JPH1092653A - 電子レンジ用高圧変圧器 - Google Patents
電子レンジ用高圧変圧器Info
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- JPH1092653A JPH1092653A JP11990197A JP11990197A JPH1092653A JP H1092653 A JPH1092653 A JP H1092653A JP 11990197 A JP11990197 A JP 11990197A JP 11990197 A JP11990197 A JP 11990197A JP H1092653 A JPH1092653 A JP H1092653A
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- shaped core
- voltage transformer
- microwave oven
- core
- coil
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/08—High-leakage transformers or inductances
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F2038/003—High frequency transformer for microwave oven
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子レンジ用高圧変圧器の絶縁構造を簡単な
らしめて高圧変圧器の製造工程を簡単ならしめるばかり
か、高圧変圧器の製造コーストダウンを図ることを課題
とする。 【解決手段】 一次コイル5と、フィラメントコイル
7、パスコア9および二次コイル11を順に挿入される
よう複数のチャンネルが形成されたE字形コア1と、I
字形コア3とが相接されて形成される電子レンジ用高圧
変圧器において、前記E字形コア3のそれぞれのチャン
ネルの内壁に絶縁材質のボビン20が配置され、前記E
字形コア1とI字形コア3の外側にターミナル支持台2
3がそれぞれ結固され、前記それぞれのターミナル支持
台23にターミナル21が結合されていることを特徴と
する。
らしめて高圧変圧器の製造工程を簡単ならしめるばかり
か、高圧変圧器の製造コーストダウンを図ることを課題
とする。 【解決手段】 一次コイル5と、フィラメントコイル
7、パスコア9および二次コイル11を順に挿入される
よう複数のチャンネルが形成されたE字形コア1と、I
字形コア3とが相接されて形成される電子レンジ用高圧
変圧器において、前記E字形コア3のそれぞれのチャン
ネルの内壁に絶縁材質のボビン20が配置され、前記E
字形コア1とI字形コア3の外側にターミナル支持台2
3がそれぞれ結固され、前記それぞれのターミナル支持
台23にターミナル21が結合されていることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ用高圧
変圧器に係り、とくに、高圧変圧器の絶縁構造を改善し
て作業性を向上させるとともに、材料費が節減できる電
子レンジ用高圧変圧器に関する。
変圧器に係り、とくに、高圧変圧器の絶縁構造を改善し
て作業性を向上させるとともに、材料費が節減できる電
子レンジ用高圧変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子レンジは、マグネト
ロンから生じる高周波を利用して食品を調理するように
なっているが、前記マグネトロンを駆動させるための電
源を供給するためには高圧変圧器が必要となる。前記の
ごとく、マグネトロン駆動用の電源を供給するための従
来の電子レンジ用高圧変圧器は、図1,2に示すごと
く、E字形コア1と、I字形コア3とが相接され、前記
E字形コア1に形成されたチャンネルにワイヤ5aが巻
成された一次コイル5と、フィラメント7aが巻成され
たフィラメントコイル7と、パスコア9と、ワイヤ11
aが巻成された二次コイル11が順に挿入された構造と
なっている。前記一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11には相互の接面および
前記コア1,3との接面を電気的に絶縁するよう絶縁紙
Pがそれぞれ巻回されており、一次コイル5を巻回する
絶縁紙Pの内側には絶縁体のマイカシートSが配設され
ている。前記一次コイル5の一側にはターミナル13が
付着されたターミナルプレート14が接着テープTによ
り固定され、前記二次コイル11の一側もまたターミナ
ル13が付着されたターミナルプレート14が接着テー
プTにより固定されている。
ロンから生じる高周波を利用して食品を調理するように
なっているが、前記マグネトロンを駆動させるための電
源を供給するためには高圧変圧器が必要となる。前記の
ごとく、マグネトロン駆動用の電源を供給するための従
来の電子レンジ用高圧変圧器は、図1,2に示すごと
く、E字形コア1と、I字形コア3とが相接され、前記
E字形コア1に形成されたチャンネルにワイヤ5aが巻
成された一次コイル5と、フィラメント7aが巻成され
たフィラメントコイル7と、パスコア9と、ワイヤ11
aが巻成された二次コイル11が順に挿入された構造と
なっている。前記一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11には相互の接面および
前記コア1,3との接面を電気的に絶縁するよう絶縁紙
Pがそれぞれ巻回されており、一次コイル5を巻回する
絶縁紙Pの内側には絶縁体のマイカシートSが配設され
ている。前記一次コイル5の一側にはターミナル13が
付着されたターミナルプレート14が接着テープTによ
り固定され、前記二次コイル11の一側もまたターミナ
ル13が付着されたターミナルプレート14が接着テー
プTにより固定されている。
【0003】かように構成された上記従来の高圧変圧器
は、まず、ワイヤ5aが巻成された一次コイル5に絶縁
体なるマイカシートSを巻回した後、前記マイカシート
Sの外側を絶縁紙Pで巻回し、前記一次コイル5の一側
にターミナル13が付着されたターミナルプレート14
を接着テープTにより固定させてから、E字形コア1に
挿入する。さらに、フィラメントコイル7に絶縁紙Pを
外巻きして前記一次コイル5の上側に配設し、パスコア
9に絶縁紙Pを外巻きして前記フィラメントコイル7の
上側に配設し、二次コイル11の外側に絶縁紙Pを外巻
きしてから、ターミナル13が付着されたターミナルプ
レート14を接着テープTを利用して前記二次コイル1
1に固定させて二次コイル11を前記パスコア9の上側
に配設する。上記のごとく、E字形コア1に一次コイル
5、フィラメントコイル7、パスコア9、二次コイル1
1を順に挿設させた後には、I字形コア3を前記E字形
コア1に溶着させる。かように、高圧変圧器を形成して
から、高圧変圧器のさびを防止し、騒音を減少させるよ
う含浸剤が充填された含浸槽に浸漬した後、乾燥させて
使用する。
は、まず、ワイヤ5aが巻成された一次コイル5に絶縁
体なるマイカシートSを巻回した後、前記マイカシート
Sの外側を絶縁紙Pで巻回し、前記一次コイル5の一側
にターミナル13が付着されたターミナルプレート14
を接着テープTにより固定させてから、E字形コア1に
挿入する。さらに、フィラメントコイル7に絶縁紙Pを
外巻きして前記一次コイル5の上側に配設し、パスコア
9に絶縁紙Pを外巻きして前記フィラメントコイル7の
上側に配設し、二次コイル11の外側に絶縁紙Pを外巻
きしてから、ターミナル13が付着されたターミナルプ
レート14を接着テープTを利用して前記二次コイル1
1に固定させて二次コイル11を前記パスコア9の上側
に配設する。上記のごとく、E字形コア1に一次コイル
5、フィラメントコイル7、パスコア9、二次コイル1
1を順に挿設させた後には、I字形コア3を前記E字形
コア1に溶着させる。かように、高圧変圧器を形成して
から、高圧変圧器のさびを防止し、騒音を減少させるよ
う含浸剤が充填された含浸槽に浸漬した後、乾燥させて
使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の電子レンジ用高圧変圧器は、絶縁を
行うためにそれぞれの部品に絶縁紙Pを手作業により外
巻きしてから、接着テープTで固定させ、一次コイル、
二次コイル5,11の一側にはターミナル13が付着さ
れたターミナルプレート14を接着テープTを利用して
固定しなければならない煩雑さがあった。また、一次コ
イル5にはマイカシートSを外巻きすることにより、工
数が多くなり、組立性が低下するなどの問題点があっ
た。
成された上記従来の電子レンジ用高圧変圧器は、絶縁を
行うためにそれぞれの部品に絶縁紙Pを手作業により外
巻きしてから、接着テープTで固定させ、一次コイル、
二次コイル5,11の一側にはターミナル13が付着さ
れたターミナルプレート14を接着テープTを利用して
固定しなければならない煩雑さがあった。また、一次コ
イル5にはマイカシートSを外巻きすることにより、工
数が多くなり、組立性が低下するなどの問題点があっ
た。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、電子レンジ用高圧変圧器の絶縁構造を簡単ならしめ
て高圧変圧器の製造工程を簡単ならしめるばかりか、高
圧変圧器の製造コストダウンを図ることにある。
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、電子レンジ用高圧変圧器の絶縁構造を簡単ならしめ
て高圧変圧器の製造工程を簡単ならしめるばかりか、高
圧変圧器の製造コストダウンを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明による電子レンジ用高圧変圧器は、
一次コイルと、フィラメントコイル、パスコアおよび二
次コイルを順に挿入されるよう複数のチャンネルが形成
されたE字形コアと、I字形コアとが相接されて形成さ
れる電子レンジ用高圧変圧器において、前記E字形コア
のそれぞれのチャンネルの内壁に絶縁材質のボビンが配
置され、前記E字形コアとI字形コアの外側にターミナ
ル支持台がそれぞれ結固され、前記それぞれのターミナ
ル支持台にターミナルが結合されていることを特徴とす
る。
するために、本発明による電子レンジ用高圧変圧器は、
一次コイルと、フィラメントコイル、パスコアおよび二
次コイルを順に挿入されるよう複数のチャンネルが形成
されたE字形コアと、I字形コアとが相接されて形成さ
れる電子レンジ用高圧変圧器において、前記E字形コア
のそれぞれのチャンネルの内壁に絶縁材質のボビンが配
置され、前記E字形コアとI字形コアの外側にターミナ
ル支持台がそれぞれ結固され、前記それぞれのターミナ
ル支持台にターミナルが結合されていることを特徴とす
る。
【0007】また、別の本発明の電子レンジ用高圧変圧
器は、I字形コアと、フィラメントコイル、パスコアお
よび二次コイルが順に挿入されるよう複数のチャンネル
が形成されたE字形コアと、I字形コアとが相接されて
形成される電子レンジ用高圧変圧器において、前記E字
形コアのそれぞれのチャンネルの内壁にターミナル固定
部が曲成された絶縁材質のボビンが配置され、ターミナ
ルが前記ターミナル固定部に結合されていることを特徴
とする。
器は、I字形コアと、フィラメントコイル、パスコアお
よび二次コイルが順に挿入されるよう複数のチャンネル
が形成されたE字形コアと、I字形コアとが相接されて
形成される電子レンジ用高圧変圧器において、前記E字
形コアのそれぞれのチャンネルの内壁にターミナル固定
部が曲成された絶縁材質のボビンが配置され、ターミナ
ルが前記ターミナル固定部に結合されていることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面に沿って詳述する。図3は、本発明の第一の
実施の形態である電子レンジ用高圧変圧器の分離斜視図
であって、図1,2に示す部分と同一部分に対しては同
一符号を付す。図3に示すように、本発明の第一の実施
の形態である電子レンジ用高圧変圧器は、E字形コア1
と、I字形コア3とが相接され、前記E字形コア1に形
成されたチャンネルの内壁には絶縁材質のボビン20が
配置され、前記ボビン20の内側にワイヤ5aが巻成さ
れた一次コイル5と、フィラメント7aが巻成されたフ
ィラメントコイル7と、パスコア9と、ワイヤ11aが
巻成された二次コイル11が順に挿入されている。前記
フィラメントコイル7には絶縁紙Pが外巻きされてお
り、前記パスコア9の上側には絶縁紙Pが覆われてお
り、前記二次コイル11の上側にも絶縁紙Pが覆われて
いる。さらに、前記E字形コア1とI字形コア3の一側
には締結溝1a,3aがそれぞれ形成され、締結ネジ2
5がターミナルプレート(ターミナル支持台)23に形
成された穴に嵌挿されて前記それぞれの締結溝1a,3
aに螺結されてターミナル21が付着されたターミナル
プレート23が前記E字形コア1とI字形コア3にそれ
ぞれ締結されている。さらに、前記ターミナルプレート
23はターミナル21を容易に付着させるとともに、前
記E字形コア1とI字形コア3の一側にそれぞれ容易に
結合させるよう上下両端が相互対向するよう直角に曲成
されている。さらに、前記ボビン20とターミナルプレ
ート23はポリフェニレンスルフィド(PPS)、また
はポリブチレンテレフタルレート(PBT)のごとき素
材でモルディング形成される。また、前記一次コイル5
は工程数を減少させるよう絶縁紙Pを巻回せずに配設す
るようになっている。
て添付図面に沿って詳述する。図3は、本発明の第一の
実施の形態である電子レンジ用高圧変圧器の分離斜視図
であって、図1,2に示す部分と同一部分に対しては同
一符号を付す。図3に示すように、本発明の第一の実施
の形態である電子レンジ用高圧変圧器は、E字形コア1
と、I字形コア3とが相接され、前記E字形コア1に形
成されたチャンネルの内壁には絶縁材質のボビン20が
配置され、前記ボビン20の内側にワイヤ5aが巻成さ
れた一次コイル5と、フィラメント7aが巻成されたフ
ィラメントコイル7と、パスコア9と、ワイヤ11aが
巻成された二次コイル11が順に挿入されている。前記
フィラメントコイル7には絶縁紙Pが外巻きされてお
り、前記パスコア9の上側には絶縁紙Pが覆われてお
り、前記二次コイル11の上側にも絶縁紙Pが覆われて
いる。さらに、前記E字形コア1とI字形コア3の一側
には締結溝1a,3aがそれぞれ形成され、締結ネジ2
5がターミナルプレート(ターミナル支持台)23に形
成された穴に嵌挿されて前記それぞれの締結溝1a,3
aに螺結されてターミナル21が付着されたターミナル
プレート23が前記E字形コア1とI字形コア3にそれ
ぞれ締結されている。さらに、前記ターミナルプレート
23はターミナル21を容易に付着させるとともに、前
記E字形コア1とI字形コア3の一側にそれぞれ容易に
結合させるよう上下両端が相互対向するよう直角に曲成
されている。さらに、前記ボビン20とターミナルプレ
ート23はポリフェニレンスルフィド(PPS)、また
はポリブチレンテレフタルレート(PBT)のごとき素
材でモルディング形成される。また、前記一次コイル5
は工程数を減少させるよう絶縁紙Pを巻回せずに配設す
るようになっている。
【0009】一方、図4は本発明の第二の実施の形態で
ある電子レンジ用高圧変圧器の分離斜視図であり、図5
は本発明の第二の実施の形態である電子レンジ用高圧変
圧器の断面図であって、図1,2に示す従来の構成と同
一部分に対しては同一符号を付す。図4,5に示すよう
に、本発明の第二の実施の形態である電子レンジ用高圧
変圧器は、E字形コア1と、I字形コア3とが相接さ
れ、前記E字形コア1に形成されたチャンネルの内壁に
は絶縁材質のボビン30が配置され、前記ボビン30の
内側にワイヤ5aが巻成された一次コイル5と、フィラ
メント7aが巻成されたフィラメントコイル7と、パス
コア9と、ワイヤ11aを巻成された二次コイル11が
順に挿入されている。前記ボビン30は、E字形コア1
に形成されたチャンネルの一側壁と底部側に接するよう
に形成され、前記ボビン30の一側にはターミナル固定
部30aが曲成され、前記ターミナル固定部30aには
ターミナル32が締結ネジ31により配設されている。
前記一次コイル5、フィラメントコイル7、パスコア
9、二次コイル11はボビン30に接しない部分のみに
絶縁紙Pを外巻きして作業工程数を減少されるようにな
っており、また、前記一次コイル5はマイカシートを囲
繞する作業を除去して工程数を減少するようになってい
る。さらに、前記ボビン30はポリフェニレンスルフィ
ド(PPS)、またはポリブチレンテレフタルレート
(PBT)のごとき素材でモルディング形成される。
ある電子レンジ用高圧変圧器の分離斜視図であり、図5
は本発明の第二の実施の形態である電子レンジ用高圧変
圧器の断面図であって、図1,2に示す従来の構成と同
一部分に対しては同一符号を付す。図4,5に示すよう
に、本発明の第二の実施の形態である電子レンジ用高圧
変圧器は、E字形コア1と、I字形コア3とが相接さ
れ、前記E字形コア1に形成されたチャンネルの内壁に
は絶縁材質のボビン30が配置され、前記ボビン30の
内側にワイヤ5aが巻成された一次コイル5と、フィラ
メント7aが巻成されたフィラメントコイル7と、パス
コア9と、ワイヤ11aを巻成された二次コイル11が
順に挿入されている。前記ボビン30は、E字形コア1
に形成されたチャンネルの一側壁と底部側に接するよう
に形成され、前記ボビン30の一側にはターミナル固定
部30aが曲成され、前記ターミナル固定部30aには
ターミナル32が締結ネジ31により配設されている。
前記一次コイル5、フィラメントコイル7、パスコア
9、二次コイル11はボビン30に接しない部分のみに
絶縁紙Pを外巻きして作業工程数を減少されるようにな
っており、また、前記一次コイル5はマイカシートを囲
繞する作業を除去して工程数を減少するようになってい
る。さらに、前記ボビン30はポリフェニレンスルフィ
ド(PPS)、またはポリブチレンテレフタルレート
(PBT)のごとき素材でモルディング形成される。
【0010】以下、上記のごとく構成された本発明の第
一、第二の実施の形態による電子レンジ用高圧変圧器の
作用、効果について述べる。本発明の第一の実施の形態
による電子レンジ用高圧変圧器の組立て方について述べ
れば、まず、ボビン20をE字形コア1のチャンネルに
それぞれ挿入させ、導線5aを巻回させた一次コイル5
を前記E字形コア1のチャンネルに挿入する。この際、
前記一次コイル5は絶縁紙Pを巻回する作業を行わず、
さらに、絶縁体のマイカシートSを巻回する作業を省く
ことになる。さらに、フィラメントコイル7に絶縁紙P
を外巻きして前記一次コイル5の上側に位置させるよう
前記E字形コア1のチャンネルに挿入させ、組立てられ
たパスコア9を前記フィラメントコイル7の上側に位置
されるようE字形コア1のチャンネルに挿入させ、前記
パスコア9の上側に絶縁紙Pをおいた後、ワイヤ11a
が巻回された二次コイル11を前記パスコア9の上側に
位置させる。この際、前記二次コイル11は一次コイル
5と同じく絶縁紙Pを外巻きする作業をしないようにな
る。上記のごとく、一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11が順にE字形コア1の
チャンネルに挿入されると、前記二次コイル11の上側
に絶縁紙Pをおいた後、I字形コア3を覆いE字形コア
1と溶着させる。かように形成された高圧変圧器につく
さびを防止するとともに、騒音を減少させるよう高圧変
圧器を含浸剤が充填された含浸槽に浸漬させてから取出
して乾燥させる。さらに、ターミナル21が結合された
ターミナルプレート23に形成された穴に締結ネジ25
を嵌挿してから、前記締結ネジ25をE字形コア1およ
びI字形コア3の一側に形成された締結溝1a,3aと
螺結して前記ターミナルプレート23をE字形コア1お
よびI字形コア3にそれぞれ締結する。
一、第二の実施の形態による電子レンジ用高圧変圧器の
作用、効果について述べる。本発明の第一の実施の形態
による電子レンジ用高圧変圧器の組立て方について述べ
れば、まず、ボビン20をE字形コア1のチャンネルに
それぞれ挿入させ、導線5aを巻回させた一次コイル5
を前記E字形コア1のチャンネルに挿入する。この際、
前記一次コイル5は絶縁紙Pを巻回する作業を行わず、
さらに、絶縁体のマイカシートSを巻回する作業を省く
ことになる。さらに、フィラメントコイル7に絶縁紙P
を外巻きして前記一次コイル5の上側に位置させるよう
前記E字形コア1のチャンネルに挿入させ、組立てられ
たパスコア9を前記フィラメントコイル7の上側に位置
されるようE字形コア1のチャンネルに挿入させ、前記
パスコア9の上側に絶縁紙Pをおいた後、ワイヤ11a
が巻回された二次コイル11を前記パスコア9の上側に
位置させる。この際、前記二次コイル11は一次コイル
5と同じく絶縁紙Pを外巻きする作業をしないようにな
る。上記のごとく、一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11が順にE字形コア1の
チャンネルに挿入されると、前記二次コイル11の上側
に絶縁紙Pをおいた後、I字形コア3を覆いE字形コア
1と溶着させる。かように形成された高圧変圧器につく
さびを防止するとともに、騒音を減少させるよう高圧変
圧器を含浸剤が充填された含浸槽に浸漬させてから取出
して乾燥させる。さらに、ターミナル21が結合された
ターミナルプレート23に形成された穴に締結ネジ25
を嵌挿してから、前記締結ネジ25をE字形コア1およ
びI字形コア3の一側に形成された締結溝1a,3aと
螺結して前記ターミナルプレート23をE字形コア1お
よびI字形コア3にそれぞれ締結する。
【0011】上記のように構成された高圧変圧器は、ボ
ビン20により一,二次コイル5,11とE字形コア1
が絶縁され、したがって、前記一,二次コイル5,11
の外側に別の絶縁紙を外巻きせずに、一次コイル5にマ
イカシートを囲繞する作業を行わないことにより、工程
数を減少するとともに、絶縁紙の材料費を節減させ、タ
ーミナル21が付着されたターミナルプレート23を締
結ネジ25により簡単にE字形コア1およびI字形コア
3に締結することにより、ターミナルの結合作業が容易
となる。
ビン20により一,二次コイル5,11とE字形コア1
が絶縁され、したがって、前記一,二次コイル5,11
の外側に別の絶縁紙を外巻きせずに、一次コイル5にマ
イカシートを囲繞する作業を行わないことにより、工程
数を減少するとともに、絶縁紙の材料費を節減させ、タ
ーミナル21が付着されたターミナルプレート23を締
結ネジ25により簡単にE字形コア1およびI字形コア
3に締結することにより、ターミナルの結合作業が容易
となる。
【0012】一方、本発明の第二の実施の形態により電
子レンジ用高圧変圧器の組立てかたについて述べれば、
ワイヤ5aを巻回させた一次コイル5の一側を絶縁紙P
で巻回し、フィラメントコイル7の一側を絶縁紙Pで巻
回し、パスコア9の一側を絶縁Pで巻回し、二次コイル
11の一側を絶縁紙Pで巻回した後、順に積層させ、前
記積層された一次コイル5、フィラメントコイル7、パ
スコア9、二次コイル11の両側をボビン30でくる
み、E字形コア1に形成されたチャンネルに挿入する。
上記のように、ボビン30およびそれぞれの絶縁紙Pを
一側に外巻きした一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11がE字形コア1のチャ
ンネルに挿入された後、前記E字形コア1とI字形コア
3とを溶着させる。上記のごとく構成された高圧変圧器
につくさびを防止するとともに、騒音を減少すべく前記
高圧変圧器を含浸剤が充填された含浸槽に浸漬させてか
ら取出して乾燥させる。乾燥が終了されると、ボビン3
0の一側に曲成されたターミナル固定部30aに締結ネ
ジ30を利用してターミナル32を締結する。かように
形成された高圧変圧器は、ボビン30を配設することに
より一次コイル5にマイカシートを囲繞する作業を除去
してそれぞれの部品全体を絶縁紙Pで巻回せずに、部分
的にくるむことにより、作業工程数が省けられるばかり
か、絶縁紙Pの節減により材料費を節減させ、さらに、
ターミナル32を締結ネジ31を利用して簡単に組立て
ることができる。
子レンジ用高圧変圧器の組立てかたについて述べれば、
ワイヤ5aを巻回させた一次コイル5の一側を絶縁紙P
で巻回し、フィラメントコイル7の一側を絶縁紙Pで巻
回し、パスコア9の一側を絶縁Pで巻回し、二次コイル
11の一側を絶縁紙Pで巻回した後、順に積層させ、前
記積層された一次コイル5、フィラメントコイル7、パ
スコア9、二次コイル11の両側をボビン30でくる
み、E字形コア1に形成されたチャンネルに挿入する。
上記のように、ボビン30およびそれぞれの絶縁紙Pを
一側に外巻きした一次コイル5、フィラメントコイル
7、パスコア9、二次コイル11がE字形コア1のチャ
ンネルに挿入された後、前記E字形コア1とI字形コア
3とを溶着させる。上記のごとく構成された高圧変圧器
につくさびを防止するとともに、騒音を減少すべく前記
高圧変圧器を含浸剤が充填された含浸槽に浸漬させてか
ら取出して乾燥させる。乾燥が終了されると、ボビン3
0の一側に曲成されたターミナル固定部30aに締結ネ
ジ30を利用してターミナル32を締結する。かように
形成された高圧変圧器は、ボビン30を配設することに
より一次コイル5にマイカシートを囲繞する作業を除去
してそれぞれの部品全体を絶縁紙Pで巻回せずに、部分
的にくるむことにより、作業工程数が省けられるばかり
か、絶縁紙Pの節減により材料費を節減させ、さらに、
ターミナル32を締結ネジ31を利用して簡単に組立て
ることができる。
【0013】
【発明の効果】上述のように、本発明による電子レンジ
用高圧変圧器は、絶縁構造を改善して有効に絶縁させる
とともに、絶縁作業の工程数を減らし、かつ、絶縁紙の
消費量を減らすことにより材料費を節減させることがで
きる。
用高圧変圧器は、絶縁構造を改善して有効に絶縁させる
とともに、絶縁作業の工程数を減らし、かつ、絶縁紙の
消費量を減らすことにより材料費を節減させることがで
きる。
【図1】 従来の電子レンジ用高圧変圧器の分離斜視図
である。
である。
【図2】 従来の電子レンジ用高圧変圧器の断面図であ
る。
る。
【図3】 本発明の第一の実施の形態である電子レンジ
用高圧変圧器の分離斜視図である。
用高圧変圧器の分離斜視図である。
【図4】 本発明の第二の実施の形態である電子レンジ
用高圧変圧器の分離斜視図である。
用高圧変圧器の分離斜視図である。
【図5】 本発明の第二の実施の形態である電子レンジ
用高圧変圧器の分離斜視図である。
用高圧変圧器の分離斜視図である。
1 E字形コア 3 I字形コア 1a,3a 締結溝 5 一次コイル 7 フィラメントコイル 9 パスコア 11 二次コイル 20 ボビン 21 ターミナル 23 ターミナルプレート 25 締結ネジ 30 ボビン 30a ターミナル固定部 31 締結ネジ 32 ターミナル P 絶縁紙
Claims (2)
- 【請求項1】 一次コイルと、フィラメントコイル、パ
スコアおよび二次コイルを順に挿入されるよう複数のチ
ャンネルが形成されたE字形コアと、I字形コアとが相
接されて形成される電子レンジ用高圧変圧器において、 前記E字形コアのそれぞれのチャンネルの内壁に絶縁材
質のボビンが配置され、前記E字形コアとI字形コアの
外側にターミナル支持台がそれぞれ結固され、前記それ
ぞれのターミナル支持台にターミナルが結合されている
ことを特徴とする電子レンジ用高圧変圧器。 - 【請求項2】 I字形コアと、フィラメントコイル、パ
スコアおよび二次コイルが順に挿入されるよう複数のチ
ャンネルが形成されたE字形コアと、I字形コアとが相
接されて形成される電子レンジ用高圧変圧器において、 前記E字形コアのそれぞれのチャンネルの内壁にターミ
ナル固定部が曲成された絶縁材質のボビンが配置され、
ターミナルが前記ターミナル固定部に結合されているこ
とを特徴とする電子レンジ用高圧変圧器。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR199615988 | 1996-05-14 | ||
KR199615989 | 1996-05-14 | ||
KR1019960015989A KR100187256B1 (ko) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 전자렌지용 고전압발생기의 절연장치 |
KR1019960015988A KR100187255B1 (ko) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 전자렌지용 고전압발생기의 절연장치 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092653A true JPH1092653A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=26631825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11990197A Pending JPH1092653A (ja) | 1996-05-14 | 1997-05-09 | 電子レンジ用高圧変圧器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0807942A1 (ja) |
JP (1) | JPH1092653A (ja) |
CN (1) | CN1177192A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010037850A (ko) * | 1999-10-20 | 2001-05-15 | 배길성 | 전자 렌지용 고압 트랜스 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200156390Y1 (ko) * | 1996-09-21 | 1999-09-01 | 윤종용 | 전자렌지용 hvt장치 |
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FR2789796B3 (fr) * | 1999-02-17 | 2000-12-15 | Fagor S Coop | Isolation pour transformateur de four a micro-ondes |
KR100625785B1 (ko) | 1999-06-15 | 2006-09-20 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 마그네트론 구동용 승압 변압기 및 마그네트론 구동용전원의 변압기 |
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CN107768113B (zh) * | 2017-11-24 | 2024-04-19 | 广州广日电气设备有限公司 | 变压器及其生产方法 |
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-
1997
- 1997-05-08 CN CN97110893A patent/CN1177192A/zh active Pending
- 1997-05-09 JP JP11990197A patent/JPH1092653A/ja active Pending
- 1997-05-12 EP EP97303220A patent/EP0807942A1/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010037850A (ko) * | 1999-10-20 | 2001-05-15 | 배길성 | 전자 렌지용 고압 트랜스 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1177192A (zh) | 1998-03-25 |
EP0807942A1 (en) | 1997-11-19 |
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