JPH1091723A - 区分機及び宛名認識装置 - Google Patents

区分機及び宛名認識装置

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JPH1091723A
JPH1091723A JP8244789A JP24478996A JPH1091723A JP H1091723 A JPH1091723 A JP H1091723A JP 8244789 A JP8244789 A JP 8244789A JP 24478996 A JP24478996 A JP 24478996A JP H1091723 A JPH1091723 A JP H1091723A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、郵便物の搬送方向に対する傾き
(スキュー)により郵便物上の宛名を読み取って認識す
ることが不可能であったものを読取認識を可能とするこ
とを目的とする。 【解決手段】この発明は、電気信号に変換される郵便物
の画像データによりそのスキュー量を解析し、このスキ
ュー量に基づいてその画像データを回転してスキューの
補正を行うことができ、スキューした書状の処理を行う
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、搬送
される郵便物からその上に記載されている住所等の情報
を読み取り、この読み取った情報を用いて区分を行う区
分機とこの区分機に用いられる宛名認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、郵便物を搬送してその郵
便物上に記載されている情報を読み取って郵便物を区分
する区分機は、その搬送する郵便物の多様性から郵便物
の書状面を撮像する場合に搬送方向に対して傾きを持つ
ようなずれ(スキュー)を生じることがあり、そのため
このスキューを生じた画像をそのまま取り込んでしまう
場合がある。
【0003】また、上記区分機に用いられる宛名認識装
置は、認識対象となる文字のデータが記憶されている辞
書と読み取った郵便物の画像に含まれる宛名を示す文字
とを照合することによって認識処理を行うため、上記の
ようなスキューを生じた画像を読み取ると、郵便物上の
文字がスキューの分だけ傾いた状態のままで照合される
ため、読み取った文字と上記辞書との照合が正しく行わ
れず認識率が低下する。
【0004】このようなスキューは、機械系の改善によ
ってなくすのは不可能であり、スキューが生じると上記
のように宛名認識装置の認識率が低下し、この宛名認識
装置の認識率の低下により区分機の区分率が低下すると
いう欠点があった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、郵便物が搬送の際に、搬送方向に対して傾くず
れ(スキュー)を生じて、このスキューが生じている状
態で読み取った郵便物は、宛名認識装置での文字(宛
名)認識率が低下し、このため区分機での区分率が低下
するという欠点を除去するもので、郵便物の区分率およ
び宛名認識率の向上が図れる区分機及び宛名認識装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の区分機は、郵
便物上の画像の中から住所情報を抽出し、この抽出した
住所情報に基づいて上記郵便物の区分を行うものにおい
て、上記郵便物を搬送する搬送手段、この搬送手段によ
り搬送される郵便物の1画面分の画像を読取る読取手
段、この読取手段により読み取った読取画像により搬送
の際に生じる上記郵便物の傾き量を検出する検出手段、
および上記検出手段により検出した傾き量に応じて読取
画像を補正する補正手段により構成されている。
【0007】この発明の区分機は、郵便物上の画像の中
から住所情報を抽出し、この抽出した住所情報に基づい
て上記郵便物の区分を行うものにおいて、上記郵便物を
搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この搬送手段に
より搬送される郵便物上の画素単位の濃度値を読取る読
取手段、この読取手段により読取られた郵便物の1画面
分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、この記憶手
段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに対応する
最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数を比較する
比較手段、この比較手段により最大濃度値の数がその他
の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾
きを持って搬送されたことを判定する判定手段、上記記
憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに対応
する最大濃度値の部分を抽出して、上記郵便物の傾き量
を算出する算出手段、およびこの算出手段より算出した
傾き量に対応して、上記記憶手段に記憶されている記憶
内容を補正する補正手段により構成されている。
【0008】この発明の区分機は、郵便物上の画像の中
から住所情報を抽出し、この抽出した住所情報に基づい
て上記郵便物の区分を行う区分機において、上記郵便物
を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この搬送手段
により搬送される郵便物上の画素単位の濃度値を読取る
読取手段、この読取手段により読取られた郵便物の1画
面分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、この記憶
手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに対応す
る最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数を比較す
る比較手段、この比較手段により最大濃度値の数がその
他の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が
傾きを持って搬送されたことを判定する判定手段、上記
記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに対
応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデータ
を生成する生成手段、この生成手段により生成されたビ
ットマップデータにより上記郵便物の傾き量を算出する
算出手段、およびこの算出手段により算出された傾き量
に対応して、上記記憶手段に記憶されている記憶内容を
補正する補正手段により構成されている。
【0009】この発明の区分機は、郵便物上の画像の中
から住所情報を抽出し、この抽出した住所情報に基づい
て上記郵便物の区分を行うものにおいて、上記郵便物を
搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この搬送手段に
より搬送される郵便物上の画素単位の濃度値を読取る読
取手段、この読取手段により読取られた郵便物の1画面
分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、この記憶手
段に記憶されている濃度値ごとの画素の数を示す濃度分
布を作成する作成手段、この作成手段により作成された
濃度分布により上記搬送ベルトの読取りに対応する最大
濃度値の数とその近傍の濃度値の数を比較する比較手
段、この比較手段により最大濃度値の数がその近傍のそ
の他の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便物
が傾きを持って搬送されたことを判定する判定手段、上
記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに
対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデー
タを生成する生成手段、この生成手段により生成された
ビットマップデータにより上記搬送ベルトの読取に対応
する部分の面積と郵便物の傾き量を算出する算出手段、
およびこの算出手段により算出された面積と傾き量に対
応して、上記記憶手段に記憶されている記憶内容を補正
する補正手段から構成されている。
【0010】この発明の宛名認識装置は、郵便物上の画
像を読み取り郵便物の宛名を認識するものにおいて、上
記郵便物を搬送する搬送手段、この搬送手段により搬送
される郵便物の1画面分の画像を読取る読取手段、この
読取手段により読み取った読取画像により搬送の際に生
じる上記郵便物の傾き量を検出する検出手段、上記検出
手段により検出した傾き量に応じて読取画像を補正する
補正手段、この補正手段により補正された読取画像から
宛名情報を抽出する第1の抽出手段、この第1の抽出手
段により抽出された宛名情報から文字を抽出する第2の
抽出手段、この第2の抽出手段により抽出された文字を
認識する認識手段から構成されている。
【0011】この発明は、郵便物上の画像を読み取り郵
便物の宛名を認識する宛名認識装置において、上記郵便
物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この搬送手
段により搬送される郵便物上の画素単位の濃度値を読取
る読取手段、この読取手段により読取られた郵便物の1
画面分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、この記
憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに対応
する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数を比較
する比較手段、この比較手段により最大濃度値の数がそ
の他の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便物
が傾きを持って搬送されたことを判定する判定手段、上
記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取りに
対応する最大濃度値の部分を抽出して、上記郵便物の傾
き量を算出する算出手段、この算出手段より算出した傾
き量に対応して、上記記憶手段に記憶されている記憶内
容を補正する補正手段、この補正手段により補正された
読取画像から宛名情報を抽出する第1の抽出手段、この
第1の抽出手段により抽出された宛名情報から文字を抽
出する第2の抽出手段、およびこの第2の抽出手段によ
り抽出された文字を認識する認識手段から構成されてい
る。
【0012】この発明の宛名認識装置は、郵便物上の画
像を読み取り郵便物の宛名を認識するものにおいて、上
記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この
搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃度値
を読取る読取手段、この読取手段により読取られた郵便
物の1画面分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、
この記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
に対応する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数
を比較する比較手段、この比較手段により最大濃度値の
数がその他の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記
郵便物が傾きを持って搬送されたことを判定する判定手
段、上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読
取りに対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマッ
プデータを生成する生成手段、この生成手段により生成
されたビットマップデータにより上記郵便物の傾き量を
算出する第2の算出手段、この第2の算出手段により算
出された傾き量に対応して、上記記憶手段に記憶されて
いる記憶内容を補正する補正手段、この補正手段により
補正された読取画像から宛名情報を抽出する第1の抽出
手段、この第1の抽出手段により抽出された宛名情報か
ら文字を抽出する第2の抽出手段、およびこの第2の抽
出手段により抽出された文字を認識する認識手段から構
成されている。
【0013】この発明の宛名認識装置は、郵便物上の画
像を読み取り郵便物の宛名を認識するものにおいて、上
記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段、この
搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃度値
を読取る読取手段、この読取手段により読取られた郵便
物の1画面分の画素単位の濃度値を記憶する記憶手段、
この記憶手段に記憶されている濃度値ごとの画素の数を
示す濃度分布を作成する作成手段、この作成手段により
作成された濃度分布により上記搬送ベルトの読取りに対
応する最大濃度値の数と最大濃度値に近い濃度値の画素
の数を比較する比較手段、この比較手段により最大濃度
値の数が最大濃度値に近いその他の濃度値の数よりも所
定数以上の際に、上記郵便物が傾きを持って搬送された
ことを判定する判定手段、上記記憶手段に記憶されてい
る上記搬送ベルトの読取りに対応する最大濃度値の部分
を抽出してビットマップデータを生成する生成手段、こ
の生成手段により生成されたビットマップデータにより
上記搬送ベルトの読取に対応する部分の面積と郵便物の
傾き量を算出する算出手段、この算出手段により算出さ
れた面積と傾き量に対応して、上記記憶手段に記憶され
ている記憶内容を補正する補正手段、この補正手段によ
り補正された読取画像から宛名情報を抽出する第1の抽
出手段、この第1の抽出手段により抽出された宛名情報
から文字を抽出する第2の抽出手段、およびこの第2の
抽出手段により抽出された文字を認識する認識手段から
構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の区分
機としての郵便物自動区分機を示し、次のような構成と
なっている。すなわち、供給部には一括かつ立位状態で
葉書、封書などの郵便物P…がセットされる。この供給
部1の郵便物P…は、取出部2により最前端の郵便物P
から順次1枚づつ取り出して取込搬送路3を搬送されこ
の取込搬送路3の途中に配置された読取部4によって郵
便物Pに付与された郵便番号、住所情報(宛名情報)が
読み取られる。
【0015】上記読取部4は郵便物P上の郵便番号、住
所情報等を含む郵便物1枚分の画像を画像データとして
光電変換する光電変換部4a、この光電変換部4aの出
力によって郵便物の搬送方向に対する傾き(スキュー)
とこの傾きによって生じるずれの量の特徴を検出し、こ
の特徴により画像データを郵便物の傾きの量に応じて回
転することにより補正を行うスキュー補正部4b、文字
パターンの認識を行うことにより郵便番号、住所情報を
判別する判別部4cとから構成されているものである。
【0016】つぎに、読取部4を通過した郵便物Pは搬
送路3を介して区分部11に搬送されるようになってい
る。この区分部11は、図示しないゲート機構部によっ
て鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5a、〜5g
に上記郵便番号、住所情報の読取結果等に基づいて選択
的に振り分けられるようになっている。
【0017】上記区分搬送路5a、〜5fの下方にはそ
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(集積箱)6
…が複数段(A段、〜G段)に配置されており、区分搬
送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは上記読取部
4の読取結果に基づいて所定のポケット6内に区分集積
されるようになっている。
【0018】なお、上記搬送路3、5a、…上には、そ
れらの搬送路3、5a、…上の郵便物Pの搬送を検知す
る搬送検知器群(図示しない)が設けられている。上記
郵便物Pの表面には住所情報等が記載されている。上記
住所情報は、それぞれ複数行の文字情報によって構成さ
れている。このような郵便物Pにおいて、住所情報とし
て読み取るべき「区、市名」、「町名」、「番地」など
の宛名が記載されている。
【0019】また、上記供給部1の上部には操作パネル
としてのオペレータパネル7が設けられている。次に、
図2は電気回路を示すものである。すなわち、制御部3
1はメモリ32に記憶されている区分指定テーブルを用
いて、上記判定部4cから供給される住所情報に対応す
る区分措定テーブルを読み出し、この読み出した区分指
定データ(ポケット6、…のアドレス)に対応するポケ
ット6、…に上記郵便物Pを搬送せしめるものである。
たとえば、搬送路3の途中の搬送検知器(図示しない)
からの搬送検知信号に応じて区分ゲート制御信号を出力
するこにより、ドライバ33を用いて区分ゲート9、…
を制御せしめるようになっている。上記メモリ32に
は、区分指定テーブルとして各郵便番号、各住所情報に
対応するポケット6、…のアドレス(区分指定データ)
が記憶されている。
【0020】さらに、上記制御部31はドライバ35に
より上記搬送路3等の搬送機構部36を駆動することに
より、搬送系全体の制御を行うようになっている。図3
は、取込搬送路3と光電変換部4aとの関係を示す図で
ある。
【0021】すなわち、上記取込搬送路3は搬送ベルト
3aとガイド3bの間に郵便物Pを搬送させるものであ
り、上記読取部4の搬送路にはガイド3bに読取のため
の隙間(読取領域S)が設けられている。上記光電変換
部4aはこの読取領域Sの下方に設けられており、ガイ
ド3bの隙間の読取領域部分を読み取ることができるよ
うになっている。郵便物Pは搬送路上を搬送されながら
読取領域Sの領域ごとに読取部4内の光電変換部4aに
より読み取られて郵便物Pの全体が読み取られる。
【0022】次に、スキューのある場合の読取画像の例
を図4に示す。上記郵便物Pが上記取込搬送路3で搬送
される際に、搬送ずれを生じて郵便物Pが搬送方向に対
して傾いた状態で読み取られると、その傾き分だけ上記
搬送ベルト3aにより生じる黒く写る部分が読み取られ
る。この読取画像の搬送ベルト3aにより生じる黒く写
る部分は図4に示す黒(8ビットの白黒256階調で濃
度レベル255つまり、最も濃い黒の値)の部分であ
る。
【0023】次に、読取部4について、図5および図6
を用いて説明する。すなわち、光電変換部4aは、郵便
物P上を光学的に走査して光電変換することによりパタ
ーン信号を得るものであり、たとえば郵便物P上に光を
照射する光源、およびその反射光を受けて電気信号に変
換する自己走査形のCCDイメージセンサ、このCCD
イメージセンサからのアナログ信号を8ビットの白黒2
56階調で0〜255の濃度レベルのディジタル信号に
変換するA/D変換器等によって構成される。
【0024】上記光電変換部4aの出力はスキュー補正
部4bに供給されるようになっている。このスキュー補
正部4bは、画像メモリ32、制御部31、ヒストグラ
ム作成部61、プロフィール作成部62、特徴算出部6
3から構成されている。
【0025】上記画像メモリ32には光電変換部4aで
読み取られた郵便物Pの8ビットの白黒256階調(0
〜255の濃度レベル)の画像データが供給される。こ
の画像メモリ32は郵便物Pの画像データを記憶し、制
御部31等の制御によって出力することが可能である。
【0026】上記ヒストグラム作成部61は、上記画像
メモリ32から供給される画像データにより、それぞれ
の濃度レベル0〜255ごとに画素の数を求め図7に示
すような濃度分布(ヒストグラム)を作成し、この結果
を制御部31に出力する。
【0027】この制御部31はヒストグラム作成部61
から供給されたヒストグラムによりスキューが生じてい
るか否かを判断する。このスキューが生じているか否か
を判断する際、上記制御部31はヒストグラムより最大
濃度値(濃度レベル255)の画素の数が255に近い
濃度レベルの画素の数に比べてステップ的に多い場合
(例えば、濃度レベル255の画素の数が濃度レベル2
49〜254の画素の数の平均値に比べて極端に多い場
合)、スキューが生じていると判断し、上記プロフィー
ル作成部62に画像デ−タを出力させ、最大濃度値の画
像データの数がステップ的でなければスキューが生じて
いないと判断して画像メモリ32から判別部4cに画像
データを出力させる。
【0028】また、スキューの有無を判断する際、最大
濃度値(濃度レベル255)の画素の数が所定数以上か
否かを判定して、この判定により最大濃度値の画素の数
が所定数以下であれば、スキューが生じていないと判断
し、最大濃度値の画素データの数が所定数以上であれ
ば、スキューが生じていると判断するようにしても良
い。
【0029】上記プロフィール作成部62は、ビットマ
ップメモリ等により構成され、画像メモリ32から画像
デ−タを供給されると、画像データ中から濃度レベルが
255で端部に対して連続するのものだけを抽出して”
1”とし、その他のレベルのものを”0”としてビット
単位に変換し、郵便物一枚分のビットマップデータとし
てビットマップメモリに図8に示すような濃度レベル2
55の輪郭図(プロフィール)を作成し、特徴算出部6
3にこのプロフィールを出力する。
【0030】上記特徴算出部63は、上記プロフィール
作成部62より供給されたプロフィールより郵便物の住
所等の記載により生じる濃度レベル255の部分を除い
た搬送ベルト3aにより生じる黒く写った部分(スキュ
ーによるずれを示す部分)の特徴を算出する。この特徴
算出部63は、図8に示すように郵便物1枚分のプロフ
ィールの長辺方向をY軸方向とし、このY軸方向に直交
する短辺方向をX軸方向としたY軸方向の端部に一番多
く連続する”1”のビット数をmとし、X軸方向の端部
に一番多く連続する”1”のビット数をlとしてmとl
を求め、このビット数mとビット数lにより、lに対し
てのmの大きさを示す長辺方向と短辺方向の長さの比m
/l、および搬送ベルト3aに対応して黒く写った搬送
ベルトによる画像部分の面積を示す数1の値を算出し、
その算出結果を上記制御部31に出力する。
【0031】
【数1】
【0032】上記制御部31は、上記プロフィール作成
部62で算出したビット数lに対してのビット数mの大
きさ示す長辺方向と短辺方向の長さの比m/l、および
搬送ベルトによる画像部分の面積の値がそれぞれの所定
の値よりも大きくなった際に、郵便物の搬送方向に対す
る傾きを示す角度θ(スキュー角)をビット数mとビッ
ト数lとの比を用いた「θ=tan-1(m/l)」とい
う式により求め、このスキュー角θに応じて画像メモリ
32のデータを回転して文字認識が可能なデータに変換
して判別部4cに出力する。
【0033】上記判別部4cは、住所領域検出部42、
行検出切り出し部43、文字検出切り出し部44、文字
認識部45から構成されている。上記住所領域検出部4
2は、上記スキュー補正部41より供給された上記郵便
物Pに記載されている各情報のなかから、住所領域の
形、位置等で、住所情報が記載されている領域を検出す
るものである。
【0034】上記住所領域検出部42の判断結果、たと
えばその判断した領域の座標値が判別部4c内の選択回
路51に出力されるようになっている。また、上記スキ
ュー補正部4bの出力は判別部4c内の2値化回路50
に出力されるようになっている。
【0035】上記文字認識部43は、上記スキュー補正
部4bからのスキューが補正された画像データを2値化
する2値化回路50、上記住所領域検出部42から供給
される座標情報に対応する上記2値化回路50からの2
値化信号を選択的に出力する選択回路51、この選択回
路51から供給される住所領域に対応する住所情報の画
像を文字行ごとに1行づつ検出切り出しする行検出回路
52、この行検出回路52から供給される1行ごとのデ
ータを1文字ずつ検出切り出しする文字検出回路53、
この文字検出回路53から供給される検出切出された文
字情報を正規化し、サンプリングする正規化回路54、
および正規化回路54から供給される文字情報を、たと
えば文字辞書56内の英字、数字に対する基準パターン
とのマッチング法などによって英字、数字等の文字を認
識する文字認識回路55によって構成されている。
【0036】上記文字認識部43つまり文字認識回路5
5の出力は住所認識部57に供給される。上記住所認識
部57は、上記文字認識部43から供給される認識文字
に対して住所辞書58から読み出される住所により住所
を認識するものである。
【0037】次に、読取画像のスキューを検出しその検
出結果に応じて読取画像のデータを回転して補正を行う
動作を図9に示すフローチャートを用いて説明する。す
なわち、上記光電変換部4aにより上記郵便物Pから読
み取られた8ビットの白黒256階調の画像データは上
記スキュー補正部41内の画像メモリ32に供給されて
記憶されるとともに、上記ヒストグラム作成部61に供
給される(ST1)。
【0038】上記ヒストグラム作成部61は、供給され
た8ビットの白黒256階調のデータより図7に示すよ
うな濃度レベル0〜255ごとの画素の数を示す濃度分
布(ヒストグラム)を作成する(ST2)。
【0039】このヒストグラムは上記制御部31に供給
され、制御部31は、このヒストグラムより最大濃度レ
ベル(濃度レベル255)の画素の数が255に近い濃
度レベルの画素の数に比べて所定の数以上(ステップ
的)であるか否かを判定する(ST3) また、このステップ3で最大濃度レベル(255)の画
素の数が所定数以上か否かを判定するようにしても良
い。
【0040】上記制御部31は上記ステップ3で最大濃
度レベル(濃度レベル255)の画素の数が255の近
傍の濃度レベルの画素の数に比べて所定の数以上(ステ
ップ的)でないと判定すると、搬送される郵便物Pには
スキューが発生していないと判断して画像メモリ32に
記憶されている画像データを補正せずに住所認識処理
(後処理)を行う。
【0041】また、上記制御部31は上記ステップ3で
最大濃度レベル(濃度レベル255)の画素の数が25
5に近い濃度レベルの画素の数に比べて所定の数以上
(ステップ的)であると判定すると、画像メモリ32よ
り濃度レベルが255の画素を抽出して上記プロフィー
ル作成部62に出力させる。このプロフィール作成部6
2は画像メモリ32より供給された濃度レベル255の
画素データにより郵便物の住所等の記載により生じる濃
度レベル255の部分を除いた図7に示すような濃度レ
ベル255の画素の分布を示す輪郭図(プロフィール)
を作成する(ST4)。
【0042】上記特徴算出部63は、上記ステップ4で
作成したプロフィールより上記の搬送ベルト3aにより
生じる黒く写る部分のうちで面積が最大の部分のビット
数mとビット数lを求め、このmとlにより長辺方向と
短辺方向の長さの比m/lと搬送ベルトによる画像部分
の面積を算出する(ST5)。
【0043】このステップ5で算出した値は、制御部3
1に供給される。制御部31は上記ステップ5で算出し
た長辺方向と短辺方向の長さの比(m/l)と搬送ベル
トによる画像部分の面積(数1)の値が所定の値以上か
否かを判定する(ST6)。
【0044】なお、このステップ6で長辺方向と短辺方
向の長さの比(m/l)、または搬送ベルトによる画像
部分の面積(数1)の値のいづれかのみを所定値以上か
否かを判定するようにしても良い。
【0045】上記制御部31は上記ステップ6でm/l
と数1の値が所定の値以上でないと判定した際には、文
字認識のためのスキューの補正が必要ないと判断して、
後処理を実行する。
【0046】また、上記制御部31はこのステップ6で
m/lと数1の値が所定の値以上であると判断すると、
文字認識のためにスキューの補正が必要であると判断
し、スキューを補正するために搬送方向に対する傾きθ
(スキュー角θ)をビット数lとビット数mの比を用い
て「θ=tan-1(m/l)」という式によって算出す
る(ST7)。
【0047】上記制御部31は上記ステップ7で算出し
たスキュー角θおよび上記ステップ5で求めたmとlに
基づいて上記画像メモリ32に記憶されている画像デー
タを回転することによりスキューを補正する(ST
8)。
【0048】上記制御部31はこの補正した画像データ
を上記判別部4cに出力する。上記判別部4cでは住所
領域検出部42により供給された画像デ−タから住所が
記載されている領域を検出し、文字認識部43により画
像データを2値化し、住所領域検出部42で検出した住
所領域のデータを選択し、文字行検出切出、文字検出切
出を行い、正規化および文字辞書56との照合による文
字認識を行う(後処理)。
【0049】上記したように、この発明では、搬送方向
に対する傾き(スキュー)が生じているか否かを検出
し、スキューが発生している際に、そのスキュー量に応
じてその画像データを回転してスキューを補正すること
により、住所認識を行う際の認識率を向上し、区分率の
向上が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
電気信号に変換される書状の画像データによりそのスキ
ュー量を解析し、このスキュー量に基づいてその画像デ
ータを回転してスキューの補正を行うことができ、スキ
ューした書状の処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における区分機の構成を示
す断面図。
【図2】図1の区分機の全体の構成を示すブロック図。
【図3】図1の搬送路と光電変換部の関係を示す断面
図。
【図4】搬送ずれした郵便物の読取画像の例を示す図。
【図5】図1の読取部の構成を示す図。
【図6】図5のスキュー補正部の構成を示す図。
【図7】図4の読取画像の濃度レベルごとのヒストグラ
ムを示す図。
【図8】図4の読取画像の濃度レベルが255のプロフ
ィールを示す図。
【図9】図5のスキュー補正の処理を説明するためのフ
ローチャート。
【符号の説明】
3…取込搬送路 3a…搬送ベルト 3b…ガイド 4…読取部 4a…光電変換部 4b…スキュー補正部 4c…判別部 31…制御部 32…メモリ 42…住所領域検出部 43…文字認識部 50…2値化回路 51…選択回路 52…行検出回路 53…文字検出切出回路 54…正規化回路 55…文字認識回路 56…文字辞書 57…住所認識回路 58…住所辞書 61…ヒストグラム作成部 62…プロフィール作成部 63…特徴算出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物上の画像の中から住所情報を抽出
    し、この抽出した住所情報に基づいて上記郵便物の区分
    を行う区分機において、 上記郵便物を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物の1画面分の画像
    を読取る読取手段と、 この読取手段により読み取った読取画像により搬送の際
    に生じる上記郵便物の傾き量を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出した傾き量に応じて読取画像を
    補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする区分機。
  2. 【請求項2】 郵便物上の画像の中から住所情報を抽出
    し、この抽出した住所情報に基づいて上記郵便物の区分
    を行う区分機において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数
    を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数がその他の濃度値の
    数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾きを持って
    搬送されたことを判定する判定手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出して、上記郵便物の
    傾き量を算出する算出手段と、 この算出手段より算出した傾き量に対応して、上記記憶
    手段に記憶されている記憶内容を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする区分機。
  3. 【請求項3】 郵便物上の画像の中から住所情報を抽出
    し、この抽出した住所情報に基づいて上記郵便物の区分
    を行う区分機において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数
    を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数がその他の濃度値の
    数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾きを持って
    搬送されたことを判定する判定手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデ
    ータを生成する生成手段と、 この生成手段により生成されたビットマップデータによ
    り上記郵便物の傾き量を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された傾き量に対応して、上記
    記憶手段に記憶されている記憶内容を補正する補正手段
    と、 を具備したことを特徴とする区分機。
  4. 【請求項4】 郵便物上の画像の中から住所情報を抽出
    し、この抽出した住所情報に基づいて上記郵便物の区分
    を行う区分機において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている濃度値ごとの画素の数を
    示す濃度分布を作成する作成手段と、 この作成手段により作成された濃度分布により上記搬送
    ベルトの読取りに対応する最大濃度値の数とその近傍の
    濃度値の数を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数がその近傍のその他
    の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾
    きを持って搬送されたことを判定する判定手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデ
    ータを生成する生成手段と、 この生成手段により生成されたビットマップデータによ
    り上記搬送ベルトの読取に対応する部分の面積と郵便物
    の傾き量を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された面積と傾き量に対応し
    て、上記記憶手段に記憶されている記憶内容を補正する
    補正手段と、 を具備したことを特徴とする区分機。
  5. 【請求項5】 郵便物上の画像を読み取り郵便物の宛名
    を認識する宛名認識装置において、 上記郵便物を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物の1画面分の画像
    を読取る読取手段と、 この読取手段により読み取った読取画像により搬送の際
    に生じる上記郵便物の傾き量を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出した傾き量に応じて読取画像を
    補正する補正手段と、 この補正手段により補正された読取画像から宛名情報を
    抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された宛名情報から文字
    を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段により抽出された文字を認識する認
    識手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。
  6. 【請求項6】 郵便物上の画像を読み取り郵便物の宛名
    を認識する宛名認識装置において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数
    を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数がその他の濃度値の
    数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾きを持って
    搬送されたことを判定する判定手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出して、上記郵便物の
    傾き量を算出する算出手段と、 この算出手段より算出した傾き量に対応して、上記記憶
    手段に記憶されている記憶内容を補正する補正手段と、 この補正手段により補正された読取画像から宛名情報を
    抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された宛名情報から文字
    を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段により抽出された文字を認識する認
    識手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。
  7. 【請求項7】 郵便物上の画像を読み取り郵便物の宛名
    を認識する宛名認識装置において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の数とその他の濃度値の画素の数
    を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数がその他の濃度値の
    数よりも所定数以上の際に、上記郵便物が傾きを持って
    搬送されたことを判定する判定手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデ
    ータを生成する生成手段と、 この生成手段により生成されたビットマップデータによ
    り上記郵便物の傾き量を算出する第2の算出手段と、 この第2の算出手段により算出された傾き量に対応し
    て、上記記憶手段に記憶されている記憶内容を補正する
    補正手段と、 この補正手段により補正された読取画像から宛名情報を
    抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された宛名情報から文字
    を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段により抽出された文字を認識する認
    識手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。
  8. 【請求項8】 郵便物上の画像を読み取り郵便物の宛名
    を認識する宛名認識装置において、 上記郵便物を搬送ベルトを用いて搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される郵便物上の画素単位の濃
    度値を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた郵便物の1画面分の画素
    単位の濃度値を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている濃度値ごとの画素の数を
    示す濃度分布を作成する作成手段と、 この作成手段により作成された濃度分布により上記搬送
    ベルトの読取りに対応する最大濃度値の数と最大濃度値
    に近い濃度値の画素の数を比較する比較手段と、 この比較手段により最大濃度値の数が最大濃度値に近い
    その他の濃度値の数よりも所定数以上の際に、上記郵便
    物が傾きを持って搬送されたことを判定する判定手段
    と、 上記記憶手段に記憶されている上記搬送ベルトの読取り
    に対応する最大濃度値の部分を抽出してビットマップデ
    ータを生成する生成手段と、 この生成手段により生成されたビットマップデータによ
    り上記搬送ベルトの読取に対応する部分の面積と郵便物
    の傾き量を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された面積と傾き量に対応し
    て、上記記憶手段に記憶されている記憶内容を補正する
    補正手段と、 この補正手段により補正された読取画像から宛名情報を
    抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された宛名情報から文字
    を抽出する第2の抽出手段と、 この第2の抽出手段により抽出された文字を認識する認
    識手段と、 を具備したことを特徴とする宛名認識装置。
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