JPH1090641A - 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 - Google Patents

液晶セルのギャップ出し方法及びその装置

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Publication number
JPH1090641A
JPH1090641A JP26555096A JP26555096A JPH1090641A JP H1090641 A JPH1090641 A JP H1090641A JP 26555096 A JP26555096 A JP 26555096A JP 26555096 A JP26555096 A JP 26555096A JP H1090641 A JPH1090641 A JP H1090641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating plate
glass substrate
hot plate
belt
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP26555096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Nakamura
昌利 中村
Shigeyuki Takagi
茂之 高木
Katsuji Uchimura
内村  勝次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP26555096A priority Critical patent/JPH1090641A/ja
Publication of JPH1090641A publication Critical patent/JPH1090641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚のガラス板の間の位置ずれが起らない液
晶セルのギャップ出し方法及びその装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 上熱板3と下熱板10との中間にギャッ
プ出し前のガラス基板21を搬入し、このガラス基板2
1を下熱板10と同期して上昇させ、上熱板3に接近し
た時点で弾性支持し、更なる下熱板10の上昇によりガ
ラス基板21を上熱板10とにより押圧して加熱するギ
ャップ出し方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明電極を埋設し
た2枚のガラス板を所定のギャップを設けてその周辺部
をシ−ルしたガラス基板を均一に押圧しながらシ−ルを
加熱固化させて液晶セルのギャップ出しをする方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上記のような液晶セルのギャップ出
しは、加熱されている下熱板の上部にギャップ出し前の
ガラス基板を載置し、該ガラス基板を下熱板と共に上昇
させて加熱されている上熱板に押圧すると共に加熱して
シ−ルを固化させてギャップ出しをするのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような液晶セル
のギャップ出しは最初に、加熱されている下熱板上にギ
ャップ出し前のガラス基板が載置されその後にガラス基
板が上熱板に接触されているようになるため、下側にあ
るガラス板が先に加熱されて熱膨張し、遅れて上側にあ
るガラス板が加熱されるようになり、その温度差により
ガラス板の反りや変形が起きて2枚のガラス板間に位置
ずれが生じる問題があった。本発明は上記の問題に鑑み
て成されたもので2枚のガラス板間の位置ずれが起らな
い液晶セルのギャップ出し方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における液晶セルのギャップ出し方法は、ギ
ャップ出し前のガラス基板を上熱板と下熱板との中間位
置に搬入する工程と、前記下熱板と搬入されたガラス基
板とを前記上熱板に向かって同期上昇させ該ガラス基板
が前記上熱板に当接する直前において該ガラス基板の上
昇を弾性支持する工程と、前記下熱板の更なる上昇によ
りガラス基板を下熱板と上熱板とで同期して接触させた
後押圧して加熱する工程と、から成ることを特徴とし、
本発明における液晶セルのギャップ出し装置は、昇降可
能にして配置された下テ−ブルの上部に下熱板を設ける
と共に前記下テ−ブルの上方に、その下部に前記下熱板
に対応する上熱板を設けた上テ−ブルを固定して設け、
前記下テ−ブルの左右両側に取付フレ−ムを延長させて
連結すると共に該取付フレ−ム上に前記下熱板の上方を
ベルトが掛け渡るベルトコンベヤを架設し、前記取付フ
レ−ム上に前記ベルトコンベヤのベルトを前記下熱板の
上面よりも高い位置で支持する下弾性支持体を設けると
共に前記上テ−ブルにはその下端が前記上熱板の下面よ
りも下方に突出する上弾性支持体を前記下弾性支持体に
対向して設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。架台1上の四隅にはガイドロ
ッド2,2が立設されており、該ガイドロッド2,2の
上端間には下面に上熱板3を取付けた上テ−ブル4が固
定して設けられている。また、架台1の中央部には電動
式サ−ボモ−タ5により駆動される電動シリンダ6が上
向きにして取付られており、該電動シリンダ6の押出し
ロッド7には、前記ガイドロッド2,2に昇降可能にし
て係合された下テ−ブル8が固着されている。該下テ−
ブル7には平面からみて正三角形状に配置された3個の
ロ−ドセル9A,9B,9Cを介して下熱板10が連結
支持されており、該下テ−ブル8の左右両側には取付フ
レ−ム11,11Aが横方向に延長して固着されてい
る。
【0006】該取付フレ−ム11,11Aの先端上部に
はコンベヤフレ−ム12,12Aが立設されており、該
コンベヤフレ−ム12,12A間には前記下熱板10と
上熱板3との間にベルト13を掛渡すベルトコンベヤ1
4が設けられている。なお該ベルト13はガラス繊維を
編んで0.2mm程度の厚さにしたシ−トの表面にテフロ
ンをコ−ティングした熱伝導性のよいベルトにされてい
る。また前記取付フレ−ム11,11Aの基端上部には
図示されない圧力調節弁を介して設定圧力を維持するよ
うにされたした下エヤ−シリンダ15,15Aが上向き
にして設けられており、下エヤ−シリンダ15,15A
のピストンロッド16,16A上端にはテンションロ−
ラ17,17Aが回転可能にして取付けられている。な
おテンションロ−ラ17,17Aは下エヤシリンダ1
5,15Aが伸長作動された状態で図1に示すように前
記ベルト13が下熱板10に接触しないように支持する
高さにされている。
【0007】さらに前記上テ−ブル4の左右両側部には
図示されない圧力調節弁を介して設定圧力を維持するよ
うにされた上エヤ−シリンダ18,18Aが前記下エヤ
−シリンダ15,15Aに対向して下向きに設けられて
おり、該上エヤ−シリンダ18,18Aのピストンロッ
ド19,19Aの下端には押えロ−ラ20,20Aが回
転可能にして設けられている。該押えロ−ラ20,20
Aは上エヤ−シリンダ18,18Aが伸長作動された状
態で前記上熱板3の下面よりも若干下方に位置する高さ
にされている。なお、図中21は上下2枚のガラス板を
ギャップのある状態にしてその周辺部をシ−ルしたギャ
ップ出し前のガラス基板であり、その上部に前記ベルト
13と同じ材料により製作されたシ−ト22が載置され
ている。
【0008】このように構成されたものについてその作
動を説明する。ベルトコンベヤ14の一側におけるベル
ト13上部にギャップ出し前のガラス基板21が載置さ
れると共にその上部にシ−ト22が載置された後ベルト
コンベヤ14が作動してガラス基板21及びシ−ト22
を約180℃に加熱中の上下熱板3,10の間位置に移
動させて図1の状態にされる。次にサ−ボモ−タ5が作
動して電動シリンダ6の押出しロッド7を上昇させてゆ
く。これにより下テ−ブル8上の下熱板10及び取付フ
レ−ム11,11Aのベルトコンベヤ14、テンション
ロ−ラ17,17Aと共にガラス基板21及びシ−ト2
2が上昇されてゆく。この上昇によりガラス基板21及
びシ−ト22が上熱板3に接近し、ベルト13が押えロ
−ラ20,20Aとテンションロ−ラ17,17Aとに
より挾持される。この挾持により上下エヤ−シリンダ1
8,18A、15,15Aの力のバランスが保たれる。
さらに下テ−ブル8が上昇されて、上下エヤ−シリンダ
18,18A,15,15Aの内部圧力が均等に高めら
れてゆき所定圧力に達すると上下エヤ−シリンダ18,
18A,15,15Aからは図示されない圧力調節弁を
介して圧力エヤ−が放出されて、ベルト13,ガラス基
板21,シ−ト22がテンションロ−ラ17,17Aと
押えロ−ラ20,20Aによりバランスを保って支持さ
れながら下熱板10と共にゆっくり上昇して上熱板3と
により同期接触された後挾持押圧されて、ガラス基板2
1を所定時間加熱し、ガラス基板21のシ−ルを固化さ
せてギャップ出しを行なうものである。
【0009】尚370mm×470mm×1.1mのガラス
2枚をアライナ−で位置合わせした後シ−ル剤で貼合わ
せたガラス基板21を上記本発明装置と従来装置により
ギャップ出しを行なって比較すると、従来装置では上下
ガラスの温度差が14〜18℃となり、上下ガラスの位
置ずれが7〜15μmであったのに比べ本発明の装置で
は上下ガラスの温度差は2〜3℃にとどまり上下ガラス
の位置ずれも±1.5μmと極めて小さくなることが見
知できた。また上記実施の形態において押えロ−ラ2
0,20A及びテンションロ−ラ17,17Aは、圧力
調節弁に通じる上下エヤ−シリンダ18,18A,1
5,15Aに取付けられているがエヤ−シリンダの代り
にコイルばねを介して弾性支持をしてもよく要は押えロ
−ラ20,20A及びテンションロ−ラ17,17Aが
上下弾性支持体により弾性支持されていればよいのであ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
上熱板と下熱板との中間にギャップ出し前のガラス基板
を搬入し、このガラス基板を下熱板と同期して上昇させ
上熱板に接近した時点で弾性支持し、更なる下熱板の上
昇によりガラス基板を上熱板と下熱板とに同期接触させ
た後押圧して加熱するものであるから、ガラス基板の上
下ガラスはほぼ同時に上下熱板に接触するようになり温
度差によるガラスの反りや変形からの位置ずれを無くす
ことができギャップ出しの精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す模式図である。
【符号の説明】
3 上熱板 8 下テ−ブル 10 下熱板 13 ベルト 14 ベルトコンベヤ 15 15A 下エヤ−シリンダ(下弾性支持体) 17 17A Aテンションシリンダ 18 18A 上エヤ−シリンダ(上弾性支持体) 20 20A 押えロ−ラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギャップ出し前のガラス基板を上熱板と
    下熱板との中間位置に搬入する工程と、前記下熱板と搬
    入されたガラス基板とを前記上熱板に向かって同期上昇
    させ該ガラス基板が前記上熱板に当接する直前において
    該ガラス基板の上昇を弾性支持する工程と、前記下熱板
    の更なる上昇によりガラス基板を下熱板と上熱板とで同
    期して接触させた後押圧して加熱する工程と、から成る
    ことを特徴とする液晶セルのギャップ出し方法
  2. 【請求項2】 昇降可能にして配置された下テ−ブル8
    の上部に下熱板10を設けると共に前記下テ−ブル10
    の上方に、その下部に前記下熱板10に対応する上熱板
    3を設けた上テ−ブル4を固定して設け、前記下テ−ブ
    ル10の左右両側に取付フレ−ム11,11Aを延長さ
    せて連結すると共に該取付フレ−ム11,11A上に、
    前記下熱板10の上方をベルト13が掛け渡るベルトコ
    ンベヤ14を架設し、前記取付フレ−ム11,11Aに
    前記ベルトコンベヤ14のベルト13を前記下熱板10
    の上面よりも高い位置で支持する下弾性支持体15,1
    5Aを設けると共に前記上テ−ブル4にはその下端が前
    記上熱板3の下面よりも下方に突出する上弾性支持体1
    8,18Aを前記下弾性支持体15,15Aに対向して
    設けたことを特徴とする液晶セルのギャップ出し装置
JP26555096A 1996-09-13 1996-09-13 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 Pending JPH1090641A (ja)

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JP26555096A Pending JPH1090641A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457269A (en) * 2008-02-07 2009-08-12 Jbs Process Enginerrng Ltd A press for compressing tortilla

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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