JPH109190A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JPH109190A
JPH109190A JP16009396A JP16009396A JPH109190A JP H109190 A JPH109190 A JP H109190A JP 16009396 A JP16009396 A JP 16009396A JP 16009396 A JP16009396 A JP 16009396A JP H109190 A JPH109190 A JP H109190A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな静圧を得ることができる小型の送風装
置を提供することである。 【解決手段】 一対の側壁8と一対の側壁8を接続する
周壁12からなるファンハウジング5、ファンハウジン
グ5の片方の側壁8に形成された吸入口14、ファンハ
ウジング5の周壁12の一部に形成された排出口および
空気流を生成するための羽根体を備えた第1および第2
のファン装置2,4を具備する送風装置。第1および第
2のファン装置2,4の間には両者を接続する接続部材
6が配設され、第1のファン装置2の吸入口14から吸
入された空気は、第1のファン装置2の排出口から排出
され、接続部材6は、第1のファン装置2の排出口から
排出された空気を第2のファン装置4の吸入口14に導
き、第2のファン装置2に吸入された空気は、第2のフ
ァン装置4の排出口から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等を送風
冷却する送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、パソコン等の電子機
器を冷却するのに送風装置が利用されている。この種の
送風装置は、電気機器に取付けられるハウジングと、ハ
ウジング内に配設された羽根体と、この羽根体を所定方
向に回転駆動する駆動手段を備えている。ハウジング
は、一対の側壁とこの一対の側壁を接続する周壁を備
え、片方の側壁には吸入口が形成され、周壁の一部には
排出口が形成されている。駆動手段によって羽根体が所
定方向に回転駆動されると、この羽根体の作用によっ
て、吸入口を通して空気が吸入され、かく吸入された空
気は排出口を通して排出され、排出口を通して送給され
る空気流によって電子機器内に装備された電子部品(た
とえばトランジスタ、CPU等)が冷却される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子機器の高性能化に伴い、電子機器のハウジング内に
多くの電子部品が配設され、またその小型化に伴いこれ
ら電子部品が比較的小さい空間内に密集して配置される
傾向にある。このように電子部品が密集化して配置され
ると、空気流に対する抵抗が大きくなり、円滑な空気流
を生成することが困難となり、冷却効果が低下する。
【0004】また、たとえば複写機、印刷機等において
も、吸引タイプの紙送り装置を備えたものがある。この
種の紙送り装置は、送給される紙(複写紙、印刷紙)を
吸引するために、上述したと同様の送風装置が利用され
ている。
【0005】電子機器において冷却効果を高めるため
に、または紙送り装置において紙を確実に搬送するため
には、大型の送風装置を用いればよいが、かくすると装
置全体が大型化し、また送風装置によって発生する騒音
も大きくなる問題があり、吸引能力の大きい小型の送風
装置の出現が望まれていた。
【0006】本発明の目的は、大きな静圧を得ることが
できる小型の送風装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の側壁と
一対の側壁を接続する周壁からなるファンハウジング、
ファンハウジングの片方の側壁に形成された吸入口、フ
ァンハウジングの周壁の一部に形成された排出口、吸入
口から排出口への空気流を生成するための羽根体および
羽根体を所定方向に回転駆動する駆動手段を備えた第1
および第2のファン装置と、第1および第2のファン装
置を所定方向に連結するための接続部材と、を具備し、
第1のファン装置の吸入口から吸入された空気は、第1
のファン装置の羽根体の作用によって第1のファン装置
の該排出口から排出され、接続部材は、第1のファン装
置の排出口から排出された空気を第2のファン装置の吸
入口に導き、第2のファン装置の吸入口から吸入された
空気は、第2のファン装置の羽根体の作用によって第2
のファン装置の排出口から排出される、ことを特徴とす
る送風装置である。 本発明に従えば、一対のファン装置を連結する接続部材
を設けたので、第1のファン装置の排出口から排出され
た空気はこの接続部材によって第2のファン装置の吸入
口に導かれ、第2のファン装置の排出口から排出される
空気は、第1および第2のファン装置の羽根体によって
送風圧力、すなわち静圧が高められ、小型の2個のファ
ン装置を利用して静圧特性の優れた小型の送風装置を提
供することができる。
【0008】また本発明は、接続部材は、取付本体部と
この取付本体部の一端部に設けられた開口カバー部を有
し、取付本体部には導入開口が設けられており、第1の
ファン装置のファンハウジングは接続部材の片側に装着
され、第1のファン装置を装着すると第1のファン装置
の排出口が接続部材の開口カバー部によって覆われ、第
2のファン装置のハウジングは接続部材の他側に装着さ
れ、第2のファン装置を装着すると第2のファン装置の
吸入口が接続部材の導入開口に合致し、第1のファン装
置の該排出口から排出された空気は、該第1のファン装
置の該ハウジングの他方の側壁と接続部材の取付本体部
との間を通って第2のファン装置の吸入口に導入される
ことを特徴とする。 本発明に従えば、接続部材に一対のファン装置を所要の
通りに装着すると、接続部材の開口カバー部が第1のフ
ァン装置の排出口を覆い、また接続部材の導入開口が第
2のファン装置の吸入口に合致するので、第1のファン
装置の排出口から排出された空気は第1のファン装置と
接続部材の取付本体部との間の空間を通ってその導入開
口から第2のファン装置の吸入口に吸入される。したが
って、比較的簡単な構成でもって第1のファン装置から
排出された空気を第2のファン装置に導くことができ、
これによって第2のファン装置から排出される空気の静
圧特性を高めることができる。
【0009】また本発明は、第1および第2のファン装
置のハウジングにはそれぞれ取付貫通孔が設けられ、接
続部材の取付本体部には取付貫通孔に対応して連結貫通
孔が設けられており、取付貫通孔および連結貫通孔を通
して固定連結部材が装着されることを特徴とする。 本発明に従えば、第1および第2のファン装置に設けら
れた取付貫通孔を利用してこれらファン装置と接続部材
を所要の通り連結することができ、通常のファン装置を
設計変更を加えることなく用いることができる。
【0010】また本発明は、一対の側壁と一対の側壁を
接続する周壁からなるファンハウジング、ファンハウジ
ングの一方の側壁に形成された吸入口、ファンハウジン
グの周壁の一部に形成された排出口、吸入口から排出口
への空気流を生成するための羽根体および羽根体を所定
方向に回転駆動する駆動手段を備えた第1および第2の
ファン装置を備え、第1および第2のファン装置は所定
方向に重ねて配置され、第1または第2のファン装置の
ハウジングには、第1のファン装置の排出口から排出さ
れた空気を第2のファン装置の吸入口に向けて送給する
ための開口カバー部が設けられ、第1のファン装置の吸
入口から吸入された空気は、第1のファン装置の羽根体
の作用によって第1のファン装置の排出口から排出さ
れ、第1のファン装置の排出口から排出された空気は、
開口カバー部に沿って第1のファン装置のハウジングの
他方の側壁と第2のファン装置のハウジングの一方の側
壁との間を通って第2のファン装置の吸入口に導かれ、
第2のファン装置の吸入口から吸入された空気は、第2
のファン装置の羽根体の作用によって第2のファン装置
の排出口から排出される、ことを特徴とする送風装置で
ある。 本発明に従えば、第1または第2のファン装置のハウジ
ングに開口カバー部が設けられているので、第1のファ
ン装置の排出口から排出された空気は第1のファン装置
と第2のファン装置の間の空間を通って第2のファン装
置の吸入口に送給される。したがって、第2のファン装
置の排出口から排出される空気は第1および第2のファ
ン装置の羽根体の作用によってその送給圧力、すなわち
静圧が高められる。また、開口カバー部が第1または第
2のファン装置のハウジングに設けられているので、送
風装置全体の高さを小さくすることができ、送風装置の
小型化が達成される。
【0011】また本発明は、開口カバー部は第1のファ
ン装置のハウジングに設けられ、第1のファン装置のハ
ウジングの他方の側壁と開口カバー部との間には導出開
口が規定され、第1のファン装置の排出口から排出され
た空気は、導出開口を通って第1のファン装置のハウジ
ングの他方の側壁と第2のファン装置のハウジングの一
方の側壁との間に導かれることを特徴とする。 本発明に従えば、開口カバー部が第1のファン装置のハ
ウジングの他方の側壁に設けられ、この側壁にはまた導
出開口が形成されているので、第1のファン装置の排出
口から排出された空気は開口カバー部および導出開口の
作用によって第2のファン装置の吸入口に向けて送給さ
れる。
【0012】また本発明は、第1のファン装置のハウジ
ングおよび第2のファン装置のハウジングには、両者を
相互に着脱自在に装着する係止手段が設けられ、係止手
段は、第1および第2のファン装置のハウジングの一方
に設けられた係止爪とそれらの他方に設けられた係止凹
部から構成されていることを特徴とする。 さらに本発明に従えば、第1のファン装置と第2のファ
ン装置を連結するための係止手段が係止爪と係止凹部の
組合せから構成されているので、両者を係合させること
によって第1および第2のファン装置を容易に相互に連
結することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に従う送風装置の
第1の実施形態を分解して示す分解斜視図である。図1
において、図示の送風装置は、第1のファン装置2と、
第2のファン装置4と、両者を接続する接続部材6から
構成されている。第1のファン装置2と第2のファン装
置4は実質上同一の構成であり、たとえば図2に示す汎
用のファン装置、シロッコタイプのファン装置が用いら
れる。
【0014】主として図2を参照して、第1(または第
2)のファン装置2(または4)について説明すると、
図示のファン装置2(または4)は、箱状のファンハウ
ジング5を備え、このハウジング5は、所定の間隔を置
いて配設される一対の側壁8,10と、この一対の側壁
8、10を接続する周壁12から構成されている。ハウ
ジング5の片方の側壁8(図1および図2において上側
の側壁)の略中央部には、周方向に間隔を置いて4個の
吸入口14が設けられている。この吸入口14は、3個
以下または5個以上設けることができる。側壁8の中央
部(詳細には、吸入口14の内側部位)には、中空円筒
状の支持壁16が設けられており、この支持壁16に一
対の軸受18,20を介してロータ22が回転自在に支
持されている。ロータ22はカップ状のロータ本体24
を有し、ロータ本体24に軸部材26の一端部が固定さ
れ、この軸部材26が一対の軸受18,20に支持され
ている。ロータ本体24の内周面には、環状のヨーク2
8を介して環状マグネット30が装着されている。ま
た、ロータ本体24にはこれと一体に回転する羽根体3
2が設けられ、羽根体32は周方向に複数枚設けられた
羽根部34を有している。
【0015】マグネット30に対向してその内側にステ
ータ36が配設されている。ステータ36は、複数枚の
コアプレートを積層することによって形成されるステー
タコア38と、このステータコア38に巻かれたコイル
40を有し、ステータコア38が支持壁16の外周面に
固定されている。また、ハウジング5の周壁12の一
部、図1において右部位、図2において左部位には矩形
状の排出口42が設けられている。
【0016】かく構成されているので、駆動手段を構成
するステータ36とマグネット30の磁気的相互作用に
よってロータ22、したがって羽根体32が所定方向に
回転されると、外部の空気は図2において上方から吸入
口14を通してハウジング内に吸入され、かく吸入され
た空気は図2において左方に排出口42を通して外部に
排出される。
【0017】実施の形態では、ハウジング5に2個の取
付貫通孔44,46が設けられている。すなわち、ハウ
ジング5の対向する部位には、半径方向外方に突出する
略半円状の突出部48,50が設けられており、かかる
突出部48,50にそれぞれ取付貫通孔44,46が設
けられている。ファン装置2(または4)を通常の汎用
ファン装置として用いる場合には、かかる取付貫通孔4
4,46を通して固定用ねじ等を所要のとおり装着する
ことによって、電子機器等に取付けられる。なお、ファ
ン装置2(または4)の固定を一層確実にするために、
取付貫通孔44,46の数を3個以上設けるようにして
もよい。
【0018】図1に戻って接続部材6について説明する
と、図示の接続部材6は、プレート状の取付本体部52
を備えている。この取付本体部52は第1および第2の
ファン装置2,4のハウジング5の側壁8,10の形状
にほぼ対応し、略円形状の円形状部52aと、この円形
状部52aから延びる矩形状部52bを有している。円
形状部52aの中央部には、第2のファン装置4の複数
個の吸入口14に対応して比較的大きい円形状の導入開
口54が設けられている。この接続部材6の取付本体部
52の外周縁には、実質上全周に渡って片側に第1のフ
ァン装置2に向けて突出するフランジ56が設けられて
いる。このフランジ56の一部、図1において右端部
は、他の部位よりも大きく突出しており、比較的大きい
矩形状の部位58は、第1のファン装置2の排出口42
の形状に対応して開口カバー部として機能し、この開口
カバー部58とフランジ56の低い部分との間に開口カ
バー部58の自由端部まで延びる突出壁部60,62が
設けられ、さらに突出壁部60,62を接続する上接続
壁部64が設けられている。取付本体部52のフランジ
56の外周面には、第1および第2のファン装置2,4
に設けられた突出部48,50に対応して半径状の突出
部66,68が設けられ、突出部66,68にはそれぞ
れ連結貫通孔70,72が設けられている。
【0019】かかる送風装置においては、第1および第
2のファン装置2,4は、次のとおりにして接続部材6
を介して図1において上下方向に装着される。すなわ
ち、第1のファン装置2は、接続部材6の片側におい
て、そのハウジング5の他方の側壁10の周縁部が接続
部材6の取付本体部52のフランジ(詳細には、その低
い部分)に載置されるように配置される。かく配置する
と、第1のファン装置2の排出口42に対向して開口カ
バー部58が位置し、またこの開口カバー部58と第1
のファン装置2のハウジング5との間が、取付本体部5
2の一部、突出壁部60,62および上接続壁部64に
よって覆われ、第1のファン装置2の排出口42から排
出された空気は、外部に排出されることなく、開口カバ
ー部58に案内されて第1のファン装置2のハウジング
5の他方の側壁10と接続部材6の取付本体部52との
間に規定された空間に導かれる。なお、かく第1のファ
ン装置2を配置すると、第1のファン装置2の取付貫通
孔44,46と、接続部材6の連結貫通孔70,72と
が上下方向に整合する。
【0020】第2のファン装置4は、接続部材6の他側
において、その取付本体部52に上下方向に重なるよう
に配置される。かく配置すると、第2のファン装置4の
吸入口14が接続部材6の導入開口54に合致し、第1
のファン装置2と接続部材6の取付本体部52との間を
通って流れる空気は、この導入開口54を通して第2の
ファン装置4の吸入口14に送給される。また、かくす
ると、接続部材6の連結貫通孔70,72と第2のファ
ン装置4の取付貫通孔44,46とが上下方向に整合す
る。
【0021】しかる後、第1のファン装置2の取付貫通
孔44,46、接続部材6の連結貫通孔70,72およ
び第2のファン装置4の取付貫通孔44,46を通して
固定ねじの如き固定連結部材(図示せず)を挿入し、固
定連結部材の突出端部にナットの如き手段(図示せず)
を装着する。かくすると、第1および第2のファン装置
2,4が接続部材6を介して連結され、これら第1およ
び第2のファン装置2,4および接続部材6からなる送
風装置をユニットとして電子機器等の冷却装置として用
いることができる。なお、電子機器等に固定するための
固定用ねじを固定連結部材として利用し、固定用ねじを
電子機器の支持フレーム(図示せず)に固定することに
よって、これら第1および第2のファン装置2,4およ
び接続部材6を連結することもできる。
【0022】かくの通りの送風装置においては、第1お
よび第2のファン装置2,4の羽根体32が同時に所定
方向に回転駆動される。第1のファン装置2において
は、羽根体32の作用によって外部の空気が吸入口14
からハウジング5内に吸入され、吸入された空気はその
排出口42から開口カバー部58に向けて排出される。
そしてかく排出された空気は、開口カバー部58の作用
によって第1のファン装置2のハウジング5の側壁10
と接続部材6の取付本体部52との間に規定される空間
に導かれ、かかる空間を通って導入開口54から第2の
ファン装置4の吸入口14に送給される。第2のファン
装置4の吸入口14に送給された空気は、その羽根体3
2の作用によってハウジング5内に吸入され、吸入され
た空気はその排出口42から外部に排出される。したが
って、この送風装置では、冷却のための空気流は、第1
および第2のファン装置2,4の羽根体32の作用によ
って送給されるため、第2のファン装置4の排出口42
から排出される空気流の圧力、すなわち静圧は従来に比
して大きくなり、比較的小さな装置でもって空気流の静
圧特性を向上させることができる。さらに、装置として
は、従来から使用している2個の汎用ファン装置2,4
と接続部材6を組み合わせるという簡単な構成でもっ
て、静圧特性をアップすることができる。
【0023】なお、第1のファン装置2と接続部材6と
の間の密封性および/または接続部材6と第2のファン
装置4との間の密封性を高めるために、これらの両部材
の間にゴム材料等から形成することができるシールを配
設してもよい。また、第1のファン装置2と接続部材6
との間の間隔を小さくすると第2のファン装置4に送給
される空気流の抵抗が大きくなり、一方この間隔を大き
くすると送風装置全体の高さが大きくなるので、これら
を考慮してこの間隔、すなわち接続部材6のフランジ5
6(低い部分)の高さが設定される。
【0024】次いで、図3および図4を参照して、本発
明に従う送風装置の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態においては、第1および第2のファ
ン装置のファンハウジングに改良が施され、接続部材が
省略され、第1の実施形態に比して更なる小型化、薄型
化が達成される。なお、第2の実施形態において第1の
実施形態と実質上同一の部材は、同一の番号を付してそ
の説明を省略する。
【0025】送風装置の断面図である図3および送風装
置のハウジングを分解して示す図4において、第1のフ
ァン装置102のファンハウジング106は、第1の部
材108と第2の部材110から構成されている。第1
の部材108はハウジング106の片方の側壁を構成す
る側壁112と、この側壁112の一部を除く周縁部に
設けられた周壁114を有している。この周壁114の
対向する部位には、半径方向外方に突出する半円状の突
出部116,118が設けられ、この突出部116,1
18にはそれぞれ取付貫通孔120,122が設けられ
ている。側壁112の中央部には、周方向に間隔を置い
て4個の吸入孔124が設けられている。この吸入孔1
24の数は適宜設定することができる。
【0026】第2の部材110は、ハウジング106の
他方の側壁を構成する側壁126と、この側壁126の
一部を除く周縁部に設けられた周壁128を有してい
る。周壁128の対向する部位には、第1の部材108
の突出部116,118に対応して、突出部130,1
32が設けられ、突出部130,132には取付貫通孔
134,136が形成されている。
【0027】第1の部材108の周壁114および第2
の部材110の周壁128には、両者を相互に着脱自在
に装着するための係止手段が設けられている。図示の係
止手段は、第1の部材108の周壁114の開口側部位
(図4において下側部位)に設けられた係止爪138
と、第2の部材110に設けられた係止凹部から構成さ
れている。実施の形態では、係止爪138は周方向に間
隔を置いて3個設けられ、それらの弾性変形可能な爪部
は幾分半径方向外方に突出している。第2の部材110
には、各係止爪138に対応して第1の部材108に向
けて突出する小突部142が設けられ、かかる小突部1
42に形成された係止開口140によって係止凹部が構
成されている。したがって、第1の部材108の係止爪
138を第2の部材110の係止開口140に係合させ
ることによって、第1および第2の部材108,110
を着脱自在し装着することができる。そして、かく装着
すると、第1の部材108の周壁114と第2の部材1
10の周壁128とがハウジング106の周壁を規定
し、周壁108,110が存在しない部位が、ハウジン
グ106に規定された排出口144として機能する。ま
た、第1の部材108の取付貫通孔120,122と第
2の部材110の取付貫通孔134,136とが整合し
て実質上連続した取付貫通孔を規定する。第1の部材1
08と第2の部材110との接続部の密封性を高めるた
めに、第1の部材108の周壁114の開口部の外側部
位に段部を設けるとともに、第2の部材110の周壁1
28の開口部の内側部位に段部を設け、これら第1およ
び第2の部材108,110の開口部を半径方向に重ね
るようにするのが望ましい。なお、上述した構成に代え
て、第1の部材108に係止凹部を、また第2の部材1
10に係止爪138を設けるようにしてもよい。さら
に、第1の部材108と第2の部材110の結合は、係
止手段に代えて接着剤等によって行うこともできる。
【0028】実施の形態では、第2の部材110に開口
カバー部146が設けられている。開口カバー部146
はハウジング106に規定される排出口の形状にほぼ対
応し、下方への空気の流れをスムースにするために、そ
の上部(第1の部材108に対応する部位)は下方に第
2の部材110に向けて外方に円弧状に湾曲して突出し
ている。この開口カバー部146の下縁と第2の部材1
10の側壁126との間には、矩形状の導出開口148
が規定されている。この導出開口148は、ハウジング
106の排出口144から排出された空気を第1のファ
ン装置102と第2のファン装置104との間の空間に
導く。また、開口カバー部146と第1のファン装置1
02のハウジング106の間を塞ぐように補助カバー壁
150,152が設けられており、ハウジング106の
排出口144から排出された空気が外部に漏れないよう
に構成されている。なお、開口カバー部146における
密封性を高めるために、第1の部材108の排出口14
4の一部を規定する部分内側部位に段部が設けられると
ともに、開口カバー部146および補助カバー部15
0,152の対応する部分の外側部位にも段部が設けら
れ、これら段部が重ね合させている。なお、図3から理
解されるとおり、ファン装置の主要構成部品、すなわち
ロータ22およびステータ36等は第1の部材108に
所要のとおり装着される。
【0029】次に、第2のファン装置104のファンハ
ウジング162について説明すると、図示のハウジング
162は、第1の部材164と第2の部材166から構
成されている。第1の部材164はハウジング162の
片方の側壁を構成する側壁168と、この側壁168の
一部を除く周縁部に設けられた周壁170を有してい
る。この周壁170の対向する部位には、第1のファン
装置102の突出部116,118,130,132に
対応して、半径方向外方に突出する半円状の突出部17
2,174が設けられ、この突出部172,174には
それぞれ取付貫通孔176,178が設けられている。
側壁168の中央部には、周方向に間隔を置いて4個の
吸入口180が設けられている。この吸入口180の数
は適宜設定することができる。
【0030】第2の部材166は、ハウジング162の
他方の側壁を構成する側壁182と、この側壁182の
一部を除く周縁部に設けられた周壁184を有してい
る。周壁184の対向する部位には、第1の部材164
の突出部172,174に対応して、突出部186,1
88が設けられ、突出部186,188には取付貫通孔
190,192が形成されている。
【0031】第1の部材164の周壁170および第2
の部材166の周壁184には、両者を相互に着脱自在
に装着するための係止手段が設けられている。図示の係
止手段は、第1のファン装置102に設けられたものと
実質上同一の構成であり、第1の部材164の周壁17
0に設けられた係止爪194と、第2の部材166の小
突部196に設けられた係止開口198(係止凹部とし
て作用する)から構成されている。したがって、第1の
部材164の係止爪194を第2の部材166の係止開
口198に係合させることによって、第1および第2の
部材164,166を着脱自在し装着することができ
る。そして、かく装着すると、第1の部材164の周壁
170と第2の部材166の周壁184とがハウジング
162の周壁を規定し、周壁170,184が存在しな
い部位が、ハウジング162に規定された矩形状の排出
口200として機能する。また、第1の部材164の取
付貫通孔176,178と第2の部材166の取付貫通
孔190,192とが整合して実質上連続した取付貫通
孔を規定する。第1の部材108と第2の部材110と
の接続部の密封性を高めるために、第1のファン装置1
02と同様に、第1の部材164の周壁170の開口部
の外側部位に段部を設けるとともに、第2の部材166
の周壁184の開口部の内側部位に段部を設け、これら
第1および第2の部材164,166の開口部を半径方
向に重ねるようにするのが望ましい。なお、上述した構
成に代えて、第1の部材164に係止凹部を、また第2
の部材166に係止爪194を設けるようにしてもよ
い。さらに、第1の部材164と第2の部材166の結
合は、係止手段に代えて接着剤等によって行うこともで
きる。第1のファン装置102と第2のファン装置10
4を着脱自在に装着可能にすると、片方のファン装置1
02,104が故障等したとき、この故障等したファン
装置のみを交換すればよく、経済的メリットが大きくな
る。この第2のファン装置104においても、ファン装
置の主要構成部品、すなわちステータ36およびロータ
22等は第1の部材164に装着される。
【0032】実施の形態では、第1のファン装置102
の排出口144から排出された空気が第2のファン装置
104の吸入口180に送給されるように次のとおり構
成されている。第2のファン装置104の第1の部材1
64の側壁168は、第2の部材166の側壁182よ
りも図3において幾分左方に突出しており、この側壁1
68の突出する部分は上方に第1のファン装置102に
向けて弧状に湾曲して延びており、この第1の部材16
4の外形は、第1のファン装置102の第2の部材11
0の全体の外形に対応している。第1の部材164の周
壁170は、側壁168を越えて上方に突出しており、
この周壁170の上端縁は側壁168の弧状に延びる突
出先端縁まで延び、これと協働して実質上同一の面を規
定する。なお、第1の部材164の側壁168の突出部
分が弧状に湾曲されているので、図3から容易に理解さ
れるとおり、第2のファン装置104の吸入口180に
向けての空気の流れがスムースとなる。
【0033】第1のファン装置102のハウジング10
6と第2のファン装置104のハウジング162には、
両者を着脱自在に装着する係止手段が4組設けられてい
る。図示の係止手段の各々は、第1および第2のファン
装置102,104に設けられたものと実質上同一の構
成であり、該1のファン装置102の第2の部材110
の周壁128に設けられた係止爪202と、第2のファ
ン装置104の第1の部材164の周壁170に設けら
れている小突起204に形成された係止開口206(係
止凹部として作用する)から構成されている。この構成
に代えて、第1の部材164に係止開口206を設け、
第2の部材166に係止爪202を設けるようにしても
よい。したがって、第1のファン装置102の係止爪2
02を第2のファン装置204の係止開口204に係合
させることによって、第1および第2のファン装置10
2,104を着脱自在に装着することができる。かく装
着すると、第1および第2のファン装置102,104
が上下方向に重ね合わせられ、第1のファン装置102
の第2の部材110の周壁128、開口カバー部146
および補助カバー部150,152の下縁部が第2のフ
ァン装置104の第1の部材164の周壁170および
側壁168の一部の上縁部に載置されるように取付けら
れ、第1のファン装置102のハウジング106と第2
のファン装置104のハウジング162とは実質上連続
した送風装置のハウジングを規定する。そして、図3に
示すとおり、第1のファン装置102の第2の部材11
0の側壁126と第2のファン装置104の第1の部材
164の側壁168との間に空気流を導くための空間が
規定され、この空間の周面は第2のファン装置104の
第1の部材164の周壁170と側壁168の一部によ
って覆われ、これによって空気の外部への漏れが防止さ
れる。また、第1のファン装置102の取付貫通孔(貫
通孔120,122,134,136)と第2のファン
装置104の貫通孔176,178,190,192)
とが上下方向に整合し、これら貫通孔を通して固定ねじ
等の部材を装着することによって電子機器等の支持フレ
ーム(図示せず)に装着することができる。なお。第1
のファン装置102のハウジング106と第2のファン
装置104のハウジング162との接続部の密封性を高
めるために、上述したと同様に、第1のファン装置10
2の第2の部材110の外側部位と第2のファン装置1
04の第1の部材164の内側部位にそれぞれ段部を設
け、これら段部を重ね合わせるようにするのが望まし
い。
【0034】かくの通りの送風装置における第1および
第2のファン装置102,104の構成は、第1の実施
形態における第1および第2のファン装置2,4の構成
と実質上同一である。この送風装置においても、第1お
よび第2のファン装置102,104の羽根体32が同
時に所定方向に回転駆動される。かくすると、第1のフ
ァン装置102においては、羽根体32の作用によって
外部の空気が吸入口124からハウジング106内に吸
入され、吸入された空気はその排出口144から開口カ
バー部146に向けて排出される。そしてかく排出され
た空気は、開口カバー部146に案内され、第1のファ
ン装置102の側壁126と開口カバー部146との間
に規定された導出開口148を通って第1のファン装置
102の側壁126と第2のファン装置104の側壁1
68との間の空間に導かれ、かかる空間を通って第2の
ファン装置104の吸入口180に送給される。第2の
ファン装置104の吸入口180に送給された空気は、
その羽根体32の作用によってハウジング162内に吸
入され、吸入された空気はその排出口200から外部に
排出される。したがって、この送風装置では、第1の実
施形態と同様に、冷却のための空気流は、第1および第
2のファン装置102,104の羽根体32の作用によ
って送給されるため、第2のファン装置104の排出口
200から排出される空気流の圧力、すなわち静圧は大
きくなり、比較的小さな装置でもって空気流の静圧特性
を向上させることができる。さらに、第1の実施形態と
比較して接続部材を省略することができるので、送風装
置全体の薄型化、小型化が達成される。
【0035】なお、第2の実施形態では、開口カバー部
146を第1のファン装置102の第2の部材110に
設けているが、これに代えて、第1のファン装置102
の第1の部材108に設けることもでき、また第2のフ
ァン装置104の第1の部材164に設けることもでき
る。
【0036】また、上述の実施形態では、ステータを固
定したハウジングの側壁に吸入口が形成されたものに適
用して説明したが、たとえば実開平6−37594号公
報の図5に示されたもの、すなわちステータを固定した
側壁と反対側の側壁(カバー壁)に吸入口が形成された
ものにも同様に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、一対のファン装置を連
結する接続部材を設けたので、第1のファン装置の排出
口から排出された空気はこの接続部材によって第2のフ
ァン装置の吸入口に導かれ、第2のファン装置の排出口
から排出される空気は、第1および第2のファン装置の
羽根体によって送風圧力、すなわち静圧が高められ、小
型の2個のファン装置を利用して静圧特性の優れた小型
の送風装置を提供することができる。
【0038】また本発明によれば、接続部材に一対のフ
ァン装置を所要の通りに装着すると、接続部材の開口カ
バー部が第1のファン装置の排出口を覆い、また接続部
材の導入開口が第2のファン装置の吸入口に合致するの
で、第1のファン装置の排出口から排出された空気は第
1のファン装置と接続部材の取付本体部との間の空間を
通ってその導入開口から第2のファン装置の吸入口に吸
入される。したがって、比較的簡単な構成でもって第1
のファン装置から排出された空気を第2のファン装置に
導くことができ、これによって第2のファン装置から排
出される空気の静圧特性を高めることができる。
【0039】また本発明によれば、第1および第2のフ
ァン装置に設けられた取付貫通孔を利用してこれらファ
ン装置と接続部材を所要の通り連結することができ、通
常のファン装置を設計変更を加えることなく用いること
ができる。
【0040】また本発明によれば、第1または第2のフ
ァン装置のハウジングに開口カバー部が設けられている
ので、第1のファン装置の排出口から排出された空気は
第1のファン装置と第2のファン装置の間の空間を通っ
て第2のファン装置の吸入口に送給される。したがっ
て、第2のファン装置の排出口から排出される空気は第
1および第2のファン装置の羽根体の作用によってその
送給圧力、すなわち静圧が高められる。また、開口カバ
ー部が第1または第2のファン装置のハウジングに設け
られているので、送風装置全体の高さを小さくすること
ができ、送風装置の小型化が達成される。
【0041】また本発明によれば、開口カバー部が第1
のファン装置のハウジングの他方の側壁に設けられ、こ
の側壁にはまた導出開口が形成されているので、第1の
ファン装置の排出口から排出された空気は開口カバー部
および導出開口の作用によって第2のファン装置の吸入
口に向けて送給される。
【0042】さらに本発明によれば、第1のファン装置
と第2のファン装置を連結するための係止手段が係止爪
と係止凹部の組合せから構成されているので、両者を係
合させることによって第1および第2のファン装置を容
易に相互に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う送風装置の第1の実施形態を分解
して示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線による断面図であ
る。
【図3】本発明に従う送風装置の第2の実施形態を示す
断面図である。
【図4】図3の送風装置のハウジングを分解して示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
2,102 第1のファン装置 4,104 第2のファン装置 5,106,162 ハウジング 6 接続部材 8,10,112,126,168,182 側壁 12,114,128,170,184 周壁 14,124,180 吸入口 22 ロータ 30 マグネット 32 羽根体 42 排出口 52 取付本体部 54 導入開口 58,146 開口カバー部 108 第1のファン装置の第1の部材 110 第1のファン装置の第2の部材 164 第2のファン装置の第1の部材 166 第2のファン装置の第2の部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側壁と該一対の側壁を接続する周
    壁からなるファンハウジング、該ファンハウジングの片
    方の該側壁に形成された吸入口、該ファンハウジングの
    該周壁の一部に形成された排出口、該吸入口から該排出
    口への空気流を生成するための羽根体および該羽根体を
    所定方向に回転駆動する駆動手段を備えた第1および第
    2のファン装置と、 該第1および第2のファン装置を所定方向に連結するた
    めの接続部材と、を具備し、 該第1のファン装置の該吸入口から吸入された空気は、
    該第1のファン装置の該羽根体の作用によって該第1の
    ファン装置の該排出口から排出され、 該接続部材は、該第1のファン装置の該排出口から排出
    された空気を該第2のファン装置の該吸入口に導き、 該第2のファン装置の該吸入口から吸入された空気は、
    該第2のファン装置の該羽根体の作用によって該第2の
    ファン装置の該排出口から排出される、 ことを特徴とする送風装置。
  2. 【請求項2】 該接続部材は、取付本体部とこの取付本
    体部の一端部に設けられた開口カバー部を有し、該取付
    本体部には導入開口が設けられており、該第1のファン
    装置の該ファンハウジングは該接続部材の片側に装着さ
    れ、該第1のファン装置を装着すると該第1のファン装
    置の該排出口が該接続部材の該開口カバー部によって覆
    われ、該第2のファン装置の該ハウジングは該接続部材
    の他側に装着され、該第2のファン装置を装着すると該
    第2のファン装置の該吸入口が該接続部材の該導入開口
    に合致し、該第1のファン装置の該排出口から排出され
    た空気は、該第1のファン装置の該ハウジングの他方の
    該側壁と該接続部材の該取付本体部との間を通って該第
    2のファン装置の該吸入口に導入されることを特徴とす
    る請求項1記載の送風装置。
  3. 【請求項3】 該第1および第2のファン装置の該ハウ
    ジングにはそれぞれ取付貫通孔が設けられ、該接続部材
    の該取付本体部には該取付貫通孔に対応して連結貫通孔
    が設けられており、該取付貫通孔および該連結貫通孔を
    通して固定連結部材が装着されることを特徴とする請求
    項1または2記載の送風装置。
  4. 【請求項4】 一対の側壁と該一対の側壁を接続する周
    壁からなるファンハウジング、該ファンハウジングの一
    方の該側壁に形成された吸入口、該ファンハウジングの
    該周壁の一部に形成された排出口、該吸入口から該排出
    口への空気流を生成するための羽根体および該羽根体を
    所定方向に回転駆動する駆動手段を備えた第1および第
    2のファン装置を備え、 該第1および第2のファン装置は所定方向に重ねて配置
    され、 該第1または第2のファン装置の該ハウジングには、該
    第1のファン装置の該排出口から排出された空気を該第
    2のファン装置の該吸入口に向けて送給するための開口
    カバー部が設けられ、 該第1のファン装置の該吸入口から吸入された空気は、
    該第1のファン装置の該羽根体の作用によって該第1の
    ファン装置の該排出口から排出され、 該第1のファン装置の該排出口から排出された空気は、
    該開口カバー部に沿って該第1のファン装置の該ハウジ
    ングの他方の該側壁と該第2のファン装置の該ハウジン
    グの一方の該側壁との間を通って該第2のファン装置の
    該吸入口に導かれ、 該第2のファン装置の該吸入口から吸入された空気は、
    該第2のファン装置の該羽根体の作用によって該第2の
    ファン装置の該排出口から排出される、 ことを特徴とする送風装置。
  5. 【請求項5】 該開口カバー部は該第1のファン装置の
    該ハウジングに設けられ、該第1のファン装置の該ハウ
    ジングの他方の該側壁と該開口カバー部との間には導出
    開口が規定され、該第1のファン装置の該排出口から排
    出された空気は、該導出開口を通って該第1のファン装
    置の該ハウジングの他方の該側壁と該第2のファン装置
    の該ハウジングの一方の該側壁との間に導かれることを
    特徴とする請求項4記載の送風装置。
  6. 【請求項6】 該第1のファン装置の該ハウジングおよ
    び該第2のファン装置の該ハウジングには、両者を相互
    に着脱自在に装着する係止手段が設けられ、該係止手段
    は、該第1および第2のファン装置の該ハウジングの一
    方に設けられた係止爪とそれらの他方に設けられた係止
    凹部から構成されていることを特徴とする請求項4また
    は5に記載の送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000032364A (ko) * 1998-11-13 2000-06-15 황한규 공기조화기의 송풍덕트
JP2006336642A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Taida Electronic Ind Co Ltd 遠心ファン及びそのフレーム

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