JPH109074A - 直接筒内噴射式火花点火機関 - Google Patents
直接筒内噴射式火花点火機関Info
- Publication number
- JPH109074A JPH109074A JP8165479A JP16547996A JPH109074A JP H109074 A JPH109074 A JP H109074A JP 8165479 A JP8165479 A JP 8165479A JP 16547996 A JP16547996 A JP 16547996A JP H109074 A JPH109074 A JP H109074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pressure
- engine
- variable speed
- spark ignition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Abstract
燃料圧力まで短時間で昇圧させることができ、要求燃料
量の多い低温時の始動時においても良好な始動性を確保
できるようにすること。 【解決手段】高圧燃料ポンプ1は可変速器11を介して
カムシャフト7に接続されている。始動時検出手段とし
てのスタータスイッチ14、噴射弁供給燃料圧力検出手
段としての燃圧センサ15およびクランク角センサ16
からの検出信号が入力され、これらの検出信号に基づい
て、機関始動時においては、アクチュエータ12を作動
させ可変速器11を増速側に切り替え、燃圧が所定値よ
り高くなるか、もしくは、機関始動完了判定手段により
機関始動完了と判定されたらアクチュエータを作動させ
高圧燃料ポンプの回転数がカムシャフトの回転数と一致
するように可変速器を切り替える。
Description
花点火機関に関する。
ては、図3に示すように、カムシャフト7の後端に、高
圧燃料ポンプ1を取り付け、カムシャフト7により高圧
燃料ポンプ1を駆動し、燃焼室内に直接臨ませた各噴射
弁に燃料を供給するものが知られている(特開平4−3
39152号公報参照)。
うな従来の直接筒内噴射式火花点火機関においては、上
述したように、高圧燃料ポンプをカムシャフトで駆動す
るようにしているため、始動時のクランキング回転中に
おいては、高圧燃料ポンプの回転数が低く、図4に示す
ように、燃料吐出量が少ないため、燃料系の高圧部の圧
力を所定値まで昇圧できないとともに所定値に保持する
ことができない。
燃料噴射量の関係は、図5に示すように、燃圧が低いと
きには同パルス幅に対する燃料噴射量が少ないため、始
動時、特に極低温時の始動のように機関の要求燃料量が
多い時には、パルス幅を広くする必要があった。しか
し、パルス幅を広くしても初爆から完爆にいたる期間に
おいては急激な回転上昇が起こり、設定パルス幅(時
間)が機関の1サイクル中に収まらず初爆発生後の気筒
に要求燃料量を供給できず機関停止につながる等の問題
点があった。
してなされたもので、燃料を噴射弁に供給するための高
圧燃料ポンプをカムシャフトで駆動するようにした直接
筒内噴射式火花点火機関において、高圧燃料ポンプとカ
ムシャフトとの接続を可変速器を介して接続し、始動時
のクランキング回転中においては、高圧燃料ポンプの回
転数を増速させ要求燃圧まで短時間で昇圧させ、機関完
爆後には増速を終了させることにより上記問題点を解決
することを目的としている。
筒内噴射式火花点火機関は、機関のカムシャフト後端部
に高圧燃料ポンプを接続するものにおいて、カムシャフ
トと高圧燃料ポンプの間に可変速器を設けると共に可変
速器の切り替えを行なうためのアクチュエータを設置
し、始動時判定手段と噴射弁供給燃料圧力検出手段と機
関始動完了判定手段と燃料噴射弁作動手段とを備えて構
成した。
て、所定期間高圧ポンプの回転を増速し、完爆後は増速
を中断するように構成した。
て、所定期間高圧ポンプの回転を増速し、噴射弁への供
給燃料圧力が所定値に達するまでの期間、機関への燃料
供給を停止し、噴射弁への供給燃料圧力が所定値に達し
たら機関への燃料供給を開始し、完爆後は高圧ポンプへ
の増速を中断するように構成した。
に基づいて詳細に説明する。
システム構成を示したものである。すなわち、燃料タン
ク21の内部に低圧燃料ポンプ22が設置され、燃料は
低圧燃料配管23を通って低圧燃料圧力調整器24に送
られる。燃料は、直動型の高圧燃料ポンプ1に導かれ
る。高圧燃料ポンプの下流、高圧燃料配管29には、各
気筒に設置された噴射弁27に供給される燃料圧力を検
出するための燃圧センサ26が設置されている。その後
燃料は、高圧燃料配管29を通って高圧燃料圧力調整器
28に導かれ、降圧された後リターン燃料配管30を通
って燃料タンク21に戻る。
成を示したものである。高圧燃料ポンプ1は可変速器1
1を介してカムシャフト7に接続されている。可変速器
は、カムシャフトの回転を高圧燃料ポンプに伝達すると
共にアクチュエータ12によって切り替えられ、高圧燃
料ポンプの回転数を増速したり、カムシャフトと同回転
数で駆動したりする。
ンピュータを内蔵し、始動時検出手段としてのスタータ
スイッチ14、噴射弁供給燃料圧力検出手段としての燃
圧センサ15およびクランク角センサ16からの検出信
号が入力され、これらの検出信号に基づいて、機関始動
時においては、アクチュエータ12を作動させ可変速器
11を増速側に切り替え、燃圧が所定値より高くなる
か、もしくは、機関始動完了判定手段により機関始動完
了と判定されたらアクチュエータを作動させ高圧燃料ポ
ンプの回転数がカムシャフトの回転数と一致するように
可変速器を切り替える。
中で噴射弁供給燃料圧力が所定値に達するまでの間は、
噴射弁からの機関への燃料供給を停止し、噴射弁供給燃
料圧力が所定値以上になったら噴射弁からの機関への燃
料供給を開始する。
ば、機関のカムシャフト後端部に高圧燃料ポンプを接続
するものにおいて、カムシャフトと高圧燃料ポンプの間
に可変速器を設けると共に可変速器の切り替えを行なう
ためのアクチュエータを設置し、始動時判定手段と噴射
弁供給燃料圧力検出手段と機関始動完了判定手段と燃料
噴射弁作動手段とを備えて構成したことにより、機関始
動時においてアクチュエータを作動させ、可変速器によ
って高圧燃料ポンプの回転数が増速されるようにし、噴
射弁燃料供給圧力が所定値を超えた時もしくは機関の始
動が完了したと判定された時は高圧燃料ポンプの増速を
停止することで、始動時のクランキング回転中において
は要求燃料圧力まで短時間で昇圧させることができ、要
求燃料量の多い低温時の始動時においても良好な始動性
を確保できるという効果がある。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料噴射弁の噴口を直接燃焼室内に臨ま
せるように取り付け、燃料タンクから汲み上げられた燃
料をカムシャフト後端に取り付けられた高圧ポンプにて
昇圧し、各燃料噴射弁に供給する構成において、 カムシャフトと高圧ポンプとの接続を可変速器を介して
行なうことを特徴とする直接筒内噴射式火花点火機関。 - 【請求項2】 スタータキーと連動して、所定期間高圧
ポンプの回転を増速し、完爆後は増速を中断するように
したことを特徴とする請求項1に記載の直接筒内噴射式
火花点火機関。 - 【請求項3】 スタータキーと連動して、所定期間高圧
ポンプの回転を増速し、噴射弁への供給燃料圧力が所定
値に達するまでの期間、機関への燃料供給を停止し、噴
射弁への供給燃料圧力が所定値に達したら機関への燃料
供給を開始し、完爆後は高圧ポンプへの増速を中断する
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の直接筒内
噴射式火花点火機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165479A JPH109074A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直接筒内噴射式火花点火機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165479A JPH109074A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直接筒内噴射式火花点火機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109074A true JPH109074A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15813193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8165479A Pending JPH109074A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 直接筒内噴射式火花点火機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109074A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6913000B2 (en) | 2002-11-14 | 2005-07-05 | Nissan Motor Co., Ltd. | Engine fuel delivery system |
US7066126B2 (en) | 2003-04-21 | 2006-06-27 | Hitachi, Ltd. | Fuel supply system and method of direct fuel injection engine |
US20120048243A1 (en) * | 2008-08-07 | 2012-03-01 | Robert Bosch Gmbh | Pressure pump device for a hybrid vehicle |
CN114729607A (zh) * | 2019-11-29 | 2022-07-08 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 用于操作车辆的燃料供应泵的系统和方法 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165479A patent/JPH109074A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6913000B2 (en) | 2002-11-14 | 2005-07-05 | Nissan Motor Co., Ltd. | Engine fuel delivery system |
US7066126B2 (en) | 2003-04-21 | 2006-06-27 | Hitachi, Ltd. | Fuel supply system and method of direct fuel injection engine |
US20120048243A1 (en) * | 2008-08-07 | 2012-03-01 | Robert Bosch Gmbh | Pressure pump device for a hybrid vehicle |
CN114729607A (zh) * | 2019-11-29 | 2022-07-08 | 斯堪尼亚商用车有限公司 | 用于操作车辆的燃料供应泵的系统和方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060329 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060518 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060607 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |