JPH10148830A - 液晶表示素子の製造装置 - Google Patents
液晶表示素子の製造装置Info
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- JPH10148830A JPH10148830A JP30816996A JP30816996A JPH10148830A JP H10148830 A JPH10148830 A JP H10148830A JP 30816996 A JP30816996 A JP 30816996A JP 30816996 A JP30816996 A JP 30816996A JP H10148830 A JPH10148830 A JP H10148830A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配向膜の膜面に対するラビングローラの接触
圧力を均一に保って高い精度でその膜面に適正な配向処
理を施すことができる液晶表示素子の製造装置、および
互いに重なり合った一対の基板の全体を均一に加圧し、
その両基板間のギャップ幅をばらつきなく高い精度で均
一に保持して両基板を接合することができる液晶表示素
子の製造装置を提供する。 【解決手段】 ラビングローラ5の水平に対する上下の
傾斜姿勢を制御する姿勢制御素子7を設け、ラビングロ
ーラ5の下降に伴うそのラビングローラ5と基板ステー
ジ1の上の基板Aの配向膜との接触時の圧力分布を検出
する圧力センサを設け、この圧力センサが検出する圧力
分布のデータに基づいて姿勢制御素子7を介してラビン
グローラ5の水平に対する上下の傾斜姿勢を逐次制御し
ながら配向膜の膜面をラビングする。
圧力を均一に保って高い精度でその膜面に適正な配向処
理を施すことができる液晶表示素子の製造装置、および
互いに重なり合った一対の基板の全体を均一に加圧し、
その両基板間のギャップ幅をばらつきなく高い精度で均
一に保持して両基板を接合することができる液晶表示素
子の製造装置を提供する。 【解決手段】 ラビングローラ5の水平に対する上下の
傾斜姿勢を制御する姿勢制御素子7を設け、ラビングロ
ーラ5の下降に伴うそのラビングローラ5と基板ステー
ジ1の上の基板Aの配向膜との接触時の圧力分布を検出
する圧力センサを設け、この圧力センサが検出する圧力
分布のデータに基づいて姿勢制御素子7を介してラビン
グローラ5の水平に対する上下の傾斜姿勢を逐次制御し
ながら配向膜の膜面をラビングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配向膜の膜面を
所定の圧力で所定方向にラビングし、あるいは互いに重
なり合った一対の基板を加圧して接合する液晶表示素子
の製造装置に関する。
所定の圧力で所定方向にラビングし、あるいは互いに重
なり合った一対の基板を加圧して接合する液晶表示素子
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、透明な電極を形成した
一対の基板を、その電極形成面が互いに対向するように
重ね合わせ、この両基板を枠状のシール材を介して接合
し、前記シール材と両基板とで囲まれる領域内に液晶を
封入してなる。
一対の基板を、その電極形成面が互いに対向するように
重ね合わせ、この両基板を枠状のシール材を介して接合
し、前記シール材と両基板とで囲まれる領域内に液晶を
封入してなる。
【0003】各基板の電極形成面には配向膜が形成さ
れ、この配向膜はポリイミド樹脂等からなり、その膜面
には、液晶分子を所定の方向に配向させるための配向処
理が施されている。
れ、この配向膜はポリイミド樹脂等からなり、その膜面
には、液晶分子を所定の方向に配向させるための配向処
理が施されている。
【0004】この配向処理は、配向膜の膜面を所定の圧
力で所定方向にラビングする方法で行なわれており、こ
のラビングの処理に用いられる装置は、水平方向に移動
する基板ステージの上方にラビングローラが設けられて
いる。
力で所定方向にラビングする方法で行なわれており、こ
のラビングの処理に用いられる装置は、水平方向に移動
する基板ステージの上方にラビングローラが設けられて
いる。
【0005】ラビングローラは、一定の長さを有するロ
ーラの外周面に例えばナイロンやレーヨン等からなるビ
ロード状のラビング布を巻き付けてなる。そしてこのラ
ビングローラが昇降機構を介して前記基板ステージの上
面と平行な状態で昇降可能に支持されている。
ーラの外周面に例えばナイロンやレーヨン等からなるビ
ロード状のラビング布を巻き付けてなる。そしてこのラ
ビングローラが昇降機構を介して前記基板ステージの上
面と平行な状態で昇降可能に支持されている。
【0006】ラビング処理時には、まず基板ステージの
上に、配向膜が形成された基板をその配向膜形成面を上
にして載置する。この状態でラビングローラを所定方向
に回転させるとともに、昇降機構によりラビングローラ
を下降させてそのラビングローラの表面を配向膜の膜面
に所定の圧力で接触させ、かつ基板ステージを水平方向
に移動させる。これによりラビングローラの表面で配向
膜の膜面が所定方向に擦られて配向処理が施される。
上に、配向膜が形成された基板をその配向膜形成面を上
にして載置する。この状態でラビングローラを所定方向
に回転させるとともに、昇降機構によりラビングローラ
を下降させてそのラビングローラの表面を配向膜の膜面
に所定の圧力で接触させ、かつ基板ステージを水平方向
に移動させる。これによりラビングローラの表面で配向
膜の膜面が所定方向に擦られて配向処理が施される。
【0007】両基板の配向膜に対する配向処理がそれぞ
れ終了した後には、その両基板を互いに重ね合わせて接
合する。この接合に用いられる装置は、水平に設けられ
た基板ステージと、この基板ステージの上に昇降可能に
設けられた加圧プレートとで構成されている。そして基
板接合時には、まず基板ステージの上に、粒状のスペー
サを散布したいずれか一方の基板をその配向膜形成面を
上に向けて載置する。また、他方の基板の配向膜形成面
の周縁部に枠状にシール材を塗布する。そして前記一方
の基板の上に前記他方の基板をその各配向膜形成面が互
いに対向するように前記シール材を介して重ね合わせ
る。
れ終了した後には、その両基板を互いに重ね合わせて接
合する。この接合に用いられる装置は、水平に設けられ
た基板ステージと、この基板ステージの上に昇降可能に
設けられた加圧プレートとで構成されている。そして基
板接合時には、まず基板ステージの上に、粒状のスペー
サを散布したいずれか一方の基板をその配向膜形成面を
上に向けて載置する。また、他方の基板の配向膜形成面
の周縁部に枠状にシール材を塗布する。そして前記一方
の基板の上に前記他方の基板をその各配向膜形成面が互
いに対向するように前記シール材を介して重ね合わせ
る。
【0008】この状態で、基板ステージの上方に配置す
る加圧プレートを下降し、この加圧プレートで互いに重
なり合った一対の基板を所定の圧力で加圧して両基板間
の隙間つまりセルギャップが一定となるように前記スペ
ーサを介してそのギャップ幅を規制する。そしてこの状
態のもとで、シール材を硬化させて両基板を接合する。
る加圧プレートを下降し、この加圧プレートで互いに重
なり合った一対の基板を所定の圧力で加圧して両基板間
の隙間つまりセルギャップが一定となるように前記スペ
ーサを介してそのギャップ幅を規制する。そしてこの状
態のもとで、シール材を硬化させて両基板を接合する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配向膜に対
する配向処理は、液晶の分子を配向膜の膜面に対して所
定のプレチルト角で所定の方向に配向させる目的で行わ
れるものであるが、従来のラビング用の装置において
は、ラビングローラが常に一定の姿勢で下降して配向膜
の膜面に接触し、このため基板に部分的な歪み等が生じ
ていると、配向膜の膜面に対するラビングローラの接触
圧力が変化し、このため配向膜の膜面の全体に亘る配向
処理を高い精度を保って施すことが困難となり、その配
向処理にばらつきが生じて表示むら等の原因となってし
まう。
する配向処理は、液晶の分子を配向膜の膜面に対して所
定のプレチルト角で所定の方向に配向させる目的で行わ
れるものであるが、従来のラビング用の装置において
は、ラビングローラが常に一定の姿勢で下降して配向膜
の膜面に接触し、このため基板に部分的な歪み等が生じ
ていると、配向膜の膜面に対するラビングローラの接触
圧力が変化し、このため配向膜の膜面の全体に亘る配向
処理を高い精度を保って施すことが困難となり、その配
向処理にばらつきが生じて表示むら等の原因となってし
まう。
【0010】また、従来の基板接合用の装置において
は、加圧プレートが常に一定の姿勢で下降して基板に接
触し、このため基板に部分的な歪み等が生じていると、
互いに重なり合った一対の基板に対する加圧力が部分的
に変化し、この変化で両基板の全体を均一に加圧するこ
とが困難となり、その両基板間のギャップ幅に部分的な
ばらつきが生じて表示むら等の原因となってしまう。
は、加圧プレートが常に一定の姿勢で下降して基板に接
触し、このため基板に部分的な歪み等が生じていると、
互いに重なり合った一対の基板に対する加圧力が部分的
に変化し、この変化で両基板の全体を均一に加圧するこ
とが困難となり、その両基板間のギャップ幅に部分的な
ばらつきが生じて表示むら等の原因となってしまう。
【0011】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、配向膜の膜面に対
するラビングローラの接触圧力を常に均一に保って高い
精度でその膜面に適正な配向処理を施すことができる液
晶表示素子の製造装置、および互いに重なり合った一対
の基板の全体を均一に加圧し、その両基板間のギャップ
幅をばらつきなく高い精度を保って両基板を接合するこ
とができる液晶表示素子の製造装置を提供することにあ
る。
たもので、その目的とするところは、配向膜の膜面に対
するラビングローラの接触圧力を常に均一に保って高い
精度でその膜面に適正な配向処理を施すことができる液
晶表示素子の製造装置、および互いに重なり合った一対
の基板の全体を均一に加圧し、その両基板間のギャップ
幅をばらつきなく高い精度を保って両基板を接合するこ
とができる液晶表示素子の製造装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板ステージおよびこの基板ステージの上方に水平に配
置したラビングローラを備え、配向膜を形成した基板を
前記基板ステージの上に載置し、前記ラビングローラを
基板ステージに対して相対的に下降させて前記基板の配
向膜にラビングローラの表面を接触させるとともに、基
板ステージをラビングローラに対して相対的に水平に移
動させることにより、前記ラビングローラの表面で前記
配向膜の膜面を所定方向にラビングする装置において、
前記ラビングローラの水平に対する上下の傾斜姿勢を制
御する姿勢制御手段を設け、前記ラビングローラの下降
に伴うそのラビングローラと基板ステージの上の基板の
配向膜との接触の圧力分布を検出する圧力検出手段を設
け、この圧力検出手段が検出する圧力分布のデータに基
づいて前記姿勢制御手段を介してラビングローラの水平
に対する上下の傾斜姿勢を逐次制御しながら配向膜の膜
面をラビングするようにしたものである。
基板ステージおよびこの基板ステージの上方に水平に配
置したラビングローラを備え、配向膜を形成した基板を
前記基板ステージの上に載置し、前記ラビングローラを
基板ステージに対して相対的に下降させて前記基板の配
向膜にラビングローラの表面を接触させるとともに、基
板ステージをラビングローラに対して相対的に水平に移
動させることにより、前記ラビングローラの表面で前記
配向膜の膜面を所定方向にラビングする装置において、
前記ラビングローラの水平に対する上下の傾斜姿勢を制
御する姿勢制御手段を設け、前記ラビングローラの下降
に伴うそのラビングローラと基板ステージの上の基板の
配向膜との接触の圧力分布を検出する圧力検出手段を設
け、この圧力検出手段が検出する圧力分布のデータに基
づいて前記姿勢制御手段を介してラビングローラの水平
に対する上下の傾斜姿勢を逐次制御しながら配向膜の膜
面をラビングするようにしたものである。
【0013】このような製造装置においては、ラビング
ローラの表面と配向膜の膜面との接触圧を均一に保って
ラビングすることができ、したがって配向膜の膜面の全
体に一様で均一な配向処理を施すことが可能となる。
ローラの表面と配向膜の膜面との接触圧を均一に保って
ラビングすることができ、したがって配向膜の膜面の全
体に一様で均一な配向処理を施すことが可能となる。
【0014】請求項2に係る発明は、基板ステージおよ
びこの基板ステージの上方に水平に配置した加圧プレー
トを備え、シール材を介して互いに重なり合う一対の基
板を前記基板ステージの上に配置し、前記加圧プレート
を基板ステージに対して相対的に下降させて前記一対の
基板を加圧して接合する装置において、前記加圧プレー
トの各部位の加圧力を制御する加圧制御手段と、前記加
圧プレートの下降に伴う基板ステージの上の基板に対す
る加圧の圧力分布を検出する圧力検出手段とを設け、基
板ステージの上の一対の基板を前記加圧制御手段によ
り、前記圧力検出手段が検出する圧力分布データに基づ
いて、各部位の加圧力を均一に制御して加圧するように
したものである。
びこの基板ステージの上方に水平に配置した加圧プレー
トを備え、シール材を介して互いに重なり合う一対の基
板を前記基板ステージの上に配置し、前記加圧プレート
を基板ステージに対して相対的に下降させて前記一対の
基板を加圧して接合する装置において、前記加圧プレー
トの各部位の加圧力を制御する加圧制御手段と、前記加
圧プレートの下降に伴う基板ステージの上の基板に対す
る加圧の圧力分布を検出する圧力検出手段とを設け、基
板ステージの上の一対の基板を前記加圧制御手段によ
り、前記圧力検出手段が検出する圧力分布データに基づ
いて、各部位の加圧力を均一に制御して加圧するように
したものである。
【0015】このような製造装置においては、互いに重
なり合った一対の基板を加圧プレートを介してその全体
に亘って均一に加圧することができ、したがってその両
基板間のセルギャップを両基板の全体に亘って一定の幅
に規制して接合することができる。
なり合った一対の基板を加圧プレートを介してその全体
に亘って均一に加圧することができ、したがってその両
基板間のセルギャップを両基板の全体に亘って一定の幅
に規制して接合することができる。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る発明における基板ステージの上面に複数の圧力セ
ンサを均等的に設け、これら圧力センサで圧力検出手段
を構成してある。
に係る発明における基板ステージの上面に複数の圧力セ
ンサを均等的に設け、これら圧力センサで圧力検出手段
を構成してある。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に係る発明においては、
基板ステージおよびこの基板ステージの上方に水平に配
置するラビングローラを設け、さらに前記ラビングロー
ラの水平に対する上下の傾斜姿勢を制御する姿勢制御手
段および前記ラビングローラの下降に伴うそのラビング
ローラと基板ステージの上の基板の配向膜との接触の圧
力分布を検出する圧力検出手段を設ける。
基板ステージおよびこの基板ステージの上方に水平に配
置するラビングローラを設け、さらに前記ラビングロー
ラの水平に対する上下の傾斜姿勢を制御する姿勢制御手
段および前記ラビングローラの下降に伴うそのラビング
ローラと基板ステージの上の基板の配向膜との接触の圧
力分布を検出する圧力検出手段を設ける。
【0018】そして、基板ステージの上には、配向膜を
形成した基板を載置し、この状態で前記ラビングローラ
を基板ステージに対して相対的に下降させて前記基板の
配向膜にラビングローラの表面を接触させるとともに、
基板ステージをラビングローラに対して相対的に水平に
移動させて前記ラビングローラの表面で前記配向膜の膜
面を所定方向にラビングする。
形成した基板を載置し、この状態で前記ラビングローラ
を基板ステージに対して相対的に下降させて前記基板の
配向膜にラビングローラの表面を接触させるとともに、
基板ステージをラビングローラに対して相対的に水平に
移動させて前記ラビングローラの表面で前記配向膜の膜
面を所定方向にラビングする。
【0019】この際、前記ラビングローラの下降に伴う
そのラビングローラと基板ステージの上の基板の配向膜
との接触の圧力分布を前記圧力検出手段により検出し、
この圧力検出手段が検出する圧力分布のデータに基づい
て前記姿勢制御手段を介してラビングローラの水平に対
する上下の傾斜姿勢を逐次制御しながら配向膜の膜面を
ラビングする。
そのラビングローラと基板ステージの上の基板の配向膜
との接触の圧力分布を前記圧力検出手段により検出し、
この圧力検出手段が検出する圧力分布のデータに基づい
て前記姿勢制御手段を介してラビングローラの水平に対
する上下の傾斜姿勢を逐次制御しながら配向膜の膜面を
ラビングする。
【0020】請求項2に係る発明においては、基板ステ
ージおよびこの基板ステージの上方に水平に配置する加
圧プレートを設け、さらに前記加圧プレートの各部位の
加圧力を制御する加圧制御手段、および前記加圧プレー
トの下降に伴う基板ステージの上の基板に対する加圧の
圧力分布を検出する圧力検出手段を設ける。そして、基
板ステージの上の一対の基板を前記加圧制御手段によ
り、前記圧力検出手段が検出する圧力検出データに基づ
いて、各部位の加圧力を均一に制御して加圧する。
ージおよびこの基板ステージの上方に水平に配置する加
圧プレートを設け、さらに前記加圧プレートの各部位の
加圧力を制御する加圧制御手段、および前記加圧プレー
トの下降に伴う基板ステージの上の基板に対する加圧の
圧力分布を検出する圧力検出手段を設ける。そして、基
板ステージの上の一対の基板を前記加圧制御手段によ
り、前記圧力検出手段が検出する圧力検出データに基づ
いて、各部位の加圧力を均一に制御して加圧する。
【0021】この際、前記加圧プレートの下降に伴う基
板ステージの上の基板に対する加圧の圧力分布を前記圧
力検出手段により検出し、この圧力検出手段が検出する
圧力分布のデータに基づいて前記加圧制御手段を介して
加圧プレートの水平に対する上下の傾斜姿勢を制御しな
がら基板ステージの上の互いに重なり合う一対の基板を
加圧し、接合する。請求項3に係る発明においては、前
記基板ステージの上面に複数の圧力センサを均等的に設
け、これら圧力センサで圧力検出手段を構成する。
板ステージの上の基板に対する加圧の圧力分布を前記圧
力検出手段により検出し、この圧力検出手段が検出する
圧力分布のデータに基づいて前記加圧制御手段を介して
加圧プレートの水平に対する上下の傾斜姿勢を制御しな
がら基板ステージの上の互いに重なり合う一対の基板を
加圧し、接合する。請求項3に係る発明においては、前
記基板ステージの上面に複数の圧力センサを均等的に設
け、これら圧力センサで圧力検出手段を構成する。
【0022】
【実施例】図1ないし図4には、この発明の第1の実施
例を示してあり、この第1の実施例は基板の配向膜の膜
面をラビングする液晶表示素子の製造装置である。この
装置は、図1に示すように、水平に配置した基板ステー
ジ1を備え、この基板ステージ1が図示しない駆動機構
による駆動でその長手方向に沿って水平に移動するよう
に構成されている。
例を示してあり、この第1の実施例は基板の配向膜の膜
面をラビングする液晶表示素子の製造装置である。この
装置は、図1に示すように、水平に配置した基板ステー
ジ1を備え、この基板ステージ1が図示しない駆動機構
による駆動でその長手方向に沿って水平に移動するよう
に構成されている。
【0023】基板ステージ1の上方には、昇降機構2に
よる駆動で上下に昇降するベース3が水平に設けられて
いる。このベース3の下面の両側には互いに対向して一
対の支持スティ4が設けられ、これら支持スティ4間に
基板ステージ1の上面と平行を保つようにラビングロー
ラ5が水平に架設されている。
よる駆動で上下に昇降するベース3が水平に設けられて
いる。このベース3の下面の両側には互いに対向して一
対の支持スティ4が設けられ、これら支持スティ4間に
基板ステージ1の上面と平行を保つようにラビングロー
ラ5が水平に架設されている。
【0024】このラビングローラ5は、支軸6を有し、
外周には例えばナイロン等の合成繊維からなるラビング
布が巻き付けられている。そして前記支軸6の両端部は
姿勢制御手段を構成する姿勢制御素子7を介して前記支
持スティ4に回転自在に支持されている。前記姿勢制御
素子7は、支持した前記支軸6の端部を上下に変位させ
てラビングローラ5の全体の姿勢を水平に対して上下に
傾斜するように調整するものである。
外周には例えばナイロン等の合成繊維からなるラビング
布が巻き付けられている。そして前記支軸6の両端部は
姿勢制御手段を構成する姿勢制御素子7を介して前記支
持スティ4に回転自在に支持されている。前記姿勢制御
素子7は、支持した前記支軸6の端部を上下に変位させ
てラビングローラ5の全体の姿勢を水平に対して上下に
傾斜するように調整するものである。
【0025】前記一方の支持スティ4の側部には駆動モ
ータ8が設けられ、この駆動モータ8によりラビングロ
ーラ5の支軸6が駆動されてラビングローラ5が一方向
に一定の速度で回転するようになっている。
ータ8が設けられ、この駆動モータ8によりラビングロ
ーラ5の支軸6が駆動されてラビングローラ5が一方向
に一定の速度で回転するようになっている。
【0026】前記基板ステージ1の上面には、図2に示
すように、その上面の全体に均等的に配置するよう圧力
検出手段を構成する複数の圧力センサ9が設けられてい
る。そして図3に示すように、前記各圧力センサ9が検
出するデータ信号が制御部10に送られ、この信号の入
力に基づいて制御部10が前記姿勢制御素子7を駆動し
てラビングローラ5の姿勢を制御するようになってい
る。
すように、その上面の全体に均等的に配置するよう圧力
検出手段を構成する複数の圧力センサ9が設けられてい
る。そして図3に示すように、前記各圧力センサ9が検
出するデータ信号が制御部10に送られ、この信号の入
力に基づいて制御部10が前記姿勢制御素子7を駆動し
てラビングローラ5の姿勢を制御するようになってい
る。
【0027】次に、このように構成された製造装置の動
作について説明する。基板ステージ1の上には、図1お
よび図4に示すように、配向膜が形成された基板Aをそ
の配向膜形成面が上を向くように水平に載置する。
作について説明する。基板ステージ1の上には、図1お
よび図4に示すように、配向膜が形成された基板Aをそ
の配向膜形成面が上を向くように水平に載置する。
【0028】この状態において、ラビングローラ5が駆
動モータ8に駆動されて回転するとともに、昇降機構2
の動作でラビングローラ5が下降し、この下降に伴いラ
ビングローラ5の表面が基板Aの配向膜の膜面に接触す
る。そしてこの接触を維持して、基板ステージ1が図4
に示す矢印方向に水平に移動し、この移動で基板Aの表
面の配向膜の膜面が、その一端側から他端側に向ってラ
ビングローラ5により擦られ、一方向にラビングされ
る。
動モータ8に駆動されて回転するとともに、昇降機構2
の動作でラビングローラ5が下降し、この下降に伴いラ
ビングローラ5の表面が基板Aの配向膜の膜面に接触す
る。そしてこの接触を維持して、基板ステージ1が図4
に示す矢印方向に水平に移動し、この移動で基板Aの表
面の配向膜の膜面が、その一端側から他端側に向ってラ
ビングローラ5により擦られ、一方向にラビングされ
る。
【0029】基板Aが載置された基板ステージ1の表面
には、その全体に亘って複数の圧力センサ9が均等的に
設けられており、このためラビングローラ5が基板Aの
配向膜の膜面に接触してこの膜面に対して相対的にラビ
ングローラ5が水平方向に移動するときにおけるそのラ
ビングローラ5と配向膜の膜面との接触圧が前記各圧力
センサ9により逐次検出される。
には、その全体に亘って複数の圧力センサ9が均等的に
設けられており、このためラビングローラ5が基板Aの
配向膜の膜面に接触してこの膜面に対して相対的にラビ
ングローラ5が水平方向に移動するときにおけるそのラ
ビングローラ5と配向膜の膜面との接触圧が前記各圧力
センサ9により逐次検出される。
【0030】すなわち、ラビングローラ5の長手方向の
各部が配向膜の膜面とその全長に亘って均一な圧力で接
触しているか否かが検出され、この検出のデータが制御
部10に送られる。そしてその圧力が均一でないとき
に、制御部10の出力信号により姿勢制御素子7が駆動
され、ラビングローラ5の姿勢が制御される。
各部が配向膜の膜面とその全長に亘って均一な圧力で接
触しているか否かが検出され、この検出のデータが制御
部10に送られる。そしてその圧力が均一でないとき
に、制御部10の出力信号により姿勢制御素子7が駆動
され、ラビングローラ5の姿勢が制御される。
【0031】例えば、ラビングローラ5の一端側での接
触圧が所定圧力よりも大きくなってラビングローラ5の
長手方向の全体に亘る接触圧が不均一となったときに
は、姿勢制御素子7によりラビングローラ5の一端側が
上方に変位するようにその姿勢が制御され、この姿勢制
御でラビングローラ5の長手方向の全体に亘る接触圧が
均一に保たれる。
触圧が所定圧力よりも大きくなってラビングローラ5の
長手方向の全体に亘る接触圧が不均一となったときに
は、姿勢制御素子7によりラビングローラ5の一端側が
上方に変位するようにその姿勢が制御され、この姿勢制
御でラビングローラ5の長手方向の全体に亘る接触圧が
均一に保たれる。
【0032】このようにラビングローラ5と基板Aの配
向膜の膜面との接触圧が、そのラビングローラ5の長手
方向の全体に亘って均一に保たれながら、配向膜の膜面
がラビングローラ5により擦られて一方向にラビングさ
れ、したがってそのラビングによる配向処理状態が配向
膜の膜面の全体に亘って均一となる。
向膜の膜面との接触圧が、そのラビングローラ5の長手
方向の全体に亘って均一に保たれながら、配向膜の膜面
がラビングローラ5により擦られて一方向にラビングさ
れ、したがってそのラビングによる配向処理状態が配向
膜の膜面の全体に亘って均一となる。
【0033】なお、基板Aの斜め方向にラビングする場
合には、ラビングローラ5の進行に伴い基板Aとの接触
面積が変化するが、この実施例では接触面積の変化によ
る圧力の変動を圧力センサ9でとらえ、前述の姿勢制御
手段により均一な配向処理を実施することができる。
合には、ラビングローラ5の進行に伴い基板Aとの接触
面積が変化するが、この実施例では接触面積の変化によ
る圧力の変動を圧力センサ9でとらえ、前述の姿勢制御
手段により均一な配向処理を実施することができる。
【0034】さらに、この実施例においては、基板ステ
ージ1を水平方向に移動させることにより配向膜の膜面
を一方向にラビングするようにしたが、基板ステージ1
を固定し、ラビングローラ5を基板ステージ1に対して
水平方向に移動させて配向膜の膜面を一方向にラビング
するような場合であってもよい。
ージ1を水平方向に移動させることにより配向膜の膜面
を一方向にラビングするようにしたが、基板ステージ1
を固定し、ラビングローラ5を基板ステージ1に対して
水平方向に移動させて配向膜の膜面を一方向にラビング
するような場合であってもよい。
【0035】図5ないし図8には、この発明の第2の実
施例を示してあり、この第2の実施例は互いに重なり合
った一対の基板を加圧して接合する液晶表示素子用の製
造装置である。
施例を示してあり、この第2の実施例は互いに重なり合
った一対の基板を加圧して接合する液晶表示素子用の製
造装置である。
【0036】この製造装置は、図5に示すように、水平
に配置した基板ステージ21を備え、この基板ステージ
21の上方には、昇降機構22による駆動で上下に昇降
するベース23が水平に設けられている。
に配置した基板ステージ21を備え、この基板ステージ
21の上方には、昇降機構22による駆動で上下に昇降
するベース23が水平に設けられている。
【0037】前記ベース23の下面には、加圧制御手段
を構成する複数の加圧制御素子24を介して加圧プレー
ト25が基板ステージ21の上面と平行を保つように水
平に取り付けられている。
を構成する複数の加圧制御素子24を介して加圧プレー
ト25が基板ステージ21の上面と平行を保つように水
平に取り付けられている。
【0038】前記加圧制御素子24は、図6に示すよう
に、加圧プレート25の上面に均等的に配置するように
設けられている。そしてこれら加圧制御素子24は、そ
の長手方向に伸縮し、その伸縮動作で加圧プレート25
の各部位に作用する加圧力を調整する機能を有してい
る。例えば、エアーシリンダなどが用いられ、エアーの
圧力により加圧力は制御される。
に、加圧プレート25の上面に均等的に配置するように
設けられている。そしてこれら加圧制御素子24は、そ
の長手方向に伸縮し、その伸縮動作で加圧プレート25
の各部位に作用する加圧力を調整する機能を有してい
る。例えば、エアーシリンダなどが用いられ、エアーの
圧力により加圧力は制御される。
【0039】前記基板ステージ21の上面には、図7に
示すように、その上面の全体に均等的に配置するように
圧力検出手段を構成する複数の圧力センサ26が設けら
れている。そして図8に示すように、前記各圧力センサ
26が検出するデータ信号が制御部27に送られ、この
信号の入力に基づいて制御部27が前記加圧制御素子2
4を駆動して加圧プレート25の姿勢を制御するように
なっている。
示すように、その上面の全体に均等的に配置するように
圧力検出手段を構成する複数の圧力センサ26が設けら
れている。そして図8に示すように、前記各圧力センサ
26が検出するデータ信号が制御部27に送られ、この
信号の入力に基づいて制御部27が前記加圧制御素子2
4を駆動して加圧プレート25の姿勢を制御するように
なっている。
【0040】次に、このように構成された製造装置の動
作について説明する。基板ステージ21の上には、図5
に示すように、液晶表示素子を構成する一方の基板A1
を載置し、この基板A1 の上に他方の基板A2 を重ね合
せる。両基板A1 ,A2 を重ね合せるときには、そのい
ずれか一方の基板A1 (A2 )に枠状にシール材Sを塗
布し、このシール材Sを介して両基板A1 ,A2 を重ね
合せる。
作について説明する。基板ステージ21の上には、図5
に示すように、液晶表示素子を構成する一方の基板A1
を載置し、この基板A1 の上に他方の基板A2 を重ね合
せる。両基板A1 ,A2 を重ね合せるときには、そのい
ずれか一方の基板A1 (A2 )に枠状にシール材Sを塗
布し、このシール材Sを介して両基板A1 ,A2 を重ね
合せる。
【0041】そして、その両基板A1 ,A2 間にスペー
サ(図示せず)を散布して分散させ、この状態のもと
で、昇降機構22の動作で加圧プレート25が下降し、
この加圧プレート25で互いに重なり合った両基板A1
,A2 が所定の圧力で加圧される。
サ(図示せず)を散布して分散させ、この状態のもと
で、昇降機構22の動作で加圧プレート25が下降し、
この加圧プレート25で互いに重なり合った両基板A1
,A2 が所定の圧力で加圧される。
【0042】基板が載置された基板ステージ21の上面
には、その全体に亘って複数の圧力センサ26が均等的
に設けられており、このため加圧プレート25が下降し
てこの加圧プレート25で両基板A1 ,A2 が加圧され
たときにおけるその加圧力の分布が前記各圧力センサ2
6により検出される。
には、その全体に亘って複数の圧力センサ26が均等的
に設けられており、このため加圧プレート25が下降し
てこの加圧プレート25で両基板A1 ,A2 が加圧され
たときにおけるその加圧力の分布が前記各圧力センサ2
6により検出される。
【0043】すなわち、加圧プレート25により両基板
A1 ,A2 の各部が均一に加圧されているか否かが各圧
力センサ26により検出され、この検出のデータが制御
部27に送られる。そして均一な加圧でないときに、そ
のデータに基づいて制御部27が信号を出力し、この信
号で加圧制御素子24が駆動され、加圧プレート25の
圧力分布が制御される。
A1 ,A2 の各部が均一に加圧されているか否かが各圧
力センサ26により検出され、この検出のデータが制御
部27に送られる。そして均一な加圧でないときに、そ
のデータに基づいて制御部27が信号を出力し、この信
号で加圧制御素子24が駆動され、加圧プレート25の
圧力分布が制御される。
【0044】例えば、加圧プレート25の一側縁側での
加圧力が所定圧力よりも大きくなって両基板A1 ,A2
の全体に亘る加圧力が不均一となったときには、加圧制
御素子24により加圧プレート25の一側縁側に加わる
圧力を低くするようにその加圧が制御され、この姿勢制
御で加圧プレート25による両基板A1 ,A2 の全体に
対する加圧力が均一に保たれる。
加圧力が所定圧力よりも大きくなって両基板A1 ,A2
の全体に亘る加圧力が不均一となったときには、加圧制
御素子24により加圧プレート25の一側縁側に加わる
圧力を低くするようにその加圧が制御され、この姿勢制
御で加圧プレート25による両基板A1 ,A2 の全体に
対する加圧力が均一に保たれる。
【0045】このように両基板A1 ,A2 の全体が均一
に加圧され、したがって両基板A1,A2 間の隙間つま
りセルギャップが両基板A1 ,A2 の全体に亘って一定
の幅に規制される。そしてこの状態のもとで、シール材
Sを硬化させて両基板A1 ,A2 を接合する。
に加圧され、したがって両基板A1,A2 間の隙間つま
りセルギャップが両基板A1 ,A2 の全体に亘って一定
の幅に規制される。そしてこの状態のもとで、シール材
Sを硬化させて両基板A1 ,A2 を接合する。
【0046】なお、この実施例においては、基板ステー
ジ21の上面に複数の圧力センサ26を均等的に設けて
圧力検出手段を構成するようにしたが、加圧プレート2
5の下面に複数の圧力センサ26を均等的に設けて圧力
検出手段を構成するようにしてもよい。
ジ21の上面に複数の圧力センサ26を均等的に設けて
圧力検出手段を構成するようにしたが、加圧プレート2
5の下面に複数の圧力センサ26を均等的に設けて圧力
検出手段を構成するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、ラビングローラの表面と配向膜の膜面との
接触圧を均一に保ってラビングすることができ、したが
って配向膜の膜面の全体に一様で均一な配向処理を施す
ことができる。
明によれば、ラビングローラの表面と配向膜の膜面との
接触圧を均一に保ってラビングすることができ、したが
って配向膜の膜面の全体に一様で均一な配向処理を施す
ことができる。
【0048】また、請求項2に係る発明によれば、互い
に重なり合った一対の基板を加圧プレートを介してその
全体に亘って均一に加圧することができ、したがってそ
の両基板間のセルギャップを両基板の全体に亘って一定
の幅に規制して接合することができる。
に重なり合った一対の基板を加圧プレートを介してその
全体に亘って均一に加圧することができ、したがってそ
の両基板間のセルギャップを両基板の全体に亘って一定
の幅に規制して接合することができる。
【図1】この発明の第1の実施例に係る液晶表示素子の
製造装置を示す正面図。
製造装置を示す正面図。
【図2】その製造装置における基板ステージを示す斜視
図。
図。
【図3】その製造装置の回路構成を示すブロック図。
【図4】その製造装置の動作時の状態を示す側面図。
【図5】この発明の第2の実施例に係る液晶表示素子の
製造装置を示す正面図。
製造装置を示す正面図。
【図6】その製造装置における加圧制御素子の配置状態
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図7】その製造装置における基板ステージを示す斜視
図。
図。
【図8】その製造装置の回路構成を示すブロック図。
1…基板ステージ 2…昇降機構 5…ラビングローラ 7…姿勢制御素子(姿勢制御手段) 9…圧力センサ(圧力検出手段) 10…制御部 21…基板ステージ 22…昇降機構 24…加圧制御素子(加圧制御手段) 25…加圧プレート 26…圧力センサ(圧力検出手段) 27…制御部
Claims (3)
- 【請求項1】基板ステージおよびこの基板ステージの上
方に水平に配置したラビングローラを備え、配向膜を形
成した基板を前記基板ステージの上に載置し、前記ラビ
ングローラを基板ステージに対して相対的に下降させて
前記基板の配向膜にラビングローラの表面を接触させる
とともに、基板ステージをラビングローラに対して相対
的に水平に移動させることにより、前記ラビングローラ
の表面で前記配向膜の膜面を所定方向にラビングする装
置において、 前記ラビングローラの水平に対する上下の傾斜姿勢を制
御する姿勢制御手段を設け、前記ラビングローラの下降
に伴うそのラビングローラと基板ステージの上の基板の
配向膜との接触の圧力分布を検出する圧力検出手段を設
け、この圧力検出手段が検出する圧力分布のデータに基
づいて前記姿勢制御手段を介してラビングローラの水平
に対する上下の傾斜姿勢を逐次制御しながら配向膜の膜
面をラビングすることを特徴とする液晶表示素子の製造
装置。 - 【請求項2】基板ステージおよびこの基板ステージの上
方に水平に配置した加圧プレートを備え、シール材を介
して互いに重なり合う一対の基板を前記基板ステージの
上に配置し、前記加圧プレートを基板ステージに対して
相対的に下降させて前記一対の基板を加圧して接合する
装置において、 前記加圧プレートの各部位の加圧力を制御する加圧制御
手段と、前記加圧プレートの下降に伴う基板ステージの
上の基板に対する加圧の圧力分布を検出する圧力検出手
段とを設け、基板ステージの上の一対の基板を前記加圧
制御手段により、前記圧力検出手段が検出する圧力分布
データに基づいて、各部位の加圧力を均一に制御して加
圧することを特徴とする液晶表示素子の製造装置。 - 【請求項3】圧力検出手段は、基板ステージの上面に均
等的に設けられた複数の圧力センサにより構成されてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示
素子の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30816996A JPH10148830A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 液晶表示素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30816996A JPH10148830A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 液晶表示素子の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148830A true JPH10148830A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17977739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30816996A Pending JPH10148830A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 液晶表示素子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10148830A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100769179B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2007-10-23 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 반송롤러 정렬 지그 |
KR100860480B1 (ko) * | 2007-05-22 | 2008-09-26 | 위아무역주식회사 | 패널기판의 위치보정기능을 갖는 러빙장치 |
KR100939611B1 (ko) | 2005-12-29 | 2010-02-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 배향막의 러빙시스템 및 러빙방법, 이를 이용한액정표시소자 제조방법 |
KR101124842B1 (ko) * | 2010-06-09 | 2012-03-26 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 배향막 형성용 전사판 및 이를 이용한 배향막 검사방법 |
CN104678657A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-06-03 | 合肥京东方光电科技有限公司 | 摩擦布监控装置、摩擦取向装置、摩擦设备调整方法 |
CN107591428A (zh) * | 2017-09-13 | 2018-01-16 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 将柔性oled面板贴合到曲面盖板上的装置及方法 |
CN114706248A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-07-05 | 蚌埠市高远光电有限公司 | 一种用于液晶显示屏取向膜层的成膜装置 |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP30816996A patent/JPH10148830A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100769179B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2007-10-23 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 반송롤러 정렬 지그 |
KR100939611B1 (ko) | 2005-12-29 | 2010-02-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 배향막의 러빙시스템 및 러빙방법, 이를 이용한액정표시소자 제조방법 |
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KR101124842B1 (ko) * | 2010-06-09 | 2012-03-26 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 배향막 형성용 전사판 및 이를 이용한 배향막 검사방법 |
CN104678657A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-06-03 | 合肥京东方光电科技有限公司 | 摩擦布监控装置、摩擦取向装置、摩擦设备调整方法 |
CN104678657B (zh) * | 2015-03-26 | 2017-08-25 | 合肥京东方光电科技有限公司 | 摩擦布监控装置、摩擦取向装置、摩擦设备调整方法 |
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CN107591428B (zh) * | 2017-09-13 | 2020-02-07 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 将柔性oled面板贴合到曲面盖板上的装置及方法 |
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