JPH1092142A - ディスクカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準型のディスクカセット・ドライブには挿
入不能なロックアウト機構を有するディスクカセットを
提供する。 【解決手段】 本発明のディスクカセット１は、ケース
３の一側部にスライド可能に設けられているシャッター
５を備える。シャッター部の側縁には、ドライブ装置に
設けられているシャッター開閉用のスライドピン７の動
きをロックするためのスライドロック凹部１５が掘り込
まれている。このスライドロック凹部１５の位置が、現
状標準型よりもシャッター開方向に位置する。シャッタ
ー５は、略Ｌ字形であるため、従来のディスクカセット
とは視覚的に全く異なる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
ディスク等のディスクカセットに関する。特には、現状
の標準型とは異なる記録・読み出し方式の高密度磁気デ
ィスクに対応したディスクカセットであって、標準型の
ディスクカセット・ドライブには挿入不能なロックアウ
ト機構を有するディスクカセットに関する。

【０００２】

【従来の技術】現状標準型３．５インチ磁気ディスクを
例にとって従来技術を説明する。図４は、現状標準型
３．５インチ磁気ディスクカセットの全体構造を示す分
解斜視図である。このディスクカセットは、上ケース３
０１、磁気ディスク３１０、下ケース３０２等の部品か
ら構成されている。磁気ディスク３１０には、その中心
部に回転駆動用のハブ３０５が取り付けられている。こ
のハブ３０５の下面は、下ケース３０２の中央の穴３０
２ａから下に露出している。磁気ディスク３１０の上下
には、摺動保護材としてのライナ３０６、３０６′が置
かれている。シャッター３０４は、ケース３０１、３０
２に開けられているディスク読み出し用の開口３０１ａ
及び３０２ｂを開閉するためのものである。シャッター
スプリング３０９は、シャッター３０４を閉方向に付勢
している。

【０００３】図５は、図４の従来のディスクカセットの
シャッター部を示す図である。（Ａ）はシャッターの無
い状態の上ケースの平面図であり、（Ｂ）はシャッター
閉状態を、（Ｃ）はシャッター開状態を示す。まず図５
（Ａ）等に示されているように、上ケース４０３の上部
（ディスクドライブへの差し込み側）の中央部は、１段
凹んだシャッターエリア４１１となっている。このシャ
ッターエリア４１１は、横長の長方形をしており、その
ほぼ中央部には縦長長方形のヘッドウィンドー１１３が
開口している。上ケース４０３の上縁右寄りには、ディ
スクカセットのドライブ装置側に設けられているシャッ
ター開閉用のスライドピン４０７（図５（Ｃ））の動き
をロックするためのスライドロック凹部４１５が掘り込
まれている。また、スライドロック凹部４１５の右側に
は、スライドピン４０７が入り込んでシャッター４１１
と係合するための段部４１９が形成されている。

【０００４】シャッター４０５は、薄い１枚の板を中央
部で折ったような形のものであり、ケース４０３の上縁
部に被されており、ケース４０３の上部表裏面を覆って
いる。このシャッター４０５は、ケース４０３の上縁に
沿って左右にスライド可能である。シャッター４０５の
左半分の中央部には、縦長のウィンドー４３６が開口し
ている。

【０００５】図５（Ｃ）の状態では、シャッター４０５
が左にスライドしてシャッターウィンドー４３６がケー
ス４０３のヘッドウィンドー４１３の上に来て、ヘッド
ウィンドー４１３が開いたところである。このとき、こ
のウィンドー４３６の中には、磁気ディスクの記録面
（図示されず）が覗いている。図５（Ｂ）の状態では、
シャッター４０５が右にスライドしてシャッターウィン
ドー４３６がヘッドウィンドー４１３から外れて、ヘッ
ドウィンドー４１３が閉じた状態である。なお、通常時
は、シャッター４０５はシャッタースプリング３０９
（図４）に付勢されて図５（Ｂ）のように右に移動して
いる。ディスクドライブ中にカセットを押し込む際に、
スライドピン４０７がシャッター４０５の右上隅に係合
してシャッター４０５を左方向に押して開く。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、現状標準型
の磁気ディスクとは別に、現在のものよりも高密度な記
録が可能な高密度磁気ディスクが開発されており、近い
将来に実用化される見通しである。

【０００７】このような高密度磁気ディスクに対応した
カセット形状について、従来のカセット形状（３．５イ
ンチ）と基本的に同じ形状とした場合、記録・読み出し
方式等の関係から、現行のカセットドライブには高密度
磁気ディスクカセットがセッティングされないようなロ
ックアウト機構が必要になってくる。その理由として、
高密度磁気ディスクカセットが誤ってドライブにセット
されてしまうと、ディスクにデータが記録されているに
もかかわらず、読み出し等ができないため、ドライブ側
が初期化されていないものと判断してしまい、再びフォ
ーマットされかねず、ディスクに収納されている大切な
データを消してしまう可能性が考えられる。

【０００８】本発明は、高密度磁気ディスクに対応した
ディスクカセットであって、標準型のディスクカセット
・ドライブには挿入不能なロックアウト機構を有するデ
ィスクカセットを提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第１態様のディスクカセットは、 カセッ
トケース（カセット本体）と、 該ケースの一側部（シ
ャッター部）にスライド可能に設けられているシャッタ
ーと、を備えるディスクカセットであって； 該シャッ
ター部の側縁には、該ディスクカセットのドライブ装置
に設けられているシャッター開閉用のスライドピンの動
きをロックするためのスライドロック凹部が掘り込まれ
ており、 このスライドロック凹部の位置が、従来のデ
ィスクドライブに挿入した場合スライドピンが達しない
シャッター開方向に位置することを特徴とする。

【００１０】このディスクカセットでは、カセットを誤
って従来のディスクドライブに挿入した場合には、スラ
イドピンがスライドロック凹部にまで達しないためシャ
ッターが十分に開かないこととなり、異常を検知でき
る。

【００１１】

【発明の実施の形態】上記第１態様のディスクカセット
においては、ディスクカセットが３．５インチ型のディ
スクであり、スライドロック凹部のシャッター閉方向端
の端面と、該ディスクカセットのシャッター閉方向側端
との間隔が、３０mmを越えることが好ましい。この程度
の寸法であれば、現在標準品（２８ｍｍ）との差をはっ
きりさせることができる。

【００１２】本発明の第２態様のディスクカセットは、
カセットケース（カセット本体）と、 該ケースの一
側部（シャッター部）にスライド可能に設けられている
シャッターと、を備えるディスクカセットであって；
上記シャッターの形状が、従来の３．５インチＭＦＤの
シャッターの形状であるウィンドー付き長方形とは明確
に異なる形状であることを特徴とする。このようにして
おけば、使用者が、今手にしているディスクカセットが
従来品か高密度品かを明瞭に識別することができる。

【００１３】本発明の第３態様のディスクカセットは、
カセットケース（カセット本体）と、 該ケースの一
側部（シャッター部）にスライド可能に設けられている
シャッターと、を備えるディスクカセットであって；
該シャッター部の側縁には、該ディスクカセットのドラ
イブ装置に設けられているシャッター開閉用のスライド
ピンの動きをロックするためのスライドロック凹部が掘
り込まれており、 このスライドロック凹部の位置が、
ヘッドウィンドーのシャッター開方向側に設けられてい
ることを特徴とする。

【００１４】この態様のディスクカセットでも、カセッ
トを誤って従来のディスクドライブに挿入した場合に
は、スライドピンがスライドロック凹部にまで達しない
ためシャッターが十分に開かないこととなり、異常を検
知できる。

【００１５】また、本発明の第４態様のディスクカセッ
トは、 カセットケース（カセット本体）と、 該ケー
スの一側部（シャッター部）にスライド可能に設けられ
ているシャッターと、を備えるディスクカセットであっ
て； 該ディスクカセットの上表面（ハブ露出面の反対
側面）において、シャッターが左から右へ動いてヘッド
ウィンドーが開き、シャッターが右から左へ動いてヘッ
ドウィンドーが閉じることを特徴とする。

【００１６】この態様のディスクカセットでも、カセッ
トを誤って従来のディスクドライブに挿入した場合に
は、スライドピンがシャッターと係合しないためシャッ
ターが開かないこととなり、異常を検知できる。

【００１７】以下、図面を参照しつつより詳しく説明す
る。図１は、本発明の第１態様及び第２態様に係るディ
スクカセットを示す図である。（Ａ）はケース（上ケー
ス）の上半分の形状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状
を示し、（Ｃ）は組立状態におけるシャッター閉の状態
を示し、（Ｄ）はシャッター開の状態を示す各々平面図
である。

【００１８】まず図１（Ａ）等に示されているように、
上ケース３の上部（ディスクドライブへの差し込み側）
の中央部は、１段凹んだシャッターエリア１１となって
いる。このシャッターエリア１１は、横長の長方形の右
上に側方突出部１６を有する略Ｌ字形をしており、その
長方形部の右寄りには、縦長長方形のヘッドウィンドー
１３が開口している。上ケース３の上縁右には、ディス
クカセットのドライブ装置側に設けられているシャッタ
ー開閉用のスライドピン７（図１（Ｃ））の動きをロッ
クするためのスライドロック凹部１５が掘り込まれてい
る。また、スライドロック凹部１５の右側には、スライ
ドピン７が入り込むための段部１９が形成されている。

【００１９】ここで、このディスクカセットのスライド
ロック凹部１５は、従来のディスクカセットのスライド
ロック凹部１７（破線）よりも左側（シャッター開方
向）に位置する。従来のスライドロック凹部１７の右端
が、カセットの右端から２８mmのところにあった（３．
５インチディスク）のに対して、本実施例では、この寸
法を３３mmとしてある。

【００２０】シャッター５は、薄い１枚の板を中央部で
折ったものでありケース３の上縁に被さっており、ケー
ス３の上部表裏面を覆っている。シャッター５は、ケー
ス３の上縁に沿って左右にスライド可能である。

【００２１】シャッター５は、ほぼ正方形の部分３１
と、その右上から側方へ突出する部分３５からなり、全
体として略Ｌ字形である。そして、従来のシャッターの
右半分の形状（破線）と比較すると、ウィンドー３６の
右辺部３７と下辺部３９がなくなっている形である。つ
まり、図１（Ｄ）において、ヘッドウィンドー１３のシ
ャッター閉方向（右）及び中央方向（下）にシャッター
部材が存在せず、ヘッドウィンドーのシャッター開方向
及び側方向にのみシャッター部材が存在する形（略Ｌ字
形）となっている。このようにシャッター５が略Ｌ字形
であるため、従来のディスクカセットとは視覚的に全く
異なり、従来のディスクカセットとの混同を防止するこ
とができる。

【００２２】図１（Ｃ）の状態では、シャッター５が右
にスライドしてヘッドウィンドー１３上を覆っており、
ヘッドウィンドー１３が閉じた状態である。図１（Ｄ）
の状態では、シャッター５が左にスライドしてシャッタ
ー５がヘッドウィンドー１３から外れて、ヘッドウィン
ドー１３が開いたところである。なお、通常時は、シャ
ッター５はシャッタースプリング９（図４）に付勢され
て図１（Ｃ）のように右に移動しており、ディスクドラ
イブ中に手に押し込む際にスライドピン７がシャッター
５の右上隅に係合してシャッター５を左方向に押して開
く。

【００２３】この実施例のディスクカセットでは、カセ
ットを誤って従来のディスクドライブに挿入した場合に
は、スライドピンがスライドロック凹部にまで達しない
ためシャッターが十分に開かないこととなり、異常を検
知できる。

【００２４】図２は、本発明の第３態様に係るディスク
カセットを示す図である。（Ａ）はケース（上ケース）
の上半分の形状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状を示
し、（Ｃ）は組立状態におけるシャッター閉の状態を示
し、（Ｄ）はシャッター開の状態を示す各々平面図であ
る。図２において、符号の下２桁が図１と同じ符号は図
１と同様の部品、部位を示す。この第３態様のディスク
カセットの特徴は以下の諸点である。

【００２５】 スライドロック凹部１１５が、ヘッド
ウィンドー１１３を越えてその左側（シャッター開方
向）に設けられている。そして、段部１１９はまだヘッ
ドウィンドー１１３の右側にあるが、左方向に移ってい
る。したがって、カセット１０１挿入時にはシャッター
スライドピン１０７は、段部１１９のやや右側から、ケ
ース１１３の上縁に沿って動き、段部１１９に入り込ん
でシャッター１０５と係合してシャッター１０５を左に
押し、スライドロック凹部１０７に入り込んでその動き
がロックされる。この場合も、カセットを誤って従来の
ディスクドライブに挿入した場合には、スライドピンが
スライドロック凹部にまで達しないためシャッターが十
分に開かないこととなり、異常を検知できる。

【００２６】 シャッター１０５がほぼ正方形の単純
な形状である。すなわち、図１のシャッター３１の側方
突出部３５すらなくなっている。この場合にも、従来の
ディスクカセットとは視覚的に全く異なり、従来のディ
スクカセットとの混同を防止することができる。

【００２７】図３は、本発明の第４態様に係るディスク
カセットを示す図である。（Ａ）はケース（上ケース）
の上半分の形状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状を示
し、（Ｃ）は組立状態におけるシャッター閉の状態を示
し、（Ｄ）はシャッター開の状態を示す各々平面図であ
る。図３において、符号の下２桁が図１と同じ符号は図
１と同様の部品、部位を示す。この第４態様のディスク
カセットの特徴は以下の諸点である。

【００２８】 スライドピンとの係合部の形状が従来
のものと左右対称である。すなわち、ケース２０３上縁
の段部２１９及びスライドロック凹部２１５がヘッドウ
ィンドー２の左側に設けられている。そして、図３
（Ｃ）、（Ｄ）に示されているように、カセットをドラ
イブ挿入する際には、スライドピン２０７がケース２０
３の左上隅に当接して右方向にケース２０３上縁に沿っ
て進み、段部２１９に入り込んでシャッター２０５と係
合してシャッター２０５を右に押し、スライドロック凹
部２１５に入り込んでその動きがロックされる。この場
合は、カセットを誤って従来のディスクドライブに挿入
した場合には、スライドピンがシャッターと係合しない
ため、シャッターが開かないこととなり、異常を検知で
きる。

【００２９】 シャッター２０５の形が、従来よりも
短い長方形となっている。この場合にも、従来のディス
クカセットとは視覚的に全く異なり、従来のディスクカ
セットとの混同を防止することができる。

【００３０】上記実施例のカセットを実現する方法とし
ては、金型（ケース及びシャッター）を新規に作製する
のが良いが、従来使用している金型に若干の追加工（改
造）で対処した場合においても容易に形状を実現できる
ので、新規に金型を作らなくともよい。

【００３１】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、誤って高密度磁気ディスクを従来のドライブ
に挿入しても、カセット形状・構造の相違によりシャッ
ターが開かずに、確実にロックアウトされるため、記録
・再生されず大切なデータを消してしまうことが無い。
また、シャッターの形状が、現状標準型のシャッターの
形状であるウィンドー付け長方形とは明確に異なる形状
である場合には、目視において容易に高密度磁気ディス
クと従来の磁気ディスクとの判別がつく。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１態様及び第２態様に係るディスク
カセットを示す図である。（Ａ）はケース（上ケース）
の上半分の形状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状を示
し、（Ｃ）は組立状態におけるシャッター閉の状態を示
し、（Ｄ）はシャッター開の状態を示す各々平面図であ
る。

【図２】本発明の第３態様に係るディスクカセットを示
す図である。（Ａ）はケース（上ケース）の上半分の形
状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状を示し、（Ｃ）は
組立状態におけるシャッター閉の状態を示し、（Ｄ）は
シャッター開の状態を示す各々平面図である。

【図３】本発明の第４態様に係るディスクカセットを示
す図である。（Ａ）はケース（上ケース）の上半分の形
状を示し、（Ｂ）はシャッターの形状を示し、（Ｃ）は
組立状態におけるシャッター閉の状態を示し、（Ｄ）は
シャッター開の状態を示す各々平面図である。

【図４】現状標準型３．５インチ磁気ディスクカセット
の全体構造を示す分解斜視図である。

【図５】図４の従来のディスクカセットのシャッター部
を示す図である。（Ａ）はシャッターの無い状態の上ケ
ースの平面図であり、（Ｂ）はシャッター閉状態を、
（Ｃ）はシャッター開状態を示す。

【符号の説明】

１…カセット、３…上ケース、５…シャッター、７…ス
ライドピン、１１…シャッターエリア、１３…ウィンド
ー、１５…スライドロック凹部、１７…従来品のスライ
ドロック凹部、１９…段部、３１…正方形部、３５…側
方突出部、３６…開口部（ウィンドー）、３７…右辺部 ３９…下辺部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カセットケース（カセット本体）と、
   該ケースの一側部（シャッター部）にスライド可能に設
   けられているシャッターと、を備えるディスクカセット
   であって；該シャッター部の側縁には、該ディスクカセ
   ットのドライブ装置に設けられているシャッター開閉用
   のスライドピンの動きをロックするためのスライドロッ
   ク凹部が掘り込まれており、 このスライドロック凹部の位置が、従来のディスクドラ
   イブに挿入した場合スライドピンが達しないシャッター
   開方向に位置することを特徴とするディスクカセット。
2. 【請求項２】 上記ディスクカセットが３．５インチ型
   のディスクであり、上記スライドロック凹部のシャッタ
   ー閉方向端の端面と、該ディスクカセット本体のシャッ
   ター閉方向側端との間隔が、３０mmを越えることを特徴
   とする請求項１記載のディスクカセット。
3. 【請求項３】 上記ディスクカセットが３．５インチ型
   のディスクであり、上記スライドロック凹部のシャッタ
   ー閉方向端の端面と、該ディスクカセットのシャッター
   閉方向側端との間隔が、３３mmを越えることを特徴とす
   る請求項１記載のディスクカセット。
4. 【請求項４】 カセットケース（カセット本体）と、
   該ケースの一側部（シャッター部）にスライド可能に設
   けられているシャッターと、を備えるディスクカセット
   であって；上記シャッターの形状が、従来の３．５イン
   チＭＦＤのシャッターの形状であるウィンドー付き長方
   形とは明確に異なる形状であることを特徴とするディス
   クカセット。
5. 【請求項５】 上記シャッターの形状が、従来の３．５
   インチＭＦＤのシャッターの形状であるウィンドー付き
   長方形とは明確に異なる形状であることを特徴とする請
   求項１、２又は３記載のディスクカセット。
6. 【請求項６】 上記シャッターが、ヘッドウィンドーの
   シャッター閉方向及び中央方向にシャッター部材が存在
   せず、ヘッドウィンドーのシャッター開方向及び側方向
   にのみシャッター部材が存在する形（略Ｌ字形）となっ
   ていることを特徴とする請求項４又は５記載のディスク
   カセット。
7. 【請求項７】 カセットケース（カセット本体）と、
   該ケースの一側部（シャッター部）にスライド可能に設
   けられているシャッターと、を備えるディスクカセット
   であって；該シャッター部の側縁には、該ディスクカセ
   ットのドライブ装置に設けられているシャッター開閉用
   のスライドピンの動きをロックするためのスライドロッ
   ク凹部が掘り込まれており、 このスライドロック凹部の位置が、ヘッドウィンドーの
   シャッター開方向側に設けられていることを特徴とする
   ディスクカセット。
8. 【請求項８】 カセットケース（カセット本体）と、
   該ケースの一側部（シャッター部）にスライド可能に設
   けられているシャッターと、を備えるディスクカセット
   であって；該ディスクカセットの上表面（ハブ露出面の
   反対側面）において、シャッターが左から右へ動いてヘ
   ッドウィンドーが開き、シャッターが右から左へ動いて
   ヘッドウィンドーが閉じることを特徴とするディスクカ
   セット。