性表面波に変換する入力側すだれ状
電極、2bは弾性表面波を電気信号に変換する出力側す
だれ状電極、3は弾性表面波の伝ぱんトラックを切り換
えるトラック切換器、4はリード線である。この発明に
よる弾性表面波装置は、上記第7図に示す従来例と異な
り、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2b
を、2つのトラック切換器3までへの距離が等距離とな
る直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離lだけずらし
て配置した構成とされている。
次に、上記この発明の一実施例である弾性表面波装置の
動作について説明する。圧電体基板1の上に設けられた
入力側すだれ状電極2aに電気信号を印加することによ
り、圧電体基板1の表面に弾性表面波が励振される。こ
のようにして励振された弾性表面波は、第1図に破線の
矢印で示すように入力側すだれ状電極2aの両側から外
方向に向かって伝ぱんし、トラック切換器3に入射する
。
動作について説明する。圧電体基板1の上に設けられた
入力側すだれ状電極2aに電気信号を印加することによ
り、圧電体基板1の表面に弾性表面波が励振される。こ
のようにして励振された弾性表面波は、第1図に破線の
矢印で示すように入力側すだれ状電極2aの両側から外
方向に向かって伝ぱんし、トラック切換器3に入射する
。
トラック切換器3は弾性表面波の伝ぱんトラックを隣接
するトラックに切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変
化する機能を持っている。このため、トラック切換器3
に入射した弾性表面波は上側のトラックから下側のトラ
ックに移り、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ
状電極2bに到達する。出力側すだれ状電極2bにおい
て、弾性表面波は再び電気信号に変換され出力される。
するトラックに切り換え、かつ伝ぱん方向を180°変
化する機能を持っている。このため、トラック切換器3
に入射した弾性表面波は上側のトラックから下側のトラ
ックに移り、伝ぱん方向を180°変えて出力側すだれ
状電極2bに到達する。出力側すだれ状電極2bにおい
て、弾性表面波は再び電気信号に変換され出力される。
しかも、入力側すだれ状電極2aから右側に励振され出
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出力
側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路長
とは等しい。このため、上記弾性表面波の伝ぱん路長の
差に起因して出力される電気信号のリップルは生じるこ
とがない。以上のような動作は、上記従来例のこの種の
弾性表面波装置の動作と同じである。
力側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路
長と、入力側すだれ状電極2aから左側に励振され出力
側すだれ状電極2bに到達する弾性表面波の伝ぱん路長
とは等しい。このため、上記弾性表面波の伝ぱん路長の
差に起因して出力される電気信号のリップルは生じるこ
とがない。以上のような動作は、上記従来例のこの種の
弾性表面波装置の動作と同じである。
しかるに、この発明に係る弾性表面波装置では、上述し
たように入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極
2bを、2つのトラック切換器3まてへの距離が等距離
となる直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離たけずら
して配置した構成としているため、入力側すだれ状電極
2aと出力側すだれ状電極2bとの間の距離を、従来の
この種の弾性表面波装置と比へて長くすることかでき、
これによりフィールドスルーのレベルを従来例に比へて
小さくてきる。
たように入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極
2bを、2つのトラック切換器3まてへの距離が等距離
となる直線に対し、それぞれ逆方向に同一距離たけずら
して配置した構成としているため、入力側すだれ状電極
2aと出力側すだれ状電極2bとの間の距離を、従来の
この種の弾性表面波装置と比へて長くすることかでき、
これによりフィールドスルーのレベルを従来例に比へて
小さくてきる。
次に、この発明による弾性表面波装置において使用され
る圧電体基板1の上に設けられたI・ラック切換器3の
具体的な形状例についてのべる。
る圧電体基板1の上に設けられたI・ラック切換器3の
具体的な形状例についてのべる。
第2図は文献「日経エレクトロニクス」■982.2.
15.P2S5に開示されているトラック切換器の一つ
の具体的な形状例を示す図である。
15.P2S5に開示されているトラック切換器の一つ
の具体的な形状例を示す図である。
図において、5は金属ストリップ、6は複数の金属スト
リップ5から成るマルチストリップカップラ、7は複数
の金属ストリップ5から成る反射器である。マルチスト
リップカップラ6を構成する金属スI・リップ5の本数
は、上側のトラックから入射した弾性表面波かすへて下
側のトラックに移る場合の本数N丁に対し、NT/2と
している。この時、」二側のトラックを直進する弾性表
面波と下側のトラックに転送される弾性表面波の電力分
配比は1: 1となり、上側のトラックを直進する弾性
表面波の位相に対し、下側のトラックに転送される弾性
表面波の位相は90°遅れる。7は複数の金属ストリッ
プ5を弾性表面波の波長の約2分の1の周期で配列した
反射器である。金属ストリップ5の本数を十分に大きく
することにより、反則器7に人別した弾性表面波はほぼ
全反射する。
リップ5から成るマルチストリップカップラ、7は複数
の金属ストリップ5から成る反射器である。マルチスト
リップカップラ6を構成する金属スI・リップ5の本数
は、上側のトラックから入射した弾性表面波かすへて下
側のトラックに移る場合の本数N丁に対し、NT/2と
している。この時、」二側のトラックを直進する弾性表
面波と下側のトラックに転送される弾性表面波の電力分
配比は1: 1となり、上側のトラックを直進する弾性
表面波の位相に対し、下側のトラックに転送される弾性
表面波の位相は90°遅れる。7は複数の金属ストリッ
プ5を弾性表面波の波長の約2分の1の周期で配列した
反射器である。金属ストリップ5の本数を十分に大きく
することにより、反則器7に人別した弾性表面波はほぼ
全反射する。
第2図に示す反射器7として、複数の金属ストリップ5
をそれぞれ電気的に開放した構造のものを示しているが
、反射器7として、複数の金属ストリップ5をそれぞれ
電気的に短絡した構造のものや、金属ストリップ5を用
いる代わりに圧電体基板1に溝を掘った構造のものなど
を用いても良い。
をそれぞれ電気的に開放した構造のものを示しているが
、反射器7として、複数の金属ストリップ5をそれぞれ
電気的に短絡した構造のものや、金属ストリップ5を用
いる代わりに圧電体基板1に溝を掘った構造のものなど
を用いても良い。
反射器7によって反射された弾性表面波は再びマルチス
トリップカップら6に入射し、このマルチストリップカ
ップら6を通過した弾性表面波はずぺて下側のトラック
に転送される。
トリップカップら6に入射し、このマルチストリップカ
ップら6を通過した弾性表面波はずぺて下側のトラック
に転送される。
第3図は文献r T Op I CS I n A
p p 1ied Physics、Vol、24
.Ac。
p p 1ied Physics、Vol、24
.Ac。
ustic 5urface WavesJ (
Ed i tor: A、A、 ○1iner、S
pringer−Verlag 発行、1987年)
のP176に開示されているトラック切換器の他の具体
的な形状例を示す図である。第3図に示すものは、第2
図に示すものと同様のマルチストリップカップラ6と、
このマルチストリップカップラ6をU字形に折り曲げた
U字形マルチストリップカップラ8とを絹み合わせた構
成をしている。U字形マルチストリップカップラ8はN
r/2 本の金属ストリップ5より成っており、第2図
に示す反射器7と同様に入射した弾性表面波を反射させ
る働きをする。また、U字形マルチストリップカップラ
8は反射器7と比へて動作する周波数範囲が広い利点が
ある。
Ed i tor: A、A、 ○1iner、S
pringer−Verlag 発行、1987年)
のP176に開示されているトラック切換器の他の具体
的な形状例を示す図である。第3図に示すものは、第2
図に示すものと同様のマルチストリップカップラ6と、
このマルチストリップカップラ6をU字形に折り曲げた
U字形マルチストリップカップラ8とを絹み合わせた構
成をしている。U字形マルチストリップカップラ8はN
r/2 本の金属ストリップ5より成っており、第2図
に示す反射器7と同様に入射した弾性表面波を反射させ
る働きをする。また、U字形マルチストリップカップラ
8は反射器7と比へて動作する周波数範囲が広い利点が
ある。
第4図はトラック切換器のさらに他の具体的な形状例を
示す図である。第4図に示すものは、第2図ここ示すマ
ルチストリップカップラ6をL字形に折り曲けたL字形
マルチストリップカップラ9を2つ組み合わせた構成を
している。L字形マルチストリップカップラ9はNT本
の金属ストリップ5より成っている。この時、L字形マ
ルチストリップカップラ9に入射した弾性表面波は、第
4図に破線の矢印で示すように伝ぱん方向を90゜変え
る。L字形マルチストリップカップラ9を2つ糺み合わ
せることにより、上側のトラックから入射した弾性表面
波は第4図に破線の矢印で示すようこと90°ずつ2口
伝ぱん方向を変え下側のトラックに転送される。なお、
第4図に示すトラック切換器3については、本願の発明
者らが発明したものであり、現在出願手続中のものであ
る。
示す図である。第4図に示すものは、第2図ここ示すマ
ルチストリップカップラ6をL字形に折り曲けたL字形
マルチストリップカップラ9を2つ組み合わせた構成を
している。L字形マルチストリップカップラ9はNT本
の金属ストリップ5より成っている。この時、L字形マ
ルチストリップカップラ9に入射した弾性表面波は、第
4図に破線の矢印で示すように伝ぱん方向を90゜変え
る。L字形マルチストリップカップラ9を2つ糺み合わ
せることにより、上側のトラックから入射した弾性表面
波は第4図に破線の矢印で示すようこと90°ずつ2口
伝ぱん方向を変え下側のトラックに転送される。なお、
第4図に示すトラック切換器3については、本願の発明
者らが発明したものであり、現在出願手続中のものであ
る。
第5図は文献「日経エレクI・ロニクス」1982.2
.15.P2S5に開示されているI・ラック切換器の
さらに他の具体的な形状例を示す図である。第5図に示
すものは、弾性表面波の伝ぱん方向に対して斜めの金属
ストリップ5を複数個配列した斜め反射器10を2つ組
み合わせた構成をしている。上側のトラックから上側の
斜め反射器10に入射した弾性表面波は伝ぱん方向を9
0゜変え下側の斜め反射器10に入射し、さらに伝ぱん
方向を90°変え下側のトラックに転送される。
.15.P2S5に開示されているI・ラック切換器の
さらに他の具体的な形状例を示す図である。第5図に示
すものは、弾性表面波の伝ぱん方向に対して斜めの金属
ストリップ5を複数個配列した斜め反射器10を2つ組
み合わせた構成をしている。上側のトラックから上側の
斜め反射器10に入射した弾性表面波は伝ぱん方向を9
0゜変え下側の斜め反射器10に入射し、さらに伝ぱん
方向を90°変え下側のトラックに転送される。
以上述へたように、トラック切換器3の具体的な形状例
を幾つか示したが、同じ動作をする他の形状例のものを
用いても差し支えない。
を幾つか示したが、同じ動作をする他の形状例のものを
用いても差し支えない。
第6図はこの発明の他の実施例である弾性表面波装置の
構成を示す斜視図である。第6図に示すものは、第1図
に示すものと比へ入力側すだれ状電極2aと出力側すだ
れ状電極2bとの間にシールド電極11を配置した点が
異なっている。シールド電極11を配置することにより
、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bと
の間のフィールドスルーのレベルは、シールド電極11
を設けない場合に比べてさらに小さくできる。第6図に
示すものにおいても、トラック切換器3としては上記第
2図〜第5図に示したもの等を用いれば良い。
構成を示す斜視図である。第6図に示すものは、第1図
に示すものと比へ入力側すだれ状電極2aと出力側すだ
れ状電極2bとの間にシールド電極11を配置した点が
異なっている。シールド電極11を配置することにより
、入力側すだれ状電極2aと出力側すだれ状電極2bと
の間のフィールドスルーのレベルは、シールド電極11
を設けない場合に比べてさらに小さくできる。第6図に
示すものにおいても、トラック切換器3としては上記第
2図〜第5図に示したもの等を用いれば良い。
[発明の効果]
以上のように、この発明の弾性表面波装置によれば、入
力側すだれ状電極と出力側すだれ状電極を、2つのトラ
ック切換器までへの距離が等距離となる直線に対し、そ
れぞれ逆方向に同一距離だけずらして配置した構成とし
たので、この種の従来例の弾性表面波装置と比へてフィ
ールドスルーのレベルが小さい弾性表面波装置が得られ
るという優れた効果を奏するものである。
力側すだれ状電極と出力側すだれ状電極を、2つのトラ
ック切換器までへの距離が等距離となる直線に対し、そ
れぞれ逆方向に同一距離だけずらして配置した構成とし
たので、この種の従来例の弾性表面波装置と比へてフィ
ールドスルーのレベルが小さい弾性表面波装置が得られ
るという優れた効果を奏するものである。
第1図はこの発明の一実施例である弾性表面波装置の構
成を示す斜視図、第2図〜第5図はトラック切換器の具
体的な形状例を示す図、第6図はこの発明の他の実施例
である弾性表面波装置の構成を示す斜視図、第7図は従
来の弾性表面波装置の構成を示す斜視図である。 図において、1・・・圧電体基板、2a・・・入力側す
だれ状電極、2b・・・出力側すだれ状電極、3・・・
トラック切換器、4・・・リード線、5・・・金属スト
リップ、6・・・マルチストリプカップラ、7・・・反
射器、ll− 8・・・U字形マルチストリップカップラ、9・・・■
1字形マルチストリップカップラ、10・・・斜め反射
器、11・・・シールド電極 である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
成を示す斜視図、第2図〜第5図はトラック切換器の具
体的な形状例を示す図、第6図はこの発明の他の実施例
である弾性表面波装置の構成を示す斜視図、第7図は従
来の弾性表面波装置の構成を示す斜視図である。 図において、1・・・圧電体基板、2a・・・入力側す
だれ状電極、2b・・・出力側すだれ状電極、3・・・
トラック切換器、4・・・リード線、5・・・金属スト
リップ、6・・・マルチストリプカップラ、7・・・反
射器、ll− 8・・・U字形マルチストリップカップラ、9・・・■
1字形マルチストリップカップラ、10・・・斜め反射
器、11・・・シールド電極 である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 圧電体基板上に、入力側すだれ状電極と、出力側すだれ
状電極と、弾性表面波のトラックを切り換え弾性表面波
の伝ぱん方向を180゜変える2つのトラック切換器と
を設けて成る弾性表面波装置において、上記2つのトラ
ック切換器までへの距離が等距離となる直線に対し、上
記入力側すだれ状電極と上記出力側すだれ状電極をそれ
ぞれ逆方向に同一距離ずらして配置したことを特徴とす
る弾性表面波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9611488A JPH01268216A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9611488A JPH01268216A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 弾性表面波装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268216A true JPH01268216A (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=14156361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9611488A Pending JPH01268216A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01268216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999046856A1 (fr) * | 1998-03-11 | 1999-09-16 | Fujitsu Limited | Filtre a ondes acoustiques de surface |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116609A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-24 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン | 表面音響波帯域通過形電気フイルタ及び低損失形のフイルタ |
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1988
- 1988-04-19 JP JP9611488A patent/JPH01268216A/ja active Pending
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