JP2010070365A - 基板搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板と基板に実装された電子部品との接合部の温度を搬送中も維持できるようにした基板搬送装置を提供する。
【解決手段】基板3の搬送経路の下方にヒータブロック10を配置し、ヒータブロック10の上面に複数の直接加熱面13を形成した。直接加熱面13は基板3の搬送方向に適宜間隔を置いて配置されており、搬送中の基板3が鉛直上方に到達するとヒータブロック10を上昇させて直接加熱面13を基板3の裏面に接触させる。これにより基板3は直接的に加熱されるので、輻射熱によって間接的に加熱するだけの場合より温度の維持管理が容易である。
【選択図】図1

Description

本発明は、前工程で電子部品が実装された基板を後工程に搬送する装置に関するものである。
部品実装後の基板の搬送を行う基板搬送装置として、搬送中の基板を下方に置かれたポストヒート手段によって加熱するものがある(特許文献1)。これは、実装時に加熱された部品と基板が搬送の過程で自然冷却されると、部品と基板の熱膨張率の差によって両者の接合部に発生した応力が接合不良の問題を引き起こしてしまうことから、これを防止するために実装後の両者の温度を維持することを目的としたものである。
特許第3857949号公報
特許文献1に開示された基板搬送装置では、搬送中の基板の下方に配置されたポストヒート手段は輻射熱で加熱を行う構成となっているが、特に搬送距離が長くなるほど接合部の温度維持に必要なポストヒート手段の発熱量が増大し、非経済的であるとともに、ポストヒート手段の周囲に配置されている機器等に熱が重大な影響を与えるおそれがある。また接合部の温度管理が極めて困難である。
本発明は、基板と基板に実装された部品との接合部の温度を搬送中も維持できるようにした基板搬送装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の基板搬送装置は、部品実装後の基板の搬送を行う基板搬送装置であって、基板を所定の方向に送り出して搬送する基板送り出し手段と、搬送中の基板を下方から直接的に加熱する基板加熱手段を備えた。
請求項2に記載の基板搬送装置は請求項1に記載の基板搬送装置であって、前記基板加熱装置が、基板の送り出しが行われているときに基板から離れた位置で基板を間接的に加熱し、送り出しが一時的に中断されたときに基板の下面に接触して基板を直接的に加熱する。
請求項3に記載の基板搬送装置は請求項1に記載の基板搬送装置であって、上面に載置した基板の送り出しを行うコンベアベルトの下面にヒータブロックを接触させて配置し、前記ヒータブロックによって加熱された前記コンベアベルトによって基板を直接的に加熱する。
請求項4に記載の基板搬送装置は請求項1に記載の基板搬送装置であって、鉛直上方から基板送り出し方向寄りに傾いた方向に噴出する熱気によって基板を送り出すとともに基板の下面に接触した熱気によって基板を直接的に加熱する。
搬送中の基板に輻射熱による間接的な加熱以外の直接的な加熱を行うことで、保温効果が高まるとともに温度管理が容易となる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1乃至3は本発明の第1の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図、図4は本発明の第2の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図、図5は本発明の第3の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図である。
最初に本発明の第1の実施形態の基板搬送装置について図1乃至3を参照して説明する。基板搬送装置1は、前工程において電子部品2が実装された基板3を水平に張られた2本のコンベアベルト4にキャリア5を介して載置し、後工程に搬送する装置である。コンベアベルト4はモータ6によって作動し、載置した基板3を水平に搬送する。2本のコンベアベルト4は間隔をおいて配置されており、それぞれのコンベアベルト4にキャリア5の両側部が載置される。各コンベアベルト4の側方に配置されたガイドレール7が搬送中の基板3の位置を規制する。
ヒータブロック10は縦方向(基板3の搬送方向)に長い板状体であり、搬送中の基板3を下方から加熱する基板加熱手段である。ヒータブロック10はエアシリンダ11のピストンロッド12の先端と連結され、ピストンロッド12の伸縮によって鉛直方向に移動する。ヒータブロック10は凹凸のある上面を備え、高い位置にある直接加熱面13が縦方向に適宜距離をおいて複数形成されている。図2はピストンロッド12を伸ばしたときに直接加熱面13の位置を示し、鉛直上方に移動した直接加熱面13は、キャリア5の中央に設けられた空間14を通って基板3の裏面に接触し、基板3を直接的に加熱する。
ヒータブロック10は基板3の搬送中は図1に示すようにキャリア5と干渉しない位置まで下降させておき、空間14を通して輻射熱で基板3を間接的に加熱する。搬送中の基板3が直接加熱面13の鉛直上方となる位置まで到達したら基板3を一時停止させ、ヒータブロック10を上昇させて基板3を直接的に加熱する。直接加熱を開始して所定時間が経過したらヒータブロック10を下降させ、基板3の搬送を再開する。このように基板3はヒータブロック10による間接加熱と直接加熱を繰り返し受けながら搬送される。
ヒータブロック10は、図3に示すように直接加熱面13ごとに複数のブロック15に分割し、それぞれのブロック15にピストンロッド16とエアシリンダ17を配置し、各ブロック15が独立して昇降するように構成することもできる。
次に本発明の第2の実施形態の基板搬送装置について図4を参照して説明する。基板搬送装置20は、基板3の幅と略同等の幅を有する幅広なコンベアベルト21の下面に接触するようにヒータブロック22を配置し、コンベアベルト21の上面に基板3を直接載せて搬送する構成となっている。コンベアベルト21はコンベアモータ23の駆動によってヒータブロック22の上面を擦動し、上面に載せた基板3を水平に搬送する。コンベアベルト21はヒータブロック22の熱によって変形や変質しない耐熱性を備え、基板3を搬送するとともにヒータブロック22の熱を基板3に伝える。コンベアベルト21は常時ヒータブロック22と接触しているため、基板3はヒータブロック22によって直接加熱されたコンベアベルト21によって常時直接加熱された状態で搬送される。
最後に次に本発明の第3の実施形態の基板搬送装置について図5を参照して説明する。基板搬送装置30は、ヒータブロック31によって加熱されたエアの噴出しによって基板3を宙に浮かせた状態で搬送する構成となっている。ヒータブロック31には複数のエアノズル32が基板3の搬送方向および基板3の幅方向に整列して内蔵されている。これらのエアノズル32はヒータブロック31の上面に開口し、鉛直上方から基板搬送方向寄りに傾いた方向をエア噴出し方向としている。ヒータブロック31の外部から各エアノズル32に送られた圧縮エアはヒータブロック31によって加熱され、熱気となってヒータブロック31の上面から噴出する。基板3はこの熱気によって直接的に加熱されるとともにヒータブロック31の上空に浮いた状態となって搬送方向に押し出される。
一対のガイドレール33の上部には断熱性を有するカバー34が架設されており、ヒータブロック31の上部に閉鎖的な空間35を形成している。この空間35にはエアノズル32から噴出された熱気とさらにヒータブロック31の輻射熱によって加熱されたエアが充満し、基板3の保温効果を高めている。なお、カバー34の上流側は基板3を搬入するために開放されている。また空間35は完全には閉鎖されておらず、上流側と下流側が開放されており、基板3の搬送方向へのエアの流れが妨げられないようになっている。
第1の実施形態と第2の実施形態では、コンベアベルト4、21が基板を所定の方向に送り出して搬送する基板送り出し手段を構成し、第3の実施形態では鉛直上方から基板送り出し方向寄り傾いた方向に噴出する熱気が基板送り出し手段を構成している。また、第1の実施形態のヒータブロック10の直接加熱面13は搬送中の基板を下方から直接的に加熱する基板加熱手段を構成し、第2の実施形態では、これがヒータブロック22およびヒータブロック22によって直接加熱されたコンベアベルト21で構成されている。第3の実施形態ではエアノズル32から噴出した熱気が基板を下方から直接的に加熱する基板加熱手段を構成している。
部品実装後の高温状態にある電子部品と基板を保温する場合、基板の下面から輻射熱のみで加熱する従来の方法では非効率であるとともに温度管理が困難であったが、第1の実施形態のように輻射熱による間接的な加熱の途中に直接的な加熱を付与することで、ヒータブロック10の過大な発熱量を必要とせずに保温効果を高めることができる。また、ヒータブロック10の温度は既知であるので、直接加熱面13と基板3との接触時間を管理することで基板3の温度管理が可能である。第2、第3の実施形態では、搬送中の基板3は輻射熱以外の熱によって直接的に加熱された状態にあり、第1の実施形態の場合と同様に保温効果が高く、また温度管理も容易である。
本発明は、熱圧着を含む複数の工程を経て電子部品を基板に実装する分野において有用である。
本発明の第1の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図 本発明の第1の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図 本発明の第1の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図 本発明の第2の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図 本発明の第3の実施形態の基板搬送装置の構成を示す図
符号の説明
1、20、30 基板搬送装置
2 電子部品
3 基板
4、21 コンベアベルト
10、22、31 ヒータブロック
13 直接加熱面
32 エアノズル

Claims (4)

  1. 部品実装後の基板の搬送を行う基板搬送装置であって、
    基板を所定の方向に送り出して搬送する基板送り出し手段と、搬送中の基板を下方から直接的に加熱する基板加熱手段を備えたことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記基板加熱装置が、基板の送り出しが行われているときに基板から離れた位置で基板を間接的に加熱し、送り出しが一時的に中断されたときに基板の下面に接触して基板を直接的に加熱することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 上面に載置した基板の送り出しを行うコンベアベルトの下面にヒータブロックを接触させて配置し、前記ヒータブロックによって加熱された前記コンベアベルトによって基板を直接的に加熱することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  4. 鉛直上方から基板送り出し方向寄りに傾いた方向に噴出する熱気によって基板を送り出すとともに基板の下面に接触した熱気によって基板を直接的に加熱することを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
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