JP3386712B2 - 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 - Google Patents
液晶セルのギャップ出し方法及びその装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明電極を埋設し
た２枚のガラス板を所定のギャップを設けてその周辺部
をシ−ルしたガラス基板を均一に押圧しながらシ−ルを
加熱固化させて液晶セルのギャップ出しをする方法及び
その装置に関する。
た２枚のガラス板を所定のギャップを設けてその周辺部
をシ−ルしたガラス基板を均一に押圧しながらシ−ルを
加熱固化させて液晶セルのギャップ出しをする方法及び
その装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来上記のような液晶セルのギャップ出
しは、加熱されている下熱板の上部にギャップ出し前の
ガラス基板を載置し、該ガラス基板を下熱板と共に上昇
させて加熱されている上熱板に押圧すると共に加熱して
シ−ルを固化させてギャップ出しをするのが一般的であ
る。
しは、加熱されている下熱板の上部にギャップ出し前の
ガラス基板を載置し、該ガラス基板を下熱板と共に上昇
させて加熱されている上熱板に押圧すると共に加熱して
シ−ルを固化させてギャップ出しをするのが一般的であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような液晶セル
のギャップ出しは最初に、加熱されている下熱板上にギ
ャップ出し前のガラス基板が載置されその後にガラス基
板が上熱板に接触されるようになるため、下側にあるガ
ラス板が先に加熱されて熱膨張し、遅れて上側にあるガ
ラス板が加熱されるようになり、その温度差によりガラ
ス板の反りや変形が起きて２枚のガラス板間に位置ずれ
が生じる問題があった。またガラス基板のギャップ出し
は、上・下熱板により押圧により行われることから装置
をこの押圧に耐える強固な構造にしなければならないと
共に上・下熱板の面精度を高くする必要があった。本発
明は上記の問題に鑑みて成されたもので２枚のガラス板
間の位置ずれが起らずかつ機械的に強固な構造にしなく
てもよい液晶セルのギャップ出し方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
のギャップ出しは最初に、加熱されている下熱板上にギ
ャップ出し前のガラス基板が載置されその後にガラス基
板が上熱板に接触されるようになるため、下側にあるガ
ラス板が先に加熱されて熱膨張し、遅れて上側にあるガ
ラス板が加熱されるようになり、その温度差によりガラ
ス板の反りや変形が起きて２枚のガラス板間に位置ずれ
が生じる問題があった。またガラス基板のギャップ出し
は、上・下熱板により押圧により行われることから装置
をこの押圧に耐える強固な構造にしなければならないと
共に上・下熱板の面精度を高くする必要があった。本発
明は上記の問題に鑑みて成されたもので２枚のガラス板
間の位置ずれが起らずかつ機械的に強固な構造にしなく
てもよい液晶セルのギャップ出し方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における液晶セルのギャップ出し方法は、熱
伝導性のよい耐熱ベルト上にギャップ出し前のガラス基
板を載置した後該耐熱ベルトと同一材質で成る耐熱シ−
トを、該ガラス基板を包み込んで該耐熱ベルトに被せ密
封する工程と、該密封された密閉空間内を真空減圧して
密閉空間内のガラス基板を耐熱シ−ト及び耐熱ベルトを
介して上下両面から均一に真空加圧する工程と、該均一
に真空加圧されているガラス基板の上下に前記耐熱シ−
ト及び耐熱ベルトを介して上・下熱板を接触させて該ガ
ラス基板を加熱し、もってシ−ル材を加熱固化させる工
程と、から成ることを特徴とし、本発明における液晶セ
ルのギャップ出し装置は、固定された下熱板の上方に上
熱板を昇降可能にして配設し、該上・下熱板の間位置
に、熱伝導性のよい耐熱ベルトを掛け廻したベルトコン
ベヤを左右に貫通させて配置し、該ベルトコンベヤの耐
熱ベルトと前記上熱板との間位置に、前記上熱板を上下
に貫通可能にした貫通開口を有すると共に該貫通開口の
下端に前記耐熱ベルトと同一材質で成る耐熱シ−トを張
設した枠体を昇降可能に配置し、該枠体の下面周縁部に
環状パッキンを設けると共に該枠体における環状パッキ
ンと前記耐熱シ−トの周端との間位置に、上下に貫通す
る吸引孔を穿設し、該吸引孔を配管チュ−ブを介して真
空源に連通させたことを特徴とするものである。
めに本発明における液晶セルのギャップ出し方法は、熱
伝導性のよい耐熱ベルト上にギャップ出し前のガラス基
板を載置した後該耐熱ベルトと同一材質で成る耐熱シ−
トを、該ガラス基板を包み込んで該耐熱ベルトに被せ密
封する工程と、該密封された密閉空間内を真空減圧して
密閉空間内のガラス基板を耐熱シ−ト及び耐熱ベルトを
介して上下両面から均一に真空加圧する工程と、該均一
に真空加圧されているガラス基板の上下に前記耐熱シ−
ト及び耐熱ベルトを介して上・下熱板を接触させて該ガ
ラス基板を加熱し、もってシ−ル材を加熱固化させる工
程と、から成ることを特徴とし、本発明における液晶セ
ルのギャップ出し装置は、固定された下熱板の上方に上
熱板を昇降可能にして配設し、該上・下熱板の間位置
に、熱伝導性のよい耐熱ベルトを掛け廻したベルトコン
ベヤを左右に貫通させて配置し、該ベルトコンベヤの耐
熱ベルトと前記上熱板との間位置に、前記上熱板を上下
に貫通可能にした貫通開口を有すると共に該貫通開口の
下端に前記耐熱ベルトと同一材質で成る耐熱シ−トを張
設した枠体を昇降可能に配置し、該枠体の下面周縁部に
環状パッキンを設けると共に該枠体における環状パッキ
ンと前記耐熱シ−トの周端との間位置に、上下に貫通す
る吸引孔を穿設し、該吸引孔を配管チュ−ブを介して真
空源に連通させたことを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。架台１上の四隅にはガイドロ
ッド２、２が立設されており、該ガイドロッド２、２の
上端間には上フレ−ム３が固定して設けられている。こ
の上フレ−ム３の中央部には図示されない圧力調節弁を
介して設定圧力を維持するようにされたエヤ−シリンダ
４が下向きに取付けられており、該エヤ−シリンダ４の
押出しロッド５の先端には、前記ガイドロッド２、２に
係合されると共に下面中央部に上加熱板６を取付けた可
動フレ−ム７が固着されている。
基づいて詳しく説明する。架台１上の四隅にはガイドロ
ッド２、２が立設されており、該ガイドロッド２、２の
上端間には上フレ−ム３が固定して設けられている。こ
の上フレ−ム３の中央部には図示されない圧力調節弁を
介して設定圧力を維持するようにされたエヤ−シリンダ
４が下向きに取付けられており、該エヤ−シリンダ４の
押出しロッド５の先端には、前記ガイドロッド２、２に
係合されると共に下面中央部に上加熱板６を取付けた可
動フレ−ム７が固着されている。
【０００６】さらに前記架台１上部におけるガイドロッ
ド２、２の前後内側には、左右方向に延びる取付けフレ
−ム８、８Ａが間隔をおいて設けられており、該架台１
における取付けフレ−ム８、８Ａの間位置でかつ前記上
熱板６に対応する位置（中央部）には、取付台９を介し
て下熱板１０が設けられている。また前記取付けフレ−
ム８、８Ａの左右両端上部には、コンベヤフレ−ム１
１、１１Ａが立設されており、該コンベヤフレ−ム１
１、１１Ａ間には前記下熱板１０と上熱板６との間に貫
通する耐熱ベルト１２を掛け渡すベルトコンベヤ１３が
設けられている。なお該耐熱ベルト１２はガラス繊維を
編んで０．２mm程度の厚さにしたシ−トの表面にテフロ
ンをコ−ティングした熱伝導性のよい耐熱ベルトにされ
ている。また前記取付けフレ−ム８、８Ａ上部における
コンベヤフレ−ム１１、１１Ａ位置よりも内側位置に
は、図示されない圧力調節弁を介して設定圧力を維持す
るようにされたテンションエヤ−シリンダ１４、１４Ａ
が上向きにして設けられており、そのピストンロッド１
５、１５Ａ上端にはテンションロ−ラ１６、１６Ａが回
転可能にして取付けられている。なおテンションロ−ラ
１６、１６Ａはテンションエヤシリンダ１４、１４Ａが
伸長作動された状態で図１に示すように前記耐熱ベルト
１２が下熱板１０に接触しないように下熱板１０から５
〜１０ｍｍ離して支持する高さにされている。
ド２、２の前後内側には、左右方向に延びる取付けフレ
−ム８、８Ａが間隔をおいて設けられており、該架台１
における取付けフレ−ム８、８Ａの間位置でかつ前記上
熱板６に対応する位置（中央部）には、取付台９を介し
て下熱板１０が設けられている。また前記取付けフレ−
ム８、８Ａの左右両端上部には、コンベヤフレ−ム１
１、１１Ａが立設されており、該コンベヤフレ−ム１
１、１１Ａ間には前記下熱板１０と上熱板６との間に貫
通する耐熱ベルト１２を掛け渡すベルトコンベヤ１３が
設けられている。なお該耐熱ベルト１２はガラス繊維を
編んで０．２mm程度の厚さにしたシ−トの表面にテフロ
ンをコ−ティングした熱伝導性のよい耐熱ベルトにされ
ている。また前記取付けフレ−ム８、８Ａ上部における
コンベヤフレ−ム１１、１１Ａ位置よりも内側位置に
は、図示されない圧力調節弁を介して設定圧力を維持す
るようにされたテンションエヤ−シリンダ１４、１４Ａ
が上向きにして設けられており、そのピストンロッド１
５、１５Ａ上端にはテンションロ−ラ１６、１６Ａが回
転可能にして取付けられている。なおテンションロ−ラ
１６、１６Ａはテンションエヤシリンダ１４、１４Ａが
伸長作動された状態で図１に示すように前記耐熱ベルト
１２が下熱板１０に接触しないように下熱板１０から５
〜１０ｍｍ離して支持する高さにされている。
【０００７】さらに前記取付けフレ−ム８、８Ａにおけ
る中央上部には、図示されない圧力調節弁を介して設定
圧力を維持するようにされたエヤ−シリンダ１７、１７
Ａが上向きにして取付けられており、該エヤ−シリンダ
１７、１７Ａの押出しロッド１８、１８Ａの先端にはＬ
字状の載置部材１９、１９Ａが対向して設けられてい
る。該載置部材１９、１９Ａ間には前記上熱板６を上下
に貫通可能にした貫通開口２０Ａを有する額縁状の枠体
２０が前記耐熱ベルト１２の上方に位置して固定されて
おり、該枠体２０の貫通開口２０Ａ下部は、前記耐熱ベ
ルト１２と同じ熱伝導性のよい材質で作られた耐熱シ−
ト２１が枠状パッキン２２及び下面に図示されない通気
溝を切ったシ−ト押え２３を介してボルト締めして張設
されている。
る中央上部には、図示されない圧力調節弁を介して設定
圧力を維持するようにされたエヤ−シリンダ１７、１７
Ａが上向きにして取付けられており、該エヤ−シリンダ
１７、１７Ａの押出しロッド１８、１８Ａの先端にはＬ
字状の載置部材１９、１９Ａが対向して設けられてい
る。該載置部材１９、１９Ａ間には前記上熱板６を上下
に貫通可能にした貫通開口２０Ａを有する額縁状の枠体
２０が前記耐熱ベルト１２の上方に位置して固定されて
おり、該枠体２０の貫通開口２０Ａ下部は、前記耐熱ベ
ルト１２と同じ熱伝導性のよい材質で作られた耐熱シ−
ト２１が枠状パッキン２２及び下面に図示されない通気
溝を切ったシ−ト押え２３を介してボルト締めして張設
されている。
【０００８】また前記枠体２０の下面周縁には、環状パ
ッキン２４が設けられており、該枠体２０における環状
パッキン２４と前記耐熱シ−ト２１の周端間位置には上
下に貫通する吸引孔２５が穿設されている。該吸引孔２
５は、前記上フレ−ム３の上部に取付けた真空吸引圧力
調節機構を有する真空源２６に配管チュ−ブ２７を介し
て連通接続されている。なお、図中Ｗは上下２枚のガラ
ス板をギャップのある状態にしてその周辺部をシ−ルし
たガラス基板である。
ッキン２４が設けられており、該枠体２０における環状
パッキン２４と前記耐熱シ−ト２１の周端間位置には上
下に貫通する吸引孔２５が穿設されている。該吸引孔２
５は、前記上フレ−ム３の上部に取付けた真空吸引圧力
調節機構を有する真空源２６に配管チュ−ブ２７を介し
て連通接続されている。なお、図中Ｗは上下２枚のガラ
ス板をギャップのある状態にしてその周辺部をシ−ルし
たガラス基板である。
【０００９】このように構成されたものについてその作
動を説明する。図において上・下熱板６、１０は約１８
０℃に加熱された状態で、ベルトコンベヤ１３の一側に
おける耐熱ベルト１２上部に、ギャップ出し前のガラス
基板Ｗが載置されるとベルトコンベヤ１３が作動してガ
ラス基板Ｗを下熱板１０と耐熱シ−ト２１との間位置に
移動させて停止し、図１の状態にされる。次にエヤ−シ
リンダ１７、１７Ａが縮引作動して載置部材１９、１９
Ａ及び枠体２０と共に耐熱シ−ト２１を下降させ、ガラ
ス基板Ｗが枠体２０の貫通開口２０Ａに嵌まり込むよう
にして下降させてゆく、これにより耐熱シ−ト２１がガ
ラス基板Ｗの上部に被せられて、これを包み込むと共に
シ−ト押え２３が耐熱ベルト２３上面に接触し、さらに
下降を続け耐熱ベルト１２の下面が下熱板１０の上面に
接触される。これにより図４に示すようにガラス基板Ｗ
と枠状パッキン２２との間、及び枠状パッキン２２と環
状パッキン２４との間に密閉空間Ｒ、Ｒが画成される。
動を説明する。図において上・下熱板６、１０は約１８
０℃に加熱された状態で、ベルトコンベヤ１３の一側に
おける耐熱ベルト１２上部に、ギャップ出し前のガラス
基板Ｗが載置されるとベルトコンベヤ１３が作動してガ
ラス基板Ｗを下熱板１０と耐熱シ−ト２１との間位置に
移動させて停止し、図１の状態にされる。次にエヤ−シ
リンダ１７、１７Ａが縮引作動して載置部材１９、１９
Ａ及び枠体２０と共に耐熱シ−ト２１を下降させ、ガラ
ス基板Ｗが枠体２０の貫通開口２０Ａに嵌まり込むよう
にして下降させてゆく、これにより耐熱シ−ト２１がガ
ラス基板Ｗの上部に被せられて、これを包み込むと共に
シ−ト押え２３が耐熱ベルト２３上面に接触し、さらに
下降を続け耐熱ベルト１２の下面が下熱板１０の上面に
接触される。これにより図４に示すようにガラス基板Ｗ
と枠状パッキン２２との間、及び枠状パッキン２２と環
状パッキン２４との間に密閉空間Ｒ、Ｒが画成される。
【００１０】この状態で真空源２６が作動して配管チュ
−ブ２７及び吸引孔２５を介して密閉空間Ｒ、Ｒ内の空
気が吸引されて減圧状態となり耐熱シ−ト２１が大気圧
により押圧されガラス基板Ｗ上面に密着し、耐熱ベルト
１２が大気圧により押圧されガラス基板Ｗの下面に密着
し、ガラス基板Ｗの周端を含む全面を均一に加圧して反
りや変形を起こさずにギャップ出しを行うことになる。
さらにガラス基板Ｗの均一加圧が始まると同時にエヤ−
シリンダ４が作動して可動フレ−ム７を介して上熱板６
が下降される。これにより上熱板６の下面が加圧状態と
なっている耐熱シ−ト２１の上面に密着するまで下降す
る。この時のエヤ−シリンダ４の押付け力は上熱板６の
自重がガラス基板Ｗに掛る程度にされていて装置に大き
な反力が掛らないようになっている。これによりガラス
基板Ｗは耐熱シ−ト２１及び耐熱ベルト１２を介して上
下から同一温度で加熱され、所定時間経過することによ
りギャップ出しをした状態でガラス基板Ｗのシ−ルが加
熱固化される。なお耐熱ベルト１２及び耐熱シ−ト２１
の材質は、シリコン、あるいはフッ素等耐熱性及び可撓
性を持つものであれば代用可能である。
−ブ２７及び吸引孔２５を介して密閉空間Ｒ、Ｒ内の空
気が吸引されて減圧状態となり耐熱シ−ト２１が大気圧
により押圧されガラス基板Ｗ上面に密着し、耐熱ベルト
１２が大気圧により押圧されガラス基板Ｗの下面に密着
し、ガラス基板Ｗの周端を含む全面を均一に加圧して反
りや変形を起こさずにギャップ出しを行うことになる。
さらにガラス基板Ｗの均一加圧が始まると同時にエヤ−
シリンダ４が作動して可動フレ−ム７を介して上熱板６
が下降される。これにより上熱板６の下面が加圧状態と
なっている耐熱シ−ト２１の上面に密着するまで下降す
る。この時のエヤ−シリンダ４の押付け力は上熱板６の
自重がガラス基板Ｗに掛る程度にされていて装置に大き
な反力が掛らないようになっている。これによりガラス
基板Ｗは耐熱シ−ト２１及び耐熱ベルト１２を介して上
下から同一温度で加熱され、所定時間経過することによ
りギャップ出しをした状態でガラス基板Ｗのシ−ルが加
熱固化される。なお耐熱ベルト１２及び耐熱シ−ト２１
の材質は、シリコン、あるいはフッ素等耐熱性及び可撓
性を持つものであれば代用可能である。
【００１１】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
ガラス基板を耐熱ベルトと耐熱シ−トにより密封し、こ
の密閉空間内を真空減圧してガラス基板の上下両面から
均一に真空加圧をし、ギャップ出しをした状態で上・下
熱板によりガラス基板の上下面を加熱してガラス基板の
シ−ルを加熱固化させる構成にしたからガラス基板の均
一加圧ギャップ出しを精度よくできかつ装置を簡素化で
きると共に上・下熱板の面精度を高くする必要もなくな
る等種々の効果がある。
ガラス基板を耐熱ベルトと耐熱シ−トにより密封し、こ
の密閉空間内を真空減圧してガラス基板の上下両面から
均一に真空加圧をし、ギャップ出しをした状態で上・下
熱板によりガラス基板の上下面を加熱してガラス基板の
シ−ルを加熱固化させる構成にしたからガラス基板の均
一加圧ギャップ出しを精度よくできかつ装置を簡素化で
きると共に上・下熱板の面精度を高くする必要もなくな
る等種々の効果がある。
【図１】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図３】ギャップ出し前の状態を示す図２のＢ部拡大図
である。
である。
【図４】ギャップ出しを実施している状態を示す図３の
Ｃ部拡大図である。
Ｃ部拡大図である。
６ 上熱板
１０ 下熱板
１２ 耐熱ベルト
１３ ベルトコンベヤ
２０ 枠体
２０Ａ 貫通開口
２１ 耐熱シ−ト
２４ 環状パッキン
２５ 吸引孔
２６ 真空源
２７ 配管チュ−ブ
Ｗ ガラス基板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G02F 1/13 101
B30B 12/00
B30B 15/34
G02F 1/1339 505
Claims (2)
- 【請求項１】 熱伝導性のよい耐熱ベルト上にギャップ
出し前のガラス基板を載置した後該耐熱ベルトと同一材
質で成る耐熱シ−トを、該ガラス基板を包み込んで該耐
熱ベルトに被せ密封する工程と、該密封された密閉空間
内を真空減圧して密閉空間内のガラス基板を耐熱シ−ト
及び耐熱ベルトを介して上下両面から均一に真空加圧す
る工程と、該均一に真空加圧されているガラス基板の上
下に前記耐熱シ−ト及び耐熱ベルトを介して上・下熱板
を接触させて該ガラス基板を加熱し、もってシ−ル材を
加熱固化させる工程と、から成ることを特徴とする液晶
セルのギャップ出し方法 - 【請求項２】 固定された下熱板１０の上方に上熱板６
を昇降可能にして配設し、該上・下熱板６、１０の間位
置に、熱伝導性のよい耐熱ベルト１２を掛け廻したベル
トコンベヤ１３を左右に貫通させて配置し、該ベルトコ
ンベヤ１３の耐熱ベルト１２と前記上熱板６との間位置
に、前記上熱板６を上下に貫通可能にした貫通開口２０
Ａを有すると共に該貫通開口２０Ａの下端に前記耐熱ベ
ルト１２と同一材質で成る耐熱シ−ト２１を張設した枠
体２０を昇降可能に配置し、該枠体２０の下面周縁部に
環状パッキン２４を設けると共に該枠体２０における環
状パッキン２４と前記耐熱シ−ト２１の周端との間位置
に、上下に貫通する吸引孔２５を穿設し、該吸引孔２５
を配管チュ−ブ２７を介して真空源２６に連通させたこ
とを特徴とする液晶セルのギャップ出し装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05605898A JP3386712B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05605898A JP3386712B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237597A JPH11237597A (ja) | 1999-08-31 |
| JP3386712B2 true JP3386712B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=13016494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05605898A Expired - Fee Related JP3386712B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 液晶セルのギャップ出し方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3386712B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010070365A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Panasonic Corp | 基板搬送装置 |
| CN106739298A (zh) * | 2016-12-23 | 2017-05-31 | 深圳市福和达自动化有限公司 | 一种硅胶腔体结构 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP05605898A patent/JP3386712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11237597A (ja) | 1999-08-31 |
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