JPH1092894A - 基板搬送用プレート - Google Patents

基板搬送用プレート

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Publication number
JPH1092894A
JPH1092894A JP24468596A JP24468596A JPH1092894A JP H1092894 A JPH1092894 A JP H1092894A JP 24468596 A JP24468596 A JP 24468596A JP 24468596 A JP24468596 A JP 24468596A JP H1092894 A JPH1092894 A JP H1092894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
substrate
plate
support
supports
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24468596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Yuya
幸則 油谷
Kazuhiro Shino
和弘 示野
Hisashi Yoshida
久志 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP24468596A priority Critical patent/JPH1092894A/ja
Publication of JPH1092894A publication Critical patent/JPH1092894A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレートのウェーハ支持部を変更することに
よって、搬送中のウェーハずれを防止し、正確、精密に
ウェーハを搬送することができるようにする。 【解決手段】 ウェーハ移載機5に固定される側のプレ
ート11の基端部13の中央に1箇所のウェーハ支持部
16を設ける。プレート先端部12の両側に2箇所のウ
ェーハ支持部14、15を設ける。これら3箇所のウェ
ーハ支持部は二等辺三角形の頂点に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板搬送用プレート
に係り、特に基板支持性能を改善した基板搬送用プレー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、基板搬送用プレートの一例であ
るウェーハ搬送用プレートが使用される半導体製造装置
を説明するための図である。
【0003】この半導体製造装置31は、縦型炉32内
において成膜や酸化等のウェーハ処理を行う装置であ
る。処理を行う際には、ます、ウェーハ33がウェーハ
移載機34によってウェーハカセット35からボート3
6に移載され、ボート支柱37によって水平な状態に保
持される。その後、複数枚のウェーハ33を塔載したボ
ート36を反応管38内に導入し、ヒータ39によって
加熱しながらウェーハ処理を行う。処理が終わると、ボ
ート36は反応管38から下に引き出される。処理済み
のウェーハ33は、ウェーハ移載機34によってボート
36からウェーハカセット35に戻される。このよう
に、ウェーハ33はウェーハ移載機34によってウェー
ハカセット35とボート36との間を移載されるが、こ
の移載の際には、ウェーハ33はウェーハ移載機34に
固定されたウェーハ搬送用プレート40に搭載されてウ
ェーハカセット35とボート36との間を搬送される。
【0004】図2は従来のウェーハ搬送用プレートの説
明図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のb−
b線断面図、(c)は(b)のc、c′部拡大図であ
る。従来においては、このウェーハ搬送用プレート21
は、図2(a)のごとく、平面視で前後に長く、比較的
幅の狭い長方形をしている。これは、ウェーハ搬送用プ
レート21と4本のボート支柱(図3の符号37参照)
との干渉を防ぐためである。その長方形をしたプレート
21の先端部22と基端部23の隅部には、それぞれ隆
起した点状のウェーハ支持部24〜27が設けられ、ウ
ェーハ20の裏面をプレート21から浮かしてウェーハ
20の外周部の4点のみで接触支持する。ウェーハ支持
部24〜27を点状としてウェーハ20の外周部のみを
支持し、ウェーハ20の裏面を浮かすようにしたのは、
接触面積を減らしてパーティクルの発生を抑制するため
である。
【0005】通常、ウェーハ20のオリエンテーション
フラット29はプレート21の先端部側に向け、先端部
側に設けた2つの点状ウェーハ支持部24、25で支持
している。この点状ウェーハ支持部24、25は、オリ
エンテーションフラット29の形状と合致するように直
線上に配置される。基端部23の点状ウェーハ支持部2
6、27はウェーハ20の円周部の形状と合致するよう
に円弧上に配置されている。
【0006】図2(c)に示すように、点状ウェーハ支
持部25(24)、27(26)は、位置ずれを防止す
るために、内側に向かうに従って低くなる傾斜面3から
構成されるが、その外側に点状ウェーハ支持部25(2
4)、27(26)よりも一段高くなった段差部30を
設けている。
【0007】なお、先端部22の中央の切欠き28は、
特殊なボート形状のボート支柱との干渉を防ぐ(例え
ば、ボートの後部中央に支柱がある場合)ために設けて
ある。また図中、1はウェーハ移載機に固定される取付
片、2は取付穴である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のウェーハ搬送用プレート21では、移載機の旋回時ウ
ェーハ20がずれやすいという問題があった。ウェーハ
10は製造プロセスによって反る場合が多いが、平面は
異なる3点によって決まるため、従来のように4点支持
では、いずれか1つのウェーハ支持部がウェーハ20と
接触せず、3点支持になる場合がある。その場合、3点
を結ぶ形は直角三角形となるためバランスが悪い。これ
がウェーハずれの要因の1つと考えられる。ウェーハが
ずれると、パーテイクルが発生し、ウェーハ搬送用プレ
ート21からの金属汚染も受け、また正確、精密にウェ
ーハを搬送することができない。
【0009】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解消して、搬送中の基板ずれを防止し、正確、精密
に基板を搬送することができる基板搬送用プレートを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基板搬送用プレ
ートは、基板搬送機構に固定されて基板を搬送する基板
搬送用プレートにおいて、基板搬送機構に固定される側
の基端部に1箇所の基板支持部を、先端部に2箇所の基
板支持部をそれぞれ備えたものである。基板支持部を3
箇所に限定したので基板をバランスよく支持できる。ま
た、基板搬送機構が回転する際、モーメントの大きくか
かるプレート先端部の支持箇所数を基端部よりも多くし
たので、基板がずれにくくなる。特に、3箇所の基板支
持部を二等辺三角形の頂点に配置すると、一層バランス
よく基板を支持することができる。また、基板が半導体
ウェーハである場合に、特に好適に使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態のウェ
ーハ搬送用プレートを説明する平面図である。
【0012】ウェーハ搬送用プレート11は、例えばア
ルミナから構成されており、平面視の形状は従来例と同
じく、前後に長く比較的幅の狭い長方形をしている。そ
の先端部12の幅方向両側付近には、ウェーハ10の外
周部であるオリエンテーションフラット19を点状に接
触支持する2つの点状ウェーハ支持部14、15が離間
して設けられる。
【0013】先端部12と反対側のプレート11の基端
部13の幅方向中央部付近には、ウェーハ10の外周部
である円周部の1箇所を点状に接触支持する1つの点状
ウェーハ支持部16が設けられる。これらウェーハ支持
部14〜16とウェーハ10との接触部は厳密には点で
はなく広がりをもっている。
【0014】このようにウェーハ支持部14〜16を3
点に限定したのでバランスよくウェーハ10を支持する
ことができる。特に、図示例のように3箇所のウェーハ
支持部14〜16を二等辺三角形の頂点に配置すると、
一層バランスよくウェーハ10を支持することができ
る。
【0015】上記点状ウェーハ支持部14〜16は、従
来例と同様にプレート11の他の部分(凹部)17より
隆起しており、ウェーハ支持部の表面は内側に向かうに
従って低くなる傾斜面で構成されている。傾斜面は水平
方向に対して1〜5°程度の緩やかな傾斜面としてある
ので、ウェーハ搬送用プレート11が旋回して遠心力が
働いた場合や振動した場合においてもウェーハ10が傾
くのを抑制できる。
【0016】また、ウェーハ搬送用プレート11には、
ウェーハ搬送用プレート11が振動したり旋回したりし
てウェーハ10の位置がずれてもストッパとなってウェ
ーハ10がウェーハ搬送用プレート11から落下するの
を防止するために、ウェーハ搬送用プレート11の先端
部12の点状ウェーハ支持部14、15の外側に、従来
と同様に、点状ウェーハ支持部14、15よりも一段高
くなった段差部18を設けている。
【0017】上述したように本実施の形態によれば、ウ
ェーハ搬送機構としてのウェーハ移載機が回転する際、
モーメントの大きくかかる先端部12の接触支持点数を
基端部13より多くしたので、ウェーハ10のプレート
短方向のずれを低減できる。従って、ウェーハずれによ
るパーティクルの発生をなくし、高い信頼性が得られ、
スループットを向上することができる。
【0018】なお、ウェーハ搬送用プレート11からの
金属汚染を防止するために、ウェーハ10の外周部が当
接するウェーハ支持部14〜16の表面には、例えば硬
質炭素膜であるDLC(Diamond Like C
arbon)をコーティングするとよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、基板のバランスがよく
搬送中の基板ずれを防止できるので、基板と基板搬送用
プレートとの接触によって発生するパーティクル発生お
よび不純物による金属汚染を有効に抑制できる。また、
基板がずれないので、信頼性に優れ、スループットも向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のウェーハ搬送用プレート
を説明する平面図である。
【図2】従来例のウェーハ搬送用プレートを示す説明図
であって、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線
断面図、(c)は(b)のc、c′部の拡大図である。
【図3】本発明及び従来のウェーハ搬送用プレートが使
用される半導体製造装置を説明するための図である。
【符号の説明】
5 ウェーハ移載機 10 ウェーハ 11 ウェーハ搬送用プレート 12 先端部 13 基端部 14、15、16 ウェーハ支持部 19 オリエンテーションフラット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板搬送機構に固定されて基板を搬送する
    基板搬送用プレートにおいて、基板搬送機構に固定され
    る側の基端部に1箇所の基板支持部を、先端部に2箇所
    の基板支持部をそれぞれ備えた基板搬送用プレート。
JP24468596A 1996-09-17 1996-09-17 基板搬送用プレート Pending JPH1092894A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24468596A JPH1092894A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 基板搬送用プレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24468596A JPH1092894A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 基板搬送用プレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1092894A true JPH1092894A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17122426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24468596A Pending JPH1092894A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 基板搬送用プレート

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JP (1) JPH1092894A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009819A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
JP2020021774A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009819A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
JP2020021774A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット

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