JP2568548B2 - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶パネルの上下基板間に液晶注入するた
めのギャップを形成し、基板周囲のシール材で固定する
場合のシール材硬化迄の加圧方法を適確に簡易に行なう
液晶パネルの製造方法に関するものである。
従来の技術 従来液晶表示パネルの製造方法として以下のような方
法が一般的にある。すなわち、ガラス基板の一方の面に
透明電極、配向膜を形成し、ラビング等により配向処理
を行なった後、2枚の基板を正確に位置合わせを行ない
シール材およびスペーサー材を介して対向して貼り合わ
せ、このセルを加圧した状態でシール材を硬化させた
後、基板間隙に液晶を注入し、封口する。この様な製造
方法において、2枚の基板を正確に位置合わせを行ない
特定のギャップを得るために、セル全面を均一に加圧す
る方法として、特開昭59−185312号公報に提示されてる
ように、セル間隙空間を減圧状態で保持し、シール材を
硬化させる方法がある。又それ以外の方法では、加圧装
置等で荷重を加えたまま、シール硬化を行なうものがあ
った。
発明が解決しようとする問題点 この様な従来のセル加圧方法では、プラスチックフィ
ルムの袋にセルを入れ真空パックする場合、袋内及びセ
ル内を減圧状態にし、袋をヒーターで封着し、大気圧に
もどすことで大気圧によりセルは加圧を受ける。その
時、袋が大気圧で押される時に生じる袋のへしゃがり速
度の差で基板が袋に押され上下基板の位置がずれる。
又、加圧装置等でセルを加圧したままシール硬化を行な
うと、加圧装置がセルに当接する時、加圧装置の平行度
が悪いと、当接時に上下基板がずれる。更に加圧装置ご
とのシール硬化は、均一なギャップを得るのに不十分で
ある。上下基板がずれることは、上下基板の画素位置が
ずれることで、これにより、画素の開口率が下がり、画
質の劣化につながる。又今後高密度化になればなる程、
上下基板の位置精度は高精度が要求される。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、2枚の透明電
極基板の間にスペーサー材を配置するとともにシール材
を介して両者を貼り合わせてセルを形成し、このセルを
軟質材で作られた密封状のある袋にその開口部より挿入
し、挿入状態で、前記基板に対し平行で、前記基板の垂
直方向に移動可能な押圧部で前記袋の上から加圧し、そ
の後前記袋内を減圧状態にしてから前記袋の開口部を封
口して真空パックし、その後前記袋を介して前記押圧部
による圧力を印加しつつ大気圧にて前記セルを加圧する
ようにしたものである。
作用 本発明は上記の手段により加圧装置の押圧部で袋ごと
セルを加圧し、真空パック後も押圧部による圧力を印加
することで、大気圧でのセルに対する圧力印加時の袋の
へしゃがり速度の差により上下基板のずれを防止し、均
一なギャップを得ることができる。
実施例 以下本発明の1実施例を第1図〜第4図にて説明す
る。1は真空装置であって、蓋2を閉じ内部を真空ポン
プ(図示せず)で吸引することにより内部が減圧する。
この内部に加圧装置3を入れこの加圧装置3に貼り合わ
せた上下基板4,5を軟質材(例えばポリエチレンフィル
ム)の袋6に入れたものを挿入し、袋6の開口部7をヒ
ーター8上に置き、溶着パッド9で押え、開口部7を溶
着することができる。加圧装置3は、貼り合わせた上下
基板4,5(以下セル10と呼ぶ)を置くベース11と、その
ベース11上にあって、セル10を押圧する押圧部12があ
り、押圧部12は第1の板バネ13で保持されている。第1
の板バネ13の一端は固定され、他端は、第2の板バネ14
に取りつけられている。押圧部12の中心には、球15を介
してボルト16が回動自在に設けられ、ボルト16は、上部
ベース17に係合している。このボルト16を右あるいは左
に回転させることにより押圧部12は下がったり上がった
り移動する。押圧部12が上がり、ベース11とのすきまを
拡げた場合、第2の板バネ14がたわみ、押圧部12は第1
の板バネ13に保持されていても無理なく上下動できる。
更に、押圧部12は、中心をボルト16により支えられた左
右を第1の板バネ13で保持しているためベース11の面に
対し平行に上下移動が可能である。この様な構成の加圧
装置3でセル10を袋6に入れた後ボルト16を右回転させ
押圧部12を当接後所定のトルクで締めつけ、一定の荷重
をセル10に加える。この状態で真空装置1の蓋2を閉じ
内部を減圧後袋6の開口部を溶着し、袋6の内部の減圧
状態のまま真空装置1内部を大気圧にもどしてやると、
大気圧の力で袋6は加圧されセル10は均等に圧力が加え
られる。この時、袋6のへしゃがりの速度が微少に異な
り、又、セル10への袋6の接触力が異なることで上下基
板4,5にずれが発生するが、セル10を所定圧力で押圧し
ているため、上下基板4,5の摩擦力がずれ力より大きい
ためセル10はずれることなく真空パックされる。又加圧
装置3での押圧時には、セル10に対し平行に当接し、更
にボルト16での加圧時にも球15による点接触のためボル
ト16の回転ずれ等が発生せず安定に押圧できる。この時
の加圧装置3での押圧力は、約0.05kg/cm2〜0.15kg/cm2
が適当でボルト16のトルク値としては0.5kgcm〜1.5kgcm
が適当であった。この値は、真空パックの力が、すなわ
ち大気圧1kg/cm2に比べ低く、この加圧装置3での押圧
力が多少変動してもセル10のギャップ形成には影響はな
く、均一な加圧力が得られる。又、押圧部12の形状は、
例えば中央部をくり抜き、セル10のシール材17塗布部の
み加圧してもよく、この場合には、接触面積が小さくな
るためボルト16のトルク値は減少させることができる。
但しこの場合は、押圧部12のセル10の当接部の一部を切
り欠きとして、中央部のくり抜き部に通気孔を設ける必
要がある。更に、セル10をボルト16で押圧する時の押圧
速度が速いと、セル10内に散布されているスペーサー材
18がセル10内の空気が乱れることにより動くことがあ
り、この場合は、例えばボルト16をエアシリンダー(図
示せず)などで置き換え、真空装置3内で減圧後セル10
をエアシリンダーで押圧するようにすれば、セル10内の
スペーサー材18は空気の乱れがなくなり移動することは
ない。又、セル10を押圧部12で当接するため、当然異物
等を間にはさまると、局部的圧力になり、この場合は、
局部的に大気圧力より大きい加圧が生じるためギャップ
不良につながるが、これは、押圧部を弾性体19にするこ
とにより、異物がはさまっても、弾性体19が局部的加圧
を緩和するため、ギャップ不良に至らない。
発明の効果 以上の様な構成によると、簡単な加圧装置を真空装置
内に設置することで、上下基板はずれることなく、均一
なギャップが得られ、良好な液晶パネルが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶パネル製造方法を実施した装置の
側面図、第2図は同装置の断面図、第3図は同装置の正
面図、第4図は同装置の斜視図である。 1……真空装置、3……加圧装置、4,5……透明電極基
板、6……袋、8……ヒータ、10……セル、12……押圧
部、17……シール材、18……スペーサ材、19……弾性
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183619(JP,A) 特開 昭58−38921(JP,A) 特開 昭59−121024(JP,A) 特開 昭60−113212(JP,A) 特開 昭57−188018(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の透明電極基板の間にスペーサー材を
    配置するとともにシール材を介して両者を貼り合わせて
    セルを形成し、このセルを軟質材で作られた密封状のあ
    る袋にその開口部より挿入し、挿入状態で、前記基板に
    対し平行で、前記基板の垂直方向に移動可能な押圧部で
    前記袋の上から前記セルを加圧し、その後前記袋内を減
    圧状態にしてから前記袋の開口部を封口して真空パック
    し、その後前記袋を介して前記押圧部による圧力を印加
    しつつ大気圧にて前記セルを加圧することを特徴とする
    液晶パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】真空パック前の加圧力を大気圧より低く設
    定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液
    晶パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】真空パック前の加圧力をセル周囲のシール
    材の存在する部分としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の液晶パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】真空パック前の加圧を大気圧がかからない
    真空状態で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の液晶パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】加圧のために袋に当接する押圧部の接触部
    を弾性体で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の液晶パネルの製造方法。
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